GA-K8N51GMF-9-RH

Gigabyte GA-K8N51GMF-9-RH 取扱説明書

  • こんにちは!Gigabyte GA-K8N51GMF-9-RHマザーボードのユーザーズマニュアルを読み込みました。このマニュアルには、ハードウェアのインストール方法、マザーボードの機能、I/Oポートの説明、コネクタの情報などが詳細に記載されています。GA-K8N51GMF-9-RHマザーボードに関するご質問があれば、お気軽にお尋ねください!
  • CPUの取り付け方法は?
    メモリの取り付け方法は?
    オンボードの機能は?
    BIOSの設定方法は?
GA-K8N51GMF-9-RH
AMD ソケット 939 プロセッサマザーボード
ユーザーズマニュアル
改版 1001
* 製品の WEEE マークは、この製品を他の家庭ゴミと共に廃棄することを禁じ、廃棄電気電子機器
のリサイクルのための指定収集場所に引き渡す必要を示しています!!
* WEEE マークは EU 加盟国のみに適用されます。
GA-K8N51GMF-9-RH マザーボード - 2 -
目次
1 ハードウェアのインストール ...................................................................... 3
1-1 取り付け前に.........................................................................................................................3
1-2 特長の概略............................................................................................................................4
1-3 CPU とファンヒートシンクの取り付け ................................................................................6
1-3-1 CPU の取り付け ....................................................................................................6
1-3-2 ファンヒートシンクの取り付け ............................................................................7
1-4 メモリの取り付け ..................................................................................................................8
1-5 拡張カードのインストール ................................................................................................10
1-6 I/O 後部パネルの紹介....................................................................................................... 11
1-7 コネクタについて.................................................................................................................12
- 3 - ハードウェアのインストール
日本語 Deutsch Español
1 ハードウェアのインストール
1-1 取り付け前に
コンピュータを用意する
マザーボードには、静電放電(ESD)により損傷を受ける、様々な精密電子回路および装置が搭
載されていますので、取り付け前に、以下をよくお読みください。
1. コンピュータをオフにし、電源コードのプラグを外します。
2. マザーボードを取り扱う際は、金属部またはコネクタに触れないでください。
3. 電子部品(CPURAM)を取り扱う際は、静電防止用(ESD)ストラップを着用してください。
4. 電子部品を取り付ける前に、電子部品を静電防止パッドの上、または静電シールドコンテナ
内に置いてください。
