Roland SYSTEM-1 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland SYSTEM-1:音楽制作を始めるのに最適なシンセサイザー

Roland SYSTEM-1 は、音楽制作初心者から経験者まで、幅広い層に適したシンセサイザーです。直感的な操作性と、幅広い音作りを可能にする機能を兼ね備えています。

主な特徴:

  • 2つのオシレーターとサブオシレーターを搭載。オシレーターには、のこぎり波、矩形波、三角波、PWM 波など、多彩な波形が用意されています。
  • オシレーターは、リングモジュレーターとシンク機能を備え、複雑な音作りが可能です。
  • フィルターは、ローパスフィルター、ハイパスフィルター、バンドパスフィルター、ノッチフィルターの4種類を搭載。レゾナンスを上げれば、シンセらしい攻撃的な音色を作ることができます。
  • エンベロープジェネレーターは、アタック、ディケイ、

Roland SYSTEM-1:音楽制作を始めるのに最適なシンセサイザー

Roland SYSTEM-1 は、音楽制作初心者から経験者まで、幅広い層に適したシンセサイザーです。直感的な操作性と、幅広い音作りを可能にする機能を兼ね備えています。

主な特徴:

  • 2つのオシレーターとサブオシレーターを搭載。オシレーターには、のこぎり波、矩形波、三角波、PWM 波など、多彩な波形が用意されています。
  • オシレーターは、リングモジュレーターとシンク機能を備え、複雑な音作りが可能です。
  • フィルターは、ローパスフィルター、ハイパスフィルター、バンドパスフィルター、ノッチフィルターの4種類を搭載。レゾナンスを上げれば、シンセらしい攻撃的な音色を作ることができます。
  • エンベロープジェネレーターは、アタック、ディケイ、
日本語
バージョン 1.20 操作ガイド
各種設定
工場出荷時の設定に戻すー・
SYSTEM-1 を工場出荷時の状態に戻します。
1.[MANUAL]ボタンを押しながら、電源を入れます。
[ARPEGGIO]ボタンが点滅します。
ファクトリー・リセットをキャンセルする場合は、電源を切ります。
2.[ARPEGGIO]ボタンを押して、ファクトリー・リセットを実行します。
3. すべてのボタンが点灯したら、SYSTEM-1 の電源を入れなおします。
MIDI /その他の設定
1. MODEL [SYSTEM-1]ボタンを押しながら、電源を入れます。
[ARPEGGIO]ボタンが点滅します。
設定をキャンセルする場合は、電源を切ります。
2. 以下の操作子で設定します。
パラメーター 操作子 説明
MIDI
チャンネル
[TYPE]
ダイヤル
消灯(オフ)
MIDI 送受信チャンネルを設定します。SCATTER LED(1
10)にチャンネルが表示されます。(初期値:1)
• 左に回しきると全消灯(オフ)
• 右に回しきると全点灯(オムニ)
• 11 16 LED 10 1 6 が同時に点灯します。
1〜16
全点灯
(オムニ)
すべてのチャンネルの MIDI 情報を受信します。
MIDI 送信チャンネルは 1 になります。
MIDI
クロック・
ソース
[1]
ボタン
点灯
(オート)
MIDIIN 端子または USB 端子から MIDI クロックが入力さ
れた場合、自動的に MIDI クロックにテンポ同期します。(初
期値)
MIDIIN 端子と USB 端子から同時に MIDI クロックが入力
された場合は、USB 端子が優先されます。
消灯
インターナル
本体で設定したテンポで動作します。外部機器と同期した
くない場合は「インターナル」に設定します。
MIDI スルー
[2]
ボタン
点灯(オン)MIDIIN 端子から入力した情報を、MIDIOUT 端子に出力
する(オン、初期値)か、しない(オフ)かを設定します。
消灯(オフ)
BOOST
モード
[3]
ボタン
点灯(オン)
OUT 端子の出力レベルをブーストします。
消灯(オフ)
メモリー登録
(SCATTER
操作子)
[4]
ボタン
点灯(登録)
SCATTER 操作子をメモリーに登録するか、しないかを設
定します。
消灯(登録
しない)
LED デモ
[MOD]を押しながら
[TYPE]ダイヤル
LED デモを表示するまでの時間(分)を設定します、消灯
にすると表示しません。
マスター・
チューン
[KEYHOLD]を押し
ながらジョグ・シャ
トル
OCTAVE[DOWN]
[UP]ボタン点灯
440Hz(初期値)
