ユーザーマニュアル
1. 概要
2. ボックス内容
- Hercules DJControl Inpulse 300
- USB ケーブル
- DJUCED ステッカー
- 保証書カード
3. 製品仕様
3.1.
機械的仕様
- 寸法: 48 x 28.6 x 5.2 cm
- 重量: 1.8 kg
3.2.
技術的仕様
1. USB MIDI コントローラ:
デッキ
- トランスポートボタン x 8SHIFT / PLAY / CUE / SYNC
- 8 パッド搭載マトリックス 2 個と、関連モードボタン 8 個 (HOTCUE、ROLL, SLICER、
SAMPLER、TONEPLAY、FX、SLICER LOOP、BEATJUMP)
- 4 LOOP IN/OUT ボタン
- 2. VINYL ボタン
- 感圧式・静電容量式ジョグホイール 2 個
- ピッチフェーダー 2 個
- ビートマッチ ヘルプランプのガイド
- エフェクトボタン 2 個と、エフェクトを変調する関連ポテンショメーター 4 個 (Fx と
Dry/Wet)
ミキサー
- フォルダ/プレイリスト ナビゲーション用スイッチを内蔵したロータリーエンコーダ x 1
- バックライトリング 1 個と、Assistant がサジェストするミキシングに最適なトラックの
エネルギーレベルを表示・選択できる Assistant ボタン
- 曲をデッキ (バーチャルターンテーブル) にロードするためのボタン x 2
- ポテンショメータ付き (HIGH/MID/LOW) 2-バンド EQ 2 個
- ゲイン ポテンショメーター 2 個
- デュアルフィルター ポテンショメーター 2 個 (ローパス/ハイパス)
- Master ヘッドフォン ボリューム調整ポテンショメーター 2 個 (ハードウェア設定)
- ヘッドフォン モニタリングを有効/無効にするためのボタン 2 個と、Master 出力のモ
ニタリングを有効/無効にするためのボタン 1 個
- ボリュームフェーダー x 2
- クロスフェーダー x 1
2. 内蔵マルチチャンネル オーディオインターフェース
- スピーカー出力 (= 出力 1～2) RCA コネクタ
o 最大出力 = 5 dBU → 1 kΩ
o THD+N @ 1 kHz ～ -80 dB
o 解像度 = 24 ビット
o サンプルレート = 44 kHz
- ヘッドフォン出力 (= 出力 3～4) 3.5 mm コネクタ
o 最大出力 = 5 dBU → 32 Ω @1 khz
o THD+N @ 1 kHz ～ -75 dB
o 解像度 = 24 ビット
o サンプルレート = 44 kHz
4. インストール
4.1.
コンピュータへの接続 (USB)
注意:コンピュータにデバイスを接続するたびに、Vegas Mode と呼ばれる LED 点灯モード
が起動します。 Vegas Mode は 4 つのフェーズで構成されており、すべての LED を点灯し
たり、マルチカラーのバックライト付きエネルギーリングを、使用できる 4 色で表示したりで
きます。
4.2.
DJUCED のダウンロード
https://www.djuced.com/hercules にアクセスします。
DJUCED をダウンロードしてインストールします。
4.3.
DJUCED の起動
製品が正しく認識され、使用できる状態であることを示すウィンドウが表示されます。
DJUCED ソフトウェアの初回起動時には、製品のセットアップや、ヘッドフォンやアクティ
ブスピーカーなどを接続する手順がガイドされます。また、ヘッドフォンやアクティブスピーカ
ーがない場合は、コンピュータに内蔵されているスピーカーを選択する方法を説明します。
画面上の指示に従って、ステップバイステップで進めてください。
4.4.
Hercules DJ Academy
アイコンをクリックすると、DJUCED に付属している Hercules DJ Academy のチュ
ートリアルにアクセスできます。
5. 機能詳細
5.1.
