Omega DPi1701 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
DPi1701
温度/プロセス入力グラフィックディスプレイ
パネルメーター
およびデータロガー
(ワイヤレスオプション付き)
5
ᐕ㑆
଻⸽
折れ線グラフ
チャートモード
メイン画面 -
インバートモード
棒グラフモード
Email
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「仕様は、予告なく変更することがあります。記載されている、いずれの仕様も、当社製品のいずれかを特定して説明しているも
のではありません。当社が責任を負う根拠とはなりません。」
警告: これらの製品は人体中で使用したり、人体に使用すべきものではありません。
ii
目次
セクション ページ
安全に関する考察事項 ........................................................................................... iii
1 - 概要 .......................................................................................................... 1-1
2 - 配線 .......................................................................................................... 2-1
2.1 前面パネル ................................................................................................. 2-1
2.2 背面パネル ................................................................................................. 2-1
3 - 操作 .......................................................................................................... 3-1
3.1 リアルタイム (実行モード) .......................................................................... 3-1
3.2 構成モード .................................................................................................. 3-1
3.3 熱電対入力構成 ........................................................................................ 3-9
3.4 RTD 入力構成 .......................................................................................... 3-10
3.5 プロセス電圧入力構成 ............................................................................ 3-10
3.6 プロセス電流入力構成 ............................................................................ 3-10
3.7 折れ線/棒グラフの構成 .......................................................................... 3-10
3.8 アラーム出力構成 .................................................................................... 3-11
3.9 ディスプレイ画面 ...................................................................................... 3-11
3.10 最大/最小ディスプレイモード ................................................................ 3-12
3.11 ロック/ロック解除パネルメーター .......................................................... 3-12
3.12 データロギング ....................................................................................... 3-12
