Roland AC-33 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
取扱説明書
小型ながらステレオ仕様の、30W アコースティック・ギター・アンプ
• ステレオ仕様の高効率パワーアンプ 30W(15W+15W)を搭載(AC アダプター使用時)
• 自宅での使用だけではなく、持ち運びにも便利なコンパクト・サイズ。
• カスタムの 5 インチ(12cm)スピーカー 2 本を搭載し、アコースティック楽器に最適なサウンドを表現。
3 電池 8 本と AC アダプターの 2 電源方式(P. 4)
• 演奏場所を選ばない 2 電源方式を採用
• 充電池(ニッケル水素充電池)にも対応。
アルカリ乾電池使用時は約 8 時間、ニッケル水素充電池は約 9 時間の演奏が可能。
ギターと、マイク/ラインを同時に使える 2 チャンネル構成(P. 8)
• ギター・デュオや、弾き語り等、さまざまな使いかたができます(P. 12)
• CD /携帯音楽プレーヤーを接続可能なステレオ AUX IN ジャックを装備(P. 6)
• LINE OUT を外部 PA と接続して、本体をライブ・モニターとして使用することができます(P. 9)
• 夜間での演奏や、サウンド・チェックに便利なヘッドホン・ジャックも装備(P. 6)
本体だけで簡単に録音/再生/オーバーダビングできる LOOPER 機能を搭載(P. 10)
• 自分で演奏したバッキングの音を録音して、それを再生しながら演奏をすることができます(P. 13)
• 録音時間は、最大 40 秒です。AUX IN の音もステレオで録音可能。
• 別売のフット・スイッチ(FS-5U、FS-6)を使えば、LOOPER 機能が足もとでコントロールできます(P. 11)
簡単に操作できるエフェクトや、アンチ・フィードバック機能を搭載(P. 11)
• アコースティック・ギターの音に自然な広がりを与える、3 種類のステレオ・エフェクトを搭載(P. 7)
• スイッチをオンするだけで自動でハウリングを抑える、アンチ・フィードバック機能を搭載(P. 11)
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P. 2)「使用上のご注意」(P. 3)をよくお読みください。ま
た、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見る
ことができるよう、手元に置いてください。
© 2009 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
Roland は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の登録商標または商標です。
2
警告
この機器および AC アダプターを分解した
り、改造したりしないでください。
修理/部品の交換などで、取扱説明書に書
かれていないことは、絶対にしないでくだ
さい。必ずお買い上げ店またはローランド
お客様相談センターに相談してください。
次のような場所に設置しないでください。
• 温度が極端に高い場所(直射日光の当
たる場所、暖房機器の近く、発熱する
機器の上など)
• 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた
床など)や湿度の高い場所
• 湯気や油煙が当たる場所
• 塩害の恐れがある場所
• 雨に濡れる場所
• ほこりや砂ぼこりの多い場所
• 振動や揺れの多い場所
この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所
に設置しないでください。必ず安定した水
平な場所に設置してください。
AC アダプターは、必ず付属のものを、
AC100V の電源で使用してください。
電源コードは、必ず付属のものを使用して
ください。また、付属の電源コードを他の
製品に使用しないでください。
電源コードを無理に曲げたり、電源コード
の上に重いものを載せたりしないでくださ
い。電源コードに傷がつき、ショートや断
線の結果、火災や感電の恐れがあります。
この機器を単独で、あるいはヘッドホン、
アンプ、スピーカーと組み合わせて使用し
た場合、設定によっては永久的な難聴にな
る程度の音量になります。大音量で、長時
間使用しないでください。万一、聴力低下
や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて
専門の医師に相談してください。
この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、
針金など)や液体(水、ジュースなど)を
絶対に入れないでください。
次のような場合は、直ちに電源を切って
AC アダプターをコンセントから外し、お
買い上げ店またはローランドお客様相談セ
ンターに修理を依頼してください。
• AC アダプター本体、電源コード、ま
たはプラグが破損したとき
• 煙が出たり、異臭がしたとき
• 異物が内部に入ったり、液体がこぼれ
たりしたとき
• 機器が(雨などで)濡れたとき
• 機器に異常や故障が生じたとき
警告
お子様のいるご家庭で使用する場合、お子
様の取り扱いやいたずらに注意してくださ
い。必ず大人のかたが、監視/指導してあ
げてください。
この機器を落としたり、この機器に強い衝
撃を与えないでください。
電源は、タコ足配線などの無理な配線をし
ないでください。特に、電源タップを使用
している場合、電源タップの容量(ワット
/アンペア)を超えると発熱し、コードの
被覆が溶けることがあります。
外国で使用する場合は、お買い上げ店また
はローランドお客様相談センターに相談し
てください。
電池は、充電、加熱、分解したり、または
火や水の中に入れたりしないでください。
電源コードのアースを確実に取り付けてく
ださい。感電の恐れがあります(P. 4)
電池を、日光、炎、または同様の過度の熱
にさらさないでください。
注意
この機器と AC アダプターは、風通しのよ
い、正常な通気が保たれている場所に設置
して、使用してください。
AC アダプターを機器本体やコンセントに
抜き差しするときは、必ずプラグを持って
ください。
定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布
でプラグ部分のゴミやほこりを拭き取って
ください。また、長時間使用しないときは、
