Hilti DD 120 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
*274867*
274867
DD 120
Operating instructions en
Mode d’emploi fr
Kulllanma Talimatı tr
ar
ja
ko
cn
zh
Printed: 20.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5127374 / 000 / 03
1
+≠
2
7
4
6
5
8
+[
9
3
+|
+]
+“
+{
+}
+#
+#
1
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"“
"#
"≠
55
2
3
1
203mm/8"
4/6
"[
"]
1
2
2
"{
"|
2
3
4
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2
1/3
64
5
2
1
4
3
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1
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5
4
1
8
3
2
3
4
5
1
2/5
2/5
1
56
7
8
910
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ja
78
Printed: 20.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5127374 / 000 / 03
オリジナル取扱説明書
DD 120 ダイアモンドコアドリル
ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みくださ
い。
この取扱説明書は必ず本体と一緒に保管してくだ
さい。
他の人が使用する場合には、本体と取扱説明書
を一緒にお渡しください。
目次
1 一般的な注意 79
2 製品の説明 81
3 アクセサリー 83
4 製品仕様 84
5 安全上の注意 85
6 ご使用前に 87
7 ご使用方法 90
8 手入れと保守 93
9 故障かな? と思った時 94
10 廃棄 95
11 本体に関するメーカー保証 96
12 EU 規格の準拠証明 (原本) 96
1 この数字は該当図を示しています。 図は取扱説明書
の冒頭にあります。
この説明書で 「本体」 と呼ばれる工具は、 常に
DD 120 ダイアモンドコアドリルを指しています
各部名称、 操作部/表示部名称 (本体およびドリルス
タンド) 1
DD 120 ダイアモンドコアドリル
@
サービスインジケーター
;
パワーインジケーター
=
ON/OFF スイッチ
%
ギア選択スイッチ
&
ギア部
(
モーター
)
カーボンブラシカバー
+
ウォータースイベル
§
漏電遮断機付き電源コード
/
盗難防止インジケーター (オプション)
:
キャリッジ
·
キャリッジブレーキ
$
キャリッジの遊び調整スクリュー
£
コラム
|
チャック
¡
アンカーベースプレート
Q
ハンドル
W
エンドストップ
E
レベル調整スクリュー
あるいはコンビベースプレート (アンカーまたはバ
キューム) 2
R
圧力ゲージ
T
バキュームリリースバルブ
Z
バキュームシール
U
バキュームホース
アクセサリー 3
ファスニング
I
クランピングスピンドル
O
クランピングスピンドルナット
P
アンカー
水処理システム 4
Ü
ウォーターコレクターホルダー
[
ウォーターコレクター
1 一般的な注意
1.1 安全に関する表示とその意味
危険
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる危険性が
ある場合に注意を促すために使われます。
警告事項
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる可能性が
ある場合に注意を促すために使われます。
注意
この表記は、 軽傷あるいは所持物の損傷が発生する可能
性がある場合に使われます。
注意事項
この表記は、 本製品を効率良く取り扱うための注意事項
や役に立つ情報を示す場合に使われます。
ja
79
Printed: 20.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5127374 / 000 / 03
VACUUM
VACUUM
1.2 記号の説明と注意事項
禁止表示
クレーンに
よる搬送
禁止
警告表示
一般警告
事項
電気に関す
る警告事項
高温に関す
る警告事項
義務表示
保護メガネ
を着用して
ください
保護ヘル
メットを着
用してくだ
さい
耳栓を着
用してくだ
さい
保護手
袋を着用し
てください
安全靴を着
用してくだ
さい
ご使用
前に取扱説
明書をお
読みくだ
さい
略号
毎分回転数 ロックシン
ボル
盗難防止シ
ステム搭載
リサイク
ル規制部品
です
コンビベースプレートに関して
バキュームベースプレートを接続して水平方向の穿
孔作業をする場合には、 ドリルスタンドを固定させるた
めの付加的な措置を必ず施してください。
ドリルスタンドを使用した上向きの穿孔作業をす
る場合には、 バキュームベースプレートを使用してはな
りません。
ja
80
Printed: 20.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5127374 / 000 / 03
PRCD
GFCI
208188 B/2.2004
本体に関して
天井への施工時には、 湿式バキュームクリーナーに接
続した水処理システムを必ず使用してください
本体に関して
必ず正常に作動する漏電遮断機を使用してください。
機種名造番号の表示箇所
機種名および製造番号は本体の銘板に表示されていま
す。 当データを御自身の取扱説明書にメモ書きしてお
き、 お問い合わせなどの必要な場合に引用してくださ
