Dell iDRAC for Blade Servers Version 1.11 ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell Integrated Remote Access Controller のユーザーガイドに関するご質問にお答えします。このガイドには、iDRACの設定、RACADMコマンド、仮想メディアの使い方、トラブルシューティング方法などが詳しく説明されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください。
  • iDRAC のIPアドレスを設定するにはどうすればよいですか?
    iDRAC のログファイルを確認するにはどうすればよいですか?
    iDRAC をリセットするにはどうすればよいですか?
    サーバーの電源を制御するにはどうすればよいですか?
    iDRAC の設定を工場出荷時のデフォルトに戻すにはどうすればよいですか?
IntegratedDell™RemoteAccessControllerファームウェアバージョン1.11 ユー
ザーガイド
メモおよび注意
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Dell Inc. 帰属するものではありません
2008 6 Rev.A02
iDRAC の概要
iDRAC の設定
管理ステーションの設定
管理下サーバー の設定
ウェブインタフェースを使用した iDRAC の設定
Microsoft Active Directory での iDRAC の使用
GUI コンソールリダイレクトの使用
仮想メディアの設定と使用法
ローカル RACADM コマンドラインインタフェースの使用
iDRAC SM-CLP コマンドラインインタフェースの使用
iVM-CLI 使用したオペレーティングシステムの導入
iDRAC 設定ユーティリティの使用
管理下サーバーの回復とトラブルシューティング
RACADM サブコマンドの概要
iDRAC プロパティデータベースのグループとオブジェクトの定義
RACADM SM-CLP との対応付け
用語集
メモ メモはコンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています
注意:注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険を回避する方法を説明しています
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RACADM サブコマンドの
IntegratedDell™RemoteAccessControllerファームウェアバージョン1.11 ユーザーガイド
ここではRACADM コマンドラインインタフェースで使用できるサブコマンドについて説明します
help
A-1 に、help コマンドについて説明します
A-1Helpコマンド
racadm help
racadm help <サブコマンド>
help サブコマンドは racadm コマンドで使用できるサブコマンドすべてをリストにし、各サブコマンドにつき一行ずつの説明を表示しますhelp の後にサブコマンドを入力してそのサブコマンドの
文を表示することもできます
出力
racadm help コマンドはすべてのサブコマンドのリストを表示します
racadm help <サブコマンド> コマンドは、指定したコマンドだけの情報を表示します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
config
A-2 に、config および getconfig サブコマンドについて説明します
A-2config/getconfig
help
config
getconfig
getssninfo
getsysinfo
getractime
setniccfg
getniccfg
getsvctag
racreset
racresetcfg
serveraction
getraclog
clrraclog
getsel
clrsel
gettracelog
sslcsrgen
sslcertupload
sslcertdownload
sslcertview
testemail
testtrap
vmdisconnect
コマンド
定義
help
racadm で使用できるすべてのサブコマンドをリストにしそれぞれの短い説明を表示します
定義
racadm config [-c|-p] -f <ファイル名>
racadm config -g <グループ名> -o <オブジェクト名> [-i <インデックス>] <>
対応インタフェース
l ローカル RACADM
config サブコマンドを使用するとiDRAC 設定パラメータを個別に設定、または設定ファイルの一部として一括設定できますデータがなる場合は、その iDRAC オブジェクトはしい値で書き込ま
れます
入力
A-3 に、config サブコマンド オプションについて説明します
A-3configサブコマンドオプションと
