Dell DL1000 取扱説明書

  • こんにちは!Dell DL1000アプライアンスのリリースノートに関するご質問にお答えします。このドキュメントには、Rapid RecoveryとAppAssureに関する既知の問題、制限事項、および様々な機能に関する情報が含まれています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください!
  • DLアプライアンスログのダウンロード機能が失敗する場合はどうすればよいですか?
    Backup Nowボタンを押してもWinbackup機能が動作しないのはなぜですか?
    RASR USBドライブの作成時にアプライアンスのバックアップタブがフリーズする場合はどうすればよいですか?
    AppAssure Coreのアップグレードを手動で行うと失敗する原因は何ですか?
    ライセンスキーのインストールに失敗した場合はどうすればよいですか?
Dell DL1000 アプライアンス
リリースノート
メモ、注意、警告
メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法
を説明しています。
警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
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されています。Dellおよび Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書で使
用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。
2016 - 05
Rev. A04
目次
1 はじめに...................................................................................................................5
DL1000 Dell アプライアンスについて..................................................................................................5
DL Appliance ソフトウェアについて.................................................................................................... 5
その他の情報..........................................................................................................................................5
ライセンスポータルでのアプライアンスの登録...................................................................................6
2 Rapid Recovery の既知の問題と制限事項..........................................................8
DL アプライアンスログのダウンロード機能が失敗する...................................................................... 8
バックアップリンクで、一部の記号が数字コードとして表示される.................................................. 8
VM 管理 ページから VM 操作ボタンが欠落している............................................................................8
Backup Now(今すぐバックアップ)ボタンを使っても Winbackup 機能が作動しない................... 9
バックアップステータスメッセージに誤ったリンクが表示される......................................................9
RASR USB ドライブを作成する際にアプライアンスのバックアップタブがフリーズする..................9
Appliance Backup(アプライアンスバックアップ)タブで RASR USB ドライブを作成するとき
にエラーメッセージが表示される.......................................................................................................10
Virtual Standby(仮想スタンバイ)タブをクリックするとエラーが表示される ..............................10
アプライアンスのマウントポイントが一つ取り外されている場合、ボリュームを再マウントし
た後に DVM リポジトリが復元できない.............................................................................................10
Rapid Recovery 6.0 で作成された DVM Repository AppAssure 5.4.3 にマウントできない.........10
Rapid Recovery 6.0 へのアップグレード後、Recovery and Update Utility が再起動後に起動し
ない.......................................................................................................................................................11
Core AppAssure 5.4.3 から Rapid Recovery 6.0 にアップグレードすると、Core Console
自動的に起動しない............................................................................................................................. 11
ボリュームの再マウント時にエラーが表示される..............................................................................11
ESXi)ホストがオフラインのときに Rapid Recovery 6.0 がエラーを表示する............................. 12
