４ XXLITEに関して ..................................................................................................................................................... 5

６ フライト ....................................................................................................................................................................... 8

７ 高度なフライト技術............................................................................................................................................. 11

８ 異常事態................................................................................................................................................................ 12

仕様 ............................................................................................................................................................................... 20

ライン取付け図 .......................................................................................................................................................... 21

リンクライトの接続方法 ........................................................................................................................................... 25

に必ずこの取り扱い説明書をよく読み、内容を理解して下さい。

フリーフライト愛好家ならびに冒険者のチームであるオゾンの使命は、乱れた気流の中での安

ものである事を知っています。それ故、低価格、高品質を実現するために全てのグライダーを自

社工場で生産するようにしました。そのおかげで、全てのオゾングライダーは我々が期待する高

いスタンダードに沿ったものとなっています。

この取扱説明書はあなたのXXLITEの性能を十分に発揮させる手助けをするものです。XXLITE

のデザイン、最適な使用法のヒント・アドバイス、長持ちさせるためのメンテナンスの仕方につい

ての解説が含まれています。その他にも仕様、運用限界についての記述も含まれています。

ホームページ（www.flyozone.com）をご覧頂くか、お近くのディーラー、スクールあるいは直接オゾ

＊初めてあなたの XXLITE でフライトする前に必ずこの取扱説明書を良く読んで内容を理解してく

＊もし、この XXLITE を転売するときには必ずこの取扱説明書を新しいオーナーにお渡し下さい。

＊全ての航空スポーツは危険を伴い、怪我や死亡事故が起きる可能性が有ります。この XXLITE

＊製造者、輸入代理店ならびに販売者はこのグライダーの使用に起因する損害に対しての賠償

＊テイクオフする前にフライト場所の地形、気象条件を必ず確認して下さい。疑問の有るときはフ

＊フライトする前に必ず、装備の飛行前点検を実施し、不適切あるいは損傷している機材で飛行

＊常に、ヘルメット，手袋、ブーツを装着してフライトして下さい。

＊フライトに際しては、適切な技能証と有効なフライヤー登録証を持っている事が必要です。

＊肉体的にも精神的にも健康な状態でのみフライトをして下さい。

＊雨、雪が降っているとき、風の強いとき、気流の乱れているときはフライトしないで下さい。

＊雲中飛行はしないで下さい。

＊この XXLITE をスカイダイビング用に使用しないで下さい。

＊この XXLITE はアクロバット用に設計されておりません。 バンク角６０度を超える急旋回はしな

す。彼はパラのデザインのみならず競技や冒険フライトにおいても多くの経験を持つパイロットで

もあります。彼に加えてデザインチームにはテストパイロットのラッセル・オグデン、ルック・アーモ

ンそしてフレッド・ピエリがいます。ラッセルはトップクラスのコンペパイロットで元イントラクターで

