TE 30-A36

Hilti TE 30-A36 取扱説明書

  • Hilti TE 30-A36 コンバイハンマーの取扱説明書の内容を理解しています。この製品の使用方法、安全上の注意事項、メンテナンス方法など、ご質問にお答えできます。この説明書には、穴あけ、ハツリなどの機能、そして安全な作業のための重要な情報が含まれていますのでご安心ください。何かご質問があればお気軽にお尋ねください。
  • TE 30-A36 の使用前に確認すべきことは何ですか?
    TE 30-A36 で使用できるアクセサリーは何ですか?
    TE 30-A36 のメンテナンス方法を教えてください。
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1 文書について
1.1 本書について
ご使用前に本書をすべてお読みくださいこのことは、安全な作業と問題のない取扱いのための前提条
件となります。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
取扱説明書は常に製品とともに保管し、の人が使用する場合には、製品と取扱説明書を一緒にお渡し
ください。
1.2 記号の説明
1.2.1 警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。以下の注意喚起語が使用されています
危険
危険
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる危険性がある場合に注意を促すために使われます
警告
警告
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる可能性がある場合に注意を促すために使われます
注意
注意
この表記は、軽傷あるいは物財の損傷が発生する可能性がある場合に使われます。
1.2.2 本書の記号
本書では、以下の記号が使用されています
使用前に取扱説明書をお読みください
本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報
リサイクル可能な部品の取扱い
工具およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません
1.2.3 図中の記号
図中では以下の記号が使用されています
この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています
付番は図中の作業手順の順序に対応していて、本文の作業手順とは一致しない場合があります
概要図には項目番号が付されていて、製品概要セクションの凡例の番号に対応しています
この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。
1.3 製品により異なる記
1.3.1 製品に表示されている記号
製品には以下の記号が使用されています
回転のみ
回転+打撃(打撃穿孔
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ハツリ作業
チゼル角度調整
正逆回転機能
直径
無負荷回転数
毎分回転数
1.4 製品情報
製品はプロ仕様で製作されておりその使用、保守、修理を行うのは、認定を受けトレーニン
された人のみに限ります。これらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。
製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用、あるいは規定外の使用は危険です。
機種名および製造番号は銘板に表示されています。
製造番号を以下の表に書き写しておいてください。ヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせ
の際には、製品データが必要になります。
製品データ
コンビハンマードリ TE 30A36
製品世代 03
製造番号
1.5 適合宣言
当社は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な基準と標準規格に適合していることを宣言し
ます。適合宣言書の複写は本書の末尾にあります。
技術資料は本書の後続の頁に記載されています
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
2 安全
2.1 電動工具の一般安全注意事項
警告事項! 安全上の注意および指示事項をすべてお読みください。これらを守らないと、感電、火災お
よび/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
作業環境に関する安
作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてくださいちらかった暗い場所での作業は事故の原因となり
ます。
爆発の危険性のある環境(可燃性液体、スおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでく
ださい。電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
動工具の使用中子供や無係者を作場へ近づけなでくださ作業に気がそされると
本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
電気に関する安全注意事項
パイプ、ジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてく
ださい。体が触れると感電の危険が大きくなります。
電動工具を雨や湿気から保護してください。電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
作業者に関する安全
電動工具を使用の際には油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。れてい
る場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。負傷の危険を低減するために、電動工具の使
用状況に応じた粉じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してくだ
さい。
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電動工具の不意な始動は避けてください電動工具をバッテリーに接続する前や持ち上げたり運んだ
する前に、電動工具がオフになっていることを確認してください。電動工具のスイッチに指を掛けたま
ま運んだり、スイッチオンになっている本体を電源に接続すると、事故の原因となる恐れがあります
