Extech Instruments SL355 ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアル
パソコンインタフェース付きノイズ線量
計、データロガーおよびサウンドレベル
メーター
SL355
2 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
1.
目次
1.
目次 ………………………………………………………………………………………… 2
2.
はじめに ……………………………………………………………………………………… 3
3.
特徴 ………………………………………………………………………………………… 4
4.
装置の各部名称 ……………………………………………………………………………… 4
5.
ディスプレイの各部名称 …………………………………………………………………… 5
6.
準備 ……………………………………………………………………………………… 6
6.1
ご使用前の準備 ……….…………………………………………………………… 6
6.2
電池の取付け、交換と廃棄 ……………………………………………………………… 6
6.3
電池状態のアイコン ………………………………………………………………… 6
6.4
マイクの取付け ………………………………………………………………………………
6
7.
較正手順 …………………………………………………………………………………………… 7
8.
線量測定及びデータロギング ………………………………………………………………… 8
8.1
線量測定及びデータロギングの概要 …………………………………………………… 8
8.2
線量測定及びデータロガーの実行 …………………………………………………… 8
8.3
線量測定設置及び測定結果の審査 ……………………………………………………… 9
8.4
保存データロガーのデータの確認 …………………………………………………… 9
8.5
データモード-メニュー表 ………………………………………………………………… 10
8.6
データモード - 装置画面例 ……………………………………………………… 11
8.6.1
メモリから線量計設定の選 …………………………………………………… 11
8.6.2
線量データの測定と保存 …………………………………………………………… 11
8.6.3
線量データの呼び出し、確認画面例 ……………………………………………… 14
9.
サウンドレベルメーター(SLM) モード…………………………………………………… 15
9.1
SLM メニュー表 ……………………………………………………………………… 15
9.2
SLM 画面例………………………………………………………………………………… 16
10.
装置の設置 - ソフトウェア方式 …………………………………………………………… 18
11.
装置の設置 - 手動 ………………………………………………………………………… 18
11.1
SETUP モード …………………………………………………………………………… 18
11.2
SETUP モード - メニュー表 ………………………………………………………… 18
11.3
SETUP モード - 画面例 …………………………………………………………………… 19
11.4
OPTION モード ……….…..……………………………………………………………… 21
11.5
OPTION モード - メニュー表 ………………………………………………………… 21
11.6
OPTION モード - 基本画面例 …………………………………………………………… 23
11.7
OPTION モード - 日時の設定 …………………………………………………… 24
11.8
OPTION モード - 編集………………………………………………………………… 25
12.
装置メモリ内容の消去 ……………………………………………………………………… 27
13.
仕様 ……………………………………………………………………………………………… 28
14.
手入れ ……………………………………………………………………………………………… 31
15.
ソフトウェアのインストールと操 ………………………………………………………… 31
16.
用語集 ………………………………………………………………………………………… 31
3 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
2.
はじめに
今度、SL355 型をご購入していただき、誠におめでとうございます。本装置はノイズ線量計、デー
タロガー及びサウンドレベルメーター (SLM) を一体化にした商品です。装置は、メニューシステ
ムに設けられた操作ボタンナビゲイションを操作することにより、又は付属のソフトウェア(使用
しやすさのために推奨する)を使用して PC インタフェースを通して手動に設定できます。データ
のダウンロード、本装置の設定及び装置の遠距離制御に関するソフトウェア詳細使用方法について
は、同梱の CD-ROM に記録された専用ソフトウェア取扱説明書をご参照ください。
SL355 型ノイズ線量計は、騒音暴露量を測定し、OSHA, MSHA, DOD, ACGIH 及び ISO 規格に準拠した