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、インデックスまたはその他の無効なデータベースメンバ
l RACADM CLI エラー
このサブコマンドは.cfg ファイルにあるオブジェクトの総数のうちいくつの設定オブジェクトが書き込まれたかを示す数値を返します
l racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 10.35.10.110
cfgNicIpAddress 設定パラメータオブジェクト)の値10.35.10.110 に設定しますこの IP アドレスオブジェクトは cfgLanNetworking グループにあります
l racadm config -f myrac.cfg
iDRAC を設定または再設定しますgetconfig コマンドで myrac.cfg ファイルを作成することもできますmyrac.cfg ファイルは、構文解析ルールにって手動で編集することもできま
す。
getconfig
iDRAC を設定します
iDRAC 設定データを取得します
オプシ
ョン
-f
-f <ファイル> オプションを使用するとconfig <ファイル> で指定したファイルの内容を読み取り、iDRAC を設定しますファイルの内容設定ファイルの構文」で指定した
のデータでなければなりません
-p
パスワードオプションである -p、設定が完了した後、config config ファイル -f <ファイル> に含まれているパスワードエントリを削除させます
-g
-g <グループ>グループオプション)は、-o オプションと一緒に使用する必要があります<グループ> 、設定するオブジェクトをむグループを指定します
-o
-o <オブジェクト> <>オブジェクトオプションは-g オプションと一緒に使用する必要がありますこのオプションは、文字列 <> で書き込まれるオブジェクト名を指定します
-i
-i <インデックス>インデックスオプションはインデックスきのグループのみに有効で、一意のグループを指定できますこの場合、インデックスは「名前付き」の値ではなくインデック
ス値で指定されます
-c
-cチェックオプションはconfig サブコマンドと一緒に使用し.cfg ファイルを解析して構文エラーをつけることができますエラーが検出されたらその行番号とエラーの短い説明が
表示されますiDRAC には書き込まれませんこのオプションはチェックのみです
メモmyrac.cfg ファイルにはパスワードはまれていませんファイルにパスワードをめるには、手動入力する必要があります。設定中にパスワードを myrac.cfg ファイルか
ら削除する場合は、-p オプションを使用します
getconfig サブコマンドを使うと、個別iDRAC 設定パラメータを取得、またはすべての iDRAC 設定グループを取得して 1 つのファイルに保存できます
入力
A-4 に、getconfig サブコマンド オプションについて説明します
A-4getconfigサブコマンドオプション
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、インデックスまたはその他の無効なデータベースメンバ
l RACADM CLI 転送エラー
エラーが発生しなければ、指定した設定の内容が表示されます
l racadm getconfig -g cfgLanNetworking
cfgLanNetworking グループ内の設定プロパティオブジェクトをすべて表示します
l racadm getconfig -f myrac.cfg
iDRAC のグループ設定オブジェクトすべてを myrac.cfg に保存します
l racadm getconfig -h
iDRAC で使用可能な設定グループのリストを表示します
l racadm getconfig -u root
root という名前のユーザーの設定プロパティを表示します
l racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i 2 -v
インデックス 2 のユーザーグループインスタンスとプロパティ値の詳細情報を表示します
racadm getconfig -f <ファイル名>
racadm getconfig -g <グループ名> [-i <インデックス>]
racadm getconfig -u <ユーザー名>
racadm getconfig -h
メモファイルを指定しないで -f オプションを使用するとファイルの内容が端末画面に出力されます
オプシ
ョン
-f
-f <ファイル> オプションを getconfig に追加するとiDRAC 設定のすべてが設定ファイルに書き込まれますこのファイルは config サブコマンドを使用した一括設定操作に使用で
きます
メモ-f オプションでは cfgIpmiPet cfgIpmiPef グループのエントリは作成されません cfgIpmiPet グループをファイルに取り込むためのトラップ先を少なくとも 1 つ設定す
る必要があります
-g
-g <グループ>グループオプションを使用すると、単一グループの設定を表示できますグループ は、racadm.cfg ファイルで使用されているグループの名前ですグループがイ
