Hilti DD 150-U 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
DD 150-U
en Original operating instructions . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
ru Перевод оригинального руководства по эксплуатации . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
bg Оригинално Ръководство за експлоатация . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
ro Manual de utilizare original . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
tr Orijinal kullanım kılavuzu . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 95
ar . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 117
uk Оригінальна інструкція з експлуатації . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 140
kk Түпнұсқа пайдалану бойынша нұсқаулық . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 165
ja オリジナル取扱説明 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 189
ko 오리지널 사용 설명서 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 211
cn 原版操作说明 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 233
zh 原始操作說明 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 253
Printed: 09.08.2019 | Doc-Nr: PUB / 5069548 / 000 / 10
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1 文書について
1.1 本書について
ご使用前に本書をすべてお読みくださいこのことは、安全な作業と問題のない取扱いのための前提条
件となります。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
取扱説明書は常に製品とともに保管し、の人が使用する場合には、製品と取扱説明書を一緒にお渡し
ください。
1.2 記号の説明
1.2.1 警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。以下の注意喚起語が使用されています
危険
危険
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる危険性がある場合に注意を促すために使われます。
警告
警告
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる可能性がある場合に注意を促すために使われます。
注意
注意
この表記は、軽傷あるいは物財の損傷が発生する可能性がある場合に使われます。
1.2.2 本書の記号
本書では、以下の記号が使用されています
使用前に取扱説明書をお読みください
本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報
リサイクル可能な部品の取扱い
工具およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりませ
1.2.3 図中の記号
図中では以下の記号が使用されています
この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています
付番は図中の作業手順の順序に対応していて、本文の作業手順とは一致しない場合があります
概要図には項目番号が付されていて、製品概要セクションの凡例の番号に対応していま
この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。
1.3 製品に表示されている記号
1.3.1 義務表示
製品には以下の義務表示が使用されています
アイシールドを着用してください
保護ヘルメットを着用してください
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耳栓を着用してください
保護手袋を着用してください
安全靴を着用してください
防じんマスクを着用してください
使用前に取扱説明書をお読みください
1.3.2 ステータス表示
製品には以下の記号が使用されています
盗難防止インジケーター
パワーインジケータ
サービスインジケーター
1.3.3 製品により異なる記号
製品には以下の記号が使用されている場合があります
クレーンによる搬送禁止
盗難防止システム搭
電流
電圧
交流
電力
周波数
無負荷回転数
直径
ミリメートル
毎分回転数
無線データ転送
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1.4 注意事項表示
ドリルスタンド、ベースプレートおよびダイヤモンドコアドリルに表示
ドリルスタンドおよびバキュームベースプレートに表示
:バキュームベースプレートを接続して水平方向の穿孔作業をする場合に
は、ドリルスタンドを固定させるための付加的な措置を施さなければなりま
せん。
:ドリルスタンドを使用した上向きの穿孔作業をする場合には、バキュー
ムベースプレートを使用してはなりません。
ダイヤモンドコアドリルに表示
湿式穿孔での上向きの施工時には湿式バキュームクリーナーに接続した水
処理システムを必ず使用してください。
1.5 製品情報
製品はプロ仕様で製作されておりその使用、保守、修理を行うのは、認定を受けトレーニング
された人のみに限ります。これらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。
製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用あるいは規定外の使用は危険です。
機種名および製造番号は銘板に表示されています。
製造番号を以下の表に書き写しておいてください。ヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせ
の際には、製品データが必要になります。
製品データ
ダイヤモンドコアドリル DD 150-U
製品世代 02
製造番号
1.6 適合宣言
当社は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な基準と標準規格に適合していることを宣言し
ます。適合宣言書の複写は本書の末尾にあります。
技術資料は本書の後続の頁に記載されています
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
2 安全
2.1 電動工具の一般安全注意事項
警告事 電動工具に付属のすべての安全上の注意、示事項、および製品仕様をお読みくだ