3 AppAssure の既知の問題と制限事項.................................................................13
Recovery and Update Utility(バージョン # 184アップグレードと工場出荷時設定への復元の
実行後に両方のコントローラの再マウントに失敗する。...................................................................13
Recovery and Update Utility 実行後、DL Appliance Backup タブのコンテンツがなくなってい
る。.......................................................................................................................................................13
プロビジョニング ページでボリュームを再マウントしているときに、エラーが発生した新規ジ
ョブのステータスが作成される。....................................................................................................... 13
AppAssure Core アップグレードを手動で実行すると失敗する......................................................... 14
USB ドライブから起動すると、Windows Recovery Wizard Appliance を回復できない............. 14
Recovery and Update Utility ビルド 99 で不具合が発生する ............................................................14
アプライアンス タブの Remount volumes(ボリュームの再マウント)ボタンがリポジトリボ
リュームを再マウントしない.............................................................................................................. 14
3
ローカライズされていないメッセージが AppAssure Core および AppAssure イベントログに
表示されることがある......................................................................................................................... 15
ホスト名に下線を使用しない.............................................................................................................. 16
アプライアンスの再起動時、ランダムなドライブ文字がリポジトリ VD に割り当てられる............ 16
Recovery and Update Utility 実行中、Dell DL Appliance アプリケーションがエラーを伴って失
敗する...................................................................................................................................................17
RASR USB キーの作成中にエラーが表示される..................................................................................17
アプライアンス タブでのポリシー表示の応答が遅い......................................................................... 17
アプライアンスのホスト名を設定してドメインに追加する時にエラーが表示される....................... 17
AppAssure Appliance Configuration WizardAppAssure アプライアンス設定ウィザード)でス
トレージのプロビジョニング中にエラーメッセージが表示される....................................................18
RASR USB ドライブが生成されていない場合、Appliance(アプライアンス)タブの状態が黄色
で表示される........................................................................................................................................18
Appliance(アプライアンス)タブにコンテンツがない.................................................................... 18
DL アプライアンスログの収集中に「Collecting...(収集中...」というメッセージが画面に表示
されたままになる.................................................................................................................................19
Appliance(アプライアンス)タブが機能しなくなる........................................................................ 19
エクスポートの実行中に、仮想スタンバイ用の VM 操作ボタンがアクティブになる.......................19
Hyper - V のステータスがオフラインに変わると ESX ( i )でのハイパーバイザのステータス情
報がオフラインと表示される ............................................................................................................. 19
RAID 1 以外の構成がアプライアンスでサポートされていない..........................................................20
