取扱説明書（本書）
最初に読んでください。基本的な使いかたを説明しています。
PDF マニュアル（Web からダウンロード）
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リファレンス・マニュアル
本機のすべてのパラメーターについて解説しています。
取扱説明書（本書）
最初に読んでください。基本的な使いかたを説明しています。
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本機のすべてのパラメーターについて解説しています。
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」（P.20）と「使用上のご注意」（P.23）をよくお読みください。お読みになっ
たあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
© 2019 Roland Corporation
2
トップ・パネル
2
1
3
4
5
6
1
共通セクション 1
OUT 端子の音量を調節します。
［SHIFT］ボタンを押しながら機能名（ など）が書か
れたボタンを押すと、各機能が実行されます。
プロジェクト・メニュー画面が表示されます。
プロジェクトの読み込みや設定をすることができます。
SHIFT ボタンと組み合わせることで CLEAR ボタンとして
機能します。
［CLEAR］ボタンと各種ボタンを組み合わせると、ステッ
プ・シーケンサーの記録内容やフレーズの内容が消去され
ます。
トラックを選 びます 。
［SHIFT］ボタンを押しながら［SEL］ボタンを 押 す と 、ト ラ ッ
クの設定メニューが開きます。
&
詳 し く は 、『リファレンス・マニュアル』（PDF）をご覧
ください 。
編集する小節を移動します。
［SHIFT］ボタンを押しながら MEASURE［<］［>］ボタ
ンを押すと、小節長の編集画面が表示されます。
&
詳 し く は 、『リファレンス・マニュアル』（PDF）をご覧くだ
さい。
4 つのインジケーターで編集中の小節を表示します。
各部の名称とはたらき
各部の名称とはたらき
3
p
再生を開始したり停止したりします。
t
PAD を使った演奏情報の記録のオン／オフを設定します。
［SHIFT］ボタンを押しながら［
t
］（録音）ボタンを押すと、
QUANTIZE が ON になります。
&
詳 し く は 『リファレンス・マニュアル』（PDF）をご覧
ください 。
2
マスター・エフェクト・セクション
選 ば れ て い る エ フェクト を オ ン ／ オ フし ま す 。
［SHIFT］ボタンを押しながら［MULTI FX］ボタンを押すと、
MULTI FX の設定画面が表示されます。
&
詳 し く は 『リファレンス・マニュアル』（PDF）をご覧
ください 。
エフェクトのかかり具合を調節します。
3
ミキサー・セクション
音量を調節します。
4
コントロール・セクション
操作に応じて、必要な機能が割り当てられます。
［C1］～［C4］つまみの機能が、トラック 1 ～ 4 の SOUND
パラメーターに割り当てられます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［SOUND］ボタンを押すと、
サウンドの設定画面が表示されます。
&
詳 し く は 、『リファレンス・マニュアル』（PDF）をご覧
ください 。
［C1］～［C4］つまみの機能が、トラック 1 ～ 4 の FILTER
パラメーターに割り当てられます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［FILTER］ボタンを押すと、
UTILITY 画面が表示されます。
各部の名称とはたらき
4
［C1］～［C4］つまみの機能が、トラック 1 ～ 4 の MOD
パラメーターに割り当てられます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［MOD］ボタンを押 すと、
MOTION 画面が表示されます。
［C1］～［C4］つまみの機能が、トラック 1 ～ 4 の FX パ
ラメーターに割り当てられます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［FX］ボタンを 押 す と、
COPY 画面が表示されます。
5
パッド ・ セ ク ション
選んだパッド・モードによって、パッドの動作が変わります。
6
共通セクション 2
操作に応じて、必要な情報が表示されます。
回 す：値の変更や画面のスクロールなどに使用します。動
作は画面の表示により変化します。
押 す：変更した値を決定します。または、操作を実行します。
元の画面に戻ります。
画面によっては、実行中の機能を中断します。
［SHIFT］ボタンを押しながら［EXIT］ボタンを 押 すと、
TAP 画面が表示されます。
［TEMPO］ボタンが点灯している場合、ディスプレイと
［VALUE］ダイヤルで TEMPO 設定を変更できます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［TEMPO］ボタンを押すと、
WRITE 画面が表示されます。
パッドを CLIP モードに切り替えます。CLIP モードでは、
TRACK SEL［1］～［4］ボタンで、選んでいるトラックの
クリップを切り替えることができます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［CLIP］ボタンを 押 すと、
CLIP モードに関連した設定ができます。
各部の名称とはたらき
5
パッドを SEQ モードに切り替えます（P.15）。SEQ モー
ドでは、点灯しているパッドでメロディーを打ち込んだり、
