Korg G1 取扱説明書

カテゴリー
デジタルピアノ
タイプ
取扱説明書

このマニュアルも適しています

Owner’s Manual
Manuel d’utilisation
Bedienungsanleitung
Manual del usuario
EFGSJ 6
Thank you for purchasing the
Korg G1/G1 Air digital piano.
Merci d’avoir choisi la piano
numérique G1/G1 Air de Korg.
Vielen Dank, dass Sie sich für einen G1/G1 Air
digtal-Klavier von Korg entschieden haben.
Gracias por comprar el
Korg G1/G1 Air Piano digital.
82
注意
の注意事項を無た取り扱いをすると
傷害を負可能性または物理的損害が発生す可能性があます
・正常な通気が妨げられない所に設置して使用する。
・ラジオ、テレビ、電子機器などから十分に離して使用する。
ラジオやテレビ等に接近して使用すると、本製品が雑音を受けて誤
動作する場合があります。またラジオ、テレビ等に雑音が入るこ
とがあります。
本製品をテレビ等の横に設置すると、本製品の磁場によってテレビ
等の故障の原因になることがあります。
・外装のお手入れは、乾いた柔らかい布を使って軽く拭く。
ACアダプターの
電源コードをコンセントから抜き差しするとき
は、必ずプラグを持つ。
・本製品の移動時は、必ず2人以上で持ち上げる。
・
長時間使用しないときは、ACアダプターをコンセントから抜く。
付属のACアダプターや電源コードは他の電気機器で使用しない。
付属のACアダプターや電源コードは本製品専用です。他の機器で
は使用できません。
・他の電気機器の電源コードと一緒にタコ足配線をしない。
本製品の定格消費電力に合ったコンセントに接続してください。
・スイッチやツマミなどに必要以上の力を加えない。
故障の原因になります。
・外装のお手入れにベンジンやシンナー系の液体、コンパウンド質、
強燃性のポリッシャーを使用しない。
・不安定な場所に置かない。
本製品が転倒してお客様がけがをしたり、本製品が破損したりする
恐れがあります。
・本製品の上に乗ったり、重いものをのせたりしない。
本製品が転倒または損傷してお客様がけがをしたり、本製品が破損
したりする恐れがあります。
・本製品の隙間に指などを入れない。
お客様がけがをしたり、本製品が破損したりする恐れがあります。
・地震時は本製品に近づかない。
・本製品に前後方向から無理な力を加えない。
本製品が転倒してお客様がけがをしたり、本製品が破損したりする
恐れがあります。
キーカバーや譜面立ての開閉時は、指や手を挟まないようにする。
付属のスタンドについて
取扱説明書に記載されている「スタンドの組み立て方」に従って確実
に設置する。
本製品が落下してお客様がけがをしたり、本製品が破損したりする
恐れがあります。
■ワイヤレス(無線)についての注意事項(G1Airのみ)
本製品の使用周波数は2.4GHz帯です。この周波数帯では、電子レンジなど
の産業科学医療用機器のほか、工場の製造ラインなどで使用されている
移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)や、特定小電力無線局(免
許を要しない無線局)アマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用され
ています。(以下「他の無線局」と呼ぶ)
他の無線機器との電波干渉を防止するために、下記事項に注意してご使用く
ださい。
1. 本製品を使用する前に、近くで「他の無線局」が運用されていないことを
確認してください。また重大な影響を及ぼす恐れのある場所(医療機器
のそば、航空機内など)では使用しないでください。
2. 万一、本製品と「他の無線局」の間で電波干渉の事例が発生した場合には、
速やかに使用を停止した上で、混信回避のための処置(例えば使用場所
の変更など)を行ってください。
3. 不明な点、その他お困りのことが起きたときは、弊社の「お客様相談窓口」
へお問い合わせください。
* BluetoothはBluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
* すべての製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
ご使用になる前に必ずお読みください
ここに記載した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや
他の方々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。注意事項は誤った
取り扱いで生じる危害や損害の大きさ、または切迫の程度によって、内容を
「警告「注意の2つに分けています。これらはあなたや他の方々の安全
や機器の保全に関わる重要な内容ですので、よく理解した上で必ずお守りく
ださい。
火災感電人身障害の危険を防止するには
図記号の例
、注 意 、警 告 を 示 号 の
には具体的な注意内容が描かれています。左の図は「一般的な
、警 、危 険 」
して してす。
には具体的な注意内容が描かれることがあります左の図は
」を
記号は、必ず行うこと)示しいま。記中には、
具体的な注意内容が描かれることがあります。左の図は「電源プ
」を
ってく
デジタルピアノは、ご家庭の中で身近において、お子さまから専門家の方
まで幅広くご愛用いただけます。デジタルピアノは大きくて非常に重いも
のです。安全に使用していただくためにも、室内での設置場所や日常の取り
扱いについては、十分に注意してください。また、設置や移動の際は必ず2
人で行ってください。小さなお子様がご使用になる場合は、ご家族の方が最
初に教えてあげてください。
警告
の注意事項を無た取り扱いをすると
死亡や重傷を負可能性があます
・ACアダプターの電源コードのプラグは必ずAC100Vの電源コン
セントに差し込む。
・ACアダプターの電源コードのプラグにほこりが付着している場合
は、ほこりを拭き取る。
感電やショートの恐れがあります。
・本製品はコンセントの近くに設置し、電源コードのプラグへ容易に
手が届くようにする。
・次のような場合には直ちに電源を切って電源コードのプラグをコ
ンセントから抜く。
ACアダプター、電源コードやプラグが破損したとき
異物が内部に入ったとき
製品に異常や故障が生じたとき
修理が必要なときは、コルグお客様相談窓口へ依頼してください。
・本製品を分解したり改造したりしない。
・修理、部品の交換などで、取扱説明書に書かれていること以外は絶
対にしない。
ACアダプターのコードを無理に曲げたり、発熱する機器に近づけな
い。また、ACアダプターのコードの上に重いものをのせない。
コードが破損し、感電や火災の原因になります。
・大音量や不快な程度の音量で長時間使用しない。
大音量で長時間使用すると、難聴になる可能性があります。万一
聴力低下や耳鳴りを感じたら、専門の医師に相談してください。
・
本製品に異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)を入れない。
・温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、
熱する機器の上など)で使用や保管をしない。
・振動の多い場所で使用や保管をしない。
・ホコリの多い場所で使用や保管をしない。
・風呂場、シャワー室で使用や保管をしない。
・雨天時の野外のように、湿気の多い場所や水滴のかかる場所で、使
用や保管をしない。
・本製品の上に、花瓶のような液体が入ったものを置かない。
・本製品に液体をこぼさない。
・濡れた手で本製品を使用しない。
演奏を楽しむためのエチケット
音楽を楽しむときには、周囲への音の配慮も大切です。演奏する
時間によって、音量調節をしたり、ヘッドホンを使用しましょう。
また、ヘッドホン使用時、または小さな音量での演奏時に、鍵盤
の機構上若干のメカニズム音が聞こえます。あらかじめご了承
ください。
安全上のご注意
83
おもな特長
32種類の高品位サウンド
ヨーロッパや日本のコンサート・ピアノを含む表現力豊
かな高品質の音色を、32種類内蔵しています。
また、同時に2つの音を重ねて演奏できるレイヤー・モード
や、鍵盤を左右で分けて同じ音域を、2人で演奏できるパー
トナー・モードも搭載しています。
50曲の自動演奏
各音色の特長を生かした音色デモ・ソングを10曲、演奏に
合わせて弾いたり、右手や左手のパートの音をミュートし
て、ピアノの練習用としても使用できるピアノ・ソングを
40曲の合計50曲の自動演奏を内蔵しています。
ペダル効果
アコースティック・ピアノと同じように3つのペダルを装
備し、それぞれ、ダンパー、ソステヌート、ソフト効果が得
られます。また、ダンパーペダルとソフトペダルはハー
フ・ペダルとして機能しペダルを踏み込む深さで効果の
かかり具合を変化させることができます。なおG.PIANO、
A.PIANO、J.PIANOボのナ 1、2音色で
パー・ペダルを踏むとダンパー・レゾナンス音が追加さ
れます。
メトロノーム
内蔵のメトロノームは、テンポ、拍子、音量、音色(振り子音
デジタル音)を変えることができます。
エフェクト
音色の明るさを調整できるブリリアンス、コンサートホー
ルの自然な雰囲気をシミュレーションすることができるリ
バーブや音の広がりを加えることができるコーラスの3
つのエフェクトを搭載しています。
タッチコントロール機能
鍵盤を弾く強さによる音の強弱の度合いを5種類の中か
ら選択できます。
音律
平均律の他に、純正律(長調、短調)古典音律(キルンベル
ガー、ヴェルクマイスター)などの9つの音律から選択する
ことによって、幅広い音楽の再現も可能になります。また、
音色にアコースティックピアノを選んだときは、ストレッ
チューニングが自動的に選ばれます。
音の高さの調節
トランスポーズ機能により移調を、マスター・チューニン
グ機能により音の高さ(ピッチ)の微調整を行うことができ
ます。
レコーダー機能
自分の演奏をそのまま録音再生できる2パートのレコー
ダーを内蔵しています。
2つのヘッドホン端子
ヘッドホン端子を2つ装備しているので、2人で演奏を楽し
むことができます。
接続端子
音響機器、コンピューターや他のMIDI機器などを接続でき
るLINE OUT、USB、MIDI端子を装備しています。
Bluetoothスピーカー(G1Airのみ)
Bluetoothオーデ対応器をBluetooth接
て、本機をワイヤレス・スピーカーとして使用することが
できます。
目次
安全上のご注意----------------------------- 82
