SICK GRL18(S)V 取扱説明書

  • SICK GRL18(S)V 円筒形光電センサの操作説明書の内容を読みました。このデバイスに関するご質問にお答えします。この説明書には、設置方法、配線方法、トラブルシューティング、技術仕様など、詳細な情報が記載されています。何かご不明な点がありましたら、お気軽にご質問ください。
  • 緑色のLEDが点灯しない場合はどうすればよいですか?
    黄色いLEDが点滅するのはなぜですか?
    物体検出時に信号が中断されるのはなぜですか?
GRL18(S)V
シリンダ型光電センサ
de
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it
ja
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ru
zh
説明されている製品
GR18 Inox
GRL18(S)V
メーカー
SICK AG
Erwin-Sick-Str.1
79183 Waldkirch
Germany
生産拠点
SICK, Malaysia
法律情報
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© SICK AG.
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オリジナルドキュメント
このドキュメントは SICK AG
のオリジナルドキュメントです。
2006/42/EC
NO
SAFETY
80
8021183.16B5 | SICK
Subjec
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コンテンツ
71 安全上の注意事項.................................................................. 82
72 正しいご使用方法.................................................................. 82
73 操作/表示要素........................................................................ 82
74 取付........................................................................................ 83
75 電子装備................................................................................ 84
76 コミッショニング.................................................................. 85
77 トラブルシューティング....................................................... 87
77.1 トラブルシューティング表.................................................................. 87
78 分解および廃棄...................................................................... 87
79 メンテナンス......................................................................... 88
80 技術仕様................................................................................ 89
コンテンツ
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81
71 安全上の注意事項
コミッショニング前に取扱説明書をお読みください。
接続、取付けおよび設定できるのは専門技術者に限ります。
2006/42/EC
NO
SAFETY
本製品は EU 機械指令の要件を満たす安全コンポーネントではありませ
ん。
コミッショニングの際には、機器が濡れたり汚れたりしないように保護
してください。
本取扱説明書には、センサのライフサイクル中に必要となる情報が記載されて
います。
72 正しいご使用方法
GRL18(S)V とはリフレクタ形光電センサ (以下センサと呼ぶ) で、物体、動物また
は人物などを光学技術により非接触で検知するための装置です。機能させるには
リフレクタが必要です。製品を用途以外の目的で使用したり改造したりした場合
は、SICK AG に対する一切の保証請求権が無効になります。
73
操作/表示要素
表 36: 寸法図面
55.9 (2.2)
M18x1
