Hilti DD 350-CA 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
DD 350-CA
Bedienungsanleitung de
Operating instructions en
Mode d’emploi fr
Istruzioni d’uso it
Manual de instrucciones es
Manual de instruções pt
Gebruiksaanwijzing nl
Brugsanvisning da
Bruksanvisning sv
Bruksanvisning no
Käyttöohje
Οδηγιεςχρησεως el
Használati utasítás hu
Instrukcjaobsługi pl
Инструкцияпозксплуатации ru
Návod k obsluze cs
Návod na obsluhu sk
Upute za uporabu hr
Navodila za uporabo sl
Ръководствозаобслужване bg
Instrucţiunideutilizare ro
KulllanmaTalimatı tr
ar
Lietošanaspamācība lv
Instrukcija lt
Kasutusjuhend et
Інструкціязексплуатації uk
Пайдаланубойыншабасшылы
қ kk
ja
ko
zh
cn
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02
1
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02
23
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02
4
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02


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

56
7
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02


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

89
10 11
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
12 13
14 15
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02



16 17
18 19
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02
オリジナル取扱説明書
DD 350-CA コアドリル
ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みくださ
い。
この取扱説明書は必ず本体と一緒に保管してくだ
さい。
他の人が使用する場合には、本体と取扱説明書
を一緒にお渡しください。
目次
1 一般的な注意 520
2 製品の説明 521
3 製品仕様 523
4 安全上の注意 524
5 コア抜きの準備 527
6 コア抜きの実施 530
7 手入れと保守 533
8 故障かな? と思った時 533
9廃 535
10 本体に関するメーカー保証 535
11 EU 規格の準拠証明 (原本) 536
1 この数字は該当図を示しています。 図は取扱説明書
の冒頭にあります。
この説明書で 「コアドリル」 と呼ばれる工具は、 常に
DD 350-CA コアドリルを指しています。
コアドリル 1
@
操作部/表示ディスプレイ
;
キャリアグリップ
=
銘板
%
グリップパッド
&
排水栓
(
3 ウェイバルブ
)
チャック
+
接続ソケット
§
電源コードガイド
/
給水コネクター
:
給水コック
·
漏電遮断器付き電源コード
操作部/表示ディスプレイ 2
@
ギア選択スイッチ
;
パワーインジケーター
=
温度モニター/漏電
%
ON スイッチ
&
OFF スイッチ
(
Iron Boost(鉄筋貫通) ボタン
)
サービスインジケーター
バキュームベースプレート (アクセサリー) 3
@
バキュームリリースバルブ
;
バキュームホース
=
バキュームシール
%
圧力ゲージ
&
ホイールアセンブリー取付けポイント
(
レベル調整スクリュー (4
DD‑HD 30 ドリルスタンド (アクセサリー) 4
@
コラムカバー付きエンドストップ
;
レベリングインジケーター (2 個)
=
キャリッジ
%
キャリンググリップ (2 個)
&
ストラット
(
レベル調整スクリュー (3
)
ホイールアセンブリー取付けポイント
+
ベースプレート
§
コラム
/
キャリッジロック機構
:
本体ロッキングボルト (偏心ボルト)
·
ハンドル
$
アンカーポジション
£
減速ギア (1:3)
|
ダイレクトドライブ (1:1)
¡
銘板
Q
ポジションインジケーター
ドリルスタンド取付けセット アクセサリー) 4
W
クランピングナット
E
クランピングスピンドル
水処理システム ( アクセサリー) 4
R
シール
T
ウォーターコレクター
Z
ウォーターコレクターホルダー
ja
519
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02
1 一般的な注意
1.1 安全に関する表示とその意
危険
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる危険性が
ある場合に注意を促すために使われます。
警告事項
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる可能性が
ある場合に注意を促すために使われます。
注意
この表記は、 軽傷あるいは所持物の損傷が発生する可能
性がある場合に使われます。
注意事項
この表記は、 本製品を効率良く取り扱うための注意事項
や役に立つ情報を示す場合に使われます。
1.2 記号の説明と注意事項
禁止表示
クレーンに
よる搬送
禁止
警告表示
一般警告
事項
義務表示
