Roland CUBE Street EX, CUBE Street EX PA Pack 取扱説明書

  • Roland CUBE Street EX の取扱説明書の内容を理解しています。このアンプの機能、使用方法、トラブルシューティングなど、ご質問があればお気軽にお尋ねください。最大出力50W、電池駆動、i-CUBE LINK機能など、多様な機能を備えた本機の使用方法を詳しくご説明できます。
  • 電池の残量を確認するにはどうすればよいですか?
    ACアダプターを使用する際の注意点は?
    i-CUBE LINK機能とは何ですか?
    ハウリング音が出た場合はどうすればよいですか?
    OUTPUT POWERスイッチの設定は何種類ありますか?
高音質、高出力の電池駆動ス
•特別設計の回路により、単 3 電池 8 本で最大出力 50W を実現。
•ECO モードを搭載し、充電式ニッケル水素電池で約 20 時間の使用が可能。
•ウーファー + ツイーターの 2-wayステレオ・スピーカーにより、ワイド・レンジなサウンドを実現。
持ち運びに便利な軽量キビネ
•軽量かつ、タフなデザインの ABS インジェクション樹脂キャビネットを採用。
•はっ水性の高い素材を採用した、専用ケース CB-CS2(別売)も用意。
ざまな楽器に対応た豊富な入出力
•XLR 対応のマイク入力端子や、キーボードなどの入力に対応したラインイン端子など、4 つの入力と AUXIN を装備。
•エレキ・ギターの演奏に欠かせないCLEAN、CRUNCH、LEAD、3 種類の COSM アンプ・タイプを搭載。透明感
のあるクリーンなサウンドから、ハードな歪みまで表現。
•アコースティック・ギターの演奏に最適化された、専用のプリ・アンプを搭載。豊かでナチュラルな響きを表現。
•ラインアウトや STEREOLINK(ステレオリンク)機能により、モニターや簡易 PA など、さまざまな用途に対応。
簡単録音が楽i-CUBE LINK 機能
iPad iPhone と付属の 4 極ミニ・ケーブルで接続すれば、オーディオ・インターフェースとして使用が可能。
アプリとあわせて使えば、演奏の楽しみがさらに広がります。
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』(P.2)『使用上のご注意』(P.3)をよくお読みください。
また、本機の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにす
ぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
©2014ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
取扱説明書
2
安全上のご注意
警告
完全に電源を切るときは、コンセントから
プラグを抜く
電源スイッチを切っても、本機は主電
源から完全に遮断されてはいません。
完全に電源を切る必要があるときは、
本機の電源スイッチを切ったあと、コンセントか
らプラグを抜いてください。そのため、電源コー
ドのプラグを差し込むコンセントは、本機にでき
るだけ近い、すぐ手の届くところのものを使用し
てください。
分解や改造をしない
取扱説明書に書かれていないことはし
ないでください。故障の原因になり
ます。
個人で修理や部品交換はしない
必ずお買い上げ店またはローランドお客
様相談センターに相談してください。
次のような場所で使用や保管はしない
•温度が極端に高い場所(直射日光の
当たる場所、暖房機器の近く、発熱
する機器の上など)
•水気の近く(風呂場、洗面台、濡れ
た床など)や湿度の高い場所
•湯気や油煙が当たる場所
•塩害の恐れがある場所
•雨に濡れる場所
•ほこりや砂ぼこりの多い場所
•振動や揺れの多い場所
指定のスタンドを使用する
本機の設置には、ローランドが推奨す
るスタンド(型番:ST-A95)を使用し
てください(P.10)
不安定な場所に設置しない
本機の設置にスタンド(型番:ST-
A95)を使用する場合、ぐらつくような
場所や傾いた場所に設置せず、安定し
た水平な場所に設置してください。機
器を単独で設置する場合も、同様に安定した水平
な場所に設置してください。
スタンドへ設置するときの注意
取扱説明書の指示どおりに設置してく
ださい(P.10)
正しく設置しないと、不安定な状態と
なって落下や転倒を引き起こし、けが
をする恐れがあります。
付属の AC アダプターを AC100V で使用
する
AC アダプターは、必ず付属のものを、
AC100V の電源で使用してください。
警告
付属の電源コードを使用する
電源コードは、必ず付属のものを使用
してください。また、付属の電源コー
ドを他の製品に使用しないでください。
電源コードを傷つけない
火災や感電の原因になります。
大音量で長時間使用しない
大音量で長時間使用すると、難聴にな
る恐れがあります。万一、聴力低下や
耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめ
て専門の医師に相談してください。
異物や液体を入れない、液体の入った容器
を置かない
本機に、異物(燃えやすいもの、硬貨、
針金など)や液体(水、ジュースな
ど)を絶対に入れないでください。ま
た、この機器の上に液体の入った容器
(花びんなど)を置かないでください。
ショートや誤動作など、故障の原因と
なることがあります。
異常や故障が生じたときは電源を切る
次のような場合は、直ちに電源を切っ
AC アダプターをコンセントから抜
き、お買い上げ店またはローランドお
客様相談センターに修理を依頼してください。
•AC アダプター本体や電源コードが破損した
とき
•煙が出たり、異臭がしたりしたとき
•異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりした
とき
•機器が(雨などで)濡れたとき
•機器に異常や故障が生じたとき
お子様がけがをしないように注意する
お子様のいる場所で使用する場合やお
子様が使用する場合、必ず大人のかた
が、監視/指導してあげてください。
落としたり、強い衝撃を与えたりしない
破損や故障の原因になります。
タコ足配線はしない
発熱、発火する恐れがあります。
海外でそのまま使用しない
海外で使用する場合は、お買い上げ店
またはローランドお客様相談センター
に相談してください。
警告
電池の取り扱いに注意する
間違った使いかたをすると、液漏れ、
発熱、発火、破裂などの危険があります。
次のことに注意してください。
•加熱、分解したり、または火や水の
中に入れたりしないでください。
•日光、炎、または同様の過度の熱に
さらさないでください。
•乾電池は充電しないでください。
•充電池/充電器は、必ず電池メー
カーで指定された充電池と充電器の
組み合わせでお使いください。
充電池/充電器に付属の注意事項を
必ず最後まで読み、注意事項を守っ
て正しくお使いください。
電源コードのアースを確実に取り付ける
電源コードのアースを確実に取り付け
てください。感電の恐れがあります
(P.4)
注意
風通しのよい場所に設置する
本機と AC アダプターは、風通しのよ
い、正常な通気が保たれている場所に
設置して、使用してください。
指定のスタンドのみ使用する
本機は当社製のスタンド(ST-A95)と
のみ、組み合わせて使用できるよう設
計されています。他のスタンドと組み
合わせて使うと、不安定な状態となっ
て落下や転倒を引き起こし、けがをする恐れがあ
ります。
スタンドを使う前に安全を確認する
取扱説明書に記載の注意事項が守られ
ていても、取り扱いによってはスタン
ドから本機が落下したりスタンドが転
倒したりする可能性があります。使用
にあたっては事前に安全を確認した上でお使いく
ださい。
電源コードはプラグを持って抜く
断線を防ぐため、電源コードを機器本
体やコンセントから抜くときは、必ず
プラグを持ってください。
電源プラグを定期的に掃除する
電源プラグとコンセントの間にゴミや
ほこりがたまると、火災や感電の原因
になります。
定期的に電源プラグを抜き、乾いた布
でゴミやほこりを拭き取ってください。
使用上のご注意
3
電源について
•本機を、インバーター制御の製品やモーターを
使った電気製品(冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、
エアコンなど)と同じコンセントに接続しない
でください。電気製品の使用状況によっては、
電源ノイズで本機が誤動作したり、雑音が発生
したりすることがあります。電源コンセントを
分けることが難しい場合は、電源ノイズ・フィ
ルターを取り付けてください。
•AC アダプターは長時間使用すると多少発熱し
ますが、故障ではありません。
電池について
•電池を入れる/取り出すときは、本機の電源を
切り、他の機器との接続をはずしてください。
•電池で使用する場合は充電式ニッケル水素電
池、またはアルカリ電池を使用してください。
設置について
•本機の近くにパワー・アンプなどの大型トラン
スを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導
することがあります。この場合は、本機との間
隔や方向を変えてください。
•本機をテレビやラジオの近くで動作させると、
テレビ画面に色ムラが出たりラジオから雑音が
出たりすることがあります。この場合は、本機
を遠ざけて使用してください。
•本機の近くで携帯電話などの無線機器を使用す
ると、着信時や発信時、通話時に本機から雑音
が出ることがあります。この場合は、無線機器
を本機から遠ざけるか、電源を切ってください。
•直射日光の当たる場所や発熱する機器の近く、
閉め切った車内などに放置しないでください。
変形、変色することがあります。
•極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に