ンデックスグループの場合は、-i オプションを使用してください
-h
-hヘルプオプションは、使用可能な設定グループすべてを表示しますこのオプションは、正確なグループ名を覚えていない場合に便利です
-i
-i <インデックス>インデックス オプションはインデックスきのグループのみに有効で、固有のグループを指定できます-i <インデックス>を指定しなければグループに 1 の値が想
されますこれは複数のエントリをんだテーブルですインデックスは、「名前付き」の値ではなくインデックス値で指定されます
-o
-o <オブジェクト> オブジェクトオプションはクエリで使用するオブジェクト名を指定しますこのオプションは-g オプションと一緒に使用できます
-u
-u <ユーザー> ユーザー名)オプションを使うと、指定したユーザーの設定を表示できます<ユーザー > オプションはユーザーのログインユーザーです
-v
-v(詳細)オプションはその他の詳細とプロパティを表示し、-g オプションと一緒に使用します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
getssninfo
A-5 に、getssninfo サブコマンドについて説明します
A-5getssninfoサブコマンド
racadm getssninfo [-A] [-u <ユーザー名> | *]
getssninfo コマンドはiDRAC に接続しているユーザーのリストをします。概要情報では次の情報が表示されます
l ユーザー
l IP アドレス(該当する場合)
l セッションの種類(例:SSHtelnet
l 使用コンソール(例:仮想メディアKVM
対応インタフェース
l ローカル RACADM
入力
A-6 に、getssninfo サブコマンドオプションについて説明します
A-6getssninfoサブコマンドオプション
l racadm getssninfo
A-7 racadm getssninfo コマンドの出力例を示します
A-7getssninfoサブコマンド出力例
定義
Session Manager のセッションテーブルから1 つまたは複数の現在アクティブまたは保留中のセッションの情報を取得します
オプシ
ョン
-A
-A オプションを指定するとデータヘッダは印刷されません
-u
-u <ユーザー> ユーザーオプションはそのユーザー名の詳細セッション記録のみを印刷出力しますユーザーとしてアスタリスク*)を入力するとすべてのユーザーが一覧表
されますこのオプションを指定すると、概要情報は印刷されません
User
IP Address
Type
Consoles
root
192.168.0.10
Telnet
Virtual KVM
l racadm getssninfo -A
"root" 143.166.174.19 "Telnet" "NONE"
l racadm getssninfo -A -u *
"root" "143.166.174.19" "Telnet" "NONE"
l "bob" "143.166.174.19" "GUI" "NONE"
getsysinfo
A-8 に、racadm getsysinfo サブコマンドについて説明します
A-8getsysinfo
racadm getsysinfo [-d] [-s] [-w] [-A]
getsysinfo サブコマンドはiDRAC、管理下サーバーウォッチドッグ設定に関連する情報を表示します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
入力
A-9 に、getsysinfo サブコマンドオプションについて説明します
A-9getsysinfoサブコマンドオプション
出力
getsysinfo サブコマンドはiDRAC、管理下サーバーウォッチドッグ設定に関連する情報を表示します
出力例
RAC Information:
RACDate/Time=WedAug2220:01:332007
FirmwareVersion=0.32
FirmwareBuild=13661
LastFirmwareUpdate=MonAug2008:09:362007
HardwareVersion=NA
CurrentIPAddress=192.168.0.120
CurrentIPGateway=192.168.0.1
CurrentIPNetmask=255.255.255.0
定義
iDRAC 情報、システム情報、ウォッチドッグ状態情報を表示します
オプション
-d
iDRAC 情報を表示します
-s
システム情報を表示します
-w
ウォッチドッグ情報を表示します
-A
ヘッダ / ラベルを印刷しません
DHCPEnabled=1
MACAddress=00:14:22:18:cd:f9
CurrentDNSServer1=10.32.60.4
CurrentDNSServer2=10.32.60.5
DNSServersfromDHCP=1
RegisterDNSRACName=1
DNSRACName=iDRAC-783932693338
CurrentDNSDomain=us.dell.com
System Information:
SystemModel=PowerEdgeM600
SystemBIOSVersion=0.2.1
BMCFirmwareVersion=0.32
ServiceTag=48192
HostName=dell-x92i38xc2n
OSName=
PowerStatus=OFF
Watchdog Information:
RecoveryAction=None
Presentcountdownvalue=0seconds
Initialcountdownvalue=0seconds
l racadm getsysinfo -A -s
"System Information:" "PowerEdge M600" "0.2.1" "0.32" "48192" "dell-x92i38xc2n" "" "ON"
l racadm getsysinfo -w -s
System Information:
SystemModel=PowerEdgeM600
SystemBIOSVersion=0.2.1
BMCFirmwareVersion=0.32
ServiceTag=48192
HostName=dell-x92i38xc2n
OSName=
PowerStatus=ON
Watchdog Information:
RecoveryAction=None
Presentcountdownvalue=0seconds
Initialcountdownvalue=0seconds
制限
getsysinfo 出力ホスト フィールドと OS フィールドには、管理下サーバーに Dell OpenManage がインストールされている場合にのみ正確な情報が表示されます。管理下サーバーに
OpenManage がインストールされていない場合は、これらのフィールドには空白または不正確な情報が表示されます
getractime
A-10 に、getractime サブコマンドについて説明します
A-10getractime
racadm getractime [-d]
オプションを何も指定しないとgetractime サブコマンドは時刻を一般的な形式で表示します
-d オプションを指定するとgetractime は時刻yyyymmddhhmmss.mmmmmms 形式で表示しますこれは UNIX date コマンドでされるのと同じ形式です
サブコマンド
定義
getractime
リモートアクセスコントローラから現在の時刻を表示します
出力
getractime サブコマンドは出力1 行で表示します
出力例
racadm getractime
Thu Dec 8 20:15:26 2005
racadm getractime -d
20071208201542.000000
対応インタフェース
l ローカル RACADM
setniccfg
A-11 に、setniccfg サブコマンドについて説明します
A-11setniccfg
racadm setniccfg -d
racadm setniccfg -s [<IP アドレス> <ネットマスク> <ゲートウェイ>]
racadm setniccfg -o [<IP アドレス> <ネットマスク> <ゲートウェイ>]
setniccfg サブコマンドはiDRAC IPアドレスを設定します
l -d オプションは NIC DHCP を有効にしますデフォルトは DHCP 有効)。
l -s オプションはIP 設定を有効にしますIP アドレスネットマスクゲートウェイを指定できます。指定しなければ既存の静的な設定が使用されます<IP アドレス><ネットマスク>
よび<ゲートウェイ> 、文字列をドットで区切って入力する必要があります
racadm setniccfg -s 192.168.0.120 255.255.255.0 192.168.0.1
l -o オプションはNIC 完全に無効にします<IPアドレス><ネットマスク><ゲートウェイ> は文字列をドットで区切って入力する必要があります
racadm setniccfg -o 192.168.0.120 255.255.255.0 192.168.0.1
出力
setniccfg サブコマンドは操作に失敗した場合にエラーメッセージを表示します。成功した場合は、成功したことをらせるメッセージが表示されます
対応インタフェース
l ローカル RACADM
getniccfg
定義
コントローラの IP 設定を指定します
A-12 getniccfg サブコマンドについて説明します
A-12getniccfg
racadm getniccfg
getniccfg サブコマンドは、現在NIC 設定を表示します
出力例
getniccfg サブコマンドは操作に失敗した場合にエラーメッセージを表示します。成功した場合は、出力が次の形式で表示されます
NICEnabled=1
DHCPEnabled=1
IPAddress=192.168.0.1
SubnetMask=255.255.255.0
Gateway=192.168.0.1
対応インタフェース
l ローカル RACADM
getsvctag
A-13 getsvctag サブコマンドについて説明します
A-13getsvctag
racadm getsvctag