ご使用
前に取扱説
明書をお
読みくだ
さい
略号
サービスイ
ンジケー
ター
リサイク
ル規制部品
です
交流 無負荷回
転数
直径 パワーイン
ジケーター
コアドリルの 3 ウェイバルブ
湿式穿孔位置
コアドリルの 3 ウェイバルブ
コアビットの水抜き位置
コアドリルの 3 ウェイバルブ
乾式穿孔位置
ja
520
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02

&
PD[EDU


35&
'
*)&,
VACUUM
VACUUM
コアドリルに表示
温度が 4°C 未満で 1 時間以上作業を中断する場合は、
本書の記述に従って冷却回路を空にしてください。
コアドリルに表示
必ず正常に作動する漏電遮断器を使用してください。
バキュームベースプレートに表示
上図バキュームベースプレートを接続して水平方向
の穿孔作業をする場合には、 ドリルスタンドを固定させ
るための付加的な措置を施さなければなりません。
下図ドリルスタンドを使用した上向きの穿孔作業をす
る場合には、 バキュームベースプレートを使用してはな
りません。
機種名製造番号の表示箇所
機種名および製造番号は本体の銘板に表示されていま
す。 当データを御自身の取扱説明書にメモ書きしてお
き、 お問い合わせなどの必要な場合に引用してくださ
い。
機種名
製品世代01
製造番号
2 製品の説明
2.1 正しい使用
コアドリルは DD‑HD 30 ドリルスタンドおよびその他のヒルティ推奨アクセサリー (例DD AF-CA ドリルフィー
ドユニット) とともにコア抜きシステムを構成し、 ドリルスタンドに固定しての鉄筋を含んだコンクリートや石材
の湿式コア抜きに適しています。 コアドリルは電動式で、 ダイヤモンドコアビットによる貫通穿孔および非貫通穿
孔が可能です (手持ちでは使用できません)
コアドリルは必ずドリルスタンドに取り付けて使用し、 ドリルスタンドはアンカーまたはバキュームベースプレート
を使用してしっかりと母材に固定してください
本体はプロ仕様で製作されており、 本体の使用、 保守、 修理を行うのは、 認定、 訓練された人のみに限ります
これらの人は、 遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。 コアドリル、 ドリルスタンド、
アクセサリーおよび先端工具の使用法を知らない者による誤使用、 あるいは規定外の使用は危険です。
各国の労働安全衛生法に従ってください。
上向きの施工時には、 水処理システムを湿式バキュームクリーナーとともに使用することをお勧めします。
バキュームベースプレート (アクセサリー を接続して水平方向の穿孔作業をする場合には、 必ずドリルスタンド
を固定させるための付加的な措置を施してください。
ベースプレートの調整作業を行う際には、 衝撃の大きな工具 (ハンマーなど) を使用しないでください。
注意事項
本取扱説明書だけでなく、 常にコア抜きシステムの他のコンポーネントの安全および操作に関する注意事項、 特に
オプションのドリルフィードユニットの取扱説明書にも注意してください。
ja
521
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02
警告事項
本体は、 必ずアース線付きの十分な長さの主電源に接続して使用してください。
危険
取扱説明書に記されたヒルティ純正の付属品、 アクセサリーのみを使用してください。 取扱説明書に指定されてい
ない付属品やアクセサリーを使用されると、 怪我の原因となります。
2.2 各種装備での使用
装置
コアビット径 穿孔方向 標準作業長
水処理システム付きシステム
52… 250 mm
全方向
500 mm
水処理システムなしのシステム
52… 500 mm
全方向
500 mm
コアドリルは IP55 に準拠して製造され、 防滴構造となっています。 そのため、 湿式バキュームクリーナーを使用せ
ずにあらゆる方向への穿孔が可能です。
本体は、 必ず適切な冷水供給装置 (最小 0.5 l/min、 最高水温 30 °C) を接続して使用してください。
ドリルスタンドコラムを 2 m 以上に延長した場合は、 クランピングスピンドルなどの付加的なサポートを使用す
る必要があります。
2.3 操作部のサービス、 冷却/電圧および穿孔能力に関する表示
サービスインジケーター
点灯 コアドリルを弊社営業担当またはヒル
ティ代理店販売店に送付する
一時的に点滅
本体の故障 「故障かな? と思った
時」 を参照)
常時点滅 すぐに弊社営業担当またはヒルティ代理
・販売店に本体の修理を依頼する(こ
れに従わなければ、 オプションの 2
間フルサービスの期限が短縮される)
冷却および電源エラーに関する表示 点灯 給水を点検する
点滅
電源を点検する 「故障かな? と思っ
た時」 を参照)
パワーインジケーター オレンジ色で点灯 押し付けが弱すぎる (例穴明け開始
時)
緑色で点灯 理想的な押し付け (穴明け開始後)
赤色で点灯 押し付けが強すぎる
2.4 コアビット径と対応するギ
ギア
コアビット径 (mm) コアビット径(インチ)
無負荷回転数
220...240 V(min-1)
無負荷回転数 110V
(min-1)
15262
2… 2³⁄₈
667 667
27292
2³⁄₄… 3¹⁄₂
667 667
3102112
4… 4¹⁄₂
667 619
4122
4³⁄₄
619 571
5
127… 142
5… 5¹⁄₂
571 524
6152162
6… 6³⁄₈
524 464
7
172… 182 6³⁄₄… 7 405 369
8 202 8 357 321
9 225… 250 9… 10 310 286
10 300… 500 12… 20 286 238
ja
522
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02
2.5 本体標準セット構成品
1 コアドリル
1 取扱説明書
1 カートン梱包
注意事項
本体標準セット構成品に含まれないアクセサリーは最寄りのヒルティセンター、 またはwww.hilti.com でご確認くだ
さい。
2.6 発電機、 変圧器を使用する場合
コアドリルは次の条件を満たした場合、 発電機および現場の変圧器で使用することができます
AC 電源、 出力は 7,000 VA 以上。
