Fujitsu PG-DTA101 ユーザーマニュアル

カテゴリー
テープドライブ
タイプ
ユーザーマニュアル
P3FY-0930-02
PRIMERGY
内蔵 DDS3 オートローダ
(PG-DTA101/PGBDTA101)
内蔵 DDS4 オートローダ
(PG-DTA102/PGBDTA102)
取扱説明書
取扱説明書取扱説明書
取扱説明書
Tape Drive DAT DDS3 Autoloader
(PG-DTA101/PGBDTA101)
Tape Drive DAT DDS4 Autoloader
(PG-DTA102/PGBDTA102)
USER’S GUIDE
J
E
はじめに
このたびは、PRIMERGY(プライマジー)用内蔵 DDS3 オートローダ(PG-
DTA101/PGBDTA101/内蔵DDS4オートローダPG-DTA102/PGBDTA102
をお買いあげいただき、まことにありがとうございます。
本書は、DAT オートローダ(以下、本製品)の取り扱いの基本的なことがら
について説明しています。
お使いになる前に本書をよくお読みになり、正しい取り扱いをされますよう
お願いいたします。
2001 2
安全にお使いいただくために
本書には、本製品を安全に正しくお使いいただくための重要な情報が記載さ
れています。
本製品をお使いになる前に、本書を熟読してください。特に、本書の冒頭の
「安全上のご注意」をよくお読みになり、理解された上で本製品をお使いくだ
さい。
また、本書は、本製品の使用中にいつでも参照できるよう大切に保管してく
ださい。
i
J
安全上のご注意
本装置を安全にお使いいただくために、以降の記述内容を必ずお守りくださ
い。
本書では、いろいろな絵表示をしています。これは装置を安全に正しくお使
いいただき、あなたや他の人々に加えられるおそれのある危害や損害を未然
に防止するための目印となるものです。その表示と意味は次のようになって
います。内容をよくご理解の上、お読みください。
また、危害や損害の内容がどのようなものかを示すために、上記の絵表示と
同時に次の記号を使用しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死
亡する可能性または重傷を負う可能性があることを示し
ています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷
害を負う可能性があること、および物的損害のみが発生
する可能性があることを示しています。
で示した記号は、警告注意を促す内容であることを
告げるものです。記号の中やその脇には、具体的な警告
内容(左図の場合は感電注意)が示されています。
で示した記号は、してはいけない行為(禁止行為)
あることを告げるものです。記号の中やその脇には、
体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が示されてい
ます。
で示した記号は、必ず従っていただく内容であること
を告げるものです。記号の中やその脇には、具体的な指
示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜い
てください)が示されています。
ii
感電
必ず電源を接続する前にアース接続をしてください。
アース接続ができない場合は弊社担当保守員にご相談くださ
い。
アース接続しないで使用すると、万一漏電した場合に、感電・火
災の原因となります。
窒息
梱包に使用しているビニール袋はお子様が口に入れたり、かぶっ
て遊んだりしないよう、ご注意ください。
窒息の原因となります。
感電
万一、装置から発熱や煙、異臭や異音がするなどの異常が発生し
た場合は、ただちに装置本体の電源スイッチを切り、その後必ず
電源プラグをコンセントから抜いてください。
煙が消えるのを確認して、弊社担当保守員に修理をご依頼くださ
い。
自身による修理は危ですから絶対におやめください。
異常状態のまま使用すると、感電・火災の原因となります。
感電
異物(金属片体など)が装置の内に入った場合は、た
だちに装置本体の電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント
から抜いてください。
その後、弊社担当保守員にご連絡ください。
そのまま使用すると、感電・火災の原因となります。特にお子様
のいるご家庭ではご注意ください。
感電
装置をとしたり、カバーなどを損した場合は、装置本体の電
源スイッチを切り電源プラグをコンセントから抜いてくださ
い。
その後、弊社担当保守員にご連絡ください。
そのまま使用すると、感電・火災の原因となります。
感電
装置の上またはくにびん・植木鉢・コップ」など
入った容金属物を置かないでください。
感電・火災の原因となります。
iii
J
感電
台所など湿気こり・煙のい場通気性のい場、火
のある場に置かないでください。
故障・感電・火災の原因となります。
感電
風呂場、シャワなどの場で使用しないでください。
感電・火災の原因となります。
感電
表示された電源電の電で使用しないでください。
また、足配線をしないでください。
感電・火災の原因となります。
感電
くできた時は、電源コーをコンセントから抜いてくだ
さい。
そのまま使用すると、落雷などにより、装置の破壊・感電・火災
の原因となります。
感電
付属の電源コーは使用しないでください。
感電・火災の原因となります。
感電
装置にをかけたり、らしたりしないでください。