AC アダプターをコンセントから外してく
ださい。AC アダプターとコンセントの間
にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起
こして火災の原因になります。
接続したコードやケーブル類は、繁雑にな
らないように配慮してください。特に、コー
ドやケーブル類は、お子様の手が届かない
ように配慮してください。
この機器の上に乗ったり、機器の上に重い
ものを置かないでください。
濡れた手で AC アダプターのプラグを持っ
て、機器本体やコンセントに抜き差ししな
いでください。
注意
この機器を移動するときは、AC アダプター
をコンセントから外し、外部機器との接続
を外してください。
お手入れをするときには、電源を切って
AC アダプターをコンセントから外してく
ださい(P. 4)
落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダ
プターをコンセントから外してください。
電池の使いかたを間違えると、破裂したり、
液漏れしたりします。次のことに注意して
ください(P. 4)
• 電池の + - を間違えないように、指
示どおり入れてください。
• 新しい電池と一度使用した電池や、違
う種類の電池を混ぜて使用しないでく
ださい。
• 長時間使用しないときは、電池を取り
出しておいてください。
• 液漏れを起こした場合は、柔らかい布
で電池ケースについた液をよくふき
とってから新しい電池を入れてくださ
い。また、漏れた液が身体についた場
合は、皮膚に炎症を起こす恐れがあり
ます。また眼に入ると危険ですのです
ぐに水でよく洗い流してください。
• 電池を、金属性のボールペン、ネック
レス、ヘアピンなどと一緒に携帯した
り、保管したりしないでください。
使用済みの電池は、各市町村のゴミ分別収
集のしかたに従って、捨ててください。
安全上のご注意
3
電源、電池のセットや交換について
• 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのインバーター
制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されているコンセ
ントと同じコンセントに接続しないでください。電気製品の使用
状況によっては、電源ノイズにより本機が誤動作したり、雑音が
発生する恐れがあります。電源コンセントを分けることが難しい
場合は、電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
• AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体が多少発
熱しますが、故障ではありません。
• 電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた
め、他の機器と接続する前にこの機器の電源を切った状態で行
なってください。
• 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必
ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
• この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持つ機器
があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この場合は、
この機器との間隔や方向を変えてください。
• テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面に
色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。この場
合は、この機器を遠ざけて使用してください。
• 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信時や発
信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場合は、
それらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは電源を切ってくだ
さい。
• 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切った車内
などに放置しないでください。また、至近距離から照らす照明器
具(ピアノ・ライトなど)や強力なスポット・ライトで長時間同
じ位置を照射しないでください。変形、変色することがあります。
• 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく(結露)
ことがあります。そのまま使用すると故障の原因になりますので、
数時間放置し、結露がなくなってから使用してください。
• 本機の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放置しないでく
ださい。変形、変色することがあります。
• 本機にシールなどを貼らないでください。はがす際に外装の仕上
げを損なうことがあります。
• 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機のゴム足が、
設置した台などの表面を変色または変質させることがあります。
ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使いいただ
けます。この場合、本機が滑って動いたりしないことを確認して
からお使いください。
お手入れについて
• お手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布で汚れを
拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布
で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。
• 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール類
は、使用しないでください。
修理について
• お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造された場合、以