製品データ
1. トランスポートボタン:SYNC、CUE、再生/一時停止、SHIFT
2. パフォーマンスパッド
3. Loop In/Out (ループ先頭/ループ終わり)
4. Vinyl (Scratch) モードを有効/無効にします。
5. 視覚的なビートマッチング補助機能付きのテンポ調整フェーダー (赤色 LED) と、元の
テンポに戻すための中央の緑色 LED
6. ライブラリ内をブラウズ: Assistant ボタンを使って、次のトラックを選んだり、サジェスト
されたトラックのエネルギーレベルを表示/選択したり、対応するデッキにトラックを読
み込んだりできます。
7. ゲインコントロール
8. 3-バンド イコライザー (HIGH / MID / LOW)
9. デュアルフィルター (ローパス/ハイパス)
10 バーチャルデッキ 1 および 2 のヘッドフォンおよびMaster 出力のモニタリング
11. バーチャルデッキ 1/2 用ボリュームフェーダー
12- クロスフェーダー
13. ヘッドフォンボリュームと Master ボリューム (ハードウェア設定)
14. デッキ:Scractch、Pitch Bend
15. アクティブスピーカー接続用 RCA 出力 (1～2)
16. コンピュータとの接続用 USB ポート
17. ヘッドフォン出力 (3-4) 3.5 mm ミニジャック形式
18. Hercules オリジナル追加アクセサリー用拡張ポート
イコライザー (EQ)
ロータリーノブは、 DJUCED
®
内の EQ の強さをコ
ントロールします。各バンドにノブが 1 つ関連付け
されています:HIGH / MID / LOW .
これらのノブの動作は デッキ 1 とデッキ 2 で共通
です。
GAIN
デッキ 1 とデッキ 2 のゲイン調整ポテンショメータ。
エンコーダーを左/右に回すと、ミュージックライブ
ラリを上/下にナビゲートできます。
エンコーダーを押してフォルダ/ ファイルを選択しま
す。
SHIFT を押してからエンコーダーを押すと、エクス
プローラーのルートに戻ります。
ASSISTANT ボタンを押すと、ミキシングする最適
なトラックが表示されたサジェストパネルが表示さ
れます。
ASSISTANT ボタン ON を押してからエンコーダー
を回してトラックのエネルギーレベルを調整します。
LOAD ボタン
これらのボタンには機能が 2 つあります:
- フォルダを展開する/折りたたむ。
- 宛先のデッキに選択トラックをロードする。
Pre Fader Listening (PFL)
ボタンを有効/無効にすることで、ヘッドフォン
の各デッキのサウンドを有効/無効にできます。ま
た、MASTER ボタンを有効/無効にすることで、(オ
ーディエンスに対してプレイ中の) ミックスのサウ
ンドを有効/無効にできます。
HEADPHONES と MASTER ポテンショメーターは
、それぞれヘッドフォンとスピーカーの音量を制御
します。
ボリューム フェーダー
これらのフェーダー (1 デッキあたり 1 つ) は、各
デッキのボリュームを制御します。
クロスフェーダー
このフェーダーを使って、異なるトラッ クのサウンド
をミキシングできます。
FILTER:
FILTER ポテンショメーターで、デュアルフィルター
(ローパス/ハイパス) の周波数を調節できます。
ビートマッチガイド
ビートマッチガイドを有効/無効にするためのボタ
ン (TEMPO と BEAT ALIGN)。
VU (ボリュームユニット) メーター
デッキ 1 とデッキ 2 用 VU メーター (モノラル)。
Master 出力用 VU メーター (ステレオ)。
VINYL
このボタンを使って、SCRATCH モードを有効/無効に
できます (ジョグホイールと組み合わせて使用)。
モード
パッドと組み合わせることで、これらのボタンを使って
各デッキのモード
(HOTCUE/ROLL/SLICER/SAMPLER) を個別に選択
できます。
セカンダリモード (TONEPLAY/FX /SLICER
LOOP/BEATJUMP) には、対応するボタンを長押し