い。以下の指示を守らないと、感電、火災および/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
安全上の注意で使用する用電動工具」とは、お手持ちの電動ツー(電源コード使用)またはバッテリ
ツール(コードレス)を指します。
作業環境に関する安
作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてくださいちらかった暗い場所での作業は事故の原因となり
ます。
爆発の危険性のある環境(可燃性液体、ガスおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでく
ださい。電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
動工具の使用中子供や無係者を作場へ近づけなでくださ作業に気がそされると
本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
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電気に関する安全注意事項
電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちんと適合しなければなりません。プラグは絶対に変更し
ないでください。保護接地した電動工具と一緒にアダプタープラグを使用しないでください。オリジナ
ルのプラグと適切なコンセントを使用することにより、感電の危険を小さくすることができます。
パイプ、ジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてく
ださい。体が触れると感電の危険が大きくなります。
電動工具を雨や湿気から保護してください。電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
電動工具を持ち運んだり、吊り下げたり、コンセントからプラグを抜いたりするときは、必ず本体を持
ち、電源コードを持ったり引っ張ったりしないでください。電源コードを火気、オイル鋭利な刃物
可動部等に触れる場所に置かないでください。電源コードが損傷したり絡まったりしていると、感電の
危険が大きくなります。
屋外工事の場合には、必ず屋外専用の延長コードを使用してください。屋外専用の延長コードを使用す
ると、感電の危険が小さくなります。
湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合は、漏電遮断器を使用してください。漏電遮断器を
使用すると、感電の危険が小さくなります。
作業者に関する安全
電動工具を使用の際には油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。れてい
る場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。負傷の危険を低減するために、電動工具の使
用状況に応じた粉じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してくだ
さい。
電動工具の意図しない始動を防止して下さい。電動工具を電源および/またはバッテリーに接続する前
や本体を持ち上げたり運んだりする前に、本体がオフになっていることを必ず確認してください。オン
/オフスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、電源に接続したり
すると、事故の原因となる恐れがあります。
電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。調節キーやレンチが
本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります。
作業中は不安定な姿勢をとらないでください。足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてくださ
い。これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります
作業に適した作業着を着用してください。だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください髪、衣服、
手袋を本体の可動部に近づけないでください。ぶだぶの衣服、身具、長い髪が可動部に巻き込まれ
る恐れがあります。
吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続、使用されていることを確認
してください。吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
電動工具の取扱いに熟練している場合にも、正しい安全対策を遵守し、動工具に関する安全規則を無
視しないでください不注意な取扱いは、ほんの一瞬で重傷事故を招くことがあります。
電動工具の使用および取扱い
無理のある使用を避けてください。作業用途に適した電動工具を使用してください。適切な電動工具の
使用により、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
スイッチが故障している場合には、電動工具を使用しないでください。スイッチで始動および停止操作
のできない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜き、
および/または脱着式のバッテリーを取り外してください。この安全処置により、電動工具の意図しな
い始動を防止することができます。
電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。電動工具に関す
る知識のない方、本説明書をお読みでない方による本体のご使用は避けてください経験者による電
動工具の使用は危険です。
電動工具とアクセサリーは慎重に手入れしてください。可動部分が引っ掛かりなく正常に作動している
か、電動工具の運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください電動工具を
ご使用になる前に、傷部分の修理を依頼してください。事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の
使用が原因となっています。
先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、
作業が簡単かつ、スムーズになります。
電動工具アクセサリー、端工具などは、れらの説明書に記載されている指示に従って使用してく
ださい。その際は、業環境および用途についてもご注意ください。指定された用途以外に電動工具を
使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
リップとグリップ面は乾燥した清潔な状態に保ちオイルやグリスの付着がないようにしてくだ
い。グリップやグリップ面が滑りやすい状態になっていると、期していない状況が発生した際に電動
工具を安全に使用/制御できません。
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サービス
電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。た、必ず純正部品を使用してく
ださい。これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
2.2 ダイヤモンドドリルに関する安全上の注
水を使用する必要がある穿孔作業を行う際は、作業領域から水を除去するか、あるいは水を受ける容器
を使用してくださいこのような事前処置により作業領域を乾燥した状態に保ち、感電の危険を低減し