水滴が付く(結露する)ことがあります。その
まま使用すると故障の原因になります。数時間
放置して、結露がなくなってから使用してくだ
さい。
•設置条件(設置面の材質、温度など)によっては、
本機のゴム足が設置した台などの表面を変色ま
たは変質させることがあります。ゴム足の下に
フェルトなどの布を敷くと、安心してお使いい
ただけます。この場合、本機が滑って動いたり
しないことを確認してからお使いください。
•本機の上に液体の入った容器などを置かないで
ください。また、表面に付着した液体は、速や
かに乾いた柔らかい布で拭き取ってください。
お手入れについて
•通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、
固く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚
れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れ
を拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてく
ださい。
•変色や変形の原因となる、ベンジン、シンナー、
アルコール類は使用しないでください。
修理について
•お客様が本機または付属品を分解(取扱説明書
に指示がある場合を除く)、改造された場合、
以後の性能について保証できなくなります。ま
た、修理をお断りする場合もあります。
•当社では、本機の補修用性能部品(製品の機能
を維持するために必要な部品)を、製造打切後
6 年間保有しています。この部品保有期間を修
理可能の期間とさせていただきます。なお、保
有期間を過ぎたあとでも、故障箇所によっては
修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、
またはローランドお客様相談センターにご相談
ください。
その他の注意について
•故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、
入出力端子などに過度の力を加えないでくだ
さい。
•ケーブルを抜くときは、ショートや断線を防ぐ
ため、プラグ部分を持って引き抜いてください。
•周囲に迷惑がかからないように、音量に十分注
意してください。
•輸送や引っ越しをするときは、本機を緩衝材な
どで十分に梱包してください。そのまま移動す
ると、傷、破損、故障の原因になります。
•本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄すると
きは、各地域のゴミの分別基準に従ってくだ
さい。
商標について
•Roland、BOSS、COSM、CUBE、CUBE
STREET、CRUNCHは、日本国およびその他
の国におけるローランド株式会社の商標、また
は登録商標です。
•文中記載の会社名および製品名は、各社の登録
商標または商標です。
注意
長時間使用しないときは電源プラグを抜く
万一故障したとき、火災の原因になり
ます。
電源コードやケーブルは煩雑にならないよ
うに配線する
足に引っかけると、本機の落下や転倒
などにより、けがの原因になることが
あります。
上に乗ったり、重いものを置いたりしない
転倒や落下によって、けがをする恐れ
があります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない
感電の原因になります。
移動するときはすべての接続をはずす
本機を移動するときは、電源プラグを
コンセントから抜き、外部機器との接
続をはずしてください。
注意
お手入れするときは電源プラグをコンセン
トから抜く
コンセントから抜いておかないと感電
の原因になります。
落雷の恐れがあるときは電源プラグをコン
セントから抜く
コンセントから抜いておかないと故障
や感電の原因になります。
電池を取り扱うときの注意
電池の使いかたを間違えると、破裂し
たり、液漏れしたりします。次のこと
に注意してください。
•電池の+と−を間違えないように、
指示どおり入れてください。
•新しい電池と一度使用した電池や、
違う種類の電池を混ぜて使用しない
でください。
•長時間使用しないときは、電池を取
り出しておいてください。
•電池を、金属性のボールペン、ネックレス、ヘ
アピンなどと一緒に携帯したり、保管したりし
ないでください。
•使用済みの電池を捨てるときは、各地域のゴミ
分別収集のしかたに従ってください。
注意
やけどしないように注意する
使いかたによっては電池が高温になる
ことがありますので、やけどしないよ
う注意してください。
液漏れした電池の取り扱いに注意する
•液は素手で触らないでください。
•液が目に入ったときは、失明の恐れ
があります。目をこすらずにきれい
な水でよく洗い流したあと、直ちに
医師に相談してください。
•液が身体や衣服に付いたときは、皮
膚にやけどや炎症を起こす恐れがあ
ります。きれいな水でよく洗い流したあと、直
