CKD TVGシリーズ (IO-Link Wireless) ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
2023-07-27 SM-A68890
TVG 󴐠󴑓󴑥󴐣
󴐠󴑓󴐋󴑔
IO-Link Wireless 対応)

󴏽󴎿󴏖󴏕󴏶󴏖󴏽󴏅󴎵󴏪󴎺󴏋󴏀󴎯󴎟
󴏖󴏖󴏄󴏶󴏚󴎺󴎵󴏪󴎺󴏋󴏀󴎯󴎟
󴏚󴎯󴏏󴏒󴏭󴏒󴎸󴏶󴏳󴎱󴏖󴏖󴏂󴏑󴎺󴏋󴏀󴎯󴎟
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󴏚󴏃󴏬󴏖
このたびは、当社の TVG シリーズ シリアル伝送子局(IO-Link Wireless 対応)をお買求めい
ただきまして、誠にありがとうございます。
本取扱説明書は本製品の性能を十分に発揮させるために、本製品の取扱いに関する基本的な事
項を記載したものです。よくお読みいただき、正しくご使用ください。
なお、本取扱説明書は紛失しないように、大切に保管してください。
本取扱説明書は本製品の設置および設定を行う技術者向けに作成されています。
本製品は以下について十分な知識と経験を持った人が取扱うことを前提にしています。
電気(電気工事士または同等
使用する産業用ネットワーク通信
FA システム全般
マニホールドバルブや FA ネットワークなどを使用する各システム
知識を持たない人や十分な訓練を受けていない人が選定、使用して引起こした事故に関して
は、当社は責任を負いません。
本取扱説明書に記載の仕様、外観は、将来予告なく変更することがあります。
お客様によって使用される用途は多種多様にわたるため、当社ではそれらのすべてを把握することが
できません。
用途、用法によっては性能が発揮できない場合や事故につながる場合があります。
用途、用法にあわせてお客様の責任で、製品の仕様の確認、使用方法の決定を行ってください。
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󴏖󴎿󴎯󴏊󴏋󴎺󴏊󴏬󴏖
本製品を使用した装置を設計、製作する場合は、安全な装置を製作する義務があります。そのた
めには、装置の機械機構とこれを電気制御するシステムの安全性が確保できることを確認してくださ
い。装置の設計、管理などに関する安全性については、団体規格、法規などを必ずお守りください。
当社製品を安全にご使用いただくためには、製品の選定、使用、取扱い、保全管理を適切に行うこ
とが重要です。
装置の安全性確保のために、本取扱説明書に記載の警告、注意事項を必ずお守りください。
本製品にはさまざまな安全策を実施していますが、本取扱説明書に記載されていない取扱いによっ
て事故につながる場合があります。必ず本取扱説明書を熟読し、内容を十分に理解したうえでご使
用ください。
注意事項は危害、損害の大きさと発生の可能性の程度を明示するために、「危険」「警告」「注意」
3つに区分されています。

誤った取扱いをすると、人が死亡する、または重傷を負う危険が差迫っ
て発生することが想定されるもの。

誤った取扱いをすると、人が死亡する、または重傷を負う可能性が想定
されるもの。

誤った取扱いをすると、人が傷害を負う、または物的損害が発生する可
能性が想定されるもの。
なお、「注意」に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結付く可能性があります。
いずれも重要な内容を記載しているため、必ずお守りください。
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󴏙
禁止(やってはいけない)行為を示す
汎用マークです。
機器に触る行為を禁止するマークで
す。
指を入れる行為を禁止するマークで
す。
感電や火傷などの危険性を知らせる
汎用マークです。
自動機器を起動したときに発生する
危険性を知らせるマークです。
必ず行っていただく内容を指示する汎
用マークです。
取扱説明書の熟読を指示するマー
クです。
アース線の接続を指示するマークで
す。
その他、一般的な注意事項、使用上のヒント、または技術情報や用語解説を以下のアイコンで記
載しています。
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󴏖󴏄󴏶