後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断りす
る場合もあります。
• 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するた
めに必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有しています。この部
品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有
期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合があり
ますので、お買い上げ店、またはローランドお客様相談センター
にご相談ください。
その他の注意について
• 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子などに
過度の力を加えないでください。
• ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを持っ
てください。
• 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、
特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用す
れば、気がねなくお楽しみいただけます。
• 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボール
箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
• この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各地域の
ゴミの分別基準に従って行ってください。
• 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機との接続に
は、抵抗入りのケーブルを使用しないでください。音が極端に小
さくなったり、まったく聞こえなくなる場合があります。抵抗の
入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)
をご使用ください。
他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケーブルの仕様につ
きましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。
著作権について
• 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、実演、その他)の
一部または全部を、権利者に無断で録音、録画あるいは複製し、
配布、販売、貸与、上演、放送などを行うことは法律で禁じられ
ています。
• 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使用しない
でください。お客様が本機を用いて他者の著作権を侵害しても、
弊社は一切責任を負いません。
使用上のご注意
4
ACアダプターを接続する
※AC アダプターは必ず付属のものを使用してください。
1.[POWER]スイッチがオフになってい
ることを確認します。
2. 付属の電源コードを付属の AC アダプ
ターに接続します。
3. AC アダプターを DC IN ジャックに接続
します。
4. 電源コードを電源コンセントに差し込み
ます。アースも取り付けます。
1
4
3
2
アースについて
感電を防ぐために付属の電源コードを使用し、アースを
確実に取り付けてください。また、アースを取り付ける
ことにより不要なノイズを除去できます。
※アース接続は必ず、電源プラグをコンセントに挿し込む前に行っ
てください。
※アース接続をはずす場合は、必ず電源プラグをコンセントから抜
いてから行ってください。
※コンセントにアース端子がない場合は、電気工事店に接地工事を
依頼してください。なお、接続方法がわからないときは、ローラ
ンドお客様相談センターにご相談ください。
N
L
ターミナル付き
コンセント
または 接地コンセント
アース接続
2P-3P 変換器
(付属)
2P-3P 変換器
電池を入れる
-
-
+
-
+
+
-
+
-
-
+
-
+
+
-
+
1. 2 カ所のネジをゆるめます。
2. 電池ブタをはずします。
3. 電池の向きに注意して電池
を入れます。
電池ケースを取り外す
電池ケースを付けたままでも電池交換はできますが、電池ケース
を取りはずすと電池の交換がしやすくなります。
1. 2 カ所のネジをゆるめます。
2. 電池ケースを取りはずします。
※AC アダプターを使用する場合でも電池を入れておくと、万一製
品本体から AC アダプターのコードが抜けても演奏が続けられま
す。
※電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた
め、他の機器と接続する前にこの機器の電源を切った状態で行っ
てください。
※電池ケースの端子に金属の異物があたらないようご注意くださ
い。電池がショートして電池ケースが発熱・発火する危険性があ
ります。
電池について
使用できる電池
3 形アルカリ乾電池、または単 3 形ニッケル水素充電池を 8
本使用します。
※AC-33 本体でニッケル水素充電池に充電することはできません。
別途、市販の専用充電器を用意してください。
※ニッケル水素充電池を使用する場合、通常は充電を繰り返すたび
に電池の寿命が短くなりますので、ご注意ください。
電源を接続しよう
この機器は、AC アダプターまたは電池で動作します。お使いになる環境に合わせて電源を準備してください。
電池に関するご注意
• 電池の + と−を間違えないように、指示どおり入れてください。
• 新しい電池と一度使用した電池や違う種類の電池を混ぜて使わないでください。
• 電池に記載されている注意文や電池の取扱説明書をよく読んでお使いください。
ニッケル水素充電池をお使いのときは、充電池/充電器は、必ずメーカーで指定された充電池と充電器の組み合わせでお使いください。
• 数カ月以上に渡り使用しないときは、電池を取り出しておいてください。
• 液漏れを起こした場合は、柔らかい布で電池ケースについた液をよくふきとってから新しい電池を入れてください。また、漏れた液
