AKM AK4637EN, AK4637VN Evaluation Board Manual

  • AKM AKD4637-BオーディオCODEC評価ボードのマニュアルを読み込みました。このドキュメントには、ボードの概要、機能、操作手順、評価モード、各種設定、測定結果などが詳しく解説されています。AK4637のレジスタ設定、アナログ/デジタルマイク入力、スピーカー/ライン出力、USB制御などに関するご質問にお答えします。
  • 電源供給方法は?
    AK4118Aとの接続方法は?
    評価モードはどのように設定しますか?
    コントロールソフトで何ができますか?
    アナログ入力はどのように接続しますか?
[AKD4637-B]
<KM120603> 2018/10
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AKD4637-Bは、マイクアンプ、スピーカアンプを内蔵した低消費電力の24bit モノラルCODECAK4637
の評価用ボードです。当社A/Dコンバータの評価用ボードとのインタフェースを装備しており、手軽に
評価可能です。更にディジタルインタフェースにも対応しており、光コネクタを介してディジタルオー
ディオ機器とインタフェース可能です。
オーダリングガイド
AKD4637-B --- AK4637評価ボード
(コントロールソフトを同梱。)
2種類のインタフェースを装備
- 当社A/Dコンバータ評価ボードとダイレクトにインタフェース
- DIT, DIRにより、光入出力が可能
ボード制御用USBポート
Mini
Jack
Digital
MIC
REG
3.3V
SPK
LINE-
OUT
Jack
AK4637
Opt In
PIC4550
AK4118A
(DIT/DIR)
External
Clock
AIN/IN+
/DMDAT
1.8V
REG
0V
5V
GND1
REG1
DMCK
DMDT
BEEP/IN-
/DMCLK
BEEP
J1
J2
Opt Out
USB
Port
LDO
(T3)
PORT1
PORT2
PORT3
TVDD
DVDD
AVDD
Figure 1. AKD4637-Bブロック図
* 回路図、パターン図は文末に添付。
AKD4637-B
AK4637 評価用ボード Rev.2
[AKD4637-B]
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操作手順
(1) 電源の配線
(1-1) USB5Vから電源を供給する場合 <Default>
JP13
AVDDSEL
JP11
USB5V
5V
3.3V
(1-2) レギュレータから電源を供給する場合
JP13
AVDDSEL
JP11
USB5V
5V
3.3V
電源の接続
名称
電圧
内訳
REG1
5V
レギュレータへの入力
GND1
0V
グランド
Table 1. 電源の配線
(2) 評価モード、JPピン、DIPスイッチの設定(以下参照)
(3) 電源投入
電源投入後、コントロールソフトを立ち上げてください。
[AKD4637-B]
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評価モード
AK4118Aを使用してAK4637を評価する場合は、必ずAK4637AK4118Aのオーディオインタフェースを
一致させて下さい。AK4637のオーディオインタフェースフォーマットに関しては、AK4637のデータシー
ト、AK4118AのオーディオインタフェースフォーマットはTable 2.をそれぞれ参照して下さい。
AK4118Afs=32kHz以上に対応します。fs=32kHz未満で評価する場合は他のモードをお使い下さい。
また、AK4118AMCLK256fs512fsに対応します。これ以外の条件で評価する場合は他のモードをお
使い下さい。
AK4637のレジスタ設定に関しては、AK4637データシートを参照して下さい。
対応可能な評価モード
(1) AK4118ADIT機能を使ったA/D部の評価
(1-1) External Slave Modeでの設定
(2) AK4118ADIR機能を使ったD/A部の評価 <Default>
(2-1) External Slave Modeでの設定
(3) 外部クロックを使ったA/D部、D/A部の評価
(3-1) PLL Master Modeでの設定
(3-2) PLL Slave Modeでの設定
(3-3) External Slave Modeでの設定
(4) A/D → D/Aループバックの評価
(4-1) PLL Master Modeでの設定
(4-2) PLL Slave Modeでの設定
(4-3) External Slave Modeでの設定
[AKD4637-B]
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(1) AK4118ADIT機能を使用したA/D部の評価
(1-1) External Slave Modeでの設定
水晶発振子X1(12.288MHz)及びPORT2(光出力)を使用します。PORT1には何も接続しないで下さい。