作動電圧は常時、 定格電圧の + 5 %...– 10 % 以内。
周波数50...60 Hz、 最大 65 Hz
スタート時増幅機能付き自動電圧調整器
注意事項
他の工具をスイッチオン/オフすることにより、 電圧降下あるいは過電圧が発生し コアドリルに損傷を与えるこ
とがあります。 他の電動工具を、 同時に同じ変圧器、 発電機で使用しないでください。
3製
技術データは予告なく変更されることがあります。
注意事項
コアドリルは様々な電圧仕様で製作しています ご使用のコアドリルの定格電圧については銘板をご確認ください。
110 V 仕様のコアドリルは、 相対作動時間が 40 % の間欠モードにのみ適しています (作動方法 S3 間欠作動、 DIN
EN 60034-1 に準拠) 最大負荷で 24 分間作動した後、 毎回本体を 36 分以上冷却させる必要があります
定格電圧 [V]
110 220… 240 220… 240 220… 240
定格電流 [A]
25; S3 40%
10 15 16
周波数 [Hz]
50… 60 50… 60 50… 60 50… 60
出力電圧 [V]
110 220… 240 220… 240 220… 240
出力周波数 [Hz]
50… 60 50… 60 50… 60 50… 60
出力電流 [A]
0.60.40.40.4
無負荷回転数 [min-1]
240… 670 270… 670 270… 670 270… 670
技術情報
チャック
BL(交換可能、 アクセサリーを参照)
最大許容水圧
1
6bar
最小水量 (毎分) Min. 0.5 l(水温 Max. +30°C)
法(x幅x高
608 mm x 192 mm x 216 mm
重量 (EPTA プロシージャ 01/2003 に準拠)
14.4 kg
DD-HD 30 ドリルスタンドの重量
20.5 kg
運転重量 (最大) 72 kg(コアドリル、 ドリルスタンド、 500 mm のコ
アビット)
穿孔深さ
Max. 500 mm 延長シャフトなし
絶縁クラス
I(アースされていること)
漏電遮断器 (PRCD)
防塵防水性規格
(IP 55 準拠)
1
これより圧力が高い場合は減圧弁を装着して使用すること
ja
523
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02
注意事項
本説明書に記載されている振動レベルは、 EN 61029 に準拠した測定方法に基づいて測定したものです。 電動工具
を比較するのにご使用いただけます 振動負荷の暫定的な予測にも適しています。 記載されている振動レベルは、
電動工具の主要な使用方法に対する値です。 電動工具を他の用途で使用したり、 異なる先端工具を取り付けて使
用したり、 手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、 振動レベルが異なることがあります。 このような相
違により、 作業時間全体で振動負荷が著しく高くなる可能性があります。 振動負荷を正確に予測するためには、
体のスイッチをオフにしている時間や、 本体が作動していても実際には使用していない時間も考慮しなければなりま
せん。 このような相違により、 作業時間全体で振動負荷が著しく低くなる可能性があります。 作業者を振動によ
る作用から保護するために、 他にも安全対策を立ててください (例 電動工具およびの先端工具の手入れや保守、
手を冷やさないようにする、 作業手順の編成)
騒音/振動について (EN 61029‑1 準拠)
サウンドパワーレベル
108 dB (A)
サウンドプレッシャーレベル
95 dB (A)
定格騒音レベルに対する不確実性
3dB(A)
ハンドル (クロスグリップ) での 3 軸の振動合計値 (振動ベクトル合計)
コンクリートへの穿孔 (湿式)、a
h, DD
2.5 m/s²
不確実性 (K)
1.5 m/s²
4 安全上の注意
4.1 電動工具の一般安全注意事
a)
警告事項
安全上の注意および指示事項をすべてお読みくだ
さい。 安全上の注意および指示事項に従わない場
合、 感電、 火災、 重度のけがをまねく恐れがあり
ます。 安全上の注意および指示事項が書かれた説明
書はすべて大切に保管してください。 安全上の注意
で使用する用語 「電動工具」 とは、 お手持ちの電
動ツール (電源コード使用) およびバッテリーツー
(コードレス) を指します。
4.1.1 作業環境に関する安
a) 作業場はきれいに保ち、 十分に明るくしてくださ
い。 ちらかった暗い場所での作業は事故を起こす
恐れがあります。
b) 爆発の危険性のある環境(可燃性液体、 ガスおよび
粉じんのある場所) では電動工具を使用しないでく
ださい。 電動工具から火花が飛散し、 粉じんや揮
発性ガスに引火する恐れがあります。
c) 電動工具の使用中、 子供や無関係者を作業場へ近づ
けないでください。 作業中に気がそらされると、
体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
4.1.2 電気に関する安全注意事項
a) 電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちん
と適合しなければなりません。 プラグは絶対に変
更しないでください。 アースした電動工具と一緒に
アダプタープラグを使用しないでください。 オリジ
ナルのプラグと適切なコンセントを使用することに
より、 感電の危険を小さくすることができます。
b) パイプ ラジエーター、 電子レンジ、 冷蔵庫など
のアースされた面に体の一部が触れないようにして
ください。 体が触れると感電の危険が大きくなりま
す。
c) 電動工具を雨や湿気から保護してください。 電動
具に水が浸入すると、 感電の危険が大きくなりま
す。
d) 電動工具を持ち運んだり、 吊り下げたり、 コンセ
ントからプラグを抜いたりするときは、 必ず本体を
持ち、 電源コードを持ったり引っ張ったりしないで
ください。 電源コードを火気、 オイル、 鋭利な刃
物、 本体の可動部等に触れる場所に置かないでく
ださい。 コードが損傷したり絡まったりしている
と、 感電の危険が大きくなります。
e) 屋外工事の場合には、 屋外専用の延長コードのみ
を使用してください。 屋外専用の延長コードを使
