Dell OpenManage Baseboard Management Controller Version 2.0 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
ベースボード管理コントローラユーティリティユーザーズガイド
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このマニュアルでは、商標および名称の所有者またはその製品の参照するためその他の商標および商号を使用されていることがありますこれらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. 所属するものではありません
初期リリース: 2005 3 28
最終改訂:2006 9 6
はじめに
管理下システムの設定
BMC 管理ユーティリティの使用
既知の不具合とよくあるお問い合わせ
BMC 管理ユーティリティエラーコード
ターミナルモードコマンド
エスケープキーシーケンス
シリアルポートコンソールリダイレクト
用語集
メモメモはコンピュータをよりよく活用できるようにするための重要な情報を表します
注意: 注意はハードウェアに損傷やデータ損失をえる可能性があることを示し、問題を回避する方法を指示します
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BMC 管理ユーティリティエラーコード
ベースボード管理コントローラユーティリティユーザーズガイド
以下は、BMC 管理ユーティリティのエラーメッセージのリストです。 機能的なエラーが発生するとエラーメッセージが stderr 出力されますエラーメッセージのテキストをA-1 メッセージ列に
します
エラーは常にのような解析可能な形式で出力されます
エラー(<16 進コード>):<メッセージ>!
以下に例をします
エラー(0xC1):無効なコマンド !
A-1. BMC 管理ユーティリティエラーコード
コー
分類
メッセージ
A1h
接続エラー
接続タイムアウト
BMC が応答しません
認証タイプが無効です
認証タイプのエラー
A2h
通信エラー
通信エラー
ネットワークスタックまたはシリアル通信エラー
データエラー
データパケットフォーマットエラー
未接続
リモートサーバーに接続していません
A3h
認証エラー
コマンドを実行する特権が不十分です
コマンドを実行する特権レベルが不十分です
ログインが認証されませんでした
BMC ユーザー/ パスワードが無効です
A5h
初期化エラー
認証エラー
ローカルまたはリモートプロキシからのセッション要求が拒
されました
アクセスが拒否されました
禁止されている IP アドレスからプロキシにアクセスしようと
しています
言語が不明です
言語コードが不明です
IP アドレスが無効です
IP 解決エラー
セッションバッファ制限を超えました
さが Telnet 入力制限を超えました
A6h
A8h
シンタックスエラー
コマンドシンタックスエラー
コマンドを解析できません
コマンドを認識できません
コマンドを認識できません
オプションがコンフリクトしています
オプションがコンフリクトしています-last -max
無効なパラメータ
無効なパラメータ
A7h
パラメータエラー
パラメータが範囲外
パラメータが範囲
パラメータが範囲外(1255
値が範囲外(1255
パラメータが範囲外(165535
値が範囲外(165535
無効なデータフィールド
無効なデータフィールド
無効なインデックス
インデックスは 0 や負の値にできません
最初のインデックスが最後よりきいです
最初のインデックスが最後よりきいです
最初のインデックスが SEL レコードの合計より
きいです
最初のインデックスが SEL レコードの合計よりきい値で
A8h
H/W または F/W エラー
サポートされていないコマンド
サポートされていない操作
センサーがありません
要求センサーデータレコードが存在しません
センサーコマンドエラー
コマンドが指定されたセンサーまたはレコードタイプにとって
不正です
ファームウェアエラー
コマンド応答を提供できませんでした
送信先エラー
要求を送信先に送信できません
デバイスエラー
デバイス固有(OEMエラー
A9h
処理エラーコマンドを再試行すると消失する
時的エラー
BMC がビジー状態です
BMC が処理リソースです
送信先タイムアウトエラー
コマンド処理中BMC がタイムアウトしました
BMC のストレージ容量が不足です
BMC でコマンドの処理に必要なストレージ容量が不足して
います
無効な予約 ID
無効な予約 ID
コマンドが重複しています
重複した要求を実行できません
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SDR がビジーです
センサーデータレコードリポジトリがアップデートモードです
デバイスは使用中です
デバイスがファームウェアアップデートモードです
BMC が使用不可です
BMC が初期化を実行中です
BMC 状況が不正です
現在BMC 状況では要求がサポートされていません
BMC がセッションです
接続要求に使用できるセッションスロットがありません
AEh
予期せぬ IPMI エラー
LUN が無効です
無効な論理ユニット番号(LUN)が要求されました
特定できないエラー
特定できないエラー
AFh
不明のエラー
不明のエラー
不明のエラー
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ターミナルモードコマンド
ベースボード管理コントローラユーティリティユーザーズガイド
セキュリティ情報
構文
Hex-ASCII コマンドフォーマット
テキストコマンドフォーマット
この付録ではターミナルモードコマンドの情報を説明します
ターミナルモードを使うとシリアルポート接続を使って直接システムのベースボード管理コントローラBMC)に接続し、テキストベースのコマンドを実行できます。 次2 種類のテキストコマンドがサポ
ートされています
l 一部のテキストコマンド
l スタンダードバイナリ Intelligent Platform Management InterfaceIPMI16 進数 ASCII コマンド
ターミナルモードの設定
Server Administrator からターミナルモードを設定するには、以下の手順に従ってください
1. ターゲットシステムの Server Administrator ホームページにログインします
2. システム オブジェクトをクリックします
3. メインシステムシャーシ オブジェクトをクリックします
4. リモートアクセス オブジェクトをクリックします
5. BMC 情報 ウィンドウが表示されます
6. 設定 タブをクリックします