5. マザーボードから電源コネクタのプラグを抜く前に、電源が切断されていることを確認してく
ださい。
取り付け時のご注意
1. 取り付ける前に、マザーボードに貼布されているステッカーを剥がさないでください。これら
のステッカーは、保証の確認に必要となります
2. マザーボード、またはハードウェアを取り付ける前に、必ず、マニュアルをよくお読みくだ
い。
3. 製品を使用する前に、すべてのケーブルと電源コネクタが接続されていることを確認してく
ださい。
4. マザーボードへの損傷を防ぐため、ネジをマザーボード回路、またはその機器装置に接触
させないでください。
5 .マザーボードの上、またはコンピュータケースの中に、ねじ或いは金属部品を残さないよう
にしてください。
6. コンピュータを不安定な場所に置かないでください。
7. 取り付け中にコンピュータの電源を入れると、システムコンポーネントまたは人体への損傷
に繋がる恐れがあります。
8. 取り付け手順や製品の使用に関する疑問がある場合は、公認のコンピュータ技師にご相
ください。
保証対象外
1. 天災地変、事故又はお客様の責任により生じた破損。
2. ユーザマニュアルに記載された注意事項に違反したことによる破損。
3. 不適切な取り付けによる破損。
4. 認定外コンポーネントの使用による破損。
5. 許容パラメータを超える使用による破損。
6. Gigabyte 製品以外の製品使用による破損。
GA-K8N51GMF-9-RH マザーボード - 4 -
日本語 日本語
Deutsch Español
1-2 特長の概略
CPU AMD Sempron™ / Athlon™ 64 / Athlon™ 64 FX / Athlon™ 64 X2デュア
ルコアプロセッサ(K8)向けSocket 939
3000+以上のコアクロックをサポート
フロントサイドバス
(Front Side Bus)
2000MT/sシステムバス
チップセット ノースブリッジ:nVIDIA® GeForce 6100
サウスブリッジ:nVIDIA® nForce 430
LAN VITESSE 8201 phy (10/100/1000Mbit)
オーディオ オンボードRealtek ALC880 CODECチップ
HD (High Definition)オーディオをサポート
2 / 4 / 6 / 8チャンネルオーディオをサポート
SPDIF/出力コネクタをサポート
CD入力接続をサポート
IEEE1394 オンボードVIA VT6307チップ
2個のIEEE1394ポート
ストレージ nVIDIA® nForce 430
- 1 個の FDD コネクタで、1台の FDD デバイスに接続可能
- UDMA 33/ATA 66/ATA 100/ATA 133 対応の 2つの IDE コネクタ
IDE1IDE2)で、4台の IDE デバイスに接続可能
- 4 個の SATA 3Gb/s コネクタ(SATAII0, SATAII1, SATAII2, SATAII3)で、
4台の SATA 3Gb/s デバイスが接続可能
- シリアル ATA でのデータのストライピング(RAID 0)、ミラーリング
(RAID 1)、ストライピング+ミラーリング(RAID 0 + 1)及び RAID 5
サポート
O.S をサポート Microsoft Windows 2000/XP
メモリ 4 DDR DIMMメモリスロット(最大4GBのメモリをサポート)(1)
デュアルチャネルDDR 400/333/266/200 DIMMをサポート
2.5V DDR DIMMをサポート
拡張スロット 1個のPCIエキスプレスx 16スロット
1個のPCIエキスプレスx 1スロット
2個のPCIスロット
内部コネクタ 1個の24ピンATX電源コネクタ
1個の4ピンATX 12V電源コネクタ
1個のフロッピーコネクタ
2個のIDEコネクタ
4つのSATA 3Gb/sコネクタ
1個のCPUファンコネクタ
1個のシステムファンコネクタ
1個のフロントパネルコネクタ
1個のフロントオーディオコネクタ
1個のCD入力コネクタ
2個のUSB 2.0/1.1コネクタにより、ケーブル経由で4 USB 2.0/1.1ポー
ト追加可能
1個のCOMコネクタ(COMA)
1個のIEEE1394コネクタにより、ケーブル経由で1ポート追加可
1個のSPDIF/出力コネクタ
1個のLEDコネクタ
- 5 - ハードウェアのインストール
日本語 Deutsch Español
リアパネル I/O 1個のPS/2キーボードポート
1個のPS/2マウスポート
1個のパラレルポート
1個のVGAポート
4個のUSB 2.0/1.1ポート
