Dell iDRAC for Blade Servers Version 1.0 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
IntegratedDell™RemoteAccessControllerファームウェアバージョン 1.00
ユーザーズガイド
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たは製品の権利を主張する事業体をすためにその他の商標および社名が使用されていることがありますこれらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に所属するものではありません
2008 27 月、Rev. A01
iDRAC の概要
iDRAC の設定
管理ステーションの設定
管理下サーバーの設定
ウェブインタフェースを使用した iDRAC の設定
Microsoft Active Directory との iDRAC の使用
GUI コンソールリダイレクトの使用
仮想メディアの設定および使い
ローカル RACADM コマンドラインインタフェースの使用
iDRAC SM-CLP コマンドラインインタフェースの使用
iVM-CLI 使用したオペレーティングシステムの導入
iDRAC 設定ユーティリティの使用
管理下サーバーの回復とトラブルシューティング
RACADM サブコマンドの概要
iDRAC プロパティデータベースのグループおよびオブジェクトの定義
RACADM SM-CLP の比較
用語集
メモコンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています
注意:ハードウェアの損傷やデータ損失の可能性と、その危険を回避するための方法が記載されています
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RACADM サブコマンドの
IntegratedDell™RemoteAccessControllerファームウェアバージョン 1.00
ユーザーズガイド
このではRACADM コマンドラインインタフェースで使用可能なサブコマンドについて説明します
help
A-1 help コマンドについて説明します
A-1. help コマンド
racadm help
racadm help <サブコマンド>
help サブコマンドはracadm コマンドを使用するときに使えるサブコマンドすべてに 1 行の簡単な説明を添えてリストにしますhelp の後ろにサブコマンドを入力して、特定のサブコマンドの構文を
表示することもできます
出力
racadm help コマンドはサブコマンドのリストを表示します
racadm help<サブコマンド> コマンドは、指定したサブコマンドのみの情報を表示します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
config
A-2 config および getconfig サブコマンドについて説明します
A-2. config/getconfig
help
config
getconfig
getssninfo
getsysinfo
getractime
setniccfg
getniccfg
getsvctag
racreset
racresetcfg
serveraction
getraclog
clrraclog
getsel
clrsel
gettracelog
sslcsrgen
sslcertupload
sslcertdownload
sslcertview
testemail
testtrap
vmdisconnect
コマンド
help
サブコマンド
定義
racadm config [-c|-p] -f <ファイル名>
racadm config -g <グループ名> -o <オブジェクト名> [-i <インデックス>] <>
対応インタフェース
l ローカル RACADM
config サブコマンドを使用するとiDRAC 設定パラメータを個別に設定するか、設定ファイルの一部として一括設定できますデータがなる場合は、その iDRAC オブジェクトはしい値で書き込ま
れます
入力
A-3 config サブコマンドのオプションについて説明します
A-3. config サブコマンドオプションと
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、インデックスまたはその他の無効なデータベースメンバー
l RACADM CLI エラー
このサブコマンドはcfg ファイル内の合計オブジェクトのうち、書き込まれた設定オブジェクト数を示す値を返します
l racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 10.35.10.110
cfgNicIpAddress 設定パラメータオブジェクト10.35.10.110 の値に設定しますこの IP アドレスオブジェクトは cfgLanNetworking グループにあります
l racadm config -f myrac.cfg
iDRAC を設定または再設定しますgetconfig コマンドで myrac.cfg ファイルを作成することもできます。解析規則に従っていればmyrac.cfg ファイルを手動で編集することもできます
config
iDRAC を設定します
getconfig
iDRAC 設定データを取得します
オプシ
ョン
-f
-f <ファイル> オプションを使用するとconfig <ファイル> で指定したファイルの内容を読み取り、iDRAC を設定しますファイルは 設定ファイル構文 で指定されたフォーマットの
データをんでいなければなりません
-p