設定 タブでシリアルポート をクリックします
7. ターミナルモード設定 ボタンをクリックします
この画面で接続モード設定、ボーレートフロー制御、チャネル特権レベルの制限の各属性を設定できます
l Dell™PowerEdge™x8xxおよび x9xx システムの場合は、BMC のシリアル通信接続モードを ダイレクト ターミナルモード に設定する必要があります
l PowerEdge x9xx システムの場合は、外部シリアルコネクタリモートアクセス設定する必要がありますこのオプションは [BIOS 設定] シリアル通信 サブメニューにあります
l DRAC 5 がインストールされている場合は、RAC シリアルコンソール無効にしますDRACGUIにログオンしリモートアクセス から シリアル移動し、シリアルコンソールを
する無効にします
l PowerEdge x8xx システムに シリアルポート 1 を設定しますこのオプションは BIOS 設定 オンボードデバイス メニューにあります
ターミナルモードの使用
ターミナルモード機能は、次のようなタスクの実行に使用します
l サーバーの電源のオンとオフの切り替え
l サーバーのリセット
l サーバーの正常性状態の検索
l サーバー管理サブシステム起動オプションの設定と検索
l BMC のターミナルモード設定の設定と検索
l IPMI 仕様で指定されているプラットフォーム対応のバイナリコマンドを 16 進数 ASCII フォーマットを使用して実行します
メモターミナルモードは Server Administrator Deployment ToolkitDTK)で設定できます
メモここで説明するターミナルモード機能の多くはIPMI の詳しい知識が必要ですターミナルモードを使用する際は、この項に記載されるコマンドを使用する前にIPMI の詳細を理解しておく
ようにしてください
セキュリティ情報
ターミナルモードを使用して BMC にアクセスするにはユーザーとパスワードをしく設定する必要があります。 詳細しては、「管理下システムの設定」を参照してくださいターミナルモードのコ
マンドを受け入れる前に、BMC とセッションを確立する必要がありますBMC とセッションを確立する前は、一部のテキストコマンドと最低IPMI 特権レベルを割り当てられた 16 進数 ASCII コマンド
のみが使用可能です
ターミナルモードのパスワードはクリアテキストを使って送信されるため、直接接続を使った安全なリンク上の安全な場所でターミナルモードセッションをうことをおめします
構文
ターミナルモードメッセージは次の標準的な構文に従います
[<メッセージデータ>]<ニューラインシーケンス>
ターミナルモードメッセージは、最初に左ブラケットの「開始」文字を付け、右ブラケットの「終了」文字で終えて、適切なニューラインシーケンスを入力する必要があります
入力文字は、開始文字を受けるまでは受け入れられません
コマンド
ターミナルモードメッセージは最大 122 文字に制限されています。 左右のブラケットもこの中に含まれますが、制御文字は含まれません
文字サポート
ターミナルモードメッセージは、標準の印刷可能ASCII 文字で構成されていますそれ以外の文字はすべて不正な文字として処理されます
特殊文字 <ESC> 文字
<ESC> 文字BMC に送信して処理するにメッセージ全体を削除しますライン編集が有効<ESC> キーの後に入力ニューラインシーケンスが続く場合、BMC は出力ニューラインシーケンスを
出力して応答しますそうでない場合、BMC は次の開始文字を探します
特殊文字 <Delete> または <Backspace> 文字
<Backspace> または <Delete> キーはメッセージが BMC にまだ送信されていない場合、入力された最後の文字を削除します
特殊文字 ライン継続文字
IPMI メッセージの場合、ライン継続"\" 文字を使用した直後に入力ニューラインシーケンスを入力することで、複数行に分割することができますライン継続文字は、テキストコマンドでも 16
ASCII コマンドでも使用できます
特殊文字 不正文字
BMC が受け取る不正な文字で処理中のメッセージがクリアされるとBMC は次の開始文字を探します
Hex-ASCII コマンドフォーマット
バイナリ IPMI コマンドは大文字と小文字を区別しない一連16 進数 ASCII のペアとして送受信されそれぞれのペアはスペース文字 1 つで区切られます。 B-1 BMC へのターミナルモード
求の一覧を、B-2 BMC からのターミナルモードの応答の一覧を示しますバイナリ IPMI 要求メッセージの例を以下に示します
[18 00 22]<ニューラインシーケンス>
B-1. BMC へのターミナルモード要求
メモHex-ASCII コマンドは 16 進数ASCII 文字に大文字でも小文字でも使用できます
バイト
1
[7:2] ネット関数(偶数)
[1:0] 応答者LUN
2
[7:2] 要求者のシーケンス番号
[1:0] ブリッジフィールド
B-2. BMC からのターミナルモード
テキストコマンドフォーマット
テキストコマンドでは16 進数 ASCII コマンドに存在するブリッジやシーケンス番号などのフィールドがサポートされませんまたテキストコマンドには SYS という文字列のプレフィックスが前に付きま
B-3 はターミナルモードテキストコマンドの一覧をB-4 はターミナルモード設定の一覧を示します
Hex-ASCII コマンド例(IPMI リセットウォッチドッグコマンド):
[18 00 22]<CR>
[1C 00 22 00]<CR-LF>
テキストコマンドの例:
[SYS TMODE]<CR>
[OK TMODE]<CR-LF>
B-3. ターミナルモードテキストコマンド
3
コマンド番号
4:N
データ
バイト
1
[7:2] ネット関数(奇数)
[1:0] 応答者LUN
2
[7:2] 要求者のシーケンス番号
[1:0] ブリッジフィールド
3
コマンド番号
4
完了コード
5:N
データ
コマンド
スイッチ
SYS PWD
-U USERNAME <
スワード>
-U はターミナルモードセッションを有効にしますUSERNAME ASCII テキストのユーザー名に対応します<パスワード> は印刷可能なパスワード
(最大 16 文字)を表します<パスワード> が指定されない場合、Null パスワードすべてバイナリ 0)が送信されますパスワードは大文字と小文字を
区別します
コマンドまたは IPMI メッセージを受け入れる前に、SYS PWD コマンドまたはセッション有効化IPMI メッセージを正常に実行する必要があります
メモ複数の不正なパスワードが入力されるとモデム接続は自動的に解除されます
-N <パスワード>
-N Null ユーザー名を<パスワード> は印刷可能なパスワード(最大 16 文字)を表します<パスワード> が指定されない場合、Null パスワード(す