31.7 (1.25)
4
(0.16)
12.9
(0.51)
2
2.8 (0.11)
2.2 (0.09)
3
67
5
1
M18x1
図 71: ショート形状、接続ケ
ーブル
55.9 (2.2)
31.7 (1.25)
4
(0.16)
12.9
(0.51)
M12x1
M18x1
2
3
5
1
2.8 (0.11)
2.2 (0.09)
67
M18x1
図 72: ショート形状、M12
スコネクタ
27.8 (1.09)
55.9 (2.2)
31.7 (1.25)12.9
(0.51)
4
(0.16)
M18x1
2
3
4
5
1
2.8 (0.11)
2.2 (0.09)
67
M18x1
図 73: ショート形状、ポテン
ショメータ、接続ケーブル
12.9
(0.51)
4
(0.16)
55.9 (2.2)
31.7 (1.25)
27.8 (1.09)
M12x1
M18x1
2
3
4
5
1
2.8 (0.11)
2.2 (0.09)
67
M18x1
図 74: ショート形状、ポテン
ショメータ、M12 オスコネク
71 安全上の注意事項
82
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73.3 (2.89)
49.3 (1.94)
4
(0.16)
12.9
(0.51)
M18x1
2
3
5
1
2.8 (0.11)
2.2 (0.09)
67
M18x1
図 75: ロング形状、接続ケー
ブル
73.4 (2.89)
49.3 (1.94)
M12x1
M18x1
2
3
5
1
4
(0.16)
12.9
(0.51)
2.8 (0.11)
2.2 (0.09)
67
M18x1
図 76: ロング形状、M12 オス
コネクタ
図 77: ロング形状、ポテンシ
ョメータ、接続ケーブル
73.4 (2.89)
49.3 (1.94)
45.3 (1.78)
4
(0.16)
M18x1
2
3
4
5
1
M12x1
12.9
(0.51)
2.8 (0.11)
2.2 (0.09)
67
M18x1
図 78: ロング形状、ポテンシ
ョメータ、M12 オスコネクタ
1
接続
2
取付ネジ M18 x 1
3
固定ナット (2 x); SW24、ステンレススチール
4
ポテンショメータ、270°
5
LED 表示 (4 x)
6
光軸、受光器
7
光軸、投光器
+
図 79: 操作要素: 感度調節
74 取付
センサとリフレクタを適切な取付ブラケットに取付けます (SICK 付属品カタログ
を参照)。センサとリフレクタの位置を互いに合わせます。
操作/表示要素 73
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83
max. 90 Nm
センサの締付トルクの最大許容値 90 Nm を遵守してください。
75 電子装備
センサの接続は無電圧 (U
v
= 0 V)
で行わなければなりません。接続タイプに応じ
て以下の情報を遵守してください:
コネクタ接続: ピン配置
ケーブル: 芯線色
すべての電気機器を接続してから供給電圧 (V
s
> 0 V) を印加、あるいは電源を入れ
てください。センサの緑色の LED 表示が点灯します。
配線図の説明 (表 2 および 3):
Q / Q = スイッチング出力
n. c. = 未接続
DC: 10... 30 V DC、参照 "技術仕様",
ページ 89
表 37: DC
GRL18(S)V x11xxx x13xxx x24xxx x23xxx
1
+ (L+) + (L+) + (L+) + (L+)
2
Q
n. c.
Q
n. c.
3
- (M) - (M) - (M) - (M)
4
Q Q Q Q
1 = 茶
2 = 白
3 =
4 = 黒
0.14 mm
2
AWG26
1 = 茶
-
3 =
4 =
0.14 mm
2
AWG26
1
2
4 3
1
2
4 3
75 電子装備
84
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表 38: DC
PNP: Q ( 100 mA)
+ (L+)
Q
– (M)
+ (L+)
Q
– (M)
NPN: Q ( 100 mA)
+ (L+)
Q
– (M)
+ (L+)
Q
– (M)
PNP: Q ( 100 mA)
+ (L+)
Q
– (M)
+ (L+)
Q
– (M)
NPN: Q ( 100 mA)
+ (L+)
Q
– (M)
+ (L+)
Q
– (M)
76 コミッショニング
1
光軸調整
センサを適切なリフレクタに合わせて光軸調整します。赤色の投光軸がリフレクタの
中央に照射されるように位置決めします。センサからリフレクタへの視界が遮られた
り、照射経路に対象物があってはなりません [
参照 図]。センサおよびリフレクタの光
学的開口の視界を遮るものが一切ないことを確認してください。
1.
2.
図: 光軸調整
1.
2.