3.13 PCインタフェース .................................................................................... 3-14
4 - 仕様 ............................................................................................................ 4-1
DPi1701
温度/プロセス入力グラフィックディスプレイパネルメーター
`ii
図のリスト
説明 ページ
2-1 DPi1701 グラフィックディスプレイ前面パネルと一般的な寸法 ........ 2-1
2-2 電源および機械リレー出力接続 ........................................................ 2-1
2-3 DPi1701背面パネルの図(USBおよびワイヤレスオプション付き) .. 2-2
2-4 さまざまな入力タイプの接続 .............................................................. 2-2
2-5 励振電圧およびアナログ出力接続 .................................................... 2-3
2-6 RS232接続 ........................................................................................... 2-3
3-1 構成メニューのフローチャート ............................................................ 3-1
3-2 構成メニュー1のフローチャート .......................................................... 3-2
3-3 構成メニュー2のフローチャート .......................................................... 3-3
3-4 構成メニュー3のフローチャート ........................................................... 3-4
3-5 構成メニュー4のフローチャート .......................................................... 3-5
3-6 構成メニュー5のフローチャート .......................................................... 3-6
3-7 構成メニュー6のフローチャート .......................................................... 3-7
3-8 構成メニュー7のフローチャート .......................................................... 3-8
3-9 構成メニュー8のフローチャート .......................................................... 3-9
3-10 ディスプレイ画面のフローチャート ................................................... 3-11
3-11 最大/最小フローチャート .................................................................. 3-12
3-12 ロック/ロック解除フローチャート ...................................................... 3-12
3-13 データロギング画面のフローチャート .............................................. 3-13
3-14 データファイルのダウンロードメニュー画面 .................................... 3-14
3-15 構成設定画面 ................................................................................... 3-15
DPi1701
温度/プロセス入力グラフィックディスプレイ パネルメーター
安全に関する考察事項
本装置は、国際警告記号を使用してマークが付けられています。本マニュアルは安全
およびEMC(電磁互換性)に関連する重要な情報を含むため、本デバイスを設置する
か、始動する前に本マニュアルをお読みになることが重要です。
本機器はEN 6010-1:2010、測定、制御および研究所向け電子機器用の電気安全性
要件に従って保護されたパネルマウント式デバイスです。本機器の設置は、資格のあ
る要員により行われなければなりません。安全な操作を保証するために、次の指示に
