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リファレンス・マニュアル
01
© 2019 Roland Corporation
2
各部の名称とはたらき
5
:
:
トップ・パネル
5
:
:
リア・パネル
（機器の接続）
7
はじめに
8
:
:
電源を入れる
8
電源を切る
8
MC-707 の概要
9
:
:
プ ロ ジェクトと は ?
10
:
:
トラックとは ?
10
:
:
クリップ とは ?
10
:
:
ブラウザーとは ?
10
:
:
トータル・エフェクト設定
10
:
:
ユーザー・サンプル
（USER SAMPLE）
10
基本操作
11
:
:
プロジェクトを読み込む／再生する
11
:
:
再生するクリップを変更する
11
:
:
トーン／ドラムキットを選ぶ
11
:
:
クリップ を イ ンポ ート す る
12
基本画面
14
:
:
HOME 画面
14
:
:
クリップを選ぶ
14
:
:
トラック／クリップを編集する
（［C4］つまみ）
14
クリップを作成する
（CREATE）
14
音色を編集する
（SOUND）
14
クリップの設定を変更する
（SETTING）
14
クリップの音色やフレーズをコピーする
（COPY/PASTE）
15
クリップの名前を変更する
（RENAME）
15
クリップを復元する
（RELOAD）
16
削除する
（DELETE）
16
プ ロ ジェクト の 操 作
17
:
:
プ ロ ジェクトと は ?
17
:
:
プロジェクトを読み込む
17
:
:
プ ロ ジェクトを 管 理 す る
17
:
:
新し い プ ロ ジェクトを 作 成 す る
17
:
:
プ ロ ジェクト の 設 定 を す る
18
:
:
プロジェクトに読み込んだサンプルを管理する
（Sample Bank）
19
:
:
プ ロ ジェクトを 保 存 す る
19
トラックの 操 作
20
:
:
トラックを作 成 する
20
:
:
トラックを異なるタイプに変更する
20
:
:
トラックの 設 定 をする
20
パッド の 操 作
（PAD MODE）
22
:
:
MUTE モードを使う
22
トラックを停止／再生する
（パッド［1］～［8］）
22
トラックをミュートする
（パッド［9］～［16］）
22
:
:
CUE モードを使う
22
トラックを停止・再生する
（パッド［1］～［8］）
22
CUE 機能を使用する
（パッド［9］～［16］）
22
:
:
CLIP モードを使う
22
クリップを変更する
22
CLIP モードの設定をする
22
:
:
NOTE モードを使う
22
演奏する
23
DRUM PAD MUTE
23
NOTE モードの設定をする
23
:
:
CHORD モードを使う
23
演奏する
23
コードを 編集 する
23
:
:
SCATTER モード
24
パッドを使って効果をかける
24
［SCATTER］ボタンを使って効果をかける
24
STEP に効果を記録する
24
SCATTER を設定する
24
クリップ を イ ン ポ ート す る
（クリップ・ブラウザー）
25
音色を選ぶ
（サウンド・ブラウザー）
26
:
:
プリセット音色を取り込む
26
:
:
S D カ ード の プ ロ ジェクト から 取り 込 む
26
:
:
SD カードのサンプルを取り込む
26
フレーズを打ち込む
28
:
:
TONEトラック
28
小節の設定を変更する
28
入力時に自動的にステップを進める
（ ス テ ップ ・ イ ン プ ット・ モ ード ）
28
ステップごとにノートを編集する
29
:
:
DRUMトラック：TR-REC
30
小節を増やす
30
ステップを編集する
30
ト ラック・ パ ッド・ ミ ュ ート
30
クリッ プ ・ パッド ・ ミュ ート
30
:
:
LAST:STEP ／ FIRST:STEP を設定する
31
LAST STEP を設定する
31
FIRST STEP を設定する
31
FIRST STEP ／ LAST STEP を削除する
31
録音する
32
:
:
TONE ／ DRUMトラックに演奏を録音する
32
:
:
LOOPERトラックに音声を録音する
32
クオンタイズ
33
:
:
録音時のクオンタイズを有効にする
33
:
:
再生時のクオンタイズを設定する
33
目次
3
目次
つまみの動きをステップに記録する
（MOTION）
34
MOTION を ON ／ OFF する
34
MOTION を記録する
34
MOTION を削除する
34
MOTION を編集する
34
シーンの保存と呼び出し
36
:
:
SCENE を呼び出す
36
:
:
SCENE を記録する
36
トータル・エフェクト
37
:
:
［FX:PRM］［FX:DEPTH］つまみと［ON］ボタンで
操作する対象を選ぶ
37
:
:
REVERB ／ DELAY をエディットする
37
:
:
MFX ／ COMP ／ EQ をエディットする
37
:
:
つまみのアサインを変更する
37
SCATTER
38
:
:
スキャッターの効果をかける
38
パッド で 効 果 を か け る
38
［SCATTER］ボタンを押して効果をかける
38
:
:
SCATTER を編集する
38
詳細な編集
39
TONEトラックを編集する
41
:
:
簡単な音色の編集
41
:
:
詳細な音色の編集
43
トーンの構成
43
PARTIAL EDIT 画面
44
COMMON SETTING 画面
44
DRUMトラックの編集
45
:
:
簡単な音色の設定
45
:
:
パッド の 設 定
（PAD MENU）
46
パッド の 音 色
（ イ ンスト ）
を変更する
（INST SELECT）
46
イン ストを 設 定 す る
（INST EDIT）
46
サンプルを編集する
（SAMPLE EDIT）
46
インストの名前を編集する
（INST NAME EDIT）
47
パッド を 設 定 す る
（PAD EDIT）
47
インストを初期化する
（INIT INST）
47
LOOPERトラック
48
:
:
LOOPER の設定をする
48
再生に関する設定をする
48
サンプルの波形編集
（再生範囲とタイム・ストレッチの設定）
48
MFX の編集
49
サンプル名の編集
49
クリップの設定を変更する
50
:
:
TONEトラック／ DRUMトラック
50
:
:
LOOPER
50
つまみにパラメーターを割り当てる
（KNOB ASSIGN）
