Programmed input/output。 コンピュータ内のデバイス間でデータを移動する方法。すべてのデータがマイクロプロセッサを通ります。 最新のATA/IDE規格では、モード3で11.1 MBps、モード4で16.6
MBpsの高速データ転送を実現しています。 PIOに最近代わるものとしてはDMAがあります。
PME
Power management event(電源管理イベント)。 リモートウェイクアップ(WOL)やWORなどのように、コンピュータをリモートで起動させるイベント。
PnP
プラグ&プレイ機能を参照してください。
POST
Power-on self-test(電源投入時の自己診断)。 スタートアップ時にBIOSが自動的にロードする診断用プログラム。RAM、ハードドライブ、キーボード、ビデオなどの主要コンピュータコンポーネントの基
本テストを実行します。 POSTで問題がない場合、コンピュータは起動を続けOSをロードします。
PS/2
Personal System/2。コンピュータのミニDINコネクタで、通常はキーボードやマウスケーブルコネクタを接続するのに使用されます。
PXE
Pre-boot eXecution Environment。 WfMの規格で、OSを持たないネットワークコンピュータを設定しリモートで起動できます。 PXEの特徴には以下のものがあります。
l クライアントコンピュータにOSが必要ありません。ハードドライブも必要ありません。
l クライアントコンピュータをリモートでシャットダウンおよび再起動できます。
l PXEは業界標準なので、新しいコンピュータを簡単にネットワークに増設できます。
RAID
Redundant Array of Independent Disks。 2つあるいはそれ以上のドライブがいっしょに動作して、性能を向上したり耐故障性を提供します。 RAIDドライブは通常はサーバや高性能PCで使用されます。
RAIDにはたくさんのレベルがあります。 もっともよく使用されるのが、0、3、および5です。
l レベル0:データストライピングを提供しますが、冗長性はありません。 性能は向上しますが、耐故障性は提供されません。
l レベル3:レベル0と同じですが、エラー修正データ用に専用ドライブを予約して、高性能とある程度の耐故障性を提供します。
l レベル5:バイトレベルでのデータストライピングとストライプエラー修正情報を提供します。 そのため、高性能と良好な耐故障性を提供できます。
RAM
Random-access memory。 プログラムの命令やデータを保存する主要な一次記憶領域。 RAMは、SIMM、DIMM、またはRIMMと呼ばれる小型の回路基板上のチップに格納され、チップをシステム基板
に装着します。 ROMと違ってRAMは、揮発性です。これは、コンピュータの電源を切ると、RAM内の情報がなくなるということです。
Rambus
Rambusは、DRAMに代わるものとして、既存のシステム基板の規格に合うよう設計されたメモリテクノロジです。 RIMM、RDRAM、およびDRDRAMを参照してください。
RDRAM
Rambus dynamic random-access memory (DRAM)。最大で毎秒16億バイトのデータを最適に転送できるメモリサブシステム。 このサブシステムは、RAM、RAMコントローラ、およびRAMをコンピュータ
のマイクロプロセッサや他のデバイスに接続しているバスで構成されています。 DRDRAMを参照してください。
RIMM
Rambus in-line memory module。 RDRAM チップを搭載した細い回路基板。 RIMMは、コンピュータのシステム基板上のソケットに装着し、コンピュータのメモリを増やします。 通常は2枚一組で装着す
る必要があります。つまり、ソケット2つがペアになり、全く同一の容量、RDRAMチップの数、および速度のRIMMが装着される必要があります。 SIMMおよびDIMMを参照してください。
RJ45
標準の電話回線ジャックに似たコネクタ形状で、通常はEthernetおよびToken Ring ネットワークアダプタとケーブルを接続するのに使用されます。 電話回線ジャックと異なり、RJ45コネクタには8本の線
が来ています。2本、4本、および6本ではありません。
ROM
Read-only memory(読み取り専用メモリ)。 コンピュータが削除したり書き込めないデータやプログラムを保存するメモリ。 RAMと異なり、ROMチップはコンピュータの電源が切れた後もその内容を保持
します。 コンピュータの動作に欠くことのできないプログラムの中には、ROMに常駐しているものもあります。
RS-232
コンピュータと関連デバイス間のシリアルデータ通信用インタフェースの長期間使用されている規格。 DCEおよびDTEを参照してください。
RTC
Real-time clock(リアルタイムクロック)。 システム基板上にあるバッテリで動くクロック回路で、コンピュータの電源を切った後も、日付と時刻を保持します。
RTCRST
Real-time clock reset(リアルタイムクロックリセット)。 システム基板上のジャンパで、問題の解決に使用することができます。
SCSI
Small computer system interface。 ハードドライブ、CDドライブ、プリンタ、およびスキャナなどのデバイスをコンピュータに接続するのに使用する高速インタフェース。 SCSIは、1つのコントローラで最大
7つまでのデバイスを接続できます。 各デバイスは、SCSIコントローラのバス上の個々のID番号でアクセスされます。 LVDを参照してください。