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操作
1. 電源ボタンを押し電源を入れる。測定器が始動しサウンド・レベルの読取がディスプレイさ
れる。液晶がつかない場合は9V の電池が後面の電池収納箇所に入っているか確認する。
2. 測定する音源にマイクを向け測定器を手で持つ。
3. 測定器の液晶の測定を見る。OVER と表示されている場合は測定が圏外であることを示す。高低
(HI/LO)ボタンを使い測定範囲を高‘Hi’ (65 から 130dB)と‘Lo’ (35 から 100dB)に設定す
る。For 65 から 100dB の測定はどちらの範囲でも行える。
‘A’と‘C’ 周波数加重
‘A/C’ボタンを使い‘A’または‘C’周波数特性を選択する。‘A’特性を選択すると、測定器
の周波数応答は人間の耳の応答に類似する。‘A’特性重は一般的に OSHA 規制試験や騒音条例の
法執行といった環境保全や聴覚保護に使われる。‘C’特性はより変化の低い音の応答で機械やエ
ンジン等のサウンド・レベルの測定に適している。
大半のノイズ測定は'A'特性と低速(SLOW)応答を使う。
高速(FAST)と低速(SLOW)応答時間
‘F/C’ボタンを使い高速(125 ms) か低速(1 秒) 応答時間を選ぶ。 ノイズのピークをとらえたい場
合やノイズが急速に起こる場合は高速(FAST)応答を選ぶ。一貫性のあるノイズ・レベルの音源
を観察したい場合や素早く変わるレベルを平均化したい場合は低速(SLOW)応答を選ぶ。
大半のアプリケーションは低速応答を選択する。
高(Hi)低(Lo)範囲の選択
高低(Hi/Lo)ボタンを使い適切な範囲を選択する。測定が 35 から 100 dB の範囲内の場合、低
(Lo)範囲を使う。測定が 65 から 130d の間の場合、高(Hi)範囲を使う。65 から 100dB の間の
場合はどちらの範囲も使える。ディスプレイに OVER アイコンが点滅したら、範囲ボタンを押し
範囲を切り替える。
最高保持
このモードではディスプレイに現在表示されている読取値より高い値が検出された時のみ液晶は更
新される。最高保持(MAX HOLD)ボタンを短く押すことにより最高保持を選択する。測定器は最
高保持モードの際に MAX アイコンを表示する。最高保持(MAX HOLD)ボタンを再度押すと本モ
ードを終了する。(MAX 表示は消える。)
データ保持
ディスプレイされた読取値を凍結するには最高保持(MAX HOLD)ボタンを MAX と HOLD のアイ
コンが現れるまで押し続ける。ディスプレイを解除し通常操作モードに戻るには最高保持(MAX
HOLD)ボタンを MAX と HOLD アイコンが消えるまで押し続ける。
バックライトボタン
液晶は薄暗い場所で見やすいようにバックライトを備えている。バックライト・ボタンを押しバッ
クライトを点灯する。再度押すとバックライトは消える。バックライトは自動電力オフ機能がなく、
控えめに使用することが電池の節約につながる。