MOBILE AC

Roland MOBILE AC 取扱説明書

  • ローランドMOBILE ACアコースティックギターアンプの取扱説明書の内容を読み込みました。このアンプは、5Wのステレオ出力、3種類のエフェクト、3チャンネル入力など、多様な機能を備えています。本機に関するご質問にお答えしますので、お気軽にご相談ください。
  • 電源が入らない場合はどうすれば良いですか?
    音が小さい、または歪む場合はどうすれば良いですか?
    エフェクトがかからない場合はどうすれば良いですか?
    ハウリング音が発生する場合はどうすれば良いですか?
取扱説明書
バッテリー駆動
ステレオ・アコースティック・ギター・アン
手軽に持ち運べる、ココー ター
•ステレオ仕様、出力 5W(2.5W+2.5W)のアコースティック ギター アンプです。
•アコースティック ギター サウンドに広がりや奥行きを与える、3 種類のエフェクト(コー
ラス、リバーブ、ワイド)を搭載しています。
• 3 アルカリ乾電池 6 本で、約 15 時間の動作が可能。場所を選ばずに使用できます。
•持ち運びに便利な専用ストラップを付属しています。
ター、マーデオ入力を同時使え 3 ネル構成
•マイク入力を使って、弾き語りやボーカリストとの共演ができます。
•オーディオ入力を使って、デジタル オーディオ プレーヤーや CD の音を聴きながら練習し
たり、セッションを楽しんだりすることができます。
©2012 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
弾き語り ボーカルと一緒に
曲を聴きながら ステージ・モニターとして
2
準備
1.
ストラップをストラップ取り付け部に通します。
2.
ストラップ・ピンにとめます。
!
• 必ず付属のストラップを使用してください。
• ストラップはストラップ・ピンが容易にはずれないよ
うにしっかりと取り付けてください。
はずれかけた状態で使用すると持ち運びの際に落下の
危険性があり、故障やケガの原因になります。
• ストラップを持って、本機を振り回したり大きくゆら
したりしないでください。ストラップがはずれたり切
れたりすることがあり、大変危険です。
• 付属のストラップは MOBILEAC 専用です。他の製
品には使用しないでください。
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.11)「使用上の
ご注意」(P.14)をよくお読みください。また、本機の優れた機能を十分ご理解いただくた
めにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ること
ができるよう、手元に置いてください。
プを付け
準備
3
電池
図のように、電池の向きに注意して付属の
アルカリ電池(単 3 形、6 本)を入れます。
!
• 電池ケースの蓋を閉めるときは、蓋のツメを引っかけ、「カチッ」と音がするまで確実に押し
込んでください。
• 電池は、間違った使いかたをすると、液漏れ、発熱、発火、破裂などの危険があります。ご使
用の前に、電池に付属の注意事項を必ず最後まで読み、注意事項を守って正しくお使いくださ
い。
• 電池の + と−を間違えないように、指示どおり入れてください。
• 新しい電池と一度使用した電池や、違う種類の電池を混ぜて使用しないでください。
• 長時間使用しないときは、電池を取り出しておいてください。
• 電池を、金属性のボールペン、ネックレス、ヘアピンなどと一緒に携帯したり、保管したりし
ないでください。
• 使用済みの電池は、各地域のゴミ分別収集のしかたに従って、捨ててください。
• 電池で使用する場合はアルカリ電池を使用してください。
• AC アダプターを本機から抜いておかないと、電池駆動では使えません。
• 連続使用時の電池の寿命(電池の仕様や使用状態によって異なります)
アルカリ電池:約 15 時間
AC アダプター(別売)でお使いになるときは、P.6 をご覧ください。
4
各部の名称
■ 音量を調節す
ネル
ワージケーター
電源をオンにすると点灯します。
※電池駆動のときは、電池が消耗してくるとインジケーターが暗くなります。早めに電池を交換し
てください。
[CHORUS]
このスイッチを押してオンにすると、ギターの音にコーラスをかけることができます
広がりのある美しいサウンドが得られます。本機では、エフェクト音を向かって右側
のスピーカーからダイレクト音を向かって左側のスピーカーから出力し左右スピー
カーの音を空間でミックスすることでコーラス効果を生み出しています(空間合成コー
ラス
オフオン
■ ギターの音ーラをかける
[WIDE]
このスイッチを押してオンに
すると、本機から出力される
音が広がります ( ワイド)
コーラスとリバーブを使っているときには、音
の広がりがさらに強調されます。
オフオン
■ 音を広げ
[MIC VOLUME]つま
マイクの音量を調節します。
[GUITAR VOLUME]つま
ギターの音量を調節します。
[AUDIO VOLUME]つま
AUDIO 端子(ステレオ・ミニ・プラグと
RCA ピン・プラグ)につないだ機器の音量
を調節します。
※ステレオ・ミニ・プラグと RCA ピン・
プラグにつないだ機器の音量を別々に調
節したいときは、それぞれの機器で調節
してください。
各部の名称はた
5
バーブをかけ
パネ(機器つな
!