おもな特長---------------------------------- 83
各部の名称とその機能
-------------------- 84
準備と自動演奏
----------------------------- 85
演奏する前の準備 --------------------------------------- 85
自動演奏を聴く------------------------------------------ 86
弾いてみましょう-------------------------- 87
音色を選ぶ(シングルモード) ----------------------- 87
ペダルを使う
-------------------------------------------- 88
メトロノーム
-------------------------------------------- 88
ソングを活用する-------------------------- 88
ソングのコントロール --------------------------------- 88
ピアノソングに合わせて弾いてみる
--------------- 89
演奏を録音/再生する---------------------- 89
演奏を録音する------------------------------------------ 89
録音した演奏を再生する
------------------------------- 90
いろいろな演奏モード-------------------- 90
2つの音色を重ねて演奏する
(レイヤーモード)
------------------------------------- 90
スプリット音色を使う(スプリットモード)
------- 90
2人で演奏する(パートナーモード)
---------------- 91
その他の機能------------------------------- 92
ファンクションモード ------------------------------- 92
USB
------------------------------------------------------ 95
Bluetoothスピーカーとして使う
(G1 Airのみ)
------------------------------------------- 95
付録------------------------------------------ 96
故障かな?とお思いになる前に ----------------------- 96
システムの初期化
--------------------------------------- 97
仕様
------------------------------------------------------- 97
スタンドの組み立て----------------------- 98
組み立て時の注意 --------------------------------------- 98
その他の注意
-------------------------------------------- 98
組み立て方法
-------------------------------------------- 98
組み立て後のチェック
------------------------------- 100
MIDIインプリメンテーションチャート- 102
84
各部の名称とその機能
54 6 87 9 10
2
3
1
12 13 15 161411
コントロールパネル
1. ヘッドホン 端子(本体左側底面)ステレオミニ
プラグのヘッドホンを2つ接続することができます
ヘッドホンのプラグを差し込むと、スピーカーからは音
が出なくなります。
2. 電源ボタン:ディスプレイにG1”と表示されるまで押
して電源を入れます。電源を切るときは、ディスプレイ
“...”と表示されるまで押してから手を離します。
録音データ保存のため、電源が切れるまでに数秒時間が
かかることがあります。データ保存の間はディスプレ
イに...”が表示されます。...”が表示されている間は本
体の操作をしたり、アダプターを抜いたりしないでくだ
さい。データが壊れる恐れがあります。
電源を切ったときに、各種パラメーターは工場出荷
時の設定初期設定)に戻りますが各種パラメー
ターを保存する設定に変更することができます
(93ページの「パラメーターの保存」参照)
オートパワー・オフ機能について
本機は一定時間以上鍵盤を弾かない場合や、自動演奏を
再生していない場合に、自動的に電源が切れます。この
機能の設定時間を変更したり無効にする場合は93
ページの「オートパワーオフ」で行います。
3. VOLUMEツマミ内蔵スピーカー、ヘッドホン端子、
よびLINE OUT端子からの音量をコントロールします。
4. 音色ボタン合計32音色から選択します(→p.87)
G.PIANOA.PIANOJ.PIANOはそれぞれ3音色か
ら選択できますOTHERS20音色から選択できま
す。
FAVORITEは登録した音色をワンタッチで選択
できます。
SPLITは3つのベース音色が選択できます。
5. FUNCTIONボタン:各種設定を行うファンクション・
モード(→p.92)に入ります。ファンクション・モー
ドのときはボタンが点灯します。また一部の機能設定
時に、他のボタンと一緒に使用します。
6. SELECT▲、▼ボン:ソングの選択やファンクショ
モード時の機能の選択などに使用します。
7. ディスプレイソング番号、小節、テンポやファンクショ
モードの設定や値などを表示します。
8. TEMPO+、-ボタン[MENU]:メトロノームやソング
のテンポなどを設定します。
9. METRONOMEボン:メトロノームをスタート
トップします(→p.88)。メトロノーム使用中はボタ
ンが点灯します。テンポや拍子以外のメトロノームの
各種設定はファンクション・モード→p.92)で行い
ます。
10. レコーダーボタン演奏の録音
再生/一時停止
)、 止( および、録音/再生パートの選択に使
用します。
コネクター・パネル
以下の端子は、鍵盤後部の底面中央部にあります。
11. スピーカー端子スピーカーコードを接続します
(98ページの「スタンドの組み立て」参照)
12. DC24V端付属のACアダプターのDCプラグを接
続します。
13.
LINEOUT端音声の出力端子です。ステレオ
プラグのオーディオコードで、アンプ付きスピー
カーの入力端子や音響機器のAUX INなどに接続して
ださい。LINE OUT端子出力量はVOLUMEツ
マミで調整してください。
各接続は必ず本機および接続機器の電源を切っ
た状態で行ってください。不注意な操作を行うと、
本機や接続した機器等を破損したり誤動作を起
こす原因となりますので十分に注意してください。
14. ペダル端子ペダルコードを接続します98ペ
ジの「スタンドの組み立て」参照)
15. USB(
) 子:コンピューターなどとUSBケーブ
ルで直接接続し、データのやりとりをするための端子
です。
16. MIDIIN、OUT)端子他のMIDI機器(シーケンサー、
キーボードなど)を接続するときに使用します。
OUTMIDI情報を送信します。本機からコントロー
部MIDI機のMIDI IN端
ます。
IN:
MIDI情報を受信します。本機をコントロール
る外部MIDI機のMIDI OUT端子と
ます。
85
キーカバーの開閉のしかた
キー・カバーの開け方
1. キー・カバーを両手で持ち上げて静かに開けます
キー・カバーがゆっくりと開くようになったら、キー・
カバーから手を離します。
キーカバーは、途中からゆっくり開く構造です。
2. キー・カバー先端のふちを下げます。
キー・カバーの閉じ方
1. ふちを引き上げ、キー・カバーを手前に軽く引きます。
2. キー・カバーが自然と閉じるようになったら、キー・カ
バーから手を離します。
キーカバーは、途中から自然に閉まる構造です。
キー・カバーの開閉は無理に引っ張ったり強く抑え
たりしないでください。故障の原因になります。
キー・カバーを開閉時に指や手を挟まないように十
分注意してください。
キー・カバーの開閉にかかる時間は使用時の温度や
湿度により、若干変化します。
キー・カバーがゆっくりと開閉するときに「カチッ
と音がする場合があります。これはキー・カバーの構
造上発生するもので、不良ではありません。
譜面を使うときは
キー・カバーが譜面を置く譜面立てになります。
譜面を開いたまま置くときに、キー・カバーに強い力
を加えないでください。
準備と自動演奏
演奏する前の準備
付属のスタンドについて
本機は付属のスタンドに取り付けて使用します。
ACアダプターの取り付けや演奏をする前に必ず98
ページの「スタンドの組み立て」にしたがって設置してくだ
さい。
付属のACアダプターの接続
ACアダプターにACアダプター用電源コードを十分奥深く
まで取付け、DCプラグを本体中央(底面)のDC24V端子に
接続します。
DCプラグが抜けにくくするために必ずACアダプ
ターのコードをペダル・コードと共にコントロール・
パネル横のコードホルダーで固定してください。
ACアダプターは必ず付属のものをお使いください
他のACアダプターを使用した場合、故障などの原因と
なります。
電源は必ずAC100Vを使用してください。
ACアダプター用電源コードのプラグには、アース端子が付
いています。感電と機器の損傷を防ぐためにアース接続
を確実に行って、コンセントに接続します。
接地極付きコンセントに接続する場合
接地極付きコンセントにACアダプター用電源コードの
プラグをそのまま差し込んでください。
アース端子付きコンセントに接続する場合
ACアダプター用電源コードのプラグに2P-3P変換器
を取り付けます。そして、コンセントのアース端子にアー
ス線を接続し、2P-3P変換器 のプラグを差し込みます。
警告
アース接続はコンセントにプラグを差し込む前に
行ってください。また、アース接続を外すときは、
ンセントからプラグを抜いてから行ってください。
86
音色デモソングリスト
番号 音色 曲名 作者
d01 G.PIANO (1) 水の戯れ モーリスラヴェル
d02 A.PIANO (1) クロードドビュッシー
d03 J.PIANO (1) Kudos Jack Hotop
d04 OTHERS (2) ノスタルジア Naoki Nishi
d05 OTHERS (4) アイランドソウル Jerry Korvarsky
d06 OTHERS (8) ナイトトレイン Michael Geisel
d07 OTHERS (9) 小さな風車 F.クープラン
d08
OTHERS
(13、14)
プレリュードとフーガ
BWV 553 より
J.S.バッハ
d09
OTHERS
(18、20)
Voilà!