誤った RUU をインストールすると DL Appliance の機能が停止する............................................... 20
AppAssure Appliance Configuration WizardAppAssure アプライアンス設定ウィザード)が完
了しない...............................................................................................................................................20
OpenManage Server Administrator サービスが無効のとき、AppAssure Appliance
Configuration WizardAppAssure Appliance 設定ウィザード)で間違ったメッセージが表示さ
れる......................................................................................................................................................20
OpenManage Server Administrator の問題.........................................................................................21
OpenManage Server Administrator が正しくインストールされない.................................................21
OpenManage Server Administrator がステータスのアップデートに失敗する..................................21
Recovery and Update Utility の完了に時間がかかる.......................................................................... 21
AppAssure のデスクトップショートカットがドメインユーザーに表示されない..............................22
ホスト名を変更しても Core Console ショートカットがアップデートされない.............................. 22
AppAssure アプライアンス設定ウィザードを終了しようとしてもエラーメッセージが閉じない.... 22
ライセンスキーのインストールの失敗 .............................................................................................. 22
ライセンスキーのインストールと AppAssure アプライアンス設定ウィザードが失敗する.............. 23
ライセンス設定の失敗時に誤ったメッセージが表示される...............................................................23
USB ドライブの安全な取り外し..........................................................................................................23
4 困ったときは........................................................................................................ 25
デルへのお問い合わせ.........................................................................................................................25
マニュアルのフィードバック..............................................................................................................25
4
1
はじめに
本書では、AppAssure および Rapid Recovery を実行している Dell DL1000 アプライアンスの重要な製品情
報および制限事項が説明されています。
DL1000 Dell アプライアンスについて
DL1000 アプライアンスは、さまざまな環境のために設計されています。15.5 インチの浅い奥行き、少ない
消費電力、低騒音およびフレッシュエア冷却搭載の DL1000 は、スペースに制約のあるオフィス環境に最適
です。このアプライアンスは、
1 TB2 TBおよび 3 TB のプロビジョニング済みバックアップ容量(最大 2
つのスタンバイ仮想マシンのオプション付き)での使用が可能です。
迅速な展開と効率性のために最適化された DL1000 では、次が可能です。
バックアップ時間の短縮に役立ちます。
最高 60 分ごとの頻度でスナップショットを作成します。
クラウドアーカイブコネクタはクラウドストレージサブスクリプション(対応プロバイダ:Microsoft
Azure
Amazon S3OpenStackおよび RackSpaceへのアーカイブの移動を簡易化し、テープインフ
ラストラクチャとの置き換えが可能になります。
重要なサーバーを素早く復元するため、最大 2 つのスタンバイ VM を維持します(適切なエディション
を使用)
統合されたインライン方式のブロックレベル重複排除および圧縮と共に、WAN レプリケーション用に最
適化されたバックアップを提供します。
DL1000 ストレージを自動でプロビジョニングするウィザードベースの設定ユーティリティと、リモート
管理用の iDRAC Express を提供します。
DL Appliance ソフトウェアについて
Dell DL Appliance ソフトウェアはほぼゼロに近いリカバリ時間目標とリカバリポイント目標を提供します。
災害復旧にとどまらず、
DDL Appliance ソフトウェアはデータ移行および管理に対するデータソリューショ
ンも提供します。類似または異種ハードウェアへのベアメタル復元を行う柔軟性があり、バックアップは、
その生成元に関わらず、物理または仮想マシンに復元することができます。DL Appliance ソフトウェアで
は、クラウド、Dell DL シリーズのバックアップおよびリカバリアプライアンス、または希望の対応システム
へのアーカイブも可能です。
DL Appliance ソフトウェアを使用して、冗長性とセキュリティを強化するため
に、1 つ、または複数のターゲットに複製することができます。