ます。
隠れた電線や装置自体の電源コードに先端工具が接触する可能性のある作業を行う場合は、絶縁された
グリップ面を掴んで電動工具を使用してください。先端工具が通電状態の配線と接触すると電動工具の
金属部分にも電圧がかかり、感電の危険があります。
ダイヤモンドコアドリルによる穿孔の際は耳栓を着用してください。騒音により、聴覚に悪影響が出る
恐れがあります。
端工具がブロクした場合はそれ上先端工具を送るとをしないで電動具をオフにします
先端工具が噛んだことの原因を突き止めその原因を取り除いてください。
作業材料に食い込んでいるダイヤモンドドリルを再スタートする際は、イッチをオンにする前に先
工具が問題なく回転するか確認してください。先端工具は噛んでいると回転せず、そのため工具の過負
荷、あるいはダイヤモンドドリルが作業材料から外れる原因となることがあります。
アンカーおよびネジによりドリルスタンドを作業材料に固定する際は、使用するアンカー具が機械の使
用中それを保持できるものであることを確認してください。業材料が抵抗力のないものあるいは多孔
性のものである場合は、アンカーが抜けてドリルスタンドが作業材料から外れる可能性があります。
壁面あるいは天井を貫通させて穿孔作業を行う場合は、反対側の作業領域およびそこにいる人員に危険
が及ぶことがないか、注意してください。コアビットが穿孔穴から突出して、コアが反対側に落下する
可能性があります。
この工具は、水を供給しての上向き穿孔には使用しないでください。電動工具に水が浸入すると、感電
の危険が大きくなります。
2.3 その他の安全上の注
作業者に関する安全
本体の加工や改造は絶対に行わないでください。
グリップ表面は乾燥させ、清潔に保ち、オイルやグリスで汚さないようにしてください。
サイドハンドルが正しく取り付けられ、しっかりと固定されていることを確認してください本体とグ
リップを常に両手でしっかりと保持してください。
電動工具を取り付ける前にサポート装置を正しく取り付けてください。ドリルスタンドと電動工具が倒
れないようにするために正しく組み立てることが重要です。
動工具は使用る前にサポート装に確実に固定してださい。動工具がサポート置からす
べって位置がずれると、工具を制御できなくなる危険があります。
サポート装置は、しっかりとした平坦で水平の面に設置してください。サポート装置がずれたりあるい
は不安定だと、電動工具を均等かつ確実にガイドできなくなる危険があります。
設置面の状態を点検してください。設置面の状態が荒いと固定力が低下する危険があります。バーや
結合具は作業中に緩む可能性があります
サポート装置に過大な負荷をかけないでください、またサポート装置を梯子あるいは足場として使用し
ないでください。サポート装置に過大な負荷をかけたりあるいはその上に立つと、サポート装置の重心
が上方へとずれて転倒する危険があります。
休憩を取って緊張をほぐし、指を動かして血の巡りを良くするように心がけてください。
本体は、の弱い人が指示を受けずに使用するには向いていません。本体は子供の手が届かないところ
に保管してください
回転部分には手を触れないでください。体の電源は必ず作業場で入れてください。回転部分、特に回
転している先端工具は負傷の原因となります。
作業中は常に電源コード、延長コード、集じん機ホースおよびウォーターホースが本体の背後にくるよ
うにしてください。これにより、電源コードやホースによる作業中の落下の危険を低減することができ
ます。
ノロに皮膚が触れないようにしてください。
含鉛塗料、特定の種類の木材、物、金属などの母材から生じた粉じんは、健康を害する恐れがありま
す。作業者や近くにいる人々が粉じんに触れたり吸い込んだりすると、アレルギー反応や呼吸器疾患を
起こす可能性があります。カシやブナ材などの特定の粉じんは、特に木材処理用の添加剤(クロム塩酸、
木材保護剤)が使用されている場合発ガン性があるとされていますできるだけ有効な集じん装置を
使用してください。これには、本電動工具に適した Hilti 推奨の木材および/または鉱物粉じん用可動
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じん装置を使用してください。業場の換気に十分配慮してください。フィルタークラス P2 の防じん
マスクの着用をお勧めします。処理する母材について、各国で効力を持つ規定を遵守してください。
電動工具の慎重な取扱いおよび使用
作業材料を固定します。業材料を締め付ける時は、クランプあるいは万力を使用してください。この
方が手で押さえるよりも確実であり、また本体の操作に両手を自由に使うことができます。
先端工具がチャック機構に適合し、チャック内にしっかりと固定されていることを確認してください。
停電の際には、本体のスイッチを切り、電源プラグを抜いてください。れで、再び通電した時に本体
が不意に始動するのを防ぐことができます。
電気に関する安全注意事項
作業を開始する前に、作業場に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを金属探知機などで調査して
ください。例えば作業中に誤って先端工具が電線に触れると、本体の金属部分とケーブルが通電する
可能性があります。この場合、感電による重大な事故が発生する危険があります。
本体を作動させる場合は、必ずはいっしょに納品された漏電遮断器を使用してください漏電遮断器の
ない装置は決して絶縁変圧器なしで使用しないでください)ご使用前には毎回、漏電遮断器を点検して
ください。
本体の電源コードを定期的に点検し、コードに損傷がある場合は認定を受けた修理スペシャリストに交
換を依頼してください。電動工具の電源コードが損傷した場合は、専用の承認された交換用電源コード
と交換してください交換用電源コードはヒルティサービスセンターにご注文ください。延長コードを
定期的に点検し、損傷がある場合は交換してください。作業中損傷した電源コード、長コードには
触れないでください電源プラグをコンセントから抜きます。損傷した電源コードや延長コードは感電
の原因となり危険です。
作業場の安全確保
壁を穿孔して貫通させる場合は作業領域を壁の裏側より支持してください。母材またはコアが後方に落
下する可能性があます天井を穿孔し貫通させる場合は業領域を下方より持してください。
母材またはコアが落下する可能性があります。
湿式穿孔での上向きの施工時には、湿式バキュームクリーナーに接続した水処理システムを必ず使用し
てください。
上向きの施工時には、バキュームによる固定は禁止されています。
バキュームベースプレー(アクセサリー)を接続して水平方向の穿孔作業をする場合には、必ずドリ
ルスタンドを固定させるための付加的な措置を施してください。
ベースプレートの調整作業を行う際には、衝撃の大きな工具(ハンマーなど)を使用しないでください。
作業場の換気に十分配慮してください。作業場の換気が十分でないと、粉じんによる汚染で健康を損な
う恐れがあります。
穿孔作業は現場監督者の許可を得て行ってください。建物およびその他の構造物への穿孔作業特に鉄
筋または鉄骨梁の除去は静力学に影響を及ぼします。
屋外での作業の場合は、ゴム製の保護手袋および滑り止めのついた履き物の着用をお薦めします
作業者に関する安全
イヤモンドコアドリルおよびダイヤモンドコアビットは重いので注意してください。体の一部
挫傷する危険があります。本体の使用中は、作業者および現場で直近に居合わせる人々は保護メガネ
保護ヘルメット、耳栓、保護手袋、安全靴および防じんマスクを着用しなければなりません
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3 製品の説明
3.1 各部名称および操作エレメント 1
ダイヤモンドコアドリル
@
洗浄/サクションヘッド
;
水流計