[UP]ボタンのみ
点灯
440 +(SCATTER LED 番号)
Hz
[DOWN]ボタンの
み点灯
440 ー(SCATTER LED 番号)
Hz
例:[UP]ボタンと SCATTER LED(2)が点灯してい
るときは、442Hz になります。
3.[ARPEGGIO]ボタンを押して、設定を保存します。
設定が保存され、SYSTEM-1 が再起動します。
ョット
[MANUAL]ボタンを⻑押しすることで、現在のつまみ、スライダー、スイッチの状態をパソコンや
MIDI 機器に送信します。
PitchBend 範囲の設定
[LEGATO]ボタンを押しながら[TYPE]ダイヤルを回して設定します。
※1 から 24 まで設定することが可能です。
「10」が点灯+「2」が点灯、という場合は 12 が設定されます。
「10」が点滅+「4」が点灯、という場合は 24 が設定されます。
MIDILocalOn/O󰮏 MIDIController
[SYSTEM-1]ボタンと[PLUG-OUT]ボタンを押しながら[TYPE]ダイヤルで設定します。
LOCAL ON(2 が点滅) 通常操作及び外部 MIDI メッセージで発⾳します。
LOCAL OFF(1 が点滅) 外部 MIDI メッセージでのみ発⾳します。
MIDI CONTROLLER(3 が点滅) 発⾳はせずに MIDI メッセージのみ出力します。
© 2015 ローランド株式会社
3
OSC1 OSC2
⾳のキャラクターを決める波形を選び、⾳の高さを決めます。SYSTEM-1 には、2 つのオシレーター(OSC
1 OSC2)があります。
操作子 説明
波形つまみ
⾳の基本となる波形を選びます。
T
(のこぎり波)
U
(矩形波)
S
(三角波)
(のこぎり波 2)
(矩形波 2) (三角波 2)
追加された基本波形
[LEGATO]ボタンを押しながら、OSC1 OSC2 の波形つまみを回すことで、
追加された基本波形を選ぶことができます。
T
(NoiseSaw)
U
(LogicOperation)
S
(FM)
(FM+Sync)
(Vowel) (CB)
[COLOR]つまみ 効果は波形によって変わります。
[MOD]つまみ
[COLOR]つまみを変化させる元を選びます。
MAN [COLOR]つまみ位置の⾳色になります。時間変化しません。
LFO
2
LFO セクションで設定した周期で時間変化します。
P.ENV
5
PITCH セクションのエンベロープで時間変化します。
F.ENV
6
FILTER セクションのエンベロープで時間変化します。
A.ENV
7
AMP セクションのエンベロープで時間変化します。
S.OSC サブ・オシレーターの周波数に合わせて時間変化します。
オクターブ(フィー
ト)つまみ
オシレーターのオクターブを設定します。
[CROSS MOD]つ
まみ
OSC2 の波形で OSC1 の周波数を変化させます。つまみを右に回すほど OSC
1 の⾳は複雑な⾳になり、金属的な⾳や効果⾳を作ることができます。
[TUNE]つまみ
オシレーターのピッチ(⾳の高さ)を設定します。
コース・チューン
半⾳単位でピッチ(⾳の高さ)を決めます。
[RING][SYNC]ボタンを同時に押しながら SCATTER[TYPE]ダイヤル(ま
たは OSC 2[TUNE]つまみ)を回すことで、コース・チューンを設定するこ
とができます。
SCATTER LED(1 10)にコース・チューン量(OFF(消灯)、-11
+11)が表示されます(11 LED 10 1 が同時に点灯します)
[RING]ボタン
リング・モジュレーターです。OSC1 OSC2
を掛け合わせることにより、複雑な波形を作り
ます。
OSC1
OSC2
[SYNC]ボタン
オシレーター・シンクです。OSC1 の周期に合
わせて、OSC2 を強制的に周期の始めに戻すこ
とにより、複雑な波形を作り出します。
OSC1
OSC2
4
MIXER
OSC1、OSC2、サブ・オシレーター(1 または 2 オクターブ下の⾳を鳴らすオシレーター)、ノイズ
の⾳量を調節します。
操作子 説明
[OSC 1]つまみ OSC1 の⾳量を調節します。
[OSC 2]つまみ OSC2 の⾳量を調節します。
[SUB OSC]つまみ サブ・オシレーターの⾳量を調節します。
[OSC TYPE]ボタン
サブ・オシレーターのタイプを選びます。
点灯:1 オクターブ下の⾳、消灯:2 オクターブ下の⾳
[NOISE]つまみ ノイズの⾳量を調節します。
[NOISE TYPE]ボ
