Compellent Storage Center Fibre Channel Storage Arrays

Dell Compellent Storage Center Fibre Channel Storage Arrays 仕様

  • こんにちは!Dell PowerEdge サーバーとCompellent Storage Center ストレージアレイを使用したフェイルオーバークラスタに関するドキュメントを読みました。ケーブル接続からトラブルシューティング、オプション機能まで、様々な情報を網羅しています。このデバイスに関するご質問がありましたら、お気軽にお尋ねください!
  • ノードがストレージシステムにアクセスできない場合、どうすれば良いですか?
    クラスタにノードを追加できない場合、考えられる原因は何ですか?
    パブリックネットワークのクライアントがクラスタのアプリケーションやサービスにアクセスできない場合、どうすれば良いですか?
    Compellent Storage Center ストレージアレイのオプション機能は何ですか?
    RAIDレベルについて教えてください。
Microsoft Windows Server
フェイルオーバークラスタ
を使用した
Dell Compellent Storage
Center
ファイバチャネル
スレージアレイ
ハードウェアの設置&
トラブルシューティング
メモ、注意、警告
メモ:
コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意:
手順に従わないと、ハードウェアの損傷やデータの損失につながる可能
性があることを示しています。
警告:
物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示してい
ます。
___________________
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2011 7 Rev A00
目次 3
目次
1 はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
クラスタソリューション . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
クラスタのハードウェア要件 . . . . . . . . . . . . . . . 6
クラスタノード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
クラスタストレージ . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
その他の必要マニュアル . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
2 クラスタハードウェアのケーブル接続 . . . 11
マウス、キーボード、モニタのケーブル接続 . . . . . . 11
電源装置のケーブル接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
パブリックネットワークとプライベート
ネットワーク用クラスタのケーブル接続
. . . . . . . . 12
パブリックネットワークのケーブル接続 . . . . . 13
プライベートネットワークのケーブル接続 . . . . 13
NIC
のチーム化 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
ストレージシステムのケーブル配線. . . . . . . . . . . 15
3 システムのクラスタリングの準備 . . . . . . 25
クラスタ構成の概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
インストールの概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
ファイバチャネル HBA の取り付け . . . . . . . . . . . 27
ファイバファイバチャネル HBA ドライバの
インストール
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
ファイバチャネルスイッチファブリックの
ゾーニングの実施
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
4 目次
共有ストレージシステムの取り付けと設定
. . . . . . . 29
コントローラのセットアップ . . . . . . . . . . . . 30
サーバーの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
サーバークラスタの作成 . . . . . . . . . . . . . . 31
サーバークラスタ用のボリュームの作成. . . . . . 32
ストレージのオプション機能 . . . . . . . . . . . . 34
フェイルオーバークラスタのインストールと設定. . . . 35
4 トラブルシューティング. . . . . . . . . . . . . . 37