が身体についた場合は、皮膚に炎症を起こす恐れがあります。また眼に入ると危険ですのですぐに水でよく洗い流してください。
• 電池を、金属性のボールペン、ネックレス、ヘアピンなどと一緒に携帯したり、保管したりしないでください。
5
電源の入れかた/切りかた
正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入してください。手
順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れ
があります。
1. すべての機器の電源がオフになっていることを確認します。
2. 外部機器を接続します。
3. AC-33 のすべての[VOLUME]つまみと[MASTER]
つまみの位置を 0 にします。
4. AUX IN ジャックに接続した外部機器の電源を入れます。
5. AC-33 の電源を入れます。
6. LINE OUT ジャックに接続した機器の電源を入れます。
電源を切るときは逆の手順で行います。
意 !
• 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を
防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切っ
てください。
• この機器は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは
動作しません。
• 音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞っても、電
源を入れるときに音がすることがありますが、故障ではありま
せん。
• 電池が消耗してくると POWER インジケーターが暗くなりま
す。さらに消耗してくると、POWER インジケーターが点滅
します。
電池を新しいものに交換してください。
• 電池の消耗が著しいと音が歪みやすくなり、大音量時に音が途
切れることがありますが故障ではありません。電池を交換する
か、付属の AC アダプターを使用してください。
ギターを鳴らす
1. ギターを接続し、AC-33 の電源を入れます。
ギターを GUITAR CHANNEL INPUT ジャックに接続します。
ピックアップを搭載しているすべてのギターを接続することがで
きます。
ピックアップを搭載していて、さらにプリアンプを内蔵している
ギターは、MIC/LINE CHANNEL INPUT ジャックにも接続
することができます。
2. 接続した INPUT [VOLUME]つまみの位置を 5(中央)
にします。
3. 音を鳴らしながら[MASTER]つまみを回して、音量を
調節します。
音質を調整する
1. 調整したいチャンネルの[BASS](低音域)つまみ、
[MIDDLE](中音域)つまみ、[TREBLE](高音域)つ
まみを回して音質を調整します。
音を出してみよう
6
マイクの音を出す
1. マイクを接続し、AC-33 の電源を入れます。
マイクを MIC/LINE CHANNEL INPUT
ジャックに接続します。
3 つのタイプのプラグ(XLR、TRS、標準)がお使いになれます。
複数のマイクを同時に使うことはできません(TRS、標準ジャッ
クが優先されます)
XLR タイプ
標準タイプ
TRS タイプ
2. MIC/LINE CHANNEL の[VOLUME]つまみの位置を
MIC の位置にします。
3. 音を鳴らしながら[MASTER]つまみを回して、音量を
調節します。
音質を調整する
1. 調整したいチャンネルの[BASS](低音域)つまみ、
[TREBLE](高音域)つまみを回して音質を調整します。
CDプレーヤーなどの音を出す
1. CD プレーヤーなどを接続し、AC-33 の電源を入れます。
CD プレーヤーや携帯音楽プレーヤーを本体背面の AUX IN
ジャックに接続します。
R L
2. AUX IN [LEVEL]つまみの位置を 5(中央)にします。
3. 音を鳴らしながら[MASTER]つまみを回して、音量を
調節します。
ヘッドホンを使う
ヘッドホンを PHONES ジャックに接続します。
ヘッドホンを接続すると、本体スピーカーから音は出なくなりま
す。
7
エフェクトをかけてみよう
コーラス
1. 各チャンネルの[CHORUS]スイッチを、WIDE または
SPACE の位置に合わせます。
WIDE
ステレオ 3 バンドの帯域分割コーラスです。
低音域/中音域/高音域の 3 つの帯域で、それぞれの帯域
に適したコーラスをかけることにより、アコースティック・
ギターのサウンドに最適な奥深い広がり感が得られます。
低域はしっかりと中央に定位し、中域から高域になるほど、
音が広がっていきます。
SPACE
空間合成コーラスです。空間合成とはステレオ仕様ならでは
の方式で、本機ではエフェクト音を向かって右側のスピー
カーから、ダイレクト音を向かって左側のスピーカーから出
力し、左右スピーカーの音を空間でミックスすることでコー
ラス効果を生み出しています。
あらかじめ電気的にミックスした場合に比べて左右の広がり
が拡大し、より自然な広がり感が得られます。
OFF コーラス効果はかかりません。
コーラスをかけないときはスイッチを OFF にします。
リバーブ/アンビエンス
1.[REVERB/AMBENCE]つまみでかかり具合を調節しま
す。
REVERB
アコースティック楽器専用に開発した、空間的広がりと
ナチュラルな質感が得られるステレオ・リバーブです。
つまみの位置でリバーブの音量を調節します。
AMBIENCE
空間的な奥行きを与えるエフェクトです。より広がりの
ある音場感、臨場感が得られます。
つまみの位置でアンビエンスの音量と深さを調節します。
リバーブ アンビエンス
つまみの範囲の左半分はリバーブ、右半分がアンビエンスの設定
範囲です。
効果は右に回すほど深くかかります。
リバーブ/アンビエンスをオフにするときは、つまみを左いっぱ
いまで回します。
フット・スイッチについて
フット・スイッチ(別売:BOSS FS-5U または、FS-6)を使うと、コーラスのオン/オフ、リバーブ/アンビエンスのオン/オフが足も
とでできるようになります。
フット・スイッチを接続したときは、ペダルは以下のように動作します。
フット・スイッチのポラリティの設定は P. 9 をご覧ください。
標準プラグ(モノ)の接続コードでフット・スイッチを 1 つだけ
接続したときは、コーラスのオン/オフだけになります。