詳細については、https://support.software.dell.com を参照してください。
その他の情報
メモ: Dell OpenManage マニュアルは、Dell.com/openmanagemanuals にアクセスしてください。
5
メモ: アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれている場合がよくあることから、
Dell.com/support/home でアップデートがないかどうかを常に確認し、最初にお読みください。
メモ: Dell OpenManage Server Administrator に関するマニュアルは、Dell.com/openmanage/
manuals を参照してください。
製品のマニュアルには次が含まれます。
Getting Started
Guide
(はじめに)
システムのセットアップ、および技術仕様の概要を提供します。このマニュアルはシ
ステムに同梱されています。
System
Placemat
(システ
ムプレースマット)
お使いのアプライアンスにおけるハードウェアのセットアップ、およびソフトウェア
のインストール方法についての情報を提供します。
Owner’s Manual
(オーナーズマニュ
アル)
システムの機能、システムのトラブルシューティング方法、およびシステムコンポー
ネントの取り付けまたは交換方法について説明しています。
Deployment
Guide
(導入ガイ
ド)
アプライアンスのハードウェア導入、および初期導入についての情報を提供します。
User's Guide(ユ
ーザーズガイド
システムの設定および管理についての情報を提供します。
Release Notes
(リリースノート)
Dell DL1000 アプライアンスに関する製品情報と追加情報を提供します。
Interoperability
Guide
(相互運用ガ
イド)
お使いのアプライアンス対応のソフトウェアおよびハードウェアについての情報の
他、使用時の考慮事項、推奨事項、および規則についての情報を提供します。
OpenManage
Server
Administrator
User’s Guide
OpenManage
Server
Administrator ユー
ザーズガイド)
お使いのシステムを管理するための Dell OpenManage Server Administrator の使用
についての情報を提供します。
ライセンスポータルでのアプライアンスの登録
1. お使いのウェブブラウザで、ご購入時に受け取った電子メールに記載されたウェブサイト URL をクリッ
クして、ライセンスポータルに移動します。
2. Register (登録)ページの E-mail Address(電子メールアドレス)テキストボックスに、ご契約に
関連する電子メールアドレスを入力します。
3. アプライアンスのライセンス番号を入力します。
複数のアプライアンスがある場合は、ライセンス番号を入力してから Enter を押して追加の番号を入力
します。
4. Activate(アクティブ化)をクリックします。
6
入力した電子メールアドレスがライセンスポータルに登録されていない場合(新しいライセンスポータ
ルアカウントがあった場合
)は、電子メールを使用してライセンスポータルにアカウントを作成するよ
うプロンプトが表示されます。
5. License Portal(ライセンスポータル)でアカウントを作成するには、必要な情報を入力します。
登録すると、ライセンスポータルにログオンされます。電子メールアドレスにも、アクティベーション
電子メールが送信されます。
6. ライセンスキーのリストが記載された登録の成功通知が表示されます。この通知には、ライセンスキー
をアプライアンスに適用するための次の手順が説明されています。
a. お使いのアプライアンスの Core Console を起動します。
b. Core Configuration(コア設定)→ Licensing(ライセンス)と移動します。
c. Change License(ライセンスの変更)をクリックします。
d. 登録の成功通知メッセージに記載されているソフトウェアライセンスキーをコピー & ペーストし
て、変更を保存します。
7. OK をクリックします。
詳細については、http://documents.software.dell.com/AppAssure/ で入できるDell Software License Portal
User GuideDell ソフトウェアライセンスポータルユーザーガイド)を参照してください。
7
2
Rapid Recovery の既知の問題と制限事項
メモ: Rapid Recovery バージョン 6.0.2 が利用可能です。以前のリリース(AppAssure 5.4.3 など)の
ローカライズバージョンからアップグレードする場合は、
Core Console および PowerShell モジュー
ルを含むアップグレードされた Rapid Recovery コンポーネントが英語でしか利用できないことにご注
意ください。
DL アプライアンスログのダウンロード機能が失敗する
説明 Download DL Appliance LogDL アプライアンスログのダウンロード)パネルの
Collect Logs(ログ)をクリックしても結果は表示されません。Download DL
Appliance LogDL アプライアンスログのダウンロード)は、Rapid Recovery 6.0.2
では機能しません。
回避策 / 解決方法 システムで手動でログを探すには、次の手順を実行します。
1. Collect Logs(ログの収集)をクリックします。
Collect Server Logs(サーバーログの収集)バックグラウンドジョブが完了する
まで待ちます。ジョブステータスは、Core GUI で、Events(イベント)タブ、
またはページの右上角にある 実行中のタスク クドロップダウンから追跡できま
す。
2. C:\ProgramData\AppRecovery\OMSA_logs に移動します。このフォルダ内の
zip ファイルには、収集されたすべてのログが含まれます。
バックアップリンクで、一部の記号が数字コードとして表示
される
説明 ポルトガル語の Rapid Recovery Core Health(正常性)タブにある Appliance(ア
プライアンス
)ページにあるバックアップリンクで、一部の記号が数値コードとして
表示されます。
回避策 / 解決方法 バックアップリンクは Appliance(アプライアンス)タブの Backup(バックアップ)
ページをポイントします。ページには手動でナビゲートできます。
VM 管理 ページから VM 操作ボタンが欠落している
説明 VM ManagementVM 管理)ページに VM 操作ボタン(開始 / 停止)が表示されま
せん。その代わり、
Virtual Standby(仮想スタンバイ)ページが表示されます。
