Can-Am PYRA HELMET ユーザーガイド

  • BRP PYRA ヘルメットのユーザーガイドの内容を確認しました。ヘルメットの装着方法、お手入れ方法、安全に関する情報などについてご質問があれば、お気軽にお尋ねください。例えば、ヘルメットのサイズ選び、チンストラップの調整方法、インナーライナーの手洗い方法など、ガイドに記載されている内容について詳しく説明できます。
  • ヘルメットのサイズはどのように確認しますか?
    チンストラップの調整方法は?
    インナーライナーのお手入れ方法は?
    ヘルメットに損傷があった場合はどうすれば?
    ヘルメットの保管方法は?
PYRA
ヘルメット
ユーザーガイド
1
ユーザーガイド
PYRA
日本語版
_
2
PYRA ヘルメット
ご購入いただきありがとうございます
このたびは、当社が新しく設計した Pyra ヘルメットをお選びいただ
き、ありがとうございます。この MX スタイルヘルメットは、着用者
の安全を守るのみならず、その外観が山やトレイル、クロストラック
に似合うように設計されています。当社の新しいエネルギー低減技術
を軽量化技術と組み合わせることで、このヘルメットは、これまでで
最も安全で汎用性に優れるヘルメットになりました。
このヘルメットには厳しい試験が行われ、最新DOT ECE の認証
試験にも合格していることを知れば、Pyra ヘルメットを着用するとき
にご安心いただけるはずです。空気の流れが多い Pyra ヘルメットに
は、取り外し式のウィンドディフレクターがあるため、優れた 4シー
ズンヘルメットとしてお使いいただけます。
特に長い旅において安全性と高いレベルの性能を発揮するように設計
された、高品質のヘルメットを所有していることを理解したあなたは、
安心感を得ると同時に、大きな喜びを感じることができるでしょう。
時間を取ってこの説明書をよく読み、スノーモービルやモーターサイ
クルを運転する際にヘルメットの保護機能が正しく発揮されるように
してください。説明書に記載の安全に関する事項を見逃さないように
するために、それらの事項については、表示されている順に読むよう
お勧めします。
警告
このヘルメットは、米国連邦自動車安全基準
218
DOT FMVSS
218)もしくは国際連合欧州経済委員会の欧州規制 22ECE R22.06
または両方に適合しています。このヘルメットは、13 才未満の未成年
用に設計されたものではありません。
安全なライディングをお楽しみください。
3
目次
A.
全般
............................................................................. 4
1.安全情報 4
B.
ヘルメット
................................................................... 5
1.ヘルメットの各部名称 5
2.ヘルメットのサイズ 5
3.ウィンドディフレクター 5
ウィンドディフレクターの取り外し 5
4.チンストラップの取り付け 6
チンストラップの調整 6
5.インナーライナー 6
チークパッドの取り付け 7
ヘッドライナーの取り付け 8
ピークピボットの取り付け 8
C.
着用と使用
................................................................... 9
1.ヘルメットの着用方法 9
2.適切な着用 9
1.頭囲の測定 9
2.ヘルメットの試 9
3.適切な着用の確 9
4.視界の確認 10
5.ヘルメットのフィット感のテスト 10
6.チンストラップの締め付け 10
7.チンストラップのフィット感のテスト 10
3.ヘルメットの脱ぎ方 10
4.正しい使用 11
5.ヘルメットの正しい取り扱い 11
D.
走行前に
.................................................................... 12
1.ヘルメットの点検 12
E.
その他の重要情報
...................................................... 13
1.改造/アクセサリー 13
2.凍傷 13
F.
お手入れとメンテナンス
........................................... 14
1.シェルの清掃 14
2.内部の清掃 14
3.ヘルメットの点検 14
4.ヘルメットの保管 14
G.
トラブルシューティングガイド
................................ 15
H.
アクセサリーと交換用部
....................................... 15
1.交換用部品 15
I. BRP
のサービス
.......................................................... 16
1.修理サービス 16
2.限定保証 16
J.
お問い合わせ先
.......................................................... 16
4
A.
全般
1.