ちに医師に相談してください。
•柔らかい布で電池ケースに付いた液をよく拭き
取ってから、新しい電池を入れてください。
使用上のご注意
4
電源つい
電池で使用す
本機は単 3 電池(別売)8 本で動作します。AC アダプターを使
用する場合でも、電池を入れておけば、万一本機から AC アダ
プターのコードが抜けても演奏が続けられます。
※電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりす
る恐れがあります。『安全上のご注意』(P.2)および『使用上
のご注意』P.3に記載の電池に関する注意事項を守って正し
くお使いください。
※電池駆動のときは、電池が消耗してくるとインジケーターが
点滅します。早めに電池を交換してください。
電池の選びかた
本機は、アルカリ電池と充電式ニッケル水素電池で使用するこ
とができます。電池の特性によって、使用時間が異なりますので、
以下の表を参照して、使用する電池をお選びください。
使用時間
電池での使用時間は、電池の種類と[OUTPUT
POWER]スイッチの設定で変わります。
電池の種類
OUTPUT POWER
スイッチ
使用時間
充電式ニッケル水素
電池
MAX 5 時間
NORMAL 10 時間
ECO 20 時間
アルカリ電池
MAX 4 時間
NORMAL 8 時間
ECO 16 時間
※表は目安です。使用状況によって、使用時間は異なります。
電池の入れ
電池カバーをはずします。
2
電池の向きに注意して、
電池を入れます。
3
ネジをゆるめます。
1
電池ケースを取ずす
電池ケースを付けたままでも電池の交換はできますが、電池ケー
スを取りはずすと電池の交換がしやすくなります。
ネジをゆるめます。
電池ケースを取り
はずします。
1
2
電池残量の確認方法
電池残量の確認をしたいときは、[BATTERY
CHECK/MUTE]スイッチを押してオンにします。
オンになるとインジケーターが点滅し、BATTERY
インジケーターに電池の残量が表示されます。
※電池残量の確認中は、本体スピーカーと LINEOUT 端子、
PHONES 端子から音が出なくなります。
※電池の消耗が著しいと、音が歪みやすくなり大音量時に音が
途切れることがありますが故障ではありません。
このような状態になったら電池を交換するか、付属の AC
ダプターを使用してください。
BATTERY ジケーター
※電池残量の表示は、目安
としてご利用ください。
点灯
点滅
消灯
十分 交換
AC ダプターで使用
AC アダプターは必ず付属のものを使用してください。他の AC
アダプターを使うと故障や災害の原因になることがあります。
電源コー接続
感電を防ぐために付属の電源コードを使用し、アース
を確実に取り付けてください。
付属の電源コードには、感電と機器の損傷を防ぐため
にアース用電極端子を加えた 3 端子のプラグがついて
います。
•コンセントが接地コンセント(端子穴が 3 個)の場合
そのままコンセントにプラグを差し込んでください。
•コンセントがアースターミナル付きコンセント(端子穴が 2
個)の場合プラグに 2P-3P 変換器を付け、アース接続後コン
セントに差し込みます。
※アースは必ず、電源プラグをコンセントに差し込む前に接続
してください。
※アースは必ず、電源プラグをコンセントから抜いてからはず
してください。
コンセントにアース端子がない場合は、電気工事店に接地工事
を依頼してください。
ターミナル付き
コンセント
N
L
2P-3P変換器
(付属)
2P-3P変換器
または 接地コンセント ACアダプター
アース接続
5
接続の
パネ
につい
コンボ・ジャックには XLR、
標準、どちらの形状のプラ
グでも接続することができ
ます。
図中のプラグについて
XLR
標準(モノラル)
標準(ステレオ)
4 極ミニ
※他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
※抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、インプット(AUDIOIN)に接続した機器の音量が小さくなることがあります。抵抗の入って
いない接続ケーブルを使用してください。
iPhone、iPad など
パネ
FS-5UU
AC アダプターのコードは、図のようにコード
フックに固定してください。誤ってコードを
引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源
が切れてしまうことや、DCIN 端子に無理な
力がかかることを防ぐことができます。
スイッチの設定
スイッチの設定
図は[LINEOUT STEREOLINK]スイッチが「LINE
OUT」の場合です。「STEREOLINK」で使用すると
きは『2 台接続して出力を大きくする
(STEREOLINK)(P.10)をご覧ください。
マイクとスピーカーの位置によって
は、ハウリング音(キーンという音)
が出ることがあります。その場合は、