8
回避策 / 解決方法 対応するハイパーバイザー(Hyper-V または ESXi)に移動し、設定を変更します。
Backup Now(今すぐバックアップ)ボタンを使っても
Winbackup 機能が作動しない
説明 Winbackup 機能は、View Windows Backup PolicyWindows バックアップポリシ
ーの表示
)の Backup now(今すぐバックアップ)ボタンの使用では強制できませ
ん。Backup now(今すぐバックアップ)ボタンはポップアップページで非アクティ
ブになっています。
回避策 / 解決方法 アプライアンスの Backup(バックアップ)ページで Backup now(今すぐバックア
ップ
)ボタンをクリックします。
バックアップステータスメッセージに誤ったリンクが表示さ
れる
説明 Windows バックアップの作成時に、バックアップが失敗します。Error Action(エラ
ーアクション
)フィールドに Retry by clicking on the "Configure" link
on the Configuration pane below(以下の Configuration(設定)ペインの
Configure(設定)リンクをクリックして再試行してください)という情報が表示
されますが、Configure(設定)リンクは存在しません。
メモ: 回避策を実行する前に、バックアップターゲットディスクが利用可能であ
ることを確認してください。
回避策 / 解決方法 Backup Now(今すぐバックアップ)ボタンをクリックします。
RASR USB ドライブを作成する際にアプライアンスのバック
アップタブがフリーズする
説明 RASR USB ドライブを作成するときに、Appliance Backup(アプライアンスバックア
ップ
)タブがフリーズします。
メモ: Core Console(コアコンソール)上の他のページには、引き続きアクセス
することができます。RASR USB ドライブ作成進捗状況は、Core(コア) Event
(イベント)タブで追跡することができます。
回避策 / 解決方法 RASR USB ドライブが作成されるまで待ってから、Backup(バックアップ)タブにア
クセスしてください。
メモ: RASR USB ドライブの作成には約 30 分かかります。
9
Appliance Backup(アプライアンスバックアップ)タブで
RASR USB ドライブを作成するときにエラーメッセージが表
示される
説明
The following critical files and/or directory paths required
for RASR USB drive creation are missing: winre.wim, bootmgr,
bmrRASR USB ドライブ作成に必要な次の重要ファイルおよび / またはディレクト
リパスが欠落しています: winre.wimbootmgrbmr)というエラーメッセージが
Appliance Backup(アプライアンスバックアップ)タブに表示される場合がありま
す。
回避策 / 解決方法 RASR USB が作成されるまで待機して、ページを更新します。
Virtual Standby(仮想スタンバイ)タブをクリックするとエ
ラーが表示される
説明 複数のエクスポートジョブが同時に実行されているときにサーバーが応答しません。
回避策 / 解決方法 エラーを閉じ、アクションを再試行します。
アプライアンスのマウントポイントが一つ取り外されている
場合、ボリュームを再マウントした後に DVM リポジトリが
復元できない
説明 DVM リポジトリが複数のコントローラにプロビジョニングされており、マウントポイ
ントのひとつが削除された場合、アプライアンスでの
DVM レポジトリのリカバリが
失敗します。
メモ: 初期リポジトリの作成には、PERC H310 コントローラを使用するようにし
てください。
回避策 / 解決方法
1. リポジトリのストレージ場所となっているボリュームにドライブ文字を割り当
てます。
2. 手動で Core 設定を復元する、または Repositories(リポジトリ)ペインを介し
Open Existing Repository(既存のリポジトリを開く)オプションを使用し、
リポジトリの有効なパスを指定します。
Rapid Recovery 6.0 で作成された DVM Repository
AppAssure 5.4.3 にマウントできない
説明 アプライアンスを向上出荷時状態に復元した後、リポジトリの識別方法における変更
のために Rapid Recovery 6.0 DVM リポジトリを AppAssure 5.4.3 にマウントでき
なくなります。
10
回避策 / 解決方法 Rapid Recovery 6.0 にアップグレードしてから、Open Existing Repository(既存の
リポジトリを開く
)オプションを使用します。
リポジトリが Rapid Recovery 6.0 で作成され、そのリポジトリが工場出荷時状態への
復元後に AppAssure 5.4.3 に存在する場合は、ただちに(アプライアンス GUI の最初
の手順
Rapid Recovery 6.0 にアップグレードします。
Rapid Recovery 6.0 へのアップグレード後、Recovery and
Update Utility
が再起動後に起動しない
説明 Dell DL Appliance Recovery and Update UtilityRUUを使用しているとき、システ
ム再起動後に失敗スクリプトエラーメッセージが表示されます。コアサービスを自動
的に開始することができません。
回避策 / 解決方法 手動で RUU を再起動し、完了するまで待ってから、デスクトップアイコンを使って
Core Console を起動します。
メモ: Core Console RUU 実行中に起動しないでください。
Core AppAssure 5.4.3 から Rapid Recovery 6.0 にアップ
グレードすると、
Core Console が自動的に起動しない
説明 Core AppAssure 5.4.3 から Rapid Recovery 6.0 にアップグレードした後、システ
ムを再起動するためのプロンプトが表示されますが、システムの再起動時に
startAA.vbs スクリプトは Core Console を開かず、Windows Script Host エラーを
表示します。
回避策 / 解決方法 Rapid Recovery 6.0 へのアップグレード後、デスクトップのアイコンをクリックして
手動で
Core Console を起動します。
ボリュームの再マウント時にエラーが表示される
説明 DVM リポジトリを回復するときに、Failed read consistency lock on
IsSpare_AC or MediaPresent_DiskDriveToStorageExtent_AC
