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ULTRA-DI DI20 ULTRA-DI DI20
2. 操作部
図 2.1: DI20 の操作部
(1) CH. 1 IN は 、アンバランス型およびバランス型の 信号
をチャンネル 1 に接 続する際に使用される入力端子
です。
(2) CH. 1 OUT は 、チ ャ ン ネ ル 1 用のバランス型出力端子
です。
(3) CH. 2 IN は 、アンバランス型およびバランス型の 信号
をチャンネル 2 に接 続する際に使用される入力端子
で す 。こ の 端 子 は LINK モード ((6) 参照) においては出
力 端 子 と し て 機 能 し 、信 号 を チ ャ ン ネ ル 1 から直接送
り出しま す。
(4) CH. 2 OUT は 、チ ャ ン ネ ル 2 用のバランス型出力端子で
す 。こ の 端 子 も LINK モード ((6) 参照) では信号をチャ
ンネル 1 か ら直接 送り出します。
(5) ATTENUATION スイッ チ は 、 DI20 のオペレーティング
レンジを大幅に増幅し、高インピーダンスのマイク
及びギターの低 信号レベルを、ギターアンプ (トラン
ジスタ) のスピーカー端 子レベルにまで押し上げま
す。20から 40 dB のレベルリダクションが可能となり
ます。
◊ ◊ ATTENUATION スイッチは 、DI ボックスがクリップ する
の が 確 実 な 場 合 に の み 使 用 し 、マ イ ク プ リ ア ン プ の ご
使用はお避け下さい。さらに S/N 比を適切な値に維持
するため、これ以外の場合でのスイッチの使用は極力
お避け下さい。
(6) MODE スイッチ は DI20 のオペレーティングモードの選
択に使 用します。2-CH. モードでは、2 つの独立した信
号をそれぞれチャンネル 1 およびチャンネル 2 に接続
することが 出 来 ます。LINK モードではこの DI20 がスプ
リッターとして機能するため、チャンネル 1 に流され
た信号は出力 1 及び 2 で二つのバランス型信号に変化
し 、さ ら に CH. 1 OUT ではアンバランス型信号に変わり
ます。このアンバランス型信号は、例えば外付けアンプ
などに接 続 することが 可 能 となります。
◊ ◊ チューブアンプを DI20 の入力端子に接続する際は、
アンプ損傷を避けるため、CH. 1 OUT (LINK モード)
にギタースピーカーなどの負荷抵抗器を接続してく
ださい。
(7) BATTERY スイッチは、バッテリーモードの起動に使用し
ます。DI20 がファントム電源に接続されている場合はこ
れを OFF に し て 下 さ い 。ス イッ チ が OFF の状態の際に短
いノイズが発生することがありますが、これは異常では
ありませんのでそのままお使いください。ただし、アン
プが接続されている場 合は、このバッテリースイッチを
切り替えないで下さい。バッテリーの使用の際は、市販
の 6LR61 タイプ 9 V バッテリーをご使用ください。