従ってください。
本機器には、電源スイッチはありません。外部スイッチまたは回路ブレーカーが切断装
置として施設に設置されている必要があります。この機能を示すためにマークが付けら
れ、オペレーターが容易に操作できるように、機器のそばになければなりません。スイッ
チまたは回路ブレーカーは、IEC 947-1 および 947-3 (国際電子技術委員会)の関連す
る要件を満たしている必要があります。スイッチを主要電源コードに組み込まないでくだ
さい。
さらに、機器の故障時に主要電源から過度なエネルギーが引き込まれないように保護
するために、過電流保護装置を設置する必要があります。
機器筐体の上部に貼られたラベルに記載された定格電圧を超えてはなりません。
信号や電源接続を変更する前に、常に電源を切ってください。
安全上の理由から、ケースのない作業台の上ではこの機器を使用しないでください。
この機器を可燃性または爆発性環境で操作しないでください。
この機器を雨または湿気にさらさないでください。
装置の取り付けでは、機器が動作温度定格を超えないようにするために、適切な換
気を施す必要があります。
適切なサイズの電気的な配線を使用することにより、機械的なひずみや電源要件が
満たされるようにしてください。感電の危険を最小限に抑えるために、コネクタの外に
裸の配線をさらさずに設置してください。
電圧がかけられた状態で接続するときに、AC電源端子ブロックに触れないでください。
EMCの考察事項
• EMCが問題の場合は、常にシールドケーブルを使用してください。
同じ導管に信号と電源配線を敷設しないでください。
信号配線接続には撚り対線を使用してください。
引き続きEMCの問題が持続する場合は、機器の近くにある信号配線にフェライトビ
ーズを設置してください。
RTD測定値の最高の結果を得るためには、シールド配線を使用してください。シー
ルドを入力端子ブロックのピン7に接続します。
電流測定時に最高のRF伝導イミュニティを得るためには、Fair-Rite #2675102002
使用し、入力ケーブルを3回転させてください。
電圧測定時に最高のRF伝導イミュニティを得るためには、Fair-Rite #0443167251
を使用し、入力ケーブルを3回転させてください。
すべての手順と警告に従わないと、怪我をする可能性があります。
iii
安全に関する考察事項
1 - 概要
DPi1701は、グラフィックバックライト(240x64)ドットマトリックスディスプレイ付きの1/8
DINパネルメーターです。これは、多様なディスプレイ機能を備えています。入力を
デジタル形式、棒グラフ、折れ線グラフで表示できます。また、パネルメーターの内蔵
メモリに、日付と時刻付きで、最大85,000の入力データポイントを保存できます。ディ
スプレイ画面上で記録されたデータを見直し、スクロールすることができ、またシリア
ル接続(USBまたはRS232)を通じて、データをPCにダウンロードできます。この装置
は、JKTERSなどのさまざまな熱電対を入力できます。2線または3線のRTD
使用できます。また、プロセス電圧/電流も入力できます。この装置は、電源外部送信
機に対して、絶縁された24Vdc励振電圧出力を提供します。
DPi17012個のリレー接点出力を提供し、オプションとして、信号再送信用の絶縁ア
ナログ出力(05Vdcまたは420mA)を提供します。アラーム出力は、単純なオン/
オフ制御に使用できます。PID制御はありません。
この装置は、標準的絶縁PCシリアルインタフェース(RS232またはUSBのいずれか)を
装備しています。RS232インタフェースのオプションでは、24Vdc励振およびアナログ出
力を使用できます。この装置はまた、ワイヤレスオプションも装備しており、次のような
2.4 GHzワイヤレス送信機のファミリーから無線信号を受信できます。
• UWTCワイヤレス熱電対コネクタ
• UWRTDワイヤレスRTD送信機
• UWRH温度/RH送信機
• UWIR赤外線送信機
• UWPH pH送信機
• UWPCプロセス入力送信機
ワイヤレスHHF1000気流速度計
すべてのモデルは、以下の通りです。
モデル番号 説明
DPi1701 グラフィックパネルメーターとロガー、絶縁RS232付き
DPi1701-USB-R グラフィックパネルメーターとロガー、2個のリレーおよび
絶縁USB24Vdc励振付き
DPi1701-USB-AR グラフィックパネルメーターとロガー、2個のリレーおよび
絶縁USBとアナログ出力付き
DPi1701-USB-ARW グラフィックパネルメーターとロガー、2個のリレーおよび
絶縁USBとアナログ出力およびワイヤレス入力付き
1-1
はじめに
1
2-12-1
配線接続
2
2 - 配線
2.1 前面パネル
2-1は、パネルメーターの前面パネルと一般的な寸法を示します。以下のとおり、
4個のボタンがあります。
メニューボタン。設定メニューを呼び出し、サブメニューを操作できます。
上向き矢印です。構成メニューの異なるパラメーターを通じて上げたり、スクロー
ルできます。
下向き矢印です。構成メニューの異なるパラメーターを通じて下げたり、スクロー