-pパスワードオプションは、設定完了後に設定ファイル -f <ファイル> に含まれているパスワードエントリを削除するように config に指定します
-g
-g <グループ>グループオプションは -o オプションと一緒に使用する必要があります<グループ> 、設定するオブジェクトがまれたグループを指定します
-o
-o <オブジェクト> <>オブジェクトオプションは -g オプションと一緒に使用する必要がありますこのオプションは、文字列 <> と一緒に書き込まれたオブジェクト名を指定しま
す。
-i
-i <インデックス>インデックスオプションはインデックスきのグループのみに有効で、固有のグループを指定するために使用できますインデックスは名前付きのではなくインデッ
クス値で指定されます
-c
-cチェックオプションはconfig サブコマンドと一緒に使用されユーザーは .cfg ファイルを解析して構文エラーをつけることができますエラーがつかるとエラーのあった行番号と
短い説明が表示されます。書き込みは iDRAC にはわれませんこのオプションは確認専用に使用します
メモmyrac.cfg ファイルにパスワードはまれていませんファイルにパスワードをめるには、手動で入力する必要があります。設定中にパスワードを myrac.cfg ファイルから削除
する場合は、-p オプションを使用します
getconfig
getconfig サブコマンドを使うと、個別iDRAC 設定パラメータを取得するかすべての iDRAC 設定グループを取得してファイルに保存できます
入力
A-4 getconfig サブコマンドのオプションについて説明します
A-4. getconfig サブコマンドオプション
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、インデックスまたはその他の無効なデータベースメンバー
l RACADM CLI 転送エラー
エラーがつからなかった場合、このサブコマンドは指定の設定の内容を表示します
l racadm getconfig -g cfgLanNetworking
cfgLanNetworking グループにまれている設定プロパティオブジェクトをすべて表示します
l racadm getconfig -f myrac.cfg
iDRAC のグループ設定オブジェクトすべてを myrac.cfg に保存します
l racadm getconfig -h
iDRAC で使用可能な設定グループのリストを表示します
l racadm getconfig -u root
root というユーザーの設定プロパティを表示します
l racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i 2 -v
インデックス 2 のユーザーグループインスタンスとプロパティ値の詳細情報を表示します
racadm getconfig -f <ファイル名>
racadm getconfig -g <グループ名> [-i <インデックス>]
メモ ファイルを指定せずに -f オプションを使用するとファイルの内容がターミナル画面に表示されます
オプシ
ョン
-f
-f <ファイル> オプションを getconfig に追加するとiDRAC 設定のすべてが設定ファイルに書き込まれますこのファイルは config サブコマンドを使用した一括設定操作に使用でき
ます
メモ-f オプションで cfgIpmiPet および cfgIpmiPef グループにエントリを作成することはできませんcfgIpmiPet グループをファイルに取り込むためのトラップの送信先を少なくとも
1 設定する必要があります
-g
-g <グループ>グループオプションは、単一グループの設定を表示する場合に使用できますグループ は、racadm.cfg ファイルで使用されているグループの名前ですグループ
がインデックスグループの場合は、-i オプションを使用してください
-h
-hヘルプオプションには、使用できるすべての設定グループが一覧表示されますこのオプションは、正確なグループ名を覚えていない場合に便利です
-i
-i <インデックス>インデックスオプションはインデックスきのグループのみに有効で、固有のグループを指定するために使用できます-i <インデックス> を指定しないとグループに
1 の値が想定されますこれは複数のエントリがあるテーブルですインデックスは、「名前付き」値ではなくインデックス値で指定されます
-o
-o <オブジェクト>オブジェクトオプションはクエリで使用されるオブジェクト名を指定しますこのオプションは-g オプションと一緒に使用できます
-u
-u <ユーザー>ユーザー名)オプションは、指定したユーザーの設定を表示するために使用できます<ユーザー> オプションはそのユーザーのログインです
-v
-v(詳細)オプションはその他の詳細とプロパティを表示し、-g オプションと一緒に使用します
racadm getconfig -u <ユーザー名>
racadm getconfig -h
対応インタフェース
l ローカル RACADM
getssninfo
A-5 getssninfo サブコマンドについて説明します
-5. getssinfo サブコマンド
racadm getssninfo [-A] [-u <ユーザー名> | *]
getssninfo コマンドはiDRAC に接続しているユーザーのリストをしますサマリ情報では次の情報が提供されます
l ユーザー
l IP アドレス(該当する場合)
l セッションの種類(例:SSHtelnet
l 使用中のコンソール(例:仮想メディア、仮KVM
対応インタフェース
l ローカル RACADM
入力
A-6 testemail サブコマンドのオプションについて説明します
A-6. getssninfo サブコマンドのオプション
l racadm getssninfo
A-7 racadm getssninfo コマンドからの出力例を示します