い。
機種名
製造番号
2 製品の説明
2.1 正しい使用
DD 120 はダイアモンドコアビットにより (強化された) コンクリート、 石材等へ貫通穴および非貫通穴を明けるよ
うに設計された湿式の電動ダイアモンドコアドリルで、 ドリルスタンドに固定して使用します (手持ちでは使用で
きません)
本体を使用する場合は、 アンカーまたはバキュームベースプレートを使用してしっかりと母材に固定してください。
けがの可能性を防ぐため、 ヒルティ純正のコアビットと DD 120 アクセサリーのみを使用してください。
ご使用になるアクセサリーの安全および操作上の注意事項にもご留意ください。
取扱説明書に記述されている使用、 手入れ、 保守に関する事項に留意してご使用ください。
ja
81
Printed: 20.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5127374 / 000 / 03
各国の労働安全衛生法に従ってください。
本体、 アクセサリー、 および先端工具の使用法を知らない者による誤使用、 あるいは規定外の使用は危険です。
上向きの施工時には、 湿式バキュームクリーナーに接続した水処理システムを必ず使用してください。
バキュームベースプレート (アクセサリー) を接続して水平方向の穿孔作業をする場合には、 ドリルスタンドを固
定させるための付加的な措置を必ず施してください。
ベースプレートの調整作業を行う際には、 衝撃の大きな工具 (ハンマーなど) を使用しないでください。
本体、 ドリルスタンド、 アクセサリーの加工や改造は許されません。
警告事項
本体は、 必ずアース線付きの十分な長さの主電源に接続して使用してください。
警告事項
健康を損なう恐れのある母材 (アスベストなど) への穿孔は許されません。
危険
取扱説明書に記されたヒルティ純正の付属品、 アクセサリーのみを使用してください。 取扱説明書に指定されてい
ない付属品やアクセサリーを使用されると、 怪我の原因となります。
2.2 各種装置での使用
装置
コアビット 穿孔方向
水処理システムおよび湿式バキュームクリー
ナー付きシステム
16… 132 mm (162*)
全方向
水処理システムおよび湿式バキュームクリー
ナーなしのシステム
16… 132 mm (162*)
上向きは不可
水処理システム付きシステム
16… 132 mm (162*)
上向きは不可
* 銘板に記載されている本体のコアビット径の表示を確認してください。
2.3 コアビット径と対応するギア
ギア コアビット mm コアビット インチ 無負荷回転数 (rpm)
157132
2¹⁄₄… 5¹⁄₄
650
21652
⁵⁄₈… 2
1,380
* 銘板に記載されている本体のコアビット径の表示を確認してください。
注意事項
鉄筋の少ないコンクリート母材では、 穿孔スピードをアップするために 82 mm(3¹/₂") 以下で 2 速を使用するこ
とができます。
2.4 ステータスインジケーター 1
表示 状態
説明/情報
盗難防止インジケーター 10) 黄色で点滅
本体は、盗難防止保護機能が作動した状
態で、ロック解除キーを使ってロック解
除してください
サービスインジケーター 1) 赤色で点灯して本体が始動
する
カーボンブラシがかなり磨耗していま
す。 本体は、 サービスインジケーター
が点灯してから、あと数時間使用するこ
とができますが、その後は自動遮断装置
が働き、 本体は作動しなくなります。
カーボンブラシを交換して、本体をいつ
でも使用可能な状態にしてください
赤色で点灯して本体が始動し
ない
カーボンブラシを交換してください
赤色で点滅
回転数の不具合。「故障かな? と思っ
た時」 の章を参照してください
パワーインジケーター (2 オレンジ色で点灯 押し付けが弱すぎる
ja
82
Printed: 20.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5127374 / 000 / 03
パワーインジケーター (2 緑色で点灯
理想的な押し付け
赤色で点灯 押し付けが強すぎる
赤色で点滅
本体が一時的に過熱しています。「故
障かな? と思った時」 の章を参照して
ください
2.5 盗難防止 TPS(オプション)
本体にはオプションで 「盗難防止システム TPS」 を取り付けることができます。 本体に盗難防止システムが取り
付けられている場合は、 権限を有する作業者のみがロック解除して使用することができます。
2.6 本体標準セット構成品
1 ハンドル付き本体
1 取扱説明書
1 本体ケースまたはカートン梱包
2.7 延長コードを使用する場合
使用の目的に応じて、 分な導体断面積をもつ適切な延長コードのみを使用してください。
推奨する最低導体断面積および最大コード長
導体断面積
1.5 mm² 2 mm² 2.5 mm² 3.5 mm²
主電源電圧 100 V
推奨できない 推奨できない 推奨できない
40 m
主電源電圧 110~ 120 V
推奨できない 推奨できない
30 m
主電源電圧 220~ 240 V
30 m 50 m
導体断面積が 1.25 mm² の延長コードは使用しないでください。 必ずアース線付きの延長コードを使用してくださ
い。
2.8 発電機、 変圧器を使用する場合
本体は下記の条件を満たした場合、 発電機および変圧器で使用することができます 本体の銘板に記された出力の
2 倍以上の出力 (ワット) があること、 作動電圧が常に定格電圧の + 5 % 15 % であること、 周波数が 50
60 Hz であること、 決して 65 Hz を超えないこと、 自動電圧調整器とスタート時増幅機能があること。
注意事項
他の工具を、 同時にスイッチオン/オフすることにより、 電圧降下あるいは過電圧が発生し、 本体に損傷を与える
ことがあります。 他の電動工具を、 同時に同じ変圧器、 発電機で使用しないでください。
3 アクセサリー
名称
商品番号、 製品の説
盗難防止システム TPS(カンパニーカード、 カンパ
ニーリモート、 およびロック解除キー TPS-K 付き)