Association CacheIsSpare_AC または
MediaPresent_DiskDriveToStorageExtent_AC 関連キャッシュでの読み取り整合性ロ
ックが失敗しました
)というエラーが表示されます。このエラーは、リポジトリが複
数のコントローラでプロビジョニングされ、マウントポイントのひとつが削除された
場合に発生します。
メモ: ストレージのプロビジョニングには、PERC H310 コントローラを使用する
ようにしてください。
回避策 / 解決方法
1. リポジトリのストレージ場所となっているボリュームにドライブ文字を割り当
てます。
11
2. 手動で Core 設定を復元する、または Repositories(リポジトリ)ペインの Open
Existing Repository
(既存のリポジトリを開く)で、リポジトリの有効なパスを
指定します。
ESXiホストがオフラインのときに Rapid Recovery 6.0
エラーを表示する
説明 ESXi)仮想スタンバイのエクスポート後、ESXi)ホストの状態がオフラインの場
合、
Unable to connect to the remote server now(現在リモートサーバー
に接続できません)というエラーが表示されます。
回避策 ESXi サーバーにバックアップされている仮想スタンバイが存在している場合、すべて
のホスト
ESXi サーバーが起動しており動作可能であることを確認します。
12
3
AppAssure の既知の問題と制限事項
メモ: ホスト名は、AppAssure アプライアンス設定ウィザード を使用して変更することをお勧めしま
す。設定が完了したら、コンピュータ名を手動で以前の名前に変更してください。
メモ: HDD での仮想ディスクの作成または削除は行わないでください。これによって、ストレージプロ
ビジョニングおよび / またはリポジトリリカバリでの問題が生じる可能性があります。
Recovery and Update Utility(バージョン # 184)アップグ
レードと工場出荷時設定への復元の実行後に両方のコントロ
ーラの再マウントに失敗する。
説明 ボリューム文字が他のリムーバブルデバイスに割り当てられたため、再マウントボリ
ュームが以前 VM ボリュームによって使用されていたマウントポイントを復元できま
せんでした。
回避策 / 解決方法 システムからすべてのリムーバブルメディアを取り外してから、Remount Volumes
(ボリュームの再マウント)をもう一度実行します。
Recovery and Update Utility 実行後、DL Appliance Backup
タブのコンテンツがなくなっている。
説明 RUU 実行中にウェブブラウザが開かれていると、Recovery and Update Utility
RUU
を使用してアプライアンスを回復してから AppAssure Core Web Console
再起動した後、Appliance Backup タブのコンテンツがなくなってしまいます。
回避策 / 解決方法 ブラウザのキャッシュをクリアし、ブラウザを閉じてから AppAssure Core Web
Console
を起動します。
プロビジョニング ページでボリュームを再マウントしてい
るときに、エラーが発生した新規ジョブのステータスが作成
される。
説明 Provisioning(プロビジョニング)ページでボリュームを再マウントしていると、エ
ラーが発生した新規ジョブのステータスが作成されます。この問題は、
Rapid
Appliance Self RecoveryRASRUSB ドライブからアプライアンスを再起動し、工場
出荷状態へのリセットを実行した後で発生します。
回避策 / 解決方法 プロビジョニングしているときは、すべての USB ドライブを取り外します。
13
AppAssure Core アップグレードを手動で実行すると失敗す
説明 この問題は、Recovery and Update UtilityRUU)プロセス外で Core(コア)をアッ
プグレードしようとすると発生します。
回避策 / 解決方法 Core(コア)アップデートを実行する前に、次のサービスを停止します:
Dell Storage Management Web Service
DSM SA Connection Service
DSM SA Data Manager
DSM SA Event Manager
DSM SA Shared Services
アップデート完了後、サービスを再起動します。
USB ドライブから起動すると、Windows Recovery Wizard
Appliance を回復できない
説明 USB ドライブが RASR USB ドライブとしてフォーマットされると、アプライアンスは
その
USB ドライブを認識せず、オペレーティングシステムでドライブを固定ディスク
として表示します。
回避策 / 解決方法 オペレーティングシステムで固定ディスクとして表示される USB ドライブは一切使
用しないでください。
Recovery and Update Utility ビルド 99 で不具合が発生する
説明 Recovery and Update UtilityRUU)ビルド 99 は、Rapid Appliance Self Recovery
RASR
アップデート中に DL アプライアンス上で不具合を発生させます。
回避策 / 解決方法 ビルド 99 を使用しないでください。ビルド 99 をインストールした場合は、最新の
RUU にアップグレードしてください。
アプライアンス タブの Remount volumes(ボリュームの再
マウント
)ボタンがリポジトリボリュームを再マウントしな
説明 マウントポイントがリポジトリディスク内で削除された場合、Appliance(アプライ
アンス
)タブ上の Remount volumes(ボリュームの再マウント)ボタンが機能しま
せん。
回避策 / 解決方法 ボリュームマウントポイントを復元するには、次の手順を実行します。
1. Repository(リポジトリ)タブを開いて、エラーリポジトリを展開します。
14
2. リポジトリファイルのパスをコピーします。
3. Operating system Disk Manager(オペレーティングシステムディスクマネージ
)を開きます: Server Manager(サーバーマネージャー)Tools (ツー
ル)Computer Management(コンピュータ管理)Disk Management
(ディスク管理)
4. リポジトリディスクを見つけ、ディスク名にはリポジトリ情報が含まれていま
す。
5. ドライブを右クリックし、Change drive letter and paths(ドライブ文字とパス
の変更)を選択します。
6. Add(追加)をクリックします。
7. NTFS フォルダで、Mount(マウント)を選択します。
8. 手順 2 でコピーしたパスをペーストします。
