Casio XJ-L8300HN 取扱説明書

カテゴリー
テレビ
タイプ
取扱説明書
DATA PROJECTOR
XJ-L8300HN
取扱説明書
本製品をご使用になる前に「安全のために」をお読みになり、正しくお使いください。
本書は必要なときにいつでも参照できるように、安全な場所に保管しておいてください。
本書の最新版は、下記のウェブサイトをご覧ください。
http://world.casio.com/manual/projector/
2
• DLP は米国 Texas Instruments 社の登録商標です。
• HDMIHDMI ロゴ、High-Definition Multimedia Interface HDMI Licensing, LLC の商標お
よび登録商標です。
• HDBaseT™ および HDBaseT Alliance ロゴは HDBaseT Alliance の商標です。
• Blu-ray™ およびロゴは Blu-ray Disc Association の商標です。
• PJLink は、日本、米国その他の国や地域における出願商標または登録商標です。
• CrestronCrestron ConnectedCrestron Connected ロゴは米国 Crestron Electronics, Inc.
の登録商標です。
• AMX は米国 AMX LLC の登録商標です。
• XGA は米国 IBM コーポレーションの登録商標です。
その他本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
本書の一部または全部を複製することは禁止されています。 本書は、お客様ご自身でご使用
になるためにのみお使いください。 CASIO COMPUTER CO., LTD. の文書による許可がない
場合は、それ以外の使用は一切認められません。
• CASIO COMPUTER CO., LTD. は、本製品または本書を使用した結果生じた利益の喪失や第
三者からの苦情について一切責任を負いません。
• CASIO COMPUTER CO., LTD. は、本製品の故障または補修に起因するデータの消失、また
はその他の理由によるデータの消失によって生じた損失または利益の喪失について一切責任
を負いません。
本書に使用されているサンプル画面は参照用であり、実際の画面とは異なる場合がありま
す。
3 目次
目次
安全にお使いいただくために .............................................................................................. 4
レーザーと高温に関する注意(プロジェクターのラベルをご覧ください) ...................... 11
その他のご注意 ................................................................................................................. 12
はじめに ............................................................................................................................ 14
パッケージ内容 ......................................................................................................... 14
プロジェクター外観ビュー....................................................................................... 15
制御装置および機能 .................................................................................................. 16
プロジェクターの設置 ....................................................................................................... 18
設置場所の選択 ......................................................................................................... 18
投写画像サイズの調整 .............................................................................................. 18
プロジェクターの取り付け ....................................................................................... 20
投写画像の調整......................................................................................................... 21