1個のIEEE1394ポート
1個のRJ -45ポート
6個のオーディオジャック(ライン入力/ライン出力/MIC入力/サラウン
ドスピーカー出力(リアスピーカー出力)/センター/サブウーファース
ピーカー出力/サイドスピーカー出力)
I/O コントロール Winbond W83627 chip
ハードウェアモニタ システム電圧検出
CPU/システム温度検出
CPU/システムファン速度検出
CPU温度警告
CPU/システムファン故障警告
CPUスマートファン機能をサポート(2)
BIOS 4Mbit flash ROM
ライセンス済みAWARD BIOSの使用
その他の機能 @BIOSをサポート
ダウンロードセンターをサポート
Q-Flashをサポート
EasyTune (ハードウェアモニタ機能のみ)をサポート(3)
Xpress Installをサポート
Xpress Recovery2をサポート
Xpress Rescueをサポート
バンドルされたソフトウェ
Norton Internet Security (OEMバージョ)
フォームファクター Micro ATXフォームファクタ:24.4cm x 24.4cm
(1) 標準 PC アーキテクチャに基づき、一定量のメモリがシステム用途に確保されます。従って
、実際のメモリサイズは規定量より少なくなります。
例えば、4 GB のメモリサイズは、システム起動時には 3.xx GB と表示されます。
(2) CPU Smart FAN Control 機能に対応するかどうかは、装着しCPU に依存します。詳細
情報については、GIGABYTE Web サイトの FAQ セクションを参照ください。
(3) EasyTune 機能はマザーボード毎に異なる場合があります。
GA-K8N51GMF-9-RH マザーボード - 6 -
日本語 日本語
Deutsch Español
1-3 CPU とファンヒートシンクの取り付け
注意
CPU を取り付ける前に、以下の手順に従ってください。
1. マザーボードが CPU をサポートすることを確認してください。
2. CPU の刻み目のある角に注目してください。CPU を間違った方向に取り付けると、
適切に装着することが出来ません。装着できない場合は、CPU の挿入方向を変え
てください。
3. CPU とファンヒートシンクの間にヒートシンクペーストを均等に塗布してください。
4. CPU のオーバーヒートおよび永久的損傷が生じないように、システムを使用する前
に、ファンヒートシンクが CPU に適切に取り付けられていることを確認してください。
5. プロセッサ仕様に従い、CPU ホスト周波数を設定してください。周辺機器の標準規
格に適合しないため、システムバス周波数をハードウェア仕様以上に設定しない
ことをお勧めします。仕様以上に周波数を設定する場合は、CPU、グラフィックスカ
ード、メモリ、ハードドライブ等を含むハードウェア仕様に従って設定してください。
1-3-1 CPU の取り付け
プロセッサのピンが曲がっていないことをご確認ください。プロセッサの装着前に、図 1にあるよう
にソケットレバーをロック解除位置に移動します。プロセッサを取り付ける前に(マザーボードの
面に対して 90°)。図 2のように、ピン 1の位置はプロセッサ上の銅色の三角マークで指定され、
これはソケットの三角マークに対応します。プロセッサをソケットに合わせ静かに置きます。プロ
セッサを無理にソケットに押し込まないでください。
1
レバーを 90 度角に配置します。
2
ソケット及びプロセッサ上のピン 1の位置。
CPU ピンが対応する穴に完全に合うように、CPU を静かに配置しま
す。CPU がソケットに配置されたら、一本の指を CPU 中央に添え、
金属レバーを静かに押して、元の位置に戻します。
注意
CPU 取り付け時には細心の注意を払ってください。配置が正しくない場合、CPU を取り
付けることは出来ません。力任せではなくCPU 位置を変更してください。
ソケットレバー
- 7 - ハードウェアのインストール
日本語 Deutsch Español
1-3-2 ファンヒートシンクの取り付け
1
ファンヒートシンク取り付け前に、CPU 表面にヒートシンクペースト
を均一に塗布します。すべてのファンヒートシンク部品を取り付け
てください(取り付け方法の詳細はヒートシンクのマニュアルを参
照してください)
2
ファンヒートシンクの電源コネクタをマザーボード上CPU_FAN
ネクタに接続し、ヒートシンクを正常に動作させ、CPU の過熱を防
止します。
ヒートシンクペーストの硬化により、ヒートシンクが CPU に付着する場合があります。付