オプション
ウォーターコレクターホルダー
331622
水流計 (BI+
305939
ハンドル (レバー)
332023
ハンドル (クロスグリップ
332033
クランピングナット
333477
クランピングスピンドル
333629
コンビベースプレート用シールセット
333846
レベル調整スクリュー
351954
コアビット延長シャフト BI+)
220929
ja
83
Printed: 20.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5127374 / 000 / 03
名称
商品番号、 製品の説
ドリルスタンド(アンカーベースプレート、600 mm
ラム、 修理部品のみ)
334206
ドリルスタンド(アンカーベースプレート、720 mm
ラム)
352164
ドリルスタンド(アンカーベースプレート、830 mm
ラム、 修理部品のみ)
277337
ドリルスタンド (アンカーベースプレート、 スイベ
ル機構付き 720 mm コラム)
335883
ドリルスタンド (コンビネーションベースプレート、
スイベル機構付き 830 mm コラム)
335896
バキュームベースプレート
232991
4 製品仕様
技術データは予告なく変更されることがあります。
注意事項
本体は様々な電圧仕様で製作しています。 銘板に記載されている本体の定格電圧と定格電力の表示を確認してくださ
い。
定格電圧
[V]
100 110 110 120 220 230 240
定格電力
[W]
1,450 1,600 1,570 1,600 1,600 1,600
定格電流
[A]
15 15.4 15 14.1
7.7
7.4 7.1
周波数 [Hz]
50… 60 50 60 60 50/60 50… 60 50
無負荷回
転数 1
[/min]
650 650 650 650 650 650 650
無負荷回
転数 2
[/min]
1,380 1,380 1,380 1,380 1,380 1,380 1,380
技術情報
最大許容水圧
6bar
ショートコラムのドリルスタンドの寸法(長 x x 高)
330 mm x 147 mm x 600 mm
ミディアムコラムのドリルスタンドの寸法 (長 x x
高)
330 mm x 147 mm x 720 mm
ロングコラムのドリルスタンドの寸法 (長 x x
330 mm x 147 mm x 830 mm
重量 (コラム 600 mm)
9.8 kg
絶縁クラス
クラス I(アースが必要)
注意事項
本説明書に記載されている振動レベルは、 EN 61029 に準拠した測定方法に基づいて測定したものです。 電動工具
を比較するのにご使用いただけます 振動負荷の暫定的な予測にも適しています。 記載されている振動レベルは、
電動工具の主要な使用方法に対する値です。 電動工具を他の用途で使用したり、 異なる先端工具を取り付けて使
用したり、 手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、 振動レベルが異なることがあります。 このような相
違により、 作業時間全体で振動負荷が著しく高くなる可能性があります。 振動負荷を正確に予測するためには、
体のスイッチをオフにしている時間や、 本体が作動していても実際には使用していない時間も考慮しなければなりま
せん。 このような相違により、 作業時間全体で振動負荷が著しく低くなる可能性があります。 作業者を振動によ
る作用から保護するために、 他にも安全対策を立ててください (例 電動工具およびの先端工具の手入れや保守、
手を冷やさないようにする、 作業手順の編成)
ja
84
Printed: 20.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5127374 / 000 / 03
騒音/振動について (EN 61029‑1 準拠)
サウンドパワーレベル
102 dB (A)
サウンドプレッシャーレベル。
89 dB (A)
定格騒音レベルに対する不確実性
3dB(A)
ハンドル (クロスグリップ) での 3 軸の振動合計値 (振動ベクトル合計)
コンクリートへの穿孔 (湿式)、a
h
2.5 m/s²
不確実性 (K)
1.5 m/s²
5 安全上の注意
5.1 基本的な安全情報
a) 注意電動工具をご使用になる場合は、 感電、
が、 および火災が起こらないように下記の基本安全
処置を講じてください。
b) この電動工具をご使用になる前にすべての注意事項
を最後までよくお読みになり、 安全上の注意をしっ
かり守ってください。
5.1.1 作業場の安全確保
a) 穴明け作業は現場監督者の許可を得て行ってくださ
い。 建物およびその他の構造物への穴明け作業、
特に鉄筋または鉄骨梁の除去は静力学に影響を及ぼ
します。
b) 作業場の採光に十分配慮してください。
c) 作業場の換気に十分配慮してください。 作業場
の換気が十分でないと、 粉じんによる汚染で健康が
害される恐れがあります。
d) 作業場の整理整頓に心がけてください。 事故の原
因となり得る危険物は作業区域から取り除いておい
てください。 作業場が整理整頓されていないと、
事故を引き起こすことがあります。
e) 壁を穿孔して貫通させる場合は作業領域を壁の裏
側より支持してください 母材またはドリル芯が後
方に落下する可能性があります。 天井を穿孔して貫
通させる場合は作業領域を下方より支持してくださ
い。 母材またはドリル芯が落下する可能性がありま
す。
f) 保護用具を使用してください。 保護メガネを着用し
てください。
g) 粉じんが発生する作業の場合は、 じんマスクを着
用してください。
h) 適切な作業着を着用してください。 だぶだぶの
服、 ぼさぼさの長髪や装身具は、 動作部に巻き込ま
れる恐れがありますので着用しないでください。
髪の場合は適当なかぶり物をしてください
i) 屋外での作業の場合は、 ゴム製の保護手袋および滑
り止めのついた履き物の着用をお薦めします。
j) 本体は子供の手の届かない所に置いてください。