他の機器と接続するときは、誤動作や
故障を防ぐため、必ずすべての機器の
音量を絞り、すべての機器の電源を切っ
てください。
MIC 端子
標準プラグのマイクをつなぎ
ます。
GUITAR 端子
ピックアップを搭載したギ
ターをつなぎます。
AUDIO 端子
デジタル・オーディオ・プレー
ヤー、CD プレーヤーなどをつな
ぎます。
ステレオ・ミニ・プラグと RCA
ピン・プラグに対応しています。
ステレオ・ミニ・プラグと RCA
ピン・プラグにつないだ機器の音
はミックスされます。
[REVERB]つま
マイクとギター音にリバーブをかけることができます。部屋の中やホールで演奏しているような広がり
や残響感が得られます。つまみを右に回すほどリバーブのかかりが深くなります。リバーブをかけない
ときは、つまみの位置を OFF にします。
■ 音の明るを変え
[TONE]つま
本機から出力される音の明るさを調整します。
右に回すと明るい音になり、左に回すとマイルドな音になります。
各部の名称はた
6
パネ
パネ
PHONES 端子
ステレオ・ミニ・プラグのヘッドホ
ンをつなぎます。
DC IN 端子
別売の AC アダプターをつなぎます。
※AC アダプターは必ず指定のものを使用して
ください。他の AC アダプターを使うと故障
の原因になることがあります。
※AC アダプターを使用する場合でも、電池を
入れておけば、万一本機から AC アダプター
のコードが抜けても使用できます。
AC アダプターは、インジ
ケーターのある面が上にな
るように設置してください。
AC アダプターをコンセント
につなぐと、インジケーター
が点灯します。
[POWER]
電源をオン/オフします。
盗難防止用ロ
SECURITY LOCK)
市販の盗難防止用セキュリティー・ワイヤーなどを
接続することができます。
http://www.kensington.com/
電池ケー
アルカリ電池(単 3 形、6 本)を入れます。詳しくは、
「電池をセットする」(P.3)をご覧ください。
接地端子(アース端子)
P.15 をご覧ください。
各部の名称はた
7
電源入れ/切
※正しく接続したら、必ず次の手順で電源を入れてください。手順を間違えると、誤動作
をしたり故障したりすることがあります。
1.
本機、接続機器の音量つまみがすべて最小になっていることを確認します。
2.
接続機器の電源を入れます。
3.
[POWER]スイッチを押して、本機の電源を入れます。
※本機は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。
4.
本機と接続機器の音量を調節します。
※マイクまたはギターとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)
が出ることがあります。その場合は、以下のように対処してください。
1. マイクまたはギターの向きを変える
2. マイクまたはギターをスピーカーから遠ざける
3. 音量を下げる
5.
電源を切るときは、本機と接続機器の音量を絞ってから、電源を入れるときと逆
の手順で電源を切ります。
※電源を入れる/切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入れる/切
るときに音がすることがありますが、故障ではありません。
8
MOBILEAC は、マイク・スタンドに取り付けて使
うことができます。モニターや簡易 PA として最適
な高さに設置することができます。
マイク・スタンド・ホルダー(穴の直径)は、3/8
インチと 5/8 インチに対応しています。
5/8 インチで使用する場合は、底面のマイク・スタ
ンド・アダプターをはずします。
!