感電・火災の原因となります。
感電
れたで電源プラグを抜きししないでください。
感電の原因となります。
感電
電源コーを傷つけたり、加したりしないでください。
重いものを載たり、ったり、無理にげたり、ねじった
り、加熱したりすると電源コーを傷め、感電・火災の原因とな
ります。
iv
感電
電源コーや電源プラグが傷んだり、コンセントのみ口が
るい状態では使用しないでください。
そのまま使用すると、感電・火災の原因となります。
修理は弊社担当保守員にご依頼ください。
発火
電源プラグの金属部分、およびその周辺こりが付着している
場合は、いたでよくいてください。
そのまま使用すると、火災の原因となります。
感電
通風孔など)から内金属類えやすいものなどの
異物をんだり、としたりしないでください。
感電・火災の原因となります。
感電
装置本体のカバーやみ口についているカバーは、取りはず
さないでください。
点検、修理は弊社担当保守員にご依頼ください。
には電分があり、感電の原因となります。
感電
装置をお自身改造しないでください。
感電・火災の原因となります。
発火
装置の通風孔など)をさがないでください。
通風孔と内に熱がこもり、火災の原因となることがあ
ります。
けが
装置の上に重いものを置かないでください。また、衝撃えな
いでください。
ランスがれてれたり、下したりしてけがの原因となるこ
とがあります。
けが
振動しい場いた場など、の場に置かないで
ください。
ちたり、れたりしてけがの原因となることがあります。
v
J
発火
直射日光の当たる場炎天下の内など、高温になる場
間放置しないでください。
熱によってカバーなどが加熱変形解する原因となったり、
装置内高温になり、火災の原因となることがあります。
感電
電源プラグを抜くときは電源コーらず、必ず電源プラ
グをって抜いてください。
電源コーると、電源コー芯線露出したり断線
たりして、感電・火災の原因となることがあります。
発火
電源プラグは、コンセントのまで確んでください。
火災・故障の原因となります。
発火
使用中の装置はなどでおおったり、包んだりしないでくださ
い。
熱がこもり、火災の原因となることがあります。
発火
電源コー束ねて使用しないでください。
発熱して、火災の原因となることがあります。
感電
装置を移動する場合は、必ず電源プラグをコンセントから抜いて
ください。また、接続ルなどもはずしてください。
作業足元分注意して行ってください。
電源コーが傷つき、感電・火災の原因となったり、装置が
たりれたりしてけがの原因となることがあります。
発火
装置を使用しないときは、安全のため必ず電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。
火災・故障の原因となることがあります。
および製品社の商標または登録商標です。
All Rights Reserved, Coryright© 富士通株式会 2000-2001
vi
梱包物を確認してください。
ご使用いただく前に、次のものが梱包されていることをお確かめください。
万一不備がございましたら、おそれいりますが、弊社担当営業員また
は弊社担当保守員までおけください。
PG-DTA101/PGBDTA101
DAT オートローダ(PG-DTA101/PGBDTA101
電源分岐ケ
●交換ネクタ
●クリーニングセット
ジン
取扱説明書(本書)
PG-DTA102/PGBDTA102
DAT オートローダ(PG-DTA102/PGBDTA102
電源分岐ケ
●クリーニングセット
ジン
取扱説明書(本書)
vii
J
目次
1 概要 ................................................................... 1
2 接続のしかた .................................................... 2
2.1 準備................................................ 2
2.2 SCSI ID 設定 ...................................... 2
2.3 オートローダ・オプション・スイッチ.................. 6
2.4 コンフィション・スイッチ ...................... 6
2.5 本体の装 .................................. 7
3 操作のしかた .................................................... 8
3.1 ロントパネ各部名称............................ 8
3.2 ロントパネ各部............................ 8
3.2.1 LED 表示.......................................... 8
3.2.2 スイッチの.................................... 9
3.2.3 LCD 表示......................................... 10
4 データカセットの取り扱い ............................. 11
4.1 タカセット..................................... 11
4.2 ジンとタカセットのセット ................... 11