51
:
:
操作方法
51
パラメーターの値を初期値に戻す
51
テンポの設定
52
:
:
マスター・クロック
52
マスタ ー・クロックを設 定 する
52
:
:
TEMPO のタップ入力
52
入出力の設定
53
:
:
入力と録音の設定
（INPUT/REC）
53
:
:
外部エフェクターを使う
（SEND/RETURN 端子）
53
:
:
各トラックを個別に出力する
（ASSIGNABE OUT）
53
UTILITY
54
:
:
システム設定
（SET）
54
:
:
新しい SD カードを初期化する
（FORMAT）
55
:
:
工場出荷状態の設定に戻す
（FACTORY RESET）
55
:
:
メモリー内部を最適化する
（LOOPER OPTIMIZE）
55
:
:
接続した SD カードをパソコンで管理する
56
ショート カット 一 覧
57
:
:
画面表示やモードの切り替え
57
:
:
ミックス音の調整
57
:
:
MOTION
57
:
:
フレーズの編集
57
:
:
パフォーマンス
58
:
:
操作子の値やパラメーターの編集
58
エラー・メッセージ一覧
59
他の機器との連携
60
:
:
DAW と同期する
60
:
:
TR-8S と同期する
60
4
目次
パラメーター一覧
61
:
:
ZEN-Coreトーン・パラメーター
（Z-Core）
61
SOUND
61
STRUCTURE
62
OSC MOD COM
63
UNISON
63
PTL CTRL
63
PTL RANGE
64
TUNING
64
パート・パラメーター
（KNOB CTRL）
64
INFO
65
OSC
65
Pitch
66
PITCH ENV
67
FILTER
67
FLITER ENV
68
AMP
69
AMP ENV
69
LFO1 / LFO2
70
STEP LFO1/ STEP LFO2
70
PARTIAL EQ
71
OUTPUT
72
CONTROL
72
MATRIX CONTROL
72
MFX
73
MFX CTRL
73
:
:
Drum:Kitトーン・パラメーター
（Drum）
74
SOUND
74
MFX
74
KIT MFX CTRL
74
DRUM COMP1 ～ 6
74
PAD CTRL
74
PAD EQ
74
INST COMMON
75
INST WAVE
75
INST PENV
76
INST FILTER
77
INST FENV
77
INST AENV
78
:
:
トータル・エフェクト・パラメーター
（TOTAL EFFECT）
79
COMP
79
EQ
79
MFX
79
EQ
（Part 1 ～ 4）
80
:
:
ディレイ
（DELAY）
80
ディレイ・パラメーター
80
:
:
リバーブ
（REVERB）
81
リバーブ・パラメーター
81
MFX/IFX パラメーター
83
:
:
音符
119
Block:Diagram
120
5
1 共通セクション 1
［VOLUME］つまみ
MIX OUT 端子の音量を調節します。
［PHONES］つまみ
PHONES 端子の音量を調節します。
［SHIFT］ボタン
［SHIFT］ボタンを押しながら機能名（
など）が書かれ
たボタンを押すと、各機能が実行されます。
［CLEAR］ボタン
［CLEAR］ボタンと各種ボタンを組み合わせると、ステップ・シー
ケンサーの記録内容やフレーズの内容が消去されます。
［PROJECT］ボタン
プロジェクト・メニュー画面が表示されます。
プロジェクトの読み込みや設定をすることができます。
［QUANTIZE］ボタン
録音時のクオンタイズのオン／オフを切り替えます。［SHIFT］
ボタンと組み合わせるとクオンタイズの設定画面が表示され
ます。
&
詳 し く は 、「クオンタイズ」（P.33）をご覧ください。
［REC］ボタン
パッドを使った録音や、LOOPER への録音をします。
MOTION［ON］［REC］ボタン
クリップごとにつまみの動きを記録し、モーションとして再生さ
せることができます。
MOTION［ON］ボタン
記 録した モ ー ションを 再 生 さ せま す 。
［SHIFT］ボタンを押しながら MOTION［ON］ボタンを押す
と、 モ ー ションを 削 除しま す 。
MOTION［REC］ボタン
モ ー ションを 記 録しま す 。
［SHIFT］ボタンを押しながら MOTION［REC］ボタンを押すと、
LAST STEP の編集ができます。
（*1）
*1 LAST STEP：クリップごとに設定できるループ終端の設定。
SCENE［1］～［4］ボタン
MC-707 が各トラックで再生しているクリップの組み合わせを
シーンと呼びます。
SCENE［1］～［4］ボタンを押すと、記録したシーンを呼び
出すことができます。
［SHIFT］ボタンを押しながら SCENE［1］～［4］ボタンを押すと、
シーン 5 ～ 8 を呼び出すことができます。
現在の設定をシーンとして記録するときは、登録したい
SCENE ボタンを長押しします。
シーン 5 ～ 8 に記録するときは、［SHIFT］ボタンを押しなが
ら長 押ししま す。
MEASURE［<］［>］ボタン
編集する小節を移動します。
［SHIFT］ボタンを押しながら MEASURE［<］または［>］ボ
タンを押すと、再生に関する小節の設定画面が表示されます。
&
詳 し く は 、「小節を増やす」（P.30）をご覧ください。
小節インジケーター
4 つのインジケーターで編集中の小節を表示します。
［START/STOP］ボタン
再生を開始したり停止したりします。
2 ミキサー・セクション
再生位置インジケーター
クリップの再生位置を割合（%）で表示します。
インジケーター 1 つは 25%、全点灯で 100% となります。
［FILTER］つまみ、［MOD］つまみ、［FX］つまみ
設定されたパラメーターを調節します。
レベル・フェーダー
音量を調節します。
［SEL］ボタン
トラックを 選 びます 。
［SHIFT］ボタンを押しながら［SEL］ボタンを押すと、トラッ
クの設定メニューが開きます。
&
詳 し く は 、「トラック の 設 定 をする」（P.20）をご覧くだ
さい。
トップ ・ パ ネ ル
各部の名称とはたらき
1
2
3
4
5
小節
インジケーター
再生位置
インジケーター
6
各部の名称とはたらき
3 パッド ・ セ ク ション
ステップ［1］～［16］ボタン
編集するステップの選択などに使用します。
パッド・モードや設定により動作や表示が変化します。
パッド
（16 個）