騒音調査を行われるように設計された商品です。 %線量と TWA(時間加重平均や dB 単位とする音暴
露)に対して、本装置は蓄積騒音暴露量を監視できるし、周波数重み付け騒音暴露量とピークサウ
ンドレベルを同時に測定できます
最大 20 までの騒音調査値を記録できるし、30 日前まで最大 5 つの自動線量測定を設定できます。
各測定では「繰り返し」機能を搭載されたので、予め設定した回数で測定を再実行できます。使用
者は、基準レベル、限界、換算率及び他のパラメータを設定できます。騒音調査結果は装置の画面
に表示できる一方、付属の PC ソフトウェアを使用してダウンロードできます。
SL355 型サウンドレベルメーター(SLM) 標準 SLM2 型のように LEQ, SEL、それに経過時間ととも
に画面にリアルタイム音圧レベル(SPL)測定値を表示できます。 装置では選択可能な測定範囲:60
130 & 70 140dB、「A」と「C特性周波数重み付け、リニア「Z」、「C」特性ピーク重み付け、
高速・低速応答時間設定、及び調整可能エネルギー換算率(Q)を備えています。
SL355 型データロガーはデータ記録に時刻印を付けるためのリアルタイムクロックが内蔵されて
います。 そのメモリ装置に最大 14,400 までの測定値を保存できます。 サンプリングタイム (
ート) 1 秒ごとの測定から 1 時間ごとの測定を設定できます。付属の PC ソフトウェアを使って
記録された測定値をダウンロードします。
本装置は、厳格なテストと較正の後に出荷されており、正しいご使用によって、長年にわたり、確
実に本格的な測定を行うことができます。
本取扱説明書の条約
本装置は様々な機能を備える高性能装置です。本取扱説明書は使用者が使用しやすさ及び利便性を
最適に体験できるように目的とします。
当該取扱説明書は説明内容、メニュー表、ユーザーが装置を設定する時に現れた実画面例図解から
構成されます。
三つの方法(説明内容、メニュー表、画面例)がすべて確認されたと確保してから、一つの方法ま
たは三つの方法の組み合わせが作業に最適しているかと判定します。疑問が生じた場合は、弊社テ
クニカルサポートスタッフまでお問い合わせください。
4 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
3.
特徴
線量計、データロガーとサウンドレベルメーターを組み合わせた。
ユーザ定義の測定構成。選択可能な基準レベル、換算率、限界、周波数重み付け、および応答
時間設定。
付属の PC ソフトウェア (推奨)を使用して完全設定可能
14,400 つの測定値を保存できる合計容量を持 20 個内部記憶場所。
付属の PC ソフトウェアを使用して線量、TWA 及びデータロガーデータを PC にダウンロードす
る。
リアルタイムクロック及び日時印データロッキング機能。
不注意による装置操作を防止するためのキーパッドロック保護。
USBPC インタフェース、Windows
TM
構成及びデータロッキングソフトウェアが含まれる。
マイク、マイククリップ、マイクのウィンドスクリーン、ベルトクリップ、電池、保護ケース、
キーボードカバー、取扱説明書、ソフトウェア CD-ROM および USB ーブルが含まれる。
4.
装置の各部名称
1. マイク入力端子
2. 114db 調整用校正ポテンシオメータ
3. LCD ディスプレイ
4. ON-OFF MENU (メニュー)ボタン
5. 左矢印ボタン
6. 下矢印ボタン
7. USB PC 接続用ジャック
8. 右矢印ボタン
9. 上矢印ボタン
10. RUN/PAUSE(実行/一時停止)と RETURN(リターン)ボタン
キーボードカバー:
注:装置背面に電池ボックスとベルトクリップがあります。マイク用ラペルクリップ、調整ドラ
イバー、マイク、ウィンドスクリーン及び他のキット品目は図に表示されません。
5 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
5.
ディスプレイの各部名
1. オーバーレンジアイコン
2.
アンダレンジアイコン
3. REC 点滅: タイマ待機 安定:記録中
4. 録一時停止アイコン
5.
スマートナビゲイションボタン
6. SPL (音圧レベル)
PK (ピークモード:'C’特性周波数重み付
)
PKZ (ピークモード: 線形 'Zの重み付け)
DOSE (線量 %)
LEQ (等価平均音レベル)
TWA (時間加重平均値)
SEL (単発騒音暴露レベル)
7. S 低速 (応答時間ウェイト)
F 快速 (応答時間ウェイト)
C ‘C’ 特性周波数重み付け
A ‘A’特性周波数重み付け
8. dB% パーセントまたはデシベルによる読取値単位
9.
電池残量状態
10. 主要測定値、日時表示、または設定モード用メニュー項目
11. モードアイコン:
SLM ウンドレベルメーターモー
DATA 線量計/データロガー (滅の時、データが記録している中で、キーパッドがロ
ックされる;安定の時、装置は、記録開始前にタイマーの秒読みのために待ってい
SET UP 作設定モード
OPTION 動作のオプションモード
12. ヘッドフォンアイコンは 115db 以上の音圧レベルが発生したことを示します。
13. BEG 開始測定時刻
END 終止測定時刻
DUR 測定持続期間
6 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
6.