用すると、 感電の危険が小さくなります。
f) 湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合
は、 漏電遮断機を使用してください。 漏電遮断機
を使用すると、 感電の危険が小さくなります。
4.1.3 作業者に関する安全
a) 電動工具を使用の際には、 油断せずに十分注意し、
常識をもった作業をおこなってください。 疲れてい
る場合、 薬物、 医薬品服用およびアルコール飲用に
よる影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷
の原因となることがあります。
b) 作業保護具および保護メガネを常に着用してくださ
い。 けがに備え、 電動工具使用状況に応じた粉じ
んマスク、 耐滑性の安全靴、 ヘルメット、 耳栓な
どの作業保護具を使用してください。
c) 電動工具の不意な始動は避けてください。 電動工
を電源および/またはバッテリーに接続する前や本
体を持ち上げたり運んだりする前に、 本体がオフに
なっていることを必ず確認してください。 オン/オ
フスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチ
に指を掛けたまま運んだり、 電源に接続したりする
と、 事故の原因となる恐れがあります。
ja
524
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02
d) 電動工具のスイッチを入れる前に、 必ず調節キーや
レンチを取り外してください。 調節キーやレンチ
が本体の回転部に装着されたままでは、 けがの原
因となる恐れがあります。
e) 作業中は不安定な姿勢をとらないでください。 足元
を安定させ、 常にバランスを保つようにしてくださ
い。 これにより、 万一電動工具が異常状況に陥っ
た場合にも、 適切な対応が可能となります。
f) 作業に適した作業着を着用してください。 だぶだ
ぶの衣服や装身具を着用しないでください。 髪、
衣服、 手袋を本体の可動部に近づけないでくださ
い。 だぶだぶの衣服、 装身具、 長い髪が可動部に
巻き込まれる恐れがあります。
g) 吸じんシステムの接続が可能な場合には、 これらの
システムが適切に接続、 使用されていることを確
認してください。 吸じんシステムを利用することに
より、 粉じん公害を防げます
4.1.4 電動工具の使用および取扱い
a) 無理のある使用を避けてください。 作業用途に適し
た電動工具を使用してください。 適切な電動工具
の使用により、 能率よく、 スムーズかつ安全な作業
が行えます。
b) スイッチに支障がある場合には、 動工具を使用し
ないでください。 スイッチで始動および停止操作の
できない電動工具は危険ですので、 修理が必要で
す。
c) 本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体
を保管する前には電源プラグをコンセントから抜く
か、 バッテリーを取り外してください。 この安全
処置により、 電動工具の不意の始動を防止すること
ができます。
d) 電動工具をご使用にならない場合には、 子供の手の
届かない場所に保管してください。 電動工具に関す
る知識のない方、 本説明書をお読みでない方によ
る本体のご使用はお避けください。 未経験者によ
る電動工具の使用は危険です。
e) 電動工具は慎重に手入れしてください。 可動部分が
引っ掛かりなく正常に作動しているか、 電動工具
の運転に影響を及ぼす各部分が破損損傷してい
ないかを確認してください。 電動工具を再度ご使
用になる前に、 損傷部分の修理を依頼してくださ
い。 発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工
具の使用が原因となっています。
f) 先端工具をきれいに保ってください。 お手入れのゆ
きとどいた先端工具を使用すると、 作業が簡単か
つ、 スムーズになります。
g) 電動工具、 アクセサリー、 先端工具などは本説明書
内の指示に従って使用してください。 この際、作業
環境および用途に関してもよくご注意ください。
定された用途以外に電動工具を使用すると危険な状
況をまねく恐れがあります。
4.1.5 サービス
a) 電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申
し付けください。 また、必ず純正部品を使用してく
ださい。 これにより電動工具の安全性が確実に維
持されます。
4.2 作業場の安全確保
a) 穿孔作業は現場監督者の許可を得て行ってくださ
い。 建物およびその他の構造物への穿孔作業、
に鉄筋または鉄骨梁の除去は静力学に影響を及ぼし
ます。
b) 壁を穿孔して貫通させる場合は作業領域を壁の裏
側より支持してください。 母材またはコアが後方
に落下する可能性があります。 天井を穿孔して貫
通させる場合は作業領域を下方より支持してくださ
い。 母材またはコアが落下する可能性があります。
c) 開口部が生じた場合は、 人が落下するのを防止す
ため、 確実に、 かつよく見えるようにロープを張っ
て人が近づけないようにしてください。
d) サポート装置は しっかりとした平坦で水平の面
に設置してください。 サポート装置がずれたりあ
るいは不安定だと、 動工具を均等かつ確実にガイ
ドできなくなる危険があります。
e) 設置面の状態を点検してください。 設置面の状態
が荒いとドリルスタンドの固定力が低下する危険が
あります。 カバーや結合具は作業中に緩む可能性が
あり、 これによりドリルスタンドがコアドリルを確
実に保持できなくなります。
f) サポート装置に過大な負荷をかけないでください、
またサポート装置を梯子あるいは足場として使用し
ないでください。 サポート装置に過大な負荷をか
けたりあるいはその上に立つと、 サポート装置の重
心が上方へとずれて転倒する危険があります。
g) 粉じんが発生する作業の場合は、 防じんマスクを着
用してください。
h) 作業場の換気に十分配慮してください
i) 屋外での作業の場合は、 ゴム製の保護手袋および滑
り止めのついた履き物の着用をお薦めします。
j) 電源および延長ケーブル、 吸引およびバキューム
ホースを回転部分から遠ざけてください。
k) 梯子上で作業してはなりません。
