安全性を確保するための警告・注意事項
●表示の説明
●使用流体・環境について
●配管・取付について
●配線について
●使用・メンテナンス時
①各部の名称と機能
●本製品の流量は、20℃ 1 気圧(101kPa)での体積流量に換算
した、質量流量で計測しています。
●計量法に適合しておりませんので、商取引にはご使用にならない
でください。
●適用流体以外の流体については、精度の保証はできませんので
使用しないでください。また、腐食性・可燃性のガス・酸素につい
てはご使用にならないでください。
●コンプレッサからの圧縮空気にはドレン(水・酸化オイル・異物等)
が含まれていますので、センサの一次側(上流)にフィルタ、エア
ードライアおよびオイルミストフィルタを取付けてご使用ください。
●本製品を吸着確認等でご使用の場合は、吸入側の上流に必ずエ
アフィルタを取り付け、異物・水分の吸入を防止してください。
●亜硫酸ガス等の腐食性ガス雰囲気では使用しないでください。
●周囲温度・流体温度は0~50℃の範囲内でご使用ください。ま
た、急激な温度変化で結露が発生するような場所では使用しない
でください。
●最高使用圧力以上、使用流量範囲外での使用は故障の原因とな
りますので、仕様範囲内でご使用ください。
●本製品の保護構造はIP40相当です。水分、塩分、塵埃及び切り
粉がある場所、加圧、減圧環境下には設置しないでください。
取扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う危険な状態が生じる
ことが想定され、かつ危険発生時の緊急性が高い限定的な場合。
取扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う危険な状態が生じる
ことが想定される場合。
取扱いを誤った場合に、軽傷を負うかまたは物的損害のみが発生
する危険な状態が生じることが想定される場合。
注意
!
警告
!
危険
!
●引火性の流体には、絶対に使用しないでください。
●爆発性ガス雰囲気では、絶対に使用しないでください。防爆構造
になっていませんので、爆発火災を引起こす可能性があります。
注意
!
警告
!
危険
!
●流体の流れ方向とボディに指示された方向をあわせてください。
●配管に取付る時は、接続ポートに過大なねじ込みトルクや荷重ト
ルクが加わらないようにしてください。
●配管の前には、配管内の異物・切粉等を除去してください。
●配管の際には、金属部にスパナ掛け等を行い樹脂部に力が加わ
らないようにしてください。
●配管の際には、シールテープや接着剤が入らないようにしてくだ
さい。
●金属ボディでOUT側開放で使用の場合でも、必ず継手を接続して
ください。ポートフィルタがはずれる恐れがあります。
●ワンタッチ継手をご使用の場合、チューブを確実に挿入し、チュー
ブを引いて抜けないことを確認してからご使用ください。
●製品にねじり、引張り、モーメント荷重がかからないようにしてくだ
さい。
●流量表示部は液晶を用いております。角度によって見えにくくなる
場合があります。
●本製品は上下左右どの方向にも取付ることができます。
●漏れがゼロを必要とするストップ弁としては使用できません。製品
の仕様上ある程度の漏れを許容しています。
●ニードル弁の流路内の発塵はゼロではありませんので、発塵が
問題となる回路ではファイナルクリーンフィルタを合わせてご使用
下さい。
●パネル取付時は、必ず先に配管等を行ってから取付て下さい。
●ロックナットに緩みがないことを確認してください。ロックナットが
緩んでいると、アクチュエータの速度制御ができなくなります。
●ニードル弁は抜け止め機構付きですがニードルの回し過ぎは破
損の原因となります
注意
!
●電源電圧及び出力は、使用電圧・電流でご使用ください。使用電
圧以上の電圧を印加すると、誤作動、センサの破損および感電や
火災の原因となります。
また、出力の定格を超える負荷は、使用しないでください。出力
の破損や火災の原因となります。
危険
!
●配線は電源を切った状態で行なってください。
作業前・作業中は人体・工具装置に帯電した静電気を放電させ
て、作業を行なってください。可動部にはロボット用線材のように
耐屈曲性能のある線材を接続配線してください。
●本製品および配線は、強電線などのノイズ源から極力離して設置
してください。電源線に乗るサージは別に対策をとってください。
●負荷を短絡しないでください。破裂したり焼損したりする恐れがあ
ります。
●電源極性など誤配線しないでください。破裂したり焼損したりする
恐れがあります。
●金属ボディタイプでは電源の-または+に接続された装置のF.G.
とボディを接続して使用してください。また、絶縁抵抗・耐圧試験は
行わないでください。破損したり焼損したりする恐れがあります。
●コネクタを接続後は、必ずコネクタカバーを取付けてください。
●直接ケーブルの引出し部およびコネクタ部にストレスがかからな
いようにしてください。
警告
!
●出力精度は、温度特性の他に通電による自己発熱の影響も受け
ます。ご使用時には、待機時間(通電後5分以上)もうけるようにし
てください。
●本製品は、通電直後は、自己診断のため約4秒は。流量検出スイ
ッチ動作を行いません。通電後約4秒は信号を無視する制御回
路・プログラムとしてください。
●本製品の故障が、重大な事故につながる用途では、必ずフェー
ル・セーフの機構を設けてください。
●漏れがゼロを必要とするストップ弁としては使用できません。製品
の仕様上ある程度の漏れを許容しています。
●ニードル弁の流路内の発塵はゼロではありませんので、発塵が
問題となる回路ではファイナルクリーンフィルタを合わせてご使用
ください。
警告
!
●出力の設定値を変更する場合は、制御系装置が意図しない動作
をする可能性がありますので、装置を停止してから変更してくださ
い。
●故障の原因となりますので、分解・改造はしないでください。
●動作中に異常が発生場合は、すぐに電源を遮断し、使用を中止
し、販売店に連絡をしてください。
●汚れ等を取るために、溶剤・アルコール・洗浄剤などは使用しない
でください。樹脂を侵す恐れがあります。薄めた中性洗剤を堅く絞
ったウエスなどで拭き取ってください。
●流量範囲を超えた場合でも、アナログ出力されます。表示につい
ては、「Hi」または「Lo」表示となります。ただし、精度保証外となり
ます。
●表示部を押さないでください。故障の原因となります。
●ツマミの全閉、全開時はツマミを強く廻しすぎない様にして下さい
(0.05N・m 以下)。また、ニードル調整は、ロックナットを摘んで行
わないようにして下さい。ニードルのガジリや破損の原因となりま
す。
注意
!
MODEキー
・各種設定モードに入るときに設定します。
・流量表示に戻すときに使用します。
・ピークホールド動作を解除するときに使用します。
△(UP)キー
・流量表示時に、CH1のデータを
順次表示します。
・ピークホールド動作時に、最高値
の表示をします。
・モード選択時には、モードの決定
をします。
・各データの設定時には、数値等
のカウントアップに使用します。
▽(DOWN)キー
・流量表示時に、CH2のデータを順次表示します。
・ピークホールド動作時に、最低値の表示をします。
・各データの設定時には、数値等のカウントダウンに
使用します。
メイン表示部(緑色/赤色)
・流量表示、設定値を表示します。
・表示色を切り替えることができます。
サブ表示部(緑色/赤色)
・流れ方向・動作状態等を表示します。
・表示色を切り替えることができます。
流量単位表示(緑色)
・流量単位を表示します。
出力(OUT1)表示(緑色)
・CH1出力ON時点灯します。
・過電流検出時に点滅します。
出力(OUT2)表示(緑色)
・CH2出力ON時点灯します。
・過電流検出時に点滅します。
ツマミ
・流量を調整します。
ロックナット
・ツマミを固定するときに使用します。
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