準備
6.1 ご使用前の準備
1. キーパッド左上部にある電源/メニューボタンを軽く押して装置電源を入れます。
2. 装置を ON にすると、LCD 画面の左側に型(355) 、右側にファームウェアのバージョン(例え
1.1)が一時的に現れます。
3. 装置 SLM モードは(SLM アイコンが現れる)デフォルトモードとし、当該モードでは主画面に db
単位で音圧レベル(SPL) A/C 性周波数重み付け設定、高速・低速応答時間設定、電池残量
状態アイコン(現在測定値が選定範囲から外れるとそれぞれ上矢印や
下矢印が現れる)を表示できます 画面例図を参照してください
4. 装置が作動させないと、新しい電池が取付けたことを確認してくださ
い。
5. 電源/メニューボタンを 3 秒長押しして、装置を OFF にします。
6. SL355 型は、サウンドレベルメーターまたは線量計/データロガーとし
て使われます。
7. 4 つの矢印ボタンが「スマート」ナビゲーションキーであると注意してください。 指定装置モ
ードに対して、LCD 画面にアクティブ矢印ボタンのみ現れます。
6.2 電池の取付け、交換と廃棄
1. 装置背部から電池ボックスカバーを取り外します。
2. 使用済み電池((該当する場合)を取り出して、1.5V 4 乾電池を 3 本取
けます。乾電池の向き及び極性が正しいと確認してください。新旧、異種の
電池を混用しないでください。
3. 使用前に注意深く装置の再組立を行います。
電池使用者は、すべての使用済み電池を法的に返却する義務(EU 電池法令)があっ
て、家庭ごみとして処分は禁止されています!使用済みの電池を現地の回収拠点や
電池販売点に委託処理してください。
処分:廃棄デバイスの処分に関する有効法律法規に従って処理してください。
6.3 電池残量状態
電池が使い切れると、電池残量状態アイコンは空きと現れます。電池標識は、下記のとおりバー又
は段階数で残量を示します。
6.4 マイクの取付け
添付図に示すようにマイクプラグを装置上部にあるコネクタを差し込みます。締めすぎ
ないように時計回りに回して元の位置に固定してください。
7 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
7.
較正手順
1. 標準 114db 音響校正器が必要です(下図に示すように)。
2. 装置のマイクを慎重に校正器 (下図)の挿入口に差し込みます。
3. 校正器を ON にしてから、その出力振幅を 114 db 設定します。
4. 装置をオンにします。
5. CL XX.X 画面が表示され、SLM, DATA, SETUP 及び OPTION モードアイコン(添付画面例挿
絵参照)がすべて消えるまで MENU ボタンを繰り返し押すことにより校正モード(CL) に進めま
す。
6. 付属の調整ツールを用いて画面に 114db と表示するまで装置のポテンショメーター(装置上部
に埋め込まれる)を調整し、校正器の出力レベル 114db と一致します。
7. RUN/PAUSE/RETURN タンを押して校正を保存します。
8 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
8.