べてバイナリ 0)が送信されますパスワードは大文字と小文字を区別します
コマンドまたは IPMI メッセージを受け入れる前に、SYS PWD コマンドまたはセッション有効化IPMI メッセージを正常に実行する必要があります
メモ複数の不正なパスワードが入力されるとモデム接続は自動的に解除されます
-X
-X は現在アクティブなすべてのセッションをただちにログアウトします
メモ-U または -N 含む無効なパスワードを入力するとログインすることができません
SYS TMODE
ターミナルモードがアクティブであることを確認するノーオペレーション確認として使用されますBMC OK 応答に続いて TMODE します
SYS SET BOOT XX
YY ZZ AA BB
IPMI コマンドまたは処置でリセットまたは電源オンがきたときに指定のデバイスに起動するよう指示する起動フラグを設定しますXX...BB は、
起動オプションパラメータの起動フラグである 5 つの 16 進数 ASCII エンコードバイトをします
このコマンドを受け取るとBMC は自動的に起動オプションに有効なビットを設定し、すべての起動イニシエータ承認データビットを 1b に設定します
SYS SET
BOOTOPT XX
YY...NN
これは IPMI システム起動オプションの設定 コマンドのテキストバージョンです。 起動フラグだけでなく、起動オプションパラメータも設定できま
XX YY...NN は、システム起動オプションの設定要求にされたデータバイトの 16 進数 ASCII エンコードをします
XX パラメータは有効です
[7] 1b = パラメータを無効またはロックされていると指定します
0b = パラメータを有効またはロック解除されていると指定します
[6:0] 起動オプションパラメータセレクタ
YY...NN 起動オプションパラメータデータ
パラメータデータに 0 バイトをすとパラメータの有効なビットを現在のパラメータ設定に影響をえずに変更できます
SYS GET
BOOTOPT XX YY ZZ
これはIPMI のシステム起動オプションの取得コマンドのテキストバージョンです。 任意の起動オプションパラメータを取得できます
XX YY ZZ は、システム起動オプションの取得要求にされたデータバイトの 16 進数 ASCII を表します
BMC はコマンドからたデータを 16 進数 ASCII フォーマットでします
XXパラメータセレクタ
[7]予約済
[6:0] 起動オプションパラメータセレクタ
YY設定セレクタ
[7:0]特定のパラメータセレクタから特定のブロックまたはパラメータのセットを選択します
パラメータが設定セレクタを使用していない場合、00h として書き込みます
ZZブロックセレクタ
パラメータのセット内の特定のブロックを選択します
パラメータがブロックセレクタを使用しない場合、00h として書き込みます
メモブロックセレクタを使IPMI 指定の起動オプションパラメータはありませんただしこのフィールドは他の設定コマンドと整合性を保ち、今後
IPMI 仕様が拡張した場合のプレースホルダとして提供されています
SYS SET TCFG
ターミナルモード設定バイトを返し、XX YY は、B-4に示すデータバイト 1 および 2 の揮発バージョンを 16 進数 ASCII エンコードでしたもので
AA BB 、不揮バージョンを 16 進数 ASCII エンコードでしたものです
V:XX <出力終結シーケンス>
N:AA BB <出力終結シーケンス>
-V XX YY
揮発性ターミナルモード設定を設定しますXX YY は、B-4に示されるとおりデータバイト 1 および 2 16 進数 ASCII エンコードでしたもので
BMC 、上記SYS SET TCFG と同じ出力を返します
-N XX YY
不揮発ターミナルモード設定を設定しますXX YY は、B-4に示されるとおりデータバイト 1 および 2 16 進数 ASCII エンコードでしたもので
BMC 、上記SYS SET TCFG と同じ出力を返します
SYS RESET
すぐにシステムハードリセットをうように BMC に指示します
SYS POWER OFF
即座にシステム電源オフを実行するように BMC に指示します
SYS POWER ON
即座にシステム電源オンを開始するように BMC に指示します
SYS HEALTH
QUERY
レベルバージョンのシステム正常性状態を「簡潔な」フォーマットですように BMC に指示しますコマンドが受けれられるとBMC は次のフォー
マットの文字列を返します
PWR:zzz H:xx T:xx V:xx PS:xx C:xx D:xx S:xx O:xx
明:
PWR はシステムの電源状況を表します
H は正常性をします
T は温度をします
V は電圧をします
PS は電源装置サブシステムをします
C は冷却サブシステムファン)を表します
D はハードドライブ / RAID サブシステムをします
S は物理的セキュリティをします
O はその他(OEM)を表します
zzz ONOFF ソートオフまたはメカニカルオフ)、SLPスリープ - スリープレベルを区別できないときに使用)、S4S3S2S1??(不明)
xxoknccrnrufまたは ?? 説明:
ok = OK(通常の動作範囲でモニタされたパラメータ
B-4. ターミナルモード設定
nc = 非重要("warning": hardware outside normal operating range).「警告」:ハードウェアが通常の動作範囲外です
cr = 重要("fatal": hardware exceeding specified ratings).「致命的」:ハードウェアが指定のレートを超えています
nr = 回復不可("potential damage": system hardware in jeopardy or damaged).「損傷の可能性」:システムハードウェアが危
険または損傷状態にあります
uf = 未指定のエラーエラーが検出されましたが重大度が指定されていません
?? = 状態が使用できないか不明(通常はシステムの電源がオフのため
SYS HEALTH
QUERY
-V
レベルバージョンのシステム正常性状態を複数行の「詳細」フォーマットでBMC からるようにしますBMC は次のフォーマットで文字列を返しま
す。
SYS Health:xx<出力終結シーケンス>.
電源: ONOFF ソートオフまたはメカニカルオフ)、SLEEPスリープ - スリープレベルを区別できないときに使用)、S4S3S2S1、不明。
Temperature:xx<出力終結シーケンス>
Voltage:xx <出力終結シーケンス>
PowerSystem:xx<出力終結シーケンス>.
