RD-6 はじめに
ステップ 3: はじめに
概要
本スタートガイド で は 、RD-6 ア
ナログリズムデザイナーのセッ
ト ア ッ プ 方 法 解 説 お よ び 、機 能
の簡 潔 なご 紹 介をいたします。
接続
RD-6 をお使いのシステムに接
続 す る 際 に は 、本 マ ニ ュ ア ル 冒
頭の 接 続 ガイドをご 参 照くだ
さい。
ソフトウェア セットアップ
RD-6 は USB クラスコンプライ
アント MIDI 機 器 で す の で 、ド ラ
イバーをインストールする必 要
はありません。RD-6 を Windows
および MacOS で使 用する際、
いかなる追 加ドライバーも不
要です。
ハードウェア セットアップ
お使いのシステム内の接続をす
べて済ませます。接続をおこな
ってい る間 、RD-6 の電源はオフ
のままにしておいてください。
必ず RD-6 に付属の電源アダ
プターをご 使 用ください。
サウンドシステムの電源がオ
フに なってい ることをご 確 認く
ださい。
RD-6 の電源をオンにしてから、
パワーアンプリファーをオン
に し 、電 源 を 落 と す 際 は 、RD-6
を 最 後 に オ フ に し ま す 。そ う し
て い た だ くこ と で 、ス ピ ー カ ー
のポップノイズやボ ンというノイ
ズの 発 生を防 ぎます。
ウォ ーム アップタイム
レコーディングやライブパフォ
ー マ ン ス の 前 に 、ぜ ひ 15 分以
上のウォームアップタイムを設
けてください (温度の低い場所
から運び込んだ場合は、さらに
時 間 を 延 長 し て く だ さ い ) 。そ れ
に よ り 、精 密 ア ナ ロ グ 回 路 が 通
常使 用温度に達する時間を確
保 で き る た め 、精 確 な 性 能 を 発
揮 で きます。
同期 (SYNC) およびクロックタ
イプの設定
ステップキー 1、2、3 または 4
はそれぞれ、 クロックソース
INT (内部) 、MIDI、USB、ま た は
TRIG (トリガー) に対応します。
ステップキー 5、6、7 または
8 は そ れ ぞ れ 、ク ロ ッ ク レ ー ト
1PPS、2PPQ、24PPQ、ま た は 48PPQ
に対応します 。
1. Function (機能)ボタンを押し
ます。
2. シーケンスをプレイ中でない
ことをご確 認ください 。
3. PATTERN GROUP ( パターング
ループ) および WRITE/NEXT
(書き込み/次) ボタンを同時
に押し、 同期 (シンク) 設定
モードに入ります。
4. セレクター1 - 8 のLED が点
灯 し 、現 在 の ク ロ ッ ク ソ ー ス
(1 - 4) およびクロックレート
(5 - 8) が点 滅します。3 秒以内
に変 更をおこないます。
5. ステップキー1、2、3 または 4
を 押 し て 、各 ク ロ ッ ク ソ ー ス
INT、MIDI、USB または TRIG に
変 更します。
6. ステップキー 5、6、7または
8を 押 し て 、各 ク ロ ッ ク レ ー
ト 1PPS、2PPQ、24PPQ または
48PPQ に変更します。
7. 他のボタンを押すか、その後
変更をおこなわずに 3 秒間
が経過すると、変更が保存
されます。
8. 選 択した設 定を確 認するに
は、ステップ 3 を繰り返し
ます。
MIDI チャンネル 選 択
FUNCTION (機能) ボタンを長
押ししながら、PATTERN GROUP
(パターングループ) を押
し、MIDI チ ャンネル 設 定モ ー
ドに入り、ステップキー 1-16
を押してチャンネル を 選 択
し、PATTERN GROUP を押して MIDI
トランスミット (出力) および
受信 (入力)を切り替えます。
パッチベイ部
パ ッ チ ベ イ 部 を 使 用 し 、別 の ユ
ニットや モ ジュラーシン セ サイ
ザー機器に接続して、多彩なサ
ウンドを創 造することが 可能
で す 。接 続 に は 標 準 3.5 mm TS
を用い、ボルテージ定格は仕様
表に記 載 されています。RD-6 は
ここに接 続 をしなくても 動 作し
ま す が 、こ の 部 分 は お 使 い の シ
ステムの 拡 張 に 利 用します。
警 告:3.5 mm 同期入力
が 、過 入 力 に な ら な い よ
うにしてください。
本装置は、仕様表に記載の電
圧レベルにのみ厳格に対応し
ます。3.5 mm 出力は、出力電圧
に対応した入力端子にのみ接
続 し て く だ さ い 。こ の 指 示 に 従
わない場合、 RD-6 や外部ユニ
ットに損 傷 が 生じる 恐 れ が あ
