1 一般安全情報
Roche Diagnostics
コバス ® mobicheck · 1.0 · ユーザーマニ ュ アル及びインス ト ールマニュアル · V1.1
一般安全情報 11
安全上の注意事項
重傷又は致死傷を回避するために、 以下の安全
上の注意事項を読み、 遵守 し て く だ さ い。
オペレー タ ーの適格性 オペレー タ ー と し て、 各種取扱説明書に記載されてい
る安全上の注意事項に関するガ イ ド ラ イ ンや基準、 情
報や手順について確実に把握 し ておいて く だ さ い。
r 特にバイオハザー ド の危険のある物質を取 り扱う
場合は、 検査室の基準に従っ て く だ さ い。
感染のおそれがある検体 検査室では、 モバイル機器表面がヒ ト 由来の検体と接
触する可能性があ り ます。 そのため検査室内での使用
後は、 モバイル機器はバイ オハザー ド の危険性がある
ものと して取り扱う必要があります。
r 殺菌手順については、 メ ーカーのガ イ ド ラ イ ン と
併せて、 検査室における モバイル機器の使用に関
する指示を参照して く ださい。
電磁波によ る干渉
cobas® 8000 modular analyzer series は、 CISPR
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、クラスA 基準に対応 し て設計及びテス ト されて
います。 電磁波を発生するモバイル機器はシス テムの
誤作動を引き起こ すおそれがあ り ます。
r モバイル機器を
cobas® 8000 modular analyzer
series
の近 く で操作 し ないで く だ さ い。
機密情報の漏洩 デー タ への不正ア ク セス を防止するために、 以下の手
順に従っ て く だ さ い。
r モバイル機器からは暗号化された (パスワー ド 保
護された) バッ クアップのみを作成して く ださい。
TCP ポー ト の解放 本ア プ リ を使用するには、 弊社フ ァ イ アウ ォ ール
(
FortiGate-40C)のTCP ポー ト 35851 ~ 35853 を弊
社分析装置ネ ッ ト ワー ク に対し て解放する必要があ り
ます。 この設定については、 これ以上の関連リ ス クは
あ り ません。 ただ し 、 ポー ト を解放する前に、 以下の
手順を実施するこ と を推奨いたします。
r 検査室の
Wi-Fi アクセス及びセキュリティ設定を検
証し 、 検査室ネ ッ ト ワー クや弊社の分析装置ネ ッ
ト ワー ク を安全かつ外部から保護 された状態に維
持して く ださい。