󴏽󴏙󴏖󴏂󴏕󴎯󴎟
人命や身体の維持、管理などに関わる医療器具
人の移動や搬送を目的とする機構、機械装置
機械装置の重要保安部品

󴏙󴏯󴏚󴏖󴏺󴏕󴎯󴎟
改造や追加工を行うと、火災や感電などの危険があるだけでなく、本取扱説明書な
どに記載された仕様を満たさないおそれがあります。
󴏽󴏄󴏶󴏩󴏒󴏚󴎞󴏙󴎯󴎞󴏙󴎼󴎞󴏂󴏽󴏖󴏺󴏕
󴎯󴎟
機械、装置の点検や整備は、本製品が関わるすべてのシステムの安全が確保されて
いることを確認してから行ってください。また、装置の電源や該当する設備の電源を
OFF にし、感電しないように注意してください。
運転停止後も高温部や充電部が存在する可能性があるため、本製品の取扱い、
機器の取付け、取外しは注意して行ってください。
󴏽󴏄󴏶󴏩󴏒󴏚󴎞󴏪󴏽󴏂󴏑󴎯󴏶󴎵󴏚󴏖
󴎶󴏕󴎯󴎟
製品の発する電波により、植込み型心臓ペースメーカや植込み型除細動器などの
植込み型医療機器に悪影響を及ぼすおそれがあります。
植込み型医療機器を使用しているお客様は、本製品を使用する前に医療機器のメ
ーカにお問い合わせください。
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
󴎯󴏚󴏕󴏓󴏽󴏎󴏊󴎷󴎱󴎟
本製品は、一般産業機械用装置・部品として設計、製造された物であり、取扱いに
は注意してください。
󴏙󴏒󴏙󴏽󴏶󴎟
製品固有の仕様外での使用はできません。
本製品は一般産業機械用装置・部品での使用を適用範囲としているため、以下に
示すような条件環境で使用する場合には適用外とします。ご採用に際し当社にご相
談いただき、当社製品の仕様をご了解いただいた場合は適用になります。ただし、そ
の場合でも、万一の故障に備えて危険を回避する安全対策を実施してください。
明記されている仕様以外の条件や環境、屋外での使用。
原子力や鉄道、航空、船舶、車両、医療機械、飲料・食品などに直接触れる
機器や用途での使用。
娯楽機器や緊急遮断回路、プレス機械、ブレーキ回路、安全対策用など、安
全性が要求される用途での使用。
人や財産への大きな影響が予想され、特に安全が要求される用途での使用。
本製品は電波で通信するため、周囲の環境や使用方法により通信が一時的に途
切れることがあります。人命および他の機器や装置に損傷を与えるおそれのある二次
的障害に対する責任は負いかねます。
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󴏖󴏄󴏶
󴏖󴏄󴏶
本製品は、電波法に基づく無線機器として、工事設計認証1を受けています。
必ず以下の内容を守り、使用してください。
注 1:利用に関してお客様の免許申請等の手続きは不要です
分解、改造をしないでください。分解、改造は法律で禁止されています。
本製品は、日本の電波法に対応した製品です。
国外で使用する場合は、別途お問い合わせください。
最新の情報は、下記ウェブサイトのカタログを確認してください。
URL: https://www.ckd.co.jp
また、本製品は FCC 規則の Part 15 に準拠しています。
本機の動作は以下の 2つの条件を満たす必要があります。
(1) 有害な干渉を引き起こさないこと。
(2) 望ましくない動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、いかなる干渉にも耐えうるものであ
ること。
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󴏖󴏄󴏶
当社の各総合カタログの巻頭に記載している、「輸出に際しての注意事項」を確認してください。
総合カタログは当社のウェブサイトにも掲載しています。
󴐏󴐐󴐿󴐞󴐍󴐱󴏒󴐹󴑔󴐿󴐔󴐨󴑖󴐙󴏽󴏄󴏶
下記 URL の「総合カタログ」ページで「空気圧バルブ総合」を選び、「輸出」で検索すると該当ペー
ジが表示されます。
URL: https://www.ckd.co.jp/kiki/jp/general_catalog/
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
󴏚󴏃󴏬󴏖 ............................................................................................
󴏖󴎿󴎯󴏊󴏋󴎺󴏊󴏬󴏖 ......................................................................
󴏖󴏄󴏶 ...........................................................................................
󴏖󴏄󴏶 ........................................................................................
󴏖󴏄󴏶 ...........................................................................................
  .................................................................................... 
󴐠󴐢󴐯󴑉 .............................................................................................. 
󴏙 ............................................................................................... 
  .......................................................................................... 
󴏙.................................................................................... 
 .................................................................................................. 
 .................................................................................................. 
󴐰󴐌󴐬󴑀󴐢󴐍󴐬󴐪󴏙 ................................................................................... 
 .................................................................................................. 
  .................................................................................... 
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󴑇󴐢󴐨󴐭󴑥󴑔󴏽󴏂󴏊󴐰󴑥󴐨󴏙󴎸 ................................................................ 
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  󴐰󴑥󴐨 ......................................................... 
 󴐾󴐊󴐍󴑔 ........................................................................................... 
 ......................................................................................... 
󴐞󴑥󴐼󴐢󴐰󴑥󴐨 ................................................................ 
󴐍󴑂󴑜󴐱 ....................................................................... 
  .......................................................................................... 
󴐹󴑔󴐿 ................................................................................................ 
󴑋󴐴󴐨 ........................................................................................... 
󴑊󴑜󴐯󴑜󴐳󴑜󴐢 ............................................................................................. 
 ....................................................................................................... 
 󴑤 ................................................................................... 
 .................................................................................................. 
󴎞 .......................................................................................... 
󴏖󴏄󴏶 .................................................................................. 
 󴐱󴑒󴐿󴑔󴐠󴑎󴑥󴐯󴐌󴑜󴐙 ....................................................................... 
  .................................................................................... 
 .................................................................................................. 
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  .................................................................................... 
 ....................................................................................................... 
 .................................................................................................. 
 .................................................................................................. 
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1.
󴐠󴐢󴐯󴑉
 󴐠󴑓󴑥󴐣󴐠󴑓󴐋󴑔 󴏓󴏚
装置に使用されているバルブなどを、マスタと無線により接続する機器です。
イーサネット上のマスタを仲介することで、バルブなどと上位の制御機器との情報のやり取りが可能に
なります。
本文中における会社名、商品名は、各会社の商標または登録商標です。
EtherNet/IP
EtherCAT
PROFINET など
マスタ
TVG 󴐠󴑓󴑥󴐣 󴐠󴑓󴐋󴑔
IO-Link Wireless 
PLC
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󴏙
No.