タン
ノイズのタイプを選びます。
点灯:ホワイト・ノイズ、消灯:ピンク・ノイズ
5
PITCH
ピッチの時間的な変化(エンベロープ)を作ります。
操作子 説明
[ENV]つまみ
つまみを右に回すと、ピッチはいったん高くなってから、押さえた鍵盤のピッチ
に戻るようになります。
つまみを左に回すと、ピッチはいったん低くなってから、押さえた鍵盤のピッチ
に戻るようになります。
[A]スライダー
7
AMP セクションの[A][D]スライダーと同様のはたらきをします(⾳量
ではなくピッチが変化します)
[D]スライダー
6
FILTER
⾳の明るさや太さを決めます。また、フィルターの時間的な変化(エンベロープ)を作ります。
操作子 説明
[LPF CUTOFF]つ
まみ
ロー・パス・フィルターのカットオフ周波数を決めます。カットオフ周波数より
高い周波数成分をカットして⾳を丸くします。
[LPF TYPE]ボタン
ローパス・フィルターの傾き(スロー
プ)のタイプを選びます。
点灯:-12dB、消灯:-24dB
⾳量
周波数
[HPF CUTOFF]つ
まみ
ハイ・パス・フィルターのカットオフ周波数を決めます。カットオフ周波数より
低い周波数成分をカットします。
[RESO]つまみ
レゾナンスは、フィルターのカットオフ周波数付近を強調します。
値を大きくするほど、強調の度合いが大きくなり、シンセサイザー特有のクセの
ある⾳になります。
[ENV]つまみ
カットオフ周波数の[A][D][S][R]の変化する方向と量を決めます。
つまみを右に回すと、カットオフ周波数は高くなる方向に動きます。
つまみを左に回すと、カットオフ周波数は低くなる方向に動きます。
[KEY]つまみ
弾く鍵盤によってフィルターのカットオフ周波数を変化させます。
つまみを右に回すと、高⾳になるのにしたがってカットオフが上がります。
つまみを左に回すと、高⾳になるのにしたがってカットオフが下がります。
[A]スライダー
7
AMP セクションの[A][D][S][R]スライダーと同様のはたらきをします(⾳
量ではなくカットオフ周波数が変化します)
[D]スライダー
[S]スライダー
[R]スライダー
各部の名称とはたらき
2 3 4 5 6 7 81
9 10
メモ
この操作ガイドは、SYSTEM-1 アップデート(Ver.1.10、Ver.1.11、Ver.1.12、Ver.1.20)で追加さ
れた機能を赤文字で記載しています。
1
共通セクション
SYSTEM-1 の以下の設定をします。
操作子 説明
[VOLUME]つまみ ⾳量を調節します。
[PORTAMENTO]
つまみ
最初に弾いた鍵盤と次に弾いた鍵盤との間で、⾳の高さを連続的に変化させま
す。つまみで、ピッチ変化にかかる時間を調節します。
[LEGATO]ボタン
レガート奏法(あるキーを押しながら他のキーを押す)のときにだけポルタメン
トがかかります。
[TEMPO]つまみ
アルペジオ(スキャッター)のテンポを設定します。設定したテンポのタイミン
グでつまみの LED が点滅します。
[TEMPO SYNC]
ボタン
2
LFO セクションのうねりの速さ(RATE)や
8
EFFECTS セクションのディ
レイ・タイム(TIME)を、テンポに同期させます。
[LFO KEY TRIG]
ボタン
鍵盤を弾いたタイミングと、LFO の周期が始まるタイミングを合わせるか
(オン)、合わせないか(オフ)設定します。
[MONO]ボタン
オン(点灯)にすると、単⾳(モノ)演奏になります。
点滅にすると、複数⾳を重ねて単⾳として発⾳します(ユニゾン・モード)
MODEL
[SYSTEM-1]/
[PLUG-OUT]ボタン
[SYSTEM-1]ボタンをオンにすると、本機は SYSTEM-1 シンセサイザーとして
動作します。[PLUG-OUT]ボタンをオンにすると、本機はプラグアウトされた
シンセサイザーとして動作します。
[MANUAL]ボタン 現在のつまみ/スライダーの設定で⾳を鳴らします。
メモリー
[1]〜[8]ボタン
メモリー/バンクとは?
現在のパネル(つまみ/スライダー)の設定を、64 個(8 メモリー ×8 バンク)
登録/呼び出しすることができます。
バンクの切り替え方法
1. SYSTEM-1 モードで動作中の場合は[SYSTEM-1]ボタン、PLUG-OUT モー
ドで動作中の場合は[PLUG-OUT]ボタンを長押しします。
選択中のバンク番号に対応するメモリー・ボタンが点滅します。
2. メモリー[1]〜[8]ボタンを押して、バンクを切り替えます。