Jack Hotop & Gary
Guttman
d10
SPLIT (3+
G.PIANO (1)) There Goes Petey
Russell Ferrante
ピアノソングリスト
番号 曲名 作者
P01 プレリュード(平均律第1巻 第1番より) J.S.バッハ
P02 インベンション 第1番 J.S.バッハ
P03
主よ、人の望みの喜びよ
J.S.バッハ
P04 ソナタ K.545 第1楽章 W.A.モーツァルト
P05 トルコ行進曲(ソナタ K.331より) W.A.モーツァルト
P06 エリーゼのために L.v.ベートーヴェン
P07 「悲愴」第2楽章 L.v.ベートーヴェン
P08
乙女の祈り
T.バダジェフスカ
P09 アラベスク Op.100-2(25練習曲より) F.ブルクミュラー
P10
シュタイヤー舞曲 Op.100-14
(25練習曲より)
F.ブルクミュラー
P11 乗馬 Op.100-25(25練習曲より) F.ブルクミュラー
P12 春の歌 Op.62-6(無言歌集第6巻より) F.メンデルスゾーン
P13
トロイメライ Op.15-7
R.シューマン
P14 荒野のばら G.ランゲ
P15 紡ぎ歌 A.エルメンライヒ
P16 人形の夢と目覚め T.オースティン
P17 亜麻色の髪の乙女 C.ドビュッシー
P18 アラベスク 第1番 C.ドビュッシー
P19 プレリュード (ベルガマスク組曲より) C.ドビュッシー
P20 ケークウォーク C.ドビュッシー
P21 月の光 C.ドビュッシー
P22 ワルツ 第6番 変ニ長調「小犬」 Op.64-1 F.ショパン
P23 ワルツ 第7番 ホ短調 Op.64-2 F.ショパン
P24 ノクターン 第2番 Op.9-2 F.ショパン
P25 マズルカ第5番 Op.7-1 F.ショパン
P26 幻想即興曲 Op.66 F.ショパン
P27 別れの曲 Op.10-3 F.ショパン
P28 黒鍵のエチュード Op.10-5 F.ショパン
P29 プロムナード(展覧会の絵より) M.P.ムソルグスキー
P30 ジムノペディ第1番 E.サティ
P31 ジュ・トゥ・ E.サティ
P32 愛の挨拶 E.エルガー
P33
楽しき農夫
R.シューマン
P34 異国から(子供の情景より) R. シューマン
P35 楽興の時 F.P.シューベルト
P36 月光(第1楽章) L.v.ベートーヴェン
P37 アニトラの踊り E.H.グリーグ
P38 花の歌 G.ランゲ
P39 タンゴ(スペインより) I.アルベニス
P40 愛の夢 第3番 F.リスト
自動演奏を聴く
本機には、高品位な10種類の音色を使った音色デモ・ソン
グが10曲と、ピアノ音色を使いなじみのあるピアノ曲な
どをあつかったピアノ・ソングが40曲合計50曲の自動演
奏が入っています。ソング名は右表の「音色デモ・ソング・
リスト」および「ピアノソングリスト」をご覧ください。
音色デモソングを聴く
音色デモソングの演奏中に鍵盤を弾くことができます。
1. 再生/一時停止ボタンを数秒押し続けます。
ボタンが点滅しディスプレイに音色デモソング番号が
表示(d01)されます。
2
2
3
1
2. SELECT▲、▼ボタン
を押して、
デモ・ソング番号を選
びます。
デモソングを選ばないまま約3秒経過すると、再生/一
時停止ボタンが点灯に変わり、音色デモソングの演奏
が始まります。
d01の音色デモソングの演奏が終わると、d02、d03と
順番に演奏が続きd10の演奏が終わると、再びd01
ら演奏を始めます。
3. 音色デモ・ソングを止めるときは停止ボタンを押し
ます。
再生/一時停止ボタンが消灯し音色デモソングが終
了します。
音色デモ・ソングの演奏中はテンポを変えることがで
きません。
音色デモソングの一時停止はできません。
ピアノソングを聴く
ピアノ・ソングは、テンポを変えたり、パート(右手、左手)
ごとの演奏を選ぶことなど、練習に役立つ機能を使うこと
ができます。詳しい操作方法は88ページのソングを活
用する」をご覧ください。
1. 再生/一時停止ボタンを短く押して、ソング表示に切り
替えます。
2. SELECT▲、▼ボタンで再生する
ピアノソングを選び
ます。
ピアノソング番号は“P01”から“P40”です。
ピアノソングがディスプレイに表示されているときに
SELECT▲、▼ボタンを同時に押すと“P01”に戻ります。
2
2
4
1,
3
3. 再生/一時停止ボタンを押すたびに再生(ボタンが点灯)
と一時停止(ボタンが点滅)を繰り返します。
ディスプレイは小節表示になります。
4. 停止ボタンを押すと再生が停止して曲の先頭に戻ります。
ディスプレイはソング番号表示に戻ります。
選択した曲の再生が終わっても停止ボタンを押さな
い場合は、約5秒後に次の番号の曲が自動的に再生され
ます。
87
本機の電源を入れたときは、ディスプレイに音色名の略字
が表示されます。
各種パラメーターを保存する設定に変更すると電源を
切る前に選んだ音色がディスプレイに表示されます
(93ページの「パラメーターの保存」参照)
ピアノ音色を選ぶ
1. G.PIANO、A.PIANO、J.PIANOボ
押します。
押したボタンが点灯し、
音色名の略号がディスプレイに
表示されます。
2. ボタンを押すたびに3種類の音色が切り替わります。
このとき音色名の略号が、ディスプレイに表示されます。
たとえば、バラードピアノの音色を選ぶには、A.PIANO
ボタンを2回押します。
なお、音色名が表示されているときに、SELECT▲、
ボタンで音色を選ぶこともできます。
それぞれの音色ボタンで選んだ音色は、他の音色ボ
タンに切り替えても記憶しています。
1,2
1,2 1,2
2
2
そのほかの音色を選ぶ
1. OTHERSボタンを押します。
OTHERSボタン灯し、
音色名の略号がディスプレ
イに表示されます。
2. ボタンを押すたびに20種類の音色が切り替わります。
このとき音色名の略号がディスプレイに表示されます。
なお、音色名が表示されているときに、SELECT▲、
ボタンで音色を選ぶこともできます。
選んだ音色は、他の音色ボタンで切り替えても記憶
しています。
1,2
2
2
FAVORITEボタンで選ぶ
お気に入りの音色をワンタッチで選べるFAVORITEボタ
ンに登録することができます。
登録する音色を選んでから、FAVORITEボタンが点灯する
まで押し続けることで登録が終わります。
登録した音色は別の音色を登録するまでは、電源を切って
も記憶しています。
登録した音色は、ファンクション・モードのパラメーター
の保存の設定に関わらず、電源を切っても記憶しています。
工場出荷時はステージ・エレクトリック・ピアノが登
録されています。
弾いてみましょう
音色を選ぶ(シングルモード)
電源を入れたときは、音色は常にジャーマンコンサー
・ピアノになりますが、各種パラメーターを保存す
る設定に変更すると電源を切る前に選んだ音色になり
す( 93ページの「パラメーターの保存」参照)
音色ボタン No
.