• 本機を裏返すときは、ボタンやつまみなどを破損しないように、また、落下や転倒を引き起こ
さないよう取り扱いに注意してください。
• マイクスタンドを使用しない場合は、音(エアー)漏れ防止のため、必ずマイクスタンド
アダプターを取り付けて使用してください。
の使用条件
図のように、高さ 125cm 以下(MOBILEAC を含
む)になり、三脚の最大幅が 63cm 以上に開くこ
とが可能なマイク・スタンドを使用してください。
!
• マイク・スタンドを高さ 125cm 以上(MOBILEAC を含む)にしたり、三脚が最大幅に開か
れていなかったりすると、転倒による傷害や機器の破損などの原因になります。
• マイク・スタンドを使用して MOBILEAC を設置するときには、ぐらついたところや傾いたと
ころに設置しないでください。必ず安定した水平なところに設置してください。
• MOBILEAC につないだケーブル類は、つまずきなどによる事故のないように、十分な余裕を
持って配置してください。
• 落下による事故を防ぐため、マイク・スタンドに取り付けた MOBILEAC の上には物を載せな
いでください。
• MOBILEAC をマイク・スタンドに取り付けたあと、ぐらつきのないことを確認してから使用
してください。
マイク・スタンド・アダプター
マイクスタンドホルダー
125cm
以下
63cm 以上
付け
9
思ったように動作しないときは、まず以下の点をチェックしてください。チェックしても
原因がわからないときは、ローランドお客様相談センターにお問い合わせください。
問題 確認事項 対処 ページ
電源が入らない
電池が消耗していませんか?
電池駆動のときは、電池が消
耗してくるとパワー・インジ
ケーターが暗くなります。新
しい電池と交換してください。
P.3
指定の AC アダプター(別売:
PSB-100)が正しく接続され
ていますか?
接続をもう一度確認してくだ
さい。指定以外の AC アダプ
ターは絶対に使用しないでく
ださい。
P.6
音が出ない/小さい
他の機器と正しく接続されて
いますか?
接続をもう一度確認してくだ
さい。
P.5
[VOLUME]つまみの設定は
適切ですか?
適切な音量に調節してくださ
い。
P.4
ヘッドホンを接続していませ
んか?
ヘッドホンを接続していると、
本体スピーカーから音は出ま
せん。
ファンタム電源の必要なコン
デンサー・マイクを接続して
いませんか?
本機はファンタム電源に対応
していないため、ファンタム
電源の必要なコンデンサー・
マイクは使えません。
スピーカーの音が小さい 電池が消耗していませんか?
新しい電池と交換してくださ
い。
P.3
AUDIO 端子に接続した機
器の音量が小さい
抵抗入りの接続ケーブルを使
用していませんか?
抵抗の入っていない接続ケー
ブルをご使用ください。
音が歪む/雑音が入る
各[VOLUME]つまみが上が
りすぎていませんか?
各[VOLUME]つまみを左に
回して適切な音量に調節して
ください。
P.4
接続した機器からの入力レベ
ルは適正ですか?
接続した機器の音量を下げて
ください。
電池が消耗していませんか?
電池が消耗してくると音が歪
みやすくなり、大音量時に音
が途切れることがありますが、
故障ではありません。
電池を交換するか、AC アダプ
ター(別売)を使用してくだ
さい。
P.3
P.6
エフェクトがかからない
[CHORUS]スイッチをオフに
していませんか?
[CHORUS]スイッチを押して
オンにしてください。
P.4
[REVERB]つまみを OFF
していませんか?
