Hach SIP 10 User Instructions

タイプ
User Instructions
目次
仕様 ページの 72 メンテナンス ページの 79
総合情報 ページの 72 トラブルシューティング ページの 85
設置 ページの 75 交換パーツとアクセサリー ページの 85
操作 ページの 77
仕様
この仕様は予告なく変更されることがあります。
仕様 詳細
寸法 ( × 奥行き × 高さ) シッパーユニット: 120 x 85 x 200 mm
筐体
IP30
重量 シッパーユニット: 0.5 kg
保護クラス
II
汚染度
2
取り付けカテゴリ
II
電源 電源は USB ケーブル経由で濁度計から供給、530 mA5 V
作動温度 1040(50 104 °F)
保管温度 –1060 °C (14 140 °F)
湿度 80 % 相対湿度、結露なきこと
リンス液 120 mL (チューブから試料を除去する最低量)
流速 1 mL/
試料温度 270 °C (35.6 158 °F)
試料の塩分含有量 最大 65 g/L
インターフェース
USB
認証
CE
保証 1 (EU: 2 )
総合情報
いかなる場合も、製造元は、例えそのような損害が生じる可能性について報告を受けていたとして
も、本マニュアルに含まれるいかなる瑕疵または脱落から生じる直接的、間接的、特定、付随的また
は結果的に生じる損害に関して責を負いません。製造元は、通知または義務なしに、随時本マニュア
ルおよび製品において、その記載を変更する権利を留保します。改訂版は、製造元の Web サイト上
にあります。
安全情報
メーカーは、本製品の目的外使用または誤用に起因する直接損害、偶発的損害、結果的損害を含むあらゆる損害
に対して、適用法で認められている範囲で一切責任を負わないものとします。ユーザーは、適用に伴う危険性を
特定したり、装置が誤作動した場合にプロセスを保護するための適切な機構を設けることに関して、全責任を負
うものとします。
72
日本語
この機器の開梱、設定または操作を行う前に、このマニュアルをすべてよく読んでください。危険お
よび注意の注意事項に注意を払ってください。これを怠ると、使用者が重傷を負う可能性、あるいは
機器が損傷を受ける可能性があります。
本装置に備わっている保護機能が故障していないことを確認します。本マニュアルで指定されてい
る以外の方法で本装置を使用または設置しないでください。
危険情報の使用
回避しない場合、死亡または重傷を招く、潜在的な危険または危険が切迫している状態を示します。
回避しない場合、死亡または重傷を招く可能性がある、潜在的な危険または危険が切迫している状態を示します。
軽症を招く可能性のある潜在的に危険な状態を示します。
回避しない場合、装置の損傷を引き起こす可能性のある状況を示します。特に強調する必要がある情報。
使用上の注意ラベル
測定器上に貼付されたラベルや注意書きを全てお読みください。これを怠ると、人身傷害や装置の損
傷につながるおそれがあります。測定器に記載されたシンボルは、使用上の注意と共にマニュアルを
参照してください。
このシンボルが測定器に記載されている場合、操作上の指示マニュアル、または安全情報を参照して
ください。
このシンボルが付いている電気機器は、 ヨーロッパ域内または公共の廃棄処理システムで処分できま
せん。古くなったり耐用年数を経た機器は、廃棄するためにメーカーに無償返却してください。
製品の概要
TU5200 濁度計用の SIP 10 シッパーキットは、各濁度測定の前に、TU5200 のフロースルーヘッドか
ら選択した量の水試料を抽出するのに使用します。 1 を参照してください。選択すると、シッパー
は各濁度測定の後で、フロースルーヘッドから選択した量のユーザー指定リンス液を抽出します。
日本語
73
1 製品の概要
1 ドレーン 4 洗浄蓋 7 TU5200 濁度計
2 ローラーポンプ 5 フロースルーヘッド 8 SIP 10 シッパーユニット
3 USB ケーブル 6 試料ソース
製品のコンポーネント
すべてのコンポーネントが正しく納品されていることを確認します。 2 を参照してください。コ
ンポーネントが不足していたり損傷していたりする場合は、直ちに HACH Japan または弊社販売代
理店にお問い合わせください。
74
日本語
2 製品のコンポーネント
1 SIP 10 シッパーユニット 4 フロースルーヘッド
2 Tygon
®
チューブ、1.70 m 5 バイアル交換ツール
1
3 USB ケーブル、タイプ AB, 1 m
設置
フロースルーヘッドの取り付け