接続 ................................................................................................................................... 22
操作 ................................................................................................................................... 26
プロジェクターの起動 .............................................................................................. 26
メニューの使用方法 .................................................................................................. 27
プロジェクターの保護 .............................................................................................. 28
入力信号の切り替え .................................................................................................. 30
プロジェクターをシャットダウンする ..................................................................... 30
メニューの操作 ................................................................................................................. 31
ピクチャメニュー ..................................................................................................... 31
表示メニュー ............................................................................................................ 34
設置メニュー ............................................................................................................ 35
システム設定: 基本メニュー ................................................................................... 36
システム設定: 詳細メニュー ................................................................................... 36
情報メニュー ............................................................................................................ 38
プロジェクターの遠隔操作 ............................................................................................... 39
プロジェクター RS-232C の制御 ...................................................................................... 43
メンテナンス ..................................................................................................................... 48
プロジェクターのお手入れ ....................................................................................... 48
光源ユニットについて .............................................................................................. 49
トラブルシューティング ................................................................................................... 51
仕様 ................................................................................................................................... 52
プロジェクターの仕様 .............................................................................................. 52
外形寸法 .................................................................................................................... 53
タイミングチャート.................................................................................................. 54
4 安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために
アイコンの例
ご使用中の注意
安全のために
安全記号について
お客様に本製品を安全にご使用いただくために、また周囲の物品が破損したりしないように、
取扱説明書および本製品にはさまざまな記号が使用されています。各記号の意味を以下に紹
介します。
危険 この記号は、注意に従わなければ死亡または重症に至ることを示していま
す。
警告 この記号は、注意に従わなければ死亡または重症を負う危険性があること
を示しています。
三角形は注意して行う行為を意味します。ここに示す例は、感電に注意する必要があ
ることを意味します。
円形に斜線が入った記号は、行うべきでない行為を意味します。具体的な行為は、円
形の内側に図で示されています。ここに示す例では、解体が禁止されていることを意
味します。
黒い円は、行うべき行為を意味します。具体的な行為は、円形の内側に図で示されて
います。ここに示す例では、コンセントから電源コードを抜くよう指示しています。
警告
小さいお子様が近くにいる場合、特にお子様がプロジェクターに手を触れな
いように、大人の方が注意してください。
煙、異臭、熱、その他の異常
煙、異臭、その他の異常に気付いたら、直ちにプロジェクターのご使用をお止めくだ
さい。火災や感電の原因となります。すぐに次のことを行ってください。
1. プロジェクターの電源を抜きます。
2. 販売店または「修理に関するお問合せ先」にお問い合わせください。
故障
プロジェクターを正しく使用しているにも係わらず、スクリーンに正常に画像が表示
されない、またはその他の異常が生じた場合は、直ちにプロジェクターのご使用をお
止めください。火災や感電の原因となります。すぐに次のことを行ってください。
1. プロジェクターの電源を切ります。
2. プロジェクターの電源を抜きます。
3. 販売店または「修理に関するお問合せ先」にお問い合わせください。
5 安全にお使いいただくために
電源コード
電源コードを誤用すると、火災や感電の原因となります。
常に次の点に注意してください。
プロジェクター付属のアクセサリだけをご使用ください。
プロジェクターに記載されている電圧と同じ電源をお使いください。
多数の機器を接続してオーバーロードの状態にしないでください。
ストーブの近くに電源コードを置かないでください。
プロジェクター用の電源コードを別の機器では使用しないでください。
プロジェクターと別の機器を同時に同じ電源で使用しないでください。延長コードをお使
いになる場合は、延長コードのアンペア数がこのプロジェクター消費量と合っているか確
認してください。
電源コードをまとめた状態でご使用にならないでください。
プロジェクターの電源コードを外すときに簡単に手が届きやすい場所にあるコンセントを
お使いください。
破損した電源コードを使用すると、火災や感電の原因となります。
常に次の点に注意してください。
電源コードの上に重たい物を載せたり、温めたりしないでください。
電源コードを壁やプロジェクターを設置したラックまたはテーブル等に固定しないでくだ
さい。また、クッション等を電源コードの上に載せないでください。
電源コードを加工したり、壊したり、折り曲げたりしないでください。
電源コードをひねったり、引っ張ったりしないでください。
濡れた手で電源コードに触れたり、プラグを抜いたりしないでください。感電の危険
性があります。
プロジェクターを購入された国でご使用になる場合は、必ず付属の電源コードをお使いく
ださい。国外でプロジェクターをご使用になる場合は、その国の電圧に合った電源コード
をご購入ください。その国の安全基準についてもご理解ください。
外出する際は、ペットやその他の動物がプロジェクターに近づかないようにして、コ
ンセントからプラグを抜いておいてください。電源コードを噛んで壊してしまうと、
ショートや火災の原因となります。
水と異物
プロジェクターに水がかからないようにしてください。火災や感電の原因となりま
す。
プロジェクターの上に水が入った花瓶やその他の入れ物を置かないでください。火災
や感電の原因となります。
プロジェクターの内部に水や異物(金属等)が入ると、火災や感電の原因となりま
す。プロジェクターの内部に何かが入った場合は、次のことを行ってください。
1. プロジェクターの電源を切ります。
2. プロジェクターの電源を抜きます。