電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。調節キーやレンチが
本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります
作業中は不安定な姿勢をとらないでください。足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてくださ
い。これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
作業に適した作業着を着用してください。だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。髪、衣服、
手袋を本体の可動部に近づけないでください。ぶだぶの衣服、身具、長い髪が可動部に巻き込まれ
る恐れがあります。
吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続、使用されていることを確認
してください。吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
電動工具の使用および取扱い
無理のある使用を避けてください。作業用途に適した電動工具を使用してください。適切な電動工具の
使用により、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
スイッチが故障している場合には、電動工具を使用しないでください。スイッチで始動および停止操作
のできない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には、ッテリーを取り外してくだ
い。この安全処置により電動工具の不意の始動を防止することができます。
電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。本体に関する知
識のない方、本説明書をお読みでない方による本体のご使用は避けてください未経験者による電動工
具の使用は危険です
電動工具は慎重に手入れしてください。可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、動工具の
運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。電動工具を再度ご使用にな
る前に、損傷部分の修理を依頼してください。発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の使用が
原因となっています
先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、
作業が簡単かつ、スムーズになります。
電動工具アクセサリー、端工具などは、れらの説明書に記載されている指示に従って使用してく
ださい。その際は、業環境および用途についてもご注意ください。指定された用途以外に電動工具を
使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
バッテリー工具の使用および取扱い
ッテリーを充する場合は、ずメカー推奨の充電器使用してください特定タイのバッテ
リー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、火災の恐れがあります。
電動工具には、必ず指定されたバッテリーを使用してください。指定以外のバッテリーを使用すると、
負傷や火災の恐れがあります。
使用されていないバッテリーの近くに、事務用クリップ、硬貨、キー、釘、ネジ、その他の小さな金属物
を置かないでください。電気接点の短絡が起こることがあります。バッテリーの電気接点間が短絡する
と、火傷や火災が発生する危険があります。
バッテリーを正しく使用しないと、液漏れが発生することがあります。その場合、漏れた液には触れな
いでください。出したバッテリー液により、皮膚が刺激を受けたり火傷を負う恐れがあります。誤っ
てバッテリー液にれてしまった場合水で洗い流してくさいバッテリー液眼に入った場
は、水で洗い流して医師の診断を受けてください。
サービス
電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。た、必ず純正部品を使用してく
ださい。これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
2.2 ハンマーに関する安全上の注意
耳栓を着用してください。騒音により、聴覚に悪影響が出る恐れがあります。
本体には一緒に納品された補助ハンドルを使用してください。これ以外のハンドルを使用すると、コン
トロールを失ってけがをする恐れがあります。
端工具が隠れた電線に接触する可能性のある作業を行う場合は必ず本体の絶縁されたグリップ
持ってください通電しているケーブルと接触すると、本体の金属部分にも電圧がかかり、感電の危険
があります。
2.3 電動ハツリ機のその他の安全上の注意
作業者に関する安全
本製品は、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
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本体は決して加工や改造を加えないでください。
井、およ床のハツリ作の際には元がしっかり安定してることを確認てくださ
足場が突然に壊れると、バランスを失う危険があります!
剥がし作業の場合には、業側と反対の領域を保護してください。剥がれた部分が脱落、落下して他の
人を負傷させる危険があります。
使用中は、作業者および現場で直近に居合わせる人々は、切な保護メガネ、保護ヘルメット、耳栓、
保護手袋、および防じんマスクを着用しなければなりません。
保護手袋は先端工具の交換時にも着用してください。先端工具に触れると、切創事故や火傷の原因とな
ることがあります。
アイシールドを着用してください。破片が身体の一部、眼などを傷つけることもあります。
作業開始前に、作業場で発生する粉じんの危険有害度を調査してください。公的に承認された保護等級
および地域の粉じんに関する規定を満たした工業用集じん機を使用してください含鉛塗料、特定の種
類の木材、コンクリート/石材、石英を含む岩石、鉱物および金属などの母材から生じた粉じんは、健康
を害する恐れがあります。
作業場の良好な換気に注意し、必要に応じてそれぞれの粉じんに適した防じんマスクを着用してくださ
い。作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりするとアレルギー反応や呼吸器疾患を起
こす可能性があります。カシやブナ材などの特定の粉じんは、特に木材処理用の添加(クロム塩酸、
