Casio XJ-350 取扱説明書

カテゴリー
データプロジェクター
タイプ
取扱説明書
J
DATA PROJECTOR
XJ-350
データプロジェクター
取扱説明書
取扱説明書取扱説明書
取扱説明書
本書はお読みになった後も大切に保管してください。
2
Digital Light ProcessingTMDLPTMDigital Micromirror DeviceTMDMDTMは、米国テキサス
ンスツルメンツ社の商標です。
Microsoft, Windows, Windows NT, Windows XP, Windows ロゴは米国Microsoft
Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Apple およびMacintosh は米Apple Computer,Inc.の登録商標です。
・ その他本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会VCCIの基準に基づくクラBの情報技術装置で
す。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受
信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り
扱いをしてください。
安全上のご注意
3
安全上のご注意
このたびは本製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。
本書は、お読みになった後も大切に保管してください。
絵表示について
この取扱説明書および製品での表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、
あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するため、いろいろな絵
表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。
絵表示の例
危険
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または
重傷を負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示
しています。
警告 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または
重傷を負う危険が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う
危険が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される
内容を示しています。
△記号は「気を付けるべきこと」を意味しています
(左の例は感電注意
記号は「してはいけないこと」を意味しています。
(左の例は分解禁止
●記号は「しなければならないこと」を意味しています。
(左の例は電源プラグをコンセントから抜く)
4
安全上のご注意
本機の使用上のご注意
●煙、臭い発熱大きな音などの異常
について
煙が出ているへんな臭いが
大きな音が出てランプが
えたなどの異常状態のまま使用
しないでくださいそのまま使
用すると火災感電の原因とな
りますすぐに次の処置を行
てください。
1. 電源プラグをコンセントから
抜く。
2. お買上げの販売店またはカシ
オテクノサービスステー
ションに連絡する。
●故障したまま使用しないでください
本書に従って正しく使用して
画面が異常だったり音が
鳴らないなどの故障状態のまま
使用しないでくださいその
ま使用すると火災感電の原
となりますすぐに次の処置
行ってください。
1. 電源を切る。
2. 電源プラグをコンセントから
抜く。
3. お買上げの販売店またはカシ
オテクノサービスステー
ションに連絡する。
●電源コードについて
電源コードは使い方を誤ると
火災・感電の原因となります。
次のことは必ずお守りくださ
い。
・ 電源は指定された電源電
日本国内では交流
100 のコンセントを使
用する
・ 1つのコンセントにいくつもの
電気製品をつなぐタコ足配線
をしない
●電源コードについて
電源コードは使い方を誤ると
傷がついたり破損して火災
感電の原因となります次の
とは必ずお守りください。
・ 重い物をのせたり、加熱しな
・ 設置時にラックや壁などには
さみ込んだり、コードの上を
敷物などで覆わな
・ 加工したり、キズつけたり、
無理に曲げない
・ ねじったり、引っ張ったりし
ない
●電源コードについて
濡れた手で電源コードや電源
ラグに触れないでください
電の原因となります。
警告
5
安全上のご注意
●水、異物はさける
本機に水のかからない状態で使
用してください水がかかる
火災や感電の原因となります。
本機の上に花瓶など液体の入っ
たものを置かないでください
水がかかると火災や感電の原因
となります。
液体異物金属片など
が本機内部に入ると火災
電の原因となりますすぐに
の処置を行ってください。
1. 電源を切る。
2. 電源プラグをコンセントから
抜く。
3. お買上げの販売店またはカシ
オテクノサービスステー
ションに連絡する。
●分解改造しない
本機を分解改造しないでく
さい内部には高圧部分が数
くありやけどけがを
する原因となります。
内部の点検調整修理はお買
上げの販売店またはカシオテク
サービスステーションに
依頼ください。
●落とさない、ぶつけない
本機を落としたときなど
したまま使用すると火災
電の原因となりますすぐに
の処置を行ってください。
1. 電源を切る。
2. 電源プラグをコンセントから
抜く。
3. お買上げの販売店またはカシ
オテクノサービスステー
ションに連絡する。
●火中に投入しな
本機を火中に投入しないでくだ
さい破裂による火災けがの
原因となります。
●点灯中にレンズや吸気口/排気口をの
ぞかない
点灯中にレンズや吸気口/排気口
をのぞきこまないでください
強い光が目に入り視力障害など
の原因となります
●吸気口、排気口をふさがな
口(底 面、背面)、排
側面をふさぐと本機の内部
に熱がこもり火災故障の原
因となりますまた使用中に
触れるとやけどの原因となりま
次のことは必ずお守りく
さい。
・壁30cm 以上離して設置
する
・ 風通しの悪い場所に押し込ま
ない
・ 布などを掛けない
・ じゅうたんや布団またはタオ
ルなどの柔らかい物の上に置
かない
・ たてて使用しない
プロジェクターのキャビネットを
けない
感電の恐れがあります。
6
安全上のご注意
お手入れの際は電源を切って電源
プラグを抜く
感電の原因となります。
投映中は排気口部が高温になりま
ので、触れないでください また排
口部の近くは高温になりますので、
ラスチック等の高温に弱い物をそ
に置いたり、下に敷いたりしないでく
ださい 変形や変色する原因となり
ます
本機の電源を入れる前にずレン
ズカバーを開く 
投映中はレンズカバーを閉めな
いでください
●次の場所での使用はしない 
火災・感電の原因となります
・ 振動の多い場所
・ 湿気やほこりの多い場所
・ 調理台のそばなど油煙が当た
るような場所
・ 暖房器具の近く、ホットカー
ペットの上、直射日光があた
る場所
・ その他、高温や低温の所(使
用環境は 5℃~35℃の環境内
でご使用ください
本機の上に重い物を乗せたり本機
の上に乗らない 
