Hilti TE 4-A22 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
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1 文書について
1.1 本書について
ご使用前に本書をすべてお読みくださいこのことは、安全な作業と問題のない取扱いのための前提条
件となります。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
取扱説明書は常に製品とともに保管し、の人が使用する場合には、製品と取扱説明書を一緒にお渡し
ください。
1.2 記号の説明
1.2.1 警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです以下の注意喚起語が使用されています
危険
危険
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる危険性がある場合に注意を促すために使われます。
警告
警告
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる可能性がある場合に注意を促すために使われます。
注意
注意
この表記は、軽傷あるいは物財の損傷が発生する可能性がある場合に使われます。
1.2.2 本書の記号
本書では、以下の記号が使用されています
使用前に取扱説明書をお読みください
本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報
リサイクル可能な部品の取扱い
工具およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません
1.2.3 図中の記号
図中では以下の記号が使用されています
この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています
付番は図中の作業手順の順序に対応していて、本文の作業手順とは一致しない場合があります
概要図には項目番号が付されていて、製品概要クションの凡例の番号に対応しています
この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。
1.3 製品により異なる記
1.3.1 製品に表示されている記号
製品には以下の記号が使用されている場合があります
回転のみ
回転+打撃(回転 + 打撃)
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正逆回転機能
電気絶縁保護クラス II(二重絶縁)
無負荷回転数
直流
Li-Ionen バッテリー
使用されているHilti Li-Ion ッテリーのモデルシリーズ。正しい使用の章の記載に注意してくだ
さい。
無線データ転送
1.4 製品情報
製品はプロ仕様で製作されており、その使用、保守、修理を行うのは、認定を受けトレーニング
された人のみに限ります。これらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。
製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用、あるいは規定外の使用は危険です。
機種名および製造番号は銘板に表示されています。
製造番号を以下の表に書き写しておいてください。ヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせ
の際には、製品データが必要になります。
製品データ
ロータリーハンマードリル TE 4A22
製品世代 02
製造番号
1.5 適合宣言
当社は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な基準と標準規格に適合していることを宣言し
ます。適合宣言書の複写は本書の末尾にあります。
技術資料は本書の後続の頁に記載されています
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, JA
2 安全
2.1 電動工具の一般安全注意事項
警告事項! 安全上の注意および指示事項をすべてお読みください。これらを守らないと、感電、火災お
よび/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
作業環境に関する安
作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてくださいちらかった暗い場所での作業は事故の原因となり
ます。
爆発の危険性のある環境(可燃性液体、スおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでく
ださい。電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
動工具の使用中子供や無係者を作場へ近づけなでくださ作業に気がそされると
本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
電気に関する安全注意事項
パイプ、ジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてく
ださい。体が触れると感電の危険が大きくなります。
電動工具を雨や湿気から保護してください。電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
作業者に関する安全
電動工具を使用の際には油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。れてい
る場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
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個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。負傷の危険を低減するために、電動工具の使
用状況に応じた粉じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してくだ
さい。
電動工具の不意な始動は避けてください電動工具をバッテリーに接続する前や持ち上げたり運んだ
する前に、電動工具がオフになっていることを確認してください。電動工具のスイッチに指を掛けたま