選んだパッド・モードによって、パッドの動作が変わります。
PADMODE［MUTE］ボタン
パッドを MUTE モードに切り替えます（P.22）。MUTE モー
ドでは、トラックのミュート、クリップの停止ができます。
［SHIFT］ボタンを押しながら PAD MODE［MUTE］ボタン
を押すと、パッドが CUE モードに切り替わります。CUE モー
ドでは、選択中のトラックのみ PHONES 端子から出力される
ようになります。
PADMODE［CLIP］ボタン
パッドを CLIP モードに切り替えます（P.22）。CLIP モード
では、再生や編集するクリップを選びます。
［SHIFT］ボタンを押しながら PAD MODE［CLIP］ボタンを
押すと、クリップに関連した設定ができます。
PADMODE［NOTE］ボタン
パッドを NOTE モードに切り替えます（P.22）。NOTE モー
ドでは、点灯しているパッドで鍵盤のように演奏できるようにな
ります。
［SHIFT］ボタンを押しながら PAD MODE［NOTE］ボタン
を押すと、NOTE モードに関連した設定ができます。
PADMODE［CHORD］ボタン
パッドを CHORD モードに切り替えます（P.23）。CHORD
モードでは、1 つのパッドで和音を演奏できます。
［SHIFT］ボタンを押しながら PAD MODE［CHORD］ボタ
ンを押すと、CHORD モードに関連した設定ができます。
PADMODE［SCATTER］ボタン
パッドをSCATTER モードに切り替えます。スキャッターは、ビー
トに同期するエフェクトです。再生音にデジタルなグルーブを
与えることができます。
［SHIFT］ボタンを押しながら PAD MODE［SCATTER］ボ
タンを押すと、スキャッターの設定ができます。
&
詳 し く は 、「SCATTER」（P.38）をご覧ください。
4 トータル・エフェクト・セクション
［REVERB］［DELAY］［MULTI］ボタン
［FX PRM］［FX DEPTH］つまみの機能を切り替えます。
［SHIFT］ボタンを押しながらこれらのボタンを押すと、トータ
ル・エフェクトの編集ができます。
［ON］ボタン
［REVERB］［DELAY］［MULTI］ボタンで選ばれたエフェクト
をオン／オフします 。
［FXPRM］［FXDEPTH］つまみ
エフェクトのかかり具合を調節します。
5 共通セクション 2
ディスプレイ
操作に応じて、必要な情報が表示されます。
［C1］～［C4］つまみ
操作に応じて、必要な機能が割り当てられます。
［C1］～［C4］つまみは、押すこともできます。
［SOUND］ボタン
サウンド・ブラウザー画面が表示されます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［SOUND］ボタンを押すと、
サウンドの設定画面が表示されます。
&
詳 し く は 、「簡単な音色の編集」（P.41）をご覧ください。
［CLIP］ボタン
クリップ・ブラウザー画面が表示されます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［CLIP］ボタンを押すと、クリッ
プの設定画面が表示されます。
&
詳 し く は 、「クリップの設定を変更する」（P.50）をご覧
ください。
［KNOBASSIGN］ボタン
KNOB ASSIGN 画面が表示されます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［KNOB ASSIGN］ボタンを押
すと、UTILITY 画面が表示されます。
&
詳 し く は 、「UTILITY」（P.54）をご覧ください。
［FUNC］ボタン
画面に応じて機能を切り替えます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［FUNC］ボタンを押すと、プロジェ
クトの保存画面が表示されます。
［TEMPO］ボタン
［TEMPO］ボタンを押して点灯させ、［VALUE］ダイアルを
回すと、BPM を設定することができます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［TEMPO］ボタンを押すと、マ
スター・クロック設定画面が表示されます（P.52）。
［INPUT］ボタン
［INPUT］ボタンを押して点灯させ、［VALUE］ダイアルを回
すと EXT IN 端子からの入力音量を設定することができます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［INPUT］ボタンを押すと、入
出力や録音に関する設定画面が表示されます。
&
詳 し く は 、「入出力の設定」（P.53）をご覧ください。
［EXIT］ボタン
元の画面に戻ります。
画面によっては、実行中の機能を中断します。
［ENTER］ボタン
選択や操作を決定します。
［SHIFT］ボタンを押しながら［ENTER］ボタンを押すと、タッ
プ・テンポとして動作させることができます。
［VALUE］ダイアル
［TEMPO］ボタンが点灯している場合、BPM の値を変更し
ます。または、［INPUT］ボタンが点灯している場合は、EXT
IN 端子の入力音量を設定します。
［TEMPO］ボタンと［INPUT］ボタンの両方が消灯している
ときは、値の変更や画面のスクロールなどに使用します。動
作は画面の表示により変化します。
カーソル［
<
］［
>
］［<］［>］ボタン
カーソル位置が上下左右に移動します。
または、画面を切り替えます。
7
各部の名称とはたらき
A DC IN 端子
付属の AC アダプターを接続します。
※:AC アダプターのコードは、図のようにコード・フックを使って固定してくださ
い。誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源が切れてしま
うことや、 端子に無理な力がかかることを防ぐことができます。
B［POWER］スイッチ
電源をオン／オフします。
C USB 端子
市販の USB2.0 ケーブル（B タイプ）でパソコンに接続します。
USB MIDI と USB オーディオの情報をやりとりしたり、本体に接
続した SD カードへの書き込みや読み込みをしたりできます。パ
ソコンに接続するには USBドライバーをインストールする必要が
あります。USBドライバーは、ローランドのホームページからダ
ウンロードしてください。詳しくは、ダウンロードしたファイルに
ある Readme.htm をご覧ください。