5 ゾーニング設定の記録
. . . . . . . . . . . . . . . 43
6 クラスタデータシート
. . . . . . . . . . . . . . . 45
はじめに 5
はじめに
Dell
フェイルオーバークラスタでは、特定のハードウェアとソフトウェアのコン
ポーネントを組み合わせて、クラスタで実行されるアプリケーションとサービス
の可用性を高めます。フェイルオーバークラスタは、システム内で単一障害点が
発生する可能性を低くするように設計されています(単一障害点とは、
1
箇所の
障害がシステム全体の障害となることで、これが発生すると、クラスタ内のアプ
リケーションやサービスが利用できなくなる可能性があります)。クラスタ内に
は、サーバーおよびストレージの電源装置、ノードおよびストレージアレイの間
の接続、クライアントシステムまたは他のシステムへの接続には多層式のエン
タープライズアプリケーションアーキテクチャなど、冗長コンポーネントを使用
することをお勧めします。
本書では、お使いの
Dell Compellent Storage Center
ファイバチャネルのスト
レージアレイを
1
つまたは複数のフェイルオーバークラスタを使用して設定する
方法について説明します。また、クラスタに共有ストレージを導入するために必
要な具体的な設定手順も説明されています。
Microsoft Windows Server 2008
オペレーティングシステムを使用した
クラスタの導入の詳細については、
support.dell.com/manuals
で、
Dell Failover Clusters with Microsoft Windows Server 2008 Installation
and Troubleshooting Guide
Microsoft Windows Server 2008
を使用し
Dell
フェイルオーバークラスタのインストール
&
トラブルシューティングガ
イド)を参照してください。
フェイルオーバークラスタ用として推奨される
OS
、ハードウェアコンポーネン
ト、およびドライバまたはファームウェアのバージョンのリストについては、
dell.com/ha
で、
Dell Cluster Configuration Support Matrices
Dell
クラスタ構成のサポートマトリックス)を参照してください。
クラスタソリューション
お使いのクラスタは、最小
2
ノードから最大
16
ノードを実装し、次の機能を提
供します。
•8 Gbps
および
4 Gbps
のファイバチャネルテクノロジ。
ネットワーククライアントに対するリソースの高可用性。
共有ストレージに対する冗長パス。
アプリケーションおよびサービスの障害復旧。
クラスタ全体をオフラインにせずにノードまたはストレージシステムの
修復、メンテナンス、アップグレードが可能な柔軟なメンテナンス機能。
6 はじめに
クラスタにファイバチャネルテクノロジを導入すると、次のようなメリットがあ
ります。
柔軟性
ファイバチャネルは、信号の劣化なしでスイッチ間が
10 km
までの距離を接続することができます。
可用性
ファイバチャネルのコンポーネントは冗長接続によって、クライ
アントに複数のデータパスとより高い可用性を提供します。
接続性
ファイバチャネルには
SCSI
Small Computer System
Interface
)よりも多くのデバイスを接続できます。ファイバチャネル
デバイスはホットプラグ対応なので、クラスタ全体をオフラインにせずに、
ノードでデバイスの取り外し、取り付けができます。
クラスタのハードウェア要件
使用するクラスタには次のハードウェアコンポーネントが必要です。
クラスタノード
クラスタストレージ
クラスタノード
クラスタノードのハードウェア要件を
1-1
に示します。
1-1. クラスタノードの要件
コンポーネント 最小要件
クラスタノード 少なくとも
2 台の同一の Dell PowerEdge システムが必要。
RAM
1 GB
以上のメモリ。
ホストバスアダプタ
HBA)ポート
サーバーに内蔵またはサポートされているデュアルポートファイバ
チャネル HBA が含まれている場合を除き、各ノードに 2 つの
ファイバチャネル
HBA ポート。
可能な場合は、各
HBA を別々の PCI バスに接続すると可用性と
パフォーマンスが向上します。
NIC
2
枚以上の NIC1 枚はパブリックネットワーク用で、もう 1 枚は
プライベートネットワーク用)
メモ:
パブリックネットワーク用の各 NIC は同一仕様のもの、
プライベートネットワーク用の各
NIC も同一仕様のものを使うこ
とをお勧めします。
はじめに 7
メモ:
サポートされているシステム、HBA、および OS の種類の詳細については、
dell.com/ha で、Dell Cluster Configuration Support MatricesDell クラスタ
構成のサポートマトリックス)を参照してください。
クラスタストレージ
サポートされるストレージシステムと、ストレージシステムに接続するクラスタ
ノードおよびスタンドアロンのシステム構成の要件を
1-2
に示します。
内蔵ディスク
コントローラ
各ノードについて、少なくとも 2 台の内蔵ハードディスクドライ