l) 作業場の整理整頓に心がけてください。 事故の原
因となり得る危険物は作業区域から取り除いておい
てください。 作業場が整理整頓されていないと、
事故を引き起こすことがあります。
m) 作業材料を固定します。 作業材料を締め付ける時
は、クランプあるいは万力を使用してください。
の方が手で押さえるよりも確実であり、 本体を両手
で自由に操作することができます。
n) 常に電源コード、 延長コードが本体の背後にくる
うにしてください。 こうすることにより、 作業中
の落下を防止します。
4.2.1 一般的な安全対
a) カバーキャップは必ずフィードユニットのプラグが
抜かれた状態で使用してください。 コアドリルは必
ず接続ソケットがむき出しになっていない状態で使
用してください。 カバーキャップがない場合は、
弊社営業担当またはヒルティ代理店販売店に連
絡してカバーキャップを調達してください。
が接続ソケット内に浸入した場合は コアドリル
の電源プラグを抜いてください。 コアドリルを再使
用する前に、 接続ソケットが乾いていることを確
認してください。 接続ソケットにカバーキャップ
ja
525
Printed: 07.09.2015 | Doc-Nr: PUB / 5209053 / 000 / 02
または接続プラグが接続されていないと、 ソケット
に水がたまり接触すると感電する危険があります。
b) グリップ表面は乾燥させ、 清潔に保ち、 オイルやグ
リスで汚さないようにしてください。
c) 決して本体を放置しないでください。
d) 本体を使用しない時には、 確実に保管してくださ
い。 未使用時には、 本体を乾いた高い場所に施錠
し、 子供が触れない状態で保管してください。
e) 本体は作業関係者以外の人の手の届かない所に置い
てください。 他のすべての人、特に子供や作業に従
事していない人が機械にも延長コードにも触れない
ようにし、 またこれらの人が作業領域に近づかない
ようにしてください。
f) 本体で遊んではいけないことを子供に伝えてくださ
い。
g) 本体は、 子供や体の弱い人が指示を受けずに使用す
るには向いていません。
h) 本体を作動させる場合は、 必ずは同梱の漏電遮断器
を使用してください (漏電遮断器のない装置は決し
て絶縁変圧器なしで使用しないでください)。ご使
用前には毎回、 漏電遮断器を点検してください。
i) 本体、 ドリルスタンド、 アクセサリーの加工や改造
は許されません。
j) 本体とアクセサリーに不具合がないか点検してくだ
さい。 本体を続けて使用する前に、 安全装置およ
び損傷している箇所が少しでもある場合は、 作業
に影響を及ぼすことなく規定どおりの機能を発揮で
きることを確認する必要があります。 可動部分がス
ムーズに回転し、 動きに硬さがないか、 あるいは
パーツに不具合がないか点検してください。 使用す
るパーツがしっかりと固定されて、 本体が支障な
く作動するための条件が整っているか確認してくだ
さい。 安全装置やパーツに不具合があり、取扱説明
書に解決方法が明記されていない場合は、 弊社指定
専門工場に適切な修理/交換を依頼してください。
k) 定期的にホースに損傷がないか点検し、 最大許容給
水圧が 6 bar を超えないことを確認してください。
l) ノロに皮膚が触れないようにしてください。
m) 塵埃が発生する作業の場合は (乾式穿孔など) 防じ
んマスクを使用してください。 集じん装置を接続し
てください。 健康を損なう恐れのある母材 (アス
ベストなど) への穿孔は許されません。
n) 含鉛塗料、 特定の種類の木材、 鉱物、 金属など
の母材から生じた粉じんは、 健康を害する恐れがあ
ります。 作業者や近くにいる人々が粉じんに触れた
り吸い込んだりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾
患を起こす可能性があります。 カシやブナ材など
の特定の粉じんは、 特に木材処理用の添加剤 (ク
ロム塩酸、 木材保護剤) が使用されている場合、
発ガン性があるとされています。 アスベストが含ま
れる母材は、 必ず専門家が処理を行うようにしてく
ださい。 できるだけ集じん装置を使用してくださ
い。 集じん効果を高めるには、 当電動工具に適し
たヒルティ推奨の木材 / 鉱物粉じん用移動式集じ
ん機を使用してください。 作業場の換気に十分配
慮してください。 フィルタークラス P2 の防じん
マスクの着用をお勧めします。 処理する母材につい
て、 各国で効力を持つ規定を遵守してください。
o) 用途に合った工具をご使用ください。 本体を本来
の目的以外には使用しないでください。 必ず、
示にしたがい、 具合のない状態で使用してくださ
い。
p) 使用の前にすべてのコアビットに不具合がないか点
検してください。 変形あるいは損傷しているコア
ビットを使用してはなりません。
q) 穿孔作業時にはコアビットに対して必要な安全距離
を保ち、回転部分に触れないようにしてください。
コアビットに関する作業の際には必ず電源プラグを
抜いてください。
4.2.2 機械的な危険
a) 取扱説明書に記述された手入れ、 保守に関する指
に従ってください。
b) 取扱説明書に記述された潤滑および先端工具の交換
に関する指示に従ってください。
c) 使用する先端工具がチャック機構に適合し、 チャ
ク内にしっかりと固定されていることを確認してく
ださい。
d) 本体がドリルスタンドに正しく固定されていること
を確認してください。
e) 回転部分に手を触れないでください。
f)
すべてのクランピングスクリューが正しく締め付け
られていることを確認してください。
g) 必ず、 エンドストップネジを再びドリルスタンドに
取り付けてください。 エンドストップネジを取り
付けないと、 安全に関わるエンドストップ機能が
正しく作動しません。
4.2.3 電気的な危険
a) 本体の電源コードを定期的に点検し、 コードに損
傷がある場合は資格のある修理スペシャリストに交
換を依頼してください。 延長コードを定期的に点検
し、 損傷している場合は交換してください。
b) 作業中、 損傷した電源コード、 延長コードには触れ
ないでください。 不意に始動しないように電源コー
ドをコンセントから抜きます。
c) 電源を切る場合は、 体のスイッチをオフにしてか
ら電源プラグを抜きます。
d) コンセント口が数個付いている延長コードに、