󰧈
LED 表示
PWPW(V)LINKSTLQ で本製品、ネットワークの状態を
表示します。
󰧉
ディップスイッチ
通信異常時のバルブ動作を設定します。
󰧊
ペアリングボタン
マスタとのペアリングや本製品の再起動を実行します。
󰧋
カバー
LED、ディップスイッチ、ペアリングボタンを保護します。
󰧌
ユニット/バル電源用プラグ
(M12×1 ポート(PWR)Aコー)
ユニット/バルブ電源ケーブルを接続します。
󰧌
バルブ接続コネクタ
本製品をバルブと接続します。
󰧍
Unique ID
本製品をマスタが識別するための番号になります。
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LED
LED 表示には PWPW(V)LINKSTLQ 5つの LED があります。
詳細は下表を参照してください。
 

LED

PW
消灯
ユニット電源 OFF
点灯
ユニット電源 ON
PW(V)
消灯
バルブ電源 OFF
点灯
バルブ電源 ON
LINK
消灯
ユニット電源 OFF
点滅
通信確立中
点灯
通信未確立
ST
消灯
正常状態
点滅
メンテナンスが必要 1
点灯
異常あり 1
LQ
全消灯
ユニット電源 OFF または 信未確立
点灯
通信品質“良好”
点灯
通信品質“正常”
点灯
通信異常
注 1:同時に発生した場合は、「異常あり」を優先して表示します
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󴐰󴐌󴐬󴑀󴐢󴐍󴐬󴐪
ディップスイッチは IO-Link Wireless 通信(以下通信)異常時の出力設定を行います。
通信異常時の出力設定方法は、ディップスイッチを使用するハードウェアモードと、パラメータを使用す
るソフトウェアモードの2種類があります。
󴐰󴐌󴐬󴑀󴐢󴐍󴐬󴐪

No.