getsvctag サブコマンドはホストシステムのサービスタグを表示します
コマンドプロンプトで getsvctag と入力します。出力は次のように表示されます
Y76TP0G
定義
iDRAC の現在IP 設定を表示します
定義
サービスタグを表示します
成功すると 0エラーの場合はゼロ以外の値を返します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
racreset
A-14 racreset サブコマンドについて説明します
A-14racreset
racadm racreset
racreset サブコマンドは iDRAC にリセットを発行しますリセットイベントは iDRAC ログに書き込まれます
l racadm racreset
iDRAC のソフトリセットの手順を開始します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
racresetcfg
A-15 ,racresetcfg サブコマンドについて説明します
A-15racresetcfg
racadm racresetcfg
対応インタフェース
l ローカル RACADM
定義
iDRAC をリセットします
注意: racreset サブコマンドを発行するときiDRAC が使用可能な状態にるまでに最大 1 分間かかることがあります
サブコマンド
定義
racresetcfg
RAC 設定全体を工場出荷時のデフォルト値にします
racresetcfg コマンドはデータベースプロパティのすべてのユーザー設定エントリを削除しますデータベースにはiDRAC を元のデフォルト設定に戻すデフォルトのプロパティがすべてのエントリ
にあります
serveraction
A-16 に、serveraction サブコマンドについて説明します
A-16serveraction
racadm serveraction <動作>
serveraction サブコマンドを使うとホストシステムの電源管理を行うことができますA-17 serveraction 電源管理オプションについて説明します
A-17serveractionサブコマンドオプション
出力
serveraction サブコマンドは、要求された動作が実行できなかった場合はエラーメッセージを表示し、要求された動作が正常に完了した場合は成功したことをらせるメッセージを表示します
対応インタフェース
l ローカル RACADM
getraclog
A-18 に、racadm getraclog コマンドについて説明します
A-18getraclog
注意: このコマンドは現在iDRAC の設定を削除し、元のデフォルト設定にしますリセット後、デフォルトの名前およびパスワードはそれぞれroot calvin になりIP アドレスは
192.168.0.120 にシャーシのサーバーのスロット番号を加えたになります
サブコマンド
定義
serveraction
管理下サーバーのリセットまたは電源の投入 / 切断 / 入れ直しを実行します
文字列
定義
<動作
>
動作を指定します<動作> の文字列のオプションを次に示します
l powerdown - 管理下サーバーの電源を切ります
l powerup - 管理下サーバーの電源を入れます
l powercycle - 管理下サーバーの電源の入れ直しをいますこの動作は、システムのフロントパネルの電源ボタンをすことでシステムの電源をってから入れ直すのと同様
です
l powerstatus - サーバーの現在の電源状態(オン または オフ )を表示します
l hardreset - 管理下サーバーのリセット(再起動)を実行します
コマンド
定義
getraclog -i
iDRAC ログのエントリ数を表示します
getraclog
iDRAC のログエントリを表示します
racadm getraclog -i
racadm getraclog [-A] [-o] [-c count] [-s start-record] [-m]
getraclog -i コマンドはiDRAC ログのエントリ数を表示します
以下のオプションを使うとgetraclog コマンドでエントリを読み込むことができます
A-19getraclogサブコマンドオプション
出力
デフォルトの出力にはレコード番号、タイムスタンプソース、説明が表示されますタイムスタンプは1 1 日の午前零時に開始し、管理下サーバー起動時まで増分されます。管理下サーバーの
起動後、タイムスタンプには管理下サーバーのシステム時間が使用されます
出力例
Record:1
Date/Time:Dec808:10:11
Source:login[433]
Description:rootloginfrom143.166.157.103
対応インタフェース
l ローカル RACADM
clrraclog
racadm clrraclog
clrraclog サブコマンドはiDRAC のログから既存のレコードをすべて削除します。新しいレコードが 1 作成されログがクリアされたときの日時が記録されます
getsel
A-20 に、getsel コマンドについて説明します
A-20getsel
メモオプションを何も指定しないとログ全体が表示されます