火災・感電の原因となります
水場や風呂場などの水に濡れると
ろに置かない
●不安定な場所に置かない
ぐらついた台の上や高い棚の上
など不安定な場所に置かな
でください落ちたり倒れた
りしてけがの原因となりま
す。
●台車などの上で使用する場合
車輪の足をロックしてください
雷が鳴ったら電源プラグに触れな
7
安全上のご注意
●電源コードについて
電源コードは使い方を誤ると
火災感電の原因となること
あります次のことは必ずお
りください。
・ ストーブなどの熱器具に近づ
けない
・ 電源プラグを抜くときは、電
源コードを引っ張らない(必
ず電源プラグを持って抜く)
●電源コードについて
電源コードは使い方を誤ると
火災感電の原因となること
あります次のことは必ずお
りください。
・ 電源プラグはコンセントの奥
まで確実に差し込
・ 使用後は本機の電源を切り、
クールダウン後電源プラグを
コンセントから抜
・ 長時間使用しないときは電源
プラグをコンセントから抜く
・ 電源プラグの刃と刃の周辺付
近にほこりがたまらないよう
に、コンセントから抜いて、
年一回以上清掃する
・ 本体を移動させる場合は、電
源を切り、ACコードを取り
外してください
●大切なデータは控えをとる
本機に記憶させた内容は
トに書くなどして本機とは別に
必ず控えを残してください
機の故障修理などにより
憶内容が消えることがありま
す。
投映中にレンズの前に水槽などレ
ズ効果をもたらす物を置かない 
火災の原因となることがありま
●投映レンズには手を触れない
注意
8
安全上のご注意
電池のご注意
電池は使い方を誤ると液もれによる
囲の汚損や、破裂による火災・けがの
原因となります。次のことは必ずお
りください。
・ 分解しない、ショートさせな
・ 加熱しない、火の中に投入な
・ 新しい電池と古い電池を混ぜ
て使用しない
・ 種類の違う電池を混ぜて使用
しない
・ 充電しない
・ 極性( の向き)に注意
して正しく入れる
電池は使い方を誤ると液もれによる
囲の汚損や、破裂による火災・けがの
原因となることがあります。次のこ
は必ずお守りください。
・ 本機で指定されている電池以
外は使用しない
使い切った電池は直ちに本機から
・ 長時間使用しないときは、リ
モコンから電池を取り外して
おく
電池を廃棄する場合は各自治体の
収方法に従って廃棄する
警告 注意
9
安全上のご注意
ランプについて
プロジェクターの使用直後は絶対
にランプを取り出さない
ランプが高温のため火傷の
険があります電源を切り
POWERSTANDBYンジケー
ターがオレンジ色点灯に変わっ
たのを確認後電源プラグを
ンセントから抜き60以上置
いてから取り出してください。
ランプは必ず指定のランプを使用
ランプは必ず指定のランプをご
使用ください指定以外のラ
プを使用すると火災故障の
原因となります。
ランプの交換は電源を切り電源プ
ラグをコンセントから抜く
ランプを交換する前に必ず
源を切って電源プラグをコンセ
ントから抜いてください感電
の原因となることがあります。
・ ランプが破壊した時はご注意
ください
ランプ破壊時には、ランプハ
ウス内にガラスの破片が飛び
散ったり、ランプ内部のガス
がプロジェクターの吸気口/
気口から排出されることがあ
ります ランプ内部に含まれ
ているガスは、水銀が含まれ
ていますので、破裂した場合
は十分な換気を行ってくださ
い ガスを吸い込んだり、
に入った場合は、速やかに医
師にご相談くださ
ランプが壊れた時には自分で処理
ない
プロジェクターの光源には
部圧力の高い水銀ランプを使用
していますランプが壊れた
にはお買い上げの販売店ま
は最寄りのカシオテクノ
ビスステーションに処理をご依
頼くださいお客様ご自身で
理するとガラスの破片でけ
をしたり散乱した水銀で被害
を受ける恐れがあります。
警告 注意
使用上のご注意
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使用上のご注意
● ランプのガラスの部分に手で触れないでください。ンプの破裂や寿命を縮め
る原因になります
● 光源用ランプは消耗品です。ランプの平均寿命は2000時間です。交換表示は
2000時間でメッセージが出ますが、ランプの特性や使用環境により、メッセー
ジが出る前に暗くなったり、点灯しなくなることがあります。
● ランプの保証期間90日間または500時間のいずれか早い方です。
● ランプは内部圧力の高い水銀ランプを使用しています。衝撃やキズ、使用時間
の経過による劣化などにより、大きな音をともなって破裂したり、点灯しなく
なることがあります。また、ランプの個体差や使用条件によって大きな差があ
ります。
● ランプ交換時期になると、交換メッセージが表示されランプのインジケー
ターが赤色に点滅します。このときは本書記載の交換手順に従い交換してくだ
さい。
● ランプ寿命到達後100時間を超えて使用するとールダウン後スタンバイ
状態になり電源が入らなくなります。
● ランプ交換時期になると、「ランプの交換時期です。取扱説明書に従い早めに交
換してください。」のメッセージが約10表示され、ランプのインジケーターが
約1秒間隔で赤色の点滅を行います。ンプ交換メッセージが表示されたら、
ンプが点灯する状態でも速やかに交換してください。
● 交換用ランプは、専用交換ランプYL-30を販売店にてお求めください。
● ランプ交換は、電源を切り、POWERSTANDBYインジケーターがオレンジ色
点灯に変わったのを確認後、電源プラグをコンセントから抜き約60分以上置い
てから行ってください。動作中や停止直後は、ランプカートリッジが高温の為、
火傷の原因となりますのでご注意ください。
● ランプは水銀物質を使用しています。ご使用後のランプは、各自治体の規制に
従い廃棄してください。
● ランプには、輸出貿易管理令別表第一該当の部品が組み込まれています。ラン
プ単品で外国に持ち出す場合は国為替及び外国貿易法に基づく手続きが必
要となる場合があります。
● ランプ交換の際は換用ランプYL-30に同梱の専用ドライバーをご使用く
ださい。
ランプ取り扱い上のご注意
注意 交換時期を超えて使用すると、ランプが破裂する可能性が高くなります。交換
メッセージが表示されたら、速やかに新しいランプと交換してください。
ランプを交換するときのご注意
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使用上のご注意
本機は精密な電子部品で構成されています。データが正常に保持できなくなった
り、故障の原因になりますので、以下のことに注意してください
●次のような場所での使用や保管は避けてください。本機の故障破損の原因にな
ります。
・ 静電気が発生しやすいところ
・ 極端に高温または低温のとこ
・ 湿度の高いとこ
・ 急激な温度変化が起こるとこ
・ ほこりの多いところ
・ ぐらついたところや傾いた不安定な場所
・ 水に濡れるような場所
●次のような使用方法は避けてください。本機の故障破損の原因になります。
・ 高温や低温の所(使用環境5℃~35℃の
環境内でご使用ください。
・ 本機の上に重い物をのせたり、本機の上に
乗らないでください。
・ 本機の中に物を落としたり,入れたりしな
いでください。
・ 本機の上に花瓶など水が入った物を置か
ないでください
●消耗した電池をリモコンに取り付けたまま長期間放置しないでください。