AK4637のレジスタをEXT Slave Modeに設定します。AK4118AからMCKI, BICK, FCKを供給し、SDTO
AK4118Aに供給します。
[JPの設定]
JP5
MCKI
JP6
BICK
JP7
FCK
DIR
EXT
DIR
EXT
JP8
DIR
EXT
SDTO
(2) AK4118ADIR能を使用したD/A部の評価 <Default>
(2-1) External Slave Modeでの設定
PORT1(光入力)を使用します。PORT2には何も接続しないで下さい。
AK4637のレジスタをEXT Slave Modeに設定します
[JPの設定]
JP5
MCKI
JP6
BICK
JP7
FCK
DIR
EXT
DIR
EXT
DIR
EXT
JP9
SDTI
DIR
ADC
JP10
SDTI-SEL
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(3) 外部クロックを使ったA/D部、D/A部の評価
外部クロックを使用して評価します。PORT1, PORT2には何も接続しないで下さい。
(3-1) PLL Master Modeでの設定
JP5MCKIからマスタクロックを入力し、AK4637内蔵のPLLにより BICK, FCKを生成し出力します。
AK4637のレジスタをPLL Master Modeに設定て下さい。
JP5からMCKI, JP9からSDTIを入力し、JP7からFCK, JP6からBICK, JP8からSDTO出力します。
AK4637
DSP or P
BICK
FCK
SDTO
SDTI
BCLK
FCK
SDTI
SDTO
MCKI
1fs
16fs, 32fs, 64fs
11.2896MHz, 12MHz, 12.288MHz,
13.5MHz, 24MHz, 27MHz
Figure 2. PLL Master Mode
(3-2) PLL Slave Modeでの設定
JP6BICKに入力されるクロックを基準に、AK4637内蔵PLLにてAK4637に必要なクロックを生成しま
す。AK4637のレジスタをPLL Slave Mode (Reference Clock = BICK)に設定して下さい。
JP6からBICK, JP7からFCK, JP9からSDTIを入力しJP8からSDTOを出力します。
AK4637
DSP or P
MCKI
BICK
FCK
SDTO
SDTI
BCLK
FCK
SDTI
SDTO
1fs
16fs, 32fs, 64fs
Figure 3. PLL Slave Mode 2(PLL Reference Clock: BICK pin)
[JPの設定]
JP5
MCKI
DIR
EXT
[AKD4637-B]
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(3-3) External Slave Mode での設定
AK4637のレジスタをEXT Slave Modeに設定して下さい。
JP5からMCLK, JP6からBICK, JP7からFCK, JP9からSDTIを入力し、JP8からSDTOを出力します。
AK4637
DSP or P
MCKI
BICK
FCK
SDTO
SDTI
BCLK
FCK
SDTI
SDTO
1fs
32fs
MCLK
256fs,384fs
512fs or 1024fs
Figure 4. EXT Slave Mode
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(4) A/D D/Aループバックでの評価
(4-1) PLL Master Modeでの設定
PORT1PORT2には何も接続しないで下さい。
AK4637のレジスタをPLL Master Modeに設定しJP5(MCKI)からマスタクロック(MCKI)を供給して下
さい。
[JPの設定]
JP8
JP9
SDTO
SDTI
DIR
ADC
JP10
SDTI-SEL
(4-2) PLL Slave Modeでの設定
PORT1PORT2には何も接続しないで下さい。
AK4637のレジスタをPLL Slave Mode(Reference Clock: BICK)に設定し、JP6からBICK, JP7からFCKを供
して下さい。
[JPの設定]
JP5
MCKI
JP8
DIR
EXT
JP9
SDTO
SDTI
DIR
ADC
JP10
SDTI-SEL
(4-3) External Slave Modeでの設定
PORT1PORT2には何も接続しないで下さい。
AK4637のレジスタをEXT Slave Modeに設定し、AK4118Aから全てのクロックを入力して下さい。
X1(12.288MHz)を使用します。
[JPの設定]
JP5
MCKI
JP6
BICK
JP7
FCK
DIR
EXT
DIR
EXT
JP8
DIR
EXT
JP9
SDTO
SDTI
DIR
ADC
JP10
SDTI-SEL
[AKD4637-B]
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DIPスイッチの設定
[S1] (SW DIP-4): AK4118Aの評価モードの設定
No.
