4 STUDIO CONDENSER MICROPHONES C-2 取扱説明書
もちろん、 それらを個々に使用することもできます。 カーディオイド指
向は、 特に、 より多くの音響源が存在する録音状況で好まれます。 望ま
しくないことですが、 背後から加わる音響が押さえられるので、 音響源
はうまく分けることができ、 フィードバックも容易に避けることができ
ます。
5. ローカットフィルターとレベルの下降 (−10dB)
スタジオマイク C-2 は、 例えば、 足音のような低周波数の妨害を避けこ
とができるローカットフィルターを操作することができます。 スイッチ
を真ん中の位置にずらして、 フィルターを有効にしてください。
マイクが相当高い音圧にさらされる場合を想定して、 C-2 は操作しながら
レベルを下げることができます。 スイッチの位置が “−10dB” で、 レベル
を下げるスイッチが入ります。
最も高いスイッチの位置で、 信号は影響を受けません。
6. マイクの インスト ール
マイクをマイク立てに固定するために、 二つの留め金が梱包されていま
す。 まず、 この金具をマイク立てにねじ止めしてから、 マイクを中に挟
んでください。
7. オーディオ接続
C-2 の接続には、 バランス型 XLR マイクケーブルを使用してください。
ピン構成は以下のとおりです: Pin1=Shield, Pin2=+, Pin3=-。 C-2 ののす
べての接点は金メッキ加工されているため、 ケーブル側にも金メッキコ
ネクタの使用をお勧めします。
8. 音量調整 / 基本音声の設定
ミキサーのマイクチャンネルに設けられたゲインコントローラーを、
ピーク LED がまったく点灯しないか、 ごくまれに点灯する程度に調整し
ます。 マイクチャンネルの EQ コントローラーは最初の状態では中央位
置に設定しておきます。 ローカットフィルターおよびレベルカットはオ
フにします。 好みの音声が発生するようにマイクを移動させます。 また、
音源に対して様々な角度に防音壁を設置することも理想の音声の発生に
役立つことでしょう。 イコライザーやシグナルプロセッサーは基本音声
が希望の状態に調整されてから必要に応じて接続します。