着を防止するには、ヒートシンクペーストの代わりにサーマルテープを使用し、熱を発
散させるか、またはヒートシンクを取外す際は慎重に行ってください。
GA-K8N51GMF-9-RH マザーボード - 8 -
日本語 日本語
Deutsch Español
1-4 メモリの取り付け
注意
メモリモジュールを取り付ける前に、以下の手順に従ってください。
1. ご使用のメモリがマザーボードにサポートされているかどうかを確認してください。
同様の容量、仕様、および銘柄のメモリをご使用することをお勧めします。
2. ハードウェアへの損傷を防ぐため、メモリモジュールの取り付け/取り外し前に、コ
ンピュータの電源を切ってください。
3. メモリモジュールは、きわめて簡単な挿入設計となっています。メモリモジュール
は、一方向のみに取り付けることができます。モジュールを挿入できない場合は、
方向を換えて挿入してください。
マザーボードは、DDR メモリモジュールをサポートし、BIOS は自動的にメモリ容量と仕様を検出し
ます。メモリモジュールは、一方向のみに挿入するように設計されています。各スロットには異な
る容量のメモリを使用できます
1
DIMM ソケットにはノッチがあり、DIMM メモリモジュールは一
方向のみに挿入するようになっています。DIMM メモリモジュ
ールを DIMM ソケットに垂直に挿入し、押し下げてください。
2
DIMM ソケットの両側にあるプラスチックのクリップを閉じて
DIMM モジュールを固定します。
DIMM モジュールを取り外すにはインストールと逆の手順で
行います。
ノッチ
- 9 - ハードウェアのインストール
日本語 Deutsch Español
デュアルチャンネルメモリ構成
GA-K8N51GMF-9-RH は、デュアルチャンネルテクノロジをサポートします。デュアルチャンネルテク
ノロジが実行されると、メモリバスのバンド幅は通常の 2倍になります。
CPU 制限により、デュアルチャンネルテクノロジを実行する場合は、以下のデュアルチャンネルメ
モリ構成のガイドラインに従ってください。
1. インストールされている DDR メモリモジュールが 1つのみの場合は、デュアルチャン
ネルモードは使用することはできません。
2. 2 つのメモリモジュール(同一ブランド、サイズ、チップおよび速度のメモリモジュール
の使用を推奨)でデュアルチャンネルモードを使用する場合は、それらを同色の
DIMM ソケットにインストールする必要があります。
2. 4 つのメモリモジュールでデュアルチャネルモードを使用する場合も、同一ブランド、
サイズ、チップおよび速度のメモリモジュールの使用をお勧めします。
以下は、デュアルチャンネルメモリ構成のテーブルを示します:
(DS:両面実装、SS:片面実装、--:なし)
DDR 1 DDR 2 DDR 3 DDR 4
DS/SS DS/SS -- --
2枚のメモリ
モジュール -- -- DS/SS DS/SS
4枚のメモリ
モジュール
DS/SS DS/SS DS/SS DS/SS
2つのメモリモジュールでデュアルチャンネルモードを実行する場合は、それらを DDR1
および DDR2 DIMM ソケットにインストールすることをお勧めします。
注意
下記のメモリ設定は皆、システム起動不能になる可能性があります。
(DS:両面実装、SS:片面実装、--:なし)
DDR 1 DDR 2 DDR 3 DDR 4
-- DS/SS -- --
1枚のメモリ
モジュール -- -- -- DS/SS
-- DS/SS DS/SS --
DS/SS -- -- DS/SS
2枚のメモリ
モジュール
-- DS/SS -- DS/SS
DS/SS DS/SS DS/SS --
-- DS/SS DS/SS DS/SS
DS/SS -- DS/SS DS/SS
3枚のメモリ
モジュール
DS/SS DS/SS -- DS/SS
GA-K8N51GMF-9-RH マザーボード - 10 -
日本語 日本語
Deutsch Español
1-5 拡張カードのインストール
以下の手順に従い、拡張カードを取り付けてください。
1. 拡張カードのインストールに先立ち、関連した指示説明をお読みください。
2. コンピュータからケースカバー、固定用ネジ、スロットブラケットを外します。
3. マザーボードの拡張スロットに拡張カードを確実に差します。
4. カードの金属接点面がスロットに確実に収まったことを確認してください。
5. スロットブラケットのネジを戻して、拡張カードを固定します。
6. コンピュータのシャーシカバーを戻します