&
https://wwwrolandcom/jp/support/
D MIDI 端子
外部 MIDI 機器と接続して、MIDI メッセージを送受信します。
E SD カード・スロット
工場出荷時は、付属の SD カードを挿入した状態で SD カード・
プロテクターが固定されています。SD カードを取り出す場合は、
ネジをはずしてください。
SD カードには、本機の各種データ（設定、音色、サンプルなど）
が保存されます。
※:画面に「Processing」と表示されている間は、絶対に電源を切ったり、SD カー
ドを抜いたりしないでください。
※:メモリー・カードのメーカーや種類によっては、本機で正しく録音や再生がで
きないことがあります。
F EXT IN
オーディオ入力端子です。
EXTINL/MONO、R 端子
ダイナミック・マイクや楽器などを接続します。
マイクは L/MONO 端子に接続します。
［MIC/LINE］スイッチ
接続する機器に合わせて切り替えます。
L/MONO 端子のゲインを切り替えます。
G SEND（L、 R）端子／ RETURN（L、 R）端子
外部エフェクターを接続し、トラックのエフェクトやトータル・エフェ
クトとし て 使 用 で き ま す 。
H ASSIGNABLE OUT 端子
指定したトラックを ASSIGNABLE OUT 端子から出力することが
できます。
I MIX OUT（L/MONO、R）端子
オーディオ信号の出力端子です。アンプやモニター・スピーカー
に接続します。
モノで出力するときは、L/MONO 端子に接続してください。
J PHONES 端子
ヘッドホンを接続します。
リア・パネル
（機器の接続）
※:他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
S D カ ード
AC アダプター
C USB 端子
G SEND 端子
RETURN 端子
外部エフェクターを接続し
ます。
J PHONES 端子
I MIX OUT 端子
パソコン MX-1
B［POWER］スイッチ
&
「電源を入れる」（P.8）
A
E
D MIDI 端子
MIDI 機器を接続し
ます。
コード・フック
F EXT IN 端子
マイクやオーディオ機器を
接続します。
H ASSIGNABLE OUT 端子
TR-8S
8
はじめに
電源を入れる
※:電源を入れる／切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入
れる／切るときに音がすることがありますが、故障ではありません。
1
MC-7070 接続した機器の順番で、電源を入れます。
2
音量を適当な位置まで上げます。
電源を切る
1
接続した機器 0MC-707 の順番で、電源を切ります。
9
MC-707 の概要
MC-707 は最大 8 個までの独立したトラックを同時に演奏することができます。
また、それぞれのトラックには最大 16 個までのクリップを設定することができ、これらのクリップを切り替えて演奏することができます。
MC-707
プ ロジェクト
トラック1～8
プ ロジェクト設 定 ユーザー・サンプル
クリップ 1
フレーズ
トーン
MFX 設定MFX 設定
クリップ設定
クリップ 2
クリップ 1 6
タイプ：
トーン
トーン
MFX 設定MFX 設定
クリップ 1
フレーズ
ドラム
キット
MFX 設定MFX 設定
クリップ設定
クリップ 2
クリップ 1 6
タイプ：
ドラム
ド ラ ム ・ キ ット
MFX 設定MFX 設定
クリップ 1
MFX 設定
クリップ設定
ルーパー・
サンプル
ルーパー設定
クリップ 2
クリップ 1 6
タイプ：
ルーパー
タイプ：
なし
トラックの種類と内部構成
リバーブ
コーラス／
ディレイ
マルチ・
エ フェクト
コンプレッサ ー イコライザー
トラック・ミックス
トラック1～8
トラック1～8
トータル・エフェクト設定
システム設定
保存
読み出し
トーン
ド ラ ム ・ キット
プ リセ ット
SD カード
ブラウザー
（読み出し）
プ ロ ジェクト ・
ファイル
オー ディオ・
ファイル
トーン／
ド ラ ム ・ キ ット ／
ルーパー
EQ
MFXMFX
外部機器
トラック・ミックスへ
リバ ー ブ・センド
コ ー ラス ／ディレイ・センドへ
SEND 端子
RETURN 端子
MIX OUT
10
MC-707の概要
プ ロ ジ ェクトと は ?
MC-707 では、1 曲のデータを「 プ ロ ジェクト 」という単位で管理
します。 プロジェクトは SD カードに保存します。
プロジェクトの中には、トラック、クリップ、トーンのデータ、使用す
るサンプルのデータなどが含まれます。
エディットした内容を残したいときは、プロジェクトを保存してくだ
さい。
トラックとは ?
トラックには 3 種類のタイプがあります。
ト ー ン ： 主に音階のあるクリップを扱うトラック
です。
ド ラ ム ： ドラ ム や パ ー カッション のクリップ を 扱うト
ラックで す。
ルーパー： オーディオ・ループを扱うトラックです。
SD カードからオーディオ・データをイン
ポートしたり、EXT IN 端子からの入力
やトラックの音を録音したりして再生でき
ます。音の高さを変えずに演奏速度を変
化させるタイム・ストレッチに対応してい
ます。
クリップ と は ?
各トラックで演奏するための情報の集まりを、「 クリップ 」と呼びます。
トラックのタイプにより、含まれる情報は異なります。
トラック・タイプ：トーン
クリップ設定： クリップの名前、クリップに関する情報や
設定です。
ト ー ン ： 音色の設定です。エフェクト（MFX）の
設定も含まれます。
（*1）
フ レ ー ズ ： 演奏情報や音色の変化情報（MOTION）
です。
トラック・タイプ：ドラム
クリップ設定： クリップの名前、クリップに関する情報や
設定です。
ド ラ ム ・ キ ット ： 音色の設定です。エフェクト（MFX）の
設定も含まれます。
（*1）
フ レ ー ズ ： 演奏情報や音色の変化情報（MOTION）
です。
トラック・タイプ：ルーパー
クリップ設定： クリップの名前、クリップに関する情報や
設定です。
ルーパー・サンプル： ルーパーで再生するオーディオ・データ
です。
ルーパー設定： ルーパー・サンプルの再生方法の設定
です。
MFX： エフェクト（MFX）の設定です。
フ レ ー ズ ： 音色の変化情報（MOTION）です。
*1 クリップではなくトラックの設定を使用することもできます。
ブラウザーとは ?