ルできます。
入力ボタンです。構成メニューのさまざまなパラメーターで選択した値を保存します。
2-1 DPi1701 グラフィックディスプレイ前面パネルと一般的な寸法
2.2 背面パネル接続
すべての入出力接続を完了するまで、デバイスに電源を入れな
いでください。この手順を誤ると、傷害を招く可能性があります。
2-2は、電源およびリレー出力配線接続を示しています。
2-2 電源およびリレー出力接続
౉ജ:TC-J 䉝䊤䊷䊛1: ON 䉝䊤䊷䊛㩷2: OFF
567.3
°F
䊨䉾䉪⸃㒰
96.0
(3.78)
48.0
(1.89)
mm (in)
91.4
(3.60)
19.0
(0.75)
7.62
(0.300)
L(+)
㔚Ḯ
N(-)
NO
NC
C
಴ജ1
NO
NC
C
಴ജ 2
䊍䊠䊷䉵 1
SW
90/240
Vac
L
N
䊍䊠䊷䉵 2
ᄖㇱ⽶⩄
L
N
䊍䊠䊷䉵 2
L
ᄖㇱ⽶⩄
N
㔚Ḯ䈍䉋䈶䊥䊧䊷಴ജធ⛯
注意:
ヒューズ1 = 100 mA(T)
ヒューズ2 = 3 A(T)
2-2
電源と外部負荷から出力リレーへの接続は、資格のある担当者のみが行うようにし
てください。出力リレーインタフェースが40 VACを超える電圧に対して行われるとき、
インタフェース領域は通電状態であると考え、怪我を避けるために細心の注意を払う
必要があります。さらに、DPI1701は、出力リレーでインタフェースされるとき、優先負
荷の抵抗が加わっています。誘導負荷を使用することはできますが、最大電流値は
本マニュアルの仕様に記された値に軽減する必要があります。すべての場合におい
て、安全な操作が最適に行われるように、資格のある担当者がインタフェースが適切
にヒューズされていることをさらに確認する必要があります。モーターを駆動させたり、
指定された電流よりも高い電流で誘導負荷を使用する必要がある場合、Omega
SSR330DC10などのようなソリッドステートリレー (SSR) とのインタフェースを安全に
確立することができます。
2-3は、DPi1701パネルモーターの背面図を示しています。ワイヤレスモデルの場合、
背面パネルのコネクタに指定のアンテナを接続する必要があります。
2-3 DPi1701背面パネルの図(USBおよびワイヤレスオプション付き)
2-4は熱電対、RTD2線または3線)、プロセス電圧(010Vdc)、プロセス電流
020mA)などのさまざまなタイプの入力接続を示しています。
2-4 入力タイプ別配線接続
配線接続
2
2-2
L(+)
㔚Ḯ
N(-)
಴ജ1
NO
NC
C
಴ജ 2
1(-)
౉ജ
2(+)
3
4
5
12345678910
6
7
8
9
10
+
+
V
+
I
–EXC+
OUT
R S 2 3 2
GND
RXTX
NO
NC
C
+
䉝䊮䊁䊅
USB 䊘䊷䊃
1(-)
౉ജ
2(+)
3
4
5
6
7
8
9
10
ᾲ㔚ኻធ⛯
1(-)
౉ജ
2
3
4
5
6
7
8
9
10
RTD100Ω䋩ធ⛯
㈩✢X 3
㈩✢X 2
1(-)
౉ജ
2
3(+)
4
5
6
7
8
9
10
䊒䊨䉶䉴䋨㔚࿶䋩ធ⛯
+
0/10V
V
1(-)
౉ജ
2
3
4(+)
5
6
7
8
9
10
䊒䊨䉶䉴䋨㔚ᵹ䋩ធ⛯
+
0/20mA䉁䈢䈲4/20mA
I
+
注:
2-3
2-5は内蔵された絶縁24Vdc励振電圧を使用して、外部の2線送信機に電源を入れ
る方法を示しています。送信機では、パネルメーターのプロセス電流出力に電流出力
420mA)が送られます。また、アナログ出力の接続も示します。アナログ出力は0
5Vdcまたは420mA信号のいずれかを選択できます。この信号は、入力信号を別
のデバイスへ再送信するために使用できます。
2-5 励振電圧とアナログ出力接続
2-6は、シリアルRS232接続を示しています。RS232オプションでは、アナログ出力と
励振電圧は使用できません。USBインタフェースとアナログ出力オプションで、励振電
圧は使用できません。
2-6 RS232接続
配線接続
2
2-3
౉ജ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
RS232 ធ⛯
GND
RX
TX
㩷㩷㩷㩷㩷㩷&㩷䉝䊅䊨䉫಴ജ䈲૶↪ਇน
RS232
౉ജ
౉ജ
䉝䊅䊨䉫಴ജធ⛯
+ OUT –
+
-EXC+
1(-)
2
3
4(+)
5
6
7
8
9
10
GND
+EXC
+
+
EXC.
2 ㈩✢ㅍାᯏធ⛯
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10(-)
V/I
`3-1
操作
3
3 - 操作
3.1 リアルタイム (実行モード)
これは、通常モードの操作です。リアルタイムで入力パラメーターを表示します。入力タ
イプ、アラーム1とアラーム2のステータス、ロック/ロック解除のステータスなど、画面デ
ィスプレイ上のその他の関連情報もあります。図2-1には、標準的なリアルタイムディス
プレイ画面が示されます。
3.2 構成モード
3-1は、標準的な構成のフローチャートを示しています。実行モードから、
を押して、構成モードに切り替えることができます。構成モード