略号
音色名
G.PIANO 1
ジャーマンコンサートピアノ 4
2
クラシックピアノ 4
3
ポップピアノ 4
A.PIANO 1
オーストリアンコンサート
ピアノ
4
2
バラードピアノ 4
3
バロックピアノ 2
J.PIANO 1
ジャパニーズコンサートピアノ 4
2
ジャズピアノ 4
3
ホンキートンクピアノ 2
OTHERS 1
サルサピアノ
3
2
モダンピアノ
2
3
エレクトリックグランド
ピアノ
1
4
ステージエレクトリック
ピアノ
2
5
ブライトエレクトリック
ピアノ
1
6
トレモロエレクトリックピアノ 2
7
デジタルエレクトリックピアノ 2
8
60's エレクトリックピアノ 1
9
ハープシコード 3
10
クラビ 1
11
ジャズオルガン 3
12
ジャズオルガン 3
13
パイプオルガン 3
14
ポジティフオルガン 1
15
ビブラフォン 2
16
クワイヤー 2
17
アコースティックギター 1
18
バイオリン&チェロ 3
19
ストリングス 3
20
シンフォニー・ストリングス 4
FAVORITE
 - 任意の音色 -
#は音色が使用しているオシレーターの数97ページの
「最大発音数について」参照)
本機にはアコースティックピアノのように1つの音色
で演奏することをシングル・モードと呼びます。ほか
にもデジタル・ピアノならではのスプリット・モード
やレイヤー・モードなどで演奏することができます
各種モードは90ページのいろいろな演奏モード
をご覧ください。
88
ペダルを使う
ダンパーソステヌートソフト
の3種類のペダルがあります。
これらを使って演奏をより効果
的に表現することができます。
ソフトペダル(左)
ペダルを踏んでいる間は、音が柔らかくおとなしい感じに
なります。ペダルを踏み込む深さで音のやわらかさを変化
させることができます(ハーフペダル効果)
ソステヌ-トペダル(中央)
任意の音に対してのみダンパー効果をかけます。
ペダルを踏んだときに、押えられていた鍵盤の音だけにダ
ンパー効果がかかり、踏んでいる間はその音だけが長く伸
びます。ペダルを踏んでいる間に新たに弾いた音に対して
は、ダンパー効果はかかりません。
ダンパ-ペダル(右)
ペダルを踏んでいる間は音が長く伸び、余韻のある豊かな響
きになります。また、G.PIANO、A.PIANO、J.PIANOボ
ンのナンバー 1と2の音色ではダンパー・レゾナンス音が追
加されます。なお、ペダルを踏み込む深さでダンパーのかか
り具合を変化させることができます(ハーフペダル効果)
レイヤー・モード(→p.90)ではペダルの効果をど
ちらかの音色だけにすることもできます。
スプリット・モード(→p.90)ではペダルの効果は
高音側のみになります。
パートナー・モード(→p.91)では左右で独立した
ダンパー・ペダルとして動作します。
メトロノーム
練習に便利なベル音や音量などをかえることができるメト
ロノームを内蔵しています。
メトロノームのオン、オフとテンポ、拍子の設定
METRONOMEボタンを押すとメトロノームがスタートし
ます。このときMETRONOMEボタンが点灯し、ディスプ
レイにテンポが表示されます。
メトロノームを止めるときは、もう一度METRONOMEボ
タンを押してボタンを消灯します。
テンポはディスプレイ右横のTEMPO+、-ボタンで設定
できます。設定範囲は
𝅘𝅥
=
5 240です。
初期設定
𝅘𝅥
=
120)に戻すときはTEMPO+、-ボタンを同時
に押します。
拍子はディスプレイにテンポが表示されているときに
SELECT▲、▼ボタンで設定できます。設定範囲は2/4
6/4です。
初期設定4/4)に戻すときは
SELEC
T▲、▼ボタ
ンを同時に押します。
メトロノームのそのほかの設定
アクセント音や音量の機能はファンクション・モードの
92ページの「メトロノーム音色」以降で設定できます。
ソングを活用する
1. 再生/一時停止ボタンを押して、ソング表示に切り替え
ます。
2. SELECT▲、▼ボタンを押してソングを選びます。
ピアノソングは
”~“ ユーザー
ングは
”~“ のように表示されます。
3. 再生/一時停止ボタンを押すと再生が始まります。
ソングのコントロール
ソングを一時停止するときは
1. 再生中に再生/一時停止ボタンを押すとソングの再生が
一時停止します。
再生/一時停止ボタンが点滅に変わります。
2. もう一度、再生/一時停止ボタンを押すと一時停止した
ところからソングの再生を再開します。
再生/一時停止ボタンが点灯に変わります。
ソングの再生中や一時停止時にはディスプレイの表示
は小節になります。
再生中のソングを先頭から聴き直すときは
1. 再生中に停止ボタンを押すとソングの再生が停止して、
ソングの先頭に戻ります。
ディスプレイの表示はソング番号に戻ります。
2. 再生/一時停止ボタンを押すとそのソングの最初から再
生します。
ディスプレイの表示は小節になります。
ソングのテンポを変えるときは
ディスプレイ右横のTEMPO+、-ボタンを押して変更し
ます。
ディスプレイの表示が数秒間テンポ表示になります。
ボタンを押している間は、連続して値が変わります。
テンポを変えた後でオリジナルのテンポに戻すときは
TEMPO+、-ボタンを同時に押します。
ソングはそれぞれでテンポが設定されているので
在選んでいるソングでテンポを調整してもソングが
変わるとそのソングのオリジナルのテンポになります。
また、電源を切ったり、ソングを停止したり他のソン
グを選んだときは、オリジナルのテンポに戻ります。
ソングのテンポとメトロノームのテンポは同じになり
ます。別々に設定することはできません。
小節の移動をするときは
ソングの再生中または一時停止のときにSELECT
▼ボタンを押して小節を移動します。
ディスプレイに現在の小節位置が表示されます。
停止ボタンを押すと先頭の小節に移動します。
任意の位置を指定して繰り返し再生する(ABリピート)
ピアノ・ソングの演奏の開始位置A)と終了位置(B)を小節
単位で指定しその区間を繰り返し再生することができます。
89
ABリピートの設定はソングの一時停止中に行います。
ABリピートをオンにする
1. ABリピートを行うソングを選びます。
2. 再生/一時停止ボタンを押してソングの再生を開始し、
う一度再生/一時停止ボタンを押して一時停止にします。
3. A位置の設定をします。
1.
FUNCTIONボらPART1ボ
押します。
A位置(ディスプレイ左端の数字にドット)が表示さ
れます。
2.
SELECT▲、▼ボタンでA位置の小節を選びます。
約2秒で現在の小節位置表示に戻ります。
4. B位置の設定をします。
1.
FUNCTIONボらPART2ボ
押します。
B位置(ディスプレイ右端にドット)が表示されます。
2.
SELECT▲、▼ボタンでB位置の小節を選びます。
約2秒で現在の小節位置表示に戻ります。
5. ABリピートを開始する。
1.
FUNCTIONボらPART1、2ボ
を同時に押します。
FUNCTIONボタンが点滅してABリピートの待機
状態になります。
2.
再生/一時停止ボタンを押して再生を開始します。
ABリピート再生中はリピート位置になるとディスプレイ
にドットが表示されます。
たとえば5小節目がA位置の場合は
9小節目がB
位置の場合は と表示されます。
ソングを停止してもABリピートは解除されません。
ABリピートをオフにする
1. 再生/一時停止ボタンを押してソングを一時停止状態に
します。
2. ABリピートを解除する。
FUNCTIONボタンを押しながらPART1、2ボタンを同
時に押すとFUNCTIONボタンが消灯してABリピー
トが解除されます。
ピアノソングに合わせて弾いてみる
右手と左手を別々に演奏する
ピアノ・ソングは通常、パート1に左手パート2に右手の
演奏が割り当てられています。
そのため、左手または右手
のパートのどちらかを再生させ、もう一方のパートを消音
して自分で演奏することができます。
1. 左手のパートを消音するときは、PART1ボタンを、右手
のパートを消音するときは、PART2ボタンを押します。
消音したパートのボタンが消灯します。
ソングに合わせて演奏してください。
2. 左手、または右手のパートの消音を解除するときは、
灯しているパートのボタンを押します。
ボタンが点灯にかわります。
消音パートの音量を調整できます93ページの
ング消音パートの音量」をご覧ください。
演奏を録音/再生する
本機のレコーダーは簡単に鍵盤の演奏を録音、再生する
ことができます。
録音できるパートは2つあります。別の曲を録音すること
はもちろん、同じ曲を右手、左手で分けて録音して2つの
パートを同時に再生することもできます。
録音した演奏は、ソング数や小節数の上限および本機の演
奏データ保存エリアがいっぱいになるまで、ユーザー・ソ
ングとして保存しておくことができます。
録音されているパートに録音すると、演奏データが上
書きされて以前の演奏データは消去されますので
録音してもよいかどうかを確認してから操作を行って
ください。
演奏を録音する
新規ソングの録音
1. 録音ボタンを押します。
録音待機状態になり、録音ボタンが点滅します。
ディスプレイには、自動的に空のユーザーソング番号
が選ばれて表示されます。
まだ一度も録音してない場合は
と表示さ
れます。演奏データ保存エリアがいっぱいのときは
が表示されます。不要なソングを削除してか
ら録音してください(→p.93)
1,4
4
3,
4
2
このとき、PART1ボタンが点滅になります。
2. パート2に録音したいときは、PART2ボタンを押して
点滅にします。
3. 鍵盤を弾き始めるとすぐに録音が開始されます。再生
/一時停止ボタンを押したときは、
2小節分のプリカウン
トが経過したのちに
録音が開始されます。
メトロノームに合わせて録音するときは、METRONOME
ボタンを押してください。
MIDIメッセージで録音を開始することもできます
(94ページの「MIDIについて」参照)
4. 録音を終了するときは停止再生/一時停止または録
音ボタンを押します。
録音したパートのボタンが点灯に変わります。
保存済みのソングに演奏を加える
保存済みのソングにパートナー・モード(→p.91)
の追加録音はできません。
1. 再生/一時停止ボタンを押して、ソング表示に切り替え