=
サイドハンドル
%
給水コック
&
給水コネクター
(
ギア選択スイッチ
)
ギア部
+
モーター
§
ON/OFF スイッチ
/
グリップ
:
盗難防止インジケーター(オプション)
サービスインジケーター
$
パワーインジケータ
£
カーボンブラシカバ
|
漏電遮断器付き電源コード
¡
銘板
Q
インターフェースプレート
W
接続ネジ(洗浄/サクションヘッド)
E
カバー(洗浄/サクションヘッド)
R
吸入接続部
T
チャック
3.2 ドリルスタンド 2
Z
グリップ
U
コラム
I
キャリッジ
O
キャリッジロック機
P
銘板
Ü
バキュームリリースバルブ
[
バキュームホース
]
バキュームシール
Æ
ベースプレート
º
圧力ゲージ
~
レベリングインジケーター
A
調整レバー
S
レベル調整スクリュ
D
ポジションインジケーター
F
デプスゲージ
G
ロックボルト
H
キャリッジクリアランス調整ネジ
J
ストッパーネジ
K
ケーブルブラケット
3.3 アクセサリー 3
L
クロスグリップ
Ö
レバー
Ä
エキセン
クランピングスクリュー
Œ
デプスゲージ
Å
ウォーターコレクタ
ª
ドリルソケット
ドリルソケット用アダプター
Y
シール
X
本体接続部
C
ホルダー
V
ウォーターコレクタ
B
シール
N
ジャックスクリュー
M
ホイールアセンブリ
3.4 正しい使用
本書で説明している製品は、電動ダイヤモンドコアドリルです。本製品は、(鉄筋の入った)鉱物母材への
手持ちによる乾式穿孔での貫通穴穿孔および非貫通穴穿孔と、スタンド支持による湿式穿孔での貫通穿孔お
よび非貫通穿孔のためのものです。
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本書で説明している製品はプロ仕様で製作されており、使用、保守、修理を行うのは、定、訓練された人
のみに限ります。これらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。本書で説
明している製品およびそのアクセサリーのトレーニングを受けていない者による誤使用、あるいは規定外の
使用は危険です。
本体を接続する主電源が銘板に表示されている電圧、周波数と一致することを必ず確認した上で使用し
てください。
各国の労働安全衛生法に従ってください。
怪我の可能性を防ぐため、必ずHilti 純正のアクセサリーや工具のみを使用してください。
3.5 パワーインジケータ
ダイヤモンドコアドリルはパワーインジケーターを装備しています。
記号 状態 意味
オレンジ色で点
押し付けが弱すぎる
緑色で点灯 最適な押し付け
赤色で点灯 押し付けが強すぎる
3.6 サービスインジケーター
ダイヤモンドコアドリルはサービスインジケーターを装備しています。
記号 状態 意味
赤色で点灯
製品作動
カーボンブラシがかなり磨耗しています
作動時間がサービス期限に達しています点灯開始後もあと数時間使用する
ことができますが、その後は自動遮断装置が作動します。
遅滞なHilti サービスセンターに本製品のサービス作業を依頼してくださ
い。
赤色で点灯
製品が作動しな
カーボンブラシを交換する必要があります。
赤色で点滅
ダイヤモンドコアドリルの過熱あるいは損傷。
故障時のヒントを参照してください。
3.7 本体標準セット構成
ダイヤモンドコアドリル、取扱説明書。
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。本製品向けに弊社が承
認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当または最寄りのHilti センターにお
問い合わせいただくか、あるいはwww.hilti.com でご確認ください。
4 製品仕様
4.1 製品特性
定格電圧、定格電流、周波数および定格電力については、国別の銘板でご確認ください。
発電機または変圧器を使用しての作業の場合は、それらは本体の銘板に記載されている定格電力よ 2
以上大きな出力がなければなりません。変圧器または発電機の作動電圧は、常に本体の定格電圧の +5 %...-
15 % の範囲になければなりません
DD 150-U
定格電流 230 V
10.3 A
定格電力
2,200 W
ダイヤモンドコアドリル重量
8.2 kg
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DD 150-U
ドリルスタン(コンビベースプレートおよびキャリッジ付き
重量
13.3 kg
ダイヤモンドコアドリル外形寸法 (長さ × × 高さ)
516 mm x 129 mm x 159 mm
ドリルスタンド外形寸法 (長さ × × 高さ)
610 mm x 250 mm x 952 mm
許容水圧
6 bar
無負荷回転数 1
840/min
2
1,640/min
3
3,070/min
絶縁クラス
クラス I(アースが必要)
4.2 穴あけ中心に対して最適な間隔のマーキング
アンカーベースプレート
270 mm
バキュームベースプレート
290 mm
コンビベースプレー
290 mm
4.3 定格電圧
本製品は様々な電圧仕様で製作されています。銘板に記載されている製品の定格電圧と定格電力の表
示を確認してください。
定格電圧 100 V 110 V
GB
110 V
TW
120 V 127 V 220 V 230 V 240 V
定格電流 15 A 16 A 15 A 19.5 A 18.5 A 10 A 10.3 A 9.9 A
周波数 50/60 Hz 50/60 Hz 50/60 Hz 60 Hz 50/60 Hz 50/60 Hz 50/60 Hz 50/60 Hz
4.4 延長コードを使用する場合
使用の目的に応じて十分な導体断面積をもつ適切な延長コードのみを使用してください。
推奨する最低導体断面積および最大コード長
導体断面積
電圧
1.5 mm² 2.5 mm² 3.5 mm² 4.0 mm²
100 V 推奨できない 推奨できない 25 m 推奨できない
110 V 推奨できない 15 m 推奨できない 30 m
127 V 推奨できない 20 m 推奨できない 35 m
220 V 35 m 65 m 推奨できな 105 m
230 V 40 m 70 m 推奨できな 110 m
240 V 40 m 70 m 推奨できな 110 m
4.5 コアビット直径
湿式穿孔での上向きの施工時には、湿式バキュームクリーナーに接続した水処理システムを必ず使用
してください。
1 2 3
Ø コアビット(スタ
ンド支持、湿式)
水処理システム
あり
102 mm 162 mm 28 mm 87 mm 12 mm 25 mm
水処理システム
なし
102 mm 162 mm 28 mm 87 mm 12 mm 25 mm
Ø コアビット(手持
ち、湿式)
水処理システム
なし
121 mm 131 mm 41 mm 111 mm 8 mm 36 mm
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1 2 3
Ø コアビット(手持
ち、乾式、HDMU)
集じん装置あり
122 mm 162 mm 67 mm 112 mm •/•
Ø コアビット(手持
ち、乾式、PCM)
集じん装置あり
52 mm 162 mm •/• •/•
4.6 各種装備での使用
手持ち/
スタンド支持
追加システム コアビット直径 穿孔方向
手持ち/乾式 集じん装置あり 37 mm 162 mm 全方向
手持ち/湿式 水処理システムなし 8 mm 132 mm 上向きは不可
手持ち/湿式 水処理システムあり 8 mm 62 mm 全方向
スタンド支持/湿式 水処理システムなし 12 mm 162 mm 上向きは不可
スタンド支持/湿式 水処理システムあり 12 mm 162 mm 全方向