線量測定及びデータロギング
8.1 概要
線量計の騒音調査およびデータロギング機能は同時に作動します。例えば、%線量と TWA (時間加重
平均) 値は算出、表示されいる時(線量計の騒音調査)、個別 SPL 測定値はデータロガーで保存さ
れます。
騒音調査や記録データは、「RUNS」という記憶場所 (120)に保存されます。装置は合 14,400
での測定値を保存できるが、20 上の RUN 記憶場所に及んでいると注意してください。「RUN」パ
ラメーターは [DATA] メニューにあります。DATA モードのメニュー表及び画面例部は下記の説明内
容後に記載されます。
8.2 線量計の騒音調査とデータロガーの実行
1. 付属のソフトウェアプログラム(推薦)を使用して装置の騒音調査及びデータロッキングパラメ
ータ(ソフトウェアの取扱説明書は同梱の CD-ROM に含まれる)を設定し、又は本説明書の
SETUP OPTION ードの章に記載された説明に従って装置を手動設定します。騒音調査のパラ
メータは必ず問題となっていた規/標準要件に一致してください。
2. SETUP モードにおいて(或いは付属のソフトウェアを使用する)基準レベル、換算率、限界、周
波数重み付け、応答時間、範囲、ピークパラメータを設定します。設定がすでに保存されたと、
SETUP モードで呼び出せると注意してください。SETUP モードの詳細について、11.3 項をご参照
ください。
3. OPTION モード (或いは付属のソフトウェアを使用する) において日時、測定持続期間、測定開
(BEG) 時刻、試験終止時刻、サンプルレート(記録期間)、は、日/時刻、テスト継続時間、
繰り返し、組み合わせ、タイマー機能を設定します。OPTION モードの詳細について、11.5 項を
ご参照ください。
: 8 時間の線量・騒音調査に対して、最低のサンプルレートは 2 秒です。
4. 全測定を行う場合、マイクを測定者のラペルに挟んで、本体を測定者のベルトに挟んでください。
5. 装置は DATA モードにおいて動作する時に線量計/データロガーを実行してください。メニューボ
タンを押して DATA モードを選択します(選定されていない場合)
タイマーに関する注意事項:
タイマー設定は、すぐに(タイマOFF)あるいは設定された時刻(タイマーON)で測定を
開始するかの判断に対して重要です。
TIMER OFF にすることにより、RUN/PAUSE ボタンを押すとすぐに記録を開始できます。装
置が記録中である時、REC アイコンが安定しているが、DATA アイコンが点滅してきます。
TIMER ON にし、開始時刻と終止時刻を設定することによって、RUN/PAUSE ボタンを押し
た後、設定された開始(BEG)時刻に達すまで記録を開始しません。REC アイコンが点滅し
(装置が開始時刻待つ中の「待機」状態を示す);DATA アイコンが安定してきます。
最大 5 つの開始/終止時刻を予め設定できる上、30 日前もって測定を設定できます。
9 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
DUR (持続期間)に関する注意事項:
DUR では、使用者は、特定の継続時間を選択できます。
使用者は持続期間を OFF 以外に設定する場合、順番にタイマーを設定するので、一切の
め設定された開始と終止時刻は無視されていきます。DUR OPTION モードメニューにおい
て設定可能です。
6. 測定中、キーパッドのロックが解除される限り、装置 DATA メニューをナビゲートすることが
できる(以下の DATA メニュー表及び画面例参照)。これによって、使用者は測定実施中に現在
の設定、%線量、TWA を確認できます。
7. 記録が始まると、矢印キーは自動的にロックされています。 ボタンを同時に押してキー
パッドのロックを解除します。 DATA イコンが点滅すると、キーパッドが解除され、ナビゲー
ションの状態となっていると示します。▲と► ボタンを同時に押してキーパッドを再ロックしま
す。
8. RUN/PAUSE ボタンを押して記録を一時停止します。一時停止アイコン||が現れます。もう一度押
すと記録を再開します。
9. END 時刻を自動的に設定する場合、記録を終止するには、まず を同時に押すことによ
りキーパッドのロックを解除してから、MENU キーを押します。画面に STOP を表示し、3 から 0
まで逆に数えて;0 と数える前に RUN/PAUSE ボタンを押して記録を停止します。
10. 池節約のため装置電源を切ってください。機器が OFF にするまでメニューボタンを押し続けて、
装置を OFF にします。
11. PC インタフェースで、又は DATA モードを開くことによって% 線量と TWA 算出結果を表示できま
す(以下の DATA メニュー表及び画面例参照)。個別に記録された測定値 PC インタフェースの
み通して取り戻せます。同封 CD-ROM に付属のソフトウェア取扱説明書の指示に従ってくださ
い。
測定に関する注意事項
マイクで叫ばないで、或いは測定に影響を与えないように敲かないてください。
確実なデータを取得するために、使用者は必ず平日の活動で測定してください。
8.3 騒音調査設定及び測定結果の確認
1. 設定及び測定結果は PC インタフェースにて確認できると注意してください。その方法につい
ては、付属の CD-ROM でのソフトウェア取扱説明書をご参照ください。手動に動作する場合、
以下の手順に従ってください。
2. 装置を ON にし、SLM モードに切り替えます。MENU ボタンを押して DATA モードに切り替えます。
3. を使用して 'RUN' 表示にスクロールします。それで▼▲ ボタンを使用して希望の RUN(
モリ場所) を選択します。
4. 希望の RUN が選択された場合、 ボタンを使用して以下の DATA メニュー表及び画面例に
示す設定データ及び騒音調査結果にスクロールします。
8.4 保存データロガーのデータの確認.
