Trumpf TruTool PN 161 (1A1) ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル

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取扱説明書
日本語
TruTool PN 161 (1A1)
TruTool PN 200 (1A1)
2 目次 E522JA_06.DOC
目次
1. 安全......................................................................................3
2. 説明......................................................................................4
2.1 使用目的...............................................................................5
2.2 技術仕様 TruTool PN 161/TruTool PN 200 .........................6
3. 調整作業...............................................................................8
3.1 ツールの選択 .......................................................................8
4. 操作......................................................................................9
4.1 切断方向の転換..................................................................10
4.2 内側からの切断..................................................................10
5. メンテナンス .....................................................................11
5.1 ツールの交換 .....................................................................12
パンチの取り外し.........................................................14
パンチの取り付け.........................................................14
ダイとパンチガイドの交換 ..........................................15
5.2 カーボンブラシの交換.......................................................15
6. 純正備品と消耗部品 ..........................................................16
保証
交換部品リスト
住所
E522JA_06.DOC 安全 3
1. 安全
¾ 機械を起動する前には、取扱説明書と安全に関する注意事項(
注文番号1239438、赤い文書)を精読してください。
そこに記載の指示を厳守してください。
¾ 機械を起動する前には、取扱説明書と安全に関する注意事項(
注文番号125699、赤い文書)精読してください。
そこに記載の指示を厳守してください。
¾ DIN
VDECEEAFNORの安全規定、及び各国で他に有効な規定
を守ってください。
危険
感電による死亡の危険!
¾ 機械のメンテナンス作業を行う前に、電源プラグを必ずコン
セントから引き抜いてください。
¾ プラグ、ケーブル、機械を使用する前に、破損していないか
必ず確認してください。
¾ 機械を乾いた所に保管し、湿気の多い場所では稼働しないで
ください。
¾ 電気工具を屋外で使用する場合は、作動電流最大30 mAの漏
(FI)保護スイッチを前置してください。
警告
不適切な取り扱いによる負傷の危険!
¾ 作業中は、保護眼鏡、防音保護具、保護手袋及び作業靴を着
用してください。
警告
手の負傷の危険!
¾ 作業経路に手を入れないでください。
注意
不適切な取り扱いによる物的損害!
機械が破損、破壊するおそれがあります。
¾ 機械をケーブルで持ち上げないでください。
¾ ケーブルは、必ず機械から離して後ろへ配線し、鋭い角に沿
った配線は避けてください。
¾ 手動の電気工具の修理と点検は、適切な訓練を受けた専門家
に行ってもらってください。
トルンプ社の純正部品以外は使わないでください。
米国カナダ
他の国々
4 説明 E522JA_06.DOC
2. 説明
6
5
4
2
1
7
8
10
11
9
3
1 ダイ
2 摩耗プレート
3 パンチ
4 パンチガイド
5 ダイキャリア
6ツール方向インデックス用のスリー
7 ツール固定ハンドル
8 オン・オフスイッチ
9パンチガイドとダイを固定するため
の固定ねじ
10 最大材料厚:1.5
mm(ステンレス、最大600
N/mm²
11 最大材料厚:2.0
mm(スチール、最大400
N/mm²
: TruTool PN 200
Fig. 36727
E522JA_06.DOC 説明 5
2.1 使用目的
警告
負傷の危険!