Name
ON (H)
OFF (L)
Default
1
OCKS1
AK4118A Master Clock Setting :Table 4.参照
L
2
DIF0
AK4118A Audio Format Setting
Table 3.参照
L
3
DIF1
L
4
DIF2
H
Table 2. AK4118Aのモード設定
Mode
DIF2
DIF1
DIF0
DAUX
SDTO
FCK
BICK
I/O
I/O
0
0
0
0
24bit, Left justified
16bit, Right justified
H/L
O
64fs
O
1
0
0
1
24bit, Left justified
18bit, Right justified
H/L
O
64fs
O
2
0
1
0
24bit, Left justified
20bit, Right justified
H/L
O
64fs
O
3
0
1
1
24bit, Left justified
24bit, Right justified
H/L
O
64fs
O
4
1
0
0
24bit, Left justified
24bit, Left justified
H/L
O
64fs
O
Default
5
1
0
1
24bit, I
2
S
24bit, I
2
S
L/H
O
64fs
O
6
1
1
0
24bit, Left justified
24bit, Left justified
H/L
I
64 -128fs
I
7
1
1
1
24bit, I
2
S
24bit, I
2
S
L/H
I
64 -128fs
I
Table 3. AK4118A Audio Format Setting
OCKS1
MCKO1
Xtal
Default
0
256fs
256fs
1
512fs
512fs
Table 4. AK4118A Master Clock Setting
タクトスイッチの動作
[SW1] (PDN): AK4637, AK4118Aリセットスイッチを押している間はLになります。
AK4637, AK4118Aをリセットする時に使用して下さい。
シリアルントロール
AKD4637-BPCUSBポートを使用してコントロール可能です。USBケーブルでUSBコネクタ(PORT3)
PCUSBポートを接続して下さい。
[AKD4637-B]
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アナログ入出力回路
(1) 入力回路について
Figure 5. AIN, IN+/IN-入力回路
(1-1) AIN 入力する場合 (シングルエンド入力) <Default>
J1からAIN を入力します。
AINMic Powerを供給しない場合はJP2Openにして下さい
JP3
IN-
JP1
S/D
JP2
IN+
AIN
MPWR
(1-2) IN+/IN- 入力する場合 (差動入力)
J1からIN+/IN-を入力します。
IN+/IN-Mic Powerを供給しない場合はJP2, JP3Openにして下さい
JP3
IN-
JP1
S/D
JP2
IN+
AIN
MPWR
(1-3) BEEPを入力する場合
TP10からBEEPを入力します。
J1には何も接続しないで下さい。
(1-4) デジタルマイクから入力する場合
TP11からDMCKを出力し、 TP12からDMDATを入力します。
J1には何も接続しないで下さい。
[AKD4637-B]
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(2) 出力回路について
Figure 6. AOUT, SPP/SPN出力回路
(2-1) スピーカ 出力 <Default>
TP3, TP4からSPP/SPNを出力します。
JP4
AOUT
(2-2) モノラルライン 出力
J2(ミニジャック)からAOUTを出力します。
JP4
AOUT
当社では回路例の使用によるトラブルについて一切の責任は負いません。
[AKD4637-B]
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コントロールソフトマニュアル
評価ボードとコントロールソフトの設定
1. 評価ボードを適宜、設定して下さい。
2. 評価ボードとPC USB ケーブルで接続して下さい。
3. USBコントロールは、PC 上ではHDD (Human Interface Device) として認識されます。
4. コントロールプログラム (akd4637.exe) を立ち上げてください。(Note 1)
左下に”AKDUSBIF-B” と表示されない場合は、PC USB ケーブルを再度接続し直して[Port Reset]
タンを押して下さい。
5. 適宜、操作を行い評価してください。
Figure 7. Window of Control Soft
Note 1. 評価ボードに電源を投入し、SW1(タクトスイッチ) を一度押してAK4637AK4118A のパワーダ
ウンを行ってください。