以下のように対処してください。
• マイクの向きを変える
• マイクをスピーカーから遠ざける
• 音量を下げる
6
各部の名称
パネ
番号 名前 説明
MIC/INSTRUMENT チャンネル
INPUT(インプット)
1
INPUT(インプット)端子
マイクやギター、キーボードなどの電子楽器を接続します。
(バランス・タイプ)
※バランス・タイプの端子は、次のように配線さ
れています。接続する機器の配線をご確認のう
え、接続してください。
2
[SELECT](セレクト)スイッチ
接続した機器に合わせて入力レベルを切り替えます。
マイクを接続するときは「MIC」アコースティックギターやキーボー
ドを接続するときは「INST」に切り替えます。
3
[VOLUME](ボリューム)つまみ MIC/INSTRUMENT チャンネルの音量を調節します。
EQUALIZER(イコライザー)
4
[BASS](ベース)つまみ 低音域の音量を調節します。
[MIDDLE](ミドル)つまみ 中音域の音量を調節します。
[TREBLE](トレブル)つまみ 高音域の音量を調節します。
REVERB(リバーブ)
5
[REVERB](リバーブ)つまみ 広がり感のあるステレオ・リバーブを搭載しています。つまみの位置でリバーブの音量を調節します。
MIC/GUITAR チャンネル
INPUT(インプット)
6
[INPUT](インプット)端子
エレキ・ギター、アコースティック・ギター、マイクを接続します。
(アンバランス・タイプ)
※アンバランス・タイプの端子は、次のように配
線されています。接続する機器の配線をご確認
のうえ、接続してください。
7
[TUNER](チューナー)ボタン
チューナー機能がオンのときはボタンが赤く点灯し、オフのときは消
灯します。
詳しくは、『チューナー機能を使う』(P.9)をご覧ください。
AMPLIFIER(アンプリファイア)
8
タイプ・スイッチ
次の 6 種類のタイプを選ぶことができます。チューナー機能(P.9)をオンにしている場合は、チューニングする弦
名(1E-6E)を選ぶことができます。
タイプ 説明
A-GUITAR
(アコースティックギター)
ピックアップを搭載したアコースティック・ギターを接続するときに選びます。
ACOUSTIC SIM
(アコースティック・シム)
接続したエレキ・ギターでアコースティック・ギターのサウンドが表現できるオ
リジナル・アンプです。
CLEAN(クリーン)
透明感のある、クリーンでナチュラルなサウンドが表現できるオリジナル・アン
プです。本機のコーラスやリバーブとあわせて使用すると、立体的で広がりのあ
るサウンドになります。
CRUNCH(クランチ)
音の一つひとつが明確でファットなクランチ・サウンドが表現できるオリジナル
アンプです。
LEAD(リード) 厚みのある歪みが表現できるハイゲインのオリジナル・アンプです。
MIC(マイク) マイクを接続するときに選びます。
9
[VOLUME](ボリューム)つまみ MIC/GUITAR チャンネルの音量を調節します。
4
5
12 16
1510
11
17 18
6 7 14131 2 3 8 9
各部の名称はた
7
番号 名前 説明
EQUALIZER(イコライザー)
10
[BASS](ベース)つまみ 低音域の音量を調節します。
[MIDDLE](ミドル)つまみ 中音域の音量を調節します。
[TREBLE](トレブル)つまみ 高音域の音量を調節します。
CHORUS/DELAY(コーラス/ディレイ)
11
[CHORUS/DELAY]
(コーラス/ディレイ)つまみ
コーラスとディレイを、つまみ位置によって切り替えて使用できます。
タイプ 説明
CHORUS(コーラス)
空間合成コーラスの効果を調整します。
空間合成とはステレオ仕様ならではの方式で、本機ではエフェクト音を向
かって右側のスピーカーから、ダイレクト音を向かって左側のスピーカー
から出力し、左右スピーカーの音を空間でミックスすることでコーラス効
果を生み出しています。あらかじめ電気的にミックスした場合に比べて左
右の広がりが拡大し、より自然な広がり感が得られます。
DELAY(ディレイ)
ディレイの時間と効果が変化します。
REVERB(リバーブ)
12
[REVERB(リバーブ)]つまみ
広がり感のあるステレオ・リバーブを搭載しています。
つまみ位置でリバーブの音量を調節します。
その他の端子/つまみ
LINEIN(ライン・イン)
13
L/MONO、R 端子 キーボードなどライン接続の機器をつなぎます。
14
[VOLUME](ボリューム)つまみ LINEIN の音量を調節します。
AUDIOIN(オーディオ・イン)
15
AUDIO IN(i-CUBE LINK)端子
ステレオ・ミニ・タイプのケーブルで、オーディオ・プレーヤーなどの機器を接続し、本体のスピーカーから出力
することができます。
また、本機に付属のミニケーブル(4 極)で、iPad iPhone を接続すると、本機を iPhone iPad 用のオーディ