作業場には関係者以外の人を立ち入らせないでくだ
さい。
k) 本体で遊んではいけないことを子供に伝えてくださ
い。
l) 本体は、 子供や体の弱い人が指示を受けずに使用
るには向いていません。
m) 作業関係者以外の人が、 本体または延長コードに
触れることがないようにしてください。
n) 不安定な姿勢はとらないでください。 足元を確かに
し、 常にバランスを保ちながら作業してください。
o) 作業中の落下を防止するため、 常に電源コード、
長コード、 ウォーターホースが本体の背後にくるよ
うにしてください。
p) 電源および延長ケーブル、 吸引およびバキューム
ホースを回転部分から遠ざけてください。
q) 注意穴明け作業の前に、 母材の電線の通電状況
を確認してください。
r) 穿孔中に埋設された電線、 ガス管や水道管を、 損傷
し、 重大な事故を起こす場合があります。 作業開
始前には、 前もって (金属探知機などで) 現場調
査を行ってください 例えば 作業中に誤って先
端工具が電線に触れると、 本体の金属部分とケーブ
ルが通電する可能性があります。
s) 梯子上で作業してはなりません。
5.1.2 一般的な安全対策
a) 用途に合った工具をご使用ください。 本体を本来
の目的以外には使用しないでください。 必ず、
示にしたがい、 不具合のない状態で使用してくださ
い。
b) 電動工具、 アクセサリー、 先端工具などは本説明書
内の指示に従って使用してください。 この際、作業
環境および用途に関してもよくご注意ください。
定された用途以外に電動工具を使用すると危険な状
況をまねく恐れがあります。
c) 取扱説明書に記されたヒルティ純正の付属品、 アク
セサリーのみを使用してください。
取扱説明書に指
定されていない付属品やアクセサリーを使用される
と、 怪我の原因となります。
d) 周囲状況を考慮してください。 本体を雨、 雪にさ
らさないでください。 また本体が湿った状態あるい
は濡れた状態で使用しないでください。 火災や爆発
ja
85
Printed: 20.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5127374 / 000 / 03
の恐れがあるような状況では、 本体を使用しない
でください。 電動工具から火花が飛散し、 粉じん
や揮発性ガスに引火する恐れがあります。
e) グリップ表面は乾燥させ、 清潔に保ち、 オイルやグ
リスで汚さないようにしてください。
f) 本体に負荷をかけ過ぎないでください。 規定の出力
範囲で十分に効率的で安全な作業が可能です。
g) 無理のある使用を避けてください。 作業用途に適し
た電動工具を使用してください。 適切な電動工具
の使用により、 能率よく、 スムーズかつ安全な作業
が行えます。
h) 決して本体を放置しないでください。
i) 本体を使用しない時には、 確実に保管してくださ
い。 未使用時には、 本体を乾いた高い場所に施錠
し、 子供が触れない状態で保管してください。
j) 不意に始動しないようにしてください。 プラグをコ
ンセントに差し込む時には ON/OFF スイッチがオ
フになっていることを確認してください。
k) 未使用時には、 常に本体の電源コードをコンセン
トから抜いておいてください。 例えば、 仕事の合
間、装置の設定を行う時、手入れや保守を行う時、
先端工具の交換時、 等。 この安全処置により、
体の不意の始動を防止することができます
l) 本体を作動させる場合は、 必ず同梱の漏電遮断機
を使用してください (GB バージョンには必ず絶縁
変圧器を使用のこと ご使用前には毎回、 漏電遮
断機を点検してください。
m) 先端工具は慎重に手入れしてください。 より良く
確かな作業を行うために 先端工具に溜まった汚れ
や埃を拭き取ってください。
n) 電動工具のスイッチを入れる前に、 必ず調節キーや
レンチを取り外してください。 調節キーやレンチ
が本体の回転部に装着されたままでは、 けがの原
因となる恐れがあります。
o) 本体とアクセサリーに不具合がないか点検してくだ
さい。 本体を続けて使用する前に、 安全装置およ
び損傷している箇所が少しでもある場合は、 作業
に影響を及ぼすことなく規定どおりの機能を発揮で
きることを確認する必要があります。 動部分がス
ムーズに回転し、 動きに硬さがないか あるいは
パーツに不具合がないか点検してください。 使用す
るパーツがしっかりと固定されて、 本体が支障な
く作動するための条件が整っているか確認してくだ
さい。 安全装置やパーツに不具合があり、取扱説明
書に解決方法が明記されていない場合は、 弊社指定
専門工場に適切な修理/交換を依頼してください。
p) ノロに皮膚が触れないようにしてください。
q) 塵埃が発生する作業の場合は(乾式穿孔など) 防じ
んマスクを使用してください。 集じん装置を接続し
てください。 健康を損なう恐れのある母材 (アス
ベストなど) への穿孔は許されません。
r) 含鉛塗料、 定の種類の木材、 鉱物、 金属など
の母材から生じた粉じんは、 健康を害する恐れがあ
ります。 作業者や近くにいる人々が粉じんに触れた
り吸い込んだりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾
患を起こす可能性があります。 カシやブナ材など
の特定の粉じんは、 特に木材処理用の添加剤 (ク
ロム塩酸、 木材保護剤) が使用されている場合、
発ガン性があるとされています。 アスベストが含ま
れる母材は、 必ず専門家が処理を行うようにしてく
ださい。 できるだけ集じん装置を使用してくださ
い。 集じん効果を高めるには、 当電動工具に適
たヒルティ推奨の木材 / 鉱物粉じん用移動式集じ
ん機を使用してください 作業場の換気に十分配
慮してください。 フィルタークラス P2 の防じん
マスクの着用をお勧めします 処理する母材につい
て、 各国で効力を持つ規定を遵守してください。
5.1.3 機械的な危険
a) 取扱説明書に記述された手入れ、 保守に関する指示
に従ってください。
b) 取扱説明書に記述された潤滑および先端工具の交換