もあり、ダヴの作った新しいプロトグライダーを使って一連のアクロマヌーバーをするところを目に

することが出来ます。ルックは熱心なクロカンマニアで造船工学の経験があり、その知識とアイデ

アをデザインチームにインプットし、ダヴと緊密に開発の仕事をしています。フレッドは、デザイン

チームの一番新しいメンバーで、数学者で機械工学を専攻したビバークフライトのスペシャリスト

です。彼が、アンチＧを設計し、シャークノーズの考案者でもあります。

４ XXLITEに関して

ル・サーフェイス・デザインは、超軽量フライトにおける絶対かつ究極のもので、１．２ｋｇの１６サイ

ズは、恐らく現存する最も軽い航空機でしょう。このグライダーは、その限界を完璧に理解し、そ

れを操縦するだけの技術と経験を持っている特別なパイロット向けの特別なグライダーです。

在しないため、XXLITE は、フライト中、同サイズの通常のグライダーより８０％以上軽いことにな

ります。そのため、変化する大気中での慣性力が少なく、パイロットは、考えられないほど空気の

けの能力がなければなりません。

り遅く、アクセルも付いていません。したがってフライトするにあたっては、この使える速度の限界

を完璧に理解していなければなりません。トリム速度が遅いということは、向かい風あるいは乱気

流中にいる時間がより長くなり、比例して滑空比も影響を受けるようになります。

２（あるいは３）機目のグライダーを探している経験豊富なパイロットにお勧めします

あなたのオゾンXXLITEは空中であなたの面倒を見ます。その代わり地上でXXLITEの面倒を見

チェックをして下さい。また、その後はフライトする日の始めにプレフライトチェックをして下さい。

５・１ プレフライトチェック

特に長時間フライト、遠征あるいは長期間の保管の前後には通常のメンテナンスチェックをする

ことが大変重要です。

忘れることがないよう常に同じ方法でチェックして下さい。

破損や不自然な磨耗を発見した場合はディーラー、スクールまたはOZONEにお問い合わせ下

さい。

の寿命を延ばすためにしてはならないことを列挙します。

※キャノピーあるいはラインの上を歩かない。

※キャノピーを立ち上げて激しく地面に落とさない。地面に落とす前にグライダーに近づきスムー

一般的なたたみ方を説明します。

クラヴァットの量が大きい場合には、グライダーを失速させないように、スパイラルに入らない程

で、引き下げてください。

れのときのように）上下に大きく動かしてください。

使用しなければなりません。

機体あるいは技能を越える強過ぎるコンディションなどがクラヴァットの主な原因です。

率の非常に大きい急激なスパイラルダイブに入れるなど）がその挙動を妨害することも考えられ

決して、あわてて旋回外側のブレークを大きく瞬時に引かない様に注意して下さい。大きく、急激

にグライダーが上昇し危険となります。

８・５ アクロバット飛行/マヌーバー

OZONEのグライダーは入手できる最高の品質の材料で作られています。

上面

ポルシェ・スポーツ製スカイテックス７０００Ｅ７１Ａ

ポルシェ・スポーツ製スカイテックス７０００Ｅ９１

リーディングエッジ補強

ミドルライン―エーデルリッド製アラミド芯被覆無し８０００ＵＶ：直径０．５ｍｍ、引張強度５０ｋｇ/

これらすべての素材は、品質、軽量、耐久性で有名であるがために選択されています。

パラグライダーの寿命はメンテナンスに多いに影響されます。同じ飛行時間のグライダーでも扱

いの良いものは悪いものの倍程度長持ちします。あなたのグライダーはかなり高価な買い物で

ていることを忘れないように。

の中にしまっておくのは最悪です。湿ったグライダーは太陽光線を避けて物干しロープに吊下げ

い。

いる湿気が蒸発するようにして下さい。

腐食したりします。

１１・３ クリーニング

しれませんが、確実に長持ちします！それでもクリーニングしたい場合は出来るだけ少ない面積

す。リペアークロスは補修個所の内側および外側の両面から貼り付けて下さい。

い。

１１・５ ラインの修理

同じ材質で同じ強度を持っていなければなりません。ディーラーによる交換をお勧めします。ライ

１１・７ 定期検査

ればなりません。もし、激しく使われた場合には、８０時間フライトごとに検査を受けてください。

クあるいは交換の必要性があることを指摘するかもしれません。

たは全部を交換しなければならなくなることは十分考えられます。したがってあなたのグライダー

ます。測定は上面のリーディングエッジの後ろ、スパン方向に数箇所で行われます。

１１・７・２ 引き裂き強度

ャノピークロスに突き刺し、そこに荷重をかけてクロスが裂けはじめる時の荷重を測定します。こ

れにはベッツォメーターが使用されます。

１１・７・３ ライン強度

１１・７・４ ライン長

基準値の差は±１０ｍｍを越えてはいけません。

１１・７・５ 全体検査

品質検査を受け、使用される部品は全て追跡調査が出来るようになっています。

までご連絡下さい.