電池が液もれすることがあります。液もれは故障・破損の原因になることがあり
ます。
●お手入れの際はいた柔らかい布をご使用ください
特に汚れがひどい場合は、中性洗剤に浸した布を固くしぼっておふきください。
なお、シンナーやベンジンなどの揮発性溶剤は使用しないでください。文字が消
えたり、ケースにシミをつけてしまう恐れがあります。
●画面のドット欠けについて
本商品は、非常に高度な技術を駆使して作られておりますが、画面の一部に非点
灯などのドットが存在することがあります。これは故障ではありません
その他のご注意
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使用上のご注意
\
・ 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
・ 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点
や誤りなど、お気づきのことがありましたらご連絡ください。
・ 本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています。また、
人としてご利用になるほかは、著作権法上社に無断では使用できません
のでご注意ください。
・ 本書および本製品使用により生じた損害、逸失利益または第三者からのい
かなる請求につきましても、当社では一切その責任を負えませんので、あら
かじめご了承ください。
・故修理などに起因するデータの消失による、損害および逸失利益などに
つきまして、当社では一切その責任を負えませんのであらかじめご了承く
ださい。
・ 取扱説明書に使用されている表示画面は、取扱説明書用に特別に作成され
たもので、一部、際の製品と異なることがあります。
目 次
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目 次
安全上のご注意 ....................................................................................................................................................3
絵表示について........................................................................................................................................................................................ 3
絵表示の例...................................................................................................................................................................................................... 3
本機の使用上のご注意 ................................................................................................................................................................... 4
電池のご注意............................................................................................................................................................................................... 8
ランプについて........................................................................................................................................................................................ 9
使用上のご注意 ................................................................................................................................................ 10
本機の特長と主な機能................................................................................................................................. 15
本体の各部の名称 ........................................................................................................................................... 16
リモコンについて ........................................................................................................................................... 23
リモコンの各キーの名称.........................................................................................................................................................23
リモコンに乾電池を入れる.................................................................................................................................................. 25
リモコンの利用可能範囲につい............................................................................................................................. 27
使用前の準備 ..................................................................................................................................................... 28