ま運んだり、スイッチオンになっている本体を電源に接続すると、事故の原因となる恐れがあります。
電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。調節キーやレンチが
本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります。
作業中は不安定な姿勢をとらないでください。足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてくださ
い。これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
作業に適した作業着を着用してください。だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。髪、衣服、
手袋を本体の可動部に近づけないでください。ぶだぶの衣服、装身具、長い髪が可動部に巻き込まれ
る恐れがあります。
吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続、使用されていることを確認
してください。吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
電動工具の使用および取扱い
無理のある使用を避けてください。作業用途に適した電動工具を使用してください。適切な電動工具の
使用により、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
スイッチが故障している場合には、電動工具を使用しないでください。スイッチで始動および停止操作
のできない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には、ッテリーを取り外してくだ
い。この安全処置により電動工具の不意の始動を防止することができます。
電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。本体に関する知
識のない方、本説明書をお読みでない方による本体のご使用は避けてください未経験者による電動工
具の使用は危険です
電動工具は慎重に手入れしてください。可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、動工具の
運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。電動工具を再度ご使用にな
る前に、損傷部分の修理を依頼してください。発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の使用が
原因となっています
先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、
作業が簡単かつ、スムーズになります。
電動工具アクセサリー、端工具などは、れらの説明書に記載されている指示に従って使用してく
ださい。その際は、業環境および用途についてもご注意ください。指定された用途以外に電動工具を
使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
バッテリー工具の使用および取扱い
ッテリーを充する場合は、ずメカー推奨の充電器使用してください特定タイのバッテ
リー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、火災の恐れがあります。
電動工具には、必ず指定されたバッテリーを使用してください。指定以外のバッテリーを使用すると、
負傷や火災の恐れがあります。
使用されていないバッテリーの近くに、事務用クリップ、硬貨、キー、釘、ネジ、その他の小さな金属物
を置かないでください。電気接点の短絡が起こることがあります。バッテリーの電気接点間が短絡する
と、火傷や火災が発生する危険があります。
バッテリーを正しく使用しないと、液漏れが発生することがあります。その場合、漏れた液には触れな
いでください。出したバッテリー液により、皮膚が刺激を受けたり火傷を負う恐れがあります。誤っ
てバッテリー液にれてしまった場合水で洗い流してくさいバッテリー液眼に入った場
は、水で洗い流して医師の診断を受けてください。
サービス
電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。た、必ず純正部品を使用してく
ださい。これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
2.2 ロータリーハンマードリルに関するその他の安全上の注意
作業者に関する安全
本製品は、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
本体は決して加工や改造を加えないでください。
本体には一緒に納品された補助ハンドルを使用してください。これ以外のハンドルを使用すると、コン
トロールを失ってけがをする恐れがあります。
剥がし作業の場合には、業側と反対の領域を保護してください。剥がれた部分が脱落、落下して他の
人を負傷させる危険があります。
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本体は、に両手でグリップを掴んでしっかりと保持してください。グリップは乾燥した清潔な状態を
保ってください。
端工具が隠れた電線に接触する可能性のある作業を行う場合は必ず本体の絶縁されたグリップ
持ってください。電しているケーブルと接触すると、本体の金属部分にも電圧がかかり、感電の危険
があります。
回転部品に触れないでください - 負傷の危険!
本体の使用中は、適切な保護メガネ、保護ヘルメット、耳栓、保護手袋および防じんマスクを着用してく
ださい。
保護手袋は先端工具の交換時にも着用してください。先端工具に触れると、切創事故や火傷の原因とな
ることがあります。
アイシールドを着用してください。破片が身体の一部、眼などを傷つけることもあります。
作業開始前に、作業場で発生する粉じんの危険有害度を調査してください。公的に承認された保護等級
および地域の粉じんに関する規定を満たした工業用集じん機を使用してください含鉛塗料、特定の種
類の木材、コンクリート/石材、石英を含む岩石、鉱物および金属などの母材から生じた粉じんは、健康
を害する恐れがあります。
作業場の良好な換気に注意し、必要に応じてそれぞれの粉じんに適した防じんマスクを着用してくださ
い。作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりするとアレルギー反応や呼吸器疾患を起