ります。
ファームウェア アップデート
定 期 的 に 当 社ウェブサイト
behringer.com をご訪問いただ
き、 Behringer Synth Tool アプリ
のアップ デ ートをご 確 認くだ
さい。
アプリケーションは最 新のフ
ァームウェアファイルを探知
し 、ダ ウ ン ロ ー ド し て 、RD-6
のアップデートをおこないま
す。Synth Tool アプリは RD-6 の
設定変更の一部にも使用し
ます。
パターンの書き込み
1. PATTERN WRITE (パターン書き
込み) モードを選択します。
2. ステップキー 1-16 のいずれ
か を 選 択します。
3. START (スタート) を押し
ます。
4. デ フォルトのパターン長 は
16 ステップです。エンドパ
ターン ポイントの 設 定 は 、
FUNCTION/LAST STEP (機能/最
終ステップ ) を長押しし、パ
ターンを終了するステップキ
ーを選択しておこないます。
5. コントロールでプログラムす
る 、イ ン ス ト ゥ ル メ ン ト を 選
択します。
6. インストゥルメントを鳴らす
タイミングのステップを選択
するか、TAP (タップ) ボタン
を 使 用 し て 、リ ズ ム を リ ア ル
タイム 入 力しま す。
7. 他のインストゥルメントにつ
いても、ステップ7を繰り返
します。パターン書き込みを
終了するには、STOP (停止)
を押します。
パターンプレイモード
PATTERN PLAY ( パターンプレ
イ) モードでは、ステップキー
(1-16) を押して、プレイするパ
ターンを 選 択します。PATTERN
GROUP (パターングループ) ボタ
ンで、2 つのパターンバンクを
切り替えます。 プレイ中にパ
ターン 書 き込 みモ ードに切り替
え 、リ ア ル タ イ ム 編 集 を お こ な
うことも可 能 です。
パターンチェイン
PATTERN WRITE/PLAY ( パターン書
き込み/プレイ) では、最初の
パターンを長押ししながらチェ
インの 最 後 のパターンを 押 す
こ と で 、最 大 16 パターンで 構
成 さ れ る グ ル ープ に す ること
が可能です。 これにより、最
大 256 ステップを、1 つの連続
シー ケンスとしてプログラムで
きます。
トラック書き込みモード
トラックを 1 - 8 より選 択し
ます。 CLEAR/BAR RESET (消去/バ
ー リセット) ボタンを押して、
トラックの頭に戻ります。RD-6
の プ レ イ を 開 始 し 、任 意 の パ タ
ーンを 選 択して、WRITE/NEXT (書
き込み/次) ボタンを押し、次の
パターンを 選 択して WRITE/NEXT
ボタンを再度押します。 最後
のパターンの 後 に CLEAR (消去)
ボタンを押し、それから WRITE/
NEXT ボ タ ン を 押 し ま す 。こ れ に
よ り 、最 後 の パ タ ー ン が 選 択 さ
れていることをシーケンサーに
通 知します。
TAP (タップ)
本ボタンは、MODE (モード) セ
レ ク タ ー の 設 定 お よ び 、本 機 器
が走行中/停止中であるかによ
って 機 能 が 変 わります。
PATTERN WRITE (パターン 書 き込
み) モードで走行中の場合、リ
アルタイム タッププログラミン
グ をおこないます。
PATTERN PLAY (パターンプレイ)
モードで走行中の場合、TAPボ
タンは STEP RESET (ステップリセ
ット) ボタンとして動作し、ただ
ち に 、現 在 の パ タ ー ン の 最 初 の
ステップから再開します。
TRACK PLAY (トラックプレイ) ま
たは TRACK WRITE (トラック書
き込み) モードで停止中の場
合、TAPボ タ ン は 、選 択 し て い
るトラックを1小 節 前に 進 め
ます。
TRACK PLAY (トラックプレイ) で
走行中の場合、Tapボタンを押す
と、ただちにトラックを、 マー
クを設 定してある 小 節 に戻し、
そこから通常通りにプレイ継 続
します。
TRACK WRITE (トラック書き込み)
モードで走行中の場合、Tapボ
タンを押 すと、WRITE/NEXT (書き
込み/次) として機能し、現在
聞こえている、LEDインジケータ
ーが点灯しているパターンをト
ラックメモリーに書き込み、そ
れに応じて割り当てられた小節
番号を先送りします 。
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クイックスタ ー トガ イド
RD-6