本機を設置する.................................................................................................................................................................................... 28
設置場所に関するご注意.........................................................................................................................................................30
スクリーンに対する角度につい............................................................................................................................. 31
設置角度の調整.................................................................................................................................................................................... 32
リアプロジェクション(スクリーン背面からの投映)について.....................................34
パソコンとの接続(ビデオ/オーディオの接続).................................................................................34
パソコンとの USB 続について ................................................................................................................................35
一般的なビデオ機器との接続...........................................................................................................................................36
コンポーネントビデオ出力との接続.......................................................................................................................37
電源を入れる...........................................................................................................................................................................................38
電源を切る..................................................................................................................................................................................................41
各種の投映操作 ................................................................................................................................................ 43
スクリーンに投映する ...............................................................................................................................................................43
台形歪みを補正する(KEYSTONE........................................................................................................................50
音量を調節する(VOL /-)..................................................................................................................................... 53
映像を拡大する(D-ZOOM /-).......................................................................................................................54
ピクチャー・イン・ピクチャー機能を利用する(P-IN-P.......................................................56
映像と音声を一時的に消す(MUTE....................................................................................................................58
投映中の映像を静止させる(FREEZE.............................................................................................................. 59
本機のリモコンでパソコンを操作する(ワイヤレスマウス機能..................................59
14
目 次
設定メニューの利...................................................................................................................................... 61
設定メニューの概 ...................................................................................................................................................................... 61
設定を行う前に(各設定項目と入力ソースの関係について)...............................................64