4.7 騒音および振動値について(EN 62841 準拠)
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測
定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。
記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、
異なる先端工具を取り付けて使用したり手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異な
ることがあります。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。
曝露値を正確に予測するためには、本体のスイッチをオフにしている時間や、本体が作動していても実際に
は使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著し
く低くなる可能性があります。
作業者を騒音および/または振動による作用から保護するために、他にも安全対策を立ててください(例
電動工具および先端工具の手入れや保守手を冷やさないようにする、作業手順の編成)
騒音排出値
手持ち スタンド支持
サウンドパワーレベ (L
WA
)
98 dB(A) 106 dB(A)
サウンドパワーレベルの不確実性 (K
WA
)
3 dB(A) 3 dB(A)
サウンドプレッシャーレベル (L
pA
)
87 dB(A) 93 dB(A)
サウンドプレッシャーレベルの不確実性 (K
pA
)
3 dB(A) 3 dB(A)
合計振動値
手持ち スタンド支持
コンクリートへの穿(湿式)(a
h, DD
)
7 m/s² 3.5 m/s²
不確実性 (K)
1.5 m/s² 1.5 m/s²
石灰岩ブロックへの HDMU 穿孔(乾式)(a
h, DD
)
6.5 m/s² •/•
不確実性 (K)
6.5 m/s² •/•
石灰岩ブロックへの PCM 穿孔(乾式)(a
h, DD
)
14.5 m/s² •/•
不確実性 (K)
4.5 m/s² •/•
5 作業準備
警告
負傷の危険! ドリルスタンドは、確実に固定されていないと回転したり傾いたりすることがあります。
ダイヤモンドコアドリルを使用する前にアンカーまたはバキュームベースプレートによりドリルス
ンドを作業を行う母材に固定してください。
必ず母材に適したアンカーを使用し、アンカーメーカーの取付け指示に従ってください。
バキュームベースプレートは、母材がバキュームによるドリルスタンドの固定に適したものである場合
にのみ使用するようにしてください。
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5.1 ドリルスタンドをアンカーで固定する 5
警告
アンカーの誤った使用による負傷の危険 本体が外れて損傷の原因となることがあります。
母材に適したアンカーを使用しアンカーメーカーの取付け指示にしたがってください。
Hilti 金属系打込みアンカーM12 およびM16 は、一般にダイヤモンドコアドリル装備を亀裂のないコ
ンクリートに固定するのに適しています。しかしながら、特定の条件下では別の固定方法が必要とな
ることもあります。確実な固定については、弊社営業担当またはHilti 代理店・販売店までお問い合わ
せください。
1. 母材に適したアンカーを取り付けてください。使用するベースプレートに応じて間隔を選択します。
製品仕様
アンカーベースプレート 270 mm
コンビベースプレー 290 mm
2. アンカーにクランピングスピンドルを捻じ込みます
3. スピンドルの上にダイヤモンドコアドリルのベースプレートを置き、位置を合わせます。
4. クランピングナットをスピンドルに取り付けます。但し、ナットを一杯には締め付けないでください。
5. レベル調整スクリューを用いてベースプレートを水平にします。レベル調整スクリューが確実に母材と
接触していることを確認してください。
6. 適切なオープンエンドレンチを用いて、ランピングスピンドル上のクランピングナットを締め付けま
す。
7. ダイヤモンドコアドリルが確実に固定されていることを確認してください
5.2 ドリルスタンドをバキュームで固定する 8
警告
圧力の確認を怠ることによる負傷の危険
穿孔前および穿孔中に、圧力ゲージの指針が緑の領域から出ないようにしなければなりません。
ドリルスタンドをアンカーベースプレートとともに使用する場合は、バキュームベースプレートとア
ンカーベースプレート間の接続が確実で平坦なものであることを確認してください。アンカーベース
プレートをバキュームベースプレートにしっかりとねじ止めします。選択したコアビットがバキュー
ムベースプレートを損傷することがないことを確認してください。
水平方向の穿孔作業の際は、ダイヤモンドコアドリルを追加固定してください(例:アンカーにより
固定されているチェーン)
ドリルスタンドの位置を合わせる前に、取付けおよび操作のための十分なスペースが確保されている
か確認してください
1. すべてのレベル調整スクリューを、ベースラウンドプレートの約 5 mm 下まで突出させます
2. バキュームベースプレートのバキュームホースをバキュームポンプに接続します。
3. 穿孔中心を決めます。穿孔中心から本体を立てる方向に向かって線を引きます。
4. 線上で穿孔中心から所定の間隔のところにマークをつけます。
製品仕様
コンビベースプレー 290 mm
バキュームベースプレート 290 mm
5. バキュームポンプをスイッチオンにし、バキュームリリースバルブを押し続けてください。
6. ベースプレートのマークを線上に合わせます。
7. ダイヤモンドコアドリルが正しい位置に来たら、バキュームリリースバルブを外してベースプレートを
母材に向かって押します。
8. レベル調整スクリューを用いてベースプレートを水平にします。
9. ダイヤモンドコアドリルが確実に固定されていることを確認してください
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5.3 ドリルスタンドをネジジャッキ(ジャッキスクリュー)で固定する
1. コラム上端にネジジャッキを固定します。
2. ドリルスタンドを母材上で位置合わせします。
3. 4 本のレベル調整スクリューを用いてベースプレートを水平にします
4. ドリルスタンドをネジジャッキ(ジャッキスクリュー)で固定し、ネジジャッキをロックします。
5. ダイヤモンドコアドリルが確実に固定されていることを確認してください
5.4 ハンドルを取り付け 6
ハンドルはドリルスタンドのどちらの側にも取り付けることができます。
ハンドルをシャフトに差し込みます。
ハンドルを固定します。
5.5 サイドハンドルを取り付ける 4
1. グリップを回して緩めます/締め付けます。
2. サイドハンドルが正しく取り付けられ、しっかりと固定されていることを確認してください。
5.6 サイドハンドルを調整する 4
1. サイドハンドルを反時計方向に回して緩めます。
2. サイドハンドルを位置決めします。
3. サイドハンドルを時計方向に回して固定します。
4. サイドハンドルがしっかりと締め付けられていることを確認してください
5.7 デプスゲージを調整する(スタンド運転)
1. デプスゲージを調整します。
2. クランピングスクリューでデプスゲージを固定します。
5.8 ダイヤモンドコアドリルをドリルスタンドに固定する 7
1. ハンドルを反時計方向に回してロックボルトを抜き取ります。
2. インターフェースプレートをドリルスタンドのフックにかけます。
3. ロックボルトを取り付け、ハンドルを時計方向に回してロックボルトを締め付けます。
4. スイッチロックをグリップに取り付けます。