に関する指示に従ってください。
c) 使用する先端工具がチャック機構に適合し、 チャッ
ク内にしっかりと固定されていることを確認してく
ださい。
d) 本体がドリルスタンドに正しく固定されていること
を確認してください。
e) 回転部分に手を触れないでください。
f)
すべてのクランピングスクリューが正しく締め付け
られていることを確認してください。
g) 必ずエンドキャップ (エンドストップ内蔵) をド
リルスタンドに再び取り付けてください。 エンド
キャップを取り付けないと、 安全に関わるエンドス
トップ機能が正しく作動しません。
5.1.4 電気的な危険
a) 感電の恐れがあります。 アースされたパイプ、ラジ
エーター、 電子レンジ、 冷蔵庫などに体が接触しな
いようにしてください。
b) 本体の電源コードを定期的に点検し、 ードに損
傷がある場合は資格のある修理スペシャリストに交
換を依頼してください。 延長コードを定期的に点検
し、 損傷している場合は交換してください。
c) 本体とアクセサリーに不具合がないか点検してくだ
さい。 本体とアクセサリーについて、 破損が明ら
かな場合や不具合のある場合、 また制御不良の場合
は、 本体とアクセサリーを使用しないでください。
d) 作業中、 損傷した電源コード、 延長コードには触れ
ないでください。 不意に始動しないように電源コー
ドをコンセントから抜きます。
e) 損傷したスイッチは、 ヒルティサービスセンター
で修理してください。 スイッチをオンオフできな
い場合は使用しないでください。
f) 本体の修理は、 必ず修理スペシャリスト (ヒルティ
サービスセンター) がヒルティ純正部品を使用して
行うものとします。 それ以外の場合には、 使用者
が危険にさらされる恐れがあります。
g) 電源コードを本来の目的以外には使用しないでくだ
さい。 決して電源コードを持って本体を持ち運ばな
いでください。 電源コードをコンセントから抜く時
は、 コードを引っ張らないでください。 プラグを
握って抜いてください。
ja
86
Printed: 20.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5127374 / 000 / 03
h) 電源コードを火気、 オイル、 鋭利な刃物等に触れ
る場所に置かないでください。
i) 屋外工事の場合には、 認可マーク付きの専用延長
コードのみを使用してください。
j) 電源を切る場合は、 本体のスイッチをオフにしてか
ら電源プラグを抜きます。
k) コンセント口が数個付いている延長コードに、 複数
の機器を同時に接続して使用しないでください。
l) 本体を、 濡れた状態や泥が付着したままの状態で絶
対に使用しないでください。 本体表面に泥や水分が
付くと本体の保持が困難となり、 時に感電の恐れが
あります。 たがって特に導電性のある母材に対し
て作業を頻繁に行う場合は、 定期的にヒルティサー
ビスセンターに本体の点検を依頼してください。
5.1.5 熱の危険性
先端工具の交換時には保護手袋を着用してくださ
い。 先端工具は使用することで高温になります。
5.1.6 使用者に留意して頂くこと
a) 本体はプロ仕様で製作されています。
b) 本体の使用、 保守 修理を行うのは、 認定、
練された人のみに限ります。 これらの人は、 遭遇
し得る危険に関する情報を入手していなければなり
ません。
c) 電動工具を使用の際には、 油断せずに十分注意し、
常識をもった作業をおこなってください。 れてい
る場合、 薬物、 医薬品服用およびアルコール飲用に
よる影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷
の原因となることがあります。
d) 休憩を取って緊張をほぐし、 指を動かして血の巡り
を良くするように心がけてください。
5.1.7 個人保護用具
本体使用中、 作業者および現場で直近に居合わせる人々
は保護メガネ、 保護ヘルメット、 耳栓、 保護手袋およ
び安全靴を着用しなければなりません。
6 ご使用前に
注意
電圧は銘板のデータと一致していなければなりません。
本体は電源に接続してはなりません。
危険
壁を穿孔して貫通させる場合は作業領域を壁の裏側よ
り支持してください。 母材またはドリル芯が後方に落
下する可能性があります。 天井を穿孔して貫通させる場
合は作業領域を下方より支持してください。 母材また
はドリル芯が落下する可能性があります。
危険
本体を母材にしっかりと固定してください。
注意
アースの解除にアダプタープラグを使用しないでくださ
い。
6.1 準備
注意
本体およびダイヤモンドコアビットは重いので注意して
ください。 身体の一部を挫傷する危険があります。
護ヘルメット、 保護手袋および安全靴を着用してくださ
い。
6.1.1 ハンドルの取り付け 4
注意事項
ハンドルはキャリッジの左側か右側のどちらかに取り
付けることができます。
1. ハンドルをキャリッジの左側か右側の軸のどちらか
に挿入します。
2. ハンドルを割ピンでしっかりと固定します。
6.1.2 本体をアンカーで固定する 3
警告事項
母材に適したアンカーを使用し、 アンカーメーカーの取
付けに関する注意事項に注意してください。
注意事項
ヒルティ金属系打込みアンカー M12 は、 一般にダイ
アモンドコア抜き具の砕かれていないコンクリートへ
のファスニングに適しています。 しかしながら、 特定
の条件下では別のファスニング方法が必要となることも
あります。 確実なファスニングについては、 弊社営業
担当またはヒルティ代理店販売店までお問い合わせく
ださい。
1. 母材に適したアンカーを穿孔中心から 203 mm(8
インチ) 離れた位置に打鋲するのが理想的です。
2. ンカーにクランピングスピンドル (アクセサ
リー) を捻じ込みます
ja
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VACUUM
VACUUM
3. スピンドルの上に本体のベースプレートを置き、
位置を合わせます。