作業中のプロジェクトに必要な素材を選んで使用することができ
ます。
プリセット・トーン／ドラム・キットを選ぶ
プ リ セ ット さ れ て い るト ー ン やド ラ ム ・ キ ット を ブ ラ ウ ズ し 、 使 用
することができます。
S D カ ード上 の プ ロジェクトから選 ぶ
クリップ、トーン、ドラム・キットをブラウズし、使用することが
できます。
SD カード上 のオーディオ・ファイルから選ぶ
ルーパー・トラックで再生するルーパー・サンプルとして使用す
ることができます。
または、トーンやドラム・キットのユーザー・サンプルとして使用
することができます。
トータル・エフェクト設定
MC-707 は 5 つのトータル・エフェクトを搭載しています。
これらのエフェクトの設定はプロジェクトに保存されます。
5
リバーブ（Reverb）
音に残響を加えます。
5
コーラス／ディレイ（Chorus/Delay）
音に広がりや厚みを持たせたり（コーラス）、山びこのように
音を遅らせたり（ディレイ）します。
5
コンプレッサー（Compressor）
マスター出力の大きな音の部分を圧縮して、音量のばらつき
を 小 さくしま す 。
5
マルチ・エフェクト（MultiFX）
フィルターやオーバードライブなど、さまざまなエフェクトの中
から 1 つを選んで使用することができます。
5
イコライザー（Equalizer）
3 バンド（低域／中域／高域）のイコライザーです。
ユーザー・サンプル
（USER SAMPLE）
ユーザー・サンプルは、トーン、ドラム・キットで使用できる波形デー
タです。
SD カードに保存されたオーディオ・ファイルを、プロジェクトに取り
込むことができます。
&
「 クリップ をイン ポ ート す る （ クリップ ・ブ ラウザ ー ）」（P.25）
11
基本操作
プロジェクトを読み込む／再生する
MC-707では、1 曲のデータをプロジェクトという単位で管理します。
プロジェクトは SD カードに保存されます。プロジェクトの中には、ト
ラック、クリップ、トーンのデータ、使用するサンプルのデータなど
が含まれます。
1
［PROJECT］ボタンを押します。
PROJECT MENU 画面が表示されます。
2
カーソル・ボタンで「LOAD」を選び、［ENTER］ボタン
を押します。
PROJECT FILE LOAD 画面が表示されます。
3
カーソル・ボタンでプロジェクトを選び、［ENTER］ボタン
を押します。
確認画面が表示されます。
4
カーソル・ボタンで「OK」を選び、［ENTER］ボタンを押
します。
SD カードからプロジェクトを読み込みます。
キャンセルする場合は、カーソル・ボタンで「CANCEL」を選び、
［ENTER］ボタンを押します。
※:プロジェクトの読み込みには時間がかかることがあります。
※:プロジェクトが変更されている場合は、確認画面が表示されます。
読み込みが終わると HOME 画面に戻ります。
5
［START/STOP］ボタンを押します。
プロジェクトが再生されます。
再生するクリップを変更する
1
HOME 画面が表示されます。
2
カーソル・ボタンで再生したいクリップを選びます。
3
［ENTER］ボタンを押してクリップに再生予約を設定します。
4
［START/STOP］ボタンを押すと再生が始まります。
トーン／ドラムキットを選ぶ
1
［SEL］ボタンを押して、トーン／ドラムのトラックを選び
ます。
2
［SOUND］ボタンを押します。
サウンド・ブラウザーが表示されます。
3
カーソル・ボタンで「PRESET」を選び、［ENTER］ボタン
を押します。
PRESET ブラウザーが表示されます。
4
カーソル・ボタンで音色を選びます。
PRESET ブラウザーで PAD MODE［NOTE］ボタンが点灯し
ている場合は、パッドで音色を確認することができます。
5
［ENTER］ボタンを押して、音色を決定します。
HOME 画面に戻ります。
12
基本操作
クリップをインポートする
1
クリップをインポートしたい位置にカーソルを合わせます。
2
［CLIP］ボタンを押します。
クリップ・ブラウザーに SD カード内のプロジェクトが表示され
ます。
3
カーソル・ボタンでプロジェクトを選ぶと、 中のクリップが
表示されます。
※:選択中のトラックのトラック・タイプと同一のタイプのクリップが表示されます。
4
カーソル・ボタンでインポートしたいクリップを選び、
［ENTER］ボタンを押します。
インポートします。
インポートには時間がかかることがあります。
インポートが終了すると、HOME 画面に戻ります。
リファレンス 編
14
基本画面
HOME 画面
MC-707 は、起動すると HOME 画面が表示されます。
ED
F
G
C
A
B
H
HOME 画面では、クリップの再生や編集をします。
HOME 画面以外を表示しているときに、［EXIT］ボタンを数回
押すと、HOME 画面が表示されます。
A プ ロジェクト 名
プロジェクト名を表示します。
B トラック名（タイプ）
トラックの番号とタイプを表示します。
T： TONE
D： DRUM
L： LOOPER
C マスター・クロック・アイコン
MC-707 はマスター・クロック（右上の円）のタイミングでクリッ
プの切り替えをします。
アイコンの右にテンポを表示しています。
詳しくは 、「マスター・クロック」（P.52）をご覧ください。
D スクロール・バー
MC-707 は、トラックごとに 16 個のクリップを登録することがで
きます。
クリップ画面には 8 個までのクリップが表示され、［C1］つまみ
でスクロールして表示を切り替えます。
※:スクロール・バーにはクリップが縮小表示されます。
E クリップ・ビュー
クリップを一覧表示します。カーソル・ボタンを使って、カーソ
ルを移動します。選んだ項目を、コマンド（
H
）で選んだコマ
