EqualLogic PS Series iSCSI Storage Arrays

Dell EqualLogic PS Series iSCSI Storage Arrays 仕様

  • こんにちは!Dell PowerEdge 1855, 1955, M600, M605, M1000e ブレードサーバークラスタに関するユーザーマニュアルの内容を全て読み込みました。高可用性クラスタの構築、各種ケーブル接続方法、OSインストール、メンテナンスなどに関するご質問にお答えできますので、お気軽にご質問ください。
  • このマニュアルでサポートされているブレードサーバーモデルは?
    サポートされているストレージシステムの種類は?
    クラスタ構成の種類は?
    クラスタ相互接続にはどのようなネットワークが使われますか?
    このマニュアルの対象読者は?
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Dell™ PowerEdge™
クラスタシステム
Dell PowerEdge 高可用性ク
ラスタにおける Dell ブレー
ドサーバーの使い方
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明していま
す。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回
避するための方法を説明しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示し
ています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
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2007 12 Rev. A00
目次 3
目次
1 はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
サポートされている PowerEdge ブレードサー
バークラスタのコンポーネント
. . . . . . . . . . . . 6
PowerEdge サーバーエンクロージャ
. . . . . . 6
サポートされるクラスタ構成
. . . . . . . . . . . . 17
直接接続クラスタ
. . . . . . . . . . . . . . . . 17
ネットワーク接続のクラスタ
. . . . . . . . . 18
ブレードサーバーの要件
. . . . . . . . . . . . . . . 22
クラスタノード
. . . . . . . . . . . . . . . . . 22
クラスタストレージ
. . . . . . . . . . . . . . . 23
その他のマニュアル
. . . . . . . . . . . . . . . . . 24
2 ブレードクラスタハードウェアのケー
ブル接続
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
パブリックネットワークとプライベートネット
ワーク用のクラスタのケーブル接続
. . . . . . . . 27
プライベートネットワークのケー
ブル接続
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
パブリックネットワークのケー
ブル接続
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
ストレージシステムのケーブル接続
. . . . . . . . 32
直接接続クラスタ
. . . . . . . . . . . . . . . . 32
ネットワーク接続のクラスタ
. . . . . . . . . 35
OS のインストールとクラスタの構成
. . . . . . . 47
クラスタのメンテナンス
. . . . . . . . . . . . . . . 47
4 目次
はじめに 5
はじめに
本書では、Dell PowerEdge クラスタシステムに Dell PowerEdge
レードサーバーを取り付け、管理する方法、および、サポートされてい
Dell PowerVault
および Dell|EMC ストレージシステムを使用して
PowerEdge ブレードサーバーモジュールをクラスタ化する具体的な手
順について説明します。サポートされている
Dell PowerEdge クラスタ
ソリューション用の『インストール & トラブルシューティング』と本
書を併用してください。本書は、クラスタソリューションの構成作業を
担当する熟練の IT 専門家と、アップグレードとメンテナンス作業を担
当するサービス技術者向けのガイドです。
概要
クラスタリングは、特定のハードウェアやソフトウェアを使用して複数
のシステムを接続し、あたかも 1 つのシステムであるかのように機能
させることによって、ハードウェアやソフトウェア障害に対する自動的
なフェイルオーバーを可能にします。クラスタノード(「ノード」とも
呼ばれる)の 1 つに障害が発生すると、障害のあるシステム上で実行
中のリソースは、Microsoft
®
Cluster ServiceMSCS)ソフトウェアに
よって、同じクラスタ内の別の 1 つまたは複数のシステムに移動され
ます。この処理を「フェイルオーバー」といいます。MSCS は、特定の
バージョンの
Windows
®
OS のフェイルオーバー用ソフトウェアコン
ポーネントです。クラスタノードは外部ストレージシステムへのアクセ
スを共有しますが、複数のノードが同時に外部ストレージシステム内の
仮想ディスクまたは論理ユニット番号(LUN)を所有することはできま
せん。共有ストレージシステムの各仮想ディスクへのノードのアクセス
MSCS がコントロールします。
メモ: 本書では、「クラスタノード」と「サーバーモジュール」が同じ意
味で使われています。
障害のあるシステムが修復されてオンラインに復帰すると、MSCS の設
定に応じて、リソースは修復された元のシステムに自動的に再度転送
(フェイルバック)されるか、フェイルオーバーシステムに留まります。
MSCS
の詳細については、『インストール & トラブルシューティング』
を参照してください。
6 はじめに
メモ: 本書で Microsoft Windows Server
®
2003 という場合は、特に明示され
ていない限り、Windows Server 2003 Enterprise EditionWindows Server 2003
R2 Enterprise EditionWindows Server 2003 Enterprise x64 Edition、および
Windows Server 2003 R2 Enterprise x64 Edition を指します。
サポートされている PowerEdge ブレード
サーバークラスタのコンポーネント
以下の項では、PowerEdge ブレードサーバーの構成でサポートされて
いるクラスタのさまざまなコンポーネントについて説明します。
PowerEdge サーバーエンクロージャ
Dell PowerEdge クラスタソリューションでは、Dell PowerEdge
レードサーバーエンクロージャがサポートされています。これらのシス
テムは、複数のクラスタとして構成可能な複数の PowerEdge サーバー
モジュール用のエンクロージャとして機能します。システムは内部の接
続とホットプラグ対応ハードウェアコンポーネントで構成され、これら
は、個々のサーバーモジュール(プライベートネットワーク)、クライ
アントネットワーク(パブリックネットワーク)、および追加の
PowerEdge サーバーエンクロージャの間に必要な通信リンクを提供し
ます。
複数の PowerEdge サーバーエンクロージャをクラスタ構成で接続で
きます。サポートされているクラスタ構成については、27 ページの
「ブレードクラスタハードウェアのケーブル接続」を参照してく
ださい。
はじめに 7
1-1 は、PowerEdge 1855/1955 システムの正面および背面図です。
1-2 は、PowerEdge M1000e システムの正面および背面図です。
1-1. PowerEdge 1855/1955 サーバーエンクロージャの概要
背面図
正面図
1
13
3
10
8
6
7
34
1
2
9
2
11
12
4
5
8 はじめに
1
サーバーモジュール(10
8
電源ユニットモジュール(4
2
前面パネルインジケータ
9
ダミー(2
3
イーサネットスイッチモジュー
ルまたはイーサネットパスス
ルーモジュール(図外)2
10
イーサネットスイッチモジュール
2)またはイーサネットパスス
ルーモジュール(図外)2
4
I/O ベイ 1
11
I/O ベイ 4
5
I/O ベイ 3
12
I/O ベイ 2
6
KVM モジュール
13
ファンモジュール(2
7
DRAC/MC モジュール
はじめに 9
1-2. PowerEdge M1000e サーバーエンクロージャの概要
正面図
1
2
3
C2
B2
A2
A1
B1
C1
17
18
1919
20
21
22
23
0
17
18
1919
20
21
22
23
0
背面図
13
4
5
12
11 10
8
6
7
9
10 はじめに
電源ユニットモジュール、ファンモジュール、Dell Remote Access
Controller/Modular ChassisDRAC/MC、および I/O モジュールは、
シャーシ内のサーバーモジュールの共有リソースです。システムにはオ
プションで外付け USB ディスケットドライブや外付け USB CD ドライ
ブを取り付けることも可能です。これらのドライブを使って、サーバー
モジュールのセットアップや設定を行うことができます。
サポートされているクラスタ構成については、27 ページの「ブレード
クラスタハードウェアのケーブル接続」を参照してください。サポート
されているハードウェアおよびソフトウェアのコンポーネントについて
は、デルサポートサイト
support.dell.com
で、お使いの PowerEdge
ラスタソリューションの『プラットフォームガイド』に記載されている
リストを参照してください。
メモ: システムの正常な動作と冷却を助けるために、システムの電源を
入れる前にすべてのベイにサーバーモジュールまたはダミーを装着してお
く必要があります。
PowerEdge サーバーエンクロージャには、クラスタ構成用に以下の
ハードウェアコンポーネントが搭載されています。
サーバーモジュール
ギガビットイーサネットスイッチモジュール、またはギガビット
イーサネットパススルーモジュール(どちらになるかは構成により
ます)
ファイバーチャネルスイッチモジュールまたはファイバーチャネル
パススルーモジュール(どちらになるかは構成によります)
1
サーバーモジュール
8
I/O ベイ A2
2
電源スイッチと KVM ポート
9
I/O ベイ B2
3
コントロールパネル
10
I/O ベイ C2
4
DRAC/MC モジュール
11
I/O ベイ C1
5
KVM モジュール
12
I/O ベイ B1
6
ファンモジュール
13
I/O ベイ A1
7
電源ユニットモジュール
はじめに 11
Dell Remote Access Controller/Modular ChassisDRAC/MC
DRAC/MC はブレードサーバーのシステムシャーシ背面にある管理モ
ジュールで、シャーシの管理機能はすべてこのモジュールで処理され
ます。DRAC/MC には、シリアルおよび帯域外のイーサネット管理ポー
トがあり、シャーシおよび一部の基本的なブレードの機能を管理でき
ます。
DRAC/MC は以下の機能を備えています。お使いのシステムに機能を追
加するアップデートが入手可能な場合もあります。最新情報について
は、デルサポートサイト support.dell.com Dell Remote Access
Controller/Modular Chassis の『ユーザーズガイド』を参照してくだ
さい。
DRAC/MC
ウェブベース
GUI
、リアル接続、または
telnet
接続によ
るシステムのリモート管理と監視
シャーシのシステムイベントログ(
SEL
)および
DRAC/MC
のログへ
のアクセス
Dell OpenManage
IT Assistant
から
DRAC/MC
インタフェースの
統合起動
DRAC/MC NIC
経由で
E-
メールメッセージまたは
SNMP
トラップを
Management Station
に送信することで、
DRAC/MC
で発生する可
能性のある問題を警告する機能
telnet
セッション、
Web
ユーザーインタフェース、または端末の
セッション(たとえばハイパーターミナルのようなプログラム)か
DRAC/MC
を設定して
DRAC/MC
ファームウェアをアップデート
する機能
コントローラの構成、
I/O
モジュールの構成と設定を管理し、シャッ
トダウン、電源投入、およびリセットなどの電源管理操作を
telnet
セッションから実行する機能
Web
インタフェースのパスワードレベルのセキュリティ管理
さまざまなシステム管理タスクの許可を割り当てられる役割ベース
の権限
12 はじめに
サーバーモジュール
クラスタ用に選択する PowerEdge ブレードサーバーモジュールによっ
て、使用可能な拡張ポートと DIMM の数は異なります。サポートされ
ている PowerEdge サーバーモジュールと PowerEdge サーバーエンク
ロージャの詳細を 1-1 に示します。
Dell PowerEdge 高可用性クラスタ構成では、各サーバーモジュールに
少なくとも 1 枚の拡張カードが必要です。ファイバーチャネルまたは
ギガビットイーサネット(iSCSI)用の拡張カードが使用でき、サー
バーモジュールはクラスタ用の共有ストレージシステムと通信できま
す。拡張カード(別名ドーターカードまたはメザニンカード)がサー
バーモジュールに取り付けられており、拡張カードには I/O ポートが 2
個備わっています。これらの I/O ポートは、サーバーエンクロージャ内
2 個の別々の I/O モジュールに内部接続されています。2 個の別々の
I/O モジュールを取り付けることで、拡張カードは冗長パスを提供し、
サーバーモジュールから PowerEdge クラスタソリューションの共有ス
トレージシステムへの I/O の負荷分散を行うことができます。サポート
されている各サーバーモジュールで使用可能な拡張カードの枚数を
1-1 に示します。
1-1. PowerEdge ブレードサーバーの機能
サーバーエンクロージャ
1855/1955 M1000e
サポートされているブレー
ドサーバーモジュール
PowerEdge 18551955 PowerEdge M600
M605
サーバーエンクロージャあ
たりのサーバーモジュール
の最大台数
10 16
サーバーモジュールあたり
のメザニンカードスロット
の数
12
はじめに 13
各サーバーモジュールには、クラスタ相接続用の追加のイーサネット
ポートが 2 個備わっています。これらは、サーバーモジュールの 2
の別々のギガビットイーサネットパススルーモジュールまたはギガビッ
トイーサネットスイッチモジュールに内部接続されています。一部の
サーバーモジュールでは、追加のイーサネットポートを設定して、クラ
スタパブリックネットワーク上で NIC のチーム化を使用することも可
能です。
サポートされているファイバーチャネルおよび iSCSI ドーターカード
については、デルサポートサイト
support.dell.com
で、お使いの
PowerEdge クラスタソリューションの『プラットフォームガイド』
に記載されているリストを参照してください。
ギガビットイーサネット
ギガビットイーサネットは、構成に応じて以下のネットワーク接続を提
供します。
サーバーモジュールからパブリックネットワークへのパブリック
接続
プライベートネットワーク用のサーバーモジュール間のプライベー
トノード間接続
サーバーモジュールとストレージシステムの間の
iSCSI
接続
詳細に
ついては、
17
ページの「サポートされるクラスタ構成」を参照して
ください。
サーバーモジュールには、2 枚の内ギガビットイーサネット NIC が搭
載されています。 PowerEdge クラスタソリューションに少なくとも
2 つのネットワークを設定する必要があります。1 つのクラスタネット
ワークはハートビート通信(プライベートネットワーク)用に設定さ
れ、クラスタ内のサーバーモジュールにのアクセスできます。もう 1
つのクラスタネットワークはクライアントネットワーク(パブリック
ネットワーク)用に設定され、クライアントシステムにアクセスできま
す。クラスタ内の役割が同じである各ノードでは、同じネットワークイ
ンタフェースを設定することをお勧めします。たとえば、2 枚の内
NIC を使用して、プライベートおよびパブリックのクラスタネットワー
クを提供することができます。
14 はじめに
この構成にすると、サーバーモジュール内の拡張カードは、クラスタ内
の共有ストレージシステムに I/O インタフェースを提供することができ
ます。iSCSI 共有ストレージシステムにはギガビットイーサネット拡張
カードを、ファイバーチャネル共有ストレージシステムにはファイバー
チャネル拡張カードを使用します。iSCSI およびファイバーチャネルク
ラスタの詳細については、17 ページの「サポートされるクラスタ構成」
を参照してください。
ギガビットイーサネットスイッチモジュール
ギガビットイーサネットスイッチモジュールは、各サーバーモジュール
の内 NIC にスイッチ接続を提供します。システムシャーシ内で内部
接続を使用することで、ギガビットイーサネットスイッチモジュールを
使用しての構成が可能になります。
クライアントネットワークへのスイッチ接続(パブリックネット
ワーク)
クラスタ構成の
1
台または複数のサーバーモジュールへのネット
ワーク接続(プライベートネットワーク)
サーバーモジュールとストレージシステムの間の
iSCSI
接続
詳細に
ついては、
17
ページの「サポートされるクラスタ構成」を参照して
ください。
ギガビットイーサネットパススルーモジュール
ギガビットイーサネットパススルーモジュールは、サーバーモジュール
と外付けギガビットイーサネットデバイスとの間にスイッチ接続を提
供します。
メモ: ギガビットイーサネットパススルーモジュールのポートは、1000
Mb で通信するようにプリセットされており、オートネゴシエイションに
よって遅い速度に合わせることはしません。このため、ギガビットイーサ
ネットパススルーモジュールは 1000 Mb 接続のみをサポートします。
サポートされているイーサネットモジュールの構成を 1-2 にまと
ます。
はじめに 15
メモ: サポートされている iSCSI クラスタ構成のケーブル接続は、ファイ
バーチャネルクラスタ構成のケーブル接続に似ています。各サーバーモ
ジュールは、RJ45 コネクタ付きの CAT5e または CAT6 LAN ケーブルを使用
して、ストレージシステムに接続します。このケーブルは、サーバーモ
ジュール内のギガビットイーサネットドーターカードと、クラスタ共有ス
トレージシステム上のギガビット iSCSI ポートに接続します。
ファイバーチャネルモジュール
PowerEdge 1855/1955 システムにホットプラグ対応ファイバーチャネ
ルスイッチモジュール 2 を取り付けるか、または PowerEdge
M1000e システムに最 4 のホットプラグ対応ファイバーチャネルス
イッチ / パススルーモジュールを取り付けてサーバーモジュールとスト
レージシステムの間にファイバーチャネル接続を提供し、PowerEdge
ブレードクラスタを構成することができます。
ファイバーチャネルモジュールの詳細については、Dell PowerEdge
ステムのニュアルを参照してください。
ファイバーチャネルスイッチモジュール
ファイバーチャネルスイッチモジュールにより、サーバーモジュール内
のファイバーチャネルドーターカードとサポートされているファイバー
チャネルデバイスの間にスイッチ接続がえられますスイッチモ
ジュールはディレクタとして機能し、相接続されたデバイス間で要
と応ングを行います。
さらに、ファイバーチャネルスイッチモジュールには、DRAC/MC
ジュールと通信する内シリアルポートが付いています。
1-2. サポートされているイーサネットモジュール構成
iSCSI 用のイーサネットスイッチ
モジュール
iSCSI 用のイーサネットパススルーモ
ジュール
サポートされている 4 台の
Dell|EMC iSCSI ストレージシステ
ムに対するスイッチ接続構成
Dell|EMC iSCSI ストレージシステムに
対する直接接続構成
サポートされている 4 台までの
Dell|EMC iSCSI ストレージシステ
ムを用いた外付け iSCSI ネット
ワークに対するスイッチ接続構成
サポートされている 4 台までの
Dell|EMC iSCSI ストレージシステムを
用いた外付け iSCSI ネットワークに対
するスイッチ接続構成
16 はじめに
ファイバーチャネルスイッチモジュールは、以下の構成をサポートして
います。
2
台までのサポートされている
Dell|EMC
ストレージシステムを使用
したネットワーク接続構成
サポートされている
4
台までの
Dell|EMC
ストレージシステムを用い
た外付けストレージエリアネットワーク(
SAN
)に対するネット
ワーク接続
ファイバーチャネルパススルーモジュール
ファイバーチャネルパススルーモジュールにより、サーバーモジュール
内のファイバーチャネルドーターカードとサポートされているファイ
バーチャネルデバイスの間に接接続がえられますパススルーモ
ジュールは、サーバーモジュールとパススルーモジュール上の特定の
ポートの間の専用リンクとして機能します。
パススルーモジュールは、以下の構成をサポートしています。
サポートされている
Dell|EMC
ストレージシステムに対する直接接続
構成
サポートされている
4
台までの
Dell|EMC
ストレージシステムを用い
た外付け
SAN
に対するネットワーク接続
サポートされているファイバーチャネルモジュールの構成を 1-3
まとます。
1-3. サポートされているファイバーチャネルモジュールの構成
ファイバーチャネルスイッチモジ
ュール
ファイバーチャネルパススルーモ
ジュール
内蔵ファイバーチャネルスイッチモ
ジュールを使用した 1 台または 2 台の
サポートされている Dell|EMC ファイ
バーチャネルストレージシステムに対
するネットワーク接続構成
Dell|EMC ファイバーチャネルスト
レージシステムに対する直接接続構
サポートされている 4 台までの
Dell|EMC ファイバーチャネルストレー
ジシステムを用いた外付け SAN に対す
るネットワーク接続構成
サポートされている 4 台までの
Dell|EMC ファイバーチャネルスト
レージシステムを用いた外付け SAN
に対するネットワーク接続構成
はじめに 17
サポートされるクラスタ構成
PowerEdge ブレードサーバーは、ファイバーチャネルメザニンカード
またはギガビットイーサネットメザニンカードのどちらかを使用し、
接接続またはネットワーク接続環境のいれかにおいて対応する共有ス
トレージシステムに接続して、ファイバーチャネルクラスタ構成および
iSCSI クラスタ構成の方をサポートします。
直接接続クラスタ
接接続のクラスタ構成では、クラスタノードが一のストレージシス
テムにイレクトに接続しています。ノード内の HBA(メザニンカー
/ ドーターカード)は、パススルーモジュールに内部接続されていま
す。パススルーモジュールは、ストレージシステム上の RAID コント
ローラ(またはストレージプロセッサ)に接ケーブルで接続されてい
ます。
接接続クラスタ構成の論理コンポーネントを 1-3 に示します。
1-3. 直接接続クラスタ
パブリックネットワーク
クラスタノード
クラスタノード
パススルーモジュール
プライベート
ネットワーク
シャーシ接続
ストレージシステム
18 はじめに
ネットワーク接続のクラスタ
ネットワーク接続のクラスタは、構成の柔軟性、拡張性、およびパ
フォーンスにれています。ネットワーク接続のクラスタでは、ノー
ド(サーバーモジュール)のすべてが冗長スイッチファブリックに接続
されています。ネットワーク接続のクラスタは、以下の構成をサポート
しています。
内蔵スイッチファブリックを使用した
1
台または
2
台のストレージ
システム
外付けファブリックを使用した
4
台までのストレージシステム
スイッチモジュールを使用して外付け SAN に接続したネットワー
ク接続のクラスタを 1-4 に示します。
パススルーモジュールを使用して外付け SAN に接続したネット
ワーク接続のクラスタを 1-5 に示します。
スイッチモジュールを使用して外付け SAN に接続したネットワー
ク接続のクラスタを 1-6 に示します。
メモ 1-4 から 1-6 は接続の関係を示しただけの図です。クラスタ接続
の一部(下図)は、PowerEdge サーバーエンクロージャを通じて内部配線が
なされています。
はじめに 19
1-4. 内蔵パススルーモジュールを使用して外付け SAN に接続したネット
ワーク接続のクラスタ
クラスタノード
クラスタノード
プライベート
ストレージシステム
内蔵スイッチ
モジュール
内蔵スイッチ
モジュール
パブリックネットワーク
20 はじめに
1-5. 内蔵スイッチモジュールを使用して外付け SAN に接続したネットワー
ク接続のクラスタ
クラスタノード
クラスタノード
プライベート
ネットワーク
ストレージシステム
内蔵パススルー
モジュール
パブリックネットワーク
外付けスイッチ
内蔵パススルー
モジュール
外付けスイッチ
/