4. クランピングナット (アクセサリー) をスピンド
ルに取り付けます。 但し ナットを一杯には締
付けないでください。
5. 4 個のレベル調整スクリューを用いてベースプレー
トを水平にします。 レベル調整スクリューが確実
に母材と接触していることを確認してください。
6. オープンエンドレンチ (サイズ 19) を用いて、
クランピングスピンドル上のクランピングナットを
締め付けます。
7. 本体が確実に固定されていることを確認してくださ
い。
6.1.3 バキューム付き本体の固定
危険
コーティングやラミネート加工の施された母材、 粗い母
材や均等でない母材では、 バキュームシステムの効力
は大幅に低減します。 母材がバーキューム式固定具に
よるドリルスタンドの固定に適したものであるか点検し
てください。
危険
バキュームベースプレートのみを取り付けた状態での上
向きの穿孔作業は許可されません。
注意
バキュームポンプを使用する前に取扱説明書をよくお
読みになり、 その指示に従ってください。
警告事項
穿孔前および穿孔中は、 圧力ゲージの指針が緑の領域か
ら出ないようにしなければなりません。
注意事項
バキュームベースプレート使用時のオプションアン
カーベースプレートをバキュームベースプレートにしっ
かりとねじ止めします。
1. 4 個のレベル調整スクリューを緩め、 コンビネー
ションベースプレートまたはバキュームベースプ
レートの約 5 mm 下まで突出させます
2. バキュームホースをコンビベースプレートとバ
キュームポンプの間に接続します。
3. 穴明け箇所の中心を決めます。
4. 穴明け箇所の中心から本体を立てる方向に向かっ
て約 800 mm の線を引きます。
5. 線上で穴明け箇所の中心から 203 mm / 8" のとこ
ろにマークをつけます。
6. バキュームポンプをスイッチオンにして、バキュー
ムリリースバルブを押します。
7. コンビベースプレートまたはバキュームベースプ
レートのマークを線上に合わせます。
8. 本体が正しい位置に来たら、 バキュームリリース
バルブを外して、 本体を母材に向かって押します。
9. コンビベースプレートまたはバキュームベースプ
レートの整準とサポート 4 個のレベル調整スク
リューで行います。
10. 水平方向の穿孔作業には更に固定措置を施してくだ
さい。(例 アンカーにチェーンを繋ぐ)
11. 本体が確実に固定されていることを確認してくださ
い。
6.1.4 本体での穿孔角度調整 (スイベル機構付きコラ
ムの場合はオプション)
注意
回転エリアで指を挟まれないように注意してくださ
い。 保護手袋を着用してください。
1. コラムピボット下部のネジを緩めます。
2. コラムをご希望の位置に合わせます。
3. ネジをしっかりと締め付けます。
6.1.5 給水コネクターの取り付け
注意
定期的にホースに損傷がないか点検し、 最大許容給水圧
6 bar を超えないことを確認してください。
注意
ホースが回転部分と接触していないことを確認してくだ
さい。
注意
キャリッジフィードの時にホースが損傷しないように注
意してください。
注意
本体作動中にギアを切り替えないでください。 回転が
止まるまでお待ちください。
注意事項
コンポーネントの損傷を防止するために、 真水または
汚れの粒子が含まれていない水のみを使用してくださ
い。
注意事項
本体のホースコネクターと給水ホースの間に水流計 (ア
クセサリー) を取り付けることができます。
ja
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1. 本体の給水コックを閉じます。
2. ホースコネクターに給水ホースを接続します。
(ホースカップリング)
6.1.6 水処理システムの取り付け (アクセサリー) 5
警告事項
天井への施工時には、 湿式バキュームクリーナーに接
続した水処理システムを必ず使用してください。 本体
は作業面に対し 90 ° に設置しなければなりません。
シールを、 使用するダイヤモンドコアビットの直径に
合わせる必要があります。
注意事項
水処理システムの使用でコアビットから水を除去するた
め、 周辺を汚すことがありません。 湿式バキュームク
リーナーと組み合わせると最上の結果が得られます。
1. 前側の六角ネジを緩めます。
2. ウォーターコレクターホルダーを正しい位置に動か
します。
3. 六角ネジを取り付けて締め付けます。
4. ウォーターコレクターをホルダーの 2 個の可動
アームの間に取り付けます。
5. ウォーターコレクターを 2 個のネジでホルダーに
締め付けます。
6. ウォーターコレクターに湿式バキュームクリーナー
を接続するか、 水を流出することのできるホース
を接続します。
6.1.7 ダイヤモンドコアビットの取り付け 6
危険
損傷した先端工具は使用しないでください。 先端工具
を使用する際は、その都度まず折損や亀裂、摩損あるい
は激しい摩耗のないことを確認してください。 損傷し
た先端工具は使用しないでください。 作業材料や折れ
た先端工具の破片が飛散して、 作業場外の人員にも負傷
を負わせる恐れがあります。
注意事項
切断性能あるいは穿孔能力の低下が認められるように
なったなら、 ダイヤモンドコアビットは直ちに交換す
る必要があります。 一般的に、 ダイヤモンドセグメン
トの高さが 2 mm 未満になったらダイヤモンドコアビッ
トを交換する必要があります。
危険
けがの可能性を防ぐため、 ヒルティ純正のコアビット
DD 120 アクセサリーのみを使用してください。
BI+ チャック付きドリルにはヒルティ純正のコアビット
のみが許可されます。
注意
先端工具は使用時または研磨時に高温になる場合があり
ます。 手に火傷を負う場合があります。 先端工具の交
換時には、 保護手袋を着用してください。
危険
コアビットの取り付けや位置決めが正しく行われてい
ないと、 部品が破損したり外れて飛び出したりする危
険があります。 コアビットが正しく取り付けられてい
るか点検してください。
注意
不意に始動しないように電源コードをコンセントから
抜きます。