(0.5秒) することでアクセス可能: ボタンが点滅し、セカ
ンダリモードが有効であることを通知します。
PLAY/PAUSE ボタン
対応するデッキでトラックを再生または一時停止しま
す (デッキ 1 または 2)。
CUE ボタン
- トラックが再生中でない場合、現在の再生エッドの
位置にキュ ーポイントを挿入します。
- トラックが再生中の場合、再生ヘッドは使用されて
いる最後の CUE ポイントに移動し、トラックの再生を
停止します。
- CUE ボタンを押したままにしてトラックの再生を開
始します。ボタンを離すとトラックはキュ ーポイントに
戻ります。
- CUE-PLAY (CUP) を行 う には、 CUE ボタ ン と
PLAY/PAUSE ボタンを押します。
- SHIFT + CUE = トラックの先頭に戻ります。
SY NC ボタン
- SYNC ボタンを押して、デッキの BPM と Master
Tempo を同期させます。
- SHIFT + SYNC を押すと、現在のデッキを Master
Tempo として強制的にセットできます。
LOOP
- ループのインポイント (IN) とアウトポイント (OUT)
を選択して、ループを有効/無効にします。LOOP IN
ボタンを 2 秒間押し続けると、自動ループ (4 ビート)
が立ち上がります。
いつでも、SHIFT + LOOP IN (2 で割る) または
SHIFT + LOOP OUT (2で掛ける) を同時押しするこ
とで、アクティブなループの長さを 2 で割ったり、2 で
掛けたりすることができます。
SLIP
Slip モードを有効/無効にします。トラックをバックグ
ラウンドで再生し、たとえばスクラッチ中にもフレージ
ングを維持したりすることができます。
QUANTIZE
Quantize モードを有効/無効にします。次のビート (再
生、キューポイント) でアクションを開始できます。
TEMPO
TEMPO フェーダーでは、トラック (BPM) の再生速度
を手動で調整し、2 つのトラックを同期させることがで
きます。フェーダーの右側にある緑色 LED は、トラッ
クが元のテンポで再生されていることを示します
(TEMPO フェーダーが中央位置)。
BEATMATCH ガイド (1 デッキあたり赤矢印 4 本)
TEMPO ビジュアルガイド: トラックの速度を上げるか
下げる (つまり TEMPO フェーダーの上下) が必要が
あることを表示します。
BEAT ALIGN ビジュアルガイド: 両方のトラックの
Beat grid を揃えるために、ジョグホイールをどの方
向に回す必要があるかを表示します。
エフェクト ラック コントロール
エフェクト 1 を有効/無効にします。専用の FX ポテン
ショメーターを使用してエフェクトを変調し、 Dry/Wet
ポテンショメーターを使ってエフェクトの量を調整しま
す。SHIFT + ON でエフェクトを選択できます。
HOTCUE モード
パッドを押して、HOTCUE を現在の再生ヘッド位
置に追加します。
HOTCUE がセットされると、パッドは赤に点灯しま
す。
パッドを押すと、 再生ヘッドが該当する HOTCUE
に移動します。
HOTCUE を削除するには SHIFT + パッドを押しま
す。
最大 8 個の HOTCUE をオンザフライで追加また
は削除。
ROLL モード
パッド 1 はビートの 1/16 の一時的なループを可
能にします。
パッド 2 はビートの 1/8 の一時的なループを可能
にします。
パッド 3 はビートの 1/4 の一時的なループを可能
にします。
パッド 4 はビートの 1/2 の一時的なループを可能
にします。
パッド 5 は 1 ビートの一時的なループを可能にし
ます。
パッド 6 は、2 ビートの一時的なループを有効にし
ます。
パッド 7 は、4 ビートの一時的なループを有効にし
ます。
パッド 8 は、8 ビートの一時的なループを有効にし
ます。
トラックはバッ クグラウンドで再生され続 け、ルー
プを終了/パッドから指を離した際も、リズムやフレ