[REVERB]つまみを右に回し
て、かかり具合を調節してく
ださい。
P.5
故障
10
ローランド MOBILE AC:
バッテリー駆動ステレオ・アコースティック・ギター・アンプ
定格出力 2.5W 2.5W
規定入力レベル
(1kHz)
AUDIO 端子: -10dBu
MIC 端子: -50dBu
GUITAR 端子: -10dBu
スピーカー 10cm(4 インチ)×2
コントロール
POWER スイッチ
WIDE スイッチ
TONE つまみ
REVERB つまみ
<AUDIO>
VOLUME つまみ
<MIC>
VOLUME つまみ
<GUITAR>
VOLUME つまみ
CHORUS スイッチ
インジケーター パワー
接続端子
MIC 端子: 標準タイプ
GUITAR 端子: 標準タイプ
AUDIO 端子: ステレオ・ミニ・タイプ、RCA ピン・タイプ
PHONES 端子: ステレオ・ミニ・タイプ
DCIN 端子
電源 DC9V:アルカリ電池(単 3 形)×6、または AC アダプター(別売)
消費電流 175mA
連続使用時の電池
の寿命
アルカリ電池:約 15 時間
※電池の仕様や使用状態によって異なります
外形寸法 280(幅)×108(奥行)×177(高さ)mm
質量 2.5kg(電池含む)
付属品 ストラップ、アルカリ電池(単 3 形)×6、取扱説明書、保証書
別売品
AC アダプター(PSB-1U)
※お買い求めの際は、PSB-100 をご指定ください。
※0dBu 0.775Vrms
※製品の仕様や外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
主な仕様
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安全上のご注意
警告
分解や改造をしない
本機または AC アダプターを分解したり、
改造したりしないでください。
個人で修理や部品交換はしない
修理/部品の交換などで、取扱説明書に書
かれていないことは、絶対にしないでくだ
さい。必ずお買い上げ店またはローランド
お客様相談センターに相談してください。
次のような場所で使用や保管はしない
• 温度が極端に高い場所(直射日光の当た
る場所、暖房機器の近く、発熱する機器
の上など)
• 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床
など)や湿度の高い場所
• 湯気や油煙が当たる場所
• 塩害の恐れがある場所
• 雨に濡れる場所
• ほこりや砂ぼこりの多い場所
• 振動や揺れの多い場所
不安定な場所に設置しない
本機を、ぐらつく台の上や傾いた場所に設
置しないでください。必ず安定した水平な
場所に設置してください。
警告
指定の AC アダプターを AC100V で使用する
ACアダプターは、必ず指定のも(P.10を、
AC100V の電源で使用してください。
付属の電源コードを使用する
電源コードは、必ず付属のものを使用して
ください。また、付属の電源コードを他の
製品に使用しないでください。
電源コードを傷つけない
電源コードを無理に曲げたり、電源コード
の上に重いものを載せたりしないでくださ
い。電源コードに傷がつき、ショートや断
線の結果、火災や感電の恐れがあります。
大音量で長時間使用しない
本機を単独で、あるいはヘッドホン、アン
プ、スピーカーと組み合わせて使用した場
合、設定によっては永久的な難聴になる程
度の音量になります。大音量で、長時間使
用しないでください。万一、聴力低下や耳
鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門
の医師に相談してください。
12
警告
異物や液体を入れない、液体の入った容器を置
かない
本機に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針
金など)や液体(水、ジュースなど)を絶
対に入れないでください。また、この機器
の上に液体の入った容器を置かないでくだ
さい。ショートや誤動作など、故障となる
ことがあります。
異常や故障が生じたときは電源を切る
次のような場合は、直ちに電源を切って
AC アダプターをコンセントから抜き、お
買い上げ店またはローランドお客様相談セ
ンターに修理を依頼してください。
• AC アダプター本体、電源コード、また
はプラグが破損したとき
• 煙が出たり、異臭がしたりしたとき
• 異物が内部に入ったり、液体がこぼれた
りしたとき
• 機器が(雨などで)濡れたとき
• 機器に異常や故障が生じたとき
お子様の取り扱いに注意する
お子様のいる場所で使用する場合、お子様
の取り扱いやいたずらに注意してください。
必ず大人のかたが、監視/指導してあげて
ください。
落としたり、強い衝撃を与えたりしない
本機を落としたり、本機に強い衝撃を与え
ないでください。
タコ足配線はしない
電源は、タコ足配線などの無理な配線をし
ないでください。特に、電源タップを使用
している場合、電源タップの容量(ワット
/アンペア)を超えると発熱し、コードの
被覆が溶けることがあります。
海外でそのまま使用しない
外国で使用する場合は、お買い上げ店また
はローランドお客様相談センターに相談し
てください。
警告
電池の取り扱いに注意する
• 電池は、充電、加熱、分解したり、また
は火や水の中に入れたりしないでくださ
い。
• 電池を、日光、炎、または同様の過度の
熱にさらさないでください。