注意事項
オープンエンドレンチ (サイズ 27) を用いてチャック
C-Rod、 A-Rod、 M27、 BR を操作します。
1. コラムの所定位置にキャリッジブレーキでキャリッ
ジをロックし、 ドリルスタンドが確実に固定され
ていることを確認します。
2. チャック (BI+) をオープンマークの方向に回して
開きます。
3. ダイヤモンドコアビットを下から本体のチャック
(BI+) のギアに挿入し、 ギアが噛み合うまで回し
ます。
4. チャック (BI+) をクローズマークの方向に回して
閉めます。
5. ダイヤモンドコアビットがチャックに確実に取り
付けられているか点検します (コアビットを引っ
張り、 前後左右に動かしてみます)
6.1.8 穿孔速度の選択 7
注意
本体作動中にギアを切り替えないでください。 回転が
止まるまでお待ちください。
1. 使用するコアビット径に応じてギアを選択しま
す。 コアビットを手で回しながら、 ギア選択ス
イッチを推奨位置に合わせます (製品の説明の章
を参照)
6.1.9 ダイヤモンドコアビットの取り外し
注意
先端工具は使用時または研磨時に高温になる場合があり
ます。 手に火傷を負う場合があります。 先端工具の交
換時には、 保護手袋を着用してください。
注意
不意に始動しないように電源コードをコンセントから
抜きます。
注意事項
チャック C-Rod、 A-Rod、 M27、 BR に対しては、
オープンエンドレンチ (サイズ 27) を使用して本体
シャフトをロックし、 適切なオープンエンドレンチでコ
アビットを取り外します。
ja
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PRCD
GFCI
208188 B/2.2004
1. キャリッジブレーキを回し、 コラムの所定位置に
キャリッジを固定し、 ドリルスタンドが確実に固
定されていることを確認します。
2. チャック (BI+) をオープンマークの方向に回して
開きます。
3. チャックの操作スリーブを矢印方向に引きます。
これによりコアビットがロック解除されます
4. コアビットを取り外します。
7 ご使用方法
警告事項
電源コードが回転部分と接触していないことを確認して
ください。
警告事項
キャリッジフィードの時に電源コードが損傷しないよう
に注意してください。
注意
本体および穿孔作業は騒音を発生させます。 耳栓を着
用してください。 過剰な騒音で聴力の低下を招く場
合もあります。
注意
穿孔作業で危険な破片を飛散させることがあります。
片が身体の一部、眼などを傷つけることもあります。
護メガネおよび保護ヘルメットを着用してください。
7.1 盗難防止 TPS(オプション)
注意事項
本体にはオプションで盗難防止システムを取り付けるこ
とができます。 本体に盗難防止システムが取り付けら
れている場合は、 権限を有する作業者のみがロック解
除して使用することができます。
7.1.1 本体のロック解除
1. 本体の電源プラグをコンセントに差し込み 漏電
遮断機の 「I」 または 「Reset」 ボタンを押しま
す。 黄色の盗難防止保護ランプが点滅します。
これで本体は、 ロック解除キーからの信号を受信
可能な状態になります。
2. ロック解除キーまたは TPS 時計のバックルを直
接ロックシンボルに近づけます 本体がロック解
除されると、 黄色の盗難防止ランプが消灯します。
注意事項作業場所の移動や停電などのために電源ス
イッチを切った場合、 本体は約 20 分の間作動可能
状態に保たれます。 スイッチオフの時間がこれよ
り長くなると本体はロックされるので、 ロック解
除キーで新たにロックを解除してください。
7.1.2 本体の盗難防止機能の作動
注意事項
盗難防止システムの作動と使用法に関する詳しい情報
は、 取扱説明書 「盗難防止システム」 をご覧ください。
7.2 漏電遮断機をオンにして点検
(GB バージョンには絶縁変圧器を使用します)
1. 本体の電源プラグをアース接続部付きコンセントに
差し込みます。
2. 漏電遮断機の 「I」 または 「Reset」 ボタンを押し
ます。
パワーインジケーターがオレンジ色に点灯します。
3. 漏電遮断機の 「0」 または 「TEST」 ボタンを押し
ます。
インジケーターが消灯します。
4. 警告事項インジケーターが消灯しない場合、 本体
を使い続けてはなりません。 本体の修理は必ず認
定サービスセンターにお申し付けください。
た、 必ず純正修理部品を使用してください。
漏電遮断機の 「I」 または 「Reset」 ボタンを押し
ます。
インジケーターが点灯します。
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7.3 水処理システムおよび湿式バキュームクリーナー
を使用しない場合の本体の操作
警告事項
水があふれてモーターおよびエンドキャップまで流れな
いように注意してください。
警告事項
水が流れ出るのを抑えることができません。 上向きの穿
孔作業は絶対にしないでください!
1. 給水コックを ご希望の水量に達するまで開きま
す。
2. 本体の ON/OFF スイッチを 「I」 の位置まで押し
ます。
パワーインジケーターがオレンジ色に点灯します
3. キャリッジブレーキを開きます。
4. ハンドルを回してコアビットを母材に当てます。
5. 穿孔開始時にはコアビットへの圧力を少なくしま
す。 その後ビットの中心が定まったら増圧してく
ださい。
6. パワーインジケーターに応じて圧力を調整してくだ
さい。
注意事項スイッチオンにすると、パワーインジケー
ターがオレンジ色に点灯します。 パワーインジ
ケーターが緑に点灯していれば 理想的な穿孔パ
ワーが得られています。 ワーインジケーターが
赤く点灯する場合は、 押し付けを弱めてください。
7.4 水処理システムを使用した場合の本体の操作
クセサリー)
警告事項
水があふれてモーターおよびエンドキャップまで流れな
いように注意してください。
注意
ホースから水が流れ出ます。 上向きの穿孔作業は絶対に
しないでください!