には8個のメニュー画面があります。各構成画面の説明は以下の通りです。
3-1 構成メニューのフローチャート
᛬䉏✢䉫䊤䊐ᤨ㑆ㅦᐲ㪑1
᛬䉏✢䈫᫔䉫䊤䊐ᦨ㜞୯㪑 800.0
᛬䉏✢䈫᫔䉫䊤䊐ᦨૐ୯㪑 300.0
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷1
䉦䊁䉯䊥㪑᷷ᐲ E. න૏㪑°F
ዊᢙὐ㪑 xxx.x
ᦨዊ⴫␜୯㪑 -148.0
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷 2
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷 3
䉶䉾䊃䊘䉟䊮䊃㪑 450.0
౉ജ䉺䉟䊒㪑TC-J
ᦨᄢ⴫␜୯㪑㩷1400.0
౉ജ㪑TC-J 䉝䊤䊷䊛1:ON 䉝䊤䊷䊛2:OFF
䊨䉾䉪⸃㒰
౉ജ䊗䉺䊮ㆬᛯ䉕଻ሽ䈚䇮᭴ᚑ䉰䊑䊜䊆䊠䊷䈱䉣䊮䊃䊥䉕ታⴕ䈜䉎䇯
䉣䊮䊃䊥䈱䊌䊤䊜䊷䉺୯㪆ㆬᛯ䉕Ⴧ䉇䈜䇯
䉣䊮䊃䊥䈱䊌䊤䊜䊷䉺㪆ㆬᛯ䉕ᷫ䉌䈜䇯
䊥䉝䊦䉺䉟䊛
䋨ታⴕ䊝䊷䊄䋩
⴫␜▸࿐⺞ᢛ㪑0
಴ജ䉺䉟䊒㪑05V
⴫␜䊝䊷䊄㪑䊉䊷䊙䊦
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷 5
䉷䊨⴫␜⺞ᢛ㪑10
ਇᗵᏪ㪑 10.0
[䉝䊤䊷䊛 1]
䉴䊁䊷䉺䉴㪑᦭ല
䊤䉾䉼⸃㒰
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷 4
䉶䉾䊃䊘䉟䊮䊃㪑 700.0
ਇᗵᏪ㪑 10.0
[䉝䊤䊷䊛 2]
䉴䊁䊷䉺䉴㪑᦭ല
䊤䉾䉼
568.3
°F
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷 6
⃻࿷䈱ᣣઃ㪑 01/03/2012
ᤨೞᒻᑼ㪑 12 ᤨ㑆MM/DD/YYYY
䊨䉫䊝䊷䊄㪑㩷STOP WHEN FULL
⃻࿷䈱ᤨೞ㪑 03:53:45 PM
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷 7
䊨䉩䊮䉫㐿ᆎ
䉨䊷䉕᛼䈜
䊨䉩䊮䉫஗ᱛ
䉨䊷䉕᛼䈜
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷㪏
䉺䉟䊛䉝䉡䊃㪑 6
: 12
䊪䉟䊟䊧䉴䊈䉾䊃䊪䊷䉪ID 13106
ㅍାᯏ䉝䊄䊧䉴㪑㩷1 ฃାᯏ䉝䊄䊧䊧䉴: 0
°F
67.
53
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ᵈ㪑᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷㪏䈲౉ജ䉺䉟
䊒䈏䊪䉟䊟䊧䉴䈮ㆬᛯ䈘䉏䈩䈇䉎
႐ว䈮䈱䉂⴫␜䈘䉏䉁䈜䇯
3-2
操作
3
3-2
構成メニュー1:
1-折れ線グラフ時間速度
:このパラメーターは、折れ線グラフの速度を設定します。
160秒に設定できます。このパラメータは、データを内部メモリに保存するための記
録間隔も設定します。
このパラメータは、データを内部メモリに保存するための記録間隔も設定します。
2-
折れ線グラフ、最高値:このパラメーターは、折れ線グラフの最高(最上位)値を設
定します。
3-
折れ線グラフ、最低値:このパラメーターは、折れ線グラフの最低(最下位)値を設
定します。
4-
入力タイプ:このパラメーターは入力タイプを選択します。以下の入力タイプがあります。
TC-J RTD-2 2RTD100Ω
TC-K RTD-3 3RTD100Ω
TC-K 0-20 mA
TC-R 4-20 mA
TC-S 0-10 V
TC-E ワイヤレス
3-2は、構成メニュー1のフローチャートを示しています。
3-2 構成メニュー1のフローチャート
᛬䉏✢䉫䊤䊐
ᤨ㑆ㅦᐲ
᛬䉏✢䈫ᮮ᫔䉫
䊤䊐ᦨ㜞୯
౉ജ䉺䉟䊒
᛼䈜
᛼䈜
᛼䈜
᛼䈜
᛼䈜
᛼䈜
᛼䈜
᛼䈜
᛼䈜
䊥䉝䊦䉺䉟䊛
䋨ታⴕ䊝䊷䊄䋩
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷2
/
/
᛬䉏✢䈫ᮮ᫔䉫
䊤䊐ᦨૐ୯
3-3
構成メニュー2:
1.
カテゴリ: 温度、圧力、電源、pH、湿度などのような測定値のカテゴリを選択
できます。
2.
工学単位: 選択されたカテゴリの工学単位を設定できます。
3.
小数点:入力表示読み取り値のために小数点を設定できます。
4.
最小表示値: 入力の最小表示単位を設定できます。
5.
最大表示値: 入力の最大表示単位を設定できます。
3-3は、構成メニュー2のフローチャートを示しています。
3-3 構成メニュー2のフローチャート
操作
3
3-3
䉦䊁䉯䊥
ዊᢙὐ
᛼䈜
᛼䈜
᛼䈜
᛼䈜
᛼䈜
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᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷3
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䉣䊮䊃䊥䈱䊌䊤䊜䊷䉺୯㪆ㆬᛯ䉕ᷫ䉌䈜
ᦨዊ⴫␜୯
ᦨᄢ⴫␜୯
3-4
構成メニュー3:
1.