¾ この機械は、「使用目的」に記載の作業と材料でのみ使って
ください。
トルンプ社のプロファイルニブラTruTool PN 161TruTool PN
200は、以下を用途とする手動式の電気機械です。
角波シート、波形シート、ネスティングシート、形鋼などの
シートの分割
スチール、アルミニウム、銅合金、プラスチックなどパンチ
加工に適切な材料からできている板状の加工品の分割
直線形曲線形の外端や内側切断部のニブリング
スクライブしたもののニブリング
参考
ニブリング方式による加工では、ねじれのない切り口が得られ
す。
6 説明 E522JA_06.DOC
2.2 技術仕様
TruTool PN 161/TruTool PN 200
他の国々 米国
電圧 230 V 120 V 110 V 120 V
周波数 50/60 Hz 50/60 Hz 50 Hz 50/60 Hz
鋼鉄 400 N/mm²
鋼鉄600 N/mm²
鋼鉄800 N/mm²
アルミニウム250 N/mm²
2.0 mm (標準)
1.6 mm
(ラウンドパンチ)
1.5 mm (標準)
1.0 mm (標準)
3.0 mm (標準)
2.0 mm
(ラウンドパンチ)
2.0 mm (標準)
1.6 mm
(ラウンドパンチ)
1.5 mm (標準)
1.0 mm (標準)
3.0 mm (標準)
2.0 mm
(ラウンドパンチ)
2.0 mm (標準)
1.6 mm
(ラウンドパンチ)
1.5 mm (標準)
1.0 mm (標準)
3.0 mm (標準)
2.0 mm
(ラウンドパンチ)
0.079 in / 14 Ga
(標準)
0.063 in / 16 Ga
(ラウンドパンチ)
0.06 in / 16 Ga
(標準)
0.039 in / 20 Ga
(標準)
0.126 in / 11 Ga
(標準)
0.079 in / 14 Ga
(ラウンドパンチ)
作業速度 2 m/min 2 m/min 2 m/min 6.5 ft/min
開始穴の直径 24 mm 24 mm 24 mm 0.94 in
半径 最小50 mm 最小50 mm 最小50 mm 最小2.0 in
公称電力消費 500 W 500 W 500 W 500 W
空運転時のストローク数 2180/min 2040/min 2040/min 2040/min
重量
TruTool PN 161
TruTool PN 200
2.3 kg
2.1 kg
2.3 kg
2.1 kg
2.3 kg
2.1 kg
5.1 lbs
4.7 lbs
切断経路の幅 5 mm 5 mm 5 mm 0.2 in
断熱保護 クラスⅡ クラスⅡ クラスⅡ クラスⅡ
技術仕様
騒音と振動 EN 60745に準じる測定値
A特性音圧レベルLPA
不確かさK
典型的には81 dB
3 dB
A特性音響パワーレベルLWA
不確かさK
典型的には92 dB (A)
3 dB
手腕系振動
不確かさK
典型的には
TruTool PN 161: 8.4 m/s²
TruTool PN 200: 11.3 m/s²
1.8 m/s²
騒音と振動に関する測定値
1
2
E522JA_06.DOC 説明 7
参考
上記の測定値は、作業中に超える場合があります。
140
162
40
TruTool PN 161での形鋼加工
40
79
132,5
(5 3/16")
(3 1/8" -4")
(1 9/16")
TruTool PN 200での形鋼加工
Fig. 25947
Fig. 25948
8 調整作業 E522JA_06.DOC
3. 調整作業
3.1 ツールの選択
参考
ラウンドパンチでは、高い質の切断が得られますが、形鋼の切
にはそれほど向いていません。
加工には、使用できるツールが2類あります。
標準ツール 丸ツール
使用
メリット
形鋼加工用のツール 直線形波形加工品用
のツール
ラベル表示 黄色のコーティング
パンチ
パンチガイド
ダイ
参考
加工品を加工する前に切断経路にオイルを塗ると、切断結果が
上し、刃の寿命が長くなります。
材料 オイル
スチール パンチニブルオイル、注文番号103387
アルミニウム Wisuraオイル、注文番号125874
3
4
E522JA_06.DOC 操作 9
4. 操作
警告
不適切な取り扱いによる負傷の危険!
¾ 機械での作業は、しっかりとした体勢で行ってください。
¾ 機械の稼動中に、絶対にツールに触れないでください。
¾ 作業の際には、機械を必ず体から離す方向に動かしてくださ
い。
¾ 機械を逆さまで稼働しないでください。
¾ オンオフスイッチを手前に押します。
1. フル回転数に達してから、機械を加工品に接させます。
2. 材料を加工します。
希望の切断線に沿って加工します。
3.
切断経路がシート内で終わる場合、稼動中の機械を、すで
に切った切断経路の方向へ引き戻します。
4. 機械をオフにします。
¾ オンオフスイッチを後ろへ押します。
TruTool PN 200TruTool PN
161のスイッチオン
TruTool PN 200TruTool PN
161での作業
TruTool PN 200TruTool PN
161のスイッチオフ
10 操作 E522JA_06.DOC
4.1 切断方向の転換
必要に応じて、切断方向を5度ずつのステップで左右へ転換するこ
とができます。
右手/左手操作に調整します。
形鋼を加工します。
2
1
1 スリーブ 2 ツール
1. スリーブ(1)を所定位置まで上に押します。
2. ツール(2)を希望の方向へ回します。
3.
スリーブ(1)から手を放し、もっとも近いインデックス位
置にはまるようツール(2)を少し回します。
4.2 内側からの切断
¾ 直径24 mm以上の開始穴を開けます。
Fig. 25850
E522JA_06.DOC メンテナンス 11
5. メンテナンス
危険
感電による死亡の危険!
¾ ツールを交換したり、機械のメンテナンス作業を行う前に、
電源プラグを必ずコンセントから引き抜いてください。
注意
鈍いツールによる物的損害の危険!