スイッチロックによ ON/OFF スイッチを連続動作モードに固定することができます。
5. サイドハンドルの給水バルブを閉じます。
6. 給水システムとの接続を構築します。
5.9 ダイヤモンドコアドリルをドリルスタンドから取り外す
1. キャリッジロック機構によりキャリッジをコラムにロックします。
2. サイドハンドルの給水バルブを閉じます。
3. 給水システムとの接続を解除します。
4. スイッチロックをグリップから取り外します。
5. ハンドルを反時計方向に回してロックボルトを開きます。
6. ロックボルトをスロットから引き抜きます。
7. 本体を旋回させてドリルスタンドから取り外します
5.10 盗難防止システム TPS 付き本体をロック解除する
1. ダイヤモンドコアドリルの電源プラグをコンセントに差し込みます。
2. 漏電遮断器の「Reset」または「I」ボタンを押します。
黄色の盗難防止ランプが点滅します。
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3. ロック解除キーをロックシンボルの直上に保持します。
黄色の盗難防止ランプが消灯し、本体がロック解除されます。
電源供給が遮断された場合、製品は約 20 分間作動可能な状態に留まります。これより長い時間に
わたって電源供給が遮断された場合は、ロック解除キーにより盗難防止システムを改めて非作動
にする必要があります。
5.11 コラムとキャリッジ間の遊びを調整する
1. 調整ネジをアレンレンチを使用してしっかり締め付けます。
製品仕様
締付けトルク 5 Nm
2. 調整ネジを再び 1/4 回転緩めます。
3. キャリッジが正しく調整されていると、ダイヤモンドコアビットがない場合キャリッジは動かず、ダイ
ヤモンドコアビットを装着するとキャリッジは下に移動します。
5.12 ドリルスタンンドの穿孔角度をコンビベースプレートで調整する 9
注意
回転エリアで指を挟まれないように注意してください
保護手袋を着用してください。
1. ドリルスタンド底部の調整レバーを緩めてスライディングブロックをロック解除します。
2. コラムをご希望の位置に合わせます。
3. 調整レバーを操作して、スライディングブロックを完全にロックさせコラムを再び固定します。
5.13 集じん装置を接続す 10
1. 洗浄/サクションヘッドのカバーをネジ止めします
2. 吸入ホースを吸入接続部に差し込みます。
3. サイドハンドルの給水バルブを閉じます。
5.14 給水コネクターを取り付ける 11
注意
誤った使用による危険! 誤った使用によりホースが破損することがあります。
定期的にホースに損傷がないか点検し、最大許容給水圧が 6 bar を超えないことを確認してください
ホースが回転部分と接触していないことを確認してください。
キャリッジフィードの時にホースが損傷しないように注意してください
最高水温:40°C。
接続しているウォーターシステムに漏れがないかチェックしてください
コンポーネントの損傷を防止するために、真水または汚れの粒子が含まれていない水のみを使用して
ください。
1. 洗浄/サクションヘッドのカバーを閉じます。
2. ダイヤモンドコアドリルの給水コックを閉じます。
3. 給水システムとの接続を構築します(ホースカップリング)
5.15 水処理システムを取り付ける(アクセサリー) 12
警告
感電による危険! 吸引装置が故障すると水がモーターやカバーまで流れることがあります!
吸引装置が機能しない場合は直ちに作業を中止してください。
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ダイヤモンドコアドリルは天井に対して 90° の角度になければなりません。水処理システムのシール
は、ダイヤモンドコアビットの直径に適合したものでなければなりません。
水処理システムの使用でコアビットから水を除去するため周辺を汚すことがありません湿式
キュームクリーナーと組み合わせると最上の結果が得られます。
1. ドリルスタンドのコラム前側のネジを緩めます。
2. ウォーターコレクターホルダーを正しい位置に動かします。
3. ネジを取り付けて締め付けます
4. ウォーターコレクターをホルダーの 2 個の可動アームの間に取り付けます。
5. ウォーターコレクターを 2 本のネジでホルダーに締め付けます。
6. ウォーターコレクターに湿式バキュームクリーナーを接続するか、を排出させることのできるホース
を接続します。
6 ご使用方法
6.1 BI+ チャックを使用してのダイヤモンドコアビットの取付け 13
注意
先端工具の交換時の負傷の危険! 使用中に先端工具が高温になる場合があります。エッジが鋭くなってい
る場合があります。
先端工具の交換時には必ず保護手袋を着用してください。
切断性能あるいは穿孔能力の低下が認められるようになったなら、ダイヤモンドコアビットは直ちに
交換する必要があります。一般的に、ダイヤモンドセグメントが指定の高さ未満に摩耗したら交換す
る必要があります。
1. キャリッジロック機構によりキャリッジをコラムにロックします。ャリッジが確実に固定されている
ことを確認してください。
2. オープンマークの方向へ回してチャックを開きます
3. ダイヤモンドコアビットを下からダイヤモンドコアドリルのチャックのギアに挿入し、ギアが噛み合う
まで回します。
4. クローズマークの方向へ回してチャックを閉じます
5. ダイヤモンドコアビットがチャックに確実に取り付けられているか点検します。
6.2 代替チャックを使用してのダイヤモンドコアビットの取付け
1. 本体シャフトを適切なオープンエンドレンチを使用してロックします。
2. 適切なオープンエンドレンチを使用してコアビットを締め付けます。
6.3 BI+ チャックで取り付けたダイヤモンドコアビットの取外し
注意
先端工具の交換時の負傷の危険! 使用中に先端工具が高温になる場合があります。エッジが鋭くなってい
る場合があります。
先端工具の交換時には必ず保護手袋を着用してください。
1. キャリッジロック機構によりキャリッジをコラムにロックします。ャリッジが確実に固定されている
ことを確認してください。
2. オープンマークの方向へ回してチャックを開きます
3. チャックの操作スリーブを矢印方向に引きます。これによりコアビットがロック解除されます。
4. ダイヤモンドコアビットを取り外します。
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6.4 代替チャックで取り付けたダイヤモンドコアビットの取外し
注意
先端工具の交換時の負傷の危険! 使用中に先端工具が高温になる場合があります。エッジが鋭くなってい
る場合があります。
先端工具の交換時には必ず保護手袋を着用してください。
1. 本体シャフトを適切なオープンエンドレンチを使用してロックします。
2. 適切なオープンエンドレンチを使用してコアビットを取り外します。
6.5 回転数を選択する 14
注意
摩耗の危険 ギア部損傷の危険
本体作動中にギアを切り替えないでください。スピンドルが停止するのをお待ちください。
スイッチを推奨位置に回しますその際同時に手でコアビットも回します
6.6 漏電遮断器(PRCD)
ダイヤモンドコアドリルに漏電遮断器がない場合は絶縁変圧器を使用する必要があります。
1. ダイヤモンドコアドリルの電源プラグをアース接続部付きコンセントに差し込みます。
2. 漏電遮断器 PRCD 「I」または「RESET」ボタンを押します。
表示が点灯します。
3. 漏電遮断器 PRCD 「0」または「TEST」ボタンを押します。
表示が消えます。
警告
感電による負傷の危険! ボタン0 またはTEST を押した際に漏電遮断器の表示が消えない場合は、ダイヤ
モンドコアドリルの使用を続けてはなりません!