ドラムを打ち込んだりすることができます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［SEQ］ボタンを 押 すと、
SEQ モードに関連した設定ができます。
パッドを NOTE モードに切り替えます（P.14）。NOTE
モードでは、点 灯しているパッドでメロディーやドラムを演
奏することができます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［NOTE］ボタンを押すと、
NOTE モードに関連した設定ができます。
パッドを SCATTER モードに切り替えます。SCATTER モー
ドでは、点灯しているパッドで SCATTER 効果をかけるこ
とができます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［SCATTER］ボタンを押すと、
SCATTER モードに関連した設定ができます。
フロント・パネル
A
A
PHONES 端子
ヘッドホンを接続します。
ボトム・パネル（本体裏面）
電池を入れる
USB バス電源以外に、市販の単 3 形ニッケル水素電池または
アルカリ電池を使って使用することができます。
※
※
各部の名称とはたらき
6
※
電池が消耗してくると、画面にメッセージが表示されます。
その場合は、新しい電池と交換してください。
リア・パネル（機器の接続）
※
S D カード
C
O
（USB）端子
F
OUT 端子
パソコン
B
［POWER］スイッチ
&
「電源を入れる」
（P.7）
E
MIDI 端子
MIDI 機器を接続します。
D
各部の名称とはたらき
7
B
［POWER］スイッチ
電源をオン／オフします。
C
O
（USB）端子
市販の USB2.0 ケーブル（B タイプ）でパソコンに接続し
ます。USB MIDI と USB オーディオの情報をやりとりする
ことができます。パソコンに接続するには USB ドライバー
をインストールする必要があります。USBドライバーは、
ローランドのホームページからダウンロードしてください。
詳しくは、ダウンロードしたファイルにある Readme.htm
をご覧ください。
&
※
D
SD カード・スロット
工場出荷時は、付属の SD カードを挿入した状態で SD カー
ド・プロテクターが固定されています。SD カードを取り出
す場合は、ネジをはずしてください。
SD カードには、本機の各種データ（設定、音色、サンプ
ルなど）が保存されます。
※
※
E
MIDI 端子
外部 MIDI 機器と接続して、MIDI メッセージを送受信し
ます。
F
OUT L/MONO、R 端子
オーディオ信号の出力端子です。アンプやモニター・スピー
カーに接続します。
モノで出力するときは、L/MONO 端子に接続してくだ
さい。
0
0
8
MC-101 の概要
MFX
MFX
トラック・ミックス
トラック1～4
トラック1～4
MFX
MFX
MC-101 の概要
9
MC-101 は最大 4 個までの独立したトラックを同時に演奏する
ことができます。
また、それぞれのトラックには最大 16 個までのクリップを設定
することができ、これらのクリップを切り替えて演奏することが
できます。
トラックには 3 種類のタイプがあります。
主に音階のあるクリップを扱うトラックです。
ドラム や パ ーカッション のクリップ を扱うトラック
です。
オーディオ・ループを扱うトラックです。SD カー
ドからオーディオ・データをインポートしたり、トラッ
クの音を録音したりして再生できます。タイム・ス
トレッチに対応しています。
各トラックで演奏するための情報の集まりを、「 クリップ 」と呼
びます。トラックのタイプにより、含まれる情報は異なります。
クリップの名前、クリップに関する情報や設定です。
音色の設定です。エフェクト
（MFX）の設定も含ま
れます。（*1）
演奏情報や音色の変化情報（MOTION）です。
クリップの名前、クリップに関する情報や設定です。
音色の設定です。エフェクト
（MFX）の設定も含ま
れます。（*1）
演奏情報や音色の変化情報（MOTION）です。
クリップの名前、クリップに関する情報や設定です。
ルーパーで再生するオーディオ・データです。
ルーパー・サンプルの再生方法の設定です。
エ フェクト
（MFX）の設定です。（*1）
音色の変化情報（MOTION）です。
*1 クリップではなくトラックの設定を使用することもでき
ます。
MC-101 の概要
10
MC-101 では、1 曲のデータを「 プ ロ ジェクト 」という単位で
管理します。 プロジェクトは SD カードに保 存します。
プロジェクトの中には、トラック、クリップ、トーンのデータ、
使用するサンプルのデータなどが含まれます。
エディットした内容を残したいときは、プロジェクトを保存して
ください 。
作業中のプロジェクトに必要な素材を選んで使用することがで
きます。
プ リ セ ット さ れ て い るト ー ン やド ラ ム ・ キ ット を ブ ラ ウ ズ し 、 使 用
することができます。
クリップ、トーン、ドラム・キットをブラウズし、使用することが
できます。
ルーパー・トラックで再生するルーパー・サンプルとして使用
することができます。
または、トーンやドラム・キットのユーザー・サンプルとして使
用することができます。
MC-101 の概要
11
MC-101 は、5 つのマスター・エフェクトを搭載しています。
これらのエフェクトの設定はプロジェクトに保存されます。
5
音に残響を加えます。
5
音に広がりや厚みを持たせたり（コーラス）、山びこのよう
に音を遅らせたり（ディレイ）します。
5
マスター出力の大きな音の部分を圧縮して、音量のばらつ
き を 小 さくしま す 。
5
フィルターやオーバードライブなど、さまざまなエフェクト