[AKD4637-B]
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操作説明
コントロールソフトでは、ファンクション機能、レジスタマップ操作を行うことができます
これらは、上部のタブで切り替えられます
頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン([Write Default]) 等は、切り替え画面の外側に配置されています。
1. [Port Reset]: メインボード上のUSB ポートにリセットを行います。
ソフト起動後PC USB コントロールを接続した場合、このボタンをクリックしてください。
2. [Write Default]: レジスタを初期設定にします
3. [All Write]: 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。
4. [All Read]: AK4637 のレジスタ値を全て読み出し、レジスタマップに表示します。
5. [Save]: [Save Address of Register] ダイアログを立ち上げます。
6. [Load]: ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。
7. [All Reg Write]: [All Reg Write] ダイアログを立ち上げます。
8. [Sequence]: [Sequence] ダイアログを立ち上げます。
9. [Sequence (File)]: [Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。
10. [Read]: 現在のレジスタを読み出し、Register 欄に"Add::R:W" 表示します。
(Add: Address, R: AK4637 Read, W: 最後のWrite (= Register Map))
[All Read] ボタンとは異なり16 進表示のみを行いレジスタマップへの反映は行いません。
[AKD4637-B]
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各タブ機能の説明
(1) [Function] タブ: ファンクション機能
各ボタンを押すとシーケンス動作やレジスタ設定を実施します。
Figure 8. [Function] Window
Function ブロック : Recording, Playback, Loopback など、ボタンに記載されている機能のシーケンス処理
を実施します。( (1- 1) 参照)
パス・各種設定ブロック : パス設定や各種機能設定ダイアログを開きます( (1-2) 参照)
パスの色説明
太線(青・赤・黄色・橙)はパスがつながっていることを示します。
・太線():パスはつながるがその経路のパワーがOFFの状態
・太線():パスがつながりその経路のパワーもONしている状態
・太線():パスがつながっている状態
・太線():パスがつながっていて使用している状態
[AKD4637-B]
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(1-1) Function ブロック
Figure 9. [Function] Block
ボタン名の機能のシーケンス処理を実行して、複数のレジスタを更新します。
主にパス設定で使用します。
Function Name
Description
Input
Output
Path
Analog MIC
(Recording_MIC+18dB(ALC ON))
アナログ
マイク入力
AMIC
SDTO
AMICADCDigi.FilSDTO
Digital MIC
(Recording_DigitalMIC(ALC ON))
デジタル
マイク入力
DMDAT
/DMCLK
SDTO
DMDAT/DMCLKDeci.Fil
Digi.FilSDTO
Speaker
(Playback_Speaker+8.4dB(ALC ON))
スピーカ
出力
SDTI
SPP/SPN
SDTIDigi.FilDACSPP/SPN
Line
(Playback_Lineout)
ライン出力
SDTI
AOUT
SDTIDACAOUT
AMIC-Line
(Loopback_MIC+18dB_LineOut
(ALC ON))
アナログ
マイク入力~
ライン出力
AMIC,
AOUT
AMICADCDigi.FilDAC
AOUT
Table 5. Sequence Process Setting
I/F モードは変更されません。AK4637 のデフォルト設定は以下となっています。
I/F モード 24bit MSB justified
[AKD4637-B]
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(1-1-1) [Analog MIC (Recording_MIC+18dB(ALC ON))] シーケンス処理