図: 光軸調整 2
コミッショニング 76
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85
2
検出距離
センサとリフレクタの間隔を対応する図 [ 参照 図 0]
と照合します (x =
検出距離、y =
予備能)。
1
0 1
(3.28)
2
(6.56)
3
(9.84)
4
(13.12)
5
(16.40)
6
(19.69)
7
(22.97)
8
(26.25)
100
10
Operating reserve
Distance in m (feet)
x
y
1
2
3
4
5
6
光軸調整後に、不透明体を光路に移動させます。機能を点検するために、と表 3 を使
用します。スイッチング出力が表 3
に従った動作を示さない場合は、使用条件を確認
してください。故障診断の項目を参照。
y
x
表 39: 検出距離の定義
2
GRL18(S)V
1
PL80A 0.03 ... 7.2 m
2
PL40A 0.03 ... 6.2 m
3
PL20A 0.03 ... 3.8 m
4
P250 0.03 ... 6.4 m
5
PL22 0.03 ... 2.2 m
6
REF-Plus 3436 0.06 ... 2.0 m
3
感度設定
設定不要なセンサ: センサは設定され、動作準備が整っています。
76 コミッショニング
86
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ポテンショメータ (タイプ: 270°) で感度を設定します。右へ回すと予備能が増大、
へ回すと予備能が減少します。ポテンショメータを「最大」に設定することをお勧め
します。表面が消極されている場合は、低い予備能をお勧めします。
センサは設定され動作準備が整いました。
77 トラブルシューティング
トラブルシューティングの表は、センサが機能しなくなった場合に、どのような対
策を講じるべきかを示しています。
77.1 トラブルシューティング表
表 40: トラブルシューティング
LED 表示灯/故障パターン 原因 対策
緑色の LED が点灯しない 無電圧、または電圧が限界値
以下
電源を確認し、すべての電気
接続(ケーブルおよびプラグ
接続)を確認します
緑色の LED
が点灯しない 電圧がきていない又は不安
安定した電源電圧が供給さ
れていることを確認します
緑色の LED が点灯しない センサの異常 電源に問題がなければ、セン
サを交換します
黄色い LED が点滅 センサの動作準備はまだ整
っているが、動作条件が最適
ではない
動作条件の点検:
光軸 (光軸
スポット) を完全にリフレク
タに合わせます。 / 光学面
の洗浄(センサおよびリフレ
クタ) / 感度 (ポテンショメ
ータ) を新規設定 / ポテンシ
ョメータを最大感度に設定
した場合: センサとリフレク
タの間隔を短くし、リフレク
タタイプ点検する / リフレ
クタが選択されたアプリケ
ーションに適していない
(SICK リフレクタのみ使用
することを推奨)/ 検出距離
を点検し、必要に応じて調整
する、参照 表 39。 / センサ
とリフレクタの間隔が大き
すぎる
対象物検出時の出力信号が不
安定
反射に偏りのある対象物表
(例
:テープ等)からの反
射光を無くします
感度を下げるか、またはセン
サの位置を変えて下さい
78 分解および廃棄
センサは必ず該当国の規制にしたがって処分してください。廃棄処理の際には、
きるだけ構成材料をリサイクルするよう努めてください(特に貴金属類)
トラブルシューティング
77
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注意事項
バッテリー、電気および電子デバイスの廃棄
国際的指令に従い、バッテリー、
アキュムレータ、および電気または電子デバ
イスは、一般廃棄物として廃棄することはできません。
法律により、所有者は、本デバイスの耐用年数の終了時に本デバイスをそれぞ
れの公的な回収場所まで返却することが義務付けられています。
WEEE:
製品、梱包または本文書に記載されているこの記号は、製品が
これらの規制の対象であることを示します。
79 メンテナンス
SICK センサはメンテナンスフリーです。
定期的に以下を行うことをお勧めしています:
レンズ境界面の清掃
ネジ締結と差込み締結の点検
機器を改造することは禁止されています。
記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご
了承ください。指定された製品特性および技術データは保証書ではありません。
79 メンテナンス
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80 技術仕様
GRL18(S)-xxxxxV
検出範囲(リフレクタを用いた場合 PL80A 0.06 ... 6.0 m
最大検出範囲(リフレクタを用いた場合 PL80A 0.03 ... 7.2 m
光点のスポット径/距離 175 mm / 7 m
供給電圧 U
v
DC 10 ... 30 V
2
出力電流 I
max.
100 mA
最大スイッチング周波数 1,000 / s
5
最大応答時間 <0.5 ms
6
保護等級 IP67, IP68, IP69K
11
保護クラス III
8
回路保護 A, B, D
10
周辺温度 (作動中) -25 °C ... + 55 °C
2
限界値:短絡保護の操作は最大 8 A;残留リップルは最大 5 V
ss
5
ライト/ダークの比率 1:1
6
負荷のある信号経過時間
8
定格電圧 DC 50 V
10
A = U
V
電源電圧逆接保護
B =
出入力 逆接保護
D = 出力の過電流保護および短絡保護
11
IP68: EN 60529
に準拠 (水深 10 m / 24 h)。
IP69K: Nach ISO 20653:2013-03.
技術仕様 80
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