ます。
2. SELECT▼ボタンで録音を加えるユーザー・ソン
グ番号を選びます。
録音済みのパートのボタンは点灯、録音していないパー
トのボタンは消灯します。
3. 先頭から録音するときは録音ボタンを長押しします。
録音待機状態になり、録音ボタンが点滅します。
ソングの途中から録音するときは、再生/一時停止ボ
タンを押してソングを再生し、追加したい小節に来
たら再生/一時停止ボタンを押して一時停止にし
90
ますSELECT▼ボタンを押して小節を移動
することもできます。そのあと録音ボタンを押し
て点滅にします。
同じパートに演奏を加えるときは、録音開始以降の
元データは全て削除されます。たとえば1 8
節のソングの2 4小節に新たな録音をしたときは、
録音済みの5 8小節は削除されます。
4. 録音するパートのボタンを押して、点滅にします。
3,6
6
1,5,
4
2
2
4
5. 鍵盤を弾き始めるとすぐに録音が開始されます。再生
/一時停止ボタンを押したときは、
2小節分のプリカウン
トが経過したのちに
録音が開始されます。
メトロノームに合わせて録音するときは、METRONOME
ボタンを押してください。
MIDIメッセージで録音を開始することもできます
(94ページの「MIDIについて」参照)
6. 録音を終了するときは停止再生/一時停止または録
音ボタンを押します。
<録音の確認事項>
録音済みのソングに新たな演奏を加える場合、最初に録
音した音色に変更されます。
録音中にテンポの変更はできません。
録音済みのソングの拍子は変更できません。ただし、
加録音をする場合には、拍子の異なる小節を加えること
ができます。
ソングの保存
録音を終了すると自動的に保存されます。ユーザー・ソン
グ名は、録音時の番号になります。
保存できるユーザーソングは最大99曲です。また、1
曲当たりの保存できる最大容量は999小節、45000ノー
トです。
録音した演奏を再生する
再生するソングを選ぶ
1. 再生/一時停止ボタンを押して、ソング表示に切り替え
ます。
2. SELECT▼ボタンで再生するユーザー・ソングを
選びます。
ユーザーソング番号はU01”からU99”です。ユー
ザーソングがディスプレイに表示されているときに
SELECT▲、▼ボタンを同時に押すと“U01”に戻ります。
1曲も録音をしていない場合にはユーザー・ソン
グは表示されません。
3. 再生/一時停止ボタンを押すと再生が始まります。
いろいろな再生方法
本機はピアノ・ソングと同様に再生するパートを選んだり
小節を移動したりすることなどができます。できることや操
作方法は88ページの「ソングを活用する」をご覧ください。
ソングのそのほかの設定
パートのミュート音量やユーザー・ソングのコピー削除
などは
ファンクション・モードの93ページの「ソング
選択しているソングのパートまたは1曲削除」以降で設定
できます。
いろいろな演奏モード
2つの音色を重ねて演奏する
(レイヤー・モード)
2つの音色を重ねた音で演奏することができます。これを、
レイヤー・モードと呼びます。
重ねる音色の音色ボタンの1つを押しながら、もう1つ音色
ボタンを押してください。選ばれた2つの音色のボタンが
点灯します。
選んだ2つの音色ボタンを押した順番で、レイヤー 1、レイ
ヤー 2になりディスプレイにはレイヤー 1の音色名の略
号が表示されます。
たとえば、G.PIANOボタンの音色をレイヤー 1、OTHERS
ボタンの音色をレイヤー 2にするときは、G.PIANOボタン
を押したままOTHERSボタンを押します。
なお、各音色ボタンで使用する音色は、シングルモードで
前もって選んでください。
たとえば、ジャーマンコンサートピアノとクラビの音色
を重ねて演奏するときはG.PIANOボタンには
(ジャーマン・コンサート・ピアノ)を、またOTHERSボタ
ンには
(クラビ)を選んだ後、両方のボタンを押し
てください。
レイヤーモードを選ぶと、選んだ音色のオシレーター
数によって同時発音数が制限されます97ページの
「最大発音数について」参照)
同じ音色ボタンに割り振られた違う音色 G.PIANOの
クラシック・ピアノとポップ・ピアノなど)を選ぶこと
はできません。
シングルモードに戻るには
音色ボタンを1つだけを押すとシングルモードに戻ります。
レイヤーモードの各種設定
レイヤー・モードでは音色間の音量バランスをとったり、
音色ごとにオクターブの調整をしたり音色ごとのダン
パー・ペダルの有効、無効などは、
ファンクションモード
93ページのレイヤー・モード:音量バランス以降
で設定できます。
スプリット音色を使う(スプリットモード)
SPLITボタンを押してボタンが点灯すると、鍵盤の低音側
にベース音、鍵盤の高音側に任意の音色で弾くことができ
ます。
これをスプリットモードと呼びます。
スプリットモードでは、高音側と低音側のスプリット
イント(鍵盤分割のキーの位置)を任意に設定することがで
きます。
ここでの組み合わせは、電源を切ると保存しませんが、
保存する設定にすることもできます(93ページの
「パラメーターの保存」参照)
スプリット・モードを選ぶと選んだ音色のオシレー
ター数によって同時発音数が制限されます
97ペ
ジの「最大発音数について」
参照)
91
2人で演奏する(パートナー・モード)
鍵盤を左側と右側で分けて2人の演奏者が同様の音域で
演奏をすることができます。これをパートナー・モードと
よびます。
1. 各種ソングを再生していないときに
FUNCTIONボタン
を押します。
FUNCTIONボタンが点灯します。
2. FAVORITEボタンを押します。
ディスプレイに
と表示が出ます。
3. ディスプレイ右横のTEMPO+、-ボタンでディスプレ
イの表示を
にします。
パートナー・モードがオンになり鍵盤の左側も右側も選
択していた音色になります。
パートナー・モードがオンのときは、SPLITボタンが点滅し
ます。
右側E4 ~C8の鍵盤は2オクターブ低い音域E2 ~C6)
音色が出ます。左側A0 E
4の鍵盤はで2オクターブ高い
音域(A2 E
6)の音色が出ます。
左右で異なる音色を選ぶこともできます。
選んだ2つの音色ボタンを押した順番で、左側の音色右側
の音色になりディスプレイには左側の音色名の略号が表
示されます。
ば、G.PIANOボ側、OTHERSボ
ンの音色を右側にするときは.PIANOボタンを押した
ままOTHERSボタンを押します。
なお、各音色ボタンで使用する音色は、シングルモードで
前もって選んでください。
左右の音色を同じにするときは音色ボタンを1つ選んで
ください。
ダンパーを使うときは
向かって右側のダンパー・ペダルが右側の音色左側のソ
フト・ペダルが左側の音色の独立したダンパー・ペダルと
して使用できます。
なお、中央のソステヌートペダルは動作しません。
パートナーモードの各種設定
パートナー・モードでは左側と右側の音量バランスやオク
ターブの
調整などは
ファンクション・モードの93ペ
ジの「パートナー・モード音量バランス」以降で設定でき
ます。
1. SPLITボタンを押します。
SPLITボタンが点灯し、
ディスプレイにベース音名の略
号が表示されます。
2. SPLITボタンを押してベース音を切り替えます。
ディスプレイにベース音名の略号が表示されます。
選んだ音色は、他の音色ボタンで切り替えても記憶して
います。
1,2
略号 音色名
アコースティックベース+任意の音色 1+
エレクトリックベース+
任意の音色 2+
アコースティックベース&シンバル
+任意の音色
2+
#は音色が使用しているオシレーターの数97ページの
「最大発音数について」参照)
ペダルを使うときは
スプリット・モード時はペダルが高音側演奏にのみ効き
ます。低音側(ベース音)には効きません。
高音側の音色を変える
SPLITボタンが点灯しているときに、シングル・モードと
同様にして高音側の音色を選びます。
スプリットポイントを変える
SPLITボタンを押しながらスプリットポイントのキー(鍵
を押してください。SPLITボタンを押している間スプ
リットポイントがディスプレイに表示されます。
高音側に使う音色の音域は押したキーの隣から右になりま
す。スプリット・ポイントは、SPLITボタンの3つの音色で
共通になります。
シングルモードに戻るには
SPLITボタンを何度か押してSPLITボタンが消灯すると
シングルモードに戻ります。
スプリットモードの各種設定
スプリットモードでは音色間の音量バランスをとったり、
音色ごとにオクターブの調整などは、
ファンクションモー
ドの93ページのスプリット・モード:音量バランス
以降で設定できます。
92
その他の機能
ファンクションモード
タッチコントロール、エフェクト、マスター・チューニン
グや音律などの設定を変更する場合はファンクション・
モードで行います。
設定できる機能は下表の「ファンクション一覧表」をご覧く
ださい。
ファンクションモードでの各種機能の設定手順
1. 各種ソングを再生していないときにFUNCTIONボタン
を押します。
FUNCTIONボタンが点灯します。
2. SELECT▲、▼ボタンで設定する機能名を選びます。
機能名の略号がディスプレイに表示されます。
3. TEMPO+、-ボタンで設定および値の設定をします。
TEMPO+、
ボタンを押し続けると連続して変化をし
ます。また、同時に押すと初期設定の値に戻ります。
4. ファンクション・モードを抜けるときは、FUNCTION
ボタンを押します。
FUNCTIONボタンが消灯します。
1,4
3
3
2
2
機能名を選択後、または値を選択後録音ボタン[YES]を
押すことで実行する機能があります。キャンセルは停
止ボタン[NO]を押します。
ショート・カットはFUNCTIONボタン点灯時に、表記
の各ボタンを押すことでそれぞれの機能グループの
先頭のページに移動することができます。
電源を切ると設定は初期設定に戻りますが設定を
保持するように変更ができます93ページのパラ
メーターの保存」)。
リバーブコーラス以外は全音色共通の設定になり
ます。
ソングの削除やパラメーターのリセットを実行した場
合に、ディスプレイに000”が表示されている間は、
源を切らないでください。
ピアノソングのコピーや削除はできません。
ファンクション一覧表
No
.