ブに
1 枚のコントローラが接続されていること。サポートされて
いる
RAID コントローラまたはディスクコントローラならどれで
も使用できます。
ミラーリング(
RAID 1)には 2 台のハードディスクドライブ、パ
リティ付きのディスクストライプ(
RAID 5)には 3 台以上のハー
ドディスクドライブが必要です。
メモ:
内蔵ドライブには、ハードウェアベースの RAID または
フトウェアベースのディスクフォールトトレランスの使用をお勧め
します。
1-2. クラスタストレージの要件
ハードウェア
コンポーネント
要件
サポートされる
ストレージシステム
クラスタ構成でシリーズ
30 またはシリーズ 40 のデュアルスト
レージセンターコントローラ付き
Compellent Storage Center
ディスク
エンクロージャ
11
のファイバチャネルループ。ループあたり最大
7
エンクロージャ。
10
SAS
チェーン。チェーンあたり最大
8
台のエンクロージャ
96
台のハードディスクドライブ。
11
SATA
ループ。ループあたり最大
5
台のエンクロージャ。
ハードディスク RAID 10 では少なくとも 3 台(データ用 2 台、スペア 1 台)
RAID 5 では少なくとも 6 台(データ用 5 台、スペア 1 台)
メモ:
RAID 6 および RAID 10 デュアルミラーもサポートされて
います。クラスタでは
RAID 0 を使用しないでください。
ファイバチャネル
フロントエンド
I/O カード
仮想ポートモードをサポートするためには、
N_Port ID 仮想化
NPIV)をサポートする必要があります。
1-1. クラスタノードの要件 (続き)
コンポーネント 最小要件
8 はじめに
メモ:
NPIV によって、複数のポート ID 1 つの物理ポートを共有することがで
きます。
メモ:
仮想ポートモードでは、Storage Center ですべてのポートにあるデータを
転送することによって利用可能なフロントエンドポートの数を増やすことができ
ます。物理ポートで障害が発生した場合、仮想ポートをフォールトドメイン内の別
の物理ポートに移動できます。仮想ポートモードはクラスタ環境で使用することを
お勧めします。
クラスタ内のストレージシステムは、
Compellent Storage Center
ソフトウェ
アを実行している
1
つのホストシステム(管理ステーションとも呼ばれます)
Compellent Storage Center
の設定に使用される中央ストレージ管理アプリ
ケーション)で集中管理されます。
Compellent Storage Center System Manager
は次の機能を実行します。
Storage Center
のボリューム、サーバー、ディスクおよびユーザーの作成
および管理を一元管理するインタフェースを提供する。
ハードウェアコンポーネントのステータスを表示する。
ローカルおよびリモートでのバックアップおよび復元を行う。
Phone Home
テクニカルサポートを提供する。
複数のユーザーに異なるレベルのアクセス権限を割り当てる。
ファイバチャネル
スイッチ
少なくとも 2 つの 8 Gbps ファイバチャネルスイッチ。スイッチ
は仮想ポートモードをサポートするために
NPIV をサポートする
必要があります。
複数のクラスタと
スタンドアロン
システム
ストレージシステムを共有できます。
29 ページの「共有ストレー
ジシステムの取り付けと設定」
を参照してください。
1-2. クラスタストレージの要件 (続き)
ハードウェア
コンポーネント
要件
はじめに 9
共有ストレージシステム向けのオプションのソフトウェアには次が含まれます。
Data Progression —
ストレージ層間のコストとパフォーマンスの差を活
用し、保存されたデータには低コストドライブを最大限に使用し、頻繁に
アクセスするデータ用に高性能ドライブを維持します。
Data Instant Replay —
リプレイは、
1
つ、または複数のボリュームの
ポイントインタイムコピーです。ボリュームの初回リプレイが行われると、
後続のリプレイは、以前のリプレイ以降に変更されたデータへのポインタを
保存します。これにより、定期的にボリュームのコピーを保存するために
必要なストレージ領域を最小化することができます。
Remote Instant Replay —
リモートの
Storage Center
にボリュームを
複製します。これには非同期および同期の
2
つのモードがあります。
その他の必要マニュアル
警告:
システムに同梱されている安全情報のマニュアルには、安全および認可機関
に関する重要な情報が記載されています。保証情報は、このマニュアルに含まれて
いる場合と、別の文書として付属する場合があります。
ラックソリューションに付属の『ラック取り付けガイド』では、システムを
ラックに取り付ける手順について説明しています。
『はじめに』では、最初にシステムをセットアップする場合の概要を説明し
ています。
Dell Failover Clusters with Microsoft Windows Server 2008
Installation and Troubleshooting Guide
Microsoft Windows