• 電池は、間違った使いかたをすると、液
漏れ、発熱、発火、破裂などの危険があ
ります。
ご使用の前に、電池に付属の注意事項を
必ず最後まで読み、注意事項を守って正
しくお使いください。
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注意
風通しのよい場所に設置する
本機と AC アダプターは、風通しのよい、
正常な通気が保たれている場所に設置して、
使用してください。
AC アダプターはプラグを持って抜き差しする
AC アダプターを機器本体やコンセントに
抜き差しするときは、必ずプラグを持って
ください。
AC アダプターのプラグを定期的に掃除する
定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布
でプラグ部分のゴミやほこりを拭き取って
ください。また、長時間使用しないときは、
AC アダプターをコンセントから抜いてく
ださい。AC アダプターとコンセントの間
にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起
こして火災の原因になります。
コードやケーブルは煩雑にならないように配線する
接続したコードやケーブル類は、煩雑にな
らないように配慮してください。特に、コー
ドやケーブル類は、お子様の手が届かない
ように配慮してください。
上に乗ったり、重いものを置いたりしない
本機の上に乗ったり、機器の上に重いもの
を置いたりしないでください。
濡れた手で AC アダプターを抜き差ししない
濡れた手で AC アダプターのプラグを持っ
て、機器本体やコンセントに抜き差ししな
いでください。
移動するときはすべての接続をはずす
本機を移動するときは、AC アダプターを
コンセントから抜き、外部機器との接続を
はずしてください。
お手入れするときは AC アダプターをコンセン
トから抜く
お手入れをするときには、電源を切って
AC アダプターをコンセントから抜いてく
ださい(P.6)
落雷の恐れがあるときは AC アダプターをコン
セントから抜く
落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダ
プターをコンセントから抜いてください。
注意
電池を取り扱うときの注意
電池の使いかたを間違えると、破裂したり、
液漏れしたりします。次のことに注意して
ください(P.3)
• 電池の + と−を間違えないように、指示
どおり入れてください。
• 新しい電池と一度使用した電池や、違う
種類の電池を混ぜて使用しないでくださ
い。
• 長時間使用しないときは、電池を取り出
しておいてください。
• 電池を、金属性のボールペン、ネックレ
ス、ヘアピンなどと一緒に携帯したり、
保管したりしないでください。
• 使用済みの電池は、各地域のゴミ分別収
集のしかたに従って、捨ててください。
小さな部品はお子様の手の届かないところに置く
下記の部品はお子様が誤って飲み込んだり
することのないよう手の届かないところへ
保管してください。
• 取りはずしが可能な部品
マイク・スタンド・アダプター(P.8)
接地端子の取り扱いに注意する
接地端子ネジは、お子様が誤って飲み込ん
だりすることのないよう取りはずした状態
で放置しないでください。再度ネジを取り
付ける際は、緩んで外れないように確実に
取り付けてください。
液漏れした電池の取り扱いに注意する
• 電池の液が漏れたときは、素手で液を触
らないでください。
• 液が目に入ったときは、失明の恐れがあ
ります。目をこすらずにきれいな水でよ
く洗い流したあと、直ちに医師に相談し
てください。
• 液が身体や衣服についたときは、皮膚に
やけどや炎症を起こす恐れがあります。
きれいな水でよく洗い流したあと、直ち
に医師に相談してください。
• 柔らかい布で電池ケースについた液をよ
く拭きとってから、新しい電池を入れて
ください。
14
使用上のご注意
電源について
• 本機を、インバーター制御の製品やモーターを使っ
た電気製品(冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エア
コンなど)と同じコンセントに接続しないでくだ
さい。電気製品の使用状況によっては、電源ノイ
ズによって本機が誤動作したり雑音が発生したり
することがあります。電源コンセントを分けるこ
とが難しい場合は、電源ノイズ・フィルターを取
り付けてください。
• AC アダプターは長時間使用すると多少発熱します
が、故障ではありません。
• 本機は消費電流が大きいため、AC アダプターの使
用をお薦めします。電池で使用する場合はアルカ
リ電池を使用してください。
• 接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ず
すべての機器の電源を切ってください。
電池について
• 電池のセットや交換は、誤動作や故障を防ぐため、
他の機器と接続する前に本機の電源を切った状態
で行ってください。
• 付属の電池は、動作確認用のため寿命が短い場合
があります。
• 電池の消耗が著しいと、音が歪みやすくなったり
大音量時に音が途切れたりことがありますが故障
ではありません。このようなときは電池を交換す
るか AC アダプター(別売)を使用してください。
• 電池で使用する場合はアルカリ電池を使用してく
ださい。
• AC アダプターを本機から抜いておかないと、電池