7. コンピュータの電源をオンにします。必要であれば BIOS セットアップから拡張カード対象の
BIOS 設定を行います。
8. オペレーティングシステムから関連のドライバをインストールします。
PCIエキスプレスx 16拡張カードを取り付ける。
注意
PCI カードの装着/取り外し時には、エキ
スプレス x 16 スロット端の小さい白色の
取り外しバーを注意深く引いてください。
VGA カードをオンボード PCI エキスプレス
x 16 スロットにそろえ、スロットに確実に
押し込んでください。ご使用になる VGA
カードが小さな白いバーによってロック
されたことを確認してください。
VGA カードの装着や、装着済みカードの
取り外し時には、左図に示すように、取
り外しバーの後ろのラッチを押すことが
できます。
- 11 - ハードウェアのインストール
日本語 Deutsch Español
1-6 I/O 後部パネルの紹介
PS/2 キーボードおよび PS/2 マウスコネクタ
PS/2 ポートキーボードとマウスを接続するには、マウスを上部ポート(緑色)に、キーボードを
下部ポート(紫色)に差し込んでください。
パラレルポート
パラレルポートは、プリンタ、スキャナ、および他の周辺装置に接続することができます
VGA ポート
モニタを VGA ポートに接続します。
IEEE 1394 ポート
電気電子学会で制定されたシリアルインタフェース規格で、高速転送、広帯域、およびホッ
トプラグを特徴としています。
USB ポート
USB コネクタに USB キーボード、マウス、スキャナー、zip、スピーカーなどを接続する前に、
ご使用になるデバイスが標準の USB インタフェースを装備していることをご確認ください。ま
たご使用の OS USB コントローラをサポートしていることもご確認ください。ご使用の OS
USB コントローラをサポートしていない場合は、OS ベンダーに利用可能なパッチやドライバ
の更新についてお問い合わせください。詳細はご使用の OS やデバイスのベンダーにお問
い合わせください。
LAN ポート
インターネット接続は、Gigabit イーサネットであり、10/100/1000Mbps のデータ転送速度が提供
されます。
ライン入力
デフォルトのライン入力ジャックです。CD-ROMWalkman などのデバイスをライン入力ジャッ
クに接続できます。
ライン出力(フロントスピーカー出力)
デフォルトのライン出力(フロントスピーカー出力)ジャックです。ステレオスピーカー、イヤフォ
ン、フロントサラウンドスピーカーをライン出力(フロントスピーカー出力)ジャックに接続でき
ます。
マイク入力
デフォルトのマイク入力ジャックです。マイクロフォンはマイク入力ジャックに接続します。
サラウンドスピーカー出力(リアスピーカー出力)
デフォルトのサラウンドスピーカー出力(リアスピーカー出力)ジャックです。リアサラウンドス
ピーカーをサラウンドスピーカー出力(リアスピーカー出力)ジャックに接続できます。
GA-K8N51GMF-9-RH マザーボード - 12 -
日本語 日本語
Deutsch Español
センター/サブウーファースピーカー出
デフォルトのセンター/サブウーファースピーカー出力ジャックです。センター/サブウーファー
スピーカーをセンター/サブウーファースピーカー出力ジャックに接続できます。
サイドスピーカー出力
デフォルトのサイドスピーカー出力ジャックです。サラウンドサイドスピーカーをサイドスピー
カー出力ジャックに接続できます。
デフォルトのスピーカー設定に加え、 ~オーディオジャックにはオーディオソフトウェ
アを通じて異なる機能を再設定できます。但しマイクロフォンだけはデフォルトのマイク
入力ジャック()接続する必要があります。ソフトウェア設定の詳細については、
2-/4-/6-/8-チャンネルオーディオセットアップのステップを参照ください。
1-7 コネクタについて
- 13 - ハードウェアのインストール
日本語 Deutsch Español
1/2) ATX_12V/ATX (電源コネクタ)
電源コネクタの使用により、安定した十分な電力をマザーボードのすべてのコンポーネント
に供給することができます。電源コネクタを接続する前に、すべてのコンポーネントとデバイ
スが適切に取り付けられていることを確認してください。電源コネクタをマザーボードにしっ
かり接続してください。
ATX_12V 電源コネクタは、主に CPU に電源を供給します。ATX_12V 電源コネクタが適切に接
続されていない場合、システムは作動しません。
注意!
