5| ページ
一番上の行に「KEYP」と表示されます。上矢印を押して、すべての値をゼロにしてから、 を押すと、デ
ィスプレイのロックが解除されます。ディスプレイを再度ロックするには、 を押してから、LOC パラメー
タを LOC2 に設定します。を押して、保存して終了します。
摂氏から華氏への温度スケールの変換
温度スケールを変更するには、 を押して、パラメータ P0 を表示します。この値は、摂氏動作の場合は
11.0、華氏動作の場合は 22.0 に設定します。次に、パラメータ TPUN が表示されるまで、 を押して、
[C]または[F]を設定します。次に、TP-H を 450(°C)に変更します。Tp-H を表示されている値よりも高
く設定しないでください。装置が損傷する可能性があります。を押して、パラメータ PVOF を表示します。校
正された精度を維持するには、この校正値を変更する必要があります。工場出荷時の設定値を次に示します。
華氏から摂氏に切り替えるには、値を 1.8 で除算して、PVOF を入力します。摂氏から華氏に切り替える場合
は 1.8 で乗算します。校正の調整については以下で説明します。
校正
このユニットは、仕様を満たすために工場出荷時に校正されています。校正を調整したり修正す
る場合は、ディスプレイのロックを解除して次のパラメーターを使用します。
を押すと、ゼロまたは下限の調整値である PVOF が表示されます。負の値を入力して低い測定値を修正し、正
の値を入力した高い測定値を修正します。例えば、基準温度計に ThermCal400 が 2.0 度低いと表示されている
場合は、-2.0 を入力します。を押して、スパンまたは上限の修正である PV6A にアクセスします。低い測定値
に負の値を使用します。多くの場合、エラーを修正するには PVOF のみを修正する必要があります。
工場出荷時の校正値 ユニット S/N: PVOF = PV6A = °C
オペレータのメンテナンス
本装置は、適切なトレーニングを受けた担当者のみが分解する要があるので注意してください。前面または背
面のパネルを取り外すと、致命的な電圧に曝される可能性があります。 本装置内には、オペレータが保守でき
る部品はありません。
ユニットで簡単に修復できない問題が発生した場合は、サプライヤに連絡し、必要に応じて、ユニットを返却
してください。確認された故障の詳細を含めて、ユニットを元の梱包材に入れて返却してください。Omega
Engineering は、不適切に梱包されて配送されたユニットの損傷について一切の責任を負いません。 不明な点
がある場合は、サプライヤにお問い合わせください。
1.
清掃:ユニットを清掃する前に、必ず電源から切断し、50° C 未満まで冷却してください。ユニ
ットを清掃するには、石鹸水で湿らせた布で拭きます。ユニットに水が入らないように注意してく
ださい。研磨洗浄剤は使用しないでください。
2.
ヒューズ: ユニットはヒューズで保護されています。ヒューズは、適切な資格のある担当者のみ
が交換する
必要があります。ヒューズが頻繁に切れる場合は、重大な障害が示されているため、修理のために
ユニットをサプライヤに返却する必要があります。