Windows XP または Windows 2003 を使って telnet を実行する
管理ステーションで Windows XP または Windows 2003 を実行している場合は、CMC Telnet セッションで文字の問題が発生する可能性があります。この問題は、Return キーが応答せず、
パスワードプロンプトが表示されないというログインがフリーズした状況になります。
この問題を解決するには、hotfix 824810 を Microsoft サポートウェブサイト support.microsoft.com からダウンロードししてください。詳細については、Microsoft 技術情報の記事 824810
を参照してください。
起動中に Linux をシリアルコンソールリダイレクト用に設定する
以下は Linux GRand Unified Bootloader (GRUB) 固有の手順です。別のブートローダーを使用する場合も、同様の変更が必要です。
/etc/grub.conf ファイルを次のように編集します。
1. ファイルの一般設定セクションを見つけ、次の 2 行を新たに追加します。
serial --unit=1 --speed=57600
terminal --timeout=10 serial
2. カーネル行に次の 2 つにオプションを追加します。
kernel.............console=ttyS1,57600
3. /etc/grub.conf に splashimage ディレクティブがある場合はコメントアウトしてください。
次の例は、この手順で説明した変更を示しています。
#grub.conf generated by anaconda
#
# Note that you do not have to rerun grub after making changes
# to this file
#NOTICE:Youdonothavea/bootpartition.Thismeansthat
#allkernelandinitrdpathsarerelativeto/,e.g.
#root(hd0,0)
#kernel/boot/vmlinuz-version ro root=/dev/sdal
#initrd/boot/initrd-version.img
#
#boot=/dev/sda
default=0
timeout=10
#splashimage=(hd0,2)/grub/splash.xpm.gz
serial --unit=1 --speed=57600
terminal --timeout=10 serial
title Red Hat Linux Advanced Server (2.4.9-e.3smp)
root(hd0,0)
kernel/boot/vmlinuz-2.4.9-e.3smp ro root=/dev/sda1 hda=ide-scsi console=ttyS0 console=ttyS1,57600
initrd/boot/initrd-2.4.9-e.3smp.img
title Red Hat Linux Advanced Server-up (2.4.9-e.3)
root(hd0,00)
kernel/boot/vmlinuz-2.4.9-e.3 ro root=/dev/sda1 s
initrd/boot/initrd-2.4.9-e.3.im
/etc/grub.conf ファイルを編集するとき、次のガイドラインに従ってください。
l GRUB のグラフィカルインタフェースを無効にし、テキストインタフェースを使用します。そうしないと、コンソールリダイレクトで GRUB 画面が表示されません。グラフィカルインタフェースを無効
にするには、splashimage で始まる行をコメントアウトしてください。
l 複数の GRUB オプションを開始してシリアル接続でコンソールセッションを起動するには、すべてのオプションに次の行を追加します。
console=ttyS1,57600
この例は、最初のオプションだけに console=ttyS1,57600 を追加したところを示しています。
ブート後のサーバーシリアルコンソールへのログインを有効にする
/etc/inittab ファイルを次のように編集します。
l COM2 シリアルポートに agetty を設定する新しい行を追加します。
co:2345:respawn:/sbin/agetty -h -L 57600 ttyS1 ansi
次の例は、新しい行が追加されたファイルを示しています。