前提条件: プロセスバイアルを清掃します。バイアルの清掃 ページの 79 を参照してください。
プロセスバイアルのガラスには触れたり傷を付けないでください。ガラスを汚したり傷を付けると、測定エラー
を引き起こす可能性があります。
以下の図解入り手順に示すように、フロースルーヘッドを取り付けます。
1
取り付ける前に取り外します。
日本語
75
チューブの取り付け
以下の図解入り手順に示すように、チューブを取り付けます。
USB ケーブルの接続
以下の図解入り手順に示すように、USB ケーブルを接続します。
操作
設定の構成
1. 濁度計の電源ケーブルを電源コンセントに接続します。
2. 電源ボタンを押して、濁度計をオンにします。
日本語
77
3. シッパー を押します。
4. [On (オン)] を選択して、シッパー動作を有効にします。
: [On (
オン
)]
を選択すると、シッパーユニットが各測定前のシッパーサイクルと各測定後の洗浄サイクル
(
効な場合
)
を実行します。
5. 各オプションを選択して設定します。
オプシ
ョン
説明
導入時
シッパーユニットが各測定前にプロセスバイアルから試料を抽出する時間を設定します。オプシ
ョン: 1 300 (デフォルト: 120 ) ポンプの流速は 1 mL/秒です。
安定化
時間
測定する前に、試料をプロセスバイアルで安定化させる時間を設定します。オプション: 1
300 (デフォルト: 60 )[安定化時間] 設定を使用すると、各測定前に試料内の気泡や乱流を低
減できます。
洗浄時
シッパーユニットが洗浄サイクルを実行するときに、プロセスバイアルからユーザー指定のリンス
液を抽出する時間を設定します。オプション: Off (オフ、デフォルト) または 1 300 (デフォル
: 120 )
:
チューブから試料を除去するには、最低
120 mL
のリンス液が必要です。
洗浄起
測定後またはユーザーが [Purge (洗浄)] を押したときに洗浄サイクルが自動的に開始されるよう設
定します。オプション: Auto (自動、デフォルト) または Manual (手動)
: [
洗浄起動
]
ボタンを使用できるのは、
[
洗浄時間
]
[On (
オン
)]
に設定されている場合のみです。
6. OK を押します。
終了して変更を保存しない場合は、キャンセル を押します。設定を工場出荷時設定に変更する場
合は、初期設定 を押します。
バイアルとチューブの洗浄
新しいプロセスバイアルまたはチューブを初めて使用する前には、プロセスバイアルとチューブを以
下のように洗浄します。
1. インレットチューブを約 400 mL の脱イオン水に入れます。
容器の底部にチューブ開口部があることを確認します。
2. シッパー を押してから、洗浄 を押して、洗浄サイクルを開始します。
3. 360 mL の脱イオン水をプロセスバイアルとチューブから抽出するまで、ステップ 2 をさらに
実行します。
4. OK を押します。
試料の測定
1. 以下のように洗浄を実行します。
a. インレットチューブを脱イオン水に入れます。
b. シッパー ボタンを押してから、洗浄 を押して、洗浄サイクルを開始します。
c. OK を押します。
2. インレットチューブを試料に入れます。
3. 測定 を押します。シッパーユニットがシッパーサイクルを完了し、濁度計が試料を測定します。
[洗浄開始] [自動] に設定されている場合、洗浄サイクルは測定後に実行されます。
[洗浄開始] [手動] に設定されている場合は、[測定] ボタンが [洗浄] ボタンに変わります。
4. 適切な場合に、洗浄 を押して洗浄サイクルを開始します。
5. 試料測定が完了するまで、手順 3 4 をさらに実行します。
6. 洗浄を実行します。手順 1 を参照してください。
78
日本語
フロースルーヘッドを保管する準備をします。
短期間の保管の前には、プロセスバイアルとチューブを洗浄します。バイアルとチューブの洗浄
ページの 78 を参照してください。
長期間の保管の前には、以下の手順を行います。
1. フロースルーヘッドからプロセスバイアルを取り外します。バイアルの交換 ページの 81 の図
解入り手順を参照してください。
2. プロセスバイアルに滅菌水を 3 回充填します。滅菌水を捨てます。
3. プロセスバイアルに脱イオン滅菌水を充填します。
4. プロセスバイアルにプラグ入れます。試料バイアルのプラグを使用します。
メンテナンス
メンテナンススケジュール
1 にメンテナンス作業の推奨スケジュールを示します。設備要件および運用条件によっては、一部
の作業頻度が多くなる可能性があります。
1 メンテナンススケジュール