ーズを失うことなくトラックの再生を続行できます。
SLIC ER モード時
SLICER モードを有効にすると、アクティブなルー
プが 8 個の Slice にカットされ、各パッド (1～8)で
8 個の Slice のループをオンザフライで再生でき
ます。アクティブなループは、 トラッ ク全体を移動し
ます。
SAMPLER モード時
パッドを使って、 DJUCED
®
のマルチレイヤーサン
プラーの最初の 2 つのラインに表示されている 8
つのサンプルを再生できま す。
パッド未点灯 = サンプルは再生されていません。
パッドが点灯 = サンプルの再生中です。
SHIFT + パッ ド = サンプルの再生を停止します。
_TONEPLAY モード (長押し)
このモードでは、異なるノートピッチでキューポイン
トを再生できます。キュ ーポイントは、あらかじ め
HOTCUE モードで選択できます。
_FX モード (長押し)
パッド 1 では、FadeToGrey エフェクトを使った自
動トランジションが有効になります。
パッド 2 では、Wash Out エフェクトを使った自動ト
ランジションが有効になります。
パッド 3 では、TransDelay エフェクトを使った自動
トランジションが有効になります。
パッド 4 では、Dub Delay エ フェクトを使った自動ト
ランジションが有効になります。
パッド 5 は Flanger エフェクトを有効にします。
パッド 6 は Phonevox エフェクトを有効にします。
パッド 7 は Baby Scratch をキューポイント 1 で有
効にします。
パッド 8 は Baby Scratch をトラックの現在の位置
で有効にします。
_SLICER LOOP モード (長押し)
SLICER LOOP モードを有効にすると、アクティブ
なループが 8 個の Slice にカットされ、各パッド (1
～8)で 8 個の Slice のループをオンザフライで再
生できま す。このモードでは、アクティブなループ
がループし続けます。
_BEATJUMP モ ード (長押し)
パッド 1 はトラックを 1 ビート戻します。
パッド 2 はトラックを 1 ビート進めます。
パッド 3 はトラックを 2 ビート戻します。
パッド 4 はトラックを 2 ビート進めます。
パッド 5 はトラックを 4 ビート戻します。
パッド 6 はトラックを 4 ビート進めます。
パッド 7 はトラックを 8 ビート戻します。
パッド 8 はトラックを 8 ビート進めます。
ジョグホイール
ジョグホイールは感圧式・静電容量式のため、指
での軽いタッチにも反応します。ジョグホイールを
使って以下の操作が行えます:
- トラック内で移動 (再生停止時)
- トラックのピッチベンドを制御 (再生時)
- ジョグホイールの上部をタッチして、ジョグホイー
ル を右 と 左 に 回 す こ とで ス ク ラッ チ を行 えま す
(Vinyl (Scratch) モード有効時)
SHIFT ボタンと組み合わせることで、SEARCH 機
能にアクセスしてトラック内をすばやく移動できま
す。
5.2.
マルチチャンネル サウンドカード
この製品はマルチチャンネルのサウンドカードを内蔵しており、スピーカーで観客向けにミッ
クスを再生しながら (スピーカー出力)、次のトラックをヘッドフォンでモニタリングすることが
できます (ヘッドフォン出力)。
1. スピーカー出力 (= 出力 1-2)
スピーカーは、製品背面のスピーカー出力に接続してください。
2. ヘッドフォン出力 (= 出力 3-4)
ヘッドフォンは、製品前面のヘッドフォン出力 に接続してください。
デフォルトの設定では、製品が接続されるたびに、 DJUCED を含む市販の DJ ソフトウェ
アで動作できるよう、ヘッドフォン出力は出力 3～4 に割り当てられます。
ただし、たとえば製品のヘッドフォン出力を使ってコンピュータ上で iTunes の音楽を楽しみ
たい場合などには、出力 1～2 をヘッドフォン出力にルーティングする必要があります。これ
を行うには、MASTER ボタンを押します。
5.3.