1. 給水コックを、 ご希望の水量に達するまで開きま
す。
2. 本体の ON/OFF スイッチを 「I」 の位置まで押し
ます。
パワーインジケーターがオレンジ色に点灯します。
3. キャリッジブレーキを開きます。
4. ハンドルを回してコアビットを母材に当てます。
5. 穿孔開始時にはコアビットへの圧力を少なくしま
す。 その後ビットの中心が定まったら増圧してく
ださい。
ja
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6. パワーインジケーターに応じて圧力を調整してくだ
さい。
注意事項スイッチオンにすると、パワーインジケー
ターがオレンジ色に点灯します。 パワーインジ
ケーターが緑に点灯していれば 理想的な穿孔パ
ワーが得られています。 ワーインジケーターが
赤く点灯する場合は、 押し付けを弱めてください。
7.5 水処理システムと湿式バキュームクリーナーを使
用した場合の本体の操作 アクセサリー) 8
警告事項
水があふれてモーターおよびエンドキャップまで流れな
いように注意してください。
警告事項
上向きの穿孔作業時にはコアビットが水で満たされま
す。 上向きの斜め穿孔は行えません (ウォーターコレ
クターが正常に作動しません)
注意事項
湿式バキュームクリーナーは穴明け前に手動でスイッチ
オンにし、 穴明け終了後も手動でオフにしてください。
1. 湿式バキュームクリーナーをオンにします オー
トマチックモードは使用しないでください。
2. 給水ホースを接続します。
3. 給水コックを開きます。
4. 本体の ON/OFF スイッチを 「I」 の位置まで押し
ます。
パワーインジケーターがオレンジ色に点灯します
5. キャリッジブレーキを開きます。
6. ハンドルを回してコアビットを母材に当てます。
7. 穿孔開始時にはコアビットへの圧力を少なくしま
す。 その後ビットの中心が定まったら増圧してく
ださい。
8. パワーインジケーターに応じて圧力を調整してくだ
さい。
注意事項スイッチオンにすると、パワーインジケー
ターがオレンジ色に点灯します。 パワーインジ
ケーターが緑に点灯していれば、 理想的な穿孔パ
ワーが得られています。 パワーインジケーターが
赤く点灯する場合は、 押し付けを弱めてください。
7.6 スイッチオフ 9
警告事項
上向きの穿孔作業時の注意上向きの穿孔作業時には
ダイヤモンドコアビットが水で満たされます。 上向き
の穿孔作業を終了する時には、 まず水を慎重に流し出し
てください。 給水ホースを給水コックから外し、
水コックを開いて水を排出します。 水があふれてモー
ターおよびエンドキャップまで流れないように注意して
ください。
1. 給水コックを閉じます。
2. ダイアモンドコアビットを穴から引き出します。
3. キャリッジブレーキを固定します。
4. 本体スイッチをオフにします。
5. 湿式バキュームクリーナーのスイッチをオフにしま
(使用した場合)
7.7 コアビットが鉄筋を噛んだ場合の作業手順
コアビットが鉄筋を噛んだ場合は、 最初に安全クラッチ
が作動します。 次にエレクトロニクスによりモーター
がオフになります。 作業者が何も行わななければ、
エレクトロニクスが自動的に 2 回モーターを始動させま
す。 それでもコアビットが外れない場合は、 エレクト
ロニクスにより電流が 90 秒間遮断されます。 コアビッ
トは以下の操作によって外すことができます
7.7.1 オープンエンドレンチによるコアビットの取り
外し
1. 不意に始動しないように電源コードをコンセントか
ら抜きます。
2. 適切なオープンエンドレンチを用いて、 コネク
ションエンドに近い部分でコアビットを挟み、
コアビットを回して取り外します。
3. 本体の電源コードをコンセントに差し込みます。
4. 穿孔工程を続けてください。
7.7.2 クロスレンチによるコアビットの取り外し
1. 不意に始動しないように電源コードをコンセントか
ら抜きます。
2. クロスレンチを使用して、 コアビットを母材から
取り外します。
3. 本体の電源コードをコンセントに差し込みます。
4. 穿孔工程を続けてください。
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7.8 取り外し
注意
不意に始動しないように電源コードをコンセントから
抜きます。
1. コアビットの取り外しについては、「ダイヤモンド
コアビットの取り外し」 参照してください。
2. 必要な場合はコアを取り外します。
3. 本体を母材から取り外します。
7.8.1 即座の取り外し
注意事項
システムを即座に取り外す場合は (コアビットを事前に
取り外さないで) 転倒を防ぐために本体停止後にコラ
ムを母材に触れるまで下げます。
7.9 ノロの廃棄
廃棄の章を参照してください。
7.10 搬送および保管
本体を保管する前に、 給水コックを開いてください。
注意
温度が氷点下になった場合、 本体に水分が残っていない
ことを確認して下さい。
8 手入れと保守
注意
不意に始動しないように電源コードをコンセントから
抜きます。
8.1 先端工具と金属部品の手入れ
先端工具とチャックの表面に付着した汚れを取り除きま
す。 時折、 油を染みこませた布で表面を磨いて腐食か
ら守ってください。
コネクションエンドは常に清潔で薄くグリスを塗布し
た状態に保ってください。
8.2 本体の手入れ
注意
本体、特にグリップ表面を乾燥させ、清潔に保ち、オイ
ルやグリスが付着していないようにしてください。
剤、 磨き粉等のシリコンを含んだ清掃用具は使用しない
でください。
通気溝が覆われた状態で本体を使用しないでくださ
い。 通気溝を乾いたブラシを使用して注意深く掃除し
てください。 本体内部に異物が入らないようにしてく
ださい。 定期的に、 少し湿した布で本体表面を拭いて
ください。 スプレーやスチームあるいは流水などによ
る清掃は避けてください。 電気上の安全面に悪影響が
出る可能性があります。
8.3 保守
警告事項
本体の電気系統部分の修理は訓練された修理スペシャリ
ストのみができます。
本体の全ての表面パーツに損傷がないか、 また全ての装
置が支障なく作動するか定期的に確認してください。
パーツが損傷していたり、 装置が正しく作動しない場
合は、 本体を使用しないでください。 修理が必要な際
は、弊社営業担当またはヒルティ代理店販売店にご連
絡ください。
8.4 カーボンブラシを交換する 
注意事項
カーボンブラシの交換が必要になると、 レンチシンボル
付きのインジケーターランプが点灯します。
危険
本体の使用、 保守、 修理を行うのは、 認定、 訓練され
た人のみに限ります。 これらの人は、 遭遇し得る危険
に関する情報を入手していなければなりません。 以下
の注意事項を守らないと、 危険な高電圧に触れる恐れが
あります。
1. 本体を主電源から切り離します。
2. モーターの左側と右側のカーボンブラシカバーを
開きます。
3. このときカーボンブラシの取り付け状態とコードの
取り回しに注意してください 本体から使用中の
カーボンブラシを取り出します。
4. 新品のカーボンブラシを、 古いカーボンブラシ
が取り付けられていた位置に正確に取り付けます
(交換パーツ番号39577 カーボンブラシ AO ML
100‑120 V209487/209488 39576 カーボンブラ
AO ML 220‑240 V 209485/209486)
注意事項取付け時にはコードの絶縁を損傷しないよ
うに注意してください。
5. モーターの左側と右側のカーボンブラシカバーをね
じ締めします。
注意事項カーボンブラシの交換が終了すると信号ラ
ンプは消灯します。
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Hilti DD 120 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

その他のドキュメント