安全情報
このヘルメットのサポートは、BRP の保証サービス、お客様が必要と
される部品、サービス、アクセサリーを取りそろえている認定ディー
ラー/ディストリビューター・ネットワークが行っています。部品を
交換する際は、保証を維持するためBRP の純正部品をお使いいた
だく必要があります。BRP 認定ディーラーにお問い合わせください。
新しいヘルメットとそのさまざまな機能について理解するために、こ
のユーザーガイドをご活用ください。必ずこのガイドを読み、内容を
理解し、今後の参考のために保管してください。このガイドに記載さ
れている情報や部品の説明は、発行時において正確なものです。本書
で使われているイラストは、種々のアッセンブリの一般的な構造を示
しており、部品の正確な形状や詳細が再現されていない場合もありま
すが、同等または類似の機能を持つ部品が示されています
このガイドでは、潜在的な負傷の危険を示すシグナルワードとともに、
下記の安全注意記号 が使用されています。
警告
危険な状況を示しています。指示に従わなかった場合、死亡事故が発
生したり重傷を負ったりする恐れがあります。
注意
人のけが以外の事項に関する対処方法などを示しています
このガイドを読むだけでは危険を排除することができません。ユー
ーは、説明を理解してそれに従う必要があります。製品の品質向上
と技術革新の絶えざる努力のため、BRP は何らの義務を負うことなく、
製品の仕様、設計、機能、装置などをいつでも変更し、あるいは製造
を終了する権利を留保します。このガイドのいずれかの部分を他の言
語に翻訳する場合、翻訳の内容が正確であることを確認する必要があ
ります。
警告
原動機付き車両の運転はきわめて危険です。このヘルメットは、頭部に
限定した保護機能を発揮します。このヘルメットは、米国連邦自動車安
全基準 218DOT FMVSS 218)もしくは国際連合欧州経済委員会の欧州
規制 22ECE R22.06)または両方に適合しています。
しかし、考えられるすべての衝撃から着用者を保護することはできま
ん。このヘルメットの保護能力を超える衝撃が加わることもあり、その場
合は、頭部、脳、脊椎などの器官が麻痺などの重傷を負ったり、死に至っ
たりする場合があります。最大限の保護機能が発揮されるように、ヘルメ
ットは頭にしっかり着用し、チンストラップはしっかり締めてください。
ヘルメットにメインバイザーが装備されている場合は、メインバイザー
を完全に閉じる必要があります。ヘルメットに別の部品(ウィンドバイ
ザー、ブレスディフレクター、ブリージングマスク、マンディブルな
ど)が付属している場合は、正しい位置に取り付けて、吐く息がメイン
バイザーに直接かからないようにしてください。
目出し帽、ネックチューブ、フェイスマスク、およびそれらの組み合わ
せなど、凍傷を防止する保護具を必ず着用してください。
ルメットの使用前に、説明書の点検手順に従って点検を行ってくだ
い。摩耗または損傷している部品は交換してください。ヘルメットを
改造したり、メーカーが推奨していな物を取り付けたりしないでくだ
い。ヘルメットは、シェルの一部が破壊されることで衝撃を吸収する
ように設計されており、このような破壊は目視できるものではありま
ん。衝撃がライナーに及んだ場合(目視でわからない場合がありま
す)は、ヘルメットを処分して交換してください。ヘルメットが激しく
飛ばされた場合は、損傷していないように見えても、ヘルメットを処分
して交換してください。
石油製品、洗浄剤、塗料、接着剤などにより、損傷が目視できないま
ま、ヘルメットのシェル、ライナー、およびその他の部品が損傷したり
機能が発揮されなくなったりする場合があります。ヘルメットを洗う際
は、ぬるい中性の石けん水のみを使用してください。
このヘルメットに関するすべての警告および説明に従ってください。交換に
関する説明については、BRP にお問い合わせください。すべての警告および
説明に従わない場合、重傷や死亡事故を招く恐れがあります。
5
B.
ヘルメット
1.
ヘルメットの各部名称
2.
ヘルメットのサイズ
ヘルメット
サイズ
XS S M L XL 2XL 3XL
シェルサイズ
S L
頭のサ
イズ
mm 5354 5556 5758 5960 6162 6364 6566
20 7/8 -
21 1/4
21 5/8 -
22
22 3/8 -
22 3/4
23 1/8 -
23 5/8
24 -
24 3/8
24 3/4 -
25 1/8
25 1/2 -
25 7/8
3.