オ・インターフェースとして使用することができます。
[VOLUME](ボリューム)つまみ AUDIOIN(i-CUBELINK)の音量を調節します。
電源/バッテリー
BATTERYCHECK/MUTE(バッテリー・チェック/ミュート)
16
[BATTERY CHECK/MUTE]
(バッテリー・チェック/ミュート)
スイッチ
オンにすると BATTERY インジケーターが点滅し、本体のスピーカーと LINEOUT 端子、PHONES 端子からの出
力音をミュートします。
BATTERY(バッテリー)インジケー
ター
電池の残量を表示します。
残量の確認については、『電池残量の確認方法』(P.4)をご覧ください。
OUTPUTPOWER(アウトプット・パワー)
17
[OUTPUT POWER]
(アウトプット・パワー)スイッチ
スイッチを切り替えると、本体スピーカーの最大音量と電池での使用時間が変わります。
設定 説明
MAX NORMAL より最大音量は大きくなりますが、使用時間が短くなります。
NORMAL 最大音量と使用時間のバランスがとれた設定です。
ECO NORMAL より最大音量は小さくなりますが、使用時間が長くなります。
POWER(パワー)
18
[POWER]スイッチ 電源をオン/オフします(P.8)
POWER インジケーター 電源をオンにするとインジケーターが点灯します。
電源の入れかた/切かた
8
パネル
2319 20 2221
番号 名前 説明
19
コード・フック AC アダプターのコードを固定します(P.5)
20
DC IN 端子
付属の AC アダプターを接続します。
※AC アダプターは必ず付属のものを使用してください。
21
PHONES(ヘッドホン)端子
ヘッドホンを接続します。
※PHONES 端子使用時は、本体のスピーカーは鳴りません。
22
[LINE OUT STEREO LINK]
スイッチ
LINEOUT STEREOLINKOUT 端子の機能を切り替えます。
AUX IN STEREO LINK IN
端子
[LINE OUT STEREO LINK]スイッチの設定
LINE OUT STEREO LINK
AUX IN/
STEREO LINK 端子
オーディオプレーヤーなどの機器を接続し、
再生音を本体のスピーカーから出力します。
※AUXIN 端子への入力は、LINEOUT 端子から出
力されません。
CUBEStreetEX 2 台接続して、出力音を
大きくする(STEREOLINK)場合に、2
をつなぐ入出力端子として使用します。
詳しくは、『2 台接続して出力を大きくする
(STEREOLINK)(P.10)をお読みください。
LINE OUT/
STEREO LINK OUT 端子
本体のスピーカーと同じ音が出力されます。
オーディオ・インターフェースやレコーダー
と接続し、演奏の録音をしたり、ミキサーに
出力したりすることができます。
出力音量は、各入力端子横の[VOLUME]
つまみで調整します。
LINE OUT STEREO LINK
OUT 端子
23
FOOT SW(フットスイッチ)
端子
フットスイッチ(BOSSFS-5Uまたは FS-6:別売)を接続します。MIC/GUITAR チャンネルの CHORUS/DELAY
REVERB、MIC/INSTRUMENT チャンネルの REVERB をオン/オフできます。
※MIC/GUITAR 端子に、フットスイッチを 1 つだけモノラル・ケーブルで接続したときは、REVERB の操作はできません。
電源の入れた/切
正しく接続したら(P.5)必ず次の手順で電源を入れてください。
手順を間違えると、誤動作をしたり故障したりすることがあり
ます。
※電源を入れる/切るときは、音量を絞ってください。音量を
絞っても電源を入れる/切るときに音がすることがあります
が、故障ではありません。
1.
本機の[VOLUME]つまみをすべて 0 にします。
2.
本機に接続している機器の音量を、最小にします。
3.
本機の INPUT 端子、LINE IN(L/MONO、R)端子、
AUDIO IN(i-CUBE LINK)端子に接続されている機器
の電源を入れます。
4.
本機の電源を入れます。
※本機は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動
作しません。
5.
LINE OUT 端子、PHONES 端子に接続されている機器の
電源を入れます。
電源を切るときは、本機に接続している機器の音量を 0 にして
から電源を切り、最後に本機の電源を切ります。
9
便利な機能
ーナー機能使
本機は、弦ごとに切り替えてチューニングする「マニュアル・
チューニング」と、弾いた弦に一番近いピッチを自動で判断し
てチューニングする「クロマチックチューニング」ができます。
※チューナー機能の使用中は、MIC/INSTRUMENT チャンネ
ルの音は本体のスピーカーから鳴りません。
アルーニ
1.