Cooling:xx<出力終結シーケンス>
Drives:xx<出力終結シーケンス>
Security:xx<出力終結シーケンス>
Other:xx<出力終結シーケンス>
xx の説明:
OK(通常の動作範囲でモニタされたパラメータ
非重要(「警告」:ハードウェアが通常の動作範囲外です
重要(「致命的」:ハードウェアが指定の評価を超えています
回復不可(「損傷の可能性」:システムハードウェアが危険または損傷を受けた状態です
未指定のエラーエラーが検出されましたが重大度が指定されていません
不明(状態が使用できないか不明。通常はシステムの電源がオフのため
SYS IDENTIFY
LED の点滅やビープによってラックのシステムの場所を示しますシステムの場所15 秒間だけ表示されますこれはオプションの シャーシ
識別コマンドのテキストバージョンです
SYS IDENTIFY
-ON<XX>
LED の点滅やビープによって、 一定時間ラックのシステムの場所をします
XX はオプションの 16 進数 ASCII バイトでシステムに自動検出させる秒数を表しますXX を入力しなければシステムの場所15 秒間だけ表示さ
れますこれはオプションの シャーシ識別コマンドのテキストバージョンです
SYS IDENTIFY
-OFF
システムの場所の表示が消えますシステムが検出されていない場合は、効力がありませんこれはオプションの シャーシ識別コマンドのテキスト
バージョンです
バイ
1
[7.6] 予約済
[5] ライン編集
0b = 無効
1b = 有効(出荷時のデフォルト
[4]予約済
[3:2]削除制御(ライン編集が有効なときにのみ適用)
00b = BMC は、<Backspace> または <Delete> 受け取ると<Delete> 文字を出力します
01b = BMC は、<Backspace> または <Delete>(出荷時のデフォルト)を受けると
<Backspace><SP><Backspace> シーケンスを出力します
[1]エコー制御 0b = エコーなし 1b = エコーBMC は文字を受け取るとエコーします)(出荷時のデフォルト
[0]ハンドシェイクBMC は各ターミナルモードの IPMI メッセージを受け取った[SYS]<ニューライン>を出力したら、次のメッセージを受け取る準備ができます
0b = 無効
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1b = 有効(出荷時のデフォルト
2
[7:4] - ニューラインシーケンスをBMC からコンソールへ)出力しますBMC がターミナルモードでコンソールにラインを書き込むときにBMC <ニューライン> シーケンスに使用する文字
を選択します
0h = ターミナルシーケンスがありません
1h = <CR-LF>(出荷時のデフォルト
2h = <NULL>
3h = <CR>
4h = <LF-CR>
5h = <LF>
そのすべて = 予約済
[3:0] - 入力ニューラインシーケンスコンソールから BMC )。 ターミナルモードで BMC に書き込むときにコンソールがニューラインシーケンスに使用する文字を選択します
0h = 予約済
1h = <CR>(出荷時のデフォルト
2h = <NULL>
そのすべて = 予約済
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エスケープキーシーケンス
ベースボード管理コントローラユーティリティユーザーズガイド
Aコンソールリダイレクトは ANSI または VT 100/220 ターミナルエミュレーションを使用しますがこれは基本的ASCII 文字に限定されていますこの文字セットにはファンクションキー、矢印
ー、およびコントロールキーはありませんただしほとんどの BIOS ソフトウェアでは、一般的な操作にファンクションキーとコントロールキーを使用する必要があります。 一部のファンクションキーと
Esc キーは、「エスケープシーケンス」と呼ばれる特殊なキーシーケンスを使用して特定のキーをすことでエミュレートできます
BIOS でシリアルポート経由のコンソールリダイレクトを設定するときは、次の表に記載するエスケープシーケンスをキーに使用してくださいこれらのキーは BIOS POST にも表示されますスペー
スバーをして一時停止してからリストを確認しますサポートされているシーケンスはシステムの telnet クライアントの履歴にも一覧になっています
C-1. 特定のキーのエスケープシーケンス
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キー
サポートされているシーケンス
F10
<Esc><0>
F12
<Esc><@>
<Ctrl><M>
<Esc><Ctrl><M>
<Ctrl><H>
<Esc><Ctrl><H>
<Ctrl><I>
<Esc><Ctrl><I>
<Ctrl><J>
<Esc><Ctrl><J>
<Alt><X>
<Esc><X><X>
<Ctrl><Alt><Del>
<Esc><R><Esc><r><Esc><R>
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シリアルポートコンソールリダイレクト
ベースボード管理コントローラユーティリティユーザーズガイド
シリアル通信
SPCR
SOL プロキシ使用のシリアルコンソールリダイレクト
シリアル通信
PowerEdge x9xx サーバーの場合は、シリアルコンソールリダイレクトは COM1 または COM2 を使って実行できます
COM1 のコンソールリダイレクト
COM1 のシリアルコンソールリダイレクトを有効にするには、次の設定が必要になります
シリアル通信-> シリアル通信 と進み、COM1 のコンソールリダイレクトでオン設定します
シリアル通信-> 外部シリアルコネクタ進み、COM1 に設定します
COM2 のコンソールリダイレクト
COM2 のコンソールリダイレクトを使うとシリアルオーバー LANSOL)通信用の外部コネクタまたは BMC DRAC 5 などのリモートアクセスデバイスにリダイレクトできます
COM2 のシリアルコンソールリダイレクトを有効にするには、次の設定が必要になります
シリアル通信-> シリアル通信 COM2 のコンソールリダイレクトでオン設定します
シリアル通信-> 外部シリアルコネクタCOM2 に設定します
外部コネクタへリダイレクトするしないに関係なくコンソールリダイレクトまたは SOL COM2 を使用する場合、BIOS BMC から SOL ボーレートを読み取り、その設定値を使ってコンソールリダイ
レクトをアクティブにしますSOL ボーレートは Dell Deployment ToolkitOMSADRACまたは BMU を使って設定できます
BMC または DRAC へのシリアルターミナル通信
シリアルターミナルモードを使うとシリアルポート接続を使って直接 BMC または DRAC に接続し、テキストベースのコマンドを実行できますシリアルターミナル通信用BMC および DRAC の設
定、ならびに使用可能なターミナルモードコマンドの設定情報については、付 B を参照してください
ターミナルモードではBMC または DRAC が、シリアルターミナル接続とシステム COM2 ポートへの接続間の切り替えをEsc キーシーケンスをサポートしますこの操作COM2 のコンソールリ
ダイレクト(「COM2 のコンソールリダイレクトを参照)と組み合わせて使うとシステムのコンソールリダイレクトの表示とシステムリセットなどのターミナルコマンドを実行する BMC または DRAC への
通信作業の間を切り替えることができます
ターミナルモードでシステム COM2 ポートへの接続に切り替える場合には、次の操作を行います
<Esc> +<Shift> <q>
システム COM2 ポートに接続されている場合にターミナルモードにるには、次の操作を行います
<Esc> +<Shift> <9>
SPCR
シリアルポートコンソールリダイレクトSPCR)表は、システムファームウェアとサービスプロセッサがアウトオブバウンドOOB)管理ポートを使用する方法について情報を提供していますたとえば
OOB 管理ポートがシリアルポートの場合は、シリアル番号、ボーターミナルの種類、そのOOB 通信に使用される設定などの情報SPCR 表に含まれていますSPCR 表は、コンソールリダイレク
ト用SACSpecial Administrative Consoleによって読み取られブータブル CD のインストール中に自動的に設定されます