セットポイント: 表示範囲内の任意の場所で、最初のアラームセットポイントを設定で
きます。
2.
不感帯: 最初のリレーアラームの不感帯を設定できます。
3.
ステータス: 最初のアラームを有効または無効に設定できます。リレーが前にラッチ
されている場合、アラームを無効/有効にするとリレーがリセットされます。
アラームが有効に設定される場合、ラッチ/ラッチ解除の操作に対してリレーを設定で
きます。下限アラームまたは上限アラームに対してリレーをセットできます。
3-4は、構成メニュー3のフローチャートを示しています。
3-4 構成メニュー3のフローチャート
操作
3
3-4
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䉣䊮䊃䊥䈱䊌䊤䊜䊷䉺୯㪆ㆬᛯ䉕ᷫ䉌䈜
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷3
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷4
䊤䉾䉼⸃㒰㪆䊤䉾䉼
䉴䊁䊷䉺䉴
構成メニュー4:
1.
セットポイント: 表示範囲内の任意の場所で、2番目のアラームセットポイントを設定
できます。
2.
不感帯: 2番目のリレーアラームの不感帯を設定できます。
3.
ステータス: 2番目のアラームを有効または無効に設定できます。リレーが前にラッ
チされている場合、アラームを無効/有効にするとリレーがリセットされます。
アラームが有効に設定される場合、ラッチ/ラッチ解除の操作に対してリレーを設定で
きます。下限アラームまたは上限アラームに対してリレーをセットできます。
3-5は、構成メニュー4のフローチャートを示しています。
3-5 構成メニュー4のフローチャート
操作
3
3-5
䉝䊤䊷䊛㪉
䉶䉾䊃䊘䉟䊮䊃
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ਇᗵᏪ
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䉴䊁䊷䉺䉴
3-6
構成メニュー5:
1.
ゼロ表示調整: 表示読み取り値のゼロを、プラスまたはマイナスのいずれかに調整
できます(最大9999計数)。ゼロを調整すると、ポップウィンドウに現在のプロセス値
が表示されます。
たとえば、温度の表示が72.5°Fで、ゼロ調整の計数がプラス4であると、表示は
72.9°Fになり、マイナス4であると、72.1°Fに変わります。
2.
表示範囲調整: 表示範囲を、プラスまたはマイナスのいずれかに調整できます
(最大9999計数)。範囲を調整すると、ポップウィンドウに現在のプロセス値が表示さ
れます。
3.
出力タイプ: 05 Vdcまたは420 mAのいずれかのアナログ出力タイプを選択で
きます。アナログ出力は、入力表示範囲に対応します。以下に例を示します。
入力タイプ: TC-K
最小表示値: 0
最大表示値: 500
アナログ出力: 0-5 Vdc
4.
表示モード: 画面の可視性に応じて、ディスプレイ画面をノーマルまたはインバート
にセットできます。
3-6は、構成メニュー5のフローチャートを示しています。
3-6 構成メニュー5のフローチャート
操作
3
3-6
䉷䊨⴫␜⺞ᢛ
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᛼䈜
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᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷6
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䉣䊮䊃䊥䈱䊌䊤䊜䊷䉺୯㪆ㆬᛯ䉕ᷫ䉌䈜
಴ജ䉺䉟䊒
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⴫␜▸࿐⺞ᢛ
構成メニュー6:
1.
現在の時刻: 現在の時刻をセットできます。(12時間制または24時間制)。
2.
現在の日付: 現在の日付をセットできます。日付形式を選択できます。デフォルト
は、MM/DD/YYYYです。
3.
時刻形式: 現在の日付と時刻をセットできます。(12時間制または24時間制)。日付形式
は、MM/DD/YYYYDD/MM/YYYY、またはYYYY/MM/DDにセットできます。
時刻と日付設定は、主要電源 を切断したときに失われます。
4.