ウィンドディフレクター
ウィンドディフレクターは、空気の侵入や、走行中に空気がヘルメッ
トに流入することで発生する風の不快な効果を抑えますまた、この
機能は走行時のノイズ(風切り音、エンジンノイズ、ロードノイズな
ど)を抑えることもできます。また、ウィンドディフレクターは、石、
雪、砂、氷などの異物の侵入も防止します。
ヘルメットの最適な性能を実現するために、BRP PYRA 目出し帽と
ともにご使用ください。
ウィンドディフレクターの取り外し
1. 図のように、ウィンドディフレクタ
ーの側面を押して底部を取り外します。
2. 図のように、ウィンドディフレク
ターを押して上部を取り外します。
注意: 損傷を防止するため、ウィンドディ
フレクターを引っ張らないでください。
6
B.
ヘルメット
ウィンドディフレクターの取り付け
1. 図のように、ウィンドディフレク
ターの 4つの突起部を、ヘルメット
のあごの部分にある所定のハウジン
グに挿入します
4.
チンストラップの取り付
PYRA ヘルメットの保持システムには、ダブル Dリングが付属しています。
このロックシステムは使いやすく、ヘルメット着用時にチンストラップを
調整して、ヘルメットを頭にぴったりとフィットさせることができます。
チンストラップの調整
チンストラップを両リングのアイレットに通します1)。
チンストラップを折り戻し、ナイロンのプルタブが付いた高い方のリ
ングに通します2)。
快適かつ安全な状態になるまで、ストラップをしっかり締めます(3)。
ボタンを留め、余ったストラップを処理します(4)
警告
ストラップを調整する際、チンストラップを締めた状態でヘルメット
が前方へ脱げないことを確認して下さい。
警告
チンストラップが正しく締められていない状態や、調整されず正しい
位置にない状態では、絶対に運転しないでください。チンストラップ
が正しく調整されていない、または締め付けられていない場合は、事
故が発生したときにヘルメットが脱げる可能性があります
警告
チンストラップのコンフォートパッドのみを締めるだけでは、十分な
保護になりません。チンストラップは必ずしっかり締めてください。
警告
走行中はチンストラップを絶対に外さないでください。
5.
インナーライナ
PYRA ヘルメットの交換式インナーライナーは洗濯することができ、
優れたフィット感とヘルメットの通気性向上の両方をもたらします。
密度が 2倍のチークパッドは固有の 3元形状を有しており、ヘルメ
ットが頬の周りに心地よくフィットするようになっています。また、
ヘッドライナーが頭の周りの最適なフィット感を実現します。
内側に取り付いている部材はすべて、皮膚に優しい素材で作られてい
ます。チークパッドとヘッドライナーに使用されている素材には、抗
微生物処理が施された素材が組み込まれています。
ライニングを取り外すときは、チークパッドを最初に取り外してから、
ヘッドバンドパッドを取り外す必要があります。ライニングを取り付
けるときは、ヘッドライナーパッドを挿入してからチークパッドを取
り付けなければならないことを覚えておいてください。
パッドサイズ
ヘルメットサイ
XS S M L XL 2XL 3XL
チークパッド厚
40
mm
35
mm
35
mm
30
mm
35
mm
30
mm
20
mm
ヘッドライ
ナー厚さ
上部
8
mm
8
mm
8
mm
8
mm
8
mm
8
mm
8
mm
頭頂部
10
mm
8
mm
14
mm
12
mm
14
mm
12
mm
10
mm
7
B.
ヘルメット
チークパッドの取り外し
1. 3 のスナップ固定部を解除して、
パッドの最初の部分を取り外します。
2. チンストラップをスライドさせて、
チークパッドを完全に取り外します。
3. もう一方の側に対して同じ手順を
行います。
チークパッドの取り付け
1. チークパッドを取り付ける前に、
右側と左側を特定します。
2. 3つのスナップ固定部を所定位置に
固定します。ストラップが、チー
パッドのノッチ内の所定位置にあ
ことを確認します。
3. もう一方の側に対して同じ手順を
行います。
ヘッドライナーの取り外し
1. ヘッドライナーは、(ヘルメット後
部にある)2のスナップ固定部でイ
ンナーシェルに取り付けられています。
2. 前部には、2つのスナップ固定部が
あります。これらは、慎重に引き出
すことで取り外すことができます。
前部については、プラスチックスト
リップの片側から引き始めてくださ
い。
3. 次に、ヘッドライナーの上部を引き、
VelcroTM(マジックテープ)を外します。
8
B.