3. 販売店または「修理に関するお問合せ先」にお問い合わせください。
6 安全にお使いいただくために
解体と改造
いかなる方法によっても、プロジェクターを解体したり、改造したりしないでくださ
い。プロジェクター内部には高圧部品が多数使用されており、感電や火傷の原因とな
ります。プロジェクターを解体したり、改造したりした結果生じた問題については、
保証の対象外であり、CASIO で補修を受けることはできません。
内部検査、調整、補修は、必ず購入された販売店または「修理に関するお問合せ先」に依頼
してください。
落下と衝撃
落下や誤用によりプロジェクターが故障したままで使用し続けると、火災や感電の原
因となります。すぐに次のことを行ってください。
1. プロジェクターの電源を切ります。
2. プロジェクターの電源を抜きます。
3. 販売店または「修理に関するお問合せ先」にお問い合わせください。
焼却
絶対にプロジェクターを火の中に投げ込まないでください。プロジェクターが爆発し
て火災やケガの原因となります。
プロジェクターの発光
ライトが点灯しているときには、絶対にレンズ、通気口を覗きこまないでください。
プロジェクターの電源を入れる際は、ロジェクターのレンズや通気口を誰も覗いて
いないか確認してください。プロジェクターから照射される強い光により、視覚障
害を負う場合があります。
拡大鏡、鏡、その他類似した物を使ってプロジェクターの光を曲げたり、反射させ
たりしないでください。また、プロジェクターの光が当たる場所にこれらの物を置
かないでください。拡散したり、反射したりした光が目に当たり視覚障害を負う場
合があります。
通気の遮断
通気を遮断しないでください。内部に熱がこもり、火災やプロジェクターの故障の原
因となります。高温になっているプロジェクターに手を触れると、火傷をする危険性
があります。常に次の点に注意してください。
プロジェクターと壁の間は 30 cm11.8 インチ)以上空けてください。プロジェクターの
周辺は 30 cm11.8 インチ)以上空けてください。
十分な通気が確保されにくい場所にはプロジェクターを設置しないでください。
プロジェクターを毛布などで覆わないでください。
プロジェクターは安定した場所に設置してお使いください。カーペット、毛布、タオル、
クッション、その他柔らかい物の上でプロジェクターを使用しないでください。
プロジェクターを使用しているときに、プロジェクターの真横に立たないでください。
プロジェクターのキャビネット
プロジェクターのキャビネットは絶対に開かないでください。感電の危険性がありま
す。
7 安全にお使いいただくために
お手入れ
プロジェクターのお手入れをする前に、電源を切り、コンセントからプラグを抜いて
ください。感電の危険性があります。
排気口
投写中は排気口が非常に熱くなります。絶対にお手を触れないでください。火傷をする危険
性があります。排気口付近についても同様です。プラスチック製の物や、その他熱に弱い物
をプロジェクターの近くや下に置かないでください。物が変形したり、退色したりする可能
性があります。
レンズカバー(プロジェクターにはレンズカバーが付いています)
プロジェクターの電源を入れる前に、レンズカバーを外してください。プロジェクターを使
用している間は、レンズカバーを閉めたままにしないでください。
設置場所
次のような場所にはプロジェクターを設置しないでください。火災や感電の原因となりま
す。
強く揺れる場所
湿気が高い場所やホコリの立ちやすい場所
台所や油煙の立ちやすい場所
ヒーター、電気カーペット、直射日光の当たる場所
高温または低温になる場所(作動温度は 5°C ~ 35°C (41°F ~ 95°F)
重い物
プロジェクターの上に重たいものを載せたり、プロジェクターの上に乗ったりしないでくだ
さい。火災や感電の原因となります。
プロジェクターを浴室やその他水のかかりやすい場所に設置しないでください。
不安定な場所
プロジェクターを不安定な場所や高い棚の上に置かないでください。落下すると、ケ
ガの原因となります。
プロジェクターをキャスター付きの台の上に載せないでください。
キャスター付きの台の上にプロジェクターを載せる場合は、キャスターをロックして動かな
いようにしてください。
落雷
落雷がある時には、プロジェクターの電源コードのプラグに手を触れないでください。
リモコン
いかなる方法によっても、リモコンを解体したり、改造したりしないでください。感
電、火傷、ケガの原因となります。内部検査、調整、補修は、必ず購入された販売店
または「修理に関するお問合せ先」に依頼してください。
リモコンは絶対に濡らさないでください。火災や感電の原因となります。
8 安全にお使いいただくために
近くで可燃性のガススプレーをお使いにならないでください。
プロジェクターの近く、またはプロジェクターに向けて可燃性のガススプレーを噴射
しないでください。ガスが発火して火災の原因となります。
電池に関する注意
危険
アルカリ電池から漏れ出した液体が目に入った場合は、すぐに次の処置を行ってくだ
さい。
1. 絶対に目をこすらないでください! 目をきれいな水で洗ってください。
2. すぐに医療機関を受診してください。すぐに処置を行わなければ、失明する危険性があ
ります。
警告
電池を誤用すると、液体が漏れ出し、周囲に付着します。または破裂する可能性があり、火
災やケガの原因となる場合があります。常に次の点に注意してください。