ンドで 編 集 す ること が で きま す 。
クリップ・ビューの一番上の段でカーソル［ ］ボタンを押すと、トラックを選択／編集できます。
トラック
ライン
クリップ・ビューの一番右の列でカーソル［>］ボタンを押すと、
行ごとに全クリップを選択／編集できます。
※:クリップ が 入 る マ ス 目 をクリップ ・ ス ロットと 呼 び ま す 。
F クリップ番号、クリップ名
カレント・トラックの番号、クリップの番号、クリップ名を表示し
ます。
G レベル・メーター
各トラックの出力音量を表示します。
トラックに停止予約（次の切り替えタイミングで停止する）が入っ
た場合、メッシュ（網掛け）表示になります。
H コマ ンド
クリップ・エディットやトラック・エディットで実行可能なコマンド
が表示されます。
&
「トラック／クリップを編集する（［C4］つまみ）」（P.14）
クリップを選ぶ
1
カーソル・ボタンで、 再生したいクリップにカーソルを移動
させます。
2
［ENTER］ボタンを押します。
クリップの再生が予約されます。
シーケンサーが再生されている場合、マスター・クロックが 12
時を指したタイミングで再生が始まります。
［START/STOP］ボタンで再生／停止します。
トラック／クリップを編集する
（［C4］つまみ）
クリップ・ビューで選ばれたトラックやクリップは、［C4］つまみで選
んだコマンドで編集することができます。
［C4］つまみを押すと、コマンドが実行されます。
クリップを作成する
（CREATE）
1
TONE または DRUMトラックで、 空のクリップ・スロット
を選びます。
コ マンドに 「CREATE」が表示されます。
2
［C4］つまみで「CREATE」を選び、［C4］つまみを押します。
クリップが作成されます。
メモ
［REC］ボタンで新たに録音することでも、クリップを作成することができます。
音色を編集する
（SOUND）
トラック／クリップで使用する音色（トーン／ドラム／ルーパー・サ
ンプル）の設定をします。
&
詳 し く は 、「TONEトラックを 編 集 す る 」（P.41）、「DRUM
トラックの編集」（P.45）、「LOOPER ト ラ ッ ク 」（P.48）
をご覧ください。
クリップの設定を変更する
（SETTING）
各クリップのシーケンサーの再生に関する設定をします。
&
詳 し く は 、「クリップの設定を変更する」（P.50）をご覧くだ
さい。
15
基本画面
クリップの音色やフレーズをコピーする
（COPY/PASTE）
クリップや音色のデータをコピーすることができます。
トラックを丸ごとコピーしたり、クリップを行ごとコピーしたりでき
ます。
1
カーソル・ボタンでコピーしたいクリップを選びます。
2
［C4］つまみで「COPY」を選び、［C4］つまみを押します。
3
カーソル・ボタンでコピー先のクリップを選びます。
4
［C4］つまみで「PASTE」を選び、［C4］つまみを押します。
5
カーソル［<］［>］ボタンでコピーする内容を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
内容 説明
CANCEL コピーを中止します。
SOUND 音色だけをコピーします。
PHRASE フレーズだけをコピーします。
ALL 音色とフレーズをコピーします。
コピーが完了すると画面上部にメッセージが表示されます。
※:LOOPER クリップにはクリップを上書きすることができません。一度クリップ
を削除してからコピーしてください。
※:メモリーの容量が足りない場合は、LOOPER クリップをコピーすることがで
きません。 不要な LOOPER クリップを削除するか、LOOPER:OPTIMIZE
（P.55）を実行してください。
クリップの名前を変更する
（RENAME）
HOME 画面の左下に表示される、クリップ名を編集します。
他のプロジェクトでクリップを使用したいとき（インポート時）、ブラ
ウザーに表示されるされるクリップ名として使用されます。
1
カーソル・ボタンで、名前を変えたいクリップを選びます。
2
［C4］つまみで「RENAME」を選び、［C4］つまみを押します。
3
クリップ名を変更します。
操作方法 説明
カーソル［<］［>］ボタン 編集する文字を選びます。
［C2］つまみ 大文字、小文字、数字、記号を切り替えます。
［C3］つまみ［C4］つまみ、
［VALUE］ダイアル
文字を変更します。
［C2］つまみ押し込み スペースを挿入します。
［C3］つまみ押し込み 文字を削除します。
4
クリップ名を決定するときは、［ENTER］ボタンを押します。
クリップ名が変更されます。
キャンセルする場合は、［EXIT］ボタンを押します。
16
基本画面
クリップを復元する
（RELOAD）
SD カードから指定したクリップをロードし、復元します。
1
カーソル・ボタンで復元したいクリップを選びます。
2
［C4］つまみで「RELOAD」を選び、［C4］つまみを押します。
確認画面が表示されます。
3
カーソル［<］［>］ボタンで「OK」を選び、［ENTER］ボ
タンを押します。
最後にプロジェクトで保存したクリップの状態に復元されます。
キャンセルする場合は、カーソル［<］［>］ボタンで「CANCEL」
を選び、［ENTER］ボタンを押します。
削除する
（DELETE）
選んだクリップを削除します。
1
カーソル・ボタンで削除したいクリップを選びます。
2
［C4］つまみで「DELETE」を選び、［C4］つまみを押します。
確認画面が表示されます。
3
カーソル［<］［>］ボタンで「OK」を選び、［ENTER］ボ
タンを押します。
クリップが削除されます。
キャンセルする場合は、カーソル［<］［>］ボタンで「CANCEL」
を選び、［ENTER］ボタンを押します。
17
プロジェクトの操作
プ ロ ジ ェクトと は ?