の機器を同時に接続して使用しないでください
e) 本体を、 濡れた状態や泥が付着したままの状態で絶
対に使用しないでください 本体表面に泥や水分が
付くと本体の保持が困難となり、 時に感電の恐れが
あります。 したがって特に導電性のある母材に対し
て作業を頻繁に行う場合は、 定期的にヒルティサー
ビスセンターに本体の点検を依頼してください
f) 作業を開始する前に、 作業場に埋設された電線、
ス管や水道管がないかを金属探知機などで調査して
ください。 例えば、 作業中に誤って先端工具が電
線に触れると、 本体の金属部分とケーブルが通電す
る可能性があります。 この場合、 感電による重大
な事故が発生する危険があります。
g) 穿孔を開始する前に、 穿孔エリアに通電している
ケーブルがないか点検してください。
4.2.4 熱の危険性
先端工具の交換時には保護手袋を着用してくださ
い。 先端工具は使用することで高温になります。
4.2.5 使用者に留意して頂くこと
a) 休憩を取って緊張をほぐし、 指を動かして血の巡
を良くするように心がけてください。
ja
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b) 注意深く作業を進め、 作業中は意識を集中させてく
ださい。 十分に集中できない時は本体を使用しない
でください。
5 コア抜きの準備
警告事項
準備作業中は本体が主電源に接続されていてはなりませ
ん。
危険
ドリルスタンドを母材にしっかりと固定してください。
注意
本体およびダイヤモンドコアビットは重いので注意して
ください。
身体の一部を挫傷する危険があります。
保護ヘルメット、 保護手袋および安全靴を着用してくだ
さい。
注意事項
穿孔工具を持ち運ぶには、 キャリンググリップとグリッ
プパッドを使用してください。
5.1 ドリルスタンドを組み立て 5
この作業が必要になるのは、 ドリルスタンドが折り畳ま
れている場合のみです。
1. ストラット上部とコラムピボット下部のネジを緩め
ます。
2. コラムを垂直位置にします。
3. ストラット上部とコラムピボット下部のネジを締め
付けます。
4. 注意コラムの上端部には、 カバーとしてエンドス
トップが内蔵されたエンドキャップが装着されてい
なければなりません。
エンドストップ内蔵のカバーが取り付けられていな
い場合は取り付けてください。
5.2 ハンドルを取り付ける
ハンドルはキャリッジの左側でも右側でも、 2 の軸
に取り付けることができます。 キャリッジの両側にお
いて、 上部の軸はキャリッジを直接駆動し、 下部の軸
は減速ギアによりキャリッジを駆動します。
1. キャリッジの左側か右側のどちらかで、 ハンドル
2 本の軸のどちらかに挿入します。
2. ハンドルをネジで固定します。
5.3 ドリルスタンドをアンカーで固定する 6
警告事項
母材に適したアンカーを使用し、 アンカーメーカーの取
付けに関する注意事項に注意してください。
注意事項
ヒルティ金属系打込みアンカー M16 は、 一般にダイ
ヤモンドコア抜き具の砕かれていないコンクリートへ
のファスニングに適しています。 しかしながら、 特定
の条件下では別のファスニング方法が必要となることも
あります。 確実なファスニングについては、 弊社営業
担当またはヒルティ代理店販売店までお問い合わせく
ださい。
1. スペーサーを使用しないで作業する場合は、 ベー
スプレート用のアンカーをできるだけ穿孔中心から
330 mm(13 ") 離れた位置に打鋲してください。
注意事項理想的な距離は 330 mm(13 ") です。
スペーサーを使用する場合は この距離は大きく
なります。
2. アンカーにクランピングスピンドルを捻じ込みま
す。
3. クランピングスピンドルの上にドリルスタンドを置
き、 ポジションインジケーターを用いてドリルス
タンドの位置に合わせます。
注意事項スペーサーを使用している場合は、 ポジ
ションインジケーターによりドリルスタンドの位置
を調整することはできません。
4. ベースプレートを動かすことができるだけスピンド
ルのクランピングナットを緩めます。
5. 3 個のレベル調整スクリューを用いてベースプレー
トを水平にします。 キャリッジに付いている 2
個のレベリングインジケーターがレベル調整に役
立ちます。 レベル調整スクリューが確実に母材
と接触していることを確認してください。
6. オープンエンドレンチ (サイ 27) を用いて、
クランピングスピンドル上のクランピングナットを
締め付けます。
注意事項その際衝撃の大きな工具は使用しないでく
ださい、 ベースプレートが損傷する危険がありま
す。 作業がしやすいようにストラットを緩めて取
り外すことができます。 ストラットは、 体の使
用前にコラムにしっかりと固定してください
7. ドリルスタンドが確実に固定されていることを確
認してください。
5.4 ドリルスタンドをバキュームベースプレートで固
定する 7
危険
コーティングやラミネート加工の施された母材、 粗い母
材あるいは均等でない母材では、 バキュームシステム
の効力は大幅に低減します。 母材がバーキューム式固
定具によるドリルスタンドの固定に適したものである
か点検してください。
注意
直径 300 mm 以下のコアビットのみを使用してくださ
い。 スペーサーを使用しないでください。
危険
バキュームベースプレートを使用しての上向きの穿孔作
業は許可されません。
ja
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注意事項
バキュームベースプレートのグリップにはバキュームリ
リースバルブが装着されており、 ここからバキュームを
リリースすることができます。
バキュームベースプレートのシールの状態を定期的に点
検し、 必要に応じて摩耗または損傷したシールを交換し
てください。
バキュームベースプレートはアクセサリーとして提供さ
れています。
1. 4 個のレベル調整スクリューを回し、 バキューム
ベースプレートの約 5 mm 下まで突出させます
2. バキュームベースプレートのバキュームホースをバ
キュームポンプに接続します。
3. ドリルスタンドをバキュームベースプレートの上に
置きます。
4. 同梱のネジをワッシャーと一緒に取り付けます。
5. 穿孔中心位置を決めます。
6. 穿孔中心位置からコア抜きシステムを立てる方向に
