ユーザーマニュアル
アプリケーション
Q7800F アダプタ サブベースは、7800 シリーズ リレー モジュールを
Q270 サブベースに接続するために使 用します。 これにより、システム
を一から配線し直すことなく、RA890 制御装置を 7800 シリーズ バー
ナー制 御 システムに置き換 えることが できます。
仕様
モデル: Q7800F1004 (RA890)
アダプタ サブベースは Q270 サブベースに接続することで、システム
を一から配線し直すことなく、RA890 制御装置を7800 シリーズ バー
ナー制 御 システムに置き換 えることが できます。
重量: 15 オンス (425 g)。
寸法: 図 1 を参照。
筐体: NEMA 1。
認可:
Underwriters Laboratories Inc.: レコグナイズド コンポーネント
認証済み。
カナダ規格協会: 認証済み。
設置
この製品を設置する際は、以下の点に注意してください。
1. このマニュアルを注意深くお読みください。 記載の手順に従わな
い場合、制御装置が損傷したり、危険な状態が発生したりするお
それがあります。
2. このマニュアルや制御装置に示されている定格を調べ、制御装置
が 目 的 のア プ リケーションに 適してい ることを確 認してくだ さい 。
3. 訓練を受けた経験豊富な燃焼安全装置整備技術者が設置を行う
必 要があります。
4. 設置が完了したら、この指示書に記載のとおりに制御動作が行わ
れ るか 確 認してくだ さい 。
7800 シリーズの Q270 サブベースへの接続用の
Q7800F アダプタ サブベース
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
G
L2(N)
3
4
5
6
7
8
9
10
F (11)
5 [127]
5
[127]
4
1 [44]
3
M5648
1
4[6]
図 1. Q7800F アダプタ サブベースの概算寸法 (単位: in [mm])
Edition 11.19 · 32-00261J-01 · JP
Q7800F アダプタ サブベース
注意
感電や機器の損傷を防ぐため、設置を開始する前に電源を切っ
てください。 複数箇所で切ることが必要になる場合があります。
設置
注: 設置寸法については、図 1 を参照してください。サブベースは既
存の Q270A サブベースに取り付けます。
1. 感電や機器の損傷を防ぐため、設置を開始する前に電源を切って
ください。 交換するシステムによっては、複数箇所で切ることが
必 要になる場 合 があります。
2. つまみネジを緩めて、RA890 からカバーを取り外します。
3. 10 本の取り付けネジをすべて緩めて、RA890 を取り外します。
4. Q7800F サブベースのキーホール スロットの 4 本のネジを緩めま
す。ネジは取り外さないでください。 Q7800F サブベースの黒い
部分を 4 本のネジから持ち上げます。
5. Q7800F サブベースの黒い部分を左にスライドさせて、右側の 5
本の取り付けネジを露出させます。
6. Q7800F を Q270A サブベースの上に配置し、Q7800F の右側のネ
ジを Q270A の対応する穴 (1 〜 5 とマークされている) に合わせ
ます。
7. Q7800F の右側にある 5 本のネジを締め、Q270 と 7800 シリーズ
制 御 装 置 間 の 一 部 を電 気 的 に接 続します。
8. Q7800F の黒い部分を右にスライドさせて、左側の 5 本の取り付
けネジを露出させます。
9. Q7800F の左側にある 5 本のネジを締め、Q270 と 7800 シリーズ
制 御 装 置 間 の 一 部 を電 気 的 に接 続します。
10. 10 本の取り付けネジがすべて締められていることを確認します。
11. Q7800F サブベースの黒い部分をキーホール ネジの上に戻し、ネ
ジを締めて取り付けを完了します。
12. 7800 シリーズ リレー モジュールを取り付けます。
13. システムの電 源 を入れ 直します。
アース
RM/EC7800 バーナー コントローラーには、アダプタ サブベースとコ
ントロール パネル/機器間を接続するアースが必要です。 アース線は、
内部短絡が発生した場合に、電流を流して 15 A ヒューズ (またはブレ
ーカー) を飛ばすことができなければなりません。 RM78/EC7800 は
機器フレームへの低インピーダンスのアース接続を必要とし、機器フ
レームはアースへの低インピーダンス接続を必要とします。 RF 周波
数で接地経路を低インピーダンスにするには、最大の表面積を持つ
最小長の導体で接続する必要があります。 パイプや電線管のネジ山、
ファスナーで固定された表面など、接地経路に沿って機械的に締め付
けられた接合部に非導電性コーティングがなく、合わせ面の腐食から
保 護 さ れて い る ことを 確 認 してくだ さい 。
推奨される接地方法
最大の表面積を持つ最小長の接地導体には、幅広のストラップまた
はブラケットをお勧めします。 リード線が必要な場合は、14 AWG 銅
線 を 使 用してくだ さい
配線
重要
通常、追加の配線は必要ありません。 交換するデバイスが
RA890F、H、または J である場合、追加の配線変更が必要です。
Q7800F1004 で、L1 電力を電源から Q7800F サブベースの端
子 3に供給します (図 2)。
M5647
GE
L2
3
4
5
6
7
8
9
10
F(11)
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
G
F
T
T
6
2
1
3
4
5
1
1
7800
Q7800F1004
(RA890 )
RA890FH J
L1 Q7800F
図 2. Q7800F1004 の内部配線図
点検
設置後、全面的なシステム点検を実行します。 機器メーカーから提
供されている手順や 7800 シリーズ リレー モジュールに付属のマニュ
アル に 従 ってくだ さ い 。
詳細
Honeywell Thermal Solutions 製品ファミリには、Honeywell Combustion
Safety、Eclipse、Exothermics、Hauck、Kromschröder、および Maxon が含ま
れます。 弊社製品の詳細については、ThermalSolutions.honeywell.com
をご覧になるか、Honeywell の営業担当技術者までお問い合わせください。
Honeywell Process Solutions
Honeywell Thermal Solutions (HTS)
1250 West Sam Houston Parkway
South Houston, TX 77042
ThermalSolutions.honeywell.com
® 米国登録商標
© 2019 Honeywell International Inc.
32-00261J-01 第 11.19 版
米国にて印刷
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