機能
略号
表示
設定表示 意味 [初期設定]
ショート
カット
1 リバーブ
oFF、01、02、03
オフ、浅い、標準、深い [音色による]
音に残響と深みを加え、コンサート・ホールで演奏しているような臨場感のあるサウンドにします。*1
2 ブリリアンス 01、02、03 暗め、標準、明るめ [02標準]
音色の明るさを変えるエフェクトです。
3 コーラス
oFF、01、02、03
オフ、浅い、標準、深い [音色による]
音にうねりを加え、広がりのある豊かなサウンドにします。
4 鍵盤タッチ・コントロール
01、02、03、04、05
軽め、標準、重め、安定、一定 [02標準]
鍵盤を弾く強さによる音の強弱の変化の度合いを設定できます。*2
5 トランスポーズ(移調)
–12 00 12 ±12 [00]
キーを半音単位で変える(移調する)ことによって、黒鍵をあまり使わない指使いで演奏したり、覚
えたそのままの指使いで、他の楽器や歌に演奏を合わせることができます。
6 マスター・チューニング
15.0 65.0 415.0 440.0 465.0Hz [440.0]
他の楽器と合奏をするときなどに、楽器間の微妙なピッチのずれを 0.5Hz 単位で調整します。
7 音律
01 09 平均律~ペログ音階 [01平均律]
平均律、古典音律やアラビックなどの 9 種類の音律が選択できます。*3
8 メトロノーム:拍子
2–4 6–4 2/4、3/4、4/4、6/4 [4-4]
METRONOME
9 メトロノーム:音色 P–A、P–b、P––、
d–A、d–b、d––
振り子音-強調音、振り子音-ベル、
振り子音-強調音なし、
デジタル音-強調音、デジタル音-ベル
デジタル音-強調なし
[P–A振り子音-強調音]
10 メトロノーム:音量
1~13 1 13 [10]
93
11 ソング:選択しているソングの
パートまたは 1 曲削除
PA1、PA2、bot パート1、パート2、両方(1曲) 
録音ボタン(YES)を押して実行
(再生/一時停止)
現在選択しているユーザー・ソングの削除、または選択したパートの削除をします。
12 ソング:全曲削除
 - 録音ボタン(YES)を押して実行
すべてのユーザー・ソングを削除します。
13 ソング:
ユーザー・ソングのコピー
U01 U99 ユーザー・ソング01 99、
録音ボタン(YES)を押して実行
現在選択しているユーザー・ソングを任意のユーザー・ソング番号にコピーします。
14 ソング:消音パートの音量
0~90 ミュート~ 90%の音量 [0]
再生時に消音に設定したパート(ボタンが消灯)の音量を設定します。0 で無音になります。
15 ソング:録音可能残量確認
0 100 残量0%~ 100%
残量がある場合でもソング数が 99 を超えた場合は新規の録音ができません。
16
レイヤー・モード:音量バラン
1–9 9–1 1–9(レイヤー 1最小) 9–9(両方最
大) 9–1(レイヤー 2最小) [9–9]
OTHERS
レイヤー 1 の音色とレイヤー 2 の音色の音量バランスを調整します。
17 レイヤー・モード:音域(1)
-1、0、1 ±1オクターブ [0]
レイヤー 1 の音色の発音音域を設定します。
18 レイヤー・モード:音域(2)
-1、0、1 ±1オクターブ [0]
レイヤー 2 の音色の発音音域を設定します。
19 レイヤー・モード:ペダル
L1、L2、bot 1のみ、2のみ、両方 [bot] 
ダンパー効果を有効にするレイヤーを選択します。
20 パートナー・モード:オン、オ
on、oFF オン、オフ [oFF] FAVORITE
21 パートナー・モード:音量バラ
ンス
1–9 9–1 1–9(左側最小) 9–9(両側最大)
9–1(右側最小) [9–9]
左側(低域側)の音色と右側(高域側)の音色の音量バランスを調整します。
22 パートナーモード音域 ( )
–1、0、1 ±1オクターブ [0]
左側(低域側)の音色の発音音域を設定します。初期設定では 2 オクターブ高い音域(A2 E
6)です。
23 パートナーモード音域 ( )
–1、0、1 ±1オクターブ [0]
右側(高域側)の音色の発音音域を設定します。初期設定では 2 オクターブ低い音域(E2 ~C 6)です。
24 スプリット・モード:音量バラ
ンス
1–9 9–1 1–9(左側最小) 9–9(両側最大)
9–1(右側最小) [9–9]
SPLIT
左側(低域側)の音色と右側(高域側)の音色の音量バランスを調整します。
25 スプリットモード音域 ( )
–1、0、1 ±1オクターブ [0]
左側(低域側)の音色の発音音域を設定します。
26 スプリットモード音域 ( )
–1、0、1 ±1オクターブ [0]
右側(高域側)の音色の発音音域を設定します。
27 MIDI:チャンネル
01 16 チャンネル1 16 [01] PART1
28 MIDI:ローカル・オン / オフ
on、oFF オン、オフ [on]
29 MIDI:プログラム・チェンジ・
フィルター
on、oFF オン、オフ [oFF]
30 MIDIコントロールチェンジ
フィルター
on、oFF オン、オフ [oFF]
31 MIDI:マルチティンバー
on、oFF オン、オフ [on]
32 オート・パワー・オフ
oFF、30、1h、4h 無効、30分、1時間、4時間 [30] PART2
33 パラメーターの保存
on、oFF 保持する、保持しない [oFF]
音色やファンクションのパラメーターの設定や値を、電源を切っても保持する、しないを選択します。
34 パラメーターのリセット
 - 録音ボタン(YES)を押して実行
ファンクション内のパラメーターを全て、初期設定に戻します。*4
94
*4
パラメーターのリセット
この操作を行うと録音したデータは消えませんが、ファ
ンクションのパラメーター設定が初期設定に戻ります。録
音したデータだけを消去するときは、ファンクション一覧
表のNo.12「ソング全曲削除」をご覧ください。
初期設定に戻してもよいかどうかを、必ず確認してから操
作を行ってください。
機能に を選んでから、録音ボタンを押して実行し
ます。
実行中はディスプレイが書き込み表示になります。
リセットを実行した場合に、ディスプレイに000”
表示されている間は、電源を切らないでください。
MIDIについて
MIDI情報をやりとりするには別売りのMIDIケーブルが必
要です。
MIDI機器と本機のMIDI IN/OUT端子をMIDIケーブルで接
続してください。
送受信できるデータについては下記の対応表とMIDIインプ
リメンテーションチャートを参照ください。
音色、プログラムチェンジナンバー対応表
略号 PC 略号 PC 略号 PC
0 10 20
1 11 21
2 12 22
3 13 23
4 14 24
5 15 25
6 16 26
7 17 27
8 18 28
9 19
ローカルオン/オフ
オン 本機の鍵盤を弾くと本機から音がなり、同時にMIDI
データを送信します。
本機を弾いても本機から音は鳴りません。MIDIデー
タだけを送信し接続先のMIDI機器から音がなり
ます。
プログラムチェンジフィルター 
オン プログラムチェンジを送受信しません。
オフ プログラムチェンジを送受信します。
コントロールチェンジフィルター
オン コントロールチェンジを送受信しません。
オフ コントロールチェンジを送受信します。
マルチティンバー
本機は内蔵音源を外部MIDI機器からコントロールして鳴ら
すことができるマルチティンバー音源として動作すること
ができます。
オン マルチティンバーとして使用します。
オフ マルチティンバーとして使用しません。
機能の追加説明
*1
リバーブのオン、オフ
FUNCTIONボタンを押しながらG.PIANOボタンを押すこ
とで、リバーブのオン、オフを切り替えることができます。
*2
鍵盤タッチコントロールカーブ
表示 設定内容
01 軽め、弱く弾いても強音が出せるタッチ
02 標準(初期設定)
03 重め、強く弾かないと強音が出せないタッチ
04 安定、
強弱のばらつきを抑え、比較的安定したタッチ
05 一定、弾く強さに関係なくオルガンのように常に一
定の音が出せるタッチ
*3
音律の種類
表示 音律
01 平均律(初期設定)一般的に広く使われている音律
で、各半音のピッチの変化幅が同じになっています。
02 純正律[長調]主調和音(C)のメジャー・コードが完
全に調和する音階です。
03 純正律[短調]主調和音(C)のマイナー・コードが完
全に調和する音階です。