電池を分解すると、ショートする可能性があります。
電池を加熱したり、火の中に投げ込んだりしないでください。
古い電池と新しい電池を混ぜて使用しないでください。
異なるタイプの電池を混ぜて使用しないでください。
電池は絶対に充電しないでください。
電池は正しい方向に挿入してください。
使用済み電池
使用済みの電池は、すぐにリモコンから取り出してください。
リモコンを長期間使用する予定がない場合は、リモコンから電池を取り出してくだ
さい。
電池の処理
使用済みの電池は、お住まい地域の規則や条例に基づいて破棄してください。
プロジェクターの発光
ライトが点灯している間は、光を遮断しないでください。
ライトが点灯しているときには、絶対にレンズを覗きこまな
いでください。お子様がいる場合は特にご注意ください。
9 安全にお使いいただくために
リスクグループ 2
1. 明るい光源ですので、光線を見つめないでください。RG2 IEC 62471-5:2015
2. この製品からは、光放射が放出される可能性があります。
3. 作動中のランプを見つめないでください。視覚障害を起こす可能性があります。
光源について
プロジェクターの光源はレーザーを使用します。
光源の寿命は約 20,000 時間とされています。実際の寿命は使用条件、セットアップメ
ニューで構成された設定、各光源の差異などによって変わります。
光源は、保証書に記載された寿命、または 6,000 時間のどちらか短い方が保証されます。
光源が点灯しなくなったり、光源の輝度が著しく低下したりした場合は、光源の寿命であ
ることを意味します。交換については、販売店または「修理に関するお問合せ先」にお問
い合わせください。プロジェクターを解体したり、改造したりした結果生じた問題につい
ては、保証の対象外であり、CASIO で補修を受けることはできません。
10 安全にお使いいただくために
設置上のご注意
プロジェクターの電源コードを外すときに簡単に手が届きやすい場所にあるコンセントを
お使いください。
プロジェクターと壁の間は 30 cm11.8 インチ)以上空けてください。プロジェクターの
周辺は 30 cm11.8 インチ)以上空けてください。プロジェクターの周囲に物を置かない
でください。特にプロジェクターの通気口の周囲には絶対に物を置かないでください。
エアコンからの空気の流れによって、排気された熱がプロジェクターのレンズ周辺に当た
ると、投写画像が熱で歪むことがあります。そのような場合は、エアコンの通風を調整し
たり、プロジェクターを動かすなどしてください。
11 レーザーと高温に関する注意(プロジェクターのラベルをご覧ください)
レーザーと高温に関する注意(プロジェク
ターのラベルをご覧ください)
レーザーに関する注意
米国以外のラベル :このプロジェクターは、IEC 60825-1 2014 に準拠するクラス 1 レー
ザー装置です。
このプロジェクターにはレーザーモジュールが内蔵されています。解体したり、改造したり
すると非常に危険ですので絶対にこのような行為は行わないでください。
取扱説明書に記載されていない操作や調整を行うと、レーザー放射にさらされる危険があり
ます。
米国のラベル :このプロジェクターは、IEC 60825-1 2007 に準拠するクラス 3R レー
ザー装置です。
このプロジェクターにはレーザーモジュールが内蔵されています。解体したり、改造したり
すると非常に危険ですので絶対にこのような行為は行わないでください。
取扱説明書に記載されていない操作や調整を行うと、レーザー放射にさらされる危険があり
ます。
通気口に関する注意(ラベル
投写中は排気口が非常に熱くなります。排気口に手を触れると、通気が遮断されて
しまいます。
異物を押し込まないでください。
1
2
3
1
2
3
ラベル
ラベル
ラベル
プロジェクターの左側(後ろから見たとき)
12 その他のご注意
その他のご注意
このプロジェクターには、精密機器が使用されています。次の注意にしたがわなければ、
データを正しく保存し、不具合を回避することができなくなります。
プロジェクターは次の場所で使用したり、保管したりしないでください。プロジェクター
が故障したり、破損したりする危険性があります。
帯電しやすい場所
高温または低温になりやすい場所
湿度の高い場所
温度が突然変化しやすい場所
ホコリの立ちやすい場所
グラグラした、不安定で傾斜になった場所
濡れる可能性のある場所
油煙、その他の煙が立ちやすい場所
塩害になりやすい場所
腐食性ガスが発生する場所(温泉地の硫黄ガスなど)
リモコン受信機が蛍光灯、直射日光、その他強い光に晒されないようにしてください。強
い光を当てると故障の原因となります。
次の状況ではプロジェクターのご使用をお控えください。プロジェクターが故障したり、
破損したりする危険性のある状況。
高温または低温になりやすい場所は避けてください(動作温度範囲は 5°C 35°C (41°F
95°F)
プロジェクターの上に重たいものを載せたり、プロジェクターの上に乗ったりしないで
ください。
プロジェクターの内部に異物を挿入したり、落としたりしないでください。
プロジェクターの上に水が入った花瓶やその他の入れ物を置かないでください。
プロジェクターを設置するときや、設置のために底面の操作をするときは、本体の下に手
を挟まないようにご注意ください。