コーラスのオン/オフ操作は、GUITAR CHANNEL、MIC/
LINE CHANNEL に共通に作用します。
CHORUS スイッチがオフになっているときは、フット・スイッ
チを操作してもオン/オフを切り替えることはできません。
PCS-31
(TIP)
(RING)
BOSS FS-5U
CHORUS
オン/オフ
CHORUS
オン/オフ
REVERB/
AMBIENCE
のオン/オフ
REVERB/
AMBIENCE
のオン/オフ
PCS-33
BOSS FS-6
ステレオ
標準タイプ
標準タイプ標準タイプ
ステレオ
標準タイプ
ステレオ
標準タイプ
8
各部の名称とはたらき
コントロール・パネル
INPUT(インプット)ジャック
マイク、またはライン機器を接続します(P. 6)
※本機はバランス(XLR)タイプの端子を装備して
おり、次のように配線されています。接続する機
器の配線をご確認のうえ、接続してください。
※ファンタム電源
は供給されませ
ん。
1: GND2: HOT
3: COLD
※複数のマイクを同時に使うことはできません
(TRS、標準ジャックが優先されます)
[VOLUME](ボリューム)つまみ
マイク/ライン・チャンネルの音量を調節します
(P. 6)
マイクを使うときは、MIC の位置に合わせます。
[BASS](ベース)つまみ
低音域の音質を調節します(P. 6)
[TREBLE](トレブル)つまみ
高音域の音質を調節します(P. 6)
[CHORUS](コーラス)スイッチ
コーラスのかかりかたを切り替えます(P. 7)
MIC/LINE CHANNEL
INPUT(インプット)ジャック
ギターを接続します(P. 5)
[VOLUME](ボリューム)つまみ
ギター・チャンネルの音量を調節します(P. 5)
[BASS](ベース)つまみ
低音域の音質を調節します(P. 5)
[MIDDLE](ミドル)つまみ
中音域の音質を調節します(P. 5)
[TREBLE](トレブル)つまみ
高音域の音質を調節します(P. 5)
[CHORUS](コーラス)スイッチ
コーラスのかかりかたを切り替えます(P. 7)
GUITAR CHANNEL
[REVERB/AMBIENCE](リバーブ/
アンビエンス)つまみ
リバーブやアンビエンスのかかり具合を調節
します(P. 7)
[MASTER](マスター)つまみ
全体の音量を調節します(P. 5、P. 6)
LINE OUT は調節できません。
PHONES(ヘッドホン)ジャック
ヘッドホンを接続します(P. 6)
ヘッドホンを接続すると、本体スピーカーか
ら音は出なくなります。
[ANTI-FEEDBACK]
(アンチ・フィードバック)スイッチ
オンにするとハウリングを防ぐことができま
す(P. 11)
スイッチを ON にしたとき自動設定します。
電源を入れ直すと設定はリセットされます。
REC インジケーター
録音中に赤色に点灯します。
PLAY インジケーター
再生中に緑色に点灯します。
OVERDUB インジケーター
オーバーダビング中に黄色に点灯します。
[REC/PLAY/OVERDUB]ボタン
録音、再生、オーバーダビングをするときに押
します。
[STOP/CLEAR]ボタン
ルーパーの停止や録音を消去するときに押しま
す。
LOOPER(ルーパー)
フレーズを録音して繰り返し鳴らすことができます(P. 10)
電源をオフにすると録音したフレーズは失われます。
1
76
5
9
43
2
8
43
2
76
5
1
POWER インジケーター
電源をオンにすると点灯します。
※電池が消耗してくると POWER インジケー
ターが暗くなります。さらに消耗すると、
POWER インジケーターが点滅します。
電池を新しいものに交換してください。
[POWER](電源)スイッチ
電源をオン/オフします(P. 5)
※この機器は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作しません。
※完全に電源を切る必要があるときは、この機器の電源スイッチを切った後、コンセントからプラグを
抜いてください。詳しくは、『電源を接続しよう』(P.4)をお読みください。
98
9
ジャック・パネル
11 12 13
14
10
DC IN(AC アダプ
ター)ジャック
付属の AC アダプターを
接続します(P. 4)
AC アダプターは必ず付
属のものをお使いくださ
い。
10
FOOT SW(フット・スイッチ)ジャック
フット・スイッチを接続すると LOOPER(ルーパー)機能の操作や EFFECTS(エフェクト)のオン/オフを足もとでで
きるようになります。
モーメンタリー・タイプのフット・スイッチ(別売:BOSS FS-5U または FS-6)と、接続ケーブル(別売:Roland
PCS-31 または PCS-33)が必要です。
フット・スイッチのポラリティー・スイッチを図のように設定してください。
ポラリティー
・スイッチ
スイッチを以下のように設定してください。
B A
BOSS FS-6BOSS FS-5U
PCS-31
(TIP)
(RING)
BOSS FS-5U
PCS-33
BOSS FS-6
11
LINE OUT(出力)ジャック
LR
ミキサーやレコーダーを接続し
ます。モノで出力するときは L/
MONO に接続します。
LINE OUT ジャックからの出力には
[MASTER]つまみは効きません。
12
盗難防止用ロック( SECURITY LOCK)
市販の盗難防止用セキュリティー・ワイヤーなどを接続することができ
ます。
http://www.kensington.com/
AUX IN(入力)ジャック/[LEVEL]つまみ
R
L
CD プレーヤー、携帯オーディオ・プレーヤーな
どを接続します。
[LEVEL]つまみで音量調節できます。
AUX IN ジャックからの入力にはエフェクトはか
かりません。
14
13
ステレオ
標準タイプ
ステレオ
標準タイプ
標準タイプ
ステレオ
標準タイプ
意 !
抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、インプット(GUITAR CHANNEL、MIC/LINE CHANNEL、AUX IN)に接続した機器の音量が
小さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケーブル(別売:Roland PCS シリーズなど)をご使用ください。
意 !