システムサービスプロセッサがコンソールリダイレクトなどの緊急管理サービスEMSをサポートしている場合は、SPCR 表が自動的に有効になります。 自動的設定されない場合は、unattend.txt
ファイルに次のパラメータを追加してSPCR BMC 設定と一致するように設定する必要があります
メモコンソールリダイレクトに SOL を使用する場合は、外部シリアルコネクタは設定する必要がありません
メモこの組み合わせ機能を実現するにはシリアル通信ボーレートと SOL ボーレートを同じ値に設定する必要があります
メモunattend.txt ファイルはインストール後に自動的に作成されます
[日付]
EMSPort
EMSBaudrate
明:
EMSPort = シリアル通信に使用されるポートたとえば COM1 COM2 などです
EMSBaudrate = 通信に設定されているボーレートDell™PowerEdge™対応システムでサポートされている最小ボーレートは 19200 です
SOL プロキシ使用のシリアルコンソールリダイレクト
Linux 起動中にシリアルリダイレクトを設定する方法
"SysRq key" は、デバッグ用の基本的なコマンドをカーネルに直接渡すことのできるキーシーケンスです。 場合によってはリモート管理システムの再起動にも使用できますシリアルコンソールは
SysRq キーとして RS-232 ブレーク関数を使用します"break" とはシリアル回線で伝送がない時間を指しますLinux 実行しているシステムで "Sysrq" キーを設定するには、次の手順に従ってく
ださい
/etc/grub.conf ファイルをのように編集します。 後のサンプルファイルにこの手順で説明する変更を示します
1. ファイルの
一般設定
セクションに次の新しい 2 行を追加します
serial --unit=0 --speed=19200
terminal --timeout=10 serial
2. カーネル行に次2 つのオプションをえます
kernel ............. console=ttyS0,19200
3. /etc/grub.conf splashimage ディレクティブがまれている場合は、コメントに変更する必要があります
このサンプルファイルは 19200 のボーレートを使ったです。次の最大ボーレートは BMC シリアル通信SOL で使用できます
l PowerEdge 1425SC および その他の PowerEdge x8xx システムでは 19200
l Dell Remote Access Controller 5DRAC 5なしの PowerEdge x9xx システムでは 57600
l DRAC 5 きの PowerEdge x9xx システムでは 115200
D-1. サンプルファイル/etc/grub.con
grub.conf 編集の追加情報
メモ以下Linux GRUBGRand Unified Bootloader)用の手順です。 別のブートローダーを使用している場合も、これと似た変更が必要になります
メモクライアント VT100 エミュレーションウィンドウを設定するときリダイレクトコンソールを表示しているウィンドウまたはアプリケーションを 25 x 80 列に設定してテキストがしく表示さ
れるようにしてくださいこのように設定しないと、文字化けが発生する可能性があります
#grub.confgeneratedbyanaconda
#
Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
#NOTICE:Youdonothavea/bootpartition.Thismeansthat
#allkernelandinitrdpathsarerelativeto/,e.g.
#root(hd0,0)
#kernel/boot/vmlinuz-version ro root=/dev/sdal
#initrd/boot/initrd-version.img
#boot=/dev/sda
default=0
timeout=10
#splashimage=(hd0,2)/grub/splash.xpm.gz
serial --unit=0 --speed=19200
terminal --timeout=10 serial
title Red Hat Linux Advanced Server (2.4.9-e.3smp)
root(hd0,0)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.9-e.3smp ro root=/dev/sda1 hda=ide-scsi console=tty0 console=ttyS0,19200
initrd/boot/initrd-2.4.9-e.3smp.img
title Red Hat Linux Advanced Server-up (2.4.9-e.3
root(hd0,00)
kernel/boot/vmlinuz-2.4.9-e.3 ro root=/dev/sda1 s
initrd/boot/initrd-2.4.9-e.3.im
1. 場合によってはGRUB のグラフィカルインターフェイスを無効にしてテキストベースのインターフェイスを使用する必要がありますそうしないとBMU コンソールリダイレクションで GRUB
画面が表示されませんこれをうにはsplashimage で始まるをコメントに変更します
2. GRUB に複数のオプションがありこれらすべてが BMU シリアル接続を使用してコンソールセッションを開始するように設定したい場合は、全部のオプションに console=ttyS1,19200 を追
します。 前の例では、最初のオプションのみに console=ttyS0,19200 が追加されています
起動後にコンソールへのログインをにする方法
/etc/inittab ファイルをのように編集します
しい行を追加して COM1 シリアルポートに getty を次のように設定します
co:2345:respawn:/sbin/agetty -h -L 19200 ttyS0 vt100
しい行を追加したサンプルファイルを参照してください
D-2. サンプルファイル/etc/innitab
/etc/securetty ファイルをのように編集します
COM1 のシリアル tty の名前を入力してしい行を追加します
ttyS0
#
#inittabThisfiledescribeshowtheINITprocessshouldsetup
#thesysteminacertainrun-level.
#
#Author:MiquelvanSmoorenburg,<[email protected]
#ModifiedforRHSLinuxbyMarcEwingandDonnieBarnes
#
#Defaultrunlevel.TherunlevelsusedbyRHSare:
#0- halt (Do NOT set initdefault to this)
#1- Single user mode
#2- Multiuser, without NFS (The same as 3, if you do not have
#networking)
#3- Full multiuser mode
#4- unused
#5- X11
#6- reboot (Do NOT set initdefault to this)
#
id:3:initdefault:
#Systeminitialization.
si::sysinit:/etc/rc.d/rc.sysinit
l0:0:wait:/etc/rc.d/rc 0
l1:1:wait:/etc/rc.d/rc 1
l2:2:wait:/etc/rc.d/rc 2
l3:3:wait:/etc/rc.d/rc 3
l4:4:wait:/etc/rc.d/rc 4
l5:5:wait:/etc/rc.d/rc 5
l6:6:wait:/etc/rc.d/rc 6
#Thingstorunineveryrunlevel.
ud::once:/sbin/update
#TrapCTRL-ALT-DELETE
ca::ctrlaltdel:/sbin/shutdown -t3 -r now
#WhenourUPStellsuspowerhasfailed,assumewehaveafew
#minutesofpowerleft.Scheduleashutdownfor2minutesfromnow.