4.3 ジンとタカセットの排出 ..................... 14
4.4 ジンとタカセットの強制排出 ................. 14
4.5 タカセットのライトプロテク................... 16
4.6 タカセットの取り扱い上の注................... 17
5 テープヘッドのクリーニング ........................ 18
6
バックアップの運用に関する注意事項
.................... 20
7 取り扱い上の注意 ........................................... 22
8 仕様 ................................................................. 23
付録 LCD メッセージ一覧 ................................. 24
1 概要
1
J
1 概要
本製品は、PRIMERGY(プライマジー)用の大容タバアップ装
置です。
とはSCSISmall Computer System Interface)イタフェースで接続し
ます。
本製品は次のような特をもっています。
●デタカセット 6 を装タ圧縮なしの場合、 72GBPG-
DTA101 / PGBDTA101)、 120GBPG-DTA102 / PGBDTA102)まで
アップ可能です。
●デタ圧縮機能があります。
圧縮率圧縮するにより変化します。
録フォーマットは、ANSI DDSDigital Data Storege規格準拠して
います。
(PG-DTA101 / PGBDTA101 DDS3 規格PG-DTA102 / PGBDTA102
DDS4規格対応しています。)
2
2 接続のしかた
2.1 準備
本製品のライブ番SCSI ID設定し、オートローダオプションスイッ
チ、コンフィションスイッチの設定を確認した後、本体に装
します。
ポイント
サーバ本体、およびソフトウェアの準備については、それぞれの取扱説明
書をご覧ください。
2.2 SCSI IDの設定
本製品のSCSI ID 設定します。
お買い上げ時は「5」に設定されています。
変更の必要がある場合はライショートジ設定します。
2-1 PG-DTA101/PGBDTA101の場合
オートローダ
オプション
スイッチ
ローダ用
電源コネクタ
ショート
ジャンパ
ドライブ用電源コネクタSCSI コネクタ
2 接続のしかた
3
J
2-2 ショートジャンパの設定
*:出荷設定
SCSI ID
ショートジ
SCSI 2 SCSI 1 SCSI 0
0
オープン オープン オープン
1
オープン オープン ショート
2
オープン ショート オープン
3
オープン ショート ショート
4
ショート オープン オープン
5*
ショート オープン ショート
6
ショート ショート オープン
7
ショート ショート ショート
SCSI ID
Termination
Power
SCSI 0SCSI 1
SCSI 2
4
2-3 PG-DTA102/PGBDTA102の場合
オートローダ
オプション
スイッチ
ローダ用
電源コネクタ
ショートジャンパ
ドライブ用電源コネクタSCSI コネクタ
6
2.3 オートローダ・オプション・スイッチ
オートローダ・オプション・スイッチの設定変更しないで下さい。
設定が図のとおりであることを確認してください。
2.4 コンフィグレーション・スイッ
本製品は、装置裏面にコンフィショスイッチがあります。設定
変更しないでください。コンフィショスイッチの設定が図のとお
りであることを確認してください。
ON
2 接続のしかた
7
J
2.5
サーバ本体への装
の前に、本体の電源を必ず切って下さい。着方法詳細は、
本体に付属の取扱説明書をご下さい。PG-DTA101/PGBDTA101 の場合
は、付属変換ネクタを装置に取りけ、SCSI ルに接続してくださ
い。
オートロー
電源分岐ケーブル
サーバ電源へ
終端抵抗
サーバへ
SCSI ケーブル
ローダ用電源コネクタ
電源の接続には添付の電源分岐ケーブルをお使い下さい
SCSI コネクタ
ドライブ用電源コネクタ
電源分岐ケーブ
電源分岐ケーブルがない場合などは、図のように同じ電源ラインを使うように
て下さい。
8
3 操作のしかた
3.1 フロントパネル各部の名称
3-1 フロントパネル
3.2 フロントパネル各部の機能
3.2.1 LED表示
面パネルには次の3つのライト(LED)があります。
(1) マガジンセットLED(一番上のLED)
オートローダ内にマジンがセットされているときは緑色点灯します。
ジンのセット中、チ中、排出中のときは緑色点滅します。
(2) テープセットLED(真中のLED)
●ドライ内に タカ セットがセットされているときは緑色点しま
す。
●デの読みみ、書きみ中は緑色点滅します。
●デタカセットのセット中、排出中のときはっくりと緑色点滅しま
す。
データカセッ
ト選択ボタン
排出ボタン
テープセット
ボタン
テープセット LED注意 LED
LCD
マガジンセット
LED
3 操作のしかた
9
J
(3) 注意LED(一番下のLED)
異常時に黄色点灯します。
●ハドウェラーが発生したときは黄色点灯します。
●ユザレベルで対応できるラーが発生したときは黄色点滅します。
クリーニングが必要な場合
ご使用のープが寿命近づいた場合
オートローダ内にープはセットされているが、ジンがセットさ