互換性
1. USB オーディオ / USB MIDI
この製品はプラグアンドプレイに対応しており、USB Audio および USB MIDI 規格に準拠し
ているため、ドライバなしで PC および Mac で使用できます。
2. ASIO
ソフトウェア アプリケーションによって ASIO ドライバが要求された場合、あるいは低いレイ
テンシーの恩恵を受けたい場合には、ASIO ドライバ を Hercules サポートウェブサイトの製
品ページからダウンロードしてください。Hercules ASIO ドライバには、PC のタスクバーから
(Mac の場合は application\Hercules\DJControl Inpulse 300 から) アクセスできるコントロ
ールパネルが同梱されています。
このコントロールパネルを使って、バッファサイズやレイテンシーなど、色々な ASIO 設定を
変更できます。
ＡＳＩＯ 設定を変更する手順は以下の通りです。
- USB バッファサイズを “標準 (4 ms)” に設定します。
- ASIO バッファサイズをまず 512 に設定します。
- アプリケーションを起動 (例:DJUCED) して、DJControl Inpulse 300 ASIO ドライバを選
択します。
ソフトウェアが ASIO ドライバの使用を開始した後は、コントロールパネルで ASIO 設定を
変更することはできなくなります。これは普通であり、ASIO ドライバが正しく動作しているこ
とを示します。
- ソフトウェアを使って、アーティファクトや音の乱れ (クリック音、ポップ音など)、およびレイ
テンシーの問題をチェック:このような問題が発生した場合は、バッファサイズを調節する
必要があります。
- ソフトウェアを終了し、ASIO バッファを 1 つの値ずつ調節します:
- レイテンシーを減らすには、バッファサイズを小さくします。
- オーディオに音の乱れやアーティファクトがある場合は、バッファのサイズを大きく
してください。
システムに最適なバッファサイズが見つかるまで、この手順を繰り返す必要があります。
ドライバはこちらから入手できます: https://support.hercules.com
3. ファームウェアのアップデート
お使いの製品は自動ファームウェアアップデート モードを搭載しています。これには、
Hercules ドライバをインストールし、画面の指示にしたがって操作を行う必要があります。フ
ァームウェアのアップデートは自動的に実行されます。
ドライバはこちらから入手できます: https://support.hercules.com
またコントロールパネルでは、｢バージョン情報｣タブからこの情報にアクセスし、コンピュー
タにインストールされているドライバのバージョンを表示できます。Hercules のテクニカルサ
ポートにご連絡の際は、この情報をお手元にご用意ください。
6. デモモード
このモードは、製品を USB 電源に接続した場合に利用でき、特に店舗にて使用されます。
この場合、製品はデモモードで動作しているため、デモシーケンスが繰り返されます。
7. FAQ
a.
ヘッドフォンから音が出ない。
お使いの製品は、DJUCED
®
用に設定済みのマルチチャンネル サウンドカードを内蔵して
いるため、ヘッドフォンは必ず製品前面に接続してください。
デフォルトの設定では、ソフトウェア起動時に 2 個のモニタリングボタンが有効になります。
次に、ヘッドフォンで聴きたいデッキを選択するか、MASTER ボタンを使ってミックスの結果
を聴くことができます。
b.
スピーカーから音が出ない。
お使いの製品は、DJUCED
®
用に設定済みのマルチチャンネル サウンドカードを内蔵して
いるため、スピーカーは必ず製品背面の RCA コネクターに接続してください。
c.
ノートパソコンのスピーカーのどちらからも音が出ない。
お使いの製品は、 DJUCED
®
用に設定済みのマルチチャンネル サウンドカードを内蔵して
います。ノートパソコンの内蔵スピーカーを使用したい場合は、DJUCED
®
の設定で「マスタ
ーをスピーカーに送る」オプションを選択する必要があります。
d.
ヘッドフォンとノートパソコンのスピーカーのどちらからも音が出ない。
DJUCED
®
でデフォルトのサウンドカードを変更した場合、または「マスターをスピーカーに
送る」オプションにチェックを入れて、デフォルトでノートパソコンのサウンドカードを選択した
場合、コンピュータにヘッドフォンも接続する必要があります。これは、 DJUCED
®
がスピー
カーおよびヘッドフォン出力を 1 つのサウンドカードのみでサポートしているためです。内蔵
サウンドカードの出力が、下記の例のように 1 系統 (1～2) しかない場合、ヘッドフォンでモ
ニタリングを行うことはできません。
その場合は、ヘッドフォンまたはスピーカーを製品に直接接続してください。
e.
マルチメディアスピーカーを DJControl Inpulse 300 に接続できません。
スピーカーのコネクターと DJControl Inpulse 300 のコネクターが異なる場合、1/8” (3.5
mm) ミニジャックアダプターを使用できます (付属していません)。
また、MASTER ボタンを押すことで、スピーカーをヘッドホン出力にスピーカーを接続して出
力 1～2 を出力 3～4 にルーティングすることもできます。
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