弊社営業担当またはHilti 代理店販売店にダイヤモンドコアドリルの修理を依頼してください
4. 漏電遮断器 PRCD 「I」または「RESET」ボタンを押します。
表示が点灯します。
6.7 手持ちでの乾式穿孔
コアビットに多量の埃が溜まるとバランスを失う原因となります。
コアビットから埃を取り除いてください。
6.8 集じん装置を使用した乾式穿孔
コアビットに多量の埃が溜まるとバランスを失う原因となります。
静電気帯電を防止するため、静電防止集じん機を使用してください。
6.9 2 パーツ構成のセンタリングサポートの使用
注意
間違った使用による負傷の危険! センタリングサポートは母材に押し付けていないと部品が緩む可能性が
あります。
2 パーツ構成のセンタリングサポートを使用している場合は、アイドリングの際にダイヤモンドコアド
リルを母材と接触させない状態で運転してはいけません。
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ダイアモンドコアビットの直径ごとに異なるセンタリングサポートが必要になります。
1. センタリングサポートは外側からダイアモンドコアビットへ取り付けてください。
2. 穿孔開始時には、コアビットがセンタリングされるまで軽く押し付けるだけにしてくださいコアビッ
トがセンタリングされた後、接触圧を高めてください。3...5 mm の深さのガイドカットを行います。
3. ON/OFF スイッチを放して本体を停止させます。コアビットが完全に停止するまでお待ちください。
4. センタリングサポートをコアビットから外します。
5. コアビットをガイドカットに合わせ、ON/OFF スイッチを押して穿孔を続けます
6.10 電動工具用コンセント装備の集じん機を使用する
切込みのあるコアビットは、集じん装置なしで作業する場合にのみ使用してください
1. サイドハンドルをご希望の位置に合わせて固定します。
2. オプション2 パーツ構成のセンタリングサポートを取り付けて使用します。 203
3. ダイヤモンドコアドリルの電源コードを集じん機のコンセントに差し込みます。
4. 集じん機の電源コードをコンセントに差し込みます
5. 接続されている場合:漏電遮断器の「Reset」スイッチまたは「I」ボタンを押します。
6. ダイヤモンドコアドリルを穿孔中心に合わせます。
7. ダイヤモンドコアドリルの ON/OFF スイッチを押します。
集じん機は電動工具の始動後に遅れて始動します。電動工具の電源がオフになった後、集じん機
は遅れて電源オフとなります。
6.11 電動工具用コンセント非装備の集じん機を使用する
切込みのあるコアビットは、集じん装置なしで作業する場合にのみ使用してください
1. サイドハンドルをご希望の位置に合わせて固定します。
2. オプション2 パーツ構成のセンタリングサポートを取り付けて使用します。 203
3. 集じん機の電源コードをコンセントに差し込みます
4. 接続されている場合:漏電遮断器の「Reset」スイッチまたは「I」ボタンを押します。
5. ダイヤモンドコアドリルを穿孔中心に合わせます。
6. ダイヤモンドコアドリルの ON/OFF スイッチを押します。
7. 残っている母材を吸引するため集じん機は本体よりも数秒長く作動させたてください。
6.12 集じん装置を使用しないでの作業
切込みのあるコアビットは、集じん装置なしで作業する場合にのみ使用してください
1. サイドハンドルをご希望の位置に合わせて固定します。
2. オプション2 パーツ構成のセンタリングサポートを取り付けて使用します。 203
3. 電源プラグをコンセントに接続して、漏電遮断器の「Reset」スイッチまたは「I」ボタンを押します。
4. ダイヤモンドコアドリルを穿孔中心に合わせます。
5. ダイヤモンドコアドリルの ON/OFF スイッチを押します。
6.13 水処理システムを使用しないでの手持ちでの湿式穿孔
警告
感電による危険! 吸引装置が故障すると水がモーターやカバーまで流れることがあります!
吸引装置が機能しない場合は直ちに作業を中止してください。
1. サイドハンドルをご希望の位置に合わせて固定します。
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2. オプション2 パーツ構成のセンタリングサポートを取り付けて使用します。 203
3. 電源プラグをコンセントに接続して、漏電遮断器の「Reset」スイッチまたは「I」ボタンを押します。
4. ダイヤモンドコアドリルを穿孔中心に合わせます。
5. 給水コックを、ご希望の水量に達するまでゆっくりと開きます。サイドハンドルのインジケーターで水
量を確認できます。
6. ダイヤモンドコアドリルの ON/OFF スイッチを押します。
6.14 水処理システムを使用しての手持ちでの湿式穿孔
警告
感電による危険! 吸引装置が故障すると水がモーターやカバーまで流れることがあります!
吸引装置が機能しない場合は直ちに作業を中止してください。
湿式バキュームクリーナーの電源コンセントは使用しないでください。
1. バキュームクリーナー使用時:湿式バキュームクリーナーをスタートさせ、水供給部を開きます。
2. サイドハンドルをご希望の位置に合わせて固定します。
3. オプション2 パーツ構成のセンタリングサポートを取り付けて使用します。 203
4. 電源プラグをコンセントに接続して、漏電遮断器の「Reset」スイッチまたは「I」ボタンを押します。
5. ダイヤモンドコアドリルを穿孔中心に合わせます。
6. 給水コックを、ご希望の水量に達するまでゆっくりと開きます。サイドハンドルのインジケーターで水
量を確認できます。
7. ダイヤモンドコアドリルの ON/OFF スイッチを押します。
6.15 ドリルスタンドを使用した湿式穿孔 15
警告
感電による危険! 吸引装置が故障すると水がモーターやカバーまで流れることがあります!