ヘルメット
ヘッドライナーの取り付け
1. ヘッドライナーの 2のスナップ固
定部を固定し、VelcroTM(マジックテ
ープ)の上部を所定位置に固定します。
2. 次に、ヘルメット内にヘッドライ
ナーを配置します。
3. そして、首の部分2つのスナッ
プ固定部を固定します。
警告
インナーライナーの一部が外れた状態
では、絶対に運転しないでください。
インナーライナーとインナーシェルの損傷を防止するため、ヘルメッ
トをミラーやハンドルバーグリップに掛けないでください
ピークピボットの取り外し
1. 図のように、ピークの側面で垂直
方向に引きます
2. ピークピボットを取り外すには、2
つの穴の大きい方にドライバーを差
し込み、慎重にこじり出します。
3. もう一方の側に対して同じ手順を
行います。
ピークピボットの取り付け
1. 図に示すように、ピークピボット
を、ヘルメットにある所定のハウジ
ングに挿入します。
2. 図に示すように、ピークをピーク
ピボットに押して取り付けます。
注意: ピークのプロントピンが、ピー
クピボットの開口部にそろっている
か確認してください。
3. もう一方の側に対して同じ手順を
行います。
4. ピークメカニズムが正常に機能し
ていることを確認します。
注意
ヘルメットの表面仕上げを損傷しな
いように注意してください
9
C.
着用と使用
1.
ヘルメットの着用方法
1. チンストラップとチンストラップコンフォートパッドを解除します。
2. ンストラップの下端を分離します。
3. れでヘルメットを簡単に着用できるようになりました。
4. ンストラップを接続して締め付けます。
5. チンストラップがあごの下を通過しており、ぴったりとフィット
ていることを確認します。
2.
適切な着用
警告
使用済みのヘルメットを購入したり、他の人のヘルメットを借りたり
しないでください。ヘルメット内の保護フォームは、時間とともに使
用者の頭の形状になじむものです。使用済みのヘルメットや他の人の
ヘルメットは、新品のヘルメットと同等の保護機能を発揮しない場合
があります。
警告
適切でないサイズのヘルメットを着用すると、事故の際に重傷を負っ
たり死亡したりするリスクが高まります。頭に対して大きすぎるヘル
メットは、事故の際に脱げたり飛ばされたりする可能性があります。
頭に適したサイズのヘルメットを選択するには、次の手順に従います。
1.
頭囲の測定
他の人に手伝ってもらって自分の頭囲を測定し、その値に近いヘルメ
ットをお選びください。先述のヘルメットのサイズ表を参照してくだ
さい。
頭に(つまり額の中心から耳の上、そして後頭部のふくらみへと)
き尺を当てて測定します。
注意: 巻き尺は、緩まないようにかつ締め付けないようにしてくださ
い。測定値が 2つのサイズの中間であれば、大きい方のサイズを注文
してください。
2.
ヘルメットの試着
両方のチンストラップをつかみ、頭に対してヘルメットをしっかり引
き、頭の一番上がヘルメット内の一番上の部分に接触していることを
確認します。使用するすべての保護機能(目出し帽、ネックチューブ、
フェイスマスクなど)をヘルメットで試してみます。
3.
適切な着用の確認
ヘルメットが適切なサイズであるか確認するため、次のことを点検します。
ヘルメットのインナーライナーが頭の周りにぴったりフィットしている。
一番上のパッドが頭をしっかり押さえている。
チークパッドが頬に接している。
インナーライナーの下の額の周りに空間がない。これは、指を差し込
んで確認してください。ヘルメットがぴったりとフィットしていない
場合は、小さめのサイズを試してください。
理想的な調整状態になるまで、この手順を数回繰り返さなければなら
ない場合があります。
10
C.
着用と使用
4.
視界の確認
ヘルメットによっては、左右上下を見るときに障害物があったり、
界が妨げられたりする場合があります
警告
車両を安全に運転するために、十分に見えることを必ず確認し
てください。
5.
ヘルメットのフィット感のテスト
手をヘルメットの両側に当てます。頭をできるだけ動かさない状態で、ヘ
ルメットを左右そして上下に回そうとしてください。ヘルメットを動かそ
うとすると、頭や顔の皮膚でヘルメットが動いているのを感じるはずです。
そのように感じない、またはヘルメットのパッドが頭の上でスライド
しているのを感じる場合は、ヘルメットが大きすぎます。ヘルメット
がきついまたは痛みを感じる場合は、ヘルメットが小さすぎます。
6.
