シンセサイザー部
(1) TUNE(チューン)- 内蔵 VCO オシレーター
の周波数を、中央から約 1 オクターブの範
囲で 調 節します。
(2) CUTOFF(カットオフ)- ローパス VCF フィ
ルターのカットオフ周波数を調節します。
カットオフから上の周波数を減衰します。
(3) RESONANCE(レゾナンス)- カットオフ周波
数周辺の信号レベルを強調する度合いを
調 節します。
(4) ENVELOPE(エンベロープ)- エ ンベ ロ ープ ジ
ェネレーターにより VCF カットオフ周 波 数
に適用される、モジュレーションの深さを
選 択します。
(5) DECAY(ディケイ)- エ ン ベ ロ ー プ が 、現 在 の
レベルから最小まで減衰するのにかかる
時 間 の 長さを制 御しま す。
(6) ACCENT(アクセント)- アクセントをプログ
ラ ム し た ノ ー ト の 出 力 に 対 す る 、ア ク セ ン ト
の 量を調 節しま す。
パッチベイ (3.5 mm TS 入出力接続端子)
(7) FILTER IN(フィル ター入 力)- 内蔵 VCO オシ
レ ー タ ー の 代 わ り に 、外 部 オ ー デ ィ オ 信 号
を接 続する入 力 端 子です。
(8) SYNC IN(シンク入 力)- 外部クロックおよび
スタート/ストップ信号を使 用できます。
(9) CV OUT(CV出力)- 1V/オ ク タ ー ブ の 、コ ン ト
ロールボルテージ出力。
(10) GATE OUT(ゲート出力)- ゲート出力。
(11) PHONES(ヘッドフォン出力)- ヘッドフォン
を接続する、3.5 mm TRS 出力です。 音量が
下 が っ て い る こ と を 確 認 し て か ら 、ヘ ッ ド フ
ォンを 装 着してください 。
ディストーション部
このコントロール群は 、ディストーションスイッ
チ (20) が オ ン に な っ て い る 時 に の み 、効 果 を 発
揮します。この回路は、信号パスでは、音量コン
トロールと最終的なオーディオ出力の直前に位
置しま す。
(12) DRIVE(ドライブ)- ディストーションの量を
調 節します。
(13) TONE(トーン)- トーンを調節します。
(14) LEVEL(音量)- ディストーションの出力レ
ベル を 調 節します。
一 般的なコントロール
(15) TEMPO(テンポ)- パターンおよびトラック
がプレイするレートを、スロー〜速いテン
ポまで調節します。
(16) WAVEFORM(波形)- 内蔵 VCO オシレーター
の波形を、逆三角波またはパルス波のいず
れか に 設 定します。
(17) TRACK/PATTERN GROUP( トラ ッ ク/パ タ ー ン
グル ープ )- トラックの書き込みおよびプ
レイに際しては、トラック 1 〜 7 の中か
ら、パターンの書き込みおよびプレイに際
し て は 、パ タ ー ン グ ル ープ I、II、III、IV の中
か ら 、そ れ ぞ れ 選 択 し ま す 。グ ル ー プ I の パ
ターン はトラック1または 2 のみ、グループ
2 のパターンはトラック 3 または 4、グ ル ー
プIIIではトラック 5 または 6、グ ル ー プ IV
ではトラック7のみとなります。
(18) MODE(モード)- Track Write(トラック書 き
込 み )、Track Play( ト ラ ッ ク プ レ イ )、Pattern
Play(パターンプレイ)、Pattern Write(パター
ン 書 き 込 み )の い ず れ か を 選 択 し ま す 。
(19) 電源LED – 背面パネルの電源スイッチがオ
ンで、ユニットに電源が供給されていると
点 灯します。
(20) DISTORTION ON/OFF(ディストーション オ
ン/オ フ )- “OFF”(オフ)では 、ディストーシ
ョンは バイパ スされ 、”DRIVE”( ド ラ イ ブ )、
“TONE”( ト ー ン )お よ び “LEVEL”( 音 量 )コ ン
トロールのエフェクトはかかりません。
(21) VOLUME(音量)- 背面パネルの出力端子お
よびヘッドフォン出力の、出力レベルを調
節 し ま す 。ヘ ッ ド フ ォ ン は 、必 ず こ の 音 量 を
下げてから装着してください。
シーケンサー部
(22) D.C./BAR RESET/CLEAR(DC/バーリセット/
クリア)- メモリーからパターンをクリアす
る際、トラックの頭に戻る際に使用します。
また 最 後 のパターンをトラックに 追 加した
ことを合 図します。
(23) PITCH MODE(ピッチモ ード)- ピッチモード
をオン/オフします。ピッチモードでは LED
が点灯します。パターン作成にあたり、ノー
トを入力する時に使用するモードです。
(24) 13 鍵キーボード - このスイッチ群は 13 鍵
キ ー ボ ー ド に な り 、パ タ ー ン 作 成 時 の ノ ー