AUX IN 2 種類のジャックへ同時に接続することができますが、単独で使用したときと比べて、音量が下がる場合があります。
10
ルーパー機能
演奏したフレーズを録音し、繰り返し再生することができます。
さらにフレーズを重ねて録音することができます。
本機では、この機能をルーパー 機能と呼びます。
REC インジケーター
録音中に赤色に点灯します。
PLAY インジケーター
再生中に緑色に点灯します。
OVERDUB インジケーター
オーバーダビング中に黄色に点灯
します。
REC/PLAY/OVERDUB
ボタン
録音、再生、オーバーダビング
をするときに押します。
STOP/CLEAR ボタン
ルーパーの停止や録音を消去す
るときに押します。
フレーズの録音
基本操作は[REC/PLAY/OVERDUB]ボタンを押します。
基本動作はフレーズの状態に応じて次のように替わります。
[REC/PLAY/OVERDUB]
ボタンを押す
[STOP/CLEAR]
ボタンを押す
フレーズの動作
停止 録音 再生 再生 再生 停止
• • •
1 2 3 4
1
音を鳴らしながら[VOLUME]つまみを回して録音レベ
ルを調節します。
2
[REC/PLAY/OVERDUB]ボタンを押して、録音を開始
します。
ボタンを押すと録音待機状態になります。演奏を
始めると同時に録音も始まります。
フットスイッチをお使いのときはフットスイッ
チを踏むと同時に録音が始まります。
本体メモリーには約 40 秒間のフレーズを録音することができま
す。最大録音時間に達すると録音が自動的に停止し、再生が始ま
ります。
3
[REC/PLAY/OVERDUB]ボタンを押して、録音を終え
ます。
ボタンを押すと同時に録音したフレーズの再生に
切り替わります。
フレーズは停止するまで繰り返し再生を続けます。
4
再生やオーバーダビングを終えるときは、[STOP/
CLEAR]ボタンを押します。
フレーズの再生が停止します。
もう一度再生するときは[REC/PLAY/
OVERDUB]ボタンを押します。
すでにフレーズが録音されているときは、PLAY
インジケーターが点滅します。
意 !
録音したフレーズは、本機の電源をオフにすると消去されます。
フレーズの再生
[REC/PLAY/OVERDUB]
ボタンを押す
[STOP/CLEAR]
ボタンを押す
フレーズの動作
停止 再生 再生 再生 再生 停止
• • •
1 2
1
PLAY インジケーターが点滅している状態で、[REC/
PLAY/OVERDUB]ボタンを押します。
PLAY インジケーターが点灯し、フレーズの最
初から繰り返し再生されます。
2
[STOP/CLEAR]ボタンを押すと再生が停止します。
PLAY インジケーターが点滅します。
フレーズのオーバーダビング
[REC/PLAY/OVERDUB]
ボタンを押す
[STOP/CLEAR]
ボタンを押す
フレーズの動作
停止 再生
オーバー
ダビング
再生
オーバー
ダビング
再生 停止
1 2 23 3 4
1
PLAY インジケーターが点滅している状態で、[REC/
PLAY/OVERDUB]ボタンを押します。
PLAY インジケーターが点灯し、フレーズの最
初から繰り返し再生されます。
2
もう一度[REC/PLAY/OVERDUB]ボタンを押します。
OVERDUB インジケーターが点灯し、オーバー
ダビングが始まります。
3
録音を終わるときは[REC/PLAY/OVERDUB]ボタン
を押します。
PLAY インジケーターが点灯し、録音したフレー
ズの再生に切り替わります。
4
[STOP/CLEAR]ボタンを押すと再生が停止します。
PLAY インジケーターが点滅します。
ルーパー機能
11
フレーズの消去
1.[STOP/CLEAR]ボタンを 2 秒以上押します。
REC インジケーターが点滅し、フレーズが消去
されます。
意 !
消去したフレーズを元に戻すことはできません。
著作権について
※ 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、公演、その他)の一
部または全部を、著作者に無断で録音し、配布、販売、貸与、公演、
放送など行うことは法律で禁じられています。
※ 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使用しないで
ください。お客様が本機を用いて他者の著作権を侵害しても、弊社
は一切責任を負いません。
フット・スイッチを使う
モーメンタリー・タイプのフット・スイッチ(別売:BOSS FS-
5U、FS-6)を使うと、ルーパーの[REC/PLAY/OVERDUB]
ボタン操作と[STOP/CLEAR] ボタン操作が足もとでできるよ
うになります。
ステレオ
標準タイプ
標準タイプ標準タイプ
ステレオ
標準タイプ
ステレオ
標準タイプ
REC/PLAY/
OVERDUB
ボタン
REC/PLAY/
OVERDUB
ボタン
STOP/CLEAR
ボタン
STOP/CLEAR
ボタン
PCS-31
(TIP)
(RING)
BOSS FS-5U
PCS-33
BOSS FS-6
• 標準プラグ(モノ)の接続コードでフット・スイッチを 1 つ
だけ接続したときは、[REC/PLAY/OVERDUB]ボタン操作
だけになります。
フット・スイッチのポラリティの設定は P. 9 をご覧ください。
アンチ・フィードバック機能
アンチ・フィードバック機能
ハウリング(フィードバック)とは
スピーカーの出力信号が再びマイクやピックアップに入力され、
さらに増幅されてスピーカーから出力されることで不快な発振音
(キーンまたはブーという音)を引き起こす現象です。
マイクをスピーカーに向けたり、音を大きくしたりすると発生し
ます。
音が回り続けて
ハウリングを起こす
アンチ・フィードバック機能を使う
アンチ・フィードバック機能とは
ギターやマイクとアンプ間で発生するハウリングやフィードバッ
クを低減する機能です。原因となる周波数の音を減衰させること
によってハウリングやフィードバックを抑えます。
アンチ・フィードバック機能を使うと、自動設定でハウリングや
フィードバックを抑えることができます。
1.[ANTI-FEEDBACK]スイッチを ON にします。
GUITAR CHANNEL MIC/LINE CHANNEL
の入力に接続したマイクやギターにアンチ・
フィードバック機能がかかります。
演奏途中のハウリングやフィードバックを防止するために、演奏
前にアンチ・フィードバックを ON にしておくことをお勧めしま
す。
意 !
