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M5 はエンドアドレス型マイクのため、メッシュヘッドを常に録
⾳したい⾳源へ向けて使⽤してください。
録⾳する際の⾳源が、ボーカルや楽器、またはそれ以外のいかな
るものであっても、できる限り最良のサウンドをピックアップで
きるように、マイクの設置には⼗分に時間をかけて試す必要があ
ります。そのためには、EQやその他のサウンドプロセッサで後
から加⼯や補正を試みるよりも、何回でも必要なだけマイクの位
置を調節することが重要です。
EQセクション内蔵のインターフェース、チャンネルストリッ
プ、またはミキサーを利⽤した録⾳を⾏う場合は、常にEQをフ
ラット(カットやブースト無し)に設定するか、できればオフに
して録⾳を開始します。マイク配置が決まった事で望み通りのサ
ウンドが得られれば、後はEQ、コンプレッション、リバーブや
その他エフェクト等の⾳響処理を加えることで録⾳したサウンド
をさらに改良することができます。
EQは常に控えめに使⽤するのがベストであり、録⾳したサウン
ドを変えようとするのであれば、他の周波数域をブーストする
よりもむしろ、不必要な周波数を先ずカットすることから始め
てください。
操作⽅法
M5_multilingual_manual.indb 143M5_multilingual_manual.indb 143 2/09/2013 7:00:23 PM2/09/2013 7:00:23 PM