※バンクを切り替えたあともメモリー・ボタンを押して、⾳を変更するでまで、
バンク切り替え前の⾳が鳴ります。
メモリー・ボタンにパネルの設定を登録
メモリー[1]〜[8]ボタンを⻑押しします。
メモリー・ボタンの音(設定)を呼び出す
メモリー[1]〜[8]ボタンを押します。
メモリーへ登録可能な設定の拡張
以下の SCATTER の操作子の設定を、メモリーに登録できるようになりました。
操作子
[ARPEGGIO]ボタン
[ARP TYPE]つまみ
[ARP STEP]つまみ
[SCATTER]ジョグ・シャトル
[TYPE]ダイヤル
[KEY HOLD]ボタン
OCTAVE[DOWN][UP]ボタン
Ver.1.20 では、上記の操作子の設定はメモリーに登録されるよう設定されてい
ます。
メモリーに登録したくない場合は、「MIDI /その他の設定」の「メモリー登録
(SCATTER 操作子)」をご覧ください。
メモリー・ボリューム機能
[TEMPOSYNC]ボタンを押しながら[TYPE]ダイヤルを回すことで、パッチ
メモリーごとに⾳量を設定することができるようになりました。
2
LFO
ピッチを揺らしてビブラートをかけたり、⾳量を揺らしてトレモロをかけたりなど、⾳に周期的な変化
(うねり)をつけます。
操作子 説明
波形つまみ
LFO の波形を選びます。
R
(正弦波)
S
(三角波)
T
(のこぎり波)
U
(矩形波)
W
(サンプル&ホールド)RND(ランダム波)
[FADE TIME]つ
まみ
⾳を鳴らしてから LFO の振幅が最大になるまでの時
間を設定します。
[RATE]つまみ LFO のうねりの速さを決めます。
[PITCH]つまみ ⾳のピッチを変化させます(ビブラート)
[FILTER]つまみ FILTER のカットオフ周波数を変化させます。
[AMP]つまみ AMP の⾳量を変化させます(トレモロ)
7
AMP
⾳量の時間的な変化(エンベロープ)を作ります。
操作子 説明
[TONE]つまみ ⾳の明るさを設定します。
[CRUSHER]つまみ 波形を歪ませて⾳色を変化させます。
[A]スライダー
(アタック・タイム)
鍵盤を押さえてから、⾳量が最大になるまで
の時間を決めます。
[D]スライダー
(ディケイ・タイム)
⾳量が最大になってから、サステイン・レベ
ルに下がるまでの時間を決めます。
[S]スライダー
(サステインレベル)
アタック・タイムとディケイ・タイムが過ぎ
てから鍵盤を離すまでの間の⾳量を決めます。
[R]スライダー
(リリース・タイム)
鍵盤を離してから、⾳量が最小になるまでの
時間を決めます。
8
EFFECTS
リバーブ、ディレイのかかり具合を調節します。
操作子 説明
[REVERB]つまみ 残響を加えます。
[DELAY]つまみ ディレイ⾳の⾳量を変化させます。
[TIME]つまみ ディレイ・タイム(⾳を遅らせる時間)を調節します。
9
PITCHBEND SCATTER
「ピッチ・ベンド」は、ピッチ(⾳の高さ)を変化させます。
スキャッターとは?
アルペジオ演奏にさまざまな変化を加え、⾳楽的なグルーブを作り出す機能です。
操作子 説明
[ARPEGGIO]ボタン
鍵盤で和⾳を押さえるだけでアルペジオを演奏させることができます(アルペ
ジエーター)
[ARP TYPE]つまみ アルペジオの鳴らしかたのバリエーションを選びます。
[ARP STEP]つまみ アルペジオのステップ 1 つを何分⾳符にするか設定します。
[PITCH BEND/
SCATTER]ジョグ・
シャトル
ジョグ・シャトルは通常ピッチ・ベンドとして動作します。
[ARPEGGIO]ボタンをオンにすると、ジョグ・シャトルはスキャッター・デ
プス(スキャッターの深さ)を調節します。
※スキャッターは、ジョグ・シャトルを操作している間オンになります。ジョ
グ・シャトルを中央に戻すと、スキャッターはオフになります。
[TYPE]ダイヤル スキャッター・タイプ(1 10)を選択します。
[KEY HOLD]ボタン
鍵盤から手を離しても、⾳を鳴らし続けることができます。
スキャッター・デプスのホールド機能
[KEYHOLD]ボタンを押すことで、スキャッター・デプスをホールドできる
ようになりました。
スキャッター・デプスのホールド方法
1.[ARPEGGIO]ボタンをオンにして、スキャッターを有効にします。
2.[SCATTER]ジョグ・シャトルを操作しながら、[KEY HOLD]ボタンを押
します。
スキャッター・デプスのホールド解除方法