[TUNER]ボタンを押します。
2.
タイプ・スイッチでチューニングしたい弦名を選び、開
放弦を単音で弾きます。
タイプ・スイッチ 弦名
6E 6 弦開放
5A 5 弦開放
4D 4 弦開放
3G 3 弦開放
2B 2 弦開放
1E 1 弦開放
※基準ピッチ:A4=440Hz
3.
緑色のインジケーターが点灯するように、チューニング
します。
低い
赤点灯 緑点灯 赤点灯
高い
ピッチが
合っている
※ピッチが大きく外れているときは、赤色のインジケーターが
点滅します。
4.
チューニングを終えるときは、もう一度[TUNER]ボタ
ンを押します。
マチーニ
1.
[TUNER]ボタンを 1 秒以上押します。
インジケーターが点滅します(クロマチック・モード)
2.
チューニングする弦を、開放の単音で弾きます。
3.
緑色のインジケーターが点灯するように、チューニング
します。
4.
チューニングを終えるときは、もう一度[TUNER]ボタ
ンを押します。
iPad iPhone組み合わせて使用す
(i-CUBE LINK)
「i-CUBELINK」は、付属のミニ・ケーブル(4 極)で iPad
iPhone を接続すると、iPad iPhone のオーディオを再生しな
がら本機で鳴らしているギターやマイクの音を iPad iPhone
に送ることができます。
この機能を使うと、ギターやマイクの音を iPad iPhone アプ
リで録音して、再生することができるようになります。
iPad iPhone アプリ
iPad iPhone の音
ギター/マイク音
ギター/マイクの音 iPad iPhone の音
ギター/マイクの音が本機から
iPad iPhone に送られます。
※iPad iPhoneから入力された音だけを鳴らしたいときは、
各チャンネルの[VOLUME]つまみを絞ってください。
i-CUBELINK の詳細や、i-CUBELINK が利用できる iPad
iPhoneアプリについては、弊社ホームページをご覧ください。
http://www.roland.co.jp/
10
設置つい
付け
本機は、スピーカー・スタ
ンド ST-A95(別売)を使っ
て最適な高さに設置し、モ
ニターや簡易 PA として、
使用することができます。
※本機をスピーカー・スタ
ンドに取り付けたり、本
機を取り付けたままス
ピーカー・スタンドの
高さを調節したりするときは、必ず 2 人以上で作業してくだ
さい。
※組み立てるときは、指をはさまないようにご注意ください。
1.
三脚ノブをゆるめ、三脚を開きます。
三脚を十分開いてから、三脚ノブを締め
ます。
※図のように、三脚の先端の距離が
98cm 以上になるまで開いてくださ
い。三脚の開き角度が狭いと安定性が
悪くなります。
2.
高さ調節ノブをゆるめ、上パイプを伸ばします。
3.
スタンドの高さが 130cm 以下で希望の高さになるよう、
ストッパーを上パイプに差し込みます。
※必ず、ストッパーを差し込んだ状態で使用してください。
4.
高さ調節ノブを締めます。
5.
CUBE Street EX を上パイプへ差し込んで取り付けます。
2 台接続て出力大き
(STEREO LINK)
本機を 2 台使って出力を大きくすることができます。この機能
「STEREOLINK(ステレオリンク)と呼びます。ステレオ
リンクには 2 とおりの接続方法があります。使用方法に応じて、
標準(モノラル)ケーブルをご用意ください。
片側だけの入力端子を使接続
L R
INPUT
AUDIOIN
LINEIN
1.
L 側、R 側、それぞれの[LINE OUT STEREO LINK]
スイッチを「STEREO LINK」に切り替えます。
2.
L 側の STEREO LINK OUT R 端子と、R 側の STEREO
LINK IN 端子を接続します。
※R 側の入力端子を使う場合は、R 側の STEREOLINKOUTL
端子と、L 側の STEREOLINKIN 端子を接続します。
3.
L 側(R 側)の入力端子に、ギターやマイクなどを接続し
ます。
両側の入力端子を使接続
L R
INPUT
AUDIOIN
LINEIN
INPUT
AUDIOIN
LINEIN
1.
L 側、R 側、それぞれの[LINE OUT STEREO LINK]
スイッチを「STEREO LINK」に切り替えます。
2.