向かって約 800 mm の線を引きます。
7. 800 mm の線上で穿孔中心位置から 165 mm
(6 ½" ところにマークを付けます。
8. バキュームベースプレートのマークを 800 mm
の線上にそれぞれ合わせます。
9. バキュームベースプレートの先端の中心を線上の
165 mm(6 ½") の位置のマークに合わせます。
10. 注意バキュームポンプを使用する前に取扱説明書を
よくお読みになり、 その指示に従ってください。
バキュームポンプをスイッチオンにして、バキュー
ムリリースバルブを押します。
11. バキュームリリースバルブを押し付けた状態でドリ
ルスタンドを動かし、 ドリルスタンドが正しい位
置になったら直ちにバキュームリリースバルブの押
し付けを中止します。 ドリルスタンドを母材に押
し付けます。
12. 警告事項穿孔前、 穿孔中およびコア抜きシステム
を分解するまでは、 圧力ゲージの指針が緑色の範
囲内にあるように注意してください。
警告事項アンカーベースプレートをバキュームベー
スプレート上でレベル調整することはできません
4 個のレベル調整スクリューを用いてバキューム
ベースプレートを水平にします。
注意事項レベル調整には、 キャリッジに付いてい
2 個のレベリングインジケーターが役立ちます。
13. 水平方向の穿孔作業には更に固定措置を施してくだ
さい (例アンカーにチェーンを繋ぐ)
14. ドリルスタンドが確実に固定されていることを
認してください。
5.5 ドリルスタンドの穿孔角度を調整する 8
穿孔角度は最大 45° まで調整することができます。
注意
ドリルスタンドの回転エリアには指を挟まれる危険があ
ります。 保護手袋を着用してください。
1. ストラット上部とコラムピボット下部のネジを緩め
ます。
2. コラムをご希望の位置に合わせます。
注意事項これには、 裏側の角度スケールが役立ち
ます。
3. ストラット上部とコラムピボット下部のネジを締め
付けます。
5.6 コラムを延長する 9
注意
穿孔には、 コアビットあるいは全長が 650 mm を超え
る延長コアビットは使用しないでください。
1. コラム上端のエンドストップ内蔵エンドキャップを
外します。
2. エンドストップ付きエンドキャップを延長コラムに
取り付けます。
注意事項コラムの下端にデプスゲージ (アクセサ
リー) を取り付けることもできます。
3. 延長コラムのシリンダーをドリルスタンドのコラム
に挿入します。
4. ロッキングボルトを回して延長コラムを固定しま
す。
注意事項延長コラムを取り外した後は、 ンド
キャップをドリルスタンドに再び取り付けてくだ
さい。 エンドキャップを取り付けないと、 安全に
関わるエンドストップ機能が正しく作動しません。
5.7 スペーサーを取り付け 
注意事項
直径 300 mm 以上のコアビットを使用する場合は、
スペーサーを取り付けて、 リル軸とドリルスタンド
間の間隔を広げる必要があります。 ポジションインジ
ケーターをスペーサーと一緒に使用することはできませ
ん。 スペーサーは最大 2 個、 続けて取り付けることが
できます。
コアドリルは取り付けられていない状態にあります。
1. キャリッジをコラムにロックし、 キャリッジが確
実に固定されていることを確認します。
注意事項ロックピンがかみ合っていれば、 キャ
リッジはロックされています。
この位置では、 キャリッジは動かなくなります。
2. コアドリルのロッキングボルトを外します。
3. キャリッジにスペーサーを取り付けます。
4. ロッキングボルトをキャリッジに一杯まで押しま
す。
5. ロッキングボルトをハンドルで時計方向に締め付け
ます (きつく締め付けないこと)
注意事項締め付ける力が強すぎるとロッキングボル
トが破断してしまいます。
5.8 本体をドリルスタンドに固定する 
1. キャリッジをコラムにロックし、 キャリッジが確
実に固定されていることを確認します。
注意事項ロックピンがかみ合っていれば、 キャ
リッジはロックされています。
この位置では、 キャリッジは動かなくなります。
2. コアドリルのロッキングボルトを外します。
3. 本体をキャリッジまたはスペーサーに取り付けま
す。
4. ロッキングボルトをキャリッジまたはスペーサー
に一杯まで押します。
ja
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5. ロッキングボルトをハンドルで時計方向に締め付け
ます (きつく締め付けないこと)
注意事項締め付ける力が強すぎるとロッキングボル
トが破断してしまいます。
6. キャリッジの反対側で電源コードを電源コードガイ
ド通してガイドします。
7. 本体が確実に固定されているか点検します。
5.9 給水コネクターを取り付け
注意事項
コアドリルの使用前に、 3 ウェイバルブを湿式または乾
式穿孔位置にします。
1. 給水ホースのバルブを閉じます。
2. 給水ホースをコアドリルのホースカップリングに接
続します。
注意事項アクセサリーとしてお求めいただける水流
計を、 本体のホースカップリングと給水ホースの
間に取り付けることができます。
5.10 水処理システムを取り付けるアクセサリー) 
注意事項
水処理システムの使用でコアビットから水を除去するた
め、 周辺を汚すことがありません。 直径 250 mm
下のコアビットを使用して作業する場合には、 基本的
に水処理システムの使用をお勧めします。 湿式バキュー
ムクリーナーと組み合わせると最上の結果が得られま
す。 天井での作業ではドリルスタンドは天井に対して
90° の角度にして、 シールはダイヤモンドコアビット
の直径に適したものにする必要があります。
1. ドリルスタンドのピボットでコラム前側のネジを
緩めます。
2. ウォーターコレクターホルダーを下から、 ネジ
の裏側に移動させます。
3. ネジをしっかりと締め付けます。
4. ウォーターコレクターをホルダーの 2 個の可動
アームの間に取り付けます。
5. ウォーターコレクターを 2 個のネジでホルダー
に固定します。
6. ウォーターコレクターに湿式バキュームクリーナー
を接続するか、 水を流出させるホースを接続しま
す。
5.11 ダイヤモンドコアビットを装着する (チャック
BL) 
危険
コアビットの取り付けや位置決めが正しく行われてい