ト 選 択 に 使 用 し ま す 。下 の 8 つ のスイッ
チ は 、パ タ ー ン お よ び ト ラ ッ ク の 作 成 、
保 存 、選 択 に も 使 用 し ま す 。
(25) TIME MODE(タイムモ ード)LED - タイムモー
ドの際に LED が点 灯します。
(26) TIME MODE ON/OFF(タイムモード オン/オ
フ)- タイムモードのオン/オフを選択しま
す。このモードは、ピッチモードでノートを
入 力 し た 後 、タ イ ミ ン グ の 入 力( ノ ー ト 、タ
イ 、ま た は レ ス ト )に 使 用 し ま す 。
(27) BACK(バック)- パターンをステップスル
ー す る 際 、最 後 に プ レ イ し た ノ ー ト を 選 択
し、編集可能な状態にするボタンです。
本 ボタンと ”WRITE/NEXT” (書き込み/次
(35)ボタンは、シンクおよびクロック設定
の閲 覧 および 設 定 変 更に使 用しま す。
(28) START / STOP(スタート/ストップ)- パター
ン お よびトラックの 再 生 を スタート/スト
ッ プ す る ボ タ ン で す 。プ レ イ 中 は LED が点
灯します。
(29) FUNCTION(機能)- TD-3 をピッチ モードあ
るいはタイムモードからノーマルモードへ
戻 す 、ま た パ タ ー ン お よ び ト ラ ッ ク の 書 き 込
み 時 に 多 様 な 操 作 を お こ な う 、多 目 的 ス イ
ッチです。
(30) NORMAL MODE(ノーマルモ ード)LED – ユ
ニットがノーマルモードの間、点灯する LED
です。
(31) TRANSPOSE DOWN(トランスポーズ ダウ
ン)/ ノート/STEP(ステップ)- ピッチモー
ドではオクターブを下げ、タイムモードでは
ノートを入力、パターンではステップ回数
を入 力します。
(32) TRANSPOSE UP(トランスポーズ アップ)/タ
イ/ 三 連 符 - ピッチモードではオクターブを
上げ、タイムモードではタイを入 力、そして
パターンを 三 連 符 モ ードに 設 定します。
(33) ACCENT / PATTERN A ( アクセント/パタ
ーンA)- ピッチモードでノートにアクセン
トをつけ、1A、2A〜 8A までの、”A” パターン
を選 択します。
(34) SLIDE / PATTERN B( スラ イド/パ ターン B)-
ピッチモードで、ノートにスライドを付 加
し、1B、2B〜 8B までの、”B” パターンを選
択します。
(35) D.S./WRITE/NEXT/TAP(D.S./書き込み/次/
タップ)- トラックに パターンを書 き込 み 、
パ タ ー ン の 次 の ノ ー ト を 選 択 し 、タ ッ ピ ン グ
に よ り 手 動 で タ イ ミ ン グ を 付 加 し ま す 。こ
のスイッチと BACK (戻る-27) は、シンクお
よびクロック設定の閲覧および変更に使
用しま す。
背面パネル
(36) OUTPUT(出力)- お使いのシステムのライ
ンレベル オーディオ入力を接続する、¼ イ
ン チ T S 出 力 端 子 で す。本 装 置 の 音 量 が 下
がっており、システムの電源がオフになっ
ていることを確認してから、接続をおこな
ってください 。
(37) MIDI OUT/THRU(MIDI出力/スルー)- MIDI
アウトデ ータの出力および、MIDI 入力で受
信した MIDI データのパススルーをおこな
う、5 ピン DIN ジャックです。
(38) MIDI IN(MIDI 入力)- 外部ソースから MIDI
データを受 信する、5 ピン DIN ジャック
です。 外部ソースとは一般的に、MIDI キ
ーボード、外部 ハードウェアシーケンサ
ー、MIDI イ ン タ ーフェ イ スを 装 備 した コン ピ
ュー ターなどで す。
(39) USB ポート– コンピューターと接続するた
めの、USB B タイプジャックです。TD-3 は、
MIDI 入出力に対応した、クラスコンプライ
アント USB MIDI 機 器としてコンピュー ター
に 表 示されます。
USB MIDI 入力 – アプリケーションからの
MIDI デ ータを 受 信します。
USB MIDI 出力 – アプリケーションへ MIDI
データを送信します。
(40) POWER(電源)- シンセサイザーをオン/オ
フします。必要な接 続をすべて完了してか
ら 、ユ ニ ッ ト の 電 源 を 入 れ て く だ さ い 。
(41) DC INPUT(DC 入力)- ここに付属の 9V DC
電源アダプターを接続します。電源アダプ
ターは、100V - 240V、50 Hz/60 Hz に対応した
AC コ ン セ ン ト に 接 続 し ま す。必 ず 付 属 の ア
ダプターのみをご使 用ください 。
ステップ 2: コントロール
TD-3 コントロール
10 11
クイックス タ ートガ イド
TD-3