L 側の STEREO LINK OUT R 端子と、R 側の STEREO
LINK IN 端子を接続します。
3.
R 側の STEREO LINK OUT L 端子と、L 側の STEREO
LINK IN 端子を接続します。
4.
入力端子に、ギターやマイクなどを接続します。
音量の調節
L 側と R 側の音量は、各入力端子の[VOLUME]つまみで調節
します。
ST-A95
上パイプ
三脚ノブ
高さ調節ノブ
ストッパー
三脚
脚幅 98cm
以上
11
主な仕様
ロー CUBE Street EX電池駆動ス
最大出力
50W(25W 25W)
規定入力レベル
(1kHz)
MIC INSTRUMENTINPUT:-50 -10dBu
MIC GUITARINPUT:-10dBu
LINEIN:-10dBu
AUDIOIN(i-CUBELINK):-10dBu
AUXIN STEREOLINKIN:-10dBu
規定出力レベル
(1kHz)
LINEOUT(L/MONO、R):-10dBu
STEREOLINKOUT(L、R):-10dBu
連続使用時の電
池の寿命
OUTPUTPOWER スイッチが MAX のとき(最大出力:
50W)>
アルカリ電池:約 4 時間
充電式ニッケル水素電池:約 5 時間(※1)
OUTPUTPOWER スイッチが NORMAL のとき(最大出力:
25W)>
アルカリ電池:約 8 時間
充電式ニッケル水素電池:約 10 時間(※1)
OUTPUTPOWER スイッチが ECO のとき(最大出力:
10W)>
アルカリ電池:約 16 時間
充電式ニッケル水素電池:約 20 時間(※1)
※1:容量 2,450mAh の充電式ニッケル水素電池を使用した場合
の時間です。
※電池の仕様、容量、使用状態によって異なります。
スピーカー
ウーファー:20cm(8 インチ)× 2
ツイーター:5cm(2 インチ)× 2
接続端子
MIC/INSTRUMENT
• INPUT 端子:コンボ・タイプ(XLR、TRS 標準)、バランス
• FOOTSW(REVERB)端子:TRS 標準タイプ
MIC/GUITAR
• INPUT 端子:コンボ・タイプ(XLR、TRS 標準)、アンバランス
• FOOTSW(TIP:CHORUS/DELAY、RING:REVERB)端子:
TRS 標準タイプ
AUDIOIN
• STEREOAUDIOIN(i-CUBELINK)端子:4 極ミニ・タイプ
LINEIN
• STEREOLINEIN(L/MONO、R)端子:標準タイプ
• AUXIN、STEREOLINKIN 端子:標準タイプ
• LINEOUT(L/MONO、R)STEREOLINKOUT(L、R)端子
標準タイプ
• PHONES 端子:ステレオ標準タイプ
• DCIN 端子
電源
AC アダプター(DC13V)
アルカリ電池(単 3 形)× 8
充電式ニッケル水素電池(単 3 形)× 8
消費電流
730mA
外形寸法
490(幅)×341(奥行)×305(高さ)mm
質量
7.4kg(電池を除く)
付属品
取扱説明書
AC アダプター
電源コード
2P-3P 変換器
ミニ・ケーブル(4 極ミニ・タイプ)
保証書
ローランドユーザー登録カード
別売品
キャリング・ケース:CB-CS2
フットスイッチ(BOSSFS-5U、BOSSFS-6)
スピーカー・スタンド:ST-A95
0dBu=0.775Vrms
※製品の仕様や外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
* 5 1 0 0 0 3 8 5 7 9 - 0 1 *
ローランド株式会社
431-1304静岡県浜松市北区細江町中川 2036-1
MIC/GUITAR
MIC/INSTRUMENT
AUX /STEREO LINK
LINE
IN
SPEAKER OUT L
SPEAKER OUT R
STEREO LINK IN
EFFECT
CHORUS/DELAY, REVERB
EQ
MIDDLE/BASS/TREBLE
COSM AMPLIFIER
<6 types>
VOLUME
EFFECT
REVERB
EQ
MIDDLE/BASS/TREBLE
PRE AMP
<MIC/INSTRUMENT>
VOLUME
STEREO LINK
CONTROL
INPUT
INPUT
IN
STEREO
L/MONO
R
AUDIO IN
(i-CUBE LINK)
PHONES
SPEAKER
L
R
STEREO LINK
LINE OUT
OUT L
OUT R
L (MONO)
R
AUDIO IN
OUTPUT i-CUBE LINK
ブロック図
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