ログモード: ロギングモードをセットできます。内蔵メモリの末尾に到達したときにデ
ータ記録が停止することを意味する「Stop When Full」にセットするか、メモリの末尾
に一度到達したら、データ記録が続行し、メモリの最も古いデータを書き換えること
を意味する「Circular Buffer」にセットできます。
3-7は、構成メニュー6のフローチャートを示しています。
3-7 構成メニュー6のフローチャート
操作
3
3-7
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᛼䈜
᛼䈜
᭴ᚑ䊜䊆䊠䊷7
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䉣䊮䊃䊥䈱䊌䊤䊜䊷䉺୯㪆ㆬᛯ䉕ᷫ䉌䈜
ᤨೞᒻᑼ
䉕䉶䉾䊃
䊨䉫䊝䊷䊄䉕䉶䉾䊃
⃻࿷䈱ᣣઃ
䉕䉶䉾䊃
:
3-8
構成メニュー7:
1.
ロギング開始: データロギングの開始の条件を次の通りセットできます。
キーを押す - 折れ線グラフモードで、
を押してロギングを開始します。
アラーム1オン アラーム1がオンになったときに、ロギングが開始します。
アラーム1オフ アラーム1がオフになったときに、ロギングが開始します。
アラーム2オン アラーム2がオンになったときに、ロギングが開始します。
アラーム2オフ アラーム2がオフになったときに、ロギングが開始します。
時刻/日付 プリセットされた時刻/日付になるとロギングが開始します。ロギン
グの開始時刻と日付をセットできます。
2.
ロギング停止: データロギングの停止の条件を次の通りセットできます。
キーを押す - 折れ線グラフモードで、
を押してロギングを停止します。
アラーム1オン アラーム1がオンになったときに、ロギングが停止します。
アラーム1オフ アラーム1がオフになったときに、ロギングが停止します。
アラーム2オン アラーム2がオンになったときに、ロギングが停止します。
アラーム2オフ アラーム2がオフになったときに、ロギングが停止します。
時刻/日付 プリセットされた時刻/日付になるとロギングが停止します。ロギン
グの停止時刻と日付をセットできます。
3-8は、構成メニュー7のフローチャートを示しています。
3-8 構成メニュー7のフローチャート
操作
3
3-8
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YES
NO
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䊨䉩䊮䉫஗ᱛ䉕
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䉣䊮䊃䊥䈱䊌䊤䊜䊷䉺୯㪆ㆬᛯ䉕Ⴧ䉇䈜䇯
䉣䊮䊃䊥䈱䊌䊤䊜䊷䉺㪆ㆬᛯ䉕ᷫ䉌䈜䇯
䊂䊷䉺䊨䉩䊮䉫
䊐䊨䊷䉼䊞䊷䊃2
構成メニュー8:
このメニューは、入力タイプが構成メニュー1のワイヤレスとして選択されたときにのみ
表示されます。
1.
送信機アドレス: ワイヤレス送信機アドレスは199を設定できます。
2.
受信機アドレス: 受信機アドレスは099までを設定できます。
3.
タイムアウト: これは、装置がタイムアウトするまで、ワイヤレス送信機からのデ
ータをチェックし続ける時間を示します。6360秒に設定できます。
4.
ワイヤレスチャネル: 1126のワイヤレスチャネルをセットできます。これは周
波数チャネルを示します。
5.