の中から 1 つを選んで使用することができます。
5
3 バンド（低域／中域／高域）のイコライザーです。
トーン、ドラム・キットで使用するユーザー・サンプルです。
12
プロジェクトを読み込む／再生する
MC-101 では、1 曲のデータを「 プ ロ ジェクト 」という単位で
管理します。プロジェクトは SD カードに保存されます。
確認メッセージが表示される場合は、［VALUE］ダイヤル
を押して決定します。
p
プロジェクトが再生されます。
クリップを変更する（CLIP モード）
パッドが CLIP モードになります。
パッドで再生するクリップを選ぶことができます。
TRAK SEL［1］～［4］ボタンで選んでいるトラックのクリッ
プが変更されます。
演奏／制作する
演奏／制作する
13
トーン／ドラム・キットを選ぶ
パッドが NOTE モードに設定されます。
5
［VALUE］ダイヤルを押すと、詳細なメニューが表示され
ます。
5
パッドを叩くと選んでいるトーン／ドラム・キットの音が確
認できます。
SD カードからクリップを取り込む
［
p
］ボタンが点滅していることを確認します。
［
p
］ボタンが点灯している場合は、［
p
］ボタンを押して
再生を停止させます。
演奏／制作する
14
パ ッド で 演 奏 す る （NOTE モード）
パッドを NOTE モードにすると、点灯しているパッドで演奏で
きます。
パッドが NOTE モードになります。
点灯しているパッドを押して演奏します。
パッドの演奏を記録する
t
p
演奏／制作する
15
ステップ・シーケンサーについて
クリップに含まれるフレーズ・データは、ステップ・シーケンサー
によってトラックご とに 再 生 さ れ ま す 。
パッド・モードを SEQ に設定すると、各ステップで発音される
内容を確認／編集できます。
トラック・タイプがトーンのときは、［VALUE］ダイヤルでステッ
プを選び、［VALUE］ダイヤルを押して決定すると、そのステッ
プに入力されているノート情報を［C1］～［C4］つまみで編
集できます。
コードの場合は、［VALUE］ダイヤルを回してコードの構成音
を 1 つずつ確認／編集できます。
ト ラ ッ ク・タ イ プ が ド ラ ム の と き は 、［VALUE］ダイヤルでド ラ ム・
イ ン ストを 選 ぶとそ のド ラ ム・イ ンストが ど の ステップ で 発 音 さ
れ る か 、 パッド に 表 示 さ れ ま す 。
［SHIFT］ボタンを押しながらパッドを押すと、その発音タ
イミングの詳細パラメーターを［C1］～［C4］ボタンで、
確認／編集ができます。
スキャッターを使う（SCATTER モード）
「 ス キ ャッタ ー 」は、ビートに同期するエフェクトです。再生音
にデジタルなグルーブを与えることができます。
p
パッドごとにさまざまな効果がかかります。
16
各種設定をする
設定を変更する
本体の設定を変更します。
UTILITY メニューが表示されます。
&
詳 し く は 、『リファレンス・マニュアル』（PDF）
をご覧ください。
工場出荷時の設定に戻す
（ フ ァ クト リ ー ・ リ セット ）
本体の設定を工場出荷時の設定に戻すことができます。
UTILITY メニューが表示されます。
確認のメッセージが表示されます。
各種設定をする
17
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
※
&
※
新しい SD カードを使用する
新しい SD カードを使うときは、MC-101 でフォーマットします。
S D カ ード・プ ロ テ ク タ ー は ネ ジ 止 め さ れ て い ま す 。 カ ード・
プロテクターをはずすときは、プラス・ドライバーでネジ
を取りはずしてください。
各種設定をする
18
必要に応じて SD カード・プロテクターを取り付けます。
※
UTILITY メニューが表示されます。
確認のメッセージが表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
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電源 ニッケル水素電池またはアルカリ電池（単 3 形）×4、USB 端子より取得（USB バス電源）
消費電流 500mA
連続使用時の電池
の寿命
ニッケル水素電池：約 4.5 時間
アルカリ電 池：約 3 時間
外形寸法 174（幅）×133（奥行）× 58（高さ）mm
質量（電池含む） 554g
付属品 取扱説明書、アルカリ電池（単 3 形）×4、保証書、ローランド ユーザー登録カード
※
主な仕様
20
取扱説明書に書かれていない
ことはしな いでください 。 故障
の原因になります。
必ずお買い上げ店またはロー
ランドお客様相談センターに
相談してください。
• 温度が極端に高い場所（直射
日光の当たる場所、暖房機器
の近く、発熱する機器の上など）
• 水気の近く（風呂場、洗面台、
濡れた床など）や湿度の高い
場所
• 湯気や油煙が当たる場所
• 塩害の恐れがある場所
• 雨に濡れる場所
• ほこりや砂ぼこりの多い場所
• 振動や揺れの多い場所
• 風通しの悪い場所
転倒や落下によって、けがを
する恐れがあります。
大音量で長時間使用すると、
難聴になる恐れがあります。
万一、聴力低下や耳鳴りを感
じたら、直ちに使用をやめて
専門の医師に相談してください。
本機に、異物（燃えやすいもの、
硬貨、針金など）や液体（水、
ジュースなど）を絶対に入れ
ないでください。また、この
機器の上に液体の入った容器
（花びんなど）を置かないで
ください。ショートや誤動作な
ど、故障の原因となることがあります。
安全上のご注意
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