サブコマンド
定義
getssninfo
Session Manager のセッションから 1 つまたは複数の現在アクティブなセッションか、保留中のセッション情報を取得します
オプシ
ョン
-A
-A オプションはデータヘッダの表示を削除します
-u
-u <ユーザー> ユーザーオプションは、指定したユーザー名の詳細セッション記録に出力を限定しますユーザーにアスタリスク*)を付けるとすべてのユーザーが一覧表示さ
れますこのオプションを指定するとサマリ情報は表示されません
A-7. getssninfo サブコマンド出力例
l racadm getssninfo -A
"root" 143.166.174.19 "Telnet" "NONE"
l racadm getssninfo -A -u *
"root" "143.166.174.19" "Telnet" "NONE"
l "bob" "143.166.174.19" "GUI" "NONE"
getsysinfo
A-8 racadm getsysinfo サブコマンドについて説明します
A-8. getsysinfo
racadm getsysinfo [-d] [-s] [-w] [-A]
getsysinfo サブコマンドはiDRAC、管理下サーバーおよびウォッチドッグ設定に関連する情報を表示します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
入力
A-9 getssinfo サブコマンドのオプションについて説明します
A-9. getsysinfo サブコマンドオプション
出力
getsysinfo サブコマンドはiDRAC、管理下サーバーおよびウォッチドッグ設定に関連する情報を表示します
ユーザー
IP アドレス
種類
コンソール
root
192.168.0.10
Telnet
Virtual KVM
コマンド
定義
getsysinfo
iDRAC 情報、システム情報、ウォッチドッグ状態情報を表示します
オプション
-d
iDRAC 情報を表示します
-s
システム情報を表示します
-w
ウォッチドッグ情報を表示します
-A
ヘッダ / ラベルの印刷を削除します
出力例
RAC Information:
RACDate/Time=WedAug2220:01:332007
FirmwareVersion=0.32
FirmwareBuild=13661
LastFirmwareUpdate=MonAug2008:09:362007
HardwareVersion=NA
CurrentIPAddress=192.168.0.120
CurrentIPGateway=192.168.0.1
CurrentIPNetmask=255.255.255.0
DHCPEnabled=1
MACAddress=00:14:22:18:cd:f9
CurrentDNSServer1=10.32.60.4
CurrentDNSServer2=10.32.60.5
DNSServersfromDHCP=1
ReisterDNSRACName=1
DNSRACName=iDRAC-783932693338
CurrentDNSDomain=us.dell.com
System Information:
SystemModel=PowerEdgeM600
SystemBIOSVersion=0.2.1
BMCFirmwareVersion=0.32
ServiceTag=48192
HostName=dell-x92i38xc2n
OSName=
PowerStatus=OFF
Watchdog Information:
RecoveryAction=None
Presentcountdownvalue=0seconds
Initialcountdownvalue=0seconds
l racadm getsysinfo -A -s
System Information:" "PowerEdge M600" "0.2.1" "0.32" "48192" "dell-x92i38xc2n" "" "ON
l racadm getsysinfo -w -s
System Information:
SystemModel=PowerEdgeM600
SystemBIOSVersion=0.2.1
BMCFirmwareVersion=0.32
ServiceTag=48192
HostName=dell-x92i38xc2n
OSName=
PowerStatus=ON
Watchdog Information:
RecoveryAction=None
Presentcountdownvalue=0seconds
Initialcountdownvalue=0seconds
制限
getsysinfo の出力ホスト フィールドと OS フィールドには、管理下サーバーに Dell OpenManage がインストールされている場合にのみ正確な情報が表示されます。管理下サーバーに
OpenManage がインストールされていない場合は、これらのフィールドは空白か不正確になります
getractime
A-10 getractime サブコマンドについて説明します
A-10. getractime
サブコマンド
定義
getractime
Remote Access Controller の現在の時刻を表示します
racadm getractime [-d]
オプションをつけない場合、getractime サブコマンドは、時間を通常の可読可能なフォーマットで表示します
-d オプションをつけた場合、getractime は時間yyyymmddhhmmss.mmmmmms のフォーマットで表示しますこれはUNIX date コマンドでられる結果と同じフォーマットです
出力
getractime サブコマンドでは1 つのライン上に出力を表示します