チンストラップの締め付け
あごの下で、ストラップの緩みがなくなるまでストラップを締め付け
ます。ストラップがあごにしっかり当たっていなければなりません。
7.
チンストラップのフィット感のテスト
両手をヘルメットの後部に当て、ヘルメットを前方へ回し、押し外
そうとしてみてください。
両手をヘルメットの前部、額の上辺り(またはチンガード)に当て、
押してみてください。
ヘルメットが脱げるようであれば、別のサイズまたはモデルのヘル
メットをお試しください。
ヘルメットが頭にぴったりかつしっかりとフィットするまで、手順
1 6を繰り返します。
3.
ヘルメットの脱ぎ方
1. ンストラップを解除します。
2. ンストラップの下端を持って引き離すと簡単に外れます。
3. れで、ヘルメットが頭から簡単に脱げる状態になりました。
ヘルメットを置く場所の物が傷付かないようにするため、ヘルメット
を脱いだ後はチンストラップを締めておくことをお勧めします。
11
C.
着用と使用
4.
正しい使用
警告
重傷や死亡事故の危険を減らすために、およびヘルメットへの損傷を
防止するために
周りがはっきり見えないバイザーを付けた状態では絶対に運転しな
いでください
(傷、劣化、曇りは視界を低下させます)。変色したバイザーは、
間走行時には安全でない場合があります。
運転しながらアクセサリーを調整しないでください
停止している
ときにのみ、ヘルメットを調整してください。
必ず保護めがねを着用してください
バイザー付きのヘルメットを
使用していない場合は、運転時に必ず保護めがねを着用してくださ
い。バイザーは、運転の際に必ず所定位置に固定してください。内部
のサンバイザーは、フェイスシールドと見なされません。
暗い状況や運転時の視界が良好でないときは、絶対に暗い色または
色付きのメインバイザーを着用しないでください。
不安全のみなら
ず、ほとんどの地域で違法になります。傷付いたサンバイザーを使用
しないでください。また、結露で曇ったメインバイザーを使って運転
しないでください。
常に音に警戒してください
ルメットによって音が聞こえにくく
なる場合があります。ヘルメットは、聴覚保護装置ではありません。
凍傷を防止するための適切な保護具を着用してください
寒冷時
ヘルメットを使用すると、凍傷が発生する場合があります。保護具に
は、目出し帽、ネックチューブ、フェイスマスクなどがあり、それら
を組み合わせての使用も可能です。
5.
ヘルメットの正しい取り扱い
警告
重傷や死亡事故の危険を減らすために、およびヘルメットへの損傷を
防止するために
簡単に転がったり、落下したり、地面にぶつかったりする場所に
は、絶対にヘルメットを置かないでください
ヘルメットは、どの
方向にも落下することがない地面に置くとよいでしょう。
絶対にヘルメットを落下させないでください
ヘルメットを落下さ
せると、シェルに亀裂が入ったり、保護フォームが損傷したりする場
合があります。損傷は目視できない場合があります。ヘルメットは
1 回の衝撃のみに耐えるよう設計されています。
ヘルメットまたはその周りで絶対に虫よけ剤を使用しないでくださ
虫よけ剤は、ヘルメットのバイザー、シェル、保護フォームなど
の部品を損傷させることがあります。
ヘルメットをガソリンやガソリン臭気にさらさないでください
ソリンは、ヘルメットのバイザー、シェル、保護フォームなどの部品
を損傷させることがあります。その他の物質も、ヘルメットを損傷さ
せるおそれがあります。お手入れのセクションを参照してください。
ヘルメットは、必ずヘルメットバッグの中で保管してください
使
用していないときの、偶発的な表面の損傷を防止します。
12
D.
走行前に
1.
ヘルメットの点
ヘルメットに損傷がないか、定期的に点検してください。表面の小さ
な傷によってヘルメットの保護機能が損なわれることはありません。
警告
深刻な損傷(亀裂、へこみ、剥がれ、塗料の割れなど)の場合、その
ヘルメットは使用すべきではありません。
警告
チンストラップを締めていないまたは正しく調整していない状態で運
転しないでください。チンストラップは正しく締める必要があり、引
っ張ったときに緩んではなりません。
引っ張ったときにチンストラップが緩む場合は、ファスナーが正しく
締められていません。
13
E.
その他の重要情報
1.