1
E SET 4
詳細は󴏙
参照
E SET 2
3
E SET 1
4
󴏙
E SET
󴑋󴑥󴐲
󴏙󴐹󴑔󴐿󴏙
4
2
1
OFF
OFF
OFF
ハードウェアモード
全点 OFF
OFF
ON
最終出力データ(強制出力を含む
ON
OFF
全点 ON
ON
ON
最後に受信した ProcessDataOut の値
ON
予約
予約
ソフトウェアモード
Value Setting at Communication
Error
4.3. On-request Data(サービスデー
)」で設定した値
カバー内
ディップスイッチ
OFF
ON
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󴑃󴐋󴑓󴑜󴐙󴑅󴐨󴑜
ペアリングボタンを長押しすることで、マスタとのペアリングまたは本製品の再起動ができます。
󴑃󴐋󴑓󴑜󴐙󴑅󴐨󴑜

(s)

0 < .... 3
動作しない
3 < .... 10
マスタに対してペアリングを要求
10 < .... 30
動作しない
30 <
再起動
󴑃󴐋󴑓󴑜󴐙󴏄󴏶
マスタをペアリング受付状態にした後、本製品のペアリングボタンを長押ししてペアリングを要求しま
す。
マスタの操作方法については、マスタの取扱説明書を参照してください。
カバー内
ペアリングボタン
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2. 
ここでは本製品を正しくご使用いただくために、設置する環境や方法などでご注意いただくことを記載
しています。

󴏯󴎞󴏕󴏔󴏙󴎷󴏄󴏶󴏒󴏚󴏂󴏕󴎯󴎟
発火や引火、爆発の原因になります。
󴏷󴏊󴏒󴏂󴏕󴎯󴎟
感電するおそれがあります。
󴏖󴏯󴏕󴏔󴎷󴎶󴏴󴏕󴎯󴏳󴎱󴏖󴏄󴏶󴎟
󴏽󴎼󴏶󴏓󴎸󴏚󴏓󴑘󴑥󴐘󴏽󴏖󴏂󴏕󴎷󴏴󴎞󴑘󴑥󴐘󴏽󴏄󴏶󴎟
本製品の転倒や落下、異常作動などにより、けがをするおそれがあります。
󴏚󴎞DC 󴏽󴏄󴏶󴎟
AC 電源に直接接続すると、火災や破裂、破損などの原因になります。
󴏙󴏖󴏚󴎞󴎦JIS B 9960-1:2019(IEC 60204-1:2016)
󴏙󴏙 1󴎧󴏖󴏎󴏑󴎞
(󴏩󴏊󴏚󴐞󴑥󴐖󴐬󴐱󴑀󴑖󴐯󴐘󴐨󴏕󴏔)󴏽󴏄󴏶󴎟
参考:JIS B 9960-1:20197.2.1 一般事項」より抜粋
回路電流が,構成品の定格値又は導体の許容電流のいずれか小さい方を超える可能性がある場合
には,過電流保護を備えなければならない。選定する定格値又は設定値の詳細は,7.2.10 に規定
する。
17 2023-07-27 SM-A68890