システムの電圧規格に適合するパワーサプライを使用してください。高電力消費(300W 以上)
に耐え得る電源をご使用することをお勧めします。必要な電力を提供できないパワーサプラ
イを使用される場合、結果として不安定なシステムまたは起動ができないシステムになりま
す。
24 ピン ATX 電源を使用する場合、電源コネクタ上のカバーを取り外し電源コードを接続して
ください。それ以外の使用時はカバーをはずさないでください。
ピン番号 定義
1 GND
2 GND
3 +12V
4 +12V
ピン番号 定義 ピン番号 定義
1 3.3V 13 3.3V
2 3.3V 14 -12V
3 GND 15 GND
4 +5V 16
PS_ON (ソフトオン/オフ)
5 GND 17 GND
6 +5V 18 GND
7 GND 19 GND
8 電源装置 20 -5V
9 5V SB (スタンバイ+5V) 21 +5V
10 +12V 22 +5V
11 +12V (24 ピン ATX のみ) 23 +5V (24 ピン ATX のみ)
12 3.3V (24 ピン ATX のみ) 24 GND (24 ピン ATX のみ)
GA-K8N51GMF-9-RH マザーボード - 14 -
日本語 日本語
Deutsch Español
3/4) CPU_FAN / SYS_FAN (クーラーファン電源コネクタ)
クーラーファン電源コネクタは、3ピン電源コネクタ経由で+12V 電圧を供給し、接続が誰でも
簡単にできるよう設計されています。
ほとんどのクーラーには、色分けされた電源コネクタワイヤが装備されています。赤色電源
コネクタワイヤは、正極の接続を示し、+12V 電圧を必要とします。黒色コネクタワイヤは、ア
ース線(GND)です。
システムのオーバーヒートや故障を防ぐため、必ず、クーラーに電源を接続してください。
注意!
CPU のオーバーヒートや故障を防ぐため、必ず、CPU ファンに電源を接続してください。
5) FDD (FDD コネクタ)
FDD コネクタは、FDD ケーブルの接続に使用し、もう一端は FDD ドライブに接続します。対応
FDD ドライブの種類は以下の通りです:360KB720KB1.2MB1.44MB、および 2.88MB 赤色
ネクタワイヤをピン 1位置に接続してください。
ピン番号 定義
1 GND
2 +12V
3 Sense
CPU_FAN
SYS_FAN
- 15 - ハードウェアのインストール
日本語 Deutsch Español
6) IDE1 / IDE2 (IDE コネクタ)
IDE デバイスは IDE コネクタによりコンピュータに接続します。1つの IDE コネクタには 1本の
IDE ケーブルを接続でき、1本の IDE ケーブルは 2台の IDE デバイス(ハードドライブや光学
式ドライブ)に接続できます2台の IDE デバイスを接続する場合は、一方の IDE デバイスの
ジャンパをマスターに、もう一方をスレイブに設定します(設定の情報は、IDE デバイスの指
示を参照ください)
7) SATAII0/1/2/3 (SATA 3Gb/s コネクタnForce 430 によりコントロール)
SATA 3Gb/s は、最大 300MB/秒の転送速度を提供することができます。正しく動作させるため、
SATA 3Gb/s BIOS 設定を参照し、適切なドライバをインストールしてください。
ピン番号 定義
1 GND
2 TXP
3 TXN
4 GND
5 RXN
6 RXP
7 GND
GA-K8N51GMF-9-RH マザーボード - 16 -
日本語 日本語
Deutsch Español
8) F_AUDIO (フロントオーディオコネクタ)
このコネクタは HD (High Definition)または AC97 フロントパネルオーディオモジュールに対応し
ています。フロントオーディオ機能を使用したい場合、フロントオーディオモジュールをこのコ
ネクタに接続してください。フロントパネルオーディオモジュールの接続時には、ピン配置を
よく確認してください。モジュールとコネクタ間での誤った接続はオーディオデバイスの動作
不能や故障の原因となります。オプションのフロントパネルオーディオモジュールについて
は、シャーシの製造業者にお問い合わせください。
デフォルトでは、オーディオドライバは HD オーディオ対応に設定されています。AC97
ロントオーディオモジュールをこのコネクタに接続するには、82 ページのソフトウェア設
定を参照ください。
HD オーディオ:
ピン番号 定義
1 MIC2_L
2 GND
3 MIC2_R
4 -ACZ_DET
5 Line2_R
6 FSENSE1
7 FAUDIO_JD
8 ピンなし
9 LINE2_L