改造
/
アクセサリー
警告
元の部品(特にアウターシェル、インナーシェル、および拘束システ
ムの部品)は、変更したり取り外したりしないでください
承認されていないアクセサリーの取り付け、またはヘルメットの改造
は、保護効果を低下させることがあるため、承認が無効となり、すべ
ての保証や保険請求も無効になります。
BRP がヘルメット用に明示的に承認している元の部品、交換用部
品、およびアクセサリーのみを使用してください。
ヘルメットの改造は保護能力を低下させ、事故の際に重傷を負ったり
死亡したりするリスクが高まります。
改造には次のものが挙げられます。
ドリルで穴を開ける
シェル、ストラップ、または衝撃吸収ライナーの切断
衝撃吸収ライナーの圧縮
チンカップの追加など、拘束システムの改造
部品の取り外し
塗装
接着剤の使用
未承認のアクセサリーの取り付け
2.
凍傷
警告
凍傷とは
凍傷は、皮膚または皮膚の下の身体組織が凍ることであると定義され
ます。これは、軽度の寒冷下に長時間さらされたり、極度の寒冷下に
短時間さらされたりすることで生じる低温熱傷です。
凍傷を引き起こすものとは?
凍傷の発生に寄与する要因には、以下に示すようなさまざまなものが
あります。
人が低温にさらされている時間の長さ
外部の温度
風の力(体感温度)
空気中の湿度
衣服の濡れ
以前の凍傷
凍傷の防止方法
非常に寒い天候の際は、長時間の外出を控える
目出し帽、ネックチューブ、フェイスマスク、およびそれらの組み
合わせなど、頭に着用するものを追加する。
衣服が濡れたら直ちに着替える。
凍傷の兆候がないか頻繁に確認する(赤いまたは血色の悪い皮膚、
チクチクする痛み、無感覚)。
寒冷下での外出時は、カフェイン、タバゴ、アルコールを控え
(これらのものは、皮膚の低温熱傷を助長する傾向がある)。
出典:
米国立衛生研究所ホームページ:
https://medlineplus.gov/frostbite.html
https://medlineplus.gov/ency/patientinstructions/000866.htm
14
F.
お手入れとメンテナンス
警告
ヘルメットのシェル、ライナー、またはバイザーを清掃するときは、
絶対に石油系の薬品、溶剤、ガソリン、洗浄剤、または接着剤を使
用しないでください。
これらの製品を使用すると、ヘルメットのシ
ル、ライナー、およびバイザーに深刻な損傷が生じ、ヘルメットの全
安全機能が保証されなくなります。
1.
シェルの清掃
ヘルメットのシェルを清掃するときは、ぬるい中性の石けん水か、清
掃用の市販の中性石けんのみを使用してください。
通常は、水と石けんの使用で十分です。その他の洗浄剤を使用するとき
は、それらによって清掃された面が損傷しないことを確認してください。
2.
内部の清掃
PYRA ヘルメットのインナーライナーは、完全に取り外すことができ
ます。
ヘッドパッドとチークパッドは、中性の石けん水(一般的な中性洗浄
剤をよく薄めたもの)を使用して、30 °C 下の温度で手洗いするこ
とができます。
手洗いをお勧めしますが、洗濯機で洗うこともできます。洗濯機のア
ジテーターによって、ライナー部分を覆っている汗を逃がさない素材
が傷まないように、「穏やかな」洗濯サイクルをお選びください。ラ
イナーは、常温でよく換気された場所で乾燥させてください。
警告
ライナー部品を乾燥機にかけないでください。過剰な熱により、フォ
ームやカバーが損傷することがあります。
3.
ヘルメットの点
ヘルメットの損傷がないか点検します。ヘルメットが損傷したり割れ
たりしている場合は、直ちに使用を中止して交換してください。
部品の摩耗や損傷がないか点検します。プラスチック部品は、時間と
ともに劣化することがあります。摩耗または損傷した部品があれば、
交換するか、新しいヘルメットを購入してください。部品の交換につ
いては、「交換用部品」のセクションを参照してください
警告
重傷や死亡事故の危険を減らすために、走行前に必ずヘルメットを点
検してください
使用およびお手入れの状況によっては、購入してから 35年後にヘ
ルメットを交換する必要があります。原理上、アウターシェルの耐用
年数は長いものですが、他の部品の材料疲労や摩耗の発生、さらには、
ヘルメットの全体的な取り扱いやヘルメットが使用されていた未知の
条件を考慮すると、ご自身の安全のために、この使用期間後にはヘル
メットを交換するようお勧めします。
過剰な熱(排気熱)は、ヘルメットの外観、ヘルメットのインナーシ
ェル、および内部のライナーを損傷させることがあります
4.