Server 2008
を使用した
Dell
フェイルオーバークラスタのインストール
&
トラブルシューティングガイド)では、
Windows Server 2008
を使用した
クラスタの導入について説明しています。
Storage Center System Manager Setup Guide
Storage Center
System Manager
セットアップガイド)では、新規
Storage Center
設定方法について説明しています。
Storage Center System Manager User Guide
Storage Center
System Manager
ユーザーガイド)では、
Storage Center System
Manager
を使ったストレージ管理の方法について説明しています。
Enterprise Manager User Guide
Enterprise Manager
ユーザーガ
イド)では、複数の
Storage Center
の管理方法について説明しています。
•HBA
のマニュアルでは、
HBA
の取り付け手順について説明しています。
システム管理ソフトウェアのマニュアルでは、システム管理ソフトウェアの
機能、動作要件、インストール、および基本操作について説明しています。
•OS
のマニュアルでは、
OS
ソフトウェアのインストール手順(必要な場合)
や設定方法、および使い方について説明しています。
10 はじめに
システムとは入されたコンポーネントのマニュアルでは、入された
オプション装置の取り付けや設定について説明しています。
Dell PowerVault
のテープライブラリのマニュアルでは、テープライブラ
リのインストール、トラブルシューティング、およびアップグレードについ
て説明しています。
サーバーまたはストレージシステムに付属のの他のマニュアル。
システムもしくはマニュアルの最新のアップデート情報、または専門知識
お持のユーザーもしくは技術者向けの、高技術上の参考資料記載
れたリリースノート、アップデート情報、または
readme
ファイルが含ま
れている場合があります。
メモ:
このアップデート情報には他の文書の内容を差し替える情報が含まれている
ことがあるので、必ず最初にお読みください。
クラスタハードウェアのケーブル接続 11
クラスタハードウェアのケーブル
接続
マウス、キーボード、モニタのケーブル接続
クラスタ構成をラックに取り付ける場合は、マウス、キーボード、モニタをノー
ドに接続するためのスイッチボックスを含める必要があります。ノードをス
イッチボックスに接続する方法については、ラックに付属のマニュアルを参照し
てください。
電源装置のケーブル接続
クラスタソリューションのコンポーネントのマニュアルを参照して、個々の電
源の要件がたされていることを確認します。
電源関連の障害からクラスタソリューションを保するために、次のガイドライン
うことをお勧めします。
複数の電源装置を使用したクラスタノードでは、電源装置を
AC
に接続する。
無停電電源装置(
UPS
)を使用する。
環境によっては、バックアップ用の発電機の設置やの変電設からの電
検討する。
2-1
は、
2
つの
Dell PowerEdge
システムと
1
つのデュアルコントローラ
Dell Compellent Storage Center
で構成されるクラスタソリューションの、
電源ケーブル配線の推奨方式を示します。冗長性を保するため、すてのコン
ポーネントのプライマリ電源装置は、
1
つまたは
2
つの回にまとめて接続し、
冗長電源はの電源供にまとめて接続するようにします。
12 クラスタハードウェアのケーブル接続
2-1. 2 台の電源装置を使用した PowerEdge システムの電源ケーブル配線の例
パブリックネットワークとプライベートネット
ワーク用クラスタのケーブル接続
クラスタノード内のネットワークアプタは、ノードに対してなくとも
2
のネットワーク接続を提供します。
2-1
を参照してください。
2-1. ネットワーク接続
ネットワーク接続 説明
パブリックネットワーク クライアント
LAN へのすべての接続。
プライベートネットワークのフェイルオーバー用に、少な
くとも
1 つのパブリックネットワークを混在モードに設定
する必要があります。
プライベートネットワーク クラスタノード間でクラスタの稼動状況の情報だけを共有
するための専用接続。
Compellent
Storage
Center -
コントローラ 1
Compellent
Storage
Center -
コントローラ 2
プライマリ電源装置を 1 つの
AC 電源タップ(または図外の
1
つの AC PDU)に接続
クラスタノード 1
クラスタノード 2
冗長電源装置を もう 1 つの
AC
電源タップ(または図外の
もう
1 つの AC PDU)に接続
クラスタハードウェアのケーブル接続 13
2-2
はネットワークアプタのケーブル接続のです。ノード内の
ネットワークアプタはプライベートネットワーク用に相互に接続され、りの
ネットワークアプタはパブリックネットワークに接続されています。
2-2. ネットワークのケーブル接続の例
パブリックネットワークのケーブル接続
TCP/IP
を実行しているシステムでサポートされているネットワークアプタなら