MC-707 では、1 曲のデータを「 プ ロ ジェクト 」という単位で管理
します。 プロジェクトは SD カードに保存します。
プロジェクトの中には、トラック、クリップ、トーンのデータ、使用す
るサンプルのデータなどが含まれます。
エディットした内容を残したいときは、プロジェクトを保存してくだ
さい。
&
詳 し く は 「MC-707 の概要」（P.9）をご覧ください。
プロジェクトを読み込む
SD カードからプロジェクトを読み込みます。
1
［PROJECT］ボタンを押します。
2
カーソル［<］［>］ボタンで「LOAD」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
PROJECT FILE LOAD 画面が表示されます。
3
カーソル［ ］［ ］ボタンで、プロジェクト・ファイルを選
びます。
4
［ENTER］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
5
カーソル［<］［>］ボタンで「OK」を選び、［ENTER］ボ
タンを押します。
プロジェクトがロードされます。
キャンセルする場合は、カーソル［<］［>］ボタンで「CANCEL」
を選び、［ENTER］ボタンを押します。
※:プロジェクトを変更していた場合は、確認画面が表示されます。
※:新しいプロジェクトを作成すると、現在開いているプロジェクトの保存してい
ない内容は失われます。
プロジェクトを管理する
SD カード上のプロジェクト・ファイルを保護したり、削除したりします。
1
［PROJECT］ボタンを押します。
2
カーソル［<］［>］ボタンで「MANAGE」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
PROJECT FILE MANAGE 画面が表示されます。
※:鍵マーク（
）が表示されているプロジェクトは保護されており、上書きや
削除ができないプロジェクトです。
3
カーソル［<］ボタンで「FILE」を選び、カーソル［ ］［ ］
ボタンで、プロジェクト・ファイルを選びます。
4
カーソル［>］ボタンで「COMMAND」を選び、カーソル
［
］［ ］ボタンで、コマンドを選びます。
コ マンド 説明
LOCK
プロジェクト・ファイルをロックします。
削除や上書き保存ができなくなります。
UNLOCK プロジェクト・ファイルのロックを解除します。
DELETE ロックされていないプロジェクト・ファイルを削除します。
5
［ENTER］ボタンを押します。
選んだコマンドが実行されます。
新しいプロジェクトを作成する
新しいプロジェクトを作成します。
1
［PROJECT］ボタンを押します。
2
カーソル［<］［>］ボタンで「NEW」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
※:プロジェクトを変更していた場合は、確認画面が表示されます。
※:新しいプロジェクトを作成すると、現在開いているプロジェクトの保存してい
ない内容は失われます。
3
カーソル［<］［>］ボタンで「OK」を選び、［ENTER］ボ
タンを押します。
キャンセルする場合は、カーソル［<］［>］ボタンで「CANCEL」
を選び、［ENTER］ボタンを押します。
18
プ ロ ジェクトの 操 作
プロジェクトの設定をする
プロジェクトの音量やパッドの表示色などを設定します。
1
［PROJECT］ボタンを押します。
2
カーソル［<］［>］ボタンで「SET」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
PROJECT SETTING 画面が表示されます。
3
カーソル［<］［>］ボタンでタブを切り替え、カーソル［
<
］
［
>
］ボタンで、パラメーターを選びます。
4
［C4］つまみで、設定値を変更します。
COM タブ
音量や基準となる周波数、起動時に読み込むシーンの設定をし
ます。
パラメーター 設定値 説明
Project Level 0 ～ 127
プロジェクト全体の音量を設定し
ます。
Master Tune
415.3Hz ～
466.2Hz
プロジェクトの基準ピッチを設定し
ます。
First Scene 1～8
プロジェクト・ロード時に読み出すシー
ン番号を指定します。
PC:IN タブ
USB 接続したパソコンから PC IN ポートへ入力した音の設定を
します。
パラメーター 設定値 説明
PC Level 0 ～ 255
USB の PC IN ポートからの入力レベ
ルを設定します。
PC Pan L128 ～ 127R
USB の PC IN ポートの PAN を設定
します。
COLOR タブ
各 PAD MODE の色を設定します。
&
PAD MODE については、「パッドの操作（PADMODE）」
（P.22）をご覧ください。
パラメーター 設定値 説明
PAD Note Color
*1
PAD MODE NOTE の演奏に使う
パッドの色を設定します。
PAD OCT Color
PAD MODE NOTE のオクターブの
色を設定します。
Play Clip Color
PAD MODE CLIP で、クリップ再生
中を表す色を設定します。
Stay Clip Color
PAD MODE CLIP で、クリップ停止
中を表す色を設定します。
Stop Clip Color
PAD MODE MUTE で、トラックを
スタート／ストップするパッドの色を
設定します。
Mute Pad Color
PAD MODE MUTE で、トラックを
ミュートするパッドの色を設定します。
*1::ORANGE、YELLOW、GREEN、BLUE、PURPLE、PINK、WHITE、
SKYBLUE、P.YELLOW、P.BLUE、P.PINK、L.RED、L.ORANGE、
L.YELLOW、L.GREEN、P.GREEN、L.SKYBLUE、L.BLUE、L.PURPLE
VOICE:RESERVE タブ
パラメーター 設定値 説明
TRACK 1 ～ 8 0～10
TONE/DRUMトラックに対して、各
トラックへの発音リソース配分を設定
します。
設定したボイス数が優先的に割り付け
られます。
※: 音色により消費するボイス数が異なり
ます。
19
プ ロ ジェクトの 操 作
プロジェクトに読み込んだサンプルを管
理する
（Sample Bank）
プロジェクトに読み込んだサンプルを管理します。
1
［PROJECT］ボタンを押します。
2
カーソル［<］［>］ボタンで「SAMPLE」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
SAMPLE BANK 画面が表示されます。
※:クリップやトラックを削除しても、音色で使用していたサンプルは残ります。
※:チェック・マークが付いているサンプルは、プロジェクトの音色で使用されて
います。
※:チェック・マークが付いていないものは、どの音色からも使用されていません。
3
カーソル［<］ボタンで「SAMPLE」を選び、カーソル［
<
］
［
>
］ボタンで、サンプルを選びます。
4
カーソル［>］ボタンで「COMMAND」を選び、カーソル［
<
］
［
>
］ボタンで、コマンドを選びます。
コ マンド 説明
PREVIEW 音を聞いて確認します。
RENAME 名前を変えます。
DELETE 削除します。
IMPORT SD カードからインポートします。
5
［ENTER］ボタンを押します。
選んだコマンドが実行されます。
プロジェクトを保存する
SD カードにプロジェクトを保存します。
1
［PROJECT］ボタンを押します。
メモ
［SHIFT］ボタンを押しながら［FUNC］ボタンを押しても保存で
きます。
2
カーソル［<］［>］ボタンで「WRITE」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
PROJECT NAME 画面が表示されます。
3
カーソル・ボタンで、 プロジェクト名を変更します。
操作方法 説明
カーソル［<］［>］ボタン 編集する文字を選びます。
［C2］つまみ 大文字、小文字、数字、記号を切り替えます。
［C3］つまみ［C4］つまみ、
［VALUE］ダイアル
文字を変更します。
［C2］つまみ押し込み スペースを挿入します。
［C3］つまみ押し込み 文字を削除します。
4
［ENTER］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
5
カーソル［<］［>］ボタンで「OK」を選び、［ENTER］ボ
タンを押します。
キャンセルする場合は、カーソル［<］［>］ボタンで「CANCEL」
を選び、［ENTER］ボタンを押します。
※:同じ名前のプロジェクトがあった場合、上書きします。
※:鍵マークの付いたプロジェクトは、ロックされているので上書きできません。
※:同じ名前のプロジェクトがない場合、新たにプロジェクトを保存します。
20
トラックの操作
トラックを 作 成 する
MC-707 には 4 種類のトラック・タイプ（TONE、DRUM、DRUM
+ COMP、LOOPER）があります。
それぞれのトラックに 8 個まで自由にトラック・タイプを組み合わせ
ることができます。
トラック・タイプによって同時に使える数に上限があります。
1
空 のトラックで［SEL］ボタンを押します。
TRACK TYPE SELECT 画面が表示されます。
2
カーソル［<］［>］ボタンでタイプを選び、［ENTER］ボ
タンを押します。
トラックが作成され HOME 画面に戻ります。
トラック・タイプ 説明
TONE
シンセサイザー音源です。
音階を扱うサンプラーとしても使えます。
DRUM
ドラム音源です。
サンプラーとしても使えます。
DRUM + COMP
コンプレッサー付きのドラム音源です（上限 1トラッ
ク ）。
このトラックを使用すると、ルーパー・トラックが 5 個
に制限されます。
LOOPER
タイム・ストレッチに対応したサンプリング・ルーパー
です。
SD カードからのサンプルの取り込みと、外部入力や各トラッ
クからの録音に対応しています
（プロジェクトで DRUM
+ COMPトラックを使用している場合：5 個、使用し
ていない場合：8 個）。
トラックを異なるタイプに変更する
トラックのタイプを変更するには、一度トラックを削除し、新たにトラッ
クを作成します。
1
HOME 画面で、カーソル［ ］ボタンを何回か押してトラッ
ク全体を選びます。
2
カーソル［<］［>］ボタンで、変更したいトラックを選びます。
3
［C4］つまみを回して「DELETE」を選び、［C4］つまみ
を押します。
確認画面が表示されます。
4
カーソル［<］［>］ボタンで「OK」を選び、［ENTER］ボ
タンを押します。
トラックが削除されます。
キャンセルする場合は、カーソル［<］［>］ボタンで「CANCEL」
を選び、［ENTER］ボタンを押します。
メモ
もう一度［C4］つまみを押して実行することもできます。
5
削除したトラックを選んだ状態で、［ENTER］ボタンを押し
ます。
TRACK TYPE SELECT 画面が表示されます。
6
カーソル［<］［>］ボタンでタイプを選び、［ENTER］ボ
タンを押します。
トラックが作成され HOME 画面に戻ります。
トラックの設定をする
1
［SHIFT］ボタンを押しながら設定したいトラックの［SEL］
ボタンを押します。
設定画面が表示されます。
2
カーソル［<］［>］ボタンでタブを選び、カーソル［
<
］［
>
］
ボタンで、パラメーターを選びます。
3
［C4］つまみで、設定値を変更します。
GENERAL タブ
パラメーター 設定値 説明
Sound Source
TRACK、
CLIP
使用する音色がトラックかクリップのどちら
の設定を使用するか選びます。
※: TRACK にした場合、同じトラックで使われる
音色は共通になります。
※: CLIP に設定した場合、クリップごとに別の音
色を使うことができます。
※: ルーパー・トラックには、この設定はありま
せん。
LED Color *1 レベル・フェーダーの表示色を設定します。
Output Select
MIX OUT、
ASSIGN OUT
アサイナブル・アウトの出力先を設定し
ます。
*1::ORANGE、:YELLOW、:GREEN、:BLUE、:PURPLE、:PINK、:WHITE、:
SKYBLUE、:P.YELLOW、:P.BLUE、:P.PINK、:L.RED、:L.ORANGE、:
L.YELLOW、:L.GREEN、:P.GREEN、:L.SKYBLUE、:L.BLUE、:L.PURPLE
EQ タブ
トラック EQ の設定です。
パラメーター 設定値 説明
EQ Sw OFF、ON イコライザーをオン／オフします。
EQ Input Gain -24 ～ +24［dB］
EQ への入力の増幅／減衰量を調節し
ます。
EQ Low Gain -24 ～ +24［dB］ 低域の増幅／減衰量を調節します。
EQ Low
Frequency
20～ 16000［Hz］低域の基準周波数を設定します。
EQ Mid Gain -24 ～ +24［dB］ 中域の増幅／減衰量を調節します。
EQ Mid
Frequency
20～ 16000［Hz］中域の基準周波数を設定します。
/