[SCATTER]ジョグ・シャトルを再度、操作するとホールドが解除されます。
OCTAVE[DOWN]
[UP]ボタン
オクターブ・シフト
鍵盤の⾳域を 1 オクターブ単位で動かすことができます。1 オクターブでボタ
ンが点灯、2、3 オクターブでボタンが点滅します。[DOWN][UP]ボタン
を同時に押すと、通常の⾳域に戻ります。
キー・トランスポーズ
[DOWN][UP]ボタンを同時に押しながら SCATTER[TYPE]ダイヤルを回
すことで、鍵盤の⾳域を半⾳単位でトランスポーズ(移動)することができま
す(上方向のみ)
• SCATTER LED(1 10)にトランスポーズ量(1 11)が表示されま
す(11 LED 10 1 が同時に点灯します)
• 左に回しきると全消灯(オフ)
[MOD]ボタン
[MOD]ボタンを押さえている間、⾳にビブラート(モジュレーション)がか
かります。[MOD]ボタンを押しながら
2
LFO セクションを操作することで、
MOD のかかり具合を調節することができます。
10
鍵盤
標準サイズの鍵盤です。
タッチ・センスはつきません(ベロシティー固定)
データバックアップ/リストア
バックアップ
1.[ARPEGGIO]ボタンを押しながら電源を入れます。
2. SYSTEM-1 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
3. パソコンで「SYSTEM-1」ドライブを開きます。
「SYSTEM-1」ドライブの BACKUP フォルダー内に各シーンメモリのバックアップファイルがあります。
4. これらバックアップ・ファイルをパソコンへコピーします。
SYSTEM-1 SYSTEM1_PATCH1.PRM-SYSTEM1_PATCH64.PRM
PLUGOUT PLUGOUT_PATCH1.PRM-PLUGOUT_PATCH64.PRM
5. コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、USB ケーブルを抜きます。
Windows8/7
マイコンピューターの「SYSTEM-1」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
MacOS
「SYSTEM-1」アイコンをドックにあるゴミ箱アイコンにドラッグします。
6. 電源をオフにします。
スト
1.[ARPEGGIO]ボタンを押しながら電源を入れます。
2. SYSTEM-1 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
3. パソコンで「SYSTEM-1」ドライブを開きます。
4.「SYSTEM-1」ドライブの RESTORE フォルダー内にバックアップ・ファイルをコピーします。
5. コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、USB ケーブルを抜きます。
Windows8/7
マイコンピューターの「SYSTEM-1」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
MacOS
「SYSTEM-1」アイコンをドックにあるゴミ箱アイコンにドラッグします。
6. OCTAVE[DOWN][UP]ボタンの点滅が完全に終わってから、電源をオフにします。
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Roland SYSTEM-1 取扱説明書

タイプ
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Roland SYSTEM-1:音楽制作を始めるのに最適なシンセサイザー

Roland SYSTEM-1 は、音楽制作初心者から経験者まで、幅広い層に適したシンセサイザーです。直感的な操作性と、幅広い音作りを可能にする機能を兼ね備えています。

主な特徴:

  • 2つのオシレーターとサブオシレーターを搭載。オシレーターには、のこぎり波、矩形波、三角波、PWM 波など、多彩な波形が用意されています。
  • オシレーターは、リングモジュレーターとシンク機能を備え、複雑な音作りが可能です。
  • フィルターは、ローパスフィルター、ハイパスフィルター、バンドパスフィルター、ノッチフィルターの4種類を搭載。レゾナンスを上げれば、シンセらしい攻撃的な音色を作ることができます。
  • エンベロープジェネレーターは、アタック、ディケイ、