2. LCD スクリーンに 「Code Update(コード アップデート)」と表示されるまで [+]または [-]を押し、 [Enter]を押します。
回転式スロット マガジンがいっぱいの場合は、LCD スクリーンに 「No slot free for transfer(転送できるスロットはありません)」というメッセージが表示されます。メイン メニュ
ーまたはホーム スクリーンが表示されるまで、繰り返し [Cancel]を押します。カートリッジをエクスポートして、ファームウェア アップデート カートリッジをインポートできるようにします(「カート
リッジのエクスポート」を参照してください)。手順 1 に戻り、ファームウェアをアップデートします。
回転式スロット マガジンがいっぱいでない場合、オートローダは利用可能な最初のスロットを選択し、コード アップデート カートリッジを挿入するようメッセージを表示します。
3. メディア ドアにコード アップデート カートリッジを挿入します。
ファームウェアのアップデートには数分かかりますが、その間 LCD スクリーンに 「CODE UPDATE IN PROGRESS(コードをアップデート中)」と表示されます。ファームウェア アップデ
ートが完了すると、オートローダは、コード アップデート カートリッジをリセット、アンロード、およびエクスポートします。
4. LCD スクリーンに表示されるメッセージに従って、コード アップデート カートリッジを取り出して、 [Enter]を押します。
5. コード アップデート カートリッジをインポートするためにデータ カートリッジをエクスポートした場合は、必ずオリジナル スロットにデータ カートリッジをインポートしてください(「カートリッジのイン
ポート」を参照してください)。
SCSI の使用
SCSI を使用してドライブおよびオートローダのファームウェアをアップデートするためのファイルと説明書を入手する方法については、 support.dell.com を参照してください。
オートローダ System Test(システム テスト)の実行
System Test(システム テスト)オプションは、回転式スロット マガジンにあるすべてのカートリッジをロードおよびアンロードする処理を行って、オートローダを回転させます。System Test(システム
テスト)を実行すると、オートローダおよびテープ ドライブ両方の操作の安定性を確認できます。System Test(システム テスト)は、 [Cancel]を選択するまで続行されます。System Test(システ
ム テスト)を実行中は、通常のすべてのバックアップまたは復元操作が一時停止されます。
System Test(システム テスト)を実行するには
1. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Diagnostics(診断)」と表示されるまで [+]または [-]を押し、 [Enter]を押します。
2. 「System Test(システム テスト)」が表示されたら、 [Enter]を押してテストを開始します。
[Test Count(テストの回数)]には、テスト中にロード−アンロードが実行された回数が表示されます。
3. [Cancel]を押してテストを終了します。
オートローダ情報の検索
[Information(情報)]メニューからは、サイクル数、イベント ログ、ファームウェア リビジョンなど、オートローダに関する情報にアクセスできます。
Cycle Count(サイクル数)
このオプションは、テープがドライブにロードされたとき、またはオートローダからエクスポートされたときに 1 つずつ増える、システムの合計サイクル数を表示します。
このオプションを使用するには、次の手順に従ってください。
1. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Information(情報)」と表示されるまで [+]または [-]を押し、 [Enter]を押して使用可能なオプションに
アクセスします。
2. LCD スクリーンに 「Cycle Count(サイクル数)」と表示されるまで、 [+]または [-]を押します。
LCD スクリーンに合計サイクル数が表示されます。
3. 表示されたら、 [Cancel]を押します。
View Event Log(イベント ログの表示)
このオプションは、オートローダの最新のエラーおよびイベントへのアクセスを可能にします(「オートローダのエラー コード」を参照してください)。
1. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Information(情報)」と表示されるまで [+]または [-]を押し、 [Enter]を押して使用可能なオプションに
アクセスします。
2. LCD スクリーンに 「View Event Log(イベント ログの表示)」と表示されるまで、 [+]または [-]を押します。
LCD スクリーンには、現在イベント ログに記録されているエラーやイベントの数も表示されます。