機械への過負荷
¾ パンチの刃が摩耗していないか、1時間毎に確認してくださ
い。パンチが鋭いとカット性能に優れ、機械への負荷が軽く
なります。 パンチを適時に交換してください。
警告
不適切な修理による負傷の危険!
機械が正しく機能しなくなるおそれがあります。
¾ 修理は、専門家のみが行ってください。
メンテナンス箇所 手順とインターバル 推奨の潤滑剤 潤滑剤の注文番号
パンチガイド ツール交換の際に 潤滑グリース「G1 344969
ギアとギアヘッド(2) 300稼動時間毎に、専門作業員に
グリースを塗りなおしたり潤滑グ
リースを交換してもらう。
潤滑グリース「G1 139440
パンチ 必要に応じて交換する。
ダイ 必要に応じて交換する。
摩耗プレート 必要に応じて交換する。
通気孔 必要に応じて清掃する。
メンテナンス表
5
12 メンテナンス E522JA_06.DOC
5.1 ツールの交換
ツールは、ユーザが自由に交換することができます。
TruTool PN 161TruTool PN 200のツール
Fig. 38116
E522JA_06.DOC メンテナンス 13
¾ パンチやダイが鈍くなっている場合は、該当ツールを交換し
てください。
1 ハウジング
2 インデックスピン(4)
3 パンチ
4 パンチホルダ付きラム
5 ツール固定ハンドル
6 パンチガイド
7 固定ねじ(4)
8 ダイ
9 摩耗プレート
10 ラム延長部
11
ツール、ま
S 切断方向
x
このねじは最初に締め
Fig. 52154
14 メンテナンス E522JA_06.DOC
パンチの取り外し
1. ハンドル(5)を後ろへ引きます。
2. ツール(11)をハウジング(1)から引き抜きます。
3. パンチ(3)を外します。
パンチの取り付け
1.
パンチ(3)とツール(11)の穴に潤滑グリース「G1」を塗布
します。
2. パンチをパンチホルダの溝にはめます。
3. 切断方向を前に調整します。
4.
TruTool PN 161の場合、ラム(4)とパンチ(3)の間にラム延
長部(10)を取り付けます。
5.
切断方向を前にしてツール(11)をハウジング(1)に差し込み
ます。
6. ハンドルを手前に押します。
E522JA_06.DOC メンテナンス 15
ダイとパンチガイドの交換
1. ダイとパンチガイドの固定ねじ(7)外します。
2. 摩耗プレート(4)を取り外し、新品に交換します。
摩耗プレートの摩耗跡
3. 固定面を清掃します。
4.
ジャーナルで、パンチガイドとダイの位置決めを行ないま
す。
5. パンチガイドとダイをねじで固定します。
6. ねじは、「x」でマークされているものを最初に、3
Nmの締め付けトルクで締め付けます、
5.2 カーボンブラシの交換
カーボンブラシが摩耗すると、モータが停止します。
¾ 必要に応じて、カーボンブラシを専門作業員に点検、交換し
てもらってください。
参考
純正の交換部品以外は使わず、銘板の情報を守ってください。
Fig. 51965
16 純正備品と消耗部品 E522JA_06.DOC
6. 純正備品と消耗部品
名称 付属の純正備品 消耗部品 オプション 注文番号
パンチ + + 945691
ダイ + + 948711
ラウンドパンチ + 945698
ラウンドダイ + 956443
潤滑グリース「G1(25 g) + 344969
潤滑グリース「G1(900 g) + 139440
ケース + 345243
摩耗プレート + 1412154
ピンレンチTorx Tx20 + 359907
取扱説明書 + 1254101
安全に関する注意事項(赤い文書)、そ
の他の国々
+ 125699
安全に関する注意事項(赤い文書)、米
+ 1239438
パンチニブルオイル
アルミニウム用(1 l)
+ 125874
パンチニブルオイルスチール用(0.5 l) + 103387
ツールTruTool PN 200 + 961964
ツールTruTool PN 161 + 961966
純正部品と消耗部品の確実で迅速な供給を確保するために:
1. 注文番号を指定してください。
2. その他の注文情報を記入してくださ:
電圧情報
数量
機械の型式
3. 発送関連情報を全て指定してくださ:
正確な住所
希望の発送方法(航空便、速達、エクスプレス、船便、小
包など)
4. 注文をトルンプ社の代理店に送ってください。
トルンプサービスの住所は、本書最後のリストをご参照く
ださい。
6
消耗部品の注文
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Trumpf TruTool PN 161 (1A1) ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
このマニュアルも適しています