ないと、 部品が破損したり外れて飛び出したりする危
険があります。 コアビットが正しく取り付けられてい
るか点検してください。
危険
損傷した先端工具は使用しないでください。 先端工具
を使用する際は、その都度まず折損や亀裂、摩損あるい
は激しい摩耗のないことを確認してください。 損傷し
た先端工具は使用しないでください。 作業材料や折れ
た先端工具の破片が飛散して、 作業場外の人員にも負傷
を負わせる恐れがあります。
注意事項
切断性能あるいは穿孔能力の低下が認められるように
なったなら、 ダイヤモンドコアビットは直ちに交換す
る必要があります。 一般的に、 ダイヤモンドセグメン
トの高さが 2 mm 未満になったらダイヤモンドコアビ
トを交換する必要があります。
注意
先端工具は使用時または研磨時に高温になる場合があり
ます。 手に火傷を負う場合があります。 先端工具の交
換時には、 保護手袋を着用してください。
1. 不意に始動しないように電源コードをコンセントか
ら抜きます。
2. キャリッジをコラムにロックし、 ハンドルを軽く
回して確実にロックしているか点検します。
3. ダイヤモンドコアビットのコネクションエンドを
下からコアドリルのチャックに挿入し、 ギアが噛
み合うまで押し込みます。
4. チャックをクローズマークの方向に回して閉めま
す。
5. ダイヤモンドコアビットがチャックに確実に取り
付けられているか点検します (コアビットを引っ
張り、 前後左右に動かしてみます
6. 警告事項回転しているコアビットによる負傷の危
険! 回転しながら対象物へと降下していくコア
ビットにより身体の一部を切断する危険がありま
す。 コアビットを取り付けた後ダイヤモンドコア
ドリルをオンにする前に、 コアビットと対象物と
の間隔をできる限り小さくしてください。
コアビットをできるだけ作業面の近くまで接近させ
ます。 しかしながら、 作業面に接触させてはなり
ません。
5.12 デプスゲージを調整する (アクセサリー)
1. ハンドルを回してダイヤモンドコアビットを母材に
当てます。
2. ご希望の穿孔長に合わせて、 キャリッジとデプス
ゲージ間の距離を調整します。
3. クランピングスクリューでデプスゲージを固定しま
す。
5.13 穿孔速度を選択す
1. 使用するコアビット径に応じてギアを選択します。
注意事項作動中にコアビット回転数を変更すること
ができます。
ja
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PLQFP
PLQFP
PLQFP
6 コア抜きの実施
注意
主電源電圧は銘板に記載されている入力電圧と一致して
いなければなりません。
危険
主電源のアース線および本体のアース接続部を定期的
に点検してください。
警告事項
電源コードが回転部分と接触していないことを確認して
ください。
警告事項
キャリッジを動かす際に電源コードが損傷しないよう
に注意してください。
注意
本体および穿孔作業は騒音を発生させます。
耳栓を着用してください。
過剰な騒音で聴力の低下を招く場合もあります
注意
穿孔作業で危険な破片を飛散させることがあります。
破片が身体の一部、 眼などを傷つけることもあります。
保護メガネおよび保護ヘルメットを着用してください。
危険
壁を穿孔して貫通させる場合は作業領域を壁の裏側よ
り支持してください。 母材またはコアが後方に落下す
る可能性があります。 天井を穿孔して貫通させる場合
は作業領域を下方より支持してください。 母材または
コアが落下する可能性があります。
注意
本体のスイッチがオンになっている状態で水流を調節す
る際は、 回転部分に注意してください。
注意
110 ボルト仕様の装置には絶縁変圧器を使用する必要が
あります。
6.1 危険領域から距離をとる
上図の網掛けした領域はコアドリルの危険領域です。
作業の際はコアビットから 15 cm 以上の間隔を保って
ください。
穿孔作業中は、 身体がドリルスタンドの後方にあるよう
にしてください (図を参照してください)
6.2 漏電遮断機をオンにする/点検する
危険
漏電遮断器 PRCD の点検 LED が消灯しない場合は、
コアドリルを使用し続けることができません。 コアド
リルの修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けく
ださい。 また、 ず純正部品を使用してください。
1. コアドリルの電源プラグをアース接続部付きコンセ
ントに差し込みます。
2. 漏電遮断機 PRCD 「ON」 ボタンを押します。
漏電遮断器 PRCD の点検 LED が点灯しなければな
りません。
3. 漏電遮断機 PRCD 「TEST」 ボタンを押します。
漏電遮断器 PRCD の点検 LED が消灯しなければな
りません。
4. 漏電遮断機 PRCD 「ON」 ボタンを押します。
漏電遮断器 PRCD の点検 LED が点灯しなければな
りません。
漏電遮断器 PRCD の点検 LED が点灯する場合は、
コアドリルを使用できます。
6.3 穴明け開始機能を使用した穴明け
注意事項
このセクションの情報は、 種々のコア抜きに関する情報
と合わせて注意が必要です。
穴明けを行う際、 激しく振動する場合があります。
動が激しい場合には穴あけ開始機能を使用します。
1. 警告事項回転しているコアビットによる負傷の危
険! 回転しながら対象物へと降下していくコア
ビットにより身体の一部を切断する危険がありま
す。 コアビットを取り付けた後ダイヤモンドコア
ドリルをオンにする前に、 コアビットと対象物と
の間隔をできる限り小さくしてください。
コアビットをできるだけ作業面の近くまで接近させ
ます。 しかしながら、 作業面に接触させてはなり
ません。
2. コアドリルの ON スイッチを押します。
3. ON スイッチをもう 1 度押します。
コアビットがゆっくりと回転します (約 21 min-
1)
4. コアビットを母材に強く押し付けます。
5. 短時間 (約 5 秒) 穴明けを行った後、 再び ON
イッチを押します。
コアビットが通常の速度で回転します。
6. 以下の説明に従って穿孔工程を続けてください。
ja
530
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Hilti DD 350-CA 取扱説明書

タイプ
取扱説明書