出力例
racadm getractime
Thu Dec 8 20:15:26 2005
racadm getractime -d
20071208201542.000000
対応インタフェース
l ローカル RACADM
setniccfg
A-11 setniccfg サブコマンドについて説明します
A-11. setniccfg
racadm setniccfg -d
racadm setniccfg -s [<IP アドレス> <ネットマスク> <ゲートウェイ>]
racadm setniccfg -o [<IP アドレス> <ネットマスク> <ゲートウェイ>]
setniccfg サブコマンドはiDRAC IPアドレスを設定します
l -d オプションは NIC DHCP を有効にしますデフォルトは DHCP 有効)。
l -s オプションはIP 設定を有効にしますIPアドレスネットマスクおよびゲートウェイを指定できます。 指定しなければ、既存の静的設定が使用されます<IP アドレス><ネットマス
>および<ゲートウェイ>は、ドットで区切られた文字列で入力します
racadm setniccfg -s 192.168.0.120 255.255.255.0 192.168.0.1
l -o オプションはNIC 完全に無効にします<IP アドレス><ネットマスク>および<ゲートウェイ>は、ドットで区切られた文字列で入力します
racadm setniccfg -o 192.168.0.120 255.255.255.0 192.168.0.1
サブコマンド
定義
setniccfg
コントローラの IP 設定をいます
出力
setniccfg サブコマンドは、処理に失敗した場合に該当するエラーメッセージを表示します。 成功した場合は、メッセージが表示されます
対応インタフェース
l ローカル RACADM
getniccfg
A-12 getniccfg サブコマンドについて説明します
A-12. getniccfg
racadm getniccfg
getniccfg サブコマンドは、現在NIC 設定を表示します
出力例
getniccfg サブコマンドは、処理に失敗した場合に該当するエラーメッセージを表示します。成功した場合は、出力が次の形式で表示されます
NICEnabled=1
DHCPEnabled=1
IPAddress=192.168.0.1
SubnetMask=255.255.255.0
Gateway=192.168.0.1
対応インタフェース
l ローカル RACADM
getsvctag
A-13 getsvctag サブコマンドについて説明します
A-13. getsvctag
サブコマンド
定義
getniccfg
iDRAC の現在IP 設定を表示します
サブコマンド
定義
getsvctag
サービスタグを表示します
racadm getsvctag
getsvctag サブコマンドはホストシステムのサービスタグを表示します
コマンドプロンプトでgetsvctag とタイプします。 出力が以下のように表示されます
Y76TP0G
どちらのコマンドも成功すると 0 を、エラーの場合はゼロ以外を返します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
racreset
A-14 racreset サブコマンドについて説明します
A-14. racreset
racadm racreset
racreset サブコマンドは iDRAC にリセットを発行しますリセットイベントは iDRAC ログに書き込まれます
l racadm racreset
iDRAC のソフトリセットの手順を開始します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
racresetcfg
A-15 racresetcfg サブコマンドについて説明します
サブコマンド
定義
racreset
iDRAC をリセットします
注意:racreset サブコマンドを発行するとiDRAC が使用可能な状態に戻るまでに 1 ほどかかる可能性があります
A-15. racresetcfg
racadm racresetcfg
対応インタフェース
l ローカル RACADM
racresetcfg コマンドはユーザーによって設定されるデータベースプロパティのすべてのエントリを削除しますデータベースにはiDRAC を元のデフォルト設定に戻すデフォルトのプロパティがす
べてのエントリにあります
serveraction
A-16 serveraction サブコマンドについて説明します
A-16. serveraction
racadm serveraction <action>
serveraction サブコマンドを使用するとホストシステムに電力の管理操作を実行できますA-17 serveraction 電源制御のオプションについて説明します
A-17. fserveraction サブコマンドオプション
出力
サブコマンド
定義
racresetcfg
RAC の設定全体を出荷時のデフォルトにリセットします
注意:このコマンドは現在iDRAC の設定を削除し、iDRAC とシリアル設定をのデフォルト設定に戻しますリセット後、デフォルトの名前およびパスワードはそれぞれroot calvin
なりIP アドレスは 192.168.0.120 にシャーシに存在するサーバーのスロット番号を加えたになります
サブコマンド
定義
serveraction
管理下サーバーのリセットまたはパワーオン / オフ / サイクルを実行します
文字列
定義
<処置
>
処置を指定します<処置> の文字列のオプションを次に示します
l powerdown 管理下サーバーの電源をります
l powerup 管理下サーバーの電源をれます