こす可能性があります。カシやブナ材などの特定の粉じんは、特に木材処理用の添加(クロム塩酸、
木材保護剤)使用されている場合、ガン性があるとされています。アスベストが含まれる母材は
必ず専門家が取り扱うようにしてください
休憩を取って、指を動かして血行を良くするように心がけてください。長時間作業の際には、動によ
り指、手あるいは手首の関節の血管あるいは神経系に障害が発生する可能性があります。
電気に関する安全注意事項
作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを調査してください。誤っ
て電線を損傷すると本体外側の金属部分により感電事故が発生する可能性があります。
電動工具の慎重な取扱いおよび使用
先端工具がブロックしたら直ちに電動工具をオフにします。本体は側方へとずらすことができます。
電動工具は停止するまで置かないでください。
2.3 バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
LiIon バッテリーの搬送、保管、作動については特別規定を守ってください。
バッテリーは高温、直射日光および火気を避けて保管してください。
バッテリーを分解したり、挟んだり、80 °C 以上に加熱したり、燃やしたりしないでください。
衝撃を受けたことのあるバッテリー、1 m を超える高さから落下したことのあるバッテリー、るいは
その他の損傷を被っているバッテリーを使用あるいは充電しないでください。この場合には、必ず最寄
りのHilti サービスセンターにご連絡ください。
バッテリーが掴むことのできないほどに熱くなっている場合は、故障している可能性があります。製品
を監視可能な火気のない場所に可燃性の資材から十分に距離をとって置き、冷ましてください。この場
合には、必ず最寄りのHilti サービスセンターにご連絡ください。
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3 製品の説明
3.1 各部名称、操作部/表示部名称 1
@
防じんカバー
;
チャック
=
先端工具ロック解除
%
機能切り替えスイッ
&
デプスゲージ
(
正回転/逆回転切り替えスイッチ(スイッチ
オンロック付き)
)
無段変速スイッチ
+
グリップ
§
バッテリー
/
充電状態および故障インジケーター(Li-Ion
バッテリー)
:
バッテリーリリースボタン
TE DRS-4-A(01) 集じんモジュール接続部
$
サイドハンドル
3.2 正しい使用
本書で説明している製品は、充電式ロータリーハンマードリルです。本製品は、鋼材と木材ならびに石材へ
の穿孔(回転のみ)コンクリートおよび石材への打撃穿孔、ネジの取付け、取外し用の工具です。
本製品には、必ずHilti B 22 シリーズの Li-Ion バッテリーを使用してください。
これらのバッテリーには、必ずHilti C4/36 シリーズの充電器を使用してください。
3.3 Li-Ion バッテリーのインジケーター
Li-Ion バッテリーの使用時にはいずれかのリリースボタンを押すと充電状況を表示させることができます。
状態 意味
4 個の LED が点灯。 充電状態:75 %...100 %
3 個の LED が点灯。 充電状態:50 %...75 %
2 個の LED が点灯。 充電状態:25 %...50 %
1 個の LED が点灯。 充電状態:10 %...25 %
1 個の LED が点滅。 充電状態:< 10 %
作業作業電状取りせんーのインーの
LED が点滅している場合は「故障かな? と思った時」の章の注意事項を確認してください。
3.4 本体標準セット構成
ロータリーハンマードリル、サイドハンドル、デプスゲージ、取扱説明書。
粉じんの飛散を防止するために、アクセサリーとしてTE DRS-4-A (01) 集じんモジュールが提供されています。
その他の本製品用に許可されたシステム製品については、弊社営業担当またはHilti センターにお問い合わ
いただくか、あるいはwww.hilti.com でご確認ください。
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4 製品仕様
4.1 ロータリーハンマードリル
TE 4A22
EPTA Procedure 01 に準拠した重量(B22⁄8.0 バッテリーを含む)
3.9 kg
1 回当たりの打撃力(EPTA プロシージャ 05/2009 に準拠)
2 J
コンクリート/石材への穿孔(ハンマードリルビット)
5 mm 16 mm
木材への穿孔(木工用ドリルビット)
3 mm 20 mm
金属への穿孔(鉄工用ドリルビット)
3 mm 10 mm
4.2 騒音および振動値について
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測
定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。
記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、
異なる先端工具を取り付けて使用したり、手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異
なることがあります。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。
曝露値を正確に予測するためには、本体のスイッチをオフにしている時間や、本体が作動していても実際に
は使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著し
く低くなる可能性があります。業者を騒音および/または振動による影響から保護するために他にも
安全対策を立ててください(例電動工具およびの先端工具の手入れや保守、手を冷やさないようにする、
作業手順の計画を立てる)
騒音排出値、EN 60745 準拠
サウンドパワーレベ (L
WA
)
99 dB(A)
サウンドパワーレベルの不確実性 (K
WA
)
3 dB(A)
排出サウンドプレッシャーレベル (L
pA
)
88 dB(A)
サウンドプレッシャーレベルの不確実性 (K
pA
)
3 dB(A)
合計振動値、EN 60745 に準拠して検査
コンクリートへの打撃穿孔 (a
h, HD
)
11 m/s²
不確実性 (K)
1.5 m/s²
5 ご使用方法
5.1 作業準備
注意
負傷の危険 意図しない始動!
