XJ-360

Casio XJ-360 取扱説明書

  • CASIO XJ-360 データプロジェクターの拡張編取扱説明書の内容を理解しました。投映操作、設定メニュー、トラブルシューティングなど、このマニュアルに記載されているあらゆる内容について質問にお答えできます。お気軽にご質問ください!
  • 台形歪み補正機能について教えてください。
    入力ソースの切り替え方法は?
    投映サイズとフォーカスの調整方法は?
    設定メニューはどのように使用しますか?
    リモコンの有効範囲はどのくらいですか?
J Z
DATA PROJECTOR
XJ-360
データプロジェクター
取扱説明書
取扱説明書取扱説明書
取扱説明書
(拡張編
拡張編拡張編
拡張編)
z必ず、印刷物の取扱説明書(基本編)の注意事項をお読
みになってからご使用ください。また、設置方法/
ランプ交換方法に関しても、取扱説明書(基本編)をご
覧ください。
z本書はお読みになった後も大切に保管してください。
2
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切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
・ 取扱説明書に使用されている表示画面は、取扱説明書用に特別に作成されたもので、一部、実際の製
品と異なることがあります。
目 次
3
目 次
各種の投映操作 ....................................................................................................................................................4
スクリーンに投映する ................................................................................................................................................................... 4
台形歪みを補正する(KEYSTONE............................................................................................................................ 8
カラーモードを使う(COLOR MODE............................................................................................................. 10
音量を調節する(VOL /-).....................................................................................................................................11
映像と音声を一時的に消す(MUTE....................................................................................................................11
映像を拡大する(D-ZOOM /-).......................................................................................................................12
投映中の映像を静止させる(FREEZE..............................................................................................................13
ポインターを表示する ...............................................................................................................................................................13
設定メニューの利用...................................................................................................................................... 15
設定メニューの概要......................................................................................................................................................................15
設定メニュー画面の基本操作...........................................................................................................................................18
設定メニュー項目詳細 ...............................................................................................................................................................26
映像調整...................................................................................................................................................................................................26
信号調整...................................................................................................................................................................................................29
画面設定...................................................................................................................................................................................................30
詳細設定...................................................................................................................................................................................................34
情報................................................................................................................................................................................................................44
補足情報................................................................................................................................................................ 45
リモコンの利用可能範囲について ............................................................................................................................. 45
投映可能な距離とサイズについて ............................................................................................................................. 46
コンポーネントビデオ出力との接続について ........................................................................................... 47
RGB 入力の映像の全画面表示について............................................................................................................. 48
パスワード機能について......................................................................................................................................................... 49
クリーニングについて ...............................................................................................................................................................50
レンズカバーが外れてしまったら ............................................................................................................................. 51
本機のトラブルと対処について....................................................................................................................................53
表示可能な信号について......................................................................................................................................................... 55
各種の投映操作
4
各種の投映操作
本機を使った基本的な投映操作について説明します。
投映を開始するまでの基本的な操作の流れ
本機からの投映は、以下の流れで行います。
スクリーンに投映する
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)「入力ソースを選択する」6ページ)
)「投映サイズとフォーカスを調節する」7ページ)
5
各種の投映操作
入力ソースの自動検索について
本機の電源を入れると、以下の順で入力ソースの状態(各入力端子への入力信号があるかどうか)
チェックし、最初に入力信号が見つかった入力ソースを選択して投映を行います。
例えば、本機のRGB入力端子にパソコンを接続し、S-VIDEO入力端子にビデオデッキを接続した状態
で、両方からの入力信号がある場合、本機の電源を入れた時点では自動的にRGB入力が選択されます。
選択された入力ソース名は、投映画面の右上に表示されます。
zどの入力ソースからも入力信号がない場合は、入力ソース名表示の下「入力信号がありません。
と表示されます。
zRGB入力端子への入力に対応した入力ソース名は、設定メニューの「詳細設定→高度な設定2
RGB入力」 )41ページ)の設定に応じて、次のように表示されます。
設定が「自動」の場合RGB入力端子への入力信号がRGB信号の場合はRGBコン
ポーネント信号の場合は「コンポーネント」と表示されます。
設定がRGBの場合RGBと表示されます。
設定が「コンポーネント」の場合「コンポーネント」と表示されます。
z本機の設定メニューの「詳細設定→高度な設定1→自動入力検索」 )38ページ)「オフ」に設定
している場合は、入力ソースの自動検索は行われません。
RGB端子への入力 VIDEO端子への入力 S-VIDEO子への入力
RGB/コンポーネント) VIDEOS-VIDEO
各種の投映操作
6
入力ソースを選択する
本体のキーを使う場合と、リモコンのキーを使う場合では操作が異なります。
z本体のキーを使って入力ソースを切り替えるには、[INPUT]ーを押します。キーを押すごとに、
のように入力ソースが切り替わります。
zリモコンのキーを使って入力ソースを選択する場合は入力ソースに対応したキー[RGB/
COMPONENT]キー、[VIDEO]キー、[S-VIDEO]キーのいずれか)を押すことで、直接入力ソースを選
択できます。
現在選択されている入力ソースが、投映画面の右上に表示されます
z選択した入力ソースからの入力信号がない場合は、入力ソース表示の下に「入力信号がありませ
ん。と表示されます。
z入力ソースとしてRGB/コンポーネントを選択した場合の入力ソース名は、設定メニューの「詳細
設定→高度な設定2RGB入力」 )41ページ)の設定に応じRGBまたは「コンポーネント」
と表示されます。詳しくは、「入力ソースの自動検索について」 )5ページのメモをご覧くださ
い。
【本体キー】 【リモコンキー】
[INPUT]キー
[S-VIDEO]キー
[VIDEO]キー
[RGB/COMPONENT]キー
RGB/コンポーネント) VIDEOS-VIDEO
7
各種の投映操作
投映サイズとフォーカスを調節する
ズームリングとフォーカスリングを使うことで、投映サイズの調節とフォーカス調節(ピント合わせ)
を行うことができます。
z静止画を投映して調節することをおすすめします。
zピントを調節後に投映サイズを調節すると、ピントがずれる場合があります。その場合は再度ピン
トを合わせてください。
RGB入力の映像の自動調整について
入力ソースを切り換えてRGB (パソコンからの入力)を選択した際や電源投入時などに、本機がRGB
信号を検出すると、投映映像の垂直/水平位置、周波数、位相を自動的に調整します。また、入力ソース
としてRGBが選択された状態では、[AUTO] キーを押して自動調整を実行することができます。
z手動で調整した値を保持したい場合は「詳細設定→高度な設定1→自動調整」をオフにしてくださ
い。)39ページ)
z自動調整中は画像が乱れることがあります。
z自動調整を行っても、位置がずれていたり映像が乱れる場合は、設定メニューを使って手動で調整
を行ってください。詳しくは「信号調整」)29ページ)で、垂直位置/水平位置/周波数/位相の各
項目を参照してください。
縮小
拡大
ズームリング
フォーカスリング
各種の投映操作
8
自動台形補正について
自動台形補正機能は、縦方向の台形歪みを自動的に調節するもので本機の縦方向の傾きを変更して
も、投映映像が長方形になるように自動的に補正が行われます。自動台形補正が行われると、投映画面
の中央下に「自動台形補正が行われました。と表示されます。
台形歪みを補正するKEYSTONE
本機と投映するスクリーンの角度によって、投映映像が歪み、長方形にならない場合があります。本機
はこの「台形歪み」を、自動または手動で補正する機能を備えています。台形歪み補正が可能な本機
スクリーンに対する角度は、以下の通りです。
z図で示した角度の範囲は次の条件によるもので
す。
zパソコンからの投映時(解像度1024×768
直周波数60Hz
z全画面表示をオンに設定
z投映信号の種類、ズームの倍率、全画面表示の設定
状態、アスペクト比の設定など、ご使用の条件に
よって、補正可能な範囲は変わる場合があります。
z台形補正が行われた投映画面は、スクリーンに対す
る投映角度によって小さくなったり、画質が乱れる
ことがあります。投映画面が見づらい場合は、スク
リーンに対する本機の設置位置を可能な限り取扱
説明書(基本編)の「本機を設置する」で図示され
いる状態に近くなるようにしてください。
z横方向の台形歪みは補正できません。本機の投映レ
ンズの中心とスクリーンの左右方向の中央位置が
一致するように設置することをお勧めします(基本
「本機を設置する」を参照)
z自動台形補正は本機の傾きを検出し
て行うため、投映するスクリーンや壁
面などが地面に垂直な場合に限り有
効です。傾いたスクリーンなどに投映
する場合は、手動で台形補正を行って
ください。
z自動台形補正機能のオン/オフを切
り替えることができます。詳しく
「詳細設定→高度な設定1→自動台
補正」 )38ージ)の項目を参照し
てください。
スクリーン
最大 20
最大 20
9
各種の投映操作
手動台形補正について
縦方向の台形補正を手動で行うことができます。
手動で台形補正を行うには
1. [KEYSTONE]キーを押します。
z投映画面上に「台形補正」画面が表示されます。
2. [W]キー/[X]キーを押して、補正を行います。
z[W]キー/[X]キーを押すごとに「台形補正」画面上の選択項目のバーが左右に動きます。
z補正値はバーが左右に動く範囲で設定可能です(バーは必ずしも右端/左端までは移動しませ
ん)
3. 設定画面を消すには、「閉じる」にカーソルを移動し[ENTER]キーを押します。
z[ESC]キー(または[KEYSTONE]キー)を押しても、設定画面を消すことができます。
カ投映する映像がどのような 特徴か(主にテキストかグラフ ィックかといった特徴)に応じ た、
各種の投映操作
10
投映する映像がどのような特徴か(主にテキストかグラフィックかといった特徴)に応じた、最適な色
調を選ぶことができます。
映像に適した色調を選ぶには
1. [COLOR MODE]キーを押します。
z投映画面上に「カラーモード」画面が表示されます。●印は、現在選択されている項目を表します。
z
画面上の各選択項目について詳しくは「映像調整→カラーモード
)
27ページ)をご覧ください。
2. []キー/[]キーを押して希望の選択項目にカーソルを移動し[ENTER]
キーを押します。
z ●印がカーソル位置の選択項目に移り、設定の変更が反映されます。
3. 設定画面を消すには、「閉じる」にカーソルを移動し[ENTER]キーを押します。
z[ESC]キー(または[COLOR MODE]キー)を押しても、設定画面を消すことができます。
カラーモードを使うCOLOR MODE
11
各種の投映操作
本機のスピーカーからの出力音量を、リモコンのキーを使って調節することができます。
音量を調節するには
1. リモコンの[VOL ]キーまたは[VOL ]キーを押します。
z投映画面上に「音量」画面が表示されます。
2. [VOL ]キー(または[X]キー)を押すと音量が大きくなり、[VOL ]キー(ま
たは[W]キー)を押すと音量が小さくなります。
3. 設定画面を消すには、「閉じる」にカーソルを移動し[ENTER]キーを押します。
z[ESC]キーを押しても、設定画面を消すことができます。
入力ソースからの映像と、本機のスピーカーからの音声出力を一時的に消すことができます。この映像
と音声を消去した状態を「ミュート状態」と呼びます。
映像と音声をミュート状態にするには
1. リモコンの[MUTE]キーを押します。
z投映画面全体がブラック画面となり、スピーカーからの出力音声が消音されます。
2. ミュート状態から復帰するにはリモコンの[MUTE]キー(または[ESC]キー)
押します。
音量を調節するVOL /-)
映像と音声を一時的に消すMUTE
各種の投映操作
12
投映中の映像の一部を、リモコンのキーを使って拡大表示することができます。
投映映像の一部を拡大するには
1. リモコンの[D-ZOOM ]キーまたは[D-ZOOM ]キーを押します。
z投映画面に十字カーソル()が表示されます。
2. リモコンのカーソルキー[T] [S] [X] [W]を使って、拡大したい位置の
心点に十字カーソルを移動します。
3. リモコンの[D-ZOOM ]キーを押して拡大します。
z[D-ZOOM ]キーを押すごとに拡大率が1段階上がります。拡大率が最大になると、
[D-ZOOM ]キーを押しても変化しなくなります。
z拡大中は、[D-ZOOM ]キーを押すごとに拡大率を1段階下げることができます。
z拡大中にリモコンのカーソルキー[T] [S] [X] [W]を使って、拡大映像を上下左右に移動
ることができます。
4. 拡大表示状態を解除するには、モコンの[ESC]キーを押します。
z通常の表示状態に戻ります。
z[D-ZOOM] キーによる投映画像の拡大は、RGB信号を投映しているときのみ行えます。
映像を拡大するD-ZOOM /-)
13
各種の投映操作
投映中の映像を、キーを押した時点で本機のメモリに取り込み、静止画として表示することができま
す。見かけ上は、投映中の映像がキーを押した時点で静止したように見えます。この静止画の投映状態
「フリーズ状態」と呼びます。
映像をフリーズ状態にするには
1. リモコンの[FREEZE]キーを押します。
z投映映像が、キーを押した時点の映像で静止します。
2. フリーズ状態から復帰するにはリモコンの[FREEZE]キー(または[ESC]キー)
を押します。
投映画面上に矢印やバーなど「ポインター」を表示することができます。プレゼンテーション中に画
面上の特定位置を強調したい場合などに役立ちます。
ポインターを表示するには
[POINTER/SELECT]キーを押すと、投映画面にポインターが表示されます。
ポインターの表示中は、次の操作が可能です。
z[STYLE]キー(ポインターの表示中は、[ENTER]キーが[STYLE]キーとして働きます)を押すと、ポイ
ンターが回転したり、点滅するなど変化します。
例えば矢印型のポインターの場合は、[STYLE]キーを押すごとに向きが4通りに変化します。
zカーソルキーを押すと、押したキーの方向にポインターが移動します。1つのカーソルキーを押し
たままにすると、ポインターを連続的に移動させることができます。
投映中の映像を静止させるFREEZE
ポインターを表示する
各種の投映操作
14
ポインターの種類を選ぶには
ポインターの表示中に[POINTER/SELECT]ーを押すたびに、ポインターの種類が次のように切り替
わります。
ポインターを消すには
ポインターの表示中に[ESC]キーを押すと、ポインターが消えます
設定メニューの利用
15
設定メニューの利用
投映中に、[MENU]キーを押して投映画面に表示される「設定メニュー」を使って、本機のさまざまな基
本設定を行うことができます設定メニューの項目は、下表の通りです
設定メニューの概要
メイン
メニュー サブメニュー 操作タイプ
1入力ソース
2参照ページ
RCSV無信号
映像調整 明るさ 値設定型 ○ ○ ○ ○ × 26ページ
コントラスト 値設定型 ○ ○ ○ ○ × 26ページ
シャープネス 値設定型 ○ ○ ○ ○ × 26ページ
色の濃さ 値設定型 × ○ ○ ○ × 26ページ
色合い 値設定型 × 33×26ページ
カラーモード 次画面型 ○ ○ ○ ○ × 27ページ
カラーバランス 次画面型 ○ ○ ○ ○ × 28ページ
映像調整の初期化 実行型 ○ ○ ○ ○ × 28ページ
信号調整 垂直位置 値設定型 5××× × 29ページ
水平位置 値設定型 5××× × 29ページ
周波数 値設定型 5××× × 29ページ
位相 値設定型 5××× × 29ページ
ノイズフィルタ 選択肢型 5××× × 30ページ
信号調整の初期化 実行型 5××× × 30ページ
画面設定 台形補正 値設定型 ○ ○ ○ ○ 30ページ
アスペクト比 選択肢型 × 4○○ × 31ページ
全画面表示 選択肢型 ○ × × × × 32ページ
投映方法 選択肢型 ○ ○ ○ ○ 33ページ
天吊投映
11 選択肢型 ○ ○ ○ ○ 33ページ
画面設定の初期化 実行型 ○ ○ ○ ○ 34ページ
1 各項目の操作のタイプを表しています。タイプごとの操作方法については、それぞれ下記を参照
してください。
値設定型 :数値を指定するタイプ )21ページ)
選択肢型 :選択肢から選ぶタイプ )21ページ)
次画面型 :別画面で数値指定や選択を行うタイプ)22ページ)
実行型 :初期化を実行するタイプ )23ページ)
情報表示型 :情報の表示のみを行うタイプ )23ページ)
2R: RGB入力、C: コンポーネント入力、S: S-VIDEO入力、V: VIDEO入力、無信号入力信号なし、
を表します。表中の○は入力信号に対して有効なメニュー項目、×は無効なメニュー項目です。
3入力信号がNTSCまたNTSC4.43の場合のみ設定可能です。
4入力信号のアスペクト比が43の場合のみ設定可能です。
5デジタルズームを使っていない場合のみ設定、または実行可能です
設定メニューの利用
16
6選択されている入力ソースに対して設定を行います。
7RGB入力選択時のみ設定可能です。
8RGB/コンポーネント入力の選択時のみ設定可能です。
9VIDEO力選択時のみ設定可能です。
10S-VIDEO入力選択時のみ設定可能です。
11 その他のタイプと異なる専用の操作を行います。
12「天吊投映」がオンに設定されている場合に限り、「静音モード」の設定は無効です。
13「天吊投映」がオンに設定されている場合、「オン」の設定は無効です。
メイン
メニュー サブメニュー 操作タイプ 入力ソース 参照ページ
RCSV無信号
詳細設定 音量 値設定型 ○ ○ ○ ○ 634ページ
ポインター 次画面型 ○ ○ ○ ○ 34ページ
静音モード 選択肢型
12
12
12
12
1235ページ
パワーオンパスワード 専用操作
11○○○ 35ページ
パスワードの変更 専用操作
11○○○ 35ページ
高度な設定1
自動入力検索 選択肢型 ○ ○ ○ ○ 38ページ
自動台形補正 選択肢型
13
13
13
13
1338ページ
自動調整 選択肢型 ○ × × × 739ページ
メッセージ表示 選択肢型 ○ ○ ○ ○ 39ページ
スタート画面 選択肢型 ○ ○ ○ ○ 40ページ
無信号時画面 選択肢型 ○ ○ ○ ○ 40ページ
高度な設定2
オートパワーオフ 選択肢型 ○ ○ ○ ○ 41ページ
RGB入力 次画面型 ○ ○ × × 841ページ
ビデオ信号 次画面型 × × × ○ 942ページ
Sビデオ信号 次画面型 × × ○ × 1042ページ
画質補正1 選択肢型 ○ ○ ○ ○ × 42ページ
画質補正2選択肢型 ○ ○ ○ ○ × 42ページ
言語 次画面型 ○ ○ ○ ○ 43ページ
詳細設定の初期化 実行型 ○ ○ ○ ○ 43ページ
情報 ランプ使用時間 情報表示型 ○ ○ ○ ○ 44ページ
入力信号 情報表示型 ○ ○ ○ ○ 44ページ
信号名 情報表示型 ○ ○ ○ ○ × 44ページ
解像度 情報表示型 ○ × × × × 44ページ
水平周波数 情報表示型 ○ ○ ○ ○ × 44ページ
垂直周波数 情報表示型 ○ ○ ○ ○ × 44ページ
走査方式 情報表示型 ○ ○ × × × 44ページ
全初期化 実行型 ○ ○ ○ ○ 44ページ
ランプ使用時間の初期化 実行型 ○ ○ ○ ○ 44ページ
17
設定メニューの利用
各設定項目と入力ソースの関係について
設定メニューを使った各種の設定は、設定メニューを表示した時点で選択されている入力ソーRGB
入力、コンポーネント入力、S-VIDEO入力、VIDEO入力)に対して行われます。次の点にご留意ください。
z設定メニューに表示される項目は、選択されている入力ソースなどに応じて変化します。特定の入
力ソースに特有の設定項目や、複数の入力ソースに共通する設定項目があります。
z複数の入力ソースに共通する設定項目の場合、入力ソースに応じて設定可能な値域や、選択可能な
項目が異なる場合があります。
z複数の入力ソースに共通する設定項目には、各入力ソースごとに個別に設定値が保持されるタイプ
と、すべての入力ソースに対して共通する1つの設定値が保持されるタイプのほぼ2種類に分かれ
ます(一部例外を除く)例えば音量設定は各入力ソースごとに設定値が保持されますが、台形補正
設定はすべての入力ソースに共通した設定値が保持されます。
z各入力ソースごとに個別に設定値が保持されるタイプの設定項目では、入力ソースがコンポーネン
ト信号の場合、次の(1)(3)の信号の種類ごとに設定値が保持されます。
例えば480i60のコンポーネント信号が入力ソースのときに「映像調整→明るさ」の設定を変更する
と、576i50のコンポーネント信号が入力ソースのときにもその設定変更が反映されます。しかし、
この変更は480p60や1080i60には反映されません。
z入力ソースに応じた各設定項目ごとの保持のしかたなど詳細は、「設定メニュー項目詳細」 )26
ページ)を参照してください。
(1)480i60 576i50 2480p60 576p50 3)1080i60 720p60
設定メニューの利用
18
設定メニュー画面を使った本機の各種設定操作について操作タイプごとに説明します。
設定メニュー画面の基本操作
設定メニュー画面を使った各種設定の基本的な操作の流れは次の通りです。
1. 設定を行う入力ソースを選択します
2. [MENU]キーを押します。
z投映画面の左上に設定メニュー画面が表示されます(この時点ではメインメニューだけが表示
されます)
3. [T]キーを押します。
zメインメニューの「映像調整」が選択された状態となり、映像調整のアイコンがハイライト表示
(他の項目と異なる色で強調表示されます。
また映像調整メインメニュー内のサブメニューが、右側に表示されます。
zサブメニューとして表示される項目は、手順1で選択した入力ソースや、その入力ソースからの
入力信号の有無によって変化します。詳しくは「設定メニューの概要」)15ページ)の一覧表を
参照してください。
設定メニュー画面の基本操作
選択されているアイコン
は、このようにハイライ
ト表示されます。
メインメニュー
サブメニュー
19
設定メニューの利用
4. [T]キー/[S]キーを押してハイライト表示の位置を移動し、希望のメインメ
ニューを選択します。
z選択したメインメニュー内のサブメニューが、右側に表示されます
5. [X]キー(または[ENTER]キー)を押します。
z手順4で選択したメインメニュー内の、一番上のサブメニューが選択された状態となり、ハイラ
イト表示されます。
6. 設定を行いたいサブメニューを選択します。
z[]キー/[]キーを押してハイライト表示の位置を移動し、希望のサブメニューを選択します。
高度な設定1と高度な設定2につい
詳細設定メインメニュー内のサブメニュー「高度な設定1」「高度な設定2」の2項目には、複数の
サブメニュー項目が含まれています。これら2項目内に含まれるサブメニューを選択する場合は、
次の操作を行います。
(1)[]キー/[]キーを押して、ハイライト表示を「高度な設定1」(または「高度な設定2の位置
に移動します。
(2) [ENTER]キーを押します。
zメインメニュー表示が閉じて、次のような専用のサブメニュー画面表示に切り替わります。
(3) []キー/[]キーを押してハイライト表示の位置を移動し、希望のサブメニューを選択します。
「高度な設定1」内のサブメニュー 「高度な設定2」内のサブメニュー
設定メニューの利用
20
7. 選択したサブメニューに応じて、数値の変更や選択肢からの選択などの操作を
行います。
z操作のしかたはサブメニュー「操作タイプ」によって異なります。操作タイプについては「設定
メニューの概要」)15ージ) を参照してください。
z各操作タイプに応じた操作方法については、「サブメニューの操作について」)21ページ)を参
照してください。
zひとつのサブメニューに対する設定操作を行った後、[]キー/[]キーを使って別のサブメ
ニューを選択して、連続して設定操作を行うことができます。
z別のメインメニューを選択したい場合は、「戻る」にカーソルを移動し[ENTER]キーを押すか
[ESC]キーを押して、手順4~手順7操作を行います。
8. 設定メニュー画面を消すには、メインメニューの「閉じる」にカーソルを移動し
[ENTER]キーを押します。
z設定メニューの表示中に[MENU]キーを押すと、現在表示中のメニュー階層にかかわらず、設定メ
ニューは消えます。
/