れていない場合
ロントパネルのアがいている場合
LCDの上ッセージをてください。その後、付録 LCDッセージ
」を にして置してください。置を行っても注意 LEDが消えない
場合には、弊社担当保守員連絡ください。
3.2.2 スイッチの機能
(1) データカセット選択ボタン
ジンが本体にセットされているときにこのボタンをすと、マ
ン内のタカセットを選択 することができますボタンを何回
と、マジン内で使用可能タカセットが次々にディスプイに表
示されます。
(2)
テープセットボタン
このボタンをすと、選択されたタカセットがマジンからライ
にセットされます。
(3) 排出ボタン
このボタンをすと、排出処理が開始されます。現在セットされている
タカセットがライから排出され、チンジャメカズムによ
てマジンにされます。その後、ジンが排出されます。排出ボタ
緊急時に強制的に排出を行うにも使用します。4.4 ジンと
タカセットの強制排出」をごください。
10
3.2.3 LCD表示
LCD5つの表示領域に分かれており、オートローダのススにする
情報が表示されます(3-2参照)
ポイント
下に示すディスプレイではすべての表示領域が 同時に表示されています
が、これはどの場所でどのような表示がされるのかを示したものです。
際にはこのように表示されることはありません。
3-2 LCD
1 文字表示ディスプイは、ットマト方式ディスプイで
10文字を表示することができます。このディスプイにはオートローダの
動作状ラーの状態が表示されます。表示されるッセージについて
付録LCD ッセージ一を参照してください。
2 タカセットディスプイには、現在ドライにセットされている
タカセットの号が表示されます。また、選択ボタンをすと、選択
されたタカセットの号がここに表示されます。
3LCDの中には DC WPと書かれたインディケがあります。DC
ディケは書きみ時にタ圧縮が行れると表示されます。
た、タカセットがライトプロテクトされていると WP インディケ
が表示されます。
4LCD右半分には、1 6 号がいたマジン内タカセット
スがあります。どのマジンスロットにタカセットがセットされて
いるのかを示します。
5LCDの下のにはプ使用表示があり、現在ティションにおけ
ープの使用が示されます。のラインがたくさん表示されている
ど、くのープ領域が使用されていることを表します。
DC
WP
1
2
3
4
5
6
データ圧縮インディケ
タおよびライトプロテ
トインディケータ
マガジン内デー
カセットアイコン
テープ使用量表示
文字表示ディスプレ
データカセット番
ディスプレイ
4 データカセットの取り扱い
11
J
4 データカセットの取り扱い
4.1
データカセット
本製品には、必ず下記のタカセットをお使いください。
退避(ライト))が可能です。
)のみ可能であり退避(ライト)はできまん。
×使用できまん。
ポイント
データカセットの寿命について
カセットテープは消耗品であり、使用回数に限りがあります。
75
回を目
安にしてください。なお、お使いになる環境(温度、湿度など)や使用方
法、装置のクリーニング状況によってはテープ の傷みが早い場合もあり
ますので、早めの交換をお薦めします。
データカセットの使用開始日をラベルに記 入しておくと、寿命の目安に
なります。
4.2
マガジンとデータカセットのセット
ジンは下記にて手配できます。
 名
GP5-DTA101
GP5BDTA101
GP5-DTA102
GP5BDTA102
備 考
タカセット DAT CT20000
0121190
×○20GB(150m ープ )
タカセット DAT CT12000
0121180
○○12GB(125m ープ )
タカセット DAT CT4000
0121160
○○4GB(120m ープ )
タカセット DAT CT2000
0121150
○△2GB(90m ープ )
タカセット DAT CT1300
0121110
○×1.3GB(60m ープ )
   名 備   考
DDS オートローダマジン
0611510
12
ポイント
●マガジンラベルを使用する場合は、ラベルがマ ガジン側面のくぼみ
しっかりと貼られていること を確認してください。ラベルが他の場所
に貼られていると、ジャこすおそれがあります( 4-1参照 )
また、ラベルが表面にしっかりと貼り付けられて、端の部分がカールし
ていないことも確認してください。
●データカセットにラベルを貼るとは、1だけをめられた置に貼
るようにしてください。以外のラベルを使用したり、められた場
以外のとこにラベルを貼り付けることは絶対にやめてください。
1) 必要なだけタカセットをマジンにセットします。セットする と
きはタカセットをマジンの中かって入します ( 4-1 を参
)タカセットの号は 1 6 のどの号を使用してもかまいま
んし、どのスロットにセットしても結構です。
2) 本製品には自動セットメカズム載されています。マジンをセ
トするときは、オートローダの前にあるスロットに入してください。
このとき、上印がオートチ ンジくようにして入し
ます(4-1を参照)ジンが自動的にオートローダ内まれ
るまでんでください。
4-1 マガジンとデータカセットのセット
ここにラベルを貼らないで
ください。
データカセットをマガジン
にセットする
オートローダにマガジンを入する
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