バッテリーを装着する前に、バッテリーを装着する製品のスイッチがオフになっていることを確認して
ください。
本体の設定、またはアクセサリーの交換の前にバッテリーを取り外してください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.1.1 サイドハンドルを取り付ける 2
1. グリップを回してサイドハンドルのクランピングバンドを緩めます。
2. クランピングバンドを前方から取付け用溝のところまでスライドさせてチャックへと取り付けます。
3. サイドハンドルをご希望の位置にします
4. グリップを回してサイドハンドルのクランピングバンドを張ります。
5.1.2 バッテリーを装着す 3
1. ロックの音が聞こえるまでバッテリーを本体ホルダーに装着します。
2. バッテリーがしっかりと装着されていることを確認してください。
5.1.3 バッテリーを取り外 4
1. バッテリーのロック解除ボタンを押します。
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2. バッテリーを後方へ引き抜きます。
5.1.4 先端工具を装着する 5
1. 先端工具のコネクションエンドにグリスを軽く塗布します。
必ず Hilti の純正グリスを使用してください。不適切なグリスを使用すると本体損傷の原因となるこ
とがあります。
2. 先端工具をチャックのストップ位置まで差し込み、ロックさせます。
3. 装着後に先端工具を引っ張り、ロックされているか確認します。
製品は作動可能状態です。
5.1.5 先端工具を取り外す 6
警告
負傷の危険 使用中に先端工具が高温になる場合があります。
先端工具の交換時には保護手袋を着用してください。
チャックロックスリーブをストップ位置まで引き戻し先端工具を取り外します。
5.1.6 デプスゲージを取り付ける(オプション)7
1. グリップを回してサイドハンドルのクランピングバンドを緩めます。
2. デプスゲージを前方から取付け用の 2 個のガイド穴に通します。
3. グリップを回してサイドハンドルのクランピングバンドを張ります。
5.2 作業
注意
損傷の危険 不正な取扱い!
作動中は、回転方向および/または機能選択用スイッチを操作しないでください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.2.1 回転方向
回転方向を設定します。
スイッチはこの位置でロックされます。
5.2.2 回転のみ 8
機能切り替えスイッチを の位置にします。
5.2.3 回転+打撃 8
機能切り替えスイッチを の位置にします。
6 手入れと保守
6.1 手入れと保守
警告
バッテリーを装着した状態における負傷の危険
手入れや保守作業の前に必ずバッテリーを取り外してください!
本体の手入れ
強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してくださいシリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
Li-Ion バッテリーの手入れ
バッテリーは清潔に保ち、オイルやグリスで汚さないようにしてください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してくださいシリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
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湿気が入り込まないようにしてください。
保守
目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、作エレメントについては問題なく機能すること
を定期的に点検してください。
損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。直ちHilti サービスセ
ンターに修理を依頼してください。
手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて機能を点検してください。
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。本製品向けに弊社が承
認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当またはHilti Store にお問い合わせ
いただくか、あるいはwww.hilti.group でご確認ください。
6.2 防じんカバーの清掃
チャックの防じんカバーは、清潔な乾いた布で定期的に清掃してください。
シーリングリップをていねいに拭き、Hilti グリスを薄く塗布します。
シーリングリップに損傷がある場合は、防じんカバーを必ず交換してください。
7 搬送および保管
7.1 バッテリー装置の搬送および保管
搬送
注意
搬送時の予期しない始動
お使いの製品は、必ずバッテリーを装着していない状態で搬送してください!
バッテリーを取り外します。
バッテリーは決して梱包しない状態で搬送しないでください。
本体とバッテリーを長距離にわたって搬送した後には、使用の前に損傷がないかチェックしてください。
保管上の注意事項
注意
故障したあるいは液漏れしたバッテリーによる予期しない損傷
お使いの製品は、必ずバッテリーを装着していない状態で保管してください!