04 アラビックアラビア音楽の1/4トーンスケールを
含む音階です。
05 ピタゴラス古代ギリシャの音階で、特にメロディー
演奏に効果的です。5度は純正ですが、その他の音程、
特に長3度が純正ではありせん。
06 ヴェルクマイスター:ヴェルクマイスター IIIスケー
ルです。これはバロック時代後期に比較的自由な移
調を目的として考案されたものです。
07 キルンベルガー:キルンベルガー
III
スケールです。
これは主にハープシコードのチューニングに使用さ
れます。
08 スレンドロ音階1オクターブを5音で構成するイン
ドネシアのガムラン音階です。
09 ペログ音階1オクターブを7音で構成するインドネ
シアのガムラン音階です。
ストレッチチューニングについて
ピアノの音色は、ストレッチ・チューニングを用いていま
す。ストレッチ・チューニングは、より自然な響きを得る
ために平均律のピッチに対して低音域は低く、高音域は
高くピッチを調整したものです。これはアコースティッ
ピアノが通常調律される方法です。
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USB
USBでMIDIデータを使う
はMIDIをに、MIDI端はUSB端
子を使ってもコンピューターと接続できます。
動作環境
Windows
対応コンピューター:
Microsoft Windows 7以すUSB
ポート搭載のコンピューター
対応OS
Microsoft Windows 7(32bit、64bit)
Microsoft Windows 8.1(32bit、64bit)
またはMicrosoft Windows 10(32bit、64bit)
MacOSX
対応コンピューター:
OS Xの動作環境を満たすUSBポート搭載のコン
ピューター
対応OS
OS X 10.8、10.9、10.10
この動作環境を満たす、すべてのコンピューターでの
動作を保証するものではありません。
Windowsの場合最初にコンピューターに接続する
と、自動的にOS内蔵のUSB-MIDIドライバーがインス
トールされます。
本機とドライバーのポート
ドライバーのポート
MIDIINポート
コンピューターのアプリケーションを本機で操作する場合
に、アプリケーションのMIDI入力設定でこのポートを選択
してください。
MIDIOUTポート
本機をコントロールするときに使用します。
Windowsの 合、OS内 準USB-MIDIド
バーは同時に複数のアプリケーションから本機を使
用することができません。複数のアプリケーションで
本機を同時に使用する場合は、KORG USB-MIDIドラ
イバーをインストールする必要があります。コルグ・
りKORG USB-MIDIド
ウンロードし付属のドキュメントに従ってインス
トールしてください。
http://www.korg.com/
複数のアプリケーションから利用しない場合でも
るKORG USB-MIDIド
バーのインストールをお薦めします。
USBストレージモード
本機をUSBストレージモードで起動すると、内蔵メモリー
とコンピューター間で録音データのやりとりができます。
USBストレージ・モードのときは本機の操作はでき
ません。
このデータ転送が有効なときは、USBによるMIDIの送
受信はできません。
1. 本機の電源を切ります。
2. 本機とコンピューターを、USBケーブルで接続します。
3. METRONOMEボタンと録音ボタンを押しながら
源ボタンを押して電源を入れます。
再生/一時停止ボタンが点灯してディスプレイには
と表示されます。
USBストレージ・モードでデータを転送している
間に本機の電源を切ったりUSBケーブルの接
続を外すと本機のデータや接続しているコン
ピューターに損傷を与える場合があります。
4. 録音データファイルをコンピューターにコピーするこ
とで、録音データのバックアップができます。
“KORG SYSTEM”内のG1USONG.BIN”が本機で録
音した全曲のソングデータです。
ファイル名を変更すると読み込めなくなります。
G1USONG.BIN”以外のファイルを移動、除す
ると本機が正常に起動しなくなりますので移動、
除しないでください。
KORG SYSTEM”プ・ファ
本機に不要な
ファイル等を入れないでくださ
。録音データやパラメーターの保存ができなく
なる場合があります。
5. データ転送が完了したらコンピューターのデスク
トップから本機のドライブを取り出し/削除をします
USB機器の取り出し/削除の方法はお使いのコン
ピューターの説明書をお読みください。
OSがMacの場合は、 KORG SYSTEM”をゴミ箱にす
てて(または片付けて)ください。
6. USBストレージ・モードを終了するときは点灯して
いる再生/一時停止ボタンを押すと電源が切れます。
Bluetoothスピーカーとして使う
(G1 Airのみ)
Bluetoothオーディオに対応したコンピュータータブ
レット、スマートフォン、音楽プレーヤーなどを接続して、
G1 AirをBluetoothスピーカーとして使用することができ
ます。
なお音量の調整はBluetoothオーディオで接続した機
器側の出力で調整してください。G1 Airの VOLUMEツマ
ミでは調整できません。
Bluetoothオーディオで接続した機器で再生している
ときはG1 Airのオート・パワー・オフ機能は動作しま
せん。
同時に複数の機器と接続することはできません。
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新しい機器と接続する(ペアリング)
新しい機器と接続する場合は、接続相手の情報をお互いに
登録する「ペアリング」が必要です。
ペアリングを行った接続相手の情報は8台まで本機に
保持されます。9台めの機器とペアリングを実行する
と、既存の1台の情報が削除され、新しく追加されます。
ペアリングに失敗した場合でも、その機器の情報が本
機に追加されることがあります。すでに8台の情報が
あった場合には、 既存の1台の情報が削除されます。
情報が削除された機器と再び接続する場合は、その機
器側で本機の情報を削除してから新たにペアリング
をやり直してください。
1.
G1Airの電源を入れるとペアリング待ちの状態になり
ます。
ペアリングは電源を入れてから、ディスプレイに音色名
の略号が表示されてから1分間のみ有効です。
2. 接続する機器のBluetooth機能をオンにし、設定画面
のリストに表示される“KORGG1Air”を選択します。
ペアリングの許可を求めるメッセージが表示された場
合は、ペアリングを許可します。
パスキーの入力を求められた場合は0000」を入力しま
す。
パスキーは、PINコード、パスワードなどと呼ばれ
る場合もあります。
3. ペアリングに成功すると接続状態となり、接続した機器
“KORGG1Air”と接続した表示がされます。
表示方法は機器により多少異なりますので、お使いの機器
の取扱説明書を参照してください。
ペアリング済みの機器と再接続する
•
G1Airの電源を入れたときに接続する機器の
Bluetooth機能がオフの場合
接続する機器のBluetooth機能をオンにしてください。
G1Airの電源を入れたときに接続する機器の
Bluetooth機能がオンの場合
接続する機器のBluetooth機能を一度オフにしてから
もう一度オンにする、またはペアリング済み機器の一覧
から「KORG G1Air」を選択してください。
再接続できない場合は機器のBluetooth機能を一度
オフにして再度オンにして接続してください。それ
でも接続できない場合は一度機器側でペアリングを
解除や削除してから再度上記の「新しい機器と接続す
(ペアリング)を試してください。
接続を切る
接続中の機器のBluetooth設定画面の操作で行ってくだ
さい。
機器と接続したまま製品の電源を落とすと、次に再接
続するときに接続しにくくなることがあります。
付録
故障かな?とお思いになる前に
ご使用中に問題が起こった場合は次の事項を確認してくだ
さい。
それでも本製品が正しく動作しない場合は、コルグお客様
相談窓口へお問い合わせください。
電源が入らない。
AC アダプターが本機とコンセントに正しく接続され
ていることを確認してください。
AC アダプター用電源コードが AC アダプターに十分
奥深く挿入されていることを確認してください。
音が出ない。
スタンドのスピーカー・ボックスのスピーカー・コード
が本体のスピーカー端子に正しく接続されていますか?