10 FSENSE2
AC’97 オーディオ:
ピン番号 定義
1 MIC
2 GND
3 MIC 電源
4 NC
5 ライン出力(R)
6 NC
7 NC
8 ピンなし
9 ライン出力(L)
10 NC
- 17 - ハードウェアのインストール
日本語 Deutsch Español
9) F_PANEL (フロントパネルジャン)
ご使用のケースのフロントパネルにある電源 LEDPC スピーカー、リセットスイッチおよび電
源スイッチなどを以下のピン配列にしたがって、F_PANEL に接続します。
HD (IDE ハードディスク動作表示 LED) ピン1LED正極(+)
ピン 2LED 負極(-)
SPEAK (スピーカーコネクタ) ピン1:電源
ピン2-ピン3NC
ピン 4Data (-)
RES (リセットスイッチ) オープン:通常
ショート:ハードウェアシステムのリセット
PW (電源スイッチ) オープン:通常
ショート:電源オン/オフ
MSG (メッセージ LED/電源/スリープ LED) ピン1LED正極(+)
ピン 2LED 負極(-)
NC NC
メッセージ LED/電源
/
スリープ LED
電源
スイッチ
IDE ハードディスク動作表示 LED
スピーカーコネクタ
リセットスイッチ
GA-K8N51GMF-9-RH マザーボード - 18 -
日本語 日本語
Deutsch Español
10) CD_IN (CD 入力コネクタ)
CD-ROM または DVD-ROM のオーディオ出力はこのコネクタに接続します。
11) PWR_LED
PWR_LED はシステム電源表示ランプに接続してシステムのオン/オフを表示します。システ
ムがサスペンドモードになると点滅します
ピン番号 定義
1 CD-L
2 GND
3 GND
4 CD-R
ピン番号 定義
1 MPD+
2 MPD-
3 MPD-
- 19 - ハードウェアのインストール
日本語 Deutsch Español
12) F_USB1 / F_USB2 (フロント USB コネクタ)
フロント USB コネクタの極性にご注意ください。フロント USB ケーブルの接続にはピン配列を
ご確認ください。ケーブルとコネクタ間での誤った接続はデバイスの動作不能や故障の原
因となります。オプション装備のフロント USB ケーブルのお求めには地元の販売店にお問い
合わせください。
13) F1_1394 (IEEE 1394 コネクタ)
電気電子学会で制定されたシリアルインタフェース規格で、高速転送、広帯域、およびホッ
トプラグを特徴としています。IEEE1394 コネクタの極性にご注意ください。IEEE1394 ケーブル
の接続にはピン配列をご確認ください。ケーブルとコネクタ間での誤った接続はデバイスの
動作不能や故障の原因となります。オプション装備の IEEE1394 ケーブルのお求めには販売
店にお問い合わせください。
ピン番号 定義
1 電源(5V)
2 電源(5V)
3 USB DX-
4 USB Dy-
5 USB DX+
6 USB Dy+
7 GND
8 GND
9 ピンなし
10 NC
ピン番号 定義
1 TPA+
2 TPA-
3 GND
4 GND
5 TPB+
6 TPB-
7 ピンなし
8 電源(12V)
9 電源(12V)
10 GND
GA-K8N51GMF-9-RH マザーボード - 20 -
日本語 日本語
Deutsch Español
14) SPDIF_IO (SPDIF /出力)
SPDIF 出力はデジタルオーディオを外部スピーカーに、AC3 圧縮データを外部ドルビーデ
タルデコーダーに出力できます。この機能はお持ちのステレオ装置がデジタル入力機能を
装備している場合のみ使用可能です。SPDIF 入力機能はご使用の装置がデジタル出力機
能を装備している場合のみ使用可能です。SPDIF_IO コネクタの極性にご注意ください。
SPDIF ケーブルの接続にはピン配列をご確認ください。ケーブルとコネクタ間での誤った接
続はデバイスの動作不能や故障の原因となります。オプション装備の SPDIF ケーブルのお
求めには地元の販売店にお問い合わせください。
15) COMA (COMA コネクタ)
COMA コネクタの極性にご注意ください。COMA ケーブルを接続する場合は、ピン配列を確認
してください。オプションの COMA ケーブルの購入に関しては、最寄の販売店にお問合せく
ださい。
ピン番号 定義
1 電源
2 ピンなし
3 SPDIF
4 SPDIFI
5 GND
6 GND
ピン番号 定義
1 NDCDA-
2 NSINA
3 NSOUTA
4 NOTRA-
5 GND
6 NDSRA-
7 NRTSA-
8 NCTSA-
9 NRIA-
10 ピンなし
/