作業 1 必要に応じて
装置の清掃 ページの 79
X
バイアルの清掃 ページの 79
X
バイアルの交換 ページの 81
X
ポンプチューブの交換
ページの 83
X
装置の清掃
装置の外装を湿らせた布と中性石鹸液で清掃し、必要に応じて装置を拭き取って乾燥させます。
バイアルの清掃
人体損傷の危険。この手順を開始する前に、装置の電源を切ってください。
プロセスバイアルのガラスには触れたり傷を付けないでください。ガラスを汚したり傷を付けると、測定エラー
を引き起こす可能性があります。
標準の検査法に従って、初期使用の前にはプロセスバイアルを清掃し、必要に応じてガラスから汚れ
を取り除きます。
別の方法として、オプションのバイアルワイパーでプロセスバイアルを清掃します。バイアルをオプ
ションのワイパーで清掃します。 ページの 80 を参照してください。
1. フロースルーヘッドからプロセスバイアルを取り外します。バイアルの交換 ページの 81 の図
解入り手順を参照してください。
2. 標準の検査法に従って、プロセスバイアルを清掃します。
日本語
79
3. フロースルーヘッドにプロセスバイアルを取り付けます。バイアルの交換 ページの 81 の図解
入り手順を参照してください。
4. リントフリーの布でプロセスバイアルの外装を清掃し、ガラスから汚れ、指紋、または微粒子を
取り除きます。
バイアルをオプションのワイパーで清掃します。
水が溢れないように、プロセスバイアルにバイアルワイパーを慎重に差し込みます。
以下の図解入り手順に示すように、オプションのバイアルワイパーと脱イオン水を使ってプロセスワ
イパーを洗浄します。
リントフリーの布でプロセスバイアルの外装を清掃し、ガラスから汚れ、指紋、または微粒子を取り
除きます。
80
日本語
バイアルの交換
前提条件: 新しいプロセスバイアルを清掃します。バイアルの清掃 ページの 79 を参照してくださ
い。
人体損傷の危険。この手順を開始する前に、装置の電源を切ってください。
プロセスバイアルのガラスには触れたり傷を付けないでください。ガラスを汚したり傷を付けると、測定エラー
を引き起こす可能性があります。
プロセスバイアルは、多くの傷がある場合または 1 年後に交換します。以下の図解入り手順を参照し
てください。プロセスバイアルコンパートメントに水や微粒子が入らないようにしてください。
図解入りの手順が完了したら、プロセスバイアルとチューブを洗浄します。バイアルとチューブの洗
ページの 78 を参照してください。
日本語
81
ポンプチューブの交換
ポンプチューブに損傷や摩耗が見られる場合は、以下の図解入り手順に示すように、ポンプチューブ
を交換します。
用意するもの: ポンプチューブ (Lagoprene
®
)、プラスチック製ポンプカバーおよびコネクタ組み込み
済み
チューブを交換したら、プロセスバイアルとチューブを洗浄してください。バイアルとチューブの洗
ページの 78 を参照してください。
日本語
83
トラブルシューティング
エラー 説明 対処方法
シッパーモジュール
が接続されていませ
ん。ケーブルを確認
してください。
シッパーと濁度計
USB 接続され
ていません。
USB ケーブルを検査してください。ケーブルの長さが 1 m を超えな
いようにしてください。USB ケーブルが濁度計とシッパーに接続さ
れているか確認してください。
シッパーとチューブ
を確認してくださ
い。
ポンプチューブが
正しく取り付けら
れていません。
プラスチック製ポンプカバーを緩めて、もう一度取り付けてくださ
い。ポンプチューブの交換 ページの 83 の図解入り手順を参照して
ください。
ポンプを 15 秒間作動させます。レバーを押し下げて、チューブがロ
ーラーの周りに正しく取り付けられているか確認します。
交換パーツとアクセサリー
人体損傷の危険。未承認の部品を使用すると、負傷、装置の破損、または装置の誤作動を招く危険性が
あります。このセクションでの交換部品は、メーカーによって承認済みです。
:
プロダクト番号とカタログ番号は、一部の販売地域では異なる場合があります。詳細は、取り扱い販売店にお問
い合わせください。お問い合わせ先については、当社の
Web
サイトを参照してください。
交換パーツ
説明 アイテム番号
ケーブル、USB タイプ AB1 m
LZQ104
洗浄蓋
LZY919
洗浄蓋、ねじ (3x)
LZY921
フロースルーヘッド、TU5200
LZV967
シール、洗浄蓋
LZY914
シール、プロセスバイアル
LZY918
SIP 10 シッパーユニット、LZV940 付き
LQV157.99.40002