本体とバッテリーは、できるだけ涼しくて乾燥した場所に保管してください。
バッテリーを太陽の直射下、ラジエーターの上、窓際等で保管しないでください。
本体とバッテリーは、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してください。
本体とバッテリーを長期間にわたって保管した後には使用の前に損傷がないかチェックしてください。
8 故障かな? と思った時
8.1 故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業
担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください。
8.2 ロータリーハンマードリルは作動不能状態
故障 考えられる原因 解決策
LED 表示がない。 ッテーが完全に装着さてい
ない。
バッテリーをカチッカチッ」
と音がするまでロックする。
バッテリーが放電している。 ッテリーを交換し、空のバッ
テリーを充電する。
1 個の LED が点滅。 バッテリーが放電している。 ッテリーを交換し、空のバッ
テリーを充電する。
バッテリーの温度が高すぎる、また
は低すぎる。
バッテリーを推奨運転温度まで
冷やす/暖める。
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故障 考えられる原因 解決策
4 個の LED が点滅。 ロータリーハンマドリルの短時
間の過負荷。
コンチか
を放し、改めてコントロールス
イッチを操作する。
8.3 ロータリーハンマードリルは作動可能状態
故障 考えられる原因 解決策
打撃がない。 ロータリーハンマドリルの温度
が低すぎる。
ロータリーハンマードリルを母
材に接触させて、イドリング
回転させる。打撃機構が始動す
るまでこれを繰り返す。
機能切りえスイッ転の
み」 に設定されている。
を「回
+ 打撃」 にする。
ロータリーハンマドリルが逆回
転になっている。
正回転/逆回転切り替えスイッ
チを正回転にする。
コントロールスイッチが押せ
ない、あるいは動かない。
正回転/逆回転切替えスイッチ
が中立位置。
正回転/逆回転切り替えスイッ
チを右または左へ押す。
本体スピンドルが回転しない。 ロータリーハンマドリル本体の
電子回路の作動温が許容範囲を
越えている。
ロータリーハンマードリルを冷
ます。
バッテリーが放電している。 ッテリーを交換し、空のバッ
テリーを充電する。
ロータリーハンマードリルが
自動的にオフになる
過負荷保機構(スピードレギ
レーター)が作動している。
コンチか
を放す。ロータリーハンマード
リルを冷ます。コントロールス
イッチを改めて操作する。負荷
を低減する。
バッテリーの消耗が通常より
も早い。
周囲温度が低すぎる ッテリーをゆっくり室温ま
暖める。
バッテリーが「カチッカチッ」
と音がするまでロックされな
い。
バッテリーのロッノッチが汚れ
ている。
ロックノッチを清掃してバッテ
リーを改めてロックする。
ロータリーハンマードリルあ
るいはバッテリーが熱くなる。
電気的故障 ドリ
直ちにオフにするバッテリー
を取り外して点検する。バッテ
リーを冷ます。Hilti サービスセ
ンターに連絡する。
ロータリーハンマドリルの過負
(適用基準を超えている)
用途に適した本体を選択する。
先端工具をロックから取り出
せない。
チャックが完全にき戻されてい
ない。
クス
トップ位置まで引き戻し、先端
工具を取り外す。
先端工具が切削しない。 ロータリーハンマドリルが逆回
転になっている。
正回転/逆回転切り替えスイッ
チを正回転にする。
機能切りえスイッ転の
み」 に設定されている。
を「回
+ 打撃」 にする。
9 廃棄
Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されな
ければなりません。多くの国でHilti は、古い電動工具をリサイクルのために回収しています。詳細について
は弊社営業担当またHilti 代理店・販売店にお尋ねください。
バッテリーを廃棄す
バッテリーを誤った方法で廃棄すると、漏出するガスあるいはバッテリー液により健康を損なう危険があり
ます。
損傷したバッテリーを送付しないでください!
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短絡を防止するために接続部を非導電性のもので覆ってください。
バッテリーは子供が手を触れることのないように廃棄してください。
バッテリーの廃棄は、最寄りのHilti Store あるいは適切な廃棄物処理業者に依頼してください。
電動工具、電子機器およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません
10 RoHS(有害物質使用制限に関するガイドライン)
下記のリンクより、有害物質を記載した表を確認できます:qr.hilti.com/r3159232。
本書の最終ページに RoHS 表にリンクした QR コードがあります。
11 メーカー保証
保証条件に関するご質問は、最寄りのHilti 代理店・販売店までお問い合わせください。
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Hilti TE 4-A22 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

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