メイン画面で[Analog MIC] ボタンを押すと、以下のようにアナログマイク入力の設定が行われます。
(Note 2)
Figure 10. [Analog MIC] Setting (After)
Note 2. パスブロック図内の[Power Down/Up] ボタンとは連動しません。
[AKD4637-B]
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(1-1-2) [Digital MIC (Recording_DigitalMIC(ALC ON))] シーケンス処理
メイン画面で[Digital MIC] ボタンを押すと、以下のようにデジタルマイク入力の設定が行われます。
(Note 2)
Figure 11. [Digital MIC] Setting (After)
[AKD4637-B]
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(1-1-3) [Speaker (Playback_Speaker+8.4dB(ALC ON)] シーケンス処理
メイン画面で[Speaker] ボタンを押すと、以下のようにスピーカ出力の設定が行われます。(Note 2)
Figure 12. [Speaker] Setting (After)
[AKD4637-B]
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(1-1-4) [Lineout (Playback_Lineout)] シーケンス処理
メイン画面で[Lineout] ボタンを押すと、以下のようにライン出力の設定が行われます。(Note 2)
Figure 13. [Line out] Setting (After)
[AKD4637-B]
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(1-1-5) [AMIC-Line (Loopback_MIC+18dB_LineOut(ALC ON))] シーケンス処理
メイン画面で[AMIC-Line] ボタンを押すと、以下のようにアナログマイク入力 -> ライン出力の設定が
行われます。(Note 2)
Figure 14. [AMIC-Line] Setting (After)
[AKD4637-B]
<KM120603> 2018/10
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(1-2) パス・各種設定ブロック
パスの切り替えや、FS CM bits 等の設定を行うことができます。
[Input_ADC Setting], [Digital Filter Setting], [ALC Setting], [DAC_Output Setting], [BEEP Setting] ボタンで各
設定ダイアログを呼び出します。
Figure 15. [Path and Various Setting] Block
[Input_ADC Setting] ボタン : MIC およびADC 関連bit の設定ダイアログを呼び出します。
[Digital Filter Setting] ボタン : Digital Filter 関連の設定ダイアログを呼び出します。
[ALC Setting] ボタン : ALC 関連の設定ダイアログを呼び出します。
[DAC_Output Setting] ボタン : 出力レベルおよび出力関連bit の設定ダイアログを呼び出します。
スピーカアンプ、ラインアウトアンプの設定もこのダイアログにあり
ます。
[BEEP Setting] ボタン : BEEP 関連bit の設定ダイアログを呼び出します。
BEEP Power [OFF/ON]ボタン : BEEP 出力のパスを制御し、BEEP 出力をOFF/ON します。
[ON] 時にBEEPS = 1となり、BEEPS bit スイッチがつながります。(Note 3)
BEEPS bit スイッチ : BEEPS bit と連動します。
DACS (DACL) bit スイッチ : DACS, DACL bit と連動します。(Note 4)
[Power Down/Up] ボタン : 現在のパス設定を元にRecording またはPlayback 用のパスやPMx bit
Power Down/Up の切り替えを行います。(Note 3)
Note 3. Power Up, Power Down 時に自動で設定されるbit があります。(次ページ表参照)
Note 4. この画面上のDACS (またはDACL bit) スイッチは、LOSEL bit (Speaker / Lineout ) によって切り
替えられます。
レジスタマップからDACS, DACL bit を操作する場合も、LOSEL bit を確認してGUI 側の表示を
更新します。LOSEL = 0 かつDACS = 1 、またはLOSEL=1 かつ DACL = 1 の場合スイッチを"
"、それ以外の場合はスイッチを"切断"します。
/