木材保護剤)使用されている場合、ガン性があるとされています。アスベストが含まれる母材は
必ず専門家が取り扱うようにしてください
休憩を取って、指を動かして血行を良くするように心がけてください。長時間作業の際には、動によ
り指、手あるいは手首の関節の血管あるいは神経系に障害が発生する可能性があります。
電気に関する安全注意事項
作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを調査してください。誤っ
て電線を損傷すると本体外側の金属部分により感電事故が発生する可能性があります。
電動工具の慎重な取扱いおよび使用
電動工具は停止するまで置かないでください。
3 製品の説
3.1 製品概要 1
@
チャック
;
デプスゲージリリースボタン
=
デプスゲージ
%
機能切り替えスイッ
&
正回転/逆回転切り替えスイッチ
(
無段変速スイッチ
)
バッテリーの充電/故障インジケーター
+
リリースボタン/充電状態インジケーター作
§
バッテリー
/
サイドハンドル
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3.2 正しい使用
本書で説明している製品はニューマチック構造の打撃機構を備えた充電式コンビハンマードリルです
本製品は、コンクリート、石材、木材および金属への穿孔作業用の工具です。さらに、本製品は石材への軽
度から中程度のハツリ作業、およびコンクリートへの再加工作業に使用できます。
本製品には、必ずHilti B 36 シリーズの Li-Ion バッテリーを使用してください。
これらのバッテリーには、必ずHilti C4/36 シリーズの充電器を使用してください。
3.3 考えられる誤った使
本製品は、健康を損なう危険のある母材を作業するには適していません
本製品は、湿気の多い環境での作業には適していません。
3.4 ATC
本体は、アクティブトルクコントロールATC(Active Torque Control)を装備しています。
先端工具がブロックしたりあるいは噛むと、本体は突然に作業者の操作によらずに反対方向へ回転します。
ATC は本体のこの突然の回転動作を検知し、本体を直ちにオフにします。
正しく作動するためには本体が回転できる必要があります。
シャットオフ機能が作動した後は、短時間コントロールスイッチから指を放してから再びコントロー
ルスイッチを操作して本体を再度オンにしてください。
3.5 モーター保護
本製品はモーター保護を装備していますモーター保護は入力電流とモーターの過熱をモニターして、本体
を加熱から保護します。
接触圧が高すぎてモーターが過負荷になると、本体の出力が著しく低下するか、本体が動作を停止すること
があります。
過負荷により停止または回転数の低下が発生した場合は、本体を負荷から解放して 30 秒間無負荷回転数
で作動させてください。
3.6 Li-Ion バッテリーのインジケーター
Li-Ion バッテリーの充電状態および本体の不具合は、Li-Ion バッテリーのインジケーターにより表示されま
す。Li-Ion バッテリーの充電状態は、2 つのバッテリーリリースボタンのいずれかを押すと表示されます
状態 意味
4 個の LED が点灯。 充電状態:75 %...100 %
3 個の LED が点灯。 充電状態:50 %...75 %
2 個の LED が点灯。 充電状態:25 %...50 %
1 個の LED が点灯。 充電状態:10 %...25 %
1 個の LED が点滅。 充電状態:< 10 %
1 個の LED が点滅、本体は作動不能状態。 バッテリーが過熱あるいは完全に放電している。
4 個の LED が点滅、本体は作動不能状態。 本体の過負荷あるいは過熱。
コントロールスイッチの操作中、およびこのスイッチから指を放してから 5 秒が経過するまでの間
は、充電状態を確認することはできません。
バッテリーのインジケーターの LED が点滅している場合は、「故障時のヒント」の章の注意事項を確
認してください。
3.7 本体標準セット構成
コンビハンマードリル、デプスゲージ付きサイドハンドル、取扱説明書。
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。本製品向けに弊社が承
認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当または最寄りのHilti センターにお
問い合わせいただくか、あるいはwww.hilti.com でご確認ください。
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4 製品仕様
4.1 製品仕様
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定格電圧
36 V
1 回当たりの打撃力(EPTA プロシージャ 05/2009 に準拠)
3.6 J
重量
5.1 kg
4.2 騒音および振動値について(EN 60745 準拠)
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測
定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。
記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、
異なる先端工具を取り付けて使用したり、手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異
なることがあります。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。
曝露値を正確に予測するためには、本体のスイッチをオフにしている時間や、本体が作動していても実際に
は使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著し
く低くなる可能性があります。作業者を騒音および/または振動による影響から保護するために他にも安
全対策を立ててください(例電動工具および先端工具の手入れや保守、手を冷やさないようにする、作業
手順の編成)
騒音排出値
TE 30A36
サウンドパワーレベ
103 dB
サウンドプレッシャーレベル (L、
pA
)
92 dB
サウンドパワー/騒音レベルの不確実性
3 dB
合計振動値
TE 30A36
金属への穿孔 (a
h, HD
)
5 m/s²
コンクリートへの打撃穿孔 (a
h, HD
)
10.6 m/s²
ハツリ作業 (a
h, Cheq
)
10.3 m/s²
不確実性
1.5 m/s²
5 ご使用方
5.1 作業準備
注意
負傷の危険 意図しない始動!
