A
D
B C
A
DC IN 端子
付属の AC アダプターを接続します。必ず付属の AC アダプターをお使いください。
※AC アダプターのコードは、図のようにコード・フックに固定してく
ださい。 誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電
源が切れてしまうことや、DCIN 端子に無理な力がかかることを防
ぐことができます。
B
MIDI 端子
MIDI 機器を接続します。
※ラックに取り付けた場合は、ボトム面の MIDI 端子を使用してください。どちらの MIDI
IN 端子を使用するかは、「MIDI /その他の設定」で設定します。
C
OUTPUT 端子
アンプやモニター・スピーカーに接続します。モノで使用するときは、L/MONO 端子の
みご使用ください。
※抵抗入りの接続ケーブルは使用しないでください。
電源を入れる
D
[POWER]スイッチ
電源をオン/オフします。
※本機は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作しません。
注意
※正しく接続したら、必ず本機→接続した機器の順に電源を入
れてください。手順を間違えると、誤動作をしたり故障した
りすることがあります。電源を切るときは、接続した機器→
本機の順に電源を切ってください。
※電源を入れる/切るときは、音量を絞ってください。音量を
絞っても電源を入れる/切るときに音がすることがあります
が、故障ではありません。
ユーロ・ラック用電源ケーブルを使う
SYSTEM-1m は AC アダプター以外に、付属のユーロ・ラック用電源ケーブルを使用す
ることでユーロ・ラックのシステム電源(+12V)でも動作させることができます。
※ユーロ・ラック用電源ケーブルを取り付ける前に、ユーロ・ラックの電源を切って電源
プラグをコンセントから外してください。
1.
ユーロ・ラック用電源ケーブルの 16 ピン・コネクター側をユーロ・ラックの電源コネ
クターに挿入します。
溝に合わせて挿入します。溝がない場合は赤い印の線を 1 番ピンに合うように挿入し
ます。
2.
ユーロ・ラック用電源ケーブルのもう一方の端を、本体の DC IN 端子に接続します。
※SYSTEM-1m の +12V の消費電流は 700mA です。電流容量にあった電源をご利用
ください。
ユーロ・ラックの電源ユニットについては、ローランド・ホームページをご覧ください。
最新の動作確認情報をご案内しています。
&
http://www.roland.co.jp/support/
トップ・パネル
1
LFO
ピッチを揺らしてビブラートをかけたり、音量を揺らしてトレモロをかけたりなど、音に周期
的な変化(うねり)をつけます。
操作子 説明
波形つまみ
LFO の波形を選びます。
R
(正弦波)、
S
(三角波)、
T
(のこぎり波)、
U
(矩形波)、
W
(サンプル&ホールド)、RND(ランダム波)
[FADE TIME]
つまみ
音を鳴らしてから LFO の振幅が最大になるまでの時
間を設定します。
[RATE]つまみ
LFO のうねりの速さを決めます。
[PITCH]つまみ
音のピッチを変化させます(ビブラート)。
[FILTER]つまみ
FILTER のカットオフ周波数を変化させます。
[AMP]つまみ
AMP の音量を変化させます(トレモロ)。
[LFO KEY TRIG]
ボタン
鍵盤を弾いたタイミングと、LFO の周期が始まるタイミングを合わせるか(オン)、
合わせないか(オフ)設定します。
2
OSC 1 / OSC 2
音のキャラクターを決める波形を選び、音の高さを決めます。SYSTEM-1m には、2 つのオ
シレーター(OSC1 と OSC2)があります。
操作子 説明
波形つまみ
音の基本となる波形を選びます。
T
(のこぎり波)、
U
(矩形波)、
S
(三角波)、
(のこぎり波 2)、
(矩形波 2)、 (三角波 2)
追加された基本波形
Ver. 1.2
[LEGATO]ボタンを押しながら、OSC1 / OSC2 の波形つまみを
回すことで、追加された基本波形を選ぶことができます。
T
(NoiseSaw)、
U
(LogicOperation)、
S
(FM)、
(FM+Sync)、 (Vowel)、 (CB)
[COLOR]つまみ
効果は波形によって変わります。
[MOD]つまみ
[COLOR]つまみを変化させる元を選びます。
MAN
[COLOR]つまみ位置の音色になります。時間変化しません。
LFO
1
LFO セクションで設定した周期で時間変化します。
P.ENV
6
PITCH セクションのエンベロープで時間変化します。
F.ENV
7
FILTER セクションのエンベロープで時間変化します。
A.ENV
8
AMP セクションのエンベロープで時間変化します。
S.OSC
サブ・オシレーターの周波数に合わせて時間変化します。
オクターブ
( フィート) つ ま み
オシレーターのオクターブを設定します。
[CROSS MOD]
つまみ
OSC2 の波形で OSC1 の周波数を変化させます。つまみを右に回すほど OSC
1 の音は複雑な音になり、金属的な音や効果音を作ることができます。
[FINE TUNE]
つまみ
オシレーターのピッチ(音の高さ)を設定します。
コース・チューン
半音単位でピッチ(音の高さ)を決めます。
&
「その他の機能」−「OSC2 のコース・チューンを設定する」
[RING]ボタン
リング・モジュレーターです。OSC1 と OSC2
を掛け合わせることにより、複雑な波形を作り
ます。
OSC1
OSC2
[SYNC]ボタン
オシレーター・シンクです。OSC1 の周期に合わ
せて、OSC2 を強制的に周期の始めに戻すこと
により、複雑な波形を作り出します。
OSC1
OSC2
3
PLUG-OUT
プ ラ グ ア ウト と は?