#Thisdoes,ofcourse,assumeyouhavepowerinstalledandyour
#UPSisconnectedandworkingcorrectly.
pf::powerfail:/sbin/shutdown -f -h +2 "Power Failure; System Shutting Down"
#Ifpowerwasrestoredbeforetheshutdownkickedin,cancelit.
pr:12345:powerokwait:/sbin/shutdown -c "Power Restored; Shutdown Cancelled"
#Rungettysinstandardrunlevels
co:2345:respawn:/sbin/agetty -h -L 19200 ttyS0 vt100
1:2345:respawn:/sbin/mingetty tty1
2:2345:respawn:/sbin/mingetty tty2
3:2345:respawn:/sbin/mingetty tty3
4:2345:respawn:/sbin/mingetty tty4
5:2345:respawn:/sbin/mingetty tty5
6:2345:respawn:/sbin/mingetty tty6
#Runxdminrunlevel5
#xdmisnowaseparateservice
x:5:respawn:/etc/X11/prefdm -nodaemon
しい追加したサンプルファイルを してください
D-3. サンプルファイル/etc/securetty
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vc/1
vc/2
vc/3
vc/4
vc/5
vc/6
vc/7
vc/8
vc/9
vc/10
vc/11
tty1
tty2
tty3
tty4
tty5
tty6
tty7
tty8
tty9
tty10
tty11
ttyS0
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はじめに
ベースボード管理コントローラユーティリティユーザーズガイド
対応システム
BMC 設定および管理タスク
BMC 設定と管理ツール
Dell のその他の必要文書
テクニカルサポートのご利用について
Dell™PowerEdge™システムベースボード管理コントローラBMCはシステムボードの各種センサーと通信しながら重大なイベントをモニタし、特定のパラメータがプリセットのしきい値をえると警告
を送信してイベントをログに記録しますBMC は業界標準IPMIインテリジェントプラットフォーム管理インタフェース)仕様を採用しているためシステムをリモートで設定、モニタ、回復できます
BMC にはのような機能があります
l システムのシリアルポートと統合 NIC によるアクセス
l フォールトログと SNMP 警告
l システムイベントログSELとセンサー状態へのアクセス
l 電源のオンとオフなどのシステム機能の制御
l システムの電源や動作状態に依存しないサポート
l システム設定、テキストベースのユーティリティオペレーティングシステムコンソールにテキストコンソールリダイレクトを使用
l Linux Enterprise サーバーのシリアルコンソールインタフェースにシリアルオーバー LANSOLでアクセス
デルではBMC にアクセスして管理操作を実行するための独自のユーティリティやプログラムを複数提供しています。 以下BMC インターフェースを使用するとシステムの設定と管理BMC から
実行できます
l BMC 管理ユーティリティではリモートで域外 LAN やシリアルポートの電源制御、イベントログへのアクセスコンソールリダイレクトなどができます
l リモートアクセス設定ユーティリティではプリオペレーティングシステム環境BMC を設定できます
l DellOpenManage™DeploymentToolkitバージョン 2.1 SYSCFG.EXE ユーティリティは、強力なコマンドライン設定ツールを提供しています
l Dell OpenManage Server Administrator ではリモートでイベントログ、電源制御、センサーのステータス情報などに帯域内でアクセスして BMC を設定できます
l コマンドラインインタフェースCLIツールはセンサーのステータス情報、システムイベントログSELアクセス、電源制御などのコマンドラインツールを提供します
さらに、標準的な市販のターミナルやターミナルエミュレータユーティリティから BMC にアクセスしてセンサーのステータス情報の表示と電源制御ができます
BMC 管理ユーティリティ 2.0 新機能
BMC 管理ユーティリティBMU2.0 には以下の新機能が加わりました
l IPMI シェルのインタラクティブモード
l IPMI シェルと SOL プロキシがリモート BMC に接続してセンサーのステータスを表示するためのしいコマンド
l SOL プロキシでのメニューとコマンドモードの選択
l BMC シリアル通信SOL でサポートされる最大ボーレート
¡ PowerEdge 1425SC および その他の PowerEdge x8xx システムでは 19200
¡ Dell Remote Access Controller 5DRAC 5なしの PowerEdge x9xx システムでは 57600
¡ DRAC 5 きの PowerEdge x9xx システムでは 115200
l IPMI シェルのインタラクティブモードから SOL のアクティブ
l SOL プロキシサーバーで同時に最大 20 SOL セッションを設定可能
l SUSE®Linux Enterprise Server のサポート
対応システム
本書に記載されている BMC 管理機能は、以下Dell PowerEdge システムでサポートされています
l 800
l 830
l 850
l 1425SC
l 1800
l 1850
l 1855
l 1900
l 1950
l 1955
l 2800
l 2850
l 2900
l 2950
l 6800
l 6850
BMC 設定および管理タスク
以下の項ではBMC 管理ユーティリティを使用する前に管理下システムで BMC を設定するのに必要な基本タスクについて説明します。 以下の基本タスクがあります
l BMC の設定
l BMC の管理
BMC 設定
プリブート環境BMC を設定するには、必要な設定タスクにじてリモートアクセス設定ユーティリティDell Remote Access ControllerDRAC5 グラフィカルユーザーインタフェースGUI)、また
はコマンドラインインタフェースCLI)を使用できますまたオペレーティングシステムを実行している管理下システムで Server Administrator ホームページの GUI または CLI 使用して BMC を設
することもできます。 詳細については、「ベースボード管理コントローラの設定」を参照してください
BMC 使用したシステム管理
プリブート環境BMC を管理したりシステムの BMC にアクセスするにはBMC 管理ユーティリティを使用します。 「BMC 管理ユーティリティの使用」を参照してくださいオペレーティングシステムを
実行中のシステムで BMC を設定したり、日常BMC 管理タスクを実行するにはServer Administrator ホームページの GUI を使用できますServer Administrator 使用してシステムの BMC
能を管理する方法の詳細については、『Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください 1-1 BMC の設定マトリックスをします