どれでも、パブリックネットワークセグメントに接続できます。追加のパブリッ
クネットワークセグメントをサポートするため、またはプライマリネットワーク
プタやスイッチポートの障に備えて冗長性を持たせるために、追加のネッ
トワークアプタを取り付けることができます。
プライベートネットワークのケーブル接続
ノードへのプライベートネットワーク接続は、ノードとに取り付けたネット
ワークアプタによって行います。このネットワークはクラスタ内の信に使用
します。
2-2
では、
3
種類の可能なプライベートネットワーク構成について説
明します。
クラスタノード 1
パブリックネットワーク
パブリック
ネットワーク
アダプタ
プライベートネットワーク
プライベート
ネットワーク
アダプタ
クラスタノード 2
14 クラスタハードウェアのケーブル接続
メモ:
本書でギガビットイーサネットという場合は、ギガビットイーサネット
または
10 ギガビットイーサネットを指します。
デュアルポートネットワークアダプタの使用
パブリックネットワークをプライベートネットワーク信のフェイルオーバー用
に使るように、クラスタを構成することもできます。デュアルポートネット
ワークアプタを使用する場合は、パブリックとプライベートの方のネット
ワークをサポートするように方のポートを同に設定しないでください。
NIC のチーム化
2
NIC
を組み合わせて
NIC
のチーム化を行うと、負荷分散やフォールト
トレランスが実されます。お使いのクラスタは、パブリックネットワークでの
NIC
のチーム化をサポートしています。
NIC
のチーム化は、プライベート
ネットワークではサポートされていませ
メモ:
1 つのチーム内では同じブランドの NIC を使用します。異なる複数の
ブランドを使用しないでください。
2-2. プライベートネットワークのハードウェアコンポーネントおよび接続
方式 ハードウェアコンポーネント 接続
ネットワーク
スイッチ
ギガビットまたは
10 ギガ
ビットイーサネットネット
ワークアダプタとスイッチ
ハードウェアに応じて、
CAT5e または
CAT6
ケーブル、ローカルコネクタ
LC)を備えたマルチモード光ケーブル、
または
2 芯同軸ケーブルを、ノード内の
ネットワークアダプタからスイッチの間
に接続します。
ポイントツー
ポイント
2 ノードクラ
スタのみ)
RJ-45 コネクタを備えた銅線
ギガビットまたは
10 ギガ
ビットイーサネットネット
ワークアダプタ
両方のノードのネットワークアダプタ
間に標準 CAT5e または CAT6 イーサ
ネットケーブルを接続します。
SFP+ コネクタを備えた銅線
10
ギガビットイーサネット
ネットワークアダプタ
両方のノードのネットワークアダプタ
間に 2 芯同軸ケーブルを接続します。
LC コネクタを備えたオプ
ティカルギガビットまたは
10
ギガビットイーサネット
ネットワークアダプタ
両方のノードのネットワークアダプタ
間にマルチモードの光ケーブルを接続し
ます。
クラスタハードウェアのケーブル接続 15
ストレージシステムのケーブル配線
では、
SAN
接続構成での、クラスタのストレージシステムへのケーブル配線
について説明します。
クラスタの Compellent Storage Center ストレージシステムへのケーブル配線
SAN
接続のクラスタは、
SAN
経由でストレージシステムに接続されるすての
クラスタノードで、冗長性のあるスイッチファブリックを使用するクラスタ構成
です。
SAN
接続のクラスタ構成は、柔軟性、拡張性、およびパフォーマンスにれてい
ます。
ファイバチャネルスイッチファブリックの詳細については、
28
ページのファイ
バチャネルスイッチファブリックのーニングの実施」を参照してください。
2
ノードの
SAN
接続クラスタの
2-3
に示します。
16
ノードの
SAN
接続クラスタの
2-4
に示します。
ノード数の異なるクラスタにも、同考え方でケーブルを配線できます。
メモ:
本項で取り上げている接続例は、クラスタノードとストレージシステムの間
の接続における冗長性を確保する検証済みの代表的な方法です。同種の冗長接続を
実現できる他の方法を用いても構いません。
2-3. 2 ノードの SAN 接続クラスタ
クラスタノード
クラスタノード
プライベートネットワーク
ファイバ
チャネル接続
ストレージシステム
ファイバ
チャネルスイッチ
ファイバ
チャネルスイッチ
パブリックネットワーク
ファイバ
チャネル接続
16 クラスタハードウェアのケーブル接続
2-4. 16 ノードの SAN 接続クラスタ
パブリックネットワーク
ストレージシステム
クラスタノード(
2 16
ファイバチャネル
スイッチ
ファイバチャネル
スイッチ
プライベート
ネットワーク
クラスタハードウェアのケーブル接続 17
Compellent Storage Center バックエンドのケーブル配線
Compellent Storage Center
バックエンドのケーブル配線方法の詳細について
は、
Compellent Storage Center
のマニュアルを参照してください。次にバッ
クエンドケーブルの接続方法の
2
つのを示します。
2-5. 1 つの SAS チェーンを使ったバックエンドケーブル配線
Storage Center
コントローラ 2
I/O
カード
Storage Center
コントローラ 1
Storage Center SAS ストレージエンクロージャ
18 クラスタハードウェアのケーブル接続
2-6. 複数の SAS チェーンを使ったバックエンドケーブル配線
クラスタノードと Compellent Storage Center フロントエンドのケーブル配線
クラスタノードは、冗長スイッチファブリックと、デュプレックスマルチモード
LC
コネクタが付いたファイバケーブルを使用して、ストレージシステムに接続
します。
スイッチ、クラスタノードの
HBA
ポート、およびストレージシステムのスト
レージコントローラポートは、ニ
LC
マルチモードコネクタを使用します。
これらのコネクタは、インデックスタブ付きの
2
ファイバコネクタ
で構成されており、ファイバチャネルスイッチの
SFP
small form-factor
pluggable
)モジュールコネクタと、クラスタノードおよびストレージシステム
のコネクタに、しい向きで接続する必要があります。
Storage Center
コントローラ 2
Storage Center
コントローラ 1
I/O
カード
Storage Center SAS ストレージエンクロージャ
クラスタハードウェアのケーブル接続 19
HBA
ポートは、ファイバチャネルスイッチのポートにケーブル接続します。
スイッチの出力ポートから
Compellent
ストレージシステムのストレージ
コントローラへは、
1
本または複数のケーブルで接続します。
1
クラスタノード
1
SAN
に接続します。
a
HBA
ポート
0
からファイバチャネルスイッチ
0
sw0
)へケーブルを
接続します。
b
HBA
ポート
1
からファイバチャネルスイッチ
1
sw1
)へケーブルを
接続します。
2
追加するクラスタノードに対して、手順
1
します。
3
ストレージシステムを
SAN
に接続します。
a
ファイバチャネルスイッチ
0
sw0
)から
Storage Center
Controller 1
1
番目のフロントエンドファイバチャネルポートへ
ケーブルを接続します。
b
ファイバチャネルスイッチ
0
sw0
)から
Storage Center
Controller 2
1
番目のフロントエンドファイバチャネルポートへ
ケーブルを接続します。
c
ファイバチャネルスイッチ
1
sw1
)から
Storage Center
Controller 1
2
番目のフロントエンドファイバチャネルポートへ
ケーブルを接続します。
d
ファイバチャネルスイッチ
1
sw1
)から
Storage Center
Controller 2
2
番目のフロントエンドファイバチャネルポートへ
ケーブルを接続します。
ポートフェイルオーバーをサポートしてやすために、ケーブルを
追加します。
e
ファイバチャネルスイッチ
0
sw0
)から
Storage Center
Controller 1
3
番目のフロントエンドファイバチャネルポートへ
ケーブルを接続します。
f
ファイバチャネルスイッチ
0
sw0
)から
Storage Center
Controller 2
3
番目のフロントエンドファイバチャネルポートへ
ケーブルを接続します。
g
ファイバチャネルスイッチ
1
sw1
)から
Storage Center
Controller 1
4
番目のフロントエンドファイバチャネルポートへ
ケーブルを接続します。
h
ファイバチャネルスイッチ
1
sw1
)から
Storage Center
Controller 2
4
番目のフロントエンドファイバチャネルポートへ
ケーブルを接続します。
20 クラスタハードウェアのケーブル接続
2-7. SAN 接続クラスタから Compellent ストレージシステムへのケーブル配線
メモ:
ストレージプロセッサに利用可能なフロントエンドファイバチャネルポート
がある場合は、ファイバチャネルスイッチとストレージシステムの間に追加のケー
ブルを接続することができます。
複数の SAN 接続クラスタから Compellent ストレージシステムへのケーブル配線
ストレージシステムに複数のクラスタをケーブル配線するには、適切なファイバ
チャネルスイッチにクラスタノードを接続してから、適切なストレージコント
ローラにファイバチャネルスイッチを接続します。
複数の SAN 接続クラスタから Compellent ストレージシステムへのケーブル配線
1
最初のクラスタで、クラスタノード
1
SAN
に接続します。
a
HBA
ポート
0
からファイバチャネルスイッチ
0
sw0
)へケーブルを
接続します。
b
HBA
ポート
1
からファイバチャネルスイッチ
1
sw1
)へケーブルを
接続します。
2
最初のクラスタで、追加クラスタノードで
手順
1
します。
Storage Center
コントローラ 2
Storage Center
コントローラ 1
クラスタノード 1
クラスタノード 2
ファイバ
チャネル
スイッチ
1
sw1
ドメイン 1
ドメイン 1
ドメイン 2
ドメイン 2
ファイバ
チャネル
スイッチ
0
sw0
ドメイン 1
ドメイン 1
ドメイン 2
ドメイン 2
/