5
別売のプラグアウト対応ソフトウェア・シンセサイザーを、本機にダウンロードし、本機を
単独で演奏することができます。
5
プラグアウト対応ソフトウェア・シンセサイザーは、パソコン上でもプラグイン・シンセサ
イザーとしてお使いいただけます。
5
利用できるプラグアウト専用ソフトウェア・シンセサイザーとその入手方法、動作条件に
ついては、ローランドの Web ページをご覧ください。
&
http://roland.cm/sys1mpg
操作子 説明
[PLUG-OUT]
ボタン
[PLUG-OUT]ボタンをオフにすると、本機は SYSTEM-1m シンセサイザーとして
動作します。[PLUG-OUT]ボタンをオンにすると、本機はプラグアウトされたシ
ンセサイザーとして動作します。
4
MIXER
OSC1、OSC2、サブ・オシレーター(1 または 2 オクターブ下の音を鳴らすオシレーター)、
ノイズの音量を調節します。
操作子 説明
[OSC 1]つまみ
OSC1 の音量を調節します。
[OSC 2]つまみ
OSC2 の音量を調節します。
[SUB OSC]つまみ
サブ・オシレーターの音量を調節します。
[OSC TYPE]
ボタン
サブ・オシレーターのタイプを選びます。
点灯:1 オクターブ下の音、消灯:2 オクターブ下の音
[NOISE]つまみ
ノイズの音量を調節します。
[NOISE TYPE]
ボタン
ノイズのタイプを選びます。
点灯:ホ ワイト・ノイ ズ 、 消灯:ピンク・ノイズ
5
LEGATO、MONO
SYSTEM-1m の以下の設定をします。
操作子 説明
[LEGATO]ボタン
レガート奏法(あるキーを押しながら他のキーを押す)のときにだけポルタメント
がかかります。
[MONO]ボタン
オン(点灯)にすると、単音(モノ)演奏になります。
点滅にすると、複数音を重ねて単音として発音します(ユニゾン・モード)。
6
PITCH
ピッチの時間的な変化(エンベロープ)を作ります。
操作子 説明
[PORTAMENTO]
つまみ
最初に弾いた鍵盤と次に弾いた鍵盤との間で、音の高さを連続的に変化させます。
つまみで、ピッチ変化にかかる時間を調節します。
[ENV]つまみ
つまみを右に回すと、ピッチはいったん高くなってから、押さえた鍵盤のピッチに
戻るようになります。
つまみを左に回すと、ピッチはいったん低くなってから、押さえた鍵盤のピッチに
戻るようになります。
[A]スライダー
8
AMP セクションの[A][D]スライダーと同様のはたらきをします(音量では
なくピッチが変化します)。
[D]スライダー
7
FILTER
音の明るさや太さを決めます。また、フィルターの時間的な変化(エンベロープ)を作ります。
操作子 説明
[LPF CUTOFF]
つまみ
ロー・パス・フィルターのカットオフ周波数を決めます。カットオフ周波数より高い
周波数成分をカットして音を丸くします。
[LPF TYPE]
ボタン
ロー・パス・フィルターの傾き(スロープ)
のタイプを選びます。
点灯:-12dB、消灯:-24dB
音量
周波数
[HPF CUTOFF]
つまみ
ハイ・パス・フィルターのカットオフ周波数を決めます。カットオフ周波数より低い
周波数成分をカットします。
[RESO]つまみ
レゾナンスは、フィルターのカットオフ周波数付近を強調します。
値を大きくするほど、強調の度合いが大きくなり、シンセサイザー特有のクセのあ
る音になります。
[ENV]つまみ
カットオフ周波数の[A]、[D]、[S]、[R]の変化する方向と量を決めます。
つまみを右に回すと、カットオフ周波数は高くなる方向に動きます。
つまみを左に回すと、カットオフ周波数は低くなる方向に動きます。
[KEY]つまみ
弾く鍵盤によってフィルターのカットオフ周波数を変化させます。