l powercycle 管理下サーバーのパワーサイクル処理を発行しますこの処理は、システムの前面パネルにある電源ボタンをして電源を切ってから電源を入れ直す操作に
ています
l powerstatus サーバーの現在の電源状態(オンオフ表示します)。
l hardreset 管理下サーバーのリセット(再起動)を実行します
serveraction サブコマンドは、要求した処理を実行できなかった場合はエラーメッセージ、処理が正常に完了した場合は成功メッセージを表示します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
getraclog
A-18 racadm getraclog コマンドについて説明します
A-18. getraclog
racadm getraclog -i
racadm getraclog [-A] [-o] [-c カウント] [-s 記録開始] [-m]
getraclog -i コマンドはiDRAC ログのエントリ数を表示します
以下は、エントリを読み込むための getraclog コマンドのオプションです
A-19. getraclog サブコマンドオプション
出力
デフォルトの出力表示ではレコード番号、タイムスタンプソース、説明が表示されますタイムスタンプは1 1 日の午前零時に開始し、管理下サーバー起動時まで増加します。管理下サーバー
起動後、タイムスタンプには管理下サーバーのシステム時間が使用されます
出力例
Record:1
Date/Time:Dec808:10:11
Source:login[433]
Description:rootloginfrom143.166.157.103
対応インタフェース
コマンド
定義
getraclog -i
iDRAC ログのエントリ数を表示します
getraclog
iDRAC のログエントリを表示します
メモオプションを指定しなければ、全部のログが表示されます
オプション
-A
ヘッダーやラベルなしで出力を表示します
-c
リターンされるエントリの最大数を提供します
-m
一度1 画面で情報を表示してユーザーに続行のプロンプトを表示しますUNIX more コマンドに類似)。
-o
出力1 行で表示します
-s
表示に使用する開始レコードを指定します
l ローカル RACADM
clrraclog
racadm clrraclog
clrraclog サブコマンドはiDRAC のログから既存のレコードをすべて削除します。新しいレコードが 1 作成されログがクリアされたときの日時が記録されます
getsel
A-20 getse コマンドについて説明します
A-20. getsel
racadm getsel -i
racadm getsel [-E] [-R] [-A] [-o] [-c count] [-s count] [-m]
getsel -i コマンドはSEL のエントリ数を表示します
以下のgetsel オプション (-i オプションを除く) はエントリを読み込むために使用されます
A-21. getsel サブコマンドオプション
出力
デフォルトの出力表示ではレコード番号、タイムスタンプ、重大度、説明が表示されます
例:
コマンド
定義
getsel -i
システムイベントログ のエントリ数を表示します
getsel
SEL エントリを表示します
メモ引数を指定しなければ、全部のログが表示されます
オプション
-A
表示ヘッダーやラベルなしの出力を指定します
-c
リターンされるエントリの最大数を提供します
-o
出力1 行で表示します
-s
表示に使用する開始レコードを指定します
-E
16 バイトの SEL の生データを16 進数の値のシーケンスとして各行の終わりに付加します
-R
データのみが印刷されます
-m
一度1 画面で情報を表示してユーザーに続行のプロンプトを表示しますUNIX more コマンドに類似)。
Record:1
Date/Time:11/16/200522:40:43
Severity:Ok
Description:SystemBoardSEL:eventlogsensorforSystemBoard,logclearedwasasserted
対応インタフェース
l ローカル RACADM
clrsel
racadm clrsel
clrsel コマンドはシステムイベントログ SELから既存のレコードをすべて削除します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
gettracelog
A-22 gettracelog サブコマンドについて説明します
A-22. gettracelog
racadm gettracelog -i
racadm gettracelog [-A] [-o] [-c count] [-s startrecord] [-m]
gettracelog-i オプションなしのコマンドを使ってエントリを読み取ります。 以下gettracelog エントリはエントリの読み取りに使用されます
A-23. gettracelog サブコマンドオプション
コマンド
定義
gettracelog -i
iDRAC トレースログ のエントリ数を表示します
gettracelog
iDRAC トレースログ表示します
オプション
-i
iDRAC トレースログ のエントリ数を表示します
-m
一度1 画面で情報を表示してユーザーに続行のプロンプトを表示しますUNIX more コマンドに類似)。
-o
出力1 行で表示します
-c
表示するレコード数を指定します
-s
表示する開始レコードを指定します
出力
デフォルトの出力表示ではレコード番号、タイムスタンプソース、説明が表示されますタイムスタンプは1 1 日の午前零時に開始し、管理下システム起動時まで増加します。 管理下システム
起動後、タイムスタンプには管理下システムのシステム時間が使用されます
例:
Record: 1
Date/Time: Dec 8 08:21:30
Source: ssnmgrd[175]
Description: root from 143.166.157.103: session timeout sid 0be0aef4
対応インタフェース
l ローカル RACADM
sslcsrgen
A-24 sslcsrgen サブコマンドについて説明します
A-24. sslcsrgen
racadm sslcsrgen [-g] [-f <ファイル名>]
racadm sslcsrgen -s
sslcsrgen サブコマンドはCSR を生成してローカルファイルシステムにファイルをダウンロードするために使用できますCSR は、RAC SSL トランザクションに使用されるカスタム SSL 証明書
を作成するために使用できます
オプション
A-25 sslcsrgenサブコマンドのオプションについて説明します
A-25. sslcsrgen サブコマンドオプション
オプションを指定しなければCSR が生成されデフォルトでローカルのファイルシステムに sslcsr としてダウンロードされます-g オプション -s オプションと一緒に使用できず-f オプションは
-g オプションとのみ使用できます
-A
ヘッダーやラベルを表示しません
サブコマンド
sslcsrgen
SSL 証明書署名要求(CSR)を生成して RAC からダウンロードします
オプション
-g
しい CSR を生成します
-s
CSR 生成処理の状態を返します(生成中、アクティブなし)。
-f
<ファイル> の場所を指定しますここに CSR がダウンロードされます
メモ-f オプションを指定しないとファイルはデフォルトで現在のディレクトリsslcsr になります
sslcsrgen -s サブコマンドは、次のステータスコードの 1 つをします
l CSR が正常に生成されました
l CSR は存在しません
l CSR の生成が進行中です
racadm sslcsrgen -s
または
racadm sslcsrgen -g -f c:\csr\csrtest.txt
対応インタフェース
l ローカル RACADM
sslcertupload
-26 sslcertupload サブコマンドについて説明します
A-26. sslcertupload
racadm sslcertupload -t <タイプ> [-f <ファイル名>]
オプション
A-27 sslcertupload サブコマンドのオプションについて説明します
A-27. sslcertupload サブコマンドオプション
sslcertupload コマンドは成功すると 0 返し、成功しないとゼロの数字を返します
racadm sslcertupload -t 1 -f c:\cert\cert.txt
メモCSR を生成するにはまず RACADM cfgRacSecurity グループで CSR フィールドを設定する必要があります。 例:racadm config -g cfgRacSecurity -o
cfgRacSecCsrCommonName MyCompany
サブコマンド
sslcertupload
カスタム SSL サーバー証明書または CA 証明書をクライアントから iDRAC にアップロードします
オプション
-t
CA 証明書かサーバ証明書か、アップロードする証明書のタイプを指定します
1 = サーバー証明書
2 = CA 証明書
-f
アップロードする証明書のファイル名を指定しますファイルを指定しないと、現在のディレクトリsslcert ファイルが選択されます
対応インタフェース
l ローカル RACADM
sslcertdownload
A-28 sslcertdownload サブコマンドについて説明します
A-28. sslcertdownload
racadm sslcertdownload -t <タイプ> [-f <ファイル名>]
オプション
A-29 sslcertdownload サブコマンドのオプションについて説明します
A-29. sslcertdownload サブコマンドオプション
sslcertdownload コマンドは成功すると 0 返し、成功しないとゼロの数字を返します
racadm sslcertdownload -t 1 -f c:\cert\cert.txt
対応インタフェース
l ローカル RACADM
sslcertview
A-30 sslcertview サブコマンドについて説明します
A-30. sslcertview
サブコマンド
sslcertdownload
SSL 証明書RAC からクライアントのファイルシステムにダウンロードします
オプション
-t
Microsoft
®
Active Directory
®
証明書かサーバー証明書か、ダウンロードする証明書の種類を指定します
1 = サーバー証明書
2 = Microsoft Active Directory 証明書
-f
アップロードする証明書のファイル名を指定します-f オプションまたはファイル名を指定しないと、現在のディレクトリsslcert ファイルが選択されます
サブコマンド
sslcertview
iDRAC に存在する SSL サーバー証明書または CA 証明書を表示します
racadm sslcertview -t <タイプ> [-A]
オプション
A-31 sslcertview サブコマンドのオプションについて説明します
A-31. sslcertview サブコマンドオプション
出力例
racadm sslcertview -t 1
SerialNumber00
Subject Information:
CountryCode(CC):US
State(S):Texas
Locality(L):RoundRock
Organization(O):DellInc.