保存データロガーの測定値は付属のケーブルとソフトウェアプログラムにてデータを PC にダウン
ロードすることによって表示できます。その詳細方法については、付属 CD-ROM でのソフトウェ
ア取扱説明書をご参照ください。
10 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
8.5 データモード-メニュー表
表示
説明
表示
説明
HH:MM:SS
(▼を用いて以下の
項目をスクロール
する)
現在の時刻
HH:MM:SS
(►を用いて以下の項目を
スクロールする)
現在の時刻
DD:MM:YY
現在の日付
BEG
データロガーの開始時刻
SPL
音圧レベル
rUN
現在のメモリ場所 (01-20)
DUR
測定持続期間
USr
(選択されたセットア
ップ)
▲及び▼ボタンを使用し
%DOSE TWA を表示する
60 130db
70 140db
測定範囲
Er
換算率 (Q)、単位 db
tHr
閾値 単位 db
CrIt
基準レベル 単位 db
LP
記録期間 (mm:ss) 1 秒か
1 時間まで
▼ ▲ボタンを使用して
空き
容量の番号を示す EPty XX パラメータを見つけて、或いは残りの場所
0020)で実行し RUN パラメータリストをスクロールする;容量がいっぱいで記録を試みる場合、装置
画面には残り容量無し(ゼロ)(続行する前にデータを装置から消去する;OPTION メニューでデータを消
去する)を示す「EPty00」が表示されます。
11 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
8.6 線量計操作の画面例
8.6.1 メモリから線量計設定の選択
動作
押す
コメント
動作モード
SETUP
変更する
メニューを
繰り返し
SET UP を選択し保存されたセットア
ップ設定を選択します。
最初に現在読み込まれた設定を常
表示します(例えば、左側の画面
に示す USr)。ユーザー設定を保存
しないと、LCD 画面に上/下矢印ボ
ンを表示してきます。
8.6.2 線量データの測定と保存
動作
押す
画面表示
コメント
1. 動作モー
ドの変更
メニューを
繰り返し押
最初の画面では、時刻を表示しま
す。
時刻形式は hh:mm:ss です。
日付形式は dd-mm-yy ( )です。
SPL 表示 ( )
2. 実行開始
RUN / PAUSE
開始と終止時刻を設定することに
よって TIMER 実行が ON にする場
合、装置は待機状態で、REC アイコ
ンが点滅し、時間が実行を開始と
設定する前に残っています。
TIMER 実行 ON にする場合、装置
は次の分まで待ってを開始しま
す。
TIMER 実行 OFF にする場合、装置
は次の秒まで待ってを開始しま
す。
3.測定実行
REC アイコンは、装置が初回に利用
可能なデータ記憶場所に線量デー
タを保存していると示します。
12 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
動作
押す
画面表示
コメント
4. 現在
RUN の設
定を検
査する
スクロ
ールす
RUN 開始時刻 (dd-hh:mm)
RUN 記憶場所 (04)
記録期間 (mm:ss)
RUN 持続期間 (hh:mm:ss)
基準レベル 90 db
選定ユーザー設定(例えば、
90db 基準レベルの ISO)
限界 70db
測定範囲
換算率 3 db
13 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
5. 現在
RUN から
データ
を検査
する
いくつ回
一部の画面では、 キーを使用して他のパラメータを表示できます
表示は RUN 進行中に更新します。
6.一時停
RUN /
PAUSE
一時停止アイコン ( ) が表示
されます。
このキーをもう一度押して RUN
を再開します。
7.キーパ
ッドをロ
ックする
同時に押
不正な改ざんを防ぐためにキー
をロックするには、DATA アイ
コンが点滅します。
装置が一時停止している間にキ
ー及び表示をロックできませ
ん。
8.キーパ
ッドのロ
ックを解
除する
同時に押
キーと表示のロックを解除し、
通常の動作に戻ります。
9. RUN
停止
MENU
3 秒のカウントダウンが開始し
てきます。必ず RETURN ボタン
を押してこのコマンドを直ちに
(計数器が 0 になる前)確認し
てください。
10. 停止
の確認
RUN が完成しました。
ユーザー設定(例えば、
90db 基準レベルの ISO)
線量パーセント (線量 %)
騒音暴露 (dB)
14 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
8.6.3 線量データの呼び出し、確認画面例
データ(日)と測定開始時刻 (hh:mm)にて保存されたデータを識別し、それに 20 までの RUNS を同
時に保存できると注意してください。
動作
押す
画面表示
コメント
1. 装置をオ
ンにする
サウンド レベルメーター
モードには装置電源を常
に入れます。
2. 動作モー
ドの変更
MENU
DATA ードを選択しま
す。
3. データの
呼び出しを
有効にする
一番新しく保存された
RUN の開始日時
(dd-hh:mm)を表示しま
す。
4. 保存され
RUNS
確認
繰り返し
開始日時にて RUN を選定
します。
5. 保存され
RUN 確認
選択した RUN を保存する
場所からデータを表示し
ます。
6. 保存され
たデータの
確認
保存されたデータは上記
8.6.2 項の手順 45
従って確認できます。
15 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
9.
