2 製品の説明
2.1 用途
モニターは、 ヒルティのスキャンシステムを使用して記
録されたスキャンの表示および詳細な解析のためのもの
です。
スキャンをプロジェクトで管理して、 さらなるデータ評
価および保存のために PC に転送することもできます。
3 安全上の注意
3.1 一般安全注意事項
本体に保存されている取扱説明書をお読みください。
この取扱説明書の各項に記された安全注意事項の外に、
下記事項を必ず守ってください。
安全上の注意および指示事項をすべてお読みください。
これらを守らないと、 感電、 火災および/または重傷
事故の危険があります。 安全上の注意と取扱いに関す
る指示はすべて保管し、 いつでも確認できるようにして
おいてください。
3.2 基本的な安全注意事項
a) 本体を子供の手の届かない所に置いてください。
b) 本体のスイッチをオンにした後に表示ディスプレ
イを点検してください。 表示ディスプレイにヒ
ルティのロゴと本体の名称が表示されねばなりま
せん。 その後表示ディスプレイに免責事項に関す
る表示が現れます、 現在のプロジェクトでメインメ
ニューにアクセスするためにこの内容に同意する必
要があります。
c) 常に表示ディスプレイの警告メッセージに注意して
ください。
d) 表示ディスプレイは常に読み取り可能な状態に保っ
てください (例えば、 表示ディスプレイを指でつか
んだり、 汚したりしないでください)。
e) 故障した本体は決して使用しないでください。 ヒ
ルティサービスセンターにご連絡ください。
f) ご使用の前には本体の設定をチェックしてくださ
い。
g) 本体の搬送は、 必ずバッテリーパックを取り外し
た状態で行ってください。
h) 本体の搬送および保管は、 安全かつ確実な方
法で行ってください。 保管温度は -25°C...63°C
(-13°F...+145°F) です。
i) 極度に低温の場所から高温の場所に移す場合、 ある
いはその逆の場合は、 本体温度が周囲温度と同じに
なるまで待ってから使用してください。
j) 本体によってスキャン対象が検出された位置に穿孔
を行わないでください。 穴の径を考慮して常に適切
な安全係数を見込んで計算してください。
k) 測定結果は、 特定の周囲条件の影響を受けること
があります。 測定結果に影響を及ぼす条件として
は、 強力な磁場または電磁場を発生させる機器の近
辺、 水分、 金属を含む建設資材、 アルミニウムで
覆われた断熱材、 層構造、 空隙部のある構造物およ
び導電性のある壁布あるいはタイルなどが考えられ
ます。 このため、 構造物で穿孔、 切断あるいはフ
ライス加工を行う前に、 他の情報源 (建築設計図な
ど) も確認してください。
l) 周囲状況を考慮してください。 火災や爆発の恐れが
ある場所で本体を使用しないでください。
m) アクセサリーを使用しての作業の際は、 作業を始め
る前にアクセサリーが正しく取り付けられているこ
とを確認してください。
3.3 作業場の整理整頓
a) 本体は必ず決められた使用制限内で使用してくださ
い。
b) 各国の定める事故防止規定に従ってください。
c) 梯子や足場の上で作業を行うときは、 不安定な態
勢にならないように注意してください。 足元を確か
にし、 常にバランスを保ちながら作業してくださ
い。
3.4 電磁波適合性
注意事項
韓国のみ:この機器は、 住宅区域で発生する電磁波に
適したものです (クラス B)。 基本的に住宅区域での使
用を想定していますが、 他の区域で使用することも可
能です。
本体は厳しい規則に適合するように設計されています
が、 強い電磁波の照射により障害を受けて、 機能異常
が発生する恐れがあります。 このような状況あるいは
その他の理由による誤作動が疑われる場合は、 読取り
値が惑わされていないかチェックしてください。 また
他の装置 (航空機の航法システムなど) に影響を及ぼ
す可能性もあります。
3.5 一般的な安全対策
a) ご使用前に本体をチェックしてください。 本体に損
傷にある場合は、 ヒルティサービスセンターに修理
を依頼してください。
b) 本体は常に清潔で乾燥した状態に維持してくださ
い。
c) 本体は現場仕様に設計されていますが、 他の光学お
よび電子機器 (双眼鏡、 眼鏡、 カメラなど) と同
様、 取り扱いには注意してください。
d) 本体は防湿になっていますが、 本体ケースに入れる
前に必ず水気を拭き取り、 乾いた状態で保管してく
ださい。
e) 本体を開けたり改造することは許可されていませ
ん。
ja
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Printed: 25.04.2016 | Doc-Nr: PUB / 5070444 / 000 / 04