9. File_X を削除するには、パスを編集します。(たとえば、リポジトリパスが C:
\DLDisks\Repository 1\disk_1234567890\File_0 の場合、C:\DLDisks\Repository
1\disk_123456790 に変更する必要があります。)
10. OK をクリックします。
11. 手順 2 で表示されたリポジトリパスが異なる場合は、それらすべてに対してこれ
を繰り返します。残りのパスが同じ場合はファイル
_X 番号を無視し、この手順
を繰り返す必要はありません。
12. 失敗したリポジトリパスが復元されたら、Configuration(設定) Repositories
(リポジトリ)タブと進み、check repository(リポジトリのチェック)をクリ
ックします。
ローカライズされていないメッセージが AppAssure Core
よび
AppAssure イベントログに表示されることがある
説明 たまに、ローカライズされていないメッセージが、AppAssure Core(画面の右下隅)
および AppAssure イベントログに表示されます。
回避策 / 解決方法 CoreWMI、および SRM Web Service サービスを再起動してから、ブラウザのキャ
ッシュを空にし、ブラウザを再起動します。
15
1. AppAssure Core および AppAssure イベントログに表示されたローカライズされていないメッセージ
ホスト名に下線を使用しない
説明
注意: ホスト名に下線を使用しないことをお勧めします。使用すると、Open
Manage Server AdministratorOMSA
ポータルが機能しない場合があります。
回避策 / 解決方法 新しいホスト名を有効にするには、オペレーティングシステムを介してホスト名を手
動で変更し、アプライアンスを再起動します。
アプライアンスの再起動時、ランダムなドライブ文字がリポ
ジトリ VD に割り当てられる
説明 アプライアンスをプロビジョニングし、再起動した後、ボリュームの再マウント後に
リポジトリディスクのドライブ文字が変化します。
回避策 / 解決方法 文字がボリュームに割り当てられている場合、ディスク管理ツールを使用してその文
字を削除することができます。ただし、割り当てられた文字を使用してリポジトリが
すでに展開されていると、そのリポジトリは到達不能になります。この問題を回避す
るには、次の手順を実行します。
1. Repositories(リポジトリ)タブに移動します。
2. fix repository paths(リポジトリパスの修正)ボタンをクリックします。
16
3. 失敗したリポジトリに対して、(削除したボリューム文字を含む)到達不能なパ
スを有効なパスに置き換えます。
4. 変更を保存してリポジトリの確認を実行します。
Recovery and Update Utility 実行中、Dell DL Appliance
プリケーションがエラーを伴って失敗する
説明 Recovery and Update Utility 実行中に There was an error while
installing Dell DL ApplianceDell DL Appliance のインストール中にエラー
が発生しました)というエラーが表示され、Dell DL Appliance アプリケーションが失
敗します。
回避策 / 解決方法 サポートにお問い合わせください。RUU は環境内に多数の変更を導入する重要なツ
ールであり、手順の一部が実行できない場合は、システムが一貫性のない状態のまま
となる可能性があります。
RASR USB キーの作成中にエラーが表示される
説明 RASR USB キーの作成中に次のメッセージが表示されます: Unable to connect
to Dell storage management Web service. Try restarting the
Windows Management Instrumentation service, and then restart
the Dell Storage Management Web and reload this pageDell storage
management Web service に接続できません。Windows Management
Instrumentation サービスを再起動し、Dell Storage Management Web を再起動して、
このページを再ロードしてください。
回避策 / 解決方法 このメッセージは無視してください。
アプライアンス タブでのポリシー表示の応答が遅い
説明 View Policy(ポリシーの表示)ボタンをクリックしたとき、表示は変わってもダイア
ログボックスが表示されるまでに時間がかかります。この遅延中に
GUI で操作を行
うと、<hostname> is not responding<ホスト名>が応答していません)とい
うメッセージが表示されます。
回避策 / 解決方法 このメッセージが消えるまで待ちます。
アプライアンスのホスト名を設定してドメインに追加する時
にエラーが表示される
説明 お使いのアプライアンスのホスト名を変更して同じホスト名でドメインに追加する
と、メッセージ、A critical error occurred while trying to configure
the hostname and domain settings. Ensure that hostname does not
already exist in the domain. If the issue persists, close the
AppAssure Appliance Configuration Wizard, delete the
configuration file below and restart the wizard. C:\Program
17
Files\Dell\PowerVault\Appliances\DL\FTBU\FTBU.dat If the issue
still persist, contact Dell support further assistance
回避策 / 解決方法 お使いのアプライアンスを再起動してドメインに参加します。
AppAssure Appliance Configuration WizardAppAssure
プライアンス設定ウィザード
)でストレージのプロビジョニ
ング中にエラーメッセージが表示される
説明 Dell DL Recovery and Update Utility を使用して DL1000 アプライアンスを回復した
後、ストレージをプロビジョニングする場合に次のエラーが表示されます。
Failed to create Repository disk partition. Insufficient space
on physical disks. Failed to configure adapter Id: ‘?p1’
Personality to ‘?p2.