サウンドレベル メーター(SLM) モード
MENU タンを使用して SLM モードに切り替える;SLM モードに切り替えると装置の LCD 画面に SLM
アイコンが表示されます。 経過タイマーが自動的に起動し、装置 db (デシベル) 単位で音圧レ
(SPL) 測定値を表示し始め、RUN/PAUSE ボタンを使用してタイマーを一時停止、又は再開します。
装置は SLM モードで「2 型」標準サウンドレベルメーターのように動作し、60 130db または 70
140dB の範囲(この範囲は本手順以後に記載のとおり選択可能)で音圧レベルを測定、表示します。
LCD 画面に測定された音圧レベル (SPL) をお読みください。騒音レベルの測定値は指定範囲を下回る
と、画面に下矢印が表示されるが、指定範囲以上となると、LCD 画面に上矢印が表示されます。測定
>115dBA の場合、ヘッドホンアイコンが表示されます。測定値>140dBA の場合、ピーク検出器 (PK
アイコン) は選定 ピーク重み付けモード(周波数重み付け特性が適用されない場合に「C」特性周波
数重み付けは「C」、フラット応答や線形応答は「Z」と示す)に応じて「C」、「Z」とともに表示さ
れます。
ユーザーは SLM モードで SEL(単発騒音暴露レベル)と L
eq
(等価騒音レベル) 測定値(ナビゲーシ
ョンの SLM メニュー参照)を表示できます。
下記の説明内容に表示するメニュー表と画面例をご参照ください。下記のメニュー表において、ユー
ザーは太い黒い縦線の右側に示すパラメータを編集できます。パラメーターが表示されたら、パラメ
ータの設定が点滅するまで RUN/PAUSE を押し続きます。▲ または ボタンを押して設定を変更し
てから、RUN/PAUSE ボタンをもう一度押して変更を保存します。
9.1 サウンドレベルメーター(SLM) メニュー表
表示
説明
表示
説明
SPL
(▼を用いて以下
の項目をスクロ
ールする)
音圧レベル 単位:db
SPL
(►を用いて以下の項
目をスクロールする)
音圧レベル単位:db
DUR
測定持続期間
60 130db
あるい
70 140db
測定範囲
LEQ
等価平均音レベル
F または S
時間重み付け高速/低速
SEL
騒音暴露レベル
Er (3, 4, 5 又は 6
db)
換算率 (Q)
PK
C 特性または Z 特性重
み付けのピーク SPL
A または C
周波数重み付け
Clr N
消去(データの消去)
PAUSE/RUN ボタンを押
して RUN データを消去
する (Yes は「Y」、
No は「N」と示す)
PK-C または PK-Z
ピーク SPL の「Z (
)または「C」特性周
波数重み付
16 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
9.2 サウンドレベルメーターモードの画面例
前述のように、装置は SLM モード 2 型サウンドレベルメーターとして動作します。装置は SLM
ードの時にデータを記録できないと注意してください。
動作
押す
画面表示
コメント
1. 装置を ON
する
サウンドレベル メータ
ーモードから起動しま
す。
2. SLM 測定の
スクロー
ルする
音圧レベル
A 特性周波数重み付け
高速時間重み付け
測定
持続時間
RETURN (RUN/PAUSE)
タンを押して
データの消去を有効に
等価
騒音レベル (Leq)
最大ピーク(L
LPK
または LC
PK
)
線形は「Z
C 特性重み付けは「C」と示す
単発騒音暴露レベル
(L
E
または SEL)
17 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
動作
押す
画面表示
コメント
3. 設定の検
査と編集
スクロー
ルする
押す
編集する
設定を変
更する
押して確
定する
4.例の編集
5. OFF に切
り替える
3
長押
しする
装置表示を OFF にする
範囲設定を保存する
現在の範囲が点滅する
選定範囲が点滅する
リータン (RUN/PAUSE) を押し
て範囲を編集する
リータン (RUN/PAUSE)
を押して最大ピークを
編集する
リータン (RUN/PAUSE) を押して高
/低速応答時間を編集する
リータン (RUN/PAUSE) を押して
A/C 特性周波数重み付けを編集する
リータン (RUN/PAUSE) を押し
18 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
10.