アンチ・フィードバック機能は、電源を入れ直すとリセットされ
ます。
※アンチ・フィードバック機能だけでハウリングやフィードバック
が抑えられない場合は、以下のように対処してください。
• ギターやマイクの向きを変える
• ギターやマイクをスピーカーから遠ざける
• 音量を下げる
12
ギター・デュオ
ギター 2 本で合わせて演奏できます。
• ギター 1 GUITAR CHANNEL へ接続します。
• ギター 2(プリアンプ内蔵)を MIC/LINE CHANNEL へ接続
します。
ギター 1
ギター 2
2種類のピックアップの音を
ブレンドする
1 台のギターに 2 種類のピックアップを搭載したとき、出力を
ミックスして演奏することができます。
• サウンドホールに取り付けたピックアップからの出力を
GUITAR CHANNEL へ入力します。
• ギター本体のピックアップ(プリアンプ内蔵)からの出力を
MIC/LINE CHANNEL へ入力します。
内蔵ピックアップ(プリアンプあり)
後付けピックアップ
内蔵ピックアップ
後付けピックアップ
さまざまな使用例
弾き語り
ギター伴奏に合わせながら歌うことができます。
• ギターを GUITAR CHANNEL へ接続します。
• マイクを MIC/LINE CHANNEL へ接続します。
ギター
マイク
マイクで音を拾う
マイクを楽器に向けて音を拾います。
• マイクを MIC/LINE CHANNEL へ接続します。
マイク
13
ルーパー機能を使ってリズムを録音する/再生する/合わせて演奏する
1. リズムを録音する
パン
 パン
トン
 トン
手拍子
ボディー
を叩く
2. リズムを再生する
パン
 パン
トン
 トン
3. 録音したリズムにあわせて演奏する
パン
 パン
トン
 トン
[REC/PLAY/
OVERDUB]ボタンを押
して、録音を開始します。
REC インジケーター
録音中に赤色に点灯しま
す。
もう一度
[REC/PLAY/
OVERDUB]
ボタンを押し
ます。
PLAY インジケーター
再生中に緑色に点灯します。
モーメンタリー・タイプのフット・スイッチ(別売:BOSS FS-5U、FS-6)を使うと、ルーパーの[REC/PLAY/OVERDUB]ボタン
操作と[STOP/CLEAR] ボタン操作が足もとでできるようになります。
AC-33 を床などの低い位置で使用する場合、アーム・スタンド
を立てて使用すると、スピーカーの音がより聴きやすくなります。
意 !
• アーム・スタンドを使用する場合は、本機を必ず水平な平面に設
置してください。
• アーム・スタンドを使用しないときは、アーム・スタンドを折り
たたんでください。
アーム・スタンド
意 !
• アーム・スタンドを持って、本体を持ち上げたり運んだりしない
でください。
• アーム・スタンド使用するときには、本体の上に物を置かないで
ください。また、乗ったり腰かけたりしないでください。
• アーム・スタンド収納するとき、指をはさまないように注意して
ください。
アーム・スタンドの使いかた
14
現象 原因 ページ
電源が入らない
AC アダプターと AC コードが正しく接続されていますか? P. 4
AC コードがコンセントに正しく接続されていますか? P. 4
電池が正しくセットされていますか?
また、電池が消耗していませんか?
P. 4
音が出ない
外部機器は正しく接続されていますか? P. 5
ヘッドホンが接続されていると、スピーカーからは音が出ません。 P. 6
各チャンネルの[VOLUME]つまみは正しく調節されていますか? P. 5
AUX IN の[LEVEL]つまみは正しく調節されていますか? P. 9
電池が消耗していませんか?
電池が消耗してくると POWER インジケーターが暗くなります。さらに消耗すると、POWER インジケーターが点
滅します。電池を新しいものに交換してください。
P. 4
それでも音が出ない場合は、ローランドお客様相談センターにお問い合わせください。 P. 16
音が歪む
各チャンネルの[VOLUME]つまみが上がりすぎていませんか? P. 5
接続した機器からの入力レベルは適正ですか? P. 5
電池の消耗が著しいと音が歪みやすくなり、大音量時に音が途切れることがありますが故障ではありません。
電池を交換するか、付属の AC アダプターを使用してください。
P. 4
音が小さい
各チャンネルの[VOLUME]つまみは正しく調節されていますか? P. 5
接続した機器からの信号入力レベルは適正ですか? P. 8
AUX IN ジャックに複数の機器を接続していませんか? P. 9
電池が消耗していませんか?