1-1. BMC 設定マトリクス
イベント生時BMC の処
イベントが発生したときにシステムの BMC を使用して処置を実行する場合は、1-1 のリストに記載したイベント発生時BMC 処置設定ガイドライン」に従う必要があります
1-1. イベント生時BMC 置設定ガイドライン
LAN 基本的BMC 警告
システムの BMC を使用して警告(プラットフォームイベントトラップ)を送信する場合は、1-2 のリストに記載した BMC 設定ガイドラインに従う必要があります
1-2. BMC LAN 警告設定ガイドライン
機能
手段
BMC 設定ツール
基本設定タスク
管理ツール
l システムリセット
l システム電源オフ
l システムパワーサイクル
LAN
l Deployment Toolkitプリオペレーティングシステム環境)
l Server Administrator
l プラットフォームイベントを有効にする
l 警告処置を有効にする
該当せず
メモLAN 共有NIC の選択の設定オプションによってまります。 使用可能なオプションは共有 フェールオーバー のほかRAC カードが検出された場合は、 というオプションも
表示されます共有フェールオーバー の詳細については、「リモートアクセス設定ユーティリティのオプション」の表に記載した NIC の選択 オプションを参照してください
メモ NIC の選択オプションはDell Remote Access ControllerDRAC5 使用している場合にのみ表示されます
機能
BMC 設定ツール
基本設定タスク
管理ツー
プラットフォームイベント警告(SNMP
トラップ
LAN
l リモートアクセス設定ユーティリティプリオペレーティング
システム環境)
l Deployment Toolkitプリオペレーティングシステム環境)
l Server Administrator
1. [NIC の選択] [共有][フェールオーバー]または [
] に設定する
メモこのオプションはDell PowerEdge x9xx システムのみで
IT
Assistant
LAN を経IPMI シェル
1-3 は、BMC 管理ユーティリティの IPMI シェルやそのIPMI ツールを使用してシステムの BMC LAN でアクセスする場合に実行できる処置をリストにしたものです
1-3 BMC LAN アクセス設定ガイドライン
シリアルケーブルIPMI シェル
BMC 管理ユーティリティの IPMI シェルを使用してシリアルケーブルでシステムの BMC にアクセスする場合は、1-4 に記載した BMC 設定ガイドラインに従う必要があります
1-4 BMC シリアル設定ガイドライン
使用可能です
2. 管理下システムで IP アドレスサブネットマスクゲート
ウェイを設定する
3. VLAN を設定する(省略可)
4. 警告を有効にする
5. 警告の送信先 IP アドレスを設定する
6. ホスト名を設定する(省略可)
機能
BMC 設定ツール
基本設定タスク
管理ツー
l リモート SEL アク
セス
l 電源制御
l システム識別
l センサー情報
LAN
l リモートアクセス設定ユーティリティプリオペレーティングシ
ステム環境)
l Deployment Toolkitプリオペレーティングシステム環境)
l Server Administrator
1. LAN 経由で管理下システムの IPMI を有効にする
2. [NIC の選択] [共有][フェールオーバー]または [専用] に設
する
メモこのオプションはDell PowerEdge x9xx システムのみで使用可
です
3. 管理下システムで IP アドレスサブネットマスクおよびゲートウ
ェイを設定する
4. IPMI 暗号化キーを設定する(省略可)
メモこのオプションはDell PowerEdge x9xx システムのみで使用可
です
5. VLAN を設定する(省略可)
6. BMC ユーザーを設定する
IPMI シェ
メモシリアルインタフェースを使用している場合、コンソールリダイレクトは BMC に適用されません
機能
手段
BMC 設定ツール
基本設定タスク
管理ツール
l インタラクティブモ
ード
l リモート SEL アク
セス
l 電源制御
l システム識別
l システム情報
l リモートシステム
BMC へのアク
セス
ヌルモデムケーブルを使用
してシリアルチャネルから
アクセス
l BIOSプリオペレーティングシステ
ム環境)
l Deployment Toolkitプリオペレ
ーティングシステム環境)
l Server AdministratorBMC シリ
アルのみを有効にするため
1. シリアルポート 1 BMC シリアルに設定する
メモこのオプションは Dell PowerEdge x8xx システムの
みで使用可能です
2. 外部シリアルコネクタをリモートアクセスに設定す
メモこのオプションはDell PowerEdge x9xx システム
のみで使用可能です
3. シリアルボーレートを管理ツールのボーレートと
じ値に設定する
4. BMC シリアル接続モードを IPMI シェルの場合
[基本]ターミナルエミュレートの場合[ターミナル]
に設定する
5. BMC ユーザーを設定する
l IPMI シェル(基本モー
ド)
l ターミナルエミュレーシ
ョンターミナルモードの
み)
LAN を介した SOL プロキシ
BMC 管理ユーティリティの SOL プロキシを使用して LAN でシステムのコンソールにアクセスする場合は、1-5 に記載した BMC 設定ガイドラインに従う必要があります
1-5 BMC SOL 設定ガイドライン
BMC 設定管理ツール
リモートアクセス設定ユーティリティの使用
リモートアクセス設定ユーティリティはシステム起動中にアクセスできる基本的BMC の設定と設定変更の機能を提供しますリモートアクセス設定ユーティリティは BMC の初回セットアップと設定
のみに使用してください。 詳細設定タスクについてはDeployment Toolkit バージョン 2.1 SYSCFG.EXE ユーティリティまたは Server Administrator バージョン 2.0 以降を使用する必要がありま
す。
Deployment Toolkit 使用
Deployment Toolkit バージョン 2.1 SYSCFG.EXE ユーティリティはシステムの BMC を初回導入時にローカルで設定できる強力Microsoft Windows Preinstallation EnvironmentPE
Linux コマンドラインインタフェースを提供していますSYSCFG.EXE ユーティリティを使用するとサポートされているすべての BMC 機能を設定できますまたDeployment Toolkit ユーティリティを
複数の類似システムへのスクリプト導入の一部として使用できますSYSCFG.EXE ユーティリティを使用するには、次のタスクを実行する必要があります
l デルのサポート Web サイト support.dell.com から Deployment Toolkit ISO イメージをダウンロードしユーティリティをハードドライブに保存します
l SYSCFG.EXE ユーティリティがまれた Deployment Toolkit ISO イメージを CD に書き込みます
l SYSCFG.EXE ユーティリティを使用して、管理下システムで BMC を設定します
SYSCFG.EXE ユーティリティを使用してシステムの BMC の設定と管理を行う方法の詳細については、『Deployment Toolkit バージョン 2.1 ユーザーズガイド』とコマンドラインインタフェースリファレン
スガイド』を参照してください
BMC 管理ユーティリティの使用
機能
手段
BMC 設定ツール
基本設定タスク