バッテリーを装着する前に、バッテリーを装着する製品のスイッチがオフになっていることを確認して
ください。
本体の設定、またはアクセサリーの交換の前にバッテリーを取り外してください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.1.1 バッテリーを装着する 2
1. ロックの音が聞こえるまでバッテリーを本体ホルダーに装着します。
2. バッテリーがしっかりと装着されていることを確認してください。
5.1.2 バッテリーを取り外す 3
1. バッテリーのロック解除ボタンを押します。
2. バッテリーを後方へ引き抜きます。
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5.1.3 バッテリーを充電する
バッテリーを許可された充電器に装着する前に、バッテリーの表面の汚れを落とし、乾かしてください。
充電方法については充電器の取扱説明書を参照してください。
バッテリーは許可された充電器で充電してください。
5.1.4 サイドハンドルを取り付ける 4
注意
負傷の危険! ロータリーハンマードリルのコントロールの喪失
サイドハンドルが正しく取り付けられ、しっかりと固定されていることを確認してくださいクランピ
ングバンドが本体の専用の溝にはまっていることを確認してください。
1. グリップを回してサイドハンドルのクランピングバンドを緩めます。
2. クランピングバンドを前方から取付け用溝のところまでスライドさせてチャックへと取り付けます。
3. サイドハンドルをご希望の位置にします。
4. グリップを回してサイドハンドルのクランピングバンドを張ります。
5.1.5 デプスゲージを調整する(オプション)5
1. サイドハンドルのリリースボタンを押します。
2. デプスゲージをご希望の穿孔深さにセットします。
3. リリースボタンから指を放します。
4. サイドハンドルが確実に取り付けられているか点検してください。
5.1.6 チャックを取り外す 6
注意
負傷の危険! 取り付けてあるが使用してはいないデプスゲージにより作業者の作業が妨げられます。
本製品からデプスゲージを取り外します。
チャックを交換する際は、機能切り替えスイッチを「ハツリ」 の位置にしてください
1. 本体からバッテリーを取り出し、
2. チャックをつかみ、ロックの 3 個のリングを引き上げます。
3. チャックを上方へ取り外します。
5.1.7 チャックを取り付ける 6
注意
負傷の危険! 取り付けてあるが使用してはいないデプスゲージにより作業者の作業が妨げられます。
本製品からデプスゲージを取り外します。
チャックを交換する際は、機能切り替えスイッチを の位置にしてください。
1. 本体からバッテリーを取り出し、
2. チャックをつかみ、ロックの 3 個のリングを引き上げます。
3. チャックをホルダーに挿入します。
4. ロックされるまでチャックを回します。
5.1.8 先端工具を装着する 7
1. 先端工具のコネクションエンドにグリスを軽く塗布します。
必ずHilti の純正グリスを使用してください。適切なグリスを使用すると本体損傷の原因となるこ
とがあります。
2. 先端工具をチャックのストップ位置まで差し込み、ロックさせます。
3. 装着後に先端工具を引っ張り、ロックされているか確認します。
製品は作動可能状態です。
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5.1.9 先端工具を取り外す 7
注意
負傷の危険! 使用中に先端工具が高温になる場合があります。
先端工具の交換時には保護手袋を着用してください。
熱くなっている先端工具を引火性の高い物質の上に置かないでください。
チャックロックスリーブをストップ位置まで引き戻し先端工具を取り外します。
5.2 作業
注意
損傷の危険 不正な取扱い!
作動中は、回転方向および/または機能選択用スイッチを操作しないでください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.2.1 機能切り替えスイッチ 8
機能切り替えスイッチを希望の作業位置にします。
作動中に機能切り替えスイッチを操作しないでください。損傷の危険!
5.2.2 回転のみ
機能切り替えスイッチを の位置にしてください。
5.2.3 回転+打撃(打撃穿孔)
機能切り替えスイッチを の位置にしてください。
5.2.4 チゼル角度調整
機能切り替えスイッチを の位置にしてください。
チゼルは 12 の異なる位置に(30° ステップで)調整することができます。これによってコールドチ
ゼルでもスケーリングチゼルでも、最適の角度で作業できます。
5.2.5 ハツリ作業
機能切り替えスイッチを の位置にしてください。
5.2.6 正逆回転機能 9
正回転/逆回転切り替えスイッチを希望の回転方向に設定します。
6 手入れと保守
警告
バッテリーを装着した状態における負傷の危険
手入れや保守作業の前に必ずバッテリーを取り外してください!