ヘルメットの保管
ヘルメットは涼しい乾燥した場所に保管してください。
ヘルメットはペットなどの動物から離しておいてください。
ヘルメットを 50 ºC
122 ºF)を超える熱から遠ざけてください。高温表面の近くには置
かないでください。
ヘルメットバッグの中でヘルメットを保管してください。
警告
不適切に保管されたヘルメットは、損傷する可能性があります。
15
G.
トラブルシューティングガイド
問題
対処法
ピーク
1. ピークが所定位置で保持されない
- ピークのインサートが破損していないか確
認してください
必要に応じて交換します。
H.
アクセサリーと交換用部品
安全上の理由から、認証を受けたヘルメットへの承認されていないア
クセサリーの取り付け
または
ヘルメットの改造は禁止されています。
利用できるアクセサリーとスペアパーツの概要をインターネット上で
確認できます(www.brp.com)。
警告
安全上の理由から、特定のヘルメットの場合は、いずれのアクセサリ
ーも BRP が承認したものでなければなりません。
警告
BRP が提供する交換用部品以外の交換部品を使用すると、重傷を負
ったり死亡したりするリスクが高まり、認証が無効になります。この
ヘルメットで機能するように特別に設計された部品のみを使用してく
ださい。BRP では、いずれの交換部品も BRP ディーラーに取り付け
を依頼するよう推奨しています。
警告
ヘルメットを絶対に改造しないでください ヘルメットの改造は保護
能力を低下させ、事故の際に重傷を負ったり死亡したりするリスクが
高まります。
1.
交換用部品
BRP の純正部品は、BRP 認定ディーラーでお求めいただけます。最
寄りの BRP ディーラーを探すには、BRP のウェブサイトのディーラ
ー検索機能をご使用ください:www.brp.com
PYRA ヘルメット#929041 用ピーク
PYRA ヘッドライナー
PYRA チークパッド
PYRA サイドウィンドディフレクター
Can-Am PYRA ピーク
Can-Am PYRA Dune ピーク
PYRA ピークピボット
注意
: ご利用いただける交換用部品の詳細については、当社のウェブ
サイト(http://store.ski-doo.com/)でご確認ください。
16
I. BRP
のサービス
1.
修理サービス
PYRA ヘルメットは、最新の開発および生産手法を用いて設計および
製造された、高品質の BRP 製品です。ヘルメットの修理が必要な場
合は、最寄りの BRP 認定ディーラーまたはディストリビューターに
ご相談ください
ご依頼を受け付けた後、BRP は内容を検討するため、分析が完了する
まではご依頼内容の完了が遅れる場合があります。
元の不具合について明確に説明した場合であっても、修理中に BRP
がさらなる不具合を発見した場合は、ヘルメットの正常な機能の回復
に必要であればBRP は個別の注文なしでその不具合を修理する場合
があります。
2.
限定保証
BRP 認定ディーラーでヘルメットをご購入いただいた場合、ご購入い
ただいた製品には、製造上の欠陥に関する限定保証が付きます。
限定保証期間は、購入日から 4年間です。保証請求を行う場合は、
BRP 認定ディーラーにご相談ください。その際、請求内容に関する詳
しい説明とレシートのコピーをご提示いただくようお願いいたします。
最寄りのBRP認定ディーラー/ディストリビューターについて、またBRP製品の詳細については、当社の
ウェブサイト(www.brp.com)をご覧ください。
® ™よびBRPロゴはBombardier Recreational Products Inc.またはその関連会社の商標です。
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J.
お問い合わせ先
北米
565 de la Montagne Street
Valcourt (Québec) J0E 2L0
カナダ
Sturtevant, Wisconsin, U.S.A.
10101 Science Drive
Sturtevant, Wisconsin
53177
米国
Sa De Cv, Av.Ferrocarril 202
Parque Ind. Querétaro, Lote2-B
76220
Santa Rosa Jáuregui, Qro.
メキシコ
オセアニア
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Botany, NSW 2019
オーストラリア
南米
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SP 13069-380
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