管理ツール
l テキストユーティリティコンソールリダイレ
クト
l リモート BIOS 設定
l Microsoft テキストコンソールリダイレクト
l Linux テキストコンソールリダイレクト
l リモートシステムで再起動を強制し、コンソ
ールリダイレクトをアクティブ
l リモートシステムの BMC へのアクセス
LAN
l BIOSプリオペレーティングシステム環境)
l リモートアクセス設定ユーティリティプリオ
ペレーティングシステム環境)
l Deployment Toolkitプリオペレーティング
システム環境)
l Server Administrator
1. シリアルポート 1 [BMC NIC] に設定する
メモこのオプションは Dell PowerEdge x8xx システムの
みで使用可能です
2. BIOS コンソールリダイレクトを [シリアルポート 1]
に設定する
メモこのオプションは Dell PowerEdge x8xx システムの
みで使用可能です
3. コンソールリダイレクトを [COM2 のコンソールリダ
イレクトでオン] に設定する
メモこのオプションはDell PowerEdge x9xx システム
のみで使用可能です
4. そののコンソールリダイレクトパラメータボーレ
ートエミュレートの種類など)を設定する
5. LAN 経由で管理下システムの IPMI を有効にする
6. 管理下システムで IP アドレスサブネットマスク
およびゲートウェイを設定する
7. IPMI 暗号化キー IPMI を設定する(省略可)
メモこのオプションはDell PowerEdge x9xx システム
のみで使用可能です
8. VLAN を設定する(省略可)
9. BMC ユーザーを設定する
l SOL プロ
キシ
l IPMI シェ
メモリモートアクセス設定ユーティリティはDell PowerEdge x8xx システムでは BMC 設定モジュールとんでいます
BMC 管理ユーティリティはBMC 対応機能を管理するためのリモート管理ステーションへのコマンドラインインタフェースを提供しますBMC 管理ユーティリティはリモートの管理ステーションから
BMC を管理する場合や、管理下システムの緊急用管理コンソールとして使用できますこのユーティリティにはBMC へのアクセスと管理にコマンドラインインタフェースIPMI シェル)を使用するか
SOL プロキシを使用するかのオプションがありますBMC 管理ユーティリティを使用するには、次のタスクを実行する必要があります
l リモートアクセス設定ユーティリティDeployment Toolkit SYSCFG.EXE ユーティリティまたは Server Administrator を使用してBMC を設定します
l 管理ステーションに BMC 管理ユーティリティをインストールします
BMC 管理ユーティリティを使用する前に管理下システムで BMC を設定する手順については、「管理下システムの設定」を参照してください
Server Administrator 使用
Server Administrator は、対応オペレーティングシステムを実行しているシステムで BMC をリモートで設定、管理するための使いやすく便利なグラフィカルユーザーインタフェースGUI)を備えていま
Server Administrator を使用するとプラットフォームイベントフィルタPEFのパラメータや警告の送信先など、最した BMC の機能を設定できますさらにServer Administrator はコマンド
ラインインタフェースとしても使用できますServer Administrator を使用するにはシステムにオペレーティングシステムがインストールされて機能していることが必要ですこのためServer
Administrator は日常BMC 管理タスクに最適ですがプリブート設定を実行したり緊急用管理コンソールとして BMC にアクセスするためのオプションではありませんServer Administrator を使用
するには、次のタスクを実行する必要があります
l Server Administrator を管理下システムにインストールします
l 管理ステーションの対応ブラウザからリモートまたはローカルで Server Administrator のホームページにアクセスします
l BMC は管理下システムにリモートで設定するかローカルで設定します
Server Administrator を使用してシステムの BMC 設定、管理する方法の詳細については、『DellOpenManage™ServerAdministratorバージョン 5.0 ユーザーズガイド』と『コマンドラインインタフ
ェースユーザーズガイド』を参照してください
Dell のその必要文書
このユーザーズガイドのほかにデルのサポート Web サイトsupport.dell.com またはDocumentation CDからのガイドが提供されています
l Dell OpenManage クイックインストールガイドにはBMC 管理ユーティリティを管理ステーションにインストールするための追加情報が記載されています
l Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイドにはServer Administrator を使用してシステムの BMC を管理する方法が詳しく記載されています
l Dell OpenManage Deployment Toolkit ユーザーズガイドにはDeployment Toolkit ユーティリティのインストールと使用法についてしく記載されています
l Dell OpenManage Deployment Toolkit コマンドラインインタフェースリファレンスガイドには、有BMC 関連のコマンドラインオプションサブオプション、引数の全リストが記載されていま
す。
l Dell OpenManage IT Assistant ユーザーズガイドには、構ネットワークLANまたは広域ネットワークWAN)上で多数のクライアントとサーバーシステムをモニタして管理する方法につ
いてしく記載されています
l お使いの Dell システムのユーザーズガイドはBIOS プログラムで BIOS を設定する方法や、コンソールリダイレクトの使用をシステムに設定する方法についての補足情報が記載されていま
す。
さらに Dell OpenManage readme.txt ファイルにはBMC からシステムを管理するためのプログラムとユーティリティのインストールおよび操作についての最新情報が記載されていますReadme
は『Dell OpenManage Systems Management コンソール CDおよびデルのサポート Web サイトsupport.dell.comから提供されています
テクニカルサポートのご利用について
このガイドに記載した手順がわかりにくい場合や、製品が期待どおりに動作しない場合は、ヘルプツールを使用できますこれらのヘルプツールの詳細についてはシステムのインストールおよびトラ
ブルシューティングガイド』の「困ったときはまたはハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してください
さらにデル企業トレーニングと認定もご用意しています。詳細については www.dell.com/training をごくださいこのサービスは一部提供されていない地域もあります
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Dell OpenManage Baseboard Management Controller Version 2.0 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド