laerdal CPRmeter 2 ユーザーガイド

  • こんにちは!Laerdal CPRメータ2の取扱説明書の内容を理解しています。このデバイスの機能、使用方法、メンテナンス方法など、ご質問にお答えします。例えば、リアルタイムフィードバック機能やQCPRクイックレビュー機能について詳しく知りたいことなど、お気軽にご質問ください。
  • CPRメータ2はどの年齢の患者に使用できますか?
    CPRメータ2のバッテリーはどのくらい持ちますか?
    CPRメータ2はどのようにクリーニングしますか?
    CPRメータ2のQCPRクイックレビューとは何ですか?
CPRメー2
CPRmeter 2
取扱説明書
www.laerdal.com
JA
目次
PB 3
使用目的
4
使用適応
4
重要な情報
5
構成品
6
概要
8
セットアップ - 電池の挿入
 10
セットアップ - 患者用粘着パッドの取り付け
 11
使用開始
 12
警告と注意
 14
フィードバックディスプレイの概要
 15
胸骨圧迫のフィードバック
 16
ディブリーフィング
 20
バッテリインジケータ
 22
メンテナンスおよびクリーニング
 23
仕様
 26
記号
 28
法規制に関する情報
 30
その他の情報
 37
44 5
使用目的
Q-CPR®
テクノロジー搭載の
CPR
メータ
2
は、交換可能なバッテ
リで駆動する小型の軽量デバイスです。本装置は、
CPR
および
CPR
メータ
2
使用の訓練を受けた者が使用するための装置です。
CPR
メータ
2
は、突然の心停止
(SCA)
が疑われる患者の胸部に
直に設置し、最新の
CPR
心肺蘇生法ガイドラインに従って胸骨圧
迫に関するリアルタイムのフィードバックを提供します。胸骨圧
迫の深度、解除および頻度に関する
CPR
フィードバックの形式で
ディスプレイに表示します。さらに一連の圧迫数をカウントし
不足した場合は通知します。
使用が適切かどうか疑いの余地がある場合には、
CPR
メータ
2
使わずに
CPR
を実施してください。
使用適応
CPR
メータ
2
は、
8
歳以上の
SCA
が疑われる患者に対して心肺
蘇生法
(CPR)
を実施する場合のガイドとして使用する装置です。

45
45
重要な情報
使用前に、この取扱説明書を読み、本製品の操作をよく理解して
ください。この取扱説明書に記載された手順以外で本製品を使用
しないでください。
警告と注意
「警告」は、重度の人身傷害や死亡につながる条件、危険を生じ
させる要因または安全性に欠ける行為を特定するものです。
「注意」は、軽度の人身傷害または製品の損傷につながる条件、
危険を生じさせる要因または安全性に欠ける行為を特定するもの
です。
「注」は、製品および取扱いに関する重要な情報を示してい
ます。
購入は処方箋によってのみ可 (米国)
注意:連邦法により本機器は医師への販売または医師の指示に
よる販売のみに制限されています。
警告
CPR
メータ
2
は、
8
歳未満の
SCA
患者には使用しないでくだ
さい。
CPR
を適切に実施しても、生存を保証することはできません。
患者の中には、心停止の原因となった基礎疾患のために、生存
不能になる場合があります。
67
構成品
-
A
A
A
X2
4
乾電池
CPR
メータ
2
構成品
67
ソフトケース
患者用粘着パッド
パッケージの外観は変更されることがあります。
最新の製品ダウンロード、予備部品およびアクセサリについての
詳細は、
www.laerdal.com/jp/
をご覧ください。
89
概要
オン/オフ
ボタン
ステータスライト
圧迫
部位
フィルター
ポート
ディスプレイ
エリア
概要
89
電池用カバー
配置ガイド
(粘着パッド用)
配置ガイド
(粘着パッド用)
10 11
セットアップ - 電池の挿入
x 2
43
2
1
10 11
セットアップ - 患者用粘着パッドの取り付け
1
32
注意
患者用粘着パッドは使用期限
前のものをお使いください。
粘着パッドは
2
年ごとに交換
してください。
12 13
使用開始
•
保護カバーから装置本体を取り出します。
•
患者が平らな場所に横たわっていることを確認します。
•
患者の胸部の衣服を取り除きます。
電源を入れます。
CPR
メータ
2
を配置します。
胸部に液体が付着し
ている場合は、
拭き取ります。
CPR
メータ
2
の電源を
入れると、ステータス
ライトが数秒間緑色に
点灯します。
使用開始
12 13
手の付け根を薄いグレーのエリアに
押し付けて、圧力をかけます。

CPR
を開始します。
現地の
CPR
手順に
従って胸骨圧迫を
行います。
注意
CPR
メータ
2
が使用中に動いた場合は、図のように胸部中央に配置
し直してください。
14 15
警告と注意
14
警告
•
本装置を他の機械式または電動式心肺人工蘇生器と併用しな
いでください。
•
除細動器および除細動パッドのメーカーが、本装置を装着して
使用可能であることを明確に示していない限り、本装置を除細
動パッドに装着して使用しないでください。
• CPR
の開始が遅れることのないようにしてください。本装置
の使用に問題が生じた場合は、本装置を装着せずに
CPR
続行してください。
•
本装置に亀裂や尖った箇所があるなど損傷が見られる場合は、
使用しないでください。
注意
•
本装置の装着に手間取る場合は、
CPR
の開始を遅らせずに、
本装置を取り外し、圧迫を開始します。
•
ステータスライトがオレンジ色に点灯した場合、技術的障害
が発生しています。その場合は、
CPR
メータ
2
の使用を中止
して、
CPR
を続行してください。処置の終了後、
Laerdal
技術
サポートまでご連絡ください。
さらにサポートが必要な場合は、国内の
Laerdal
担当者までお問い
せ い た だくか 、
www.laerdal.com/jp/
詳細な情報質問
(FAQ)
をご確認ください。
14 15
14 15
フィードバックディスプレイの概要
25
0:23
圧迫解除目標
圧迫中断時間タイマー
圧迫深度
インジケータ 圧迫頻度
インジケータ
圧迫深度目標
圧迫頻度目標
圧迫回数カウンター
16 17
胸骨圧迫のフィードバック
深さ
解除
圧迫ごとに完全に圧力を解除してください。
不十分な圧迫
適切な深度
適切な解除
不十分な解除
胸骨圧迫のフィードバック
16 17
柔らかい面での使用
CPR
メータ
2
60mm
を超える圧迫を検知すると、深度インジ
ケータが目標範囲より下の位置を指します。マットレスに横た
わった患者に
CPR
を行う必要がある場合には、バックボードを
患者の下に差し込み、各胸骨圧迫につき圧迫深度目標の下の部分
が点灯するように、マットレスの柔らかさを補正します。
警告
マットレスに横たわった患者に
CPR
を実施する場合、圧迫がマッ
トレスに吸収されるのを抑えるためにバックボードを使用する
必要があります。マットレス、バックボードおよび患者の状態に
よっては、深度を補正しても、必ずしも患者の胸部を
50 mm
圧迫
できるとは限りません。
胸骨圧迫のフィードバック
18 19
19
頻度

圧迫回数カウンター

圧迫を開始すると、
25
回まではカウンターがグレーで表示され
ます。

圧迫回数
カウンター
遅すぎる
適切
速すぎる
胸骨圧迫のフィードバック
18 19
25
0:23
30
回の圧迫サイクルを実行しているとき、
25
30
回の間はカウ
ンターが白字に変化します。
30
回を超えると、回数が
10
増える
ごとにカウンターの白字が点滅します。
圧迫を
3
秒間止めると、カウンターはリセットされます。

圧迫中断時間
• 3
秒経つと、
CPR
メータ
2
には圧迫中断時間タイマーが表示
され、最後の圧迫からの経過秒数がカウントされます。
•
最後の圧迫から
20
秒が経過すると、圧迫中断時間タイマーが
点滅し始めます。
•
省エネのため、
CPR
メータ
2
のディスプレイは
1
分後に暗くな
ります。圧迫が再開されると、画面が再表示されます。圧迫を
実施しない状態で
10
分が経過すると、本装置は自動的に電源
が切れます。
圧迫中断時間
タイマー
20 21
ディブリーフィング
98% 70%
96%
24:35
73%
1
3
2
QCPR
クイックレビュー
CPR
メータ
2
は、前回の
CPR
イベントに関する
CPR
結果分析を
表示します。本装置の電源をオンにしたら、電源スイッチを軽く
押して
QCPR
クイックレビューを有効にします。分析が
2
画面に
わたり表示されます。
電源ボタンを軽く押すことで、胸骨圧迫のフィードバックと
QCPR
クイックレビューの画面を切り替えることができます。
CPR
メータ
2
は、圧迫を実行すると胸骨圧迫のフィードバック
モードに戻ります。
適切な解除が行われた
圧迫の割合
(%)
適切な深度で行われた
圧迫の割合
(%)
適切な頻度で行われ
た圧迫の割合
(%)
イベント継続時間の
中で圧迫が行われた
割合
(%)
CPR
イベントの
継続時間 (分:秒)
/