本機の音量が小さくなっていないか確認してください。
MIDIのローカルコントロール(→p.93)がオフに
なっていないか確認してください。ローカルコント
ロールがオフならば、オンにしてください。
ヘッドホン端子にプラグが接続されている場合はス
ピーカーから音が出ません。ヘッドホン端子にプラグ
が接続されているときは、プラグを抜いてください。
音が途切れる。
最大同時発音数を越えています。最大発音数について」
ご覧ください。
音色が変わる
本機は音色ごとにリバーブ、コーラスなどのエフェクトが
記憶されています。
レイヤー音色の選択順序、ユーザー・ソングの音色指定な
どにより適用されるエフェクト設定は変わり、同じ音色の
組み合わせにおいても違うニュアンスで聞こえる場合があ
ります。音色の設定の際はご注意ください。
特定の音域でピアノ音色の音程、音質がおかしい。
ピアノ音色では、ピアノ本体の音をできるかぎり忠実に再
現しようとしています。その結果音域により倍音が強調
されて聞こえるなど、音程や音質が異質に感じる場合があ
りますが、本機の不良ではありません。
接続したMIDI機器が送信したMIDIデータに応答しない。
MIDI ケーブルがすべて正しく接続されていることを確
認してください。
MIDI 機器と同じチャンネルで、本機が MIDI データを
受信していることを確認してください。
97
最大発音数について
本機は前に鳴っている音を消して、後で押さえた音を優先
的にならす仕組みになっているため、最大同時発音数を越
えると音が切れてしまいます。本機の音色の中には1つの
音色でも2つ以上のオシレーター(音源回路の1音分)から、
構成されている音色もあります。オシレーターが1つから
構成されている、OTHERSボタンのエレクトリック・グラ
ンドピアノやクラビなどの音色は、最大同時発音数が120
音です。オシレーターが4つから構成されているG.PIANO
ボタンの音色などは最大同時発音数が30音です。
120÷音色オシレーター数=使用可能最大発音数
レイヤーにして2つの音色を鳴らすとき、ダンパー・ペダル
を使用するときなどは、最大同時発音数を考えて音色を上
手に選んでください。
システムの初期化
本体を工場出荷時の状態に戻します。ファンクション一覧
表の機能が全て初期設定に戻り、録音データもすべて削除
されます。
削除されたデータ設定を復元する事はできません
必ず削除しても良いか確認してから操作を行ってくだ
さい。
1. 本機の電源を切ります。
2. FUNCTIONボとMETRONOMEボ
がら、本機の電源を入れます。
3. 約2秒間ディスプレイに
と表示されたあと、
常の電源を入れた状態になります。
仕様
鍵盤 RH3(リアルウェイテッドハンマーアクショ
ン3)鍵盤88鍵(A0 C8)
タッチカーブ 5種類
ピッチ
トランスポーズ、マスターチューニング
音律 9種類
音源 ステレオPCM音源
同時発音数 120(最大)
音色 29音色+3ベース音色
エフェクト ブリリアンス、リバーブ、コーラス
(各3段階)
レコーダー 2パート、最大45000ノート
(400KByte)
デモソング 50(音色デモソング10、
ピアノソング40)
メトロノーム テンポ、拍子、音色、音量
ペダル ダンパー *、ソステヌート、ソフト*
*はハーフペダル対応
接続端子 LINE OUT、MIDI(IN、OUT)USB、
ヘッドホン×2、PEDAL、SPEAKER、
DC24V
コントロール 電源、VOLUME、G.PIANO、
A.PIANO、J.PIANO、OTHERS、
FAVORITE、SPLIT、FUNCTION、
SELECT(▲、▼)TEMPO(+、-)
METRONOME、再生/一時停止 )、
)、 音( PART1、PART2
無線方式 Bluetooth (A2DP Sink) G1 Airのみ
スピーカー
5cm×2、12cm×2
アンプ出力 20W×2+20W×2
電源 DC24V
消費電力 28W
外形寸法(W×D×H)
1346×384×822mm
1346×384×985mm(キーカバーを開けた状態)
質量
42kg(専用スタンド込み)
付属品 ACアダプター、電源コード、ヘッドホン、
専用スタンド(スピーカーボックス、ペダル付)
取扱説明書
仕様および外装は、改良のため予告なく変更することが
あります。
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スタンドの組み立て
警告
スタンドの組み立ては必ず 2 人以上で行ってください。
組み立て時の注意
正しく安全に組み立てるためには、以下の項目に注意して
作業を行ってください。
部品の種類や向きを間違わないように注意して、手順通
りに組み立ててください。
その他の注意
組み立てた後は、以下の項目に注意してください。
ネジの緩みについて
組み立て後、時間が経過すると、各部のネジが緩むこと
がありますので、ネジが緩んでいないかを定期的に確認
することをおすすめします。また、スタンドの揺れが激
しいと感じる場合は、ネジが緩んでいる可能性がありま
す。そのときは、ネジを締め直してください。
設置場所を移動するとき
スタンドの組み立て後に移動するときは、ACアダプターの
コードを取り外し、キーカバーを閉じて、必ず2人以上で
水平を保ちながら持ち上げて、ゆっくり移動して下さい。
分解について
スタンドを分解するときは組み立て時の逆の順番で
行ってください。取り外し後は、ネジなどの部品をなく
さないように保管してください。
必ず本体を横に寝かせて分解を行ってください。
組み立て方法
お手持ちのプラスのドライバーを用意してください。
1. 本体を包んでいた保護シートを平らな床に敷き、後面が
床側になるように本体をその上に置きます。
このとき、スタンドを組み立てて、起こすときに手が本
体の下に入りやすくするため布や雑誌を置きます。
2. 下記の部品がすべてそろっていることを確認してくだ
さい。
3. 左右の側板と本体の隙間を調整しながら、ネジM6)4
本で固定します。
本体のネジ穴位置が合わせにくい場合は、左右の側
板の下に高さ調整用に布や雑誌を置いてください。
4. ペダル板をスタンドの側板内側の金具にネジM4長)4
本で仮止め*します。
側板をこすらないように気をつけてください。
* 仮止めとは、2mm程度隙間が空くようにネジを締め
ることです。
5. 組み立て途中のスタンドを2人でゆっくりとおこします。
6. 左右の側板の金具A)の下方からスピーカー・ボッ
クスの凹み部分を通しながら上方に持ち上げます
金具(A)がスピーカーボックスの中に完全に隠れたら、
スピーカー・ボックスを前方へ押し出して側板とス
ピーカー・ボックスの後面がほぼ面一になる状態にし
ます。ここで手を離してください。
指などを挟まないように注意してください。
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7. 左右の側板の金具の穴と、スピーカー・ボックスの穴位
置を合わせながら、左右の隙間が均等になるように調整
してから、ネジ(M4長)4本で固定します。
このときコードホルダーを側板(左用)の金具の上側と
共締めにします。
8. スピーカー・ボックスの下にある左右の側板の穴に、
(M4短)で金具を取り付けます。
9. 背板を少し湾曲させて左右の側板の溝にはめこみま
す。
指などを挟まないように注意してください。
10.背板を持ち上げて、手順8で取り付けた金具の穴と背板
の穴を合わせ、背板の下部をネジM4短4本で仮止め
します。
11.手順10で合わせた金具の穴と背板の穴をネジ(M4
短)2本で固定します。
12.ペダルユニットの裏にあるコネクターに向きを間違え
ないように付属のペダル・コードを接続して、ペダル・
ユニットの溝にはめ込んで固定します。
ペダルコードのコネクターの脱着は、ロック爪を押し
ながら行ってください。
100
13.スタンドの左右どちらかを持ち上げて、ペダル板にペダ
ユニットをはめ込みます。
14.ペダル板裏側の切り欠きの上の穴にペダル固定ピンを
押し込み固定します。
押し込んだ後にスタンドを持ち上げ、ペダルが落ちない
ことを確認してください。
ペダル固定ピンはペダルユニットの脱落を防止するた
めのものです。そのため、パネル板に完全に固定するこ
とはできません。
15.手順4と手順10で仮止めしたペダル板と背板のネジを
しっかりと固定します。
側板との上下の段差を左右均等になるように調整して
ください。
16.左右の側板の後ろに、転倒防止金具を必ず取り付けてく
ださい。このときコードホルダーを左側の転倒防止金
具と共締めにします。
転倒防止金具は下側の丸い穴の方から取り付けてくだ
さい。このとき、側板と転倒防止金具の接続部分が均一
になるように(段差が生じないように取り付けてくだ
さい。
17. もう一度スタンドに隙間や傾きが無いことを確認し、
すべてのネジがしっかりと締まっていることを確認し
ます。
18. 本体の底面中央にあるコネクターパネルに、ACアダ
プター85ページの付属のACアダプターの接続
参照)ペダルコードとスピーカーコードを接続し
ます。
ペダルコード、スピーカーコードを接続するときは、
コネクターの向きに注意してください。
ペダルコード、スピーカーコードを外すときは、
ネクターのロック爪を押しながら行ってください。
19. ACアダプターのコードとペダルコードを2本のコー
ホルダーで固定します。
固定後コネクターに無理な力がかからないようにして
ください。
20. 本機を設置してください。このときは平らで安定し
た床かどうかを確認し、安全な場所へ置いてください。
本機を設置するときは、ACアダプターのコードやペダ
ル・コードの上にスタンドが乗らないように注意して
ください。
安全性を高めるため左右の側板の後ろには必ず転
倒防止金具を取り付けて使用してください。
組み立て後のチェック
部品は余っていませんか?
部品が余ったときは、組み立て手順をよく見て、それら
がどこで使用される部品なのかを確認してください。
すべてのネジが緩んでいないかを確認してください。
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Korg G1 取扱説明書

カテゴリー
デジタルピアノ
タイプ
取扱説明書
このマニュアルも適しています