物理ディスクに十分な空き容量がないため、アプライアンスがリポジトリディスクパ
ーティションの作成に失敗します。
回避策 / 解決方法 OpenManage Server AdministratorOMSA)を使用して、ユーザーが作成した仮想
ディスクの場所を確認して削除します。
RASR USB ドライブが生成されていない場合、Appliance(ア
プライアンス)タブの状態が黄色で表示される
説明 RASR USB ドライブは、AppAssure Appliance Configuration WizardAppAssure アプ
ライアンス設定ウィザード
)の実行中に作成することが推奨されます。RASR USB
ライブが作成されていない場合、health(正常性)ページの Rapid Appliance Self
Recovery が黄色で表示されます。これにより、Appliance(アプライアンス)タブの
インジケータも黄色になります。
Appliance(アプライアンス)タブにコンテンツがない
説明 Appliance(アプライアンス)タブをクリックしてもテーブル内のコンテンツが表示さ
れず、
The following error occurred during the previous
installation attempt(前回のインストール試行中に次のエラーが発生しました)
というエラーメッセージが代わりに表示されます。これは通常、RUU AppAssure
Core がアップデートされ、ブラウザで AppAssure Core が開いているときに発生しま
す。
回避策 / 解決方法 ブラウザキャッシュをクリアします。 Internet Explorer インターネットオプショ
にアクセスし、一般閲覧の履歴 閲覧の履歴の削除 の順にクリックして 削除
を押します。ブラウザを再起動します。
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DL アプライアンスログの収集中に「Collecting...(収集
...」というメッセージが画面に表示されたままになる
説明 Tools(ツール)Diagnostics(診断)→ View Logs(ログを表示)を選択して、
AppAssure Core でログを収集しようとすると、Collecting...(収集中...」というメ
ッセージが画面に表示されたままになります。
回避策 / 解決方法 <F5> を押してブラウザをリフレッシュします。
Appliance(アプライアンス)タブが機能しなくなる
説明 時折、Appliance(アプライアンス)タブが応答しなくなることがあります。進捗状況
を示す回転ボタンが止まります。
回避策 / 解決方法
1. Internet Information Service Manager を再起動します。
2. 各サービスを指定の順序で再起動します。
a. Windows Management Instrumentation
b. SRM Web Service
c. AppAssureCore
3. ブラウザのキャッシュをクリアします。
4. ページを更新します。
エクスポートの実行中に、仮想スタンバイ用の VM 操作ボタ
ンがアクティブになる
説明 VM エクスポートの進行中に、VM 操作ボタンの Start(スタート)および Add Network
Adapter
(ネットワークアダプタの追加)が有効化されています。
回避策 / 解決方法 これらのボタンは、該当する VM エクスポートが完了するまでクリックしないでくだ
さい。
Hyper - V のステータスがオフラインに変わると ESX ( i )
のハイパーバイザのステータス情報がオフラインと表示され
説明 保護されたマシンの仮想スタンバイが、ESX ( i )および Hyper - V という 2 つの異なる
ハイパーバイザで作成されたとき、エクスポートジョブが完了した後で
Hyper - V
想マシン管理 システムが停止した場合は、ESX ( i ) でのハイパーバイザ情報のステー
タスが誤って表示されます。
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RAID 1 以外の構成がアプライアンスでサポートされていな
AppAssure RAID-1 構成のみをサポートしているため、ユーザーは、RAID 1 以外の構成でストレージを手
動プロビジョニングすることはできません。
誤った RUU をインストールすると DL Appliance の機能が
停止する
説明 正しくない Recovery and Update Utility RUU をお使いの DL Appliance にインス
トールすると、機能が故障するか正常に動作しなくなります。
回避策 / 解決方法
すべての DL Appliance には固有の RUU があります。正しい RUU をダウンロードす
るには、
www.Dell.com/support にアクセスして、Servers, Storage, & Networking
(サーバー、ストレージ、ネットワーク) PowerVault Dell DL1000 Drivers
& downloads (ドライバおよびダウンロード)→ Category(カテゴリ)→ IDM
Dell PowerVault DL Recovery and Update Utility とクリックします。
AppAssure Appliance Configuration WizardAppAssure
プライアンス設定ウィザード
)が完了しない
説明 AppAssure Appliance Configuration Wizard は、ユーザーがプロセスを終了した、ま
たはデバイスエラーが発生した場合に完了失敗します。
回避策 / 解決方法 デスクトップ上のショートカットを使用して、AppAssure Appliance Configuration
WizardAppAssure
アプライアンス設定ウィザード)を再実行します。
OpenManage Server Administrator サービスが無効のとき、
AppAssure Appliance Configuration WizardAppAssure
Appliance
設定ウィザード)で間違ったメッセージが表示さ
れる
説明 AppAssure Appliance Configuration WizardAppAssure アプライアンス設定ウィザ
ード
)に、次のエラーメッセージが表示されます。
A critical error occurred while running prerequisite checks.
Call Dell support for further assistance.
回避策 / 解決方法
1. Server Manager Tools(ツール) Services(サービス) DSM SA Data
ManagerDSM SA
データマネージャ) properties(プロパティ) Startup
type(スタートアップの種類)をクリックします。
2. Automatic(自動)を選択します。
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