ワイヤレスネットワークID: ネットワークID065533の範囲で設定できます。
3-9は、構成メニュー8のフローチャートを示しています。
3-9 構成メニュー8のフローチャート
3.3 熱電対入力構成
熱電対接続の背面パネルを配線した後の(図2-4を参照)熱電対入力のパネルメータ
ーの構成方法の例は以下の通りです。
入力タイプ: TC-K
カテゴリ: 温度
工学単位 ºF
小数点: xxx.x
最小表示値: -148.0
最大表示値: 2300.0
操作
3
3-9
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䉕䉶䉾䊃
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᛼䈜
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᛼䈜
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䊥䉝䊦䉺䉟䊛
䋨ታⴕ䊝䊷䊄䋩
䉣䊮䊃䊥䈱䊌䊤䊜䊷䉺୯㪆ㆬᛯ䉕Ⴧ䉇䈜
䉣䊮䊃䊥䈱䊌䊤䊜䊷䉺୯㪆ㆬᛯ䉕ᷫ䉌䈜
䉺䉟䊛䉝䉡䊃
䉕䉶䉾䊃
䉼䊞䊈䊦䈫
䊈䉾䊃䊪䊷䉪
ID䉕䉶䉾䊃
ฃାᯏ䉝䊄䊧䉴
䉕䉶䉾䊃
䊪䉟䊟䊧䉴౉ജ䈱
䊐䊨䊷䉼䊞䊷䊃
3-10
3.4 RTD 入力構成
RTD接続の背面パネルを配線した後の(図2-4を参照)RTD入力のパネルメーターの
構成方法の例は以下の通りです。
入力タイプ: RTD-3
カテゴリ: 温度
工学単位 ºF
小数点: xxx.x
最小表示値: -328.0
最大表示値: 1562.0
3.5 プロセス電圧入力構成
プロセス電圧の背面パネルを配線した後(図2-4を参照)のプロセス電圧入力のパネ
ルメーターの構成方法の例は以下の通りです。
入力タイプ: 0-5 V
カテゴリ: フロー
工学単位 GPM
小数点: xxx.x
最小表示値: 0
最大表示値: 4500
3.6 プロセス電流入力構成
パネル電流接続の背面パネルを配線した後(図2-4を参照)のプロセス電流入力のパ
ネルメーターの構成方法の例は以下の通りです。
入力タイプ: 4-20 mA
カテゴリ: 圧力
工学単位 PSI
小数点: xxx.x
最小表示値: 0.0
最大表示値: 100.0
3.7 折れ線/棒グラフの構成
折れ線と棒グラフのパネルメーターの構成例は、以下の通りです。
折れ線グラフ時間速度 1
折れ線と棒グラフ最高値: 800.0
折れ線と棒グラフ最低値: 300.0
折れ線グラフ時間速度は、折れ線グラフが更新される時間間隔です。同じ速度が、デ
ータロギング時間間隔にも使用されます。折れ線グラフのバーは時間間隔中のすべて
の入力サンプルの平均です(時間速度)。折れ線/棒グラフの最高値と最低値が、折れ
線と棒グラフのスケールを表します。
操作
3
3-10
3.8 アラーム出力構成
アラーム出力のパネルメーターの構成例を以下に示します(熱電対入力を想定)。
[
アラーム1]
セットポイント: 450.0
不感帯: 10.0
ステータス: 有効
ラッチ解除
下限
[
アラーム2]
セットポイント: 700.0
不感帯: 10.0
ステータス: 有効
ラッチ
上限
アラームが無効な場合、その他の選択(ラッチ/ラッチ解除)は表示されません。
3.9 ディスプレイ画面
DPi1701は、4種類のモードで入力パラメーターを表示します。デジタル形式、大型ディ
スプレイ、棒グラフ、折れ線グラフ。図3-10は、ディスプレイ画面フローチャートを示して
います。
キーを押せばディスプレイ画面をスクロールできます。
3-10 ディスプレイ画面のフローチャート
棒グラフモードでは、現在の値、入力タイプ、アラームのステータスも表示されます。棒
グラフには、下限アラームセットポイントと上限アラームセットポイントを示す2個の矢印
があります。
操作
3
3-11
౉ജ:TC-J 䉝䊤䊷䊛1: ON 䉝䊤䊷䊛2: OFF
°F
䊨䉾䉪⸃㒰
°F
౉ജ:TC-J
AL2:0
AL1:1
᛼䈜
᛼䈜
800
300
ㅦᐲ: 1
567.3
°F
⚻ㆊᤨ㑆:00:01:08
᛼䈜
᛼䈜
䊂䉳䉺䊦⴫␜
䋨⋭⇛ᤨ䋩
᫔䉫䊤䊐⴫␜
᛬䉏✢䉫䊤䊐⴫␜
°F
ᄢဳ䊂䉞䉴䊒䊧䉟
567.3
567.3
567.3
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Omega DPi1701 取扱説明書

タイプ
取扱説明書