オプション
-A
ヘッダーやラベルなしで出力を表示します
-c
されるエントリの最大数を表示します
-m
一度1 画面ずつの情報を表示してユーザーに続行するように指示しますUNIX more コマンドに類似)。
-o
出力1 行で表示します
-s
表示を開始するレコードを指定します
racadm getsel -i
racadm getsel [-E] [-R] [-A] [-o] [-c count] [-s count] [-m]
getsel -i サブコマンドは SEL のエントリ数を表示します
以下getsel オプション-i オプションなしはエントリの読み込みに使います
A-21getselサブコマンドオプション
出力
デフォルトの出力にはレコード番号、タイムスタンプ、重要度、説明が表示されます
出力例:
Record:1
Date/Time:11/16/200522:40:43
Severity:Ok
Description:SystemBoardSEL:eventlogsensorforSystemBoard,logclearedwasasserted
対応インタフェース
l ローカル RACADM
clrsel
racadm clrsel
clrsel コマンドはシステムイベントログSELから既存のレコードをすべて削除します
対応インタフェース
コマンド
定義
getsel -i
システムイベントログ のエントリ数を表示します
getsel
SEL エントリを表示します
メモ引数を何も指定しないとログ全体が表示されます
オプション
-A
表示ヘッダーやラベルなしの出力を指定します
-c
されるエントリの最大数を表示します
-o
出力1 行で表示します
-s
表示を開始するレコードを指定します
-E
16 バイトの SEL の生データを16 進数の値のシーケンスとして各行の終わりに付加します
-R
データのみが印刷されます
-m
一度1 画面ずつの情報を表示してユーザーに続行するように指示しますUNIX more コマンドに類似)。
l ローカル RACADM
gettracelog
A-22 に、gettracelog サブコマンドについて説明します
A-22gettracelog
racadm gettracelog -i
racadm gettracelog [-A] [-o] [-c count] [-s startrecord] [-m]
gettracelog-i オプションなしコマンドはエントリを読み込みます。以下gettracelog エントリを使ってエントリを読み込みます
A-23gettracelogサブコマンドオプション
出力
デフォルトの出力にはレコード番号、タイムスタンプ、重要度、説明が表示されますタイムスタンプは1 1 日の午前零時に開始し、管理下サーバー起動時まで増加します。管理下サーバーの
動後、タイムスタンプには管理下サーバーのシステム時間が使用されます
出力例:
Record:1
Date/Time: Dec 8 08:21:30
Source: ssnmgrd[175]
Description: root from 143.166.157.103: session timeout sid 0be0aef4
対応インタフェース
l ローカル RACADM
sslcsrgen
A-24 に、sslcsrgen サブコマンドについて説明します
A-24sslcsrgen
コマンド
定義
gettracelog -i
iDRAC トレースログ のエントリ数を表示します
gettracelog
iDRAC トレースログ表示します
オプション
-i
iDRAC トレースログ のエントリ数を表示します
-m
一度1 画面ずつの情報を表示してユーザーに続行するように指示しますUNIX more コマンドに類似)。
-o
出力1 行で表示します
-c
表示するレコード数を指定します
-s
表示を開始するレコードを指定します
-A
ヘッダーやラベルを表示しません
racadm sslcsrgen [-g] [-f <ファイル名>]
racadm sslcsrgen -s
sslcsrgen サブコマンドを使ってCSR を生成し、クライアントのローカルファイルシステムにダウンロードできますCSR は、RAC での SSL トランザクションに使用できるカスタム SSL 証明書の
作成に使用できます
オプション
A-25 に、sslcsrgen サブコマンドオプションについて説明します
A-25sslcsrgenサブコマンドオプション
オプションを何も指定しないと、生成された CSR はデフォルトでローカルファイルシステムに sslcsr としてダウンロードされます -g オプション -s オプションと一緒には使用できず-f オプション
-g オプションと一緒にしか使用できません
sslcsrgen -s サブコマンドはのいずれかの状態コードをします
l CSR は正常に生成されました
l CSR はありません
l CSR の生成の進行中です
racadm sslcsrgen -s
または
racadm sslcsrgen -g -f c:\csr\csrtest.txt
対応インタフェース
l ローカル RACADM
sslcertupload