付属のソフトウェア (先方法) による装置設定
付属のソフトウェアを使用して装置を設定する:
1. 付属のソフトウェアを PC にインストールします。
2. 付属の USB ケーブルを用いて装置を PC に接続します。
3. ソフトウェアプログラムを実行します。
4. ソフトウェアプログラムの詳細使用方法については、付属の CD-ROM に含まれるソフトウェア取
扱説明書をご参照ください。
11.
装置の手動設定
11.1 SETUP モード
SETUP モードにおいて、以下の SETUP モードのメニュー表及び画面例に記載され
たパラメータは設定できます。SETUP モードにおいて、常に添付図に示すように
現在に選定された設定は最初の表示です。
1. キーパッド左上部にある電源ボタンで装置を ON にします。
2. 4 つの矢印ボタンが「スマート」ナビゲーションキーであると注意してください。 指定装置モ
ードに対して、LCD 画面にアクティブ矢印ボタンのみ現れます。
3. MENU ボタンを用いて、SET UP が表示されるまでセットアップモードに切り替えます。
4. または►ボタンを押して以下のメニュー表に示すパラメータに移行します。
5. 以下のメニューにパラメータ設定を変更するには:
希望のパラメータが表示されるとRUN/PAUSE を長押ししてください (設定値が点滅し始め
ると、編集できる状態になると示)
または ボタンを押して希望の値を設定します。
希望の値が設定されると、すぐに RUN/PAUSE ボタンをもう一度押して設定を保存します
(選択値の点滅は停止する):
11.2 SETUP モード-メニュー表
アイコン
説明
◄または►を用いて以下の項目をスクロールします。RUN/PAUSE ボタンを長押ししてパラメータを編
集します。
60 130db あるいは 70 140db
測定範囲
F または S
高速または低速応答時間
Er
換算率 (345、または 6 db)も「Q」と知られる
A または C
周波数重み付け
PK-C または PK-Z
C 特性重み付け又は Z 特性重み付け(線形)のピーク SPL
tHr
限界レベル 単位 db (70 90dB 1dB ステップ当たり)
CrIt
基準レベル 単位 db (808485 または 90 db)
19 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
11.3 SETUP モード - 画面例
動作
押す
画面表示
コメント
1. 装置を ON
にする
サウンド レベルメーター モー
ドには装置電源を入れます。
2. モードの
変更
MENU
いくつ回
SET UP モードを設定します。
最初画面に現在読み込む設定名
が表示されます。
3. 設定の検
査および編
スクロー
ルする
押す
編集する
設定を変
更する
押して確
定する
リータン (RUN/PAUSE) を押して
範囲を編集する
リータン (RUN/PAUSE) を押して
高速/低速応答時間を編集する
現在のユーザー設定
メイン画面
リータン (RUN/PAUSE) を押
して
リータン (RUN/PAUSE) を押
して
リータン (RUN/PAUSE) を押
して
リータン (RUN/PAUSE) を押
して
リータン (RUN/PAUSE) を押
して
20 SL355-ja-JP_V1.8 8/17
4. 例の編集
たとえば、基準レベルの
変更
現在の基準レベルが点滅
してきる
保存された基準レベル
新しい、選択された基準
レベルが点滅してきる
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Extech Instruments SL355 ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル