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8. オイル量が少ない場合は、オイル注入チューブ (C) にオ
イルを追加します。
注クイック・オイル・ドレーンからオイルを追加しないでく
ださい(装備されている場合)。
9. 一分間待ってから、オイル量を再点検してください。
10. オイルレベルゲージを取り付け、締め付けます。
オイルの圧力
オイルの圧力が低過ぎる場合、圧力スイッチ (装備されてい
る場合) はエンジンを停止させるか、または機器に付いてい
る警告装置を作動させます。この状況が発生した場合、エン
ジンを停止させて、オイルレベルをオイルゲージでチェック
します。
オイルレベルが追加マークを下回っている場合、満タンマー
クに達するまでオイルを追加してください。エンジンを始動
してオイル圧が適切であることを確認してから、機械の運転
を開始してください。
オイルレベルが、追加マークと満タンマークの間にある場
合、エンジンを始動しないでください。購入店へ連絡し点検
を依頼して、オイル圧を修正してもらってください。
推奨燃料
燃料は次の条件を満たさなければなりません。
• 汚染されていない、新しい無鉛ガソリン。
• 87 オクタン/87 AKI(91 RON)以上。高高度での使用は
以下を参照してください。
• エタノール含有率が10%以下のガソリン(ガソノール)
は使用可能です。
通知 E15やE85などの承認されていないガソリンを使用し
ないでください。ガソリンにオイルを混入したり、代替燃
料で運転するためにエンジンを改造しないでください。承
認されていない燃料を使用するとエンジンの部品を損傷さ
せる原因になります。こうした損傷は保証の対象になりま
せん。
燃料システムにガム質が形成されるのを防ぐため、補給する
ときは燃料に燃料安定剤を混ぜてください。保管を参照して
ください。すべての燃料は同じではありません。始動または
性能の問題が生じた場合、燃料供給業者またはブランドを変
更してください。このエンジンは、ガソリンで動作すること
が保証されています。気化器付きエンジンの排出制御システ
ムは、EM(エンジンモディフィケーション)です。電子式
燃料噴射装置付きエンジンの排出制御システムは、ECM(エ
ンジンコントロールモジュール)、MPI(マルチポートイン
ジェクション)、そして装備されている場合には O2S(酸素
センサー)です。
高地
5000フィート(1524 m)以上の高地では、最低限85 オ
クタン/85 AKI (89 RON) のガソリンが許容されます。
キャブレター・エンジンでは、高地調整を行って性能を保っ
て下さい。この調整を行わない運転では、性能の劣化、燃料
消費の増加、および排気の増加が生じます。高地調整の情報
については、Briggs & Stratton認定のサービス・ディーラー
にご連絡下さい。2,500フィート (762 m) 以下の高度では、
高地調整の状態でのエンジンの運転は推奨しません。
電子燃料注入 (EFI) エンジンでは、高地調整は不要です。
燃料の給油方法
警告
燃料およびその蒸発ガスは非常に燃えやすく、爆発しやす
い性質があります。燃料の取り扱いには十分注意してくだ
さい。これ等の安全の指示が守られない場合は、重篤な火
傷や死亡の起因となる火災あるいは爆発が起こる可能性が
あります。
燃料を補給する場合
• エンジンを停止し、3分以上冷やしてから燃料キャップ
を外します。
• タバコ、葉巻、パイプなどの点火源はすべて消しま
す。
• 燃料タンクは屋外、あるいは換気の良い場所で燃料を
給油してください。
• 燃料タンクを過剰に給油しないでください。燃料の膨
張を許容するために、燃料タンクの給油口の首部の底
部より上まで給油しないでください。
• 燃料は、スパーク、直火、パイロット・ランプ、熱、
その他の引火の原因となるものから遠ざけてくださ
い。
• ひびや漏れがないか定期的に燃料ライン、タンク、
キャップ、および接続部を確認してください。必要に
応じて交換してください。
• 燃料がこぼれたときは、こぼれたものが完全に蒸発す
るまで、エンジンをかけたり、キーを回したりするの
は避けてください。
• 認可された燃料容器のみを使用してください。
1. 燃料キャップ周辺かごみなどの異物を除去してくださ
い。
2. 燃料キャップ(A、図7)を取り外します。
3. 燃料タンク (B) に燃料を給油します。燃料タンクの頸状
部の下部以上に充填しないで下さい (C)。
4. 燃料キャップを取り付けます。
エンジンの始動方法
警告
燃料およびその蒸発ガスは非常に燃えやすく、爆発しやす
い性質があります。
火災および爆発は、重度の火傷や死亡事故の原因となりま
す。
エンジン始動時:
• スパークプラグ、マフラー、燃料キャップおよびエア
クリーナー(装備されている場合)が適切に設置されてい
ることを確認します。
• スパークプラグを外した状態でエンジンのクランクを
回さないでください。
• エンジンがガソリンを吸い込みすぎて点火しない場合
は、チョーク(装備されている場合)をOPEN/RUNの位
置に設定し、スロットル(装備されている場合)をFAST
の位置にしてエンジンが始動するまでクランクを回し
てください。