󴏚󴎞󴏖󴎼󴏕󴎯󴎟
可燃物または可燃物近くへ取付けると、火災の原因になります。
󴐚󴑥󴐿󴑔󴏖󴎯󴏽󴏆󴏊󴏵󴎞󴏾󴏋󴏵󴏂󴏕󴎯󴎟
ケーブルの被覆が破れたり、無理なストレスが掛かったりすることで導通不良、絶縁劣
化の原因になります。
󴎯󴏯󴎷󴎭󴏶󴏒󴎞󴏂󴏕󴎯󴎟
誤作動、故障の原因になります。
󴎷󴏀󴏷󴏑󴎯󴏶󴏊󴏬󴎞󴏖󴏂󴏖󴏂󴏊󴏵󴎞󴏯󴏽󴎳󴏊󴏵󴏂
󴏕󴎯󴎟
部品破損の原因になります。
󴏒󴏀󴏷󴏑󴎯󴏕󴎯󴏙󴏯󴏽󴏺󴏕󴎯󴎟
けがや事故、誤作動、故障などの原因になるだけでなく、本取扱説明書などの仕様を
満たさないおそれがあります。
󴎞󴏕󴏔󴐠󴐢󴐯󴑉󴏙󴏖󴎷󴏄󴏶󴎞󴏙󴎞
󴏕󴏔󴎷󴏂󴏕󴎯󴏳󴎱󴏖󴎞󴏩󴏊󴏚󴏽󴏄󴏶󴎟
󴏙󴏚󴎞󴏩󴏊󴏚󴏄󴏶󴏒󴏂󴏑󴎞󴏙
󴎯󴏯󴐜󴐶󴐘󴐨󴏙󴏪󴎷󴏕󴎯󴏳󴎱󴏖󴏖󴎱󴎟
異常作動や過電流の流れ込みのおそれがあります。過電流が流れ込むと、異常作
動、破損、火災の原因になります。
󴎷󴏂󴏑󴎯󴏶󴎾󴏓󴏽󴏄󴏶󴎟
異常作動や過電流の流れ込みのおそれがあります。過電流が流れ込むと、異常作
動、破損、火災の原因になります。
󴏙󴏓󴏙󴎞󴎞󴎷󴏕󴎯󴏳󴎱󴏖󴏄󴏶󴎟
異常作動や過電流の流れ込みのおそれがあります。過電流が流れ込むと、異常作
動、破損、火災の原因になります。
󴏒󴏚󴏙󴏕󴎯󴏖󴎼󴏶󴎟
湿気の多い場所では、漏電や火災事故の原因になります。
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
󴎷󴏄󴏶󴏒󴏚󴏂󴏕󴎯󴎟
誤作動の原因になります。
󴎷󴎼󴏴󴏷󴏑󴎯󴏶󴏒󴎞󴏚󴏺󴏕󴎯󴎟
回路設計上、本製品を取付けた装置で耐電圧試験、絶縁抵抗試験を行うと、本
製品が損傷します。装置として耐電圧試験、絶縁抵抗試験が必要な場合は、本製
品を外してから行ってください。
󴏙󴏊󴏶󴏯󴐕󴐢󴎞󴏕󴏔󴎷󴎭󴏶󴏒󴑤󴏂󴏕󴎯󴎟
性能低下、さびによる強度の劣化の原因になります。
󴎸󴏕󴏯󴎷󴏺󴏶󴏖󴏂󴏕󴎯󴎟
大きな振動や衝撃が伝わると誤作動を起こすおそれがあります。
󴏙󴏕󴏖󴏳󴏵󴎷󴏄󴏶󴏒󴏚󴏂󴏕󴎯󴎟
本製品の誤作動や強度の劣化の原因になります。
󴏯󴏚󴎞󴏙󴏯󴐚󴑥󴐿󴑔󴏽󴏊󴏕󴎯󴎟
けがや断線の原因になります。
󴐚󴑥󴐿󴑔󴏚󴎞󴏂󴏀󴏆󴏕󴎯󴎟
繰返し屈曲させる場合は、可動ケーブルを使用してください。
󴐷󴐍󴐣󴎷󴏀󴏷󴏕󴎯󴏳󴎱󴏕󴏖󴏄󴏶󴎟
大電流や強磁界が発生している場所を避けてください。
本製品以外の大型モータ動力線と同一配管/配線(多芯ケーブルによる)しないで
ください。
ロボットなどに使用されるインバータ電源、配線部と同一配管/配線にせず、電源には
フレームグランドを施してください。
󴏯󴏖󴏕󴐢󴑃󴑥󴐢󴏽󴏄󴏶󴎟
確保されないと保守や点検ができなくなり、装置の停止や破損、けがの原因になりま
す。
󴎵󴎷󴏀󴏷󴏶󴐠󴐢󴐯󴑉󴏯󴎞󴏣󴏙󴏙󴏚󴎞󴎵󴏙
󴏒󴏄󴏶󴎟
電源を共有した場合、サージ電流が出力部に回込み、破損するおそれがあります。
別電源にできない場合は、すべての誘電負荷に対し、直接並列にサージ吸収素子
を接続してください。
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󴏙
本製品の導入は、以下の手順で行います。
通信 OK
通信 NG

󴏙

󴐯󴐢󴐱

「2.2.1. 周囲条件」
「2.2.2. 設置場所の電波調査」
「2.2.3. 設置時の注意事項」
「2.3. 配線方法」
「2.4. ディップスイッチの設定
「2.5. 接続方法」
「2.3. 配線方法」
(OK) 「1.2.1. LED参照
(NG) 「7. トラブルシューティング」参照
「3. 使用方法」
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本製品は以下の条件を満たす場所に設置してください。
近くに電波障害物がない場所
電波障害物に囲まれていない位置に設置してください。
本製品とマスタの間に電波障害物がある場合、通信距離が低下します。
<主な電波障害物>
金属板金、金属配管、金属製の棚、鉄筋コンクリート、人、水など
近くにトランシーバなどの電波を送受信する機器がない場所
近くに本製品の電波により誤作動するおそれのある機器や装置がない場所
他の電波を送受信する機器など
マスタ
シリアル伝送子局
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CKD TVGシリーズ (IO-Link Wireless) ユーザーマニュアル

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