A-26 に、sslcertupload サブコマンドについて説明します
A-26sslcertupload
RAC から SSL 証明書署名要求 (CSR) 生成してダウンロードします
オプション
-g
しい CSR を生成します
-s
CSR 生成プロセスの状態を返します(生成進行中、アクティブなし)。
-f
CSR をダウンロードする先の場所<ファイル> を指定します
メモ-f オプションを指定しないとファイルはデフォルトで現在のディレクトリsslcsr になります
メモCSR を生成するにはそのCSR フィールドを RACADM cfgRacSecurity グループで設定する必要があります。例:racadm config -g cfgRacSecurity -o
cfgRacSecCsrCommonName MyCompany
サブコマンド
sslcertupload
カスタム SSL サーバー証明書または CA 証明書をクライアントから iDRAC にアップロードします
racadm sslcertupload -t <type> [-f <ファイル名>]
オプション
A-27 に、sslccertupload サブコマンドオプションについて説明します
A-27sslcertuploadサブコマンドオプション
sslcertupload コマンドはアップロードに成功すると 0 返し、成功しないとゼロ値を返します
racadm sslcertupload -t 1 -f c:\cert\cert.txt
対応インタフェース
l ローカル RACADM
sslcertdownload
A-28 に、sslcertdownload サブコマンドについて説明します
A-28sslcertdownload
racadm sslcertdownload -t <種類> [-f <ファイル名>]
オプション
A-29 に、sslccertdownload サブコマンドオプションについて説明します
A-29sslcertdownloadサブコマンドオプション
オプション
-t
アップロードする証明書の種類CA 証明書かサーバー証明書かを指定します
1 = サーバー証明書
2 = CA 証明書
-f
アップロードする証明書のファイル名を指定しますファイルを指定しないと、現在のディレクトリsslcert ファイルが選択されます
サブコマンド
sslcertdownload
SSL 証明書RAC からクライアントのファイルシステムにダウンロードします
オプション
-t
ダウンロードする証明書の種類Microsoft
®
Active Directory
®
証明書かサーバー証明書かを指定します
1 = サーバー証明書
2 = Microsoft Active Directory 証明書
-f
ダウンロードする証明書のファイル名を指定します-f オプションまたはファイル名が指定されていないと、現在のディレクトリsslcert ファイルが選択されます
sslcertdownload コマンドはダウンロードに成功すると 0 返し、成功しないとゼロ値を返します
racadm sslcertdownload -t 1 -f c:\cert\cert.txt
対応インタフェース
l ローカル RACADM
sslcertview
A-30 に、sslcertview サブコマンドについて説明します
A-30sslcertview
racadm sslcertview -t <種類> [-A]
オプション
A-31 に、sslccertview サブコマンドオプションについて説明します
A-31sslcertviewサブコマンドオプション
出力例
racadm sslcertview -t 1
SerialNumber:00
Subject Information:
CountryCode(CC):US
State(S):Texas
Locality(L):RoundRock
Organization(O):DellInc.
OrganizationalUnit(OU):RemoteAccessGroup
CommonName(CN):iDRACdefaultcertificate
Issuer Information:
CountryCode(CC):US
State(S):Texas
Locality(L):RoundRock
Organization(O):DellInc.
OrganizationalUnit(OU):RemoteAccessGroup
CommonName(CN):iDRACdefaultcertificate
ValidFrom:Jul816:21:562005GMT
ValidTo:Jul716:21:562010GMT
racadm sslcertview -t 1 -A
サブコマンド
sslcertview
iDRAC に存在する SSL サーバー証明書または CA 証明書を表示します
オプション
-t
表示する証明書の種類Microsoft Active Directory 証明書かサーバ証明書かを指定します
1 = サーバー証明書
2 = Microsoft Active Directory 証明書
-A
ヘッダー / ラベルを印刷しません
00
US
Texas
Round Rock
Dell Inc.