電池が消耗してくると POWER インジケーターが暗くなります。さらに消耗すると、POWER インジケーターが点
滅します。電池を新しいものに交換してください。
P. 4
エフェクトがかからない
[CHORUS]スイッチをオフにしていませんか? P. 7
[REVERB/AMBIENCE]つまみは正しく調節されていますか? P. 7
フット・スイッチでエフェクトをオフにしていませんか? P. 7
AUX IN には EFFECT をかけることができません。 P. 9
故障かな?と思ったら
思ったように動作しないときは、まず以下の点をチェックしてください。チェックしても原因がわからないときは、ローランドお客様相談
センタ−(P. 16) にお問い合わせください。
ブロック図
MIC/LINE INPUT
GUITAR INPUT
STEREO EFFECT
CHORUS
REVERB/AMBIENCE
AUX
L/R
AUX IN
AUX
(STEREO)
LEVEL
LOOPER
LINE OUT
L/R
VOLUME
MUTE
ANTI
FEEDBACK
POWER AMP
SPEAKER R
SPEAKER L
PHONES
(STEREO)
R
L
REC/PLAY/OVERDUB
STOP/CLEAR
REVERB/AMBIENCE ON/OFF
CHORUS ON/OFF
FOOT SW
LOOPER
FOOT SW
EFFECTS
GUITAR CHANNEL
TREBLEMIDDLEBASSVOLUME
MIC/LINE CHANNEL
TREBLEBASSVOLUME
15
AC-33:アコースティック・ギター・アンプ
定格出力 30W(15W 15W)
20W(10W 10W)
(AC アダプター使用時)
(アルカリ乾電池使用時)
規定入力レベル(1kHz) ギター・チャンネル
マイク/ライン・チャンネル
AUX IN
-10dBu 1MΩ
-50dBu(マイク)/ -20dBu(ライン)
-10dBu
規定出力レベル(1kHz) ライン・アウト -10dBu
スピーカー 12cm(5 インチ)×2
コントロール ギター・チャンネル ボリュームつまみ、ベースつまみ、ミドルつまみ、トレブルつまみ、コーラス
スイッチ
マイク/ライン・チャンネル ボリュームつまみ、ベースつまみ、トレブルつまみ、コーラス・スイッチ
AUX IN レベルつまみ
アンチ・フィードバック オン/オフ・スイッチ
ルーパー 録音/再生/オーバーダビング・ボタン、ストップ/クリア・ボタン
リバーブ/アンビエンス リバーブ/アンビエンスつまみ
その他 電源スイッチ、マスターつまみ
インジケーター ルーパー REC、PLAY、OVERDUB
電源 POWER
接続端子 ギター・チャンネル
インプット・ジャック(標準タイプ)
マイク/ライン・チャンネル
インプット・コネクター(XLR タイプ)、インプット・ジャック(TRS 標準タイプ)
ヘッドホン・ジャック(ステレオ標準タイプ)
AUX IN ジャック(RCA ピン・タイプ、ステレオ・ミニ・タイプ)
ライン・アウト(L MONO、R)ジャック (標準タイプ)
フット・スイッチ・ジャック
エフェクト(TRS 標準タイプ)
ルーパー(TRS 標準タイプ)
DC IN ジャック
電源 DC 13V:付属 AC アダプターまたは単 3 乾電池 ×8
消費電流 490mA
連続使用時の電池の寿命
(使用状態によって異なります)
アルカリ乾電池 約 8 時間
ニッケル水素充電池 約 9 時間
外形寸法 318(幅)×223(奥行)×243(高さ)mm
質量 4.7kg(電池を除く)
付属品 取扱説明書、AC アダプター、AC コード、2P-3P 変換器、保証書、ローランド・ユーザー登録カード
別売品 フット・スイッチ:BOSS FS-5U、FS-6
接続ケーブル:PCS-31、PCS-33
※ 0dBu 0.775Vrms
※製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
主な仕様
* 5 1 0 0 0 1 0 6 1 5 - 0 2 *
AC-33 取扱説明書 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
安全上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
使用上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
電源を接続しよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
AC アダプターを接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
電池を入れる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
音を出してみよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
電源の入れかた/切りかた . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
ギターを鳴らす . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
マイクの音を出す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
CD プレーヤーなどの音を出す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
ヘッドホンを使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
エフェクトをかけてみよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
コーラス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
リバーブ/アンビエンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
各部の名称とはたらき . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
コントロール・パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
ジャック・パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
ルーパー機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
ルーパー機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .10
アンチ・フィードバック機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
アンチ・フィードバック機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .11
さまざまな使用例 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
弾き語り . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .12
マイクで音を拾う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .12
ギター・デュオ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .12
2 種類のピックアップの音を
ブレンドする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .12
ルーパー機能を使ってリズムを録音する/再生する/合わせて演奏する
13
アーム・スタンドの使いかた . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
故障かな?と思ったら . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
ブロック図 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
主な仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
お問い合わせの窓口 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
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Roland AC-33 取扱説明書

タイプ
取扱説明書