チューブ、ポンプ (Lagoprene) (プラスチック製ポンプカバーおよびコネクタ組み込み
済み)
LZV877
チューブキット、Tygon チューブ 1.70 mポンプチューブ (Lagoprene) (プラスチック
製ポンプカバーおよびコネクタ組み込み済み)
LZV940
バイアル、プロセス
LZY834
バイアルユニット
LZY917
バイアル交換ツール
LZY906
アクセサリー
説明 アイテム番号
マクロファイバー布 (バイアル清掃用)
LZY945
バイアルワイパー
LZY903
日本語
85
  • Page 1 1
  • Page 2 2
  • Page 3 3
  • Page 4 4
  • Page 5 5
  • Page 6 6
  • Page 7 7
  • Page 8 8
  • Page 9 9
  • Page 10 10
  • Page 11 11
  • Page 12 12
  • Page 13 13
  • Page 14 14
  • Page 15 15
  • Page 16 16
  • Page 17 17
  • Page 18 18
  • Page 19 19
  • Page 20 20
  • Page 21 21
  • Page 22 22
  • Page 23 23
  • Page 24 24
  • Page 25 25
  • Page 26 26
  • Page 27 27
  • Page 28 28
  • Page 29 29
  • Page 30 30
  • Page 31 31
  • Page 32 32
  • Page 33 33
  • Page 34 34
  • Page 35 35
  • Page 36 36
  • Page 37 37
  • Page 38 38
  • Page 39 39
  • Page 40 40
  • Page 41 41
  • Page 42 42
  • Page 43 43
  • Page 44 44
  • Page 45 45
  • Page 46 46
  • Page 47 47
  • Page 48 48
  • Page 49 49
  • Page 50 50
  • Page 51 51
  • Page 52 52
  • Page 53 53
  • Page 54 54
  • Page 55 55
  • Page 56 56
  • Page 57 57
  • Page 58 58
  • Page 59 59
  • Page 60 60
  • Page 61 61
  • Page 62 62
  • Page 63 63
  • Page 64 64
  • Page 65 65
  • Page 66 66
  • Page 67 67
  • Page 68 68
  • Page 69 69
  • Page 70 70
  • Page 71 71
  • Page 72 72
  • Page 73 73
  • Page 74 74
  • Page 75 75
  • Page 76 76
  • Page 77 77
  • Page 78 78
  • Page 79 79
  • Page 80 80
  • Page 81 81
  • Page 82 82
  • Page 83 83
  • Page 84 84
  • Page 85 85
  • Page 86 86
  • Page 87 87
  • Page 88 88
  • Page 89 89
  • Page 90 90
  • Page 91 91
  • Page 92 92
  • Page 93 93
  • Page 94 94
  • Page 95 95
  • Page 96 96
  • Page 97 97
  • Page 98 98
  • Page 99 99
  • Page 100 100
  • Page 101 101
  • Page 102 102
  • Page 103 103
  • Page 104 104
  • Page 105 105
  • Page 106 106
  • Page 107 107
  • Page 108 108
  • Page 109 109
  • Page 110 110
  • Page 111 111
  • Page 112 112
  • Page 113 113
  • Page 114 114

Hach SIP 10 User Instructions

タイプ
User Instructions

他の言語で