吸引装置が機能しない場合は直ちに作業を中止してください。
上向き穿孔時には、必ず湿式バキュームクリーナーと水処理システムを組み合わせて使用してくださ
い。
1. 給水コックを、ご希望の水量に達するまでゆっくりと開きます。
2. 連続動作ロックで本体を連続動作モードにします。
3. キャリッジロック機構を開きます。
4. ハンドルを回してダイヤモンドコアビットを母材に当てます。
5. 穿孔開始時には、コアビットがセンタリングされるまで軽く押し付けるだけにしてくださいコアビッ
トがセンタリングされた後、接触圧を高めてください。
6. パワーインジケーターに応じて接触圧を調整してください。
6.16 ロータレール(コラム回転ピース)の使用
ロータレールを使用すると、システムの一部あるいはシステム全体を分解せずに迅速かつ容易に穿孔
穴または穿孔穴コアにアクセスできます
警告
間違った使用による負傷の危険! ドリルスタンドは損傷あるいは破損の危険があります
ロタレールは決してコラム延長具として使用しないでください。
1. キャリッジロック機構によりキャリッジをコラムにロックします。ャリッジが確実に固定されている
ことを確認してください。
2. ストッパーネジをコラムの後部から取り外します。
3. ロータレールを、ラックレールが同じ方向を向くように固定します。
4. ロータレールのネジを締め付けます。
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5. キャリッジロック機構を解除してキャリッジをロータレールへと移動させます。
6. ロータレールの固定用ネジを緩め、本体をロータレールで右または左へ回します。こうすることで穿孔
穴へのアクセスが可能になります。
7. ドリルコアを取り外すかコアビットを交換します。
8. ロータレールで本体を元の位置に戻し、ロータレールの固定用ネジを締め付けます。作業を続行できる
ように、本体をスタンドのコラムに戻します
9. ロータレールを取り外した後はコラムの後部にストッパーネジを取り付けます。
6.17 コアビットが噛んだ場合
コアビットが鉄筋を噛んだ場合は、最初に安全クラッチが作動します。続いてエレクトロニクスによりモー
ターがオフになり、作業者が操作しなくても自動的に 2 回モーターが再始動されます。それでも噛み込みが
解消されない場合は、エレクトロニクスにより電流が 90 秒間遮断されます噛み込みを以下のようにし
手で解消することができます
6.17.1 ハンドルを使用してコアビットを外す
1. 電源プラグをコンセントから抜きます。
2. ハンドルを使用してコアビットを母材から外します
3. 電源プラグをコンセントに差し込みます。
4. 穿孔工程を続けてください。
6.17.2 オープンエンドレンチを使ってコアビットを外す
1. 電源プラグをコンセントから抜きます。
2. ネクションエンド付近で適切なオープンエンドレンチを使ってダイヤモンドコアビットをはさみ、
ダイヤモンドコアビットを回しながら外します。
3. 電源プラグをコンセントに差し込みます。
4. 穿孔工程を続けてください。
7 手入れ、保守、搬送および保管
7.1 手入れと保守
警告
感電による危険! 電源プラグをコンセントに接続した状態で手入れや保守を行うと、重傷事故および火傷
の危険があります。
手入れや保守作業の前に、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください
手入れ
強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してくださいシリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
保守
警告
感電による危険! 電気部品の誤った修理は、重傷事故および火傷の原因となることがあります。
電気部品の修理を行うことができるのは、訓練された修理スペシャリストだけです。
目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、作エレメントについては問題なく機能すること
を定期的に点検してください。
損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。直ちHilti サービスセ
ンターに修理を依頼してください。
手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて機能を点検してください。
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。本製品向けに弊社が承
認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当またはHilti Store にお問い合わせ
いただくか、あるいはwww.hilti.group.
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7.2 カーボンブラシを交換する
警告
感電による負傷の危
本体の使用、保守、修理を行うのは、認定、訓練された人のみに限ります! これらの人は、遭遇し得る
危険に関する情報を入手していなければなりません。
1. モーターの左側と右側のカーボンブラシカバーを開きます。
2. このときカーボンブラシの取り付け状態とコードの取り回しに注意してください。ダイヤモンドコアド
リルから使用済みのカーボンブラシを取り出します。
3. 新品のカーボンブラシを、古いカーボンブラシが取り付けられていた位置に正確に取り付けます
取り付け時にはコードの絶縁を損傷しないように注意してください。
4. モーターの左側と右側のカーボンブラシカバーをねじ締めします。
5. カーボンブラシをアイドリングで連続して 1 分間以上慣らし運転します。
カーボンブラシの交換の後、 1 分の運転時間が経過すると表示灯が消灯します。
7.3 搬送および保管
注意
低温時の危険! 水が浸入すると、本製品が損傷して感電の危険が高くなることがあります
温度が氷点下になった場合、本体に水分が残っていないことを確認してください。
ダイヤモンドコアドリルを保管する前に、給水コックを開いてください。
8 故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業
担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください。
8.1 ダイヤモンドコアドリルが作動しない
故障 考えられる原因 解決策
サービスインジケーターに何
も表示されない。
漏電遮断器がオンになっていない。 漏電遮断器が正しく作動するか
点検し、漏電遮断器をオンにし
ます。
供給電源の遮断。 他の電動工具を接続して機能を
点検します。
プラグ接続、電源コード、
および主電源ヒューズを点検し
ます。
モーター内への水の浸入。 イヤモンドコアドリルを温
い乾燥した場所で完全に乾燥さ
せます。
サービスインジケーターが点
灯。
カーボンブラシの摩耗。
す。 207
サービスインジケーターが点
滅。
モーターの過熱。 モーターが冷えるまで数分待機
するか、あるいは冷却を促進さ
せるためにダイヤモンドコアド
リルをアイドリングで作動させ
ます。ダイヤモンドコアドリル
をオフにして、再びオンにしま
す。
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Hilti DD 150-U 取扱説明書

タイプ
取扱説明書