駆動では使えません。
設置について
• 本機の近くにパワー・アンプなどの大型トランス
を持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導する
ことがあります。この場合は、本機との間隔や方
向を変えてください。
• 本機をテレビやラジオの近くで動作させると、テ
レビ画面に色ムラが出たりラジオから雑音が出た
りすることがあります。この場合は、本機を遠ざ
けて使用してください。
• 本機の近くで携帯電話などの無線機器を使用する
と、着信時や発信時、通話時に本機から雑音が出
ることがあります。この場合は、無線機器を本機
から遠ざけるか、電源を切ってください。
• 直射日光の当たる場所や発熱する機器の近く、閉
め切った車内などに放置しないでください。変形、
変色することがあります。
• 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水
滴がつく(結露する)ことがあります。そのまま
使用すると故障の原因になります。数時間放置し
て、結露がなくなってから使用してください。
• 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては、
本機のゴム足が設置した台などの表面を変色また
は変質させることがあります。ゴム足の下にフェ
ルトなどの布を敷くと、安心してお使いいただけ
ます。この場合、本機が滑って動いたりしないこ
とを確認してからお使いください。
• 本機の上に水の入った容器、殺虫剤、香水、アルコー
ル類、マニキュア、スプレー缶などを置かないで
ください。また、表面に付着した液体は、速やか
に乾いた柔らかい布で拭き取ってください。
お手入れについて
• 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、
固く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れ
が激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭
き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。
• 変色や変形の原因となる、ベンジン、シンナー、
アルコール類は使用しないでください。
修理について
• お客様が本機または AC アダプターを分解、改造
された場合、以後の性能について保証できなくな
ります。また、修理をお断りする場合もあります。
• 当社では、本機の補修用性能部品(製品の機能を
維持するために必要な部品)を、製造打切後 6
間保有しています。この部品保有期間を修理可能
の期間とさせていただきます。なお、保有期間を
過ぎた後でも、故障箇所によっては修理可能の場
合がありますので、お買い上げ店、またはローラ
ンドお客様相談センターにご相談ください。
15
その他の注意について
• 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入
出力端子などに過度の力を加えないでください。
• ケーブルを抜くときは、ショートや断線を防ぐた
め、プラグ部分を持って引き抜いてください。
• 音楽をお楽しみになる場合、周囲に迷惑がかから
ないように、音量に十分注意してください。
• 輸送や引っ越しをするときは、本機が入っていた
箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
• 本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄するとき
は、各地域のゴミの分別基準に従ってください。
• 接続ケーブルには抵抗入りのものがあります。抵
抗入りのケーブルを使用すると音が極端に小さく
なったり、まったく聞こえなくなったりする場合
があります。抵抗の入っていない接続ケーブルを
お使いください。
他社製の接続ケーブルを使用する場合、仕様につ
いてはケーブルのメーカーにお問い合わせくださ
い。
接地端子について
• 設置条件によっては、本機や本機に接続した機器
(マイク、ギターなど)の金属部に触れると、ピリ
ピリとした感じがする場合があります。これは人
体にまったく害のない極めて微量の帯電によるも
のですが、気になる方は接地端子を使って外部の
アースか大地に接地してお使いください。このと
き、わずかにハム(うなり)が混じる場合があり
ます。なお、接続方法がわからないときはローラ
ンドお客様相談センターにご相談ください。
接続してはいけないところ
• 水道管(感電の原因になります)
• ガス管(爆発や引火の原因になります)
• 電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)
著作権/ライセンス/商標について
• MMP(MooreMicroprocessorPortfolio)はマ
イクロプロセッサーのアーキテクチャーに関する
TPL(TechnologyPropertiesLimited)社の特
許ポートフォリオです。当社は、TPL社よりライ
センスを得ています。
• Roland は、日本国およびその他の国におけるロー
ランド株式会社の商標または登録商標です。
• 文中記載の会社名及び製品名は、各社の登録商標
または商標です。
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