本体の手入れ
強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してくださいシリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
Li-Ion バッテリーの手入れ
バッテリーは清潔に保ち、オイルやグリスで汚さないようにしてください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してくださいシリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
湿気が入り込まないようにしてください。
保守
目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、作エレメントについては問題なく機能すること
を定期的に点検してください。
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損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。直ちHilti サービスセ
ンターに修理を依頼してください。
手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて機能を点検してください。
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。本製品向けに弊社が承
認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当またはHilti Store にお問い合わせ
いただくか、あるいはwww.hilti.group でご確認ください。
7 バッテリー装置の搬送および保管
搬送
注意
搬送時の予期しない始動
お使いの製品は、必ずバッテリーを装着していない状態で搬送してください
バッテリーを取り外します。
バッテリーは決して梱包しない状態で搬送しないでください。
本体とバッテリーを長距離にわたって搬送した後には使用の前に損傷がないかチェックしてください。
保管上の注意事項
注意
故障したあるいは液漏れしたバッテリーによる予期しない損傷
お使いの製品は、必ずバッテリーを装着していない状態で保管してください
本体とバッテリーは、できるだけ涼しくて乾燥した場所に保管してください。
バッテリーを太陽の直射下、ラジエーターの上、窓際等で保管しないでください。
本体とバッテリーは、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してください。
本体とバッテリーを長期間にわたって保管した後には使用の前に損傷がないかチェックしてください。
8 故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には弊社営業
担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください。
8.1 コンビハンマードリルは作動可能
故障 考えられる原因 解決策
バッテリーの消耗が通常より
も早い。
バッテリーの状態が好ましくない。 バッくだ
い。
バッテリーカチッと音
がするまでロックされない。
バッテリーのロッノッチが汚れ
ている。
ロックノッチを清掃してバッテ
リーを改めてロックしてくださ
い。
コントロールスイッチが押せ
ない、るいはブロックされ
ている。
正回転/逆回転切替えスイッチ
が中立位置。
正回転/逆回転切り替えスイッ
チを右または左へ押してくださ
い。
本体スピンドルが回転しない。 コンビンマードリル電子回路
の作動温度が許容囲を越えてい
る。
コンビハンマードリルを冷まし
てください。
バッテリーが放電している。 ッテリーを交換し空のバッ
テリーを充電してください。
コンビハンマードリルが自動
的にオフになる。
過負荷保機構(スピードレギ
レーター)が作動している。
コントロールスイッチから指を
放します。コンビハンマードリ
ルを冷ましてください。コント
ロールスイッチを改めて操作し
てください。負荷を低減してく
ださい。
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故障 考えられる原因 解決策
コンビハンマードリルあるい
はバッテリーが熱くなる。
電気的故障 コンルを
にオフにしてください。バッテ
リーを取り外して点検します。
バッ
い。Hilti サービスセンターに連
絡してください。
コンビハンマードリルの過負荷(適
用基準を超えている
用途に適した本体を選択してく
ださい。
先端工具をロックから取り出
せない。
チャックが完全にき戻されてい
ない。
クス
トップ位置まで引き戻し、先端
工具を取り外してください。
ドリルビットが切削しない。 ンビハンマーリルが逆転に
セットされている。
正回転/逆回転切り替えスイッ
チを正回転にしてください。
8.2 コンビハンマードリルは作動不能
故障 考えられる原因 解決策
LED 表示がない。 バッテリーが完全に着されて
ない。
バッテリーをカチッ」と音
するまでロックしてください。
バッテリーが放電している。 ッテリーを交換し空のバッ
テリーを充電してください。
バッテリーの温度が高すぎる、また
は低すぎる。
バッテリーを推奨運転温度まで
冷やしてください/暖めてくだ
さい。
1 個の LED が点滅。 バッテリーが放電している。 ッテリーを交換し、空のバッ
テリーを充電してください。
バッテリーの温度が高すぎる、また
は低すぎる。
バッテリーを推奨運転温度まで
冷やしてください/暖めてくだ
さい。
4 個の LED が点滅。 コンビハンマードリの短時間
過負荷。
コンチか
を放し、改めてコントロールス
イッチを操作してください。
過熱保護が作動した コンビハンマードリルを冷まし
て、通気溝を清掃してください。
9 廃棄
Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されな
ければなりません。多くの国でHilti は、古い電動工具をリサイクルのために回収しています。詳細について
は弊社営業担当またHilti 代理店・販売店にお尋ねください。
電動工具、電子機器およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません!
10 メーカー保証
保証条件に関するご質問は、最寄りのHilti 代理店販売店までお問い合わせください。
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