リモコンの中に消耗した電池を長時間入れたままにしないでください。
消耗した電池から液体が漏れて、リモコンの故障や破損の原因となる場合があります。電池
はリモコンの使用頻度に関わらず、1 年に 1 回は交換してください。
柔らかく乾いた布でお手入れしてください。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を水に混ぜたもので湿らした柔らかい布で拭いてください。
布はしっかりと絞ってからお使いください。シンナー、ベンジン、その他揮発性の素材でプ
ロジェクターのお手入れをしないでください。外側ケースのマークが剥がれたり、シミが
残ったりする可能性があります。
スクリーンのドット抜け
本商品は、非常に高度な技術を駆使して作られておりますが、スクリーンの一部が抜けてい
る場合があります。これは正常な状態であり、故障ではありません。
13 その他のご注意
投写中にプロジェクターに強い衝撃を与えないでください。
プロジェクターに強い衝撃を与えてしまうと、投写画像が一瞬消えてしまう場合がありま
す。その後画像は元に戻りますが、色が正常に表示されなかったり、エラーメッセージが表
示されたりする場合があります。
投写画像が正しい色で表示されない場合は、現在の入力機器を再度選択してください。それ
でも正しい色で表示されない場合は、一度プロジェクターの電源を切ってから再度オンにし
てください。
プロジェクターの近くにある電源をお使いください。プロジェクターは、電源コードにす
ぐに手が届く場所でお使いください。
プロジェクターを長時間(24 時間以上)ノンストップで使用したり、「設置上のご注意」
に従わない方法で使用した場合には、保証期間内であっても修理費用が発生する場合があ
ります。
高温環境、またはホコリ、油煙、タバコの煙、その他の煙が立つ場所でご使用になると、
光学エンジンなどの交換サイクルが短くなる場合があります。このような場合の交換につ
いては費用が発生しますのでご注意ください。交換サイクルや料金については、「修理に関
するお問合せ先」にお問い合わせください。
結露
プロジェクターを寒い場所から暖かい場所へ移動させたり、寒い部屋でヒーターを点火した
り、その他同様の状況においては、プロジェクターのレンズや内部で結露が生じ、投写画像
のピントが合わなかったり、故障やその他のトラブルが発生する場合があります。このよう
な場合は一旦プロジェクターを切り、結露が自然と解消されるのをお待ちください。そうす
ると、画像が正常に投写されるようになります。
外付け装置への給電
プロジェクターの電源を切ると、外部装置への電力供給も停止されます。また、本機がセル
フチェックのため再起動したり、オートパワーオフやエラーなどで電源が切れたりした場合
も、給電は停止します。使用している外部装置によっては、電源供給が遮断されることで編
集中のデータが消失したり、壊れたりする場合があります。プロジェクターが電力を供給し
ている外部機器にはデータを頻繁に保存する習慣をつけてください。CASIO COMPUTER
CO., LTD. はデータの消失や破損については、いかなる責任を負いません。
14 はじめに
はじめに
パッケージ内容
丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。不足しているも
のがある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。
標準アクセサリ
プロジェクター
リモコン YT-310
結束バンドセット × 2
試用乾電池(単三 × 2 本)
• AC 電源コード
• RGB ケーブル
「安全上のご注意」
「ご使用前にお読み下さい」
保証書 *
リモコンの電池の交換
1. カバーを指で押して、図に示す矢印の方向に持ち上
げます。
2. 古い電池を取り出して(該当する場合)AA(単 3
電池を 2 個挿入してください。図に示すとおり、極
性に注意してください。
3. 再びカバーを元に戻してください。カチッという音
がしたらカバーが閉まったことを意味しています。
付属のアクセサリは、お客様のお住まい地域でご使用いただけるタイプのものとなっております。
• * 証書は特定地域でしか提供しておりません。詳細は、本製品を購入された販売店へお問い合わせく
ださい。
リモコンや電池は台所、浴室、サウナ、サンルーム、車内など高温多湿の場所に放置しないでください
電池メーカーが推奨するものと同じか、または同種の電池以外は使用しないでください。
また、使用済みの電池は各自治体の回収規則にしたがって廃棄してください。
電池を火の中に投げ込まないでください。破裂の危険性があります。
電池が完全に消耗してしまったり、またはリモコンを長期間使用しないときには、液漏れによりリモコ
ンのコントロール部分が破損しないように電池は外しておいてください。
15 はじめに
プロジェクター外観ビュー
1. レンズシフト調整ノブ(左右、上下)
2. 通気口(熱気排気口)
3. フォーカスリング
4. ズームリング
5. 投写レンズ
6. 赤外線リモートセンサー
7. レンズカバー
8. POWER(電源インジケーターライト)/
TEMP(温度警告ライト)/LIGHT(ライ
トインジケーターライト)
50 ページの「インジケーター」を参照し
てください。
9. 通気口(冷風取り込み口)
10. RJ-45 LAN 入力ジャック
11. リモコンジャック
有線リモコン用です。
12. 12 VDC 出力端子
電動スクリーンライト コントロールなど
の電子デバイスを機能させます。
13. HDBaseT 入力ポート
14. RGB (PC) 信号出力ジャック
15. RGB (PC)/Component Video
(YPbPr/YCbCr) 信号入力ジャック
16. HDMI 1 入力ポート (HDCP 2.2)
17. HDMI 2 入力ポート
18. オーディオ出力ジャック
19. サービスポート
20. DC (5V 2A) 出力ポート
21. シリアルポート
22. 外部コントロールパネル
16 ページの「制御装置および機能」を参
照してください。
23. AC 電源ジャック
24. セキュリティバー
25. 高さ調整脚
26. 天井取り付け穴
6
6
25
26
26
5
3
2
4
7
1
25
26
26
24
2
9
8
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
23
22
16 はじめに
制御装置および機能
プロジェクターとリモコン
1. INPUT
入力選択バーが表示されます。
2. 矢印キー( 、 、
オンスクリーン ディスプレイ (OSD)
ニューが有効な場合、これらのキーを方
向指示のボタンとして使用し、メニュー
項目の選択や調整を行います。
3. PICTURE MODE
有効な画像設定モードを選択します。
4. 電源オン /スタンバイ
スタンバイモードと電源オンの状態を切
り替えます。
5. MENU
オン スクリーン ディスプレイ (OSD)
ニューをオンにします。
6. ENTER
選択したオン スクリーン ディスプレイ
(OSD) メニューのアイテムを確定します。
7. ESC
前の OSD メニューに戻ったり、終了して
メニュー設定を保存します。
8. キーライト
リモコンのバックライトを数秒間オンに
します。バックライトを点灯したままに
しておくには、バックライトが点灯して
いるときにその他のキーを押します。再
度キーを押すと、バックライトが消灯し
ます。
9. AUTO
表示画像に最適なタイミングを自動的に
決定します。
10. BLANK
スクリーン画像を消すために使用します。
投写中に投写レンズを他の物体で覆わないで
ください。その物体が過熱し、火災の原因と
なり危険です。
7
5
3
4
2
1
6
本書で説明するキーはすべて、リモコンまた
はプロジェクターにあります。
1
12
3
2
6
8
11
4
5
7
17
15
14
16
9
10
13
1212
18
底面
17 はじめに
リモコンの有効範囲
リモコンはプロジェクターの IR リモコン センサーに対して垂直に 30 度以内の角度に持たな
ければ、正しく作動しません。リモコンとセンサーの距離は、8 メートル(~ 26 フィート)
以内でなければなりません。
リモコンとプロジェクターの IR センサーの間に障害物があると、赤外線光線が届かない場合
があります。
11. MUTE
プロジェクターの音声をオン /オフに切り
替えます。
12. L. MODE
光源モードを選択します。
13. DEFAULT
現在の機能を初期値に戻します。
14. VOL+
プロジェクターの音量を上げます。
15. ASPECT
表示縦横比を選択します。
16. VOL-
プロジェクターの音量を下げます。
17. CONTRAST
コントラスト設定バーを表示します。
18. 有線リモコン用ポート
リモコン操作用にプロジェクターにケー
ブルを接続します。
正面からプロジェクターを操作する 背面からプロジェクターを操作する
+30º
18 プロジェクターの設置
プロジェクターの設置
設置場所の選択
プロジェクターの設置場所を決める際には、次のことに配慮してください。
スクリーンのサイズと位置
コンセントの位置
プロジェクターとその他のデバイスの間の位置と距離
このプロジェクターは、次の方法で設置できます。
プロジェクターの電源を入れた後、設置 > プロジェクターモードを選択し、 / を使って設定
を選択します。
投写画像サイズの調整
投写距離、ズーム設定、ビデオフォーマットにより投写画像サイズは変化します。レンズを
シフトするには、画像が正しい位置に表示されるようにプロジェクターのつまみを回して調
整します。
1. 正面
プロジェクターをスクリーンの正面に置いた
テーブルに設置します。これが最も一般的な
設定です。
3. 天井背面投写
プロジェクターを上下逆さにスクリーン背面
の天井に取り付けます。このような設置を行
うには、特殊な背面投写用スクリーンとプロ
ジェクター天井取り付けキットが必要です。
2. 天井正面投写
プロジェクターを上下逆さにスクリーン正面
の天井に取り付けます。プロジェクターを天
井に取り付ける際は、販売店よりプロジェク
ターの天井取り付けキットをご購入くださ
い。
4. 背面
プロジェクターをスクリーン背面に置いた机
の上に設置します。専用の背面投写スクリー
ンが必要です。
19 プロジェクターの設置
正面投写
スクリーンの縦横比は 16:9投写画像の縦横比は 16:9
ポートレートに位置を調整します 横方向に位置を調整します
A: レンズの中心から投写画像の下端までの距離(レンズシフトが上端に設定されているとき)
B: レンズの中心から投写画像の下端までの距離(レンズシフトが下端に設定されているとき)
C: レンズの中心の移動距離(レンズシフトが左端に設定されているとき)
D: レンズの中心の移動距離(レンズシフトが右端に設定されているとき)
E: プロジェクターからスクリーンまでの投写距離
F: 投写画像のサイズ
投写画像
サイズ 投写画像のサイズ (F) 投写距離 (E) オフセット
(A)
オフセット
(B)
オフセット
CD
対角 高さ 最短
(ワイド)
最長
(テレ)
インチ cm インチ cm インチ cm インチ cm インチ cm インチ cm インチ cm インチ cm
95 241 47 118 83 210 114 289 167 425 4.7 12 51.2 130 20.7 53
100 254 49 125 87 221 120 305 176 448 4.9 12 53.9 137 21.8 55
120 305 59 149 105 266 144 366 212 537 5.9 15 64.7 164 26.1 66
150 381 74 187 131 332 180 457 264 672 7.4 19 80.9 205 32.7 83
180 457 88 224 157 398 216 548 317 806 8.8 22 97.1 247 39.2 100
200 508 98 249 174 443 240 609 353 896 9.8 25 107.9 274 43.6 111
測定値はすべておよその値であり、実際のサイズにより変わります。
プロジェクターを特定場所に完全に固定したい場合は、本製品の光学特性を生かすために、実際のプロ
ジェクターを使って投写サイズと距離を物理的に試してから固定するようお勧めします。このように準備
しておくことによって、プロジェクターを最適な位置に設置することができます。
F
E
A90°
B
F
E
D
90°
C
F
20 プロジェクターの設置
レンズシフトの投写範囲
プロジェクターの取り付け
プロジェクターを取り付ける際は、天井取り付けキットをお使いになり、しっかりと安全に
取り付けるようお勧めします。
プロジェクターを取り付ける前に
プロジェクターの取り付けは、販売店にご依頼ください。お客様ご自身でプロジェクターを
取り付けると、落下するなどしてケガの原因となります。
地震などの際にプロジェクターが落下しないように、正しい手順で設置してください。
不適切な場所に天井取り付けキットを取り付けたことが原因で生じたダメージについては、
このプロジェクターの保証の対象とはなりません。
天井に取り付ける場合は、周囲の温度にご注意ください。ヒーターを使用する場合は、天井
周辺の温度が予想以上に高くなる場合があります。
トルク範囲については、取り付けキットの取扱説明書を最後までよくお読みください。推奨
範囲を超えてトルクを締め付けると、プロジェクターの故障の原因となり、結果的に落下す
る場合があります。
いつでも簡単にプロジェクターをシャットダウンできるように、コンセントが手に届く位置
にあるか確認してください。
ノブがカチッという音がしたら回すのを止めてください。それ以上回すと、ノブが壊れる可能性がありま
す。
画像を縦方向と横方向の両方に最大値まで動かすことはできません。
a a
b
b
d
c
a: 最大水平範囲 (H × 25%)
b: 最大垂直範囲 (V × 60%)
c: 画像の縦の 1/2
d: 画像の横の 1/2
  • Page 1 1
  • Page 2 2
  • Page 3 3
  • Page 4 4
  • Page 5 5
  • Page 6 6
  • Page 7 7
  • Page 8 8
  • Page 9 9
  • Page 10 10
  • Page 11 11
  • Page 12 12
  • Page 13 13
  • Page 14 14
  • Page 15 15
  • Page 16 16
  • Page 17 17
  • Page 18 18
  • Page 19 19
  • Page 20 20
  • Page 21 21
  • Page 22 22
  • Page 23 23
  • Page 24 24
  • Page 25 25
  • Page 26 26
  • Page 27 27
  • Page 28 28
  • Page 29 29
  • Page 30 30
  • Page 31 31
  • Page 32 32
  • Page 33 33
  • Page 34 34
  • Page 35 35
  • Page 36 36
  • Page 37 37
  • Page 38 38
  • Page 39 39
  • Page 40 40
  • Page 41 41
  • Page 42 42
  • Page 43 43
  • Page 44 44
  • Page 45 45
  • Page 46 46
  • Page 47 47
  • Page 48 48
  • Page 49 49
  • Page 50 50
  • Page 51 51
  • Page 52 52
  • Page 53 53
  • Page 54 54
  • Page 55 55
  • Page 56 56
  • Page 57 57
  • Page 58 58

Casio XJ-L8300HN 取扱説明書

カテゴリー
テレビ
タイプ
取扱説明書