OrganizationalUnit(OU):RemoteAccessGroup
CommonName(CN):iDRACdefaultcertificate
Issuer Information:
CountryCode(CC):US
State(S):Texas
Locality(L):RoundRock
Organization(O):DellInc.
OrganizationalUnit(OU):RemoteAccessGroup
CommonName(CN):iDRACdefaultcertificate
ValidFrom:Jul816:21:562005GMT
ValidTo:Jul716:21:562010GMT
racadm sslcertview -t 1 A
00
US
Texas
Round Rock
Dell Inc.
Remote Access Group
iDRAC default certificate
US
Texas
Round Rock
Dell Inc.
Remote Access Group
iDRAC default certificate
Jul 8 16:21:56 2005 GMT
Jul 7 16:21:56 2010 GMT
対応インタフェース
l ローカル RACADM
testemail
A-32 testemail サブコマンドについて説明します
オプション
-t
Microsoft Active Directory 証明書かサーバー証明書か、表示する証明書の種類を指定します
1 = サーバー証明書
2 = Microsoft Active Directory 証明書
-A
ヘッダ / ラベル表示を防止します
A-32. testemail の設定
racadm testemail -i <インデックス>
iDRAC から指定の宛先へテスト電子メールを送信します
testemail コマンドを実行する前にRACADM cfgEmailAlert グループ内の指定されたインデックスが有効で正しく設定されていることを確認してくださいA-33 cfgEmailAlert グループ
のコマンド例を示します
A-33. testemail 設定
オプション
A-34 testemail サブコマンドのオプションについて説明します
A-34. testemail サブコマンドオプション
出力
なし
対応インタフェース
l ローカル RACADM
testtrap
A-35 testtrap サブコマンドについて説明します
A-35. testtrap
サブコマンド
testemail
iDRAC の電子メール警告機能をテストします
コマンド
警告を有効にする
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertEnable
-i 1 1
宛先の電子メールアドレスを指定する
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertAddress -i 1 [email protected]
宛先の電子メールアドレスに送信するカスタムメッセージを設定する
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertCustomMsg -i 1 "This is a test!"
SNMP IP アドレスがしく設定されていることを確認する
racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSmtpServerIpAddr -i 192.168.0.152
現在の電子メール警告設定を表示する
racadm getconfig -g cfgEmailAlert -i <インデックス>
<インデックス> 14 の数字
オプション
-i
テストする電子メール警告のインデックスを指定します
racadm testtrap -i <インデックス>
testtrap サブコマンドはiDRAC からネットワーク上の指定した宛先トラップリスナにテストトラップを送信してiDRAC SNMP トラップ警告機能をテストします
testtrap サブコマンドを実行する前に、RACADM cfgIpmiPet グループ内の指定したインデックスがしく設定されていることを確認してください
A-36 cfgIpmiPet グループのリストと関連コマンドをします
A-36. cfg 電子メール警告コマンド
入力
A-37 testtrap サブコマンドのオプションについて説明します
A-37. testtrap サブコマンドオプション
対応インタフェース
l ローカル RACADM
vmdisconnect
A-38 vmdisconnect サブコマンドについて説明します
A-38. vmdisconnect
racadm vmdisconnect
サブコマンド
testtrap
iDRAC SNMP トラップ警告機能をテストします
コマンド
警告を有効にする
racadm config -g cfgIpmiPet -o cfgIpmiPetAlertEnable -i 1 1
宛先の電子メール IP アドレスを設定する
racadm config -g cfgIpmiPet -o cfgIpmiPetAlertDestIpAddr -i 1 192.168.0.110
現在のテストトラップ設定を表示する
racadm getconfig -g cfgIpmiPet -i <インデックス>
<インデックス> 14 の数字
オプション
-i
テストに使用するトラップ設定のインデックスを指定します。有効な値14 です
サブコマンド
vmdisconnect
すべてのいているリモートクライアントからの iDRAC 仮想メディア接続を閉じます
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Dell iDRAC for Blade Servers Version 1.0 ユーザーガイド

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