設定メニュー画面の基本操作...........................................................................................................................................65
設定メニュー項目詳細 ...............................................................................................................................................................73
映像調整...................................................................................................................................................................................................73
音量調整...................................................................................................................................................................................................78
画面設定...................................................................................................................................................................................................79
入力設定...................................................................................................................................................................................................85
機器設定...................................................................................................................................................................................................89
情報................................................................................................................................................................................................................99
全初期化...............................................................................................................................................................................................100
メンテナンスについて..............................................................................................................................101
クリーニングについて ...........................................................................................................................................................101
レンズカバーが外れてしまった.........................................................................................................................101
ランプの交換について ...........................................................................................................................................................102
故障かな?と思ったら..............................................................................................................................110
インジケーター表示と警告音について............................................................................................................110
本機のトラブルと対処について ................................................................................................................................112
補足情報.............................................................................................................................................................114
製品仕様 ....................................................................................................................................................................................................114
USB 接続が可能なパソコンについて ................................................................................................................115
表示可能な信号について.....................................................................................................................................................116
本機の特長と主な機能
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本機の特長と主な機能
本機は以下のような特長機能を備えています。
A5ファイルサイズ、1.8kgの軽量コンパクトなデータプロジェクター
手軽に持ち運ぶことができる小型軽量ボディと、明るい室内でも投映可能な高輝度2200ANSI ルー
メン)を実現しています。
■広範囲な投映距
最短0.8mからの投映が可能で、スクリーンまでの距離が十分に取れないような場合でも対応できます。
また、広角2倍ズームの採用により、投映サイズに対する設置距離の許容範囲が広くなっており、自由な
設置が可能です。例えば60インチの画面を表示する場合、1.6m3.2mの距離の範囲で本機を設置する
ことができます。
■多様な入力ソースに対応
パソコンのRGB信号、ビデオ機器のビデオSビデオ信号、およびコンポーネントビデオ信号YCb/
PbCr/Prの入力ソースに対応しています。
■各種の自動調節機能
入力ソースの自動選択や映像の自動調整、台形歪みの自動補正といった各種の自動設定機能を備えて
おり、設置から投映までを簡単に行うことができます。
■多彩な投映機能
投映映像を部分的に拡大して表示するデジタルズーム機能や、パソコン画面の投映中にビデオ入力映
像を子画面に投映するピクチャーインピクチャー機能など、さまざまな付加機能を備えています。
■リモコンを使ったパソコンのマウス操作などが可能
本機のリモコンを使って、本機USB接続されたパソコンのマウス操作やページアップ/ページダウ
ン操作などを実行することができます。パソコンを使ったプレゼンテーション時などに便利です。
本体の各部の名称
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本体の各部の名称
本体の各部の名称と主な働きについて説明します。
【前面/右側面
1リモコン受光部 :リモコンからの信号を受信します。
)リモコンの利用可能範囲について27ページ)
2投映レンズ :本機からの映像の投映を行うための照射部です。
3レンズカバー :レンズ保護用のカバーです使用時は必ず開けてください。
万一外れてしまった場合は「レンズカバーが外れてしまったら」
)101ページ)を参照して取り付けてください。
4フォーカスリング :投映時のピント合わせに使います。
5ズームリング :投映サイズの調節に使います。
)投映サイズとフォーカスを調節する47ページ)
6リリースボタン :角度調節ノブを出し入れする際に使います。
)本機の設置角度を調整するには32ページ)
注意 動作中はレンズをのぞかないでください。
1245
63
17
本体の各部の名称
【上面/左側面/背面】
背面の端子については、【背面部端子】22ページ)を参照してください。
1サブキーケース :本体で投映操作をするためのキーが収められています
2キーインジケーター部 :[](電源)キーや各種状態表示インジケーターです。
)【キーインジケーター部/サブキーケース内】(19ページ)
3スピーカー :AUDIO端子からの入力音声が出力されます。
)【背面部端子】22ページ)
4排気口 :放熱のための排気を行います。
)設置場所に関するご注意30ページ)
5吸気口 :放熱のための吸気を行います。
)設置場所に関するご注意30ページ)
6盗難防止用ロック穴 :盗難防止用のチェーンなどを通すための孔です。ケンジントン
ロックのホームペーhttp://www.kensington.com/もご参
ください。
7リモコン受光部 :リモコンからの信号を受信します。
)リモコンの利用可能範囲について27ページ)
注意
z排気口をふさがないでください。また、30cm以内に障害物を置かない
でください。内部の発熱により、火災や故障の原因となります。
z排気口の周辺にさわらないでください。高温のため、やけどをするおそ
れがあります。
注意 z本体背面、および底面の吸気口をふさがないでください内部の発熱に
より、火災や故障の原因となります。
1243
675
18
本体の各部の名称
【底面】
1角度調節ノブ :本機を傾けて投映角度を調節します。
)本機の設置角度を調整するには32ページ)
2左右傾き調節ノブ2カ所) :本機の左右の傾きを微調整します。
)本機の設置角度を調整するには32ページ)
3吸気口 :放熱のための吸気を行います。
)設置場所に関するご注意30ページ)
4ランプカバー :ランプを交換する際に開きます。
)ランプを交換するには(105ページ)
注意 z本体背面、および底面の吸気口をふさがないでください内部の発熱に
より、火災や故障の原因となります。
243 2
1
19
本体の各部の名称
【キーインジケーター部/サブキーケース内】
下図は、サブキーケースを開いた状態です。サブキーケースの開閉については、21ページを参照し
ください。
1LAMPインジケーター :ランプの各種の状態を表示します。
)インジケーター表示と警告音について(110ページ)
)ランプの交換について(102ページ)
2TEMPインジケーター :主に本機のエラーに関わる各種の状態を表示します。
)インジケーター表示と警告音について(110ページ)
3[AUTO]キー :RGB入力による投映映像を自動調節します。
)RGB入力の映像の自動調整について48ページ)
4[INPUT]キー :押すごとに本機の入力ソースを切り替えます。
)入力ソースを選択する45ページ)
5POWER/STANDBYインジケーター本機の各種の状態を表示します。
)電源を入れる38ページ)
)インジケーター表示と警告音について(110ページ)
6[](電源)キー :本機の電源のオン/オフを切り替えます。
)電源を入れる38ページ)
7[KEYSTONE]キー :投映映像の上下左右方向の台形歪みを補正します。
)台形歪みを補正すKEYSTONE50ページ)
8[MENU]キー :本機の設定メニューを、投映映像上に表示します。
)設定メニュー画面の基本操作65ページ)
9カーソルキー :以下の操作などで使用します。
zメニュー表示中の選択項目間での移動65ページ)
1
2
3
bk
bl
9
7
8
4
5
6
20
本体の各部の名称
bk [ENTER]キー :以下の操作などで使用します。
zメニュー表示中の選択項目の確定操作65ページ)
bl [ESC]キー :以下の操作などで使用します。
zメニュー表示中の前画面に戻る操作65ページ)
z本体のキー操作を無効にすることができます。詳しくは「機器設定→キーロック」 )91ページ)
を参照してください。
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Casio XJ-350 取扱説明書

カテゴリー
データプロジェクター
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取扱説明書