Remote Access Group
iDRAC default certificate
US
Texas
Round Rock
Dell Inc.
Remote Access Group
iDRAC default certificate
Jul 8 16:21:56 2005 GMT
Jul 7 16:21:56 2010 GMT
対応インタフェース
l ローカル RACADM
testemail
A-32 に、testemail サブコマンドについて説明します
A-32testemail 設定
racadm testemail -i <インデックス>
iDRAC から指定の宛先へテスト電子メールを送信します
コマンドを実行する前に、RACADM cfgEmailAlert グループ内の指定されたインデックスが有効で正しく設定されていることを確認してくださいA-33 cfgEmailAlert グループのコマンド例を
します
A-33testemail設定
オプション
A-34 に、testemail サブコマンドオプションについて説明します
A-34testemailサブコマンドオプション
iDRAC の電子メール警告機能をテストします
動作
コマンド
警告を有効にします
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertEnable
-i 1 1
宛先の電子メールアドレスを設定します
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertAddress -i 1 [email protected]
宛先の電子メールアドレスに送信するカスタムメッセージを設定します
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertCustomMsg -i 1 "This is a test!"
SNMP IP アドレスがしく設定されていることを確認します
racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSmtpServerIpAddr -i 192.168.0.152
現在の電子メール警告設定を表示します
racadm getconfig -g cfgEmailAlert -i <インデックス>
ここで<インデックス> 14 の数値です
オプション
-i
テストする電子メールのインデックスを指定します
出力
なし
対応インタフェース
l ローカル RACADM
testtrap
A-35 に、testtrap サブコマンドについて説明します
A-35testtrap
racadm testtrap -i <インデックス>
testtrap サブコマンドはiDRAC からネットワーク上の指定した宛先トラップリスナにテストトラップを送信してiDRAC SNMP トラップ警告機能をテストします
testtrap サブコマンドを実行する前に、RACADM cfgIpmiPet グループ内の指定したインデックスがしく設定されていることを確認してください
A-36 cfgIpmiPetグループにするコマンドをします
A-36cfg電子メール警告コマンド
入力
A-37 に、testtrapl サブコマンドオプションについて説明します
A-37testtrapサブコマンドオプション
対応インタフェース
l ローカル RACADM
vmdisconnect
iDRAC SNMP トラップ警告機能をテストします
動作
コマンド
警告を有効にします
racadm config -g cfgIpmiPet -o cfgIpmiPetAlertEnable -i 1 1
宛先の電子メールの IP アドレスを設定します
racadm config -g cfgIpmiPet -o cfgIpmiPetAlertDestIpAddr -i 1 192.168.0.110
現在のテストトラップ設定を表示します
racadm getconfig -g cfgIpmiPet -i <インデックス>
ここで<インデックス> 14 の数値です
オプション
-i
テストに使うトラップ設定のインデックスを指定します。有効な値14 です
A-38 に、vmdisconnect サブコマンドについて説明します
A-38vmdisconnect
racadm vmdisconnect
vmdisconnect サブコマンドを使うと、他のユーザーの仮想メディアセッションを切断できます。一度切するとウェブインタフェースにしい接続状態が反映されますこれはローカルの RACADM
からのみ使用できます
vmdisconnect サブコマンドを使用するとiDRAC ユーザーはアクティブな仮想メディアセッションをすべて切断できますアクティブな仮想メディアセッションは RAC のウェブインタフェースまたは
RACADM getsysinfo サブコマンドを使用して表示できます
対応インタフェース
l ローカル RACADM
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サブコマンド
vmdisconnect
すべてのいているリモートクライアントからの iDRAC 仮想メディア接続を閉じます
/