つまみを右に回すと、高音になるのにしたがってカットオフが上がります。
つまみを左に回すと、高音になるのにしたがってカットオフが下がります。
[A]スライダー
8
AMP セクションの[A][D][S][R]スライダーと同様のはたらきをします(音
量ではなくカットオフ周波数が変化します)。
[D]スライダー
[S]スライダー
[R]スライダー
8
AMP
音量の時間的な変化(エンベロープ)を作ります。
操作子 説明
[TONE]つまみ
音の明るさを設定します。
[CRUSHER]
つまみ
波形を歪ませて音色を変化させます。
[VOLUME]
つまみ
音量を調節します。
[A]スライダー
(アタック・タイム)
鍵盤を押さえてから、音量が最大になるまでの
時間を決めます。
[D]スライダー
(ディケイ・タイム )
音量が最大になってから、サステイン・レベルに
下がるまでの時間を決めます。
[S]スライダー
( サ ス テ イ ン・レ ベ ル )
アタック・タイムとディケイ・タイムが過ぎてか
ら鍵盤を離すまでの間の音量を決めます。
[R]スライダー
(リリー ス・タ イ ム )
鍵盤を離してから、音量が最小になるまでの時
間を決めます。
9
EFX
リバーブ、ディレイのかかり具合を調節します。
操作子 説明
[REVERB]つまみ
残響を加えます。
[DELAY]つまみ
ディレイ音の音量を変化させます。
[TIME]つまみ
ディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調節します。
10
TEMPO
テンポの設定をします。
操作子 説明
[TEMPO]つまみ
テンポを設定します。設定したテンポのタイミングでつまみの LED が点滅します。
※MIDIIN 端子または USB 端子から MIDI クロックが入力された場合、自動的
に MIDI クロックにテンポ同期します。
&
「MIDI /その他の設定」−「MIDI クロック・ソース」
[TEMPO SYNC]
ボタン
1
LFO セクションのうねりの速さ(RATE)や
9
EFX セクション の ディレイ・タ イ
ム(TIME)を、テンポに同期させます。
11
MEMORY
メ モリ ー / バ ン クと は?
現在のパネル(つまみ/スライダー)の設定を、64 個(8 メモリー×8 バンク)登録/
呼び出しすることができます。
Ver. 1.2
操作子 説明
[WRITE]ボタン
メモリーにパネルの設定を登録します。
[SELECT]つまみ
メモリー(設定)を呼び出します。
ディスプレイ
メモリー番号などを表示します。
メモリー(設定)を呼び出す
1.
バンクを切り替えるときは、[PLUG-OUT]ボタンを押しながら[SELECT]つまみを回
してバンク(1 〜 8)を選びます。
Ver. 1.2
ディスプレイに「
-
」と表示されます。
※バンクを切り替えない場合は、この手順は不要です。
2.
[SELECT]つまみを回してメモリー番号を選択し、つまみを押して決定します。
設定値:
N
(マニュアル)、1 ~ 8
選択中は数字が点滅します。
選択をキャンセルするには、元のバンク/メモリーを選択します。
マニュアル・モードとは?
現在のつまみ/スライダーの設定で音を鳴らします。
メモリーにパネルの設定を登録する
メモリーの設定を変更すると、ディスプレイにドットが表示されます。
1.
[WRITE]ボタンを押します。
[WRITE]ボタンが点灯します。
書き込み操作をキャンセルするときは、もう一度[WRITE]ボタンを押します。
選択されたメモリーの数字(1 ~ 8)が点滅します。
N
(マニュアル)が選択されていたときは、数字の 1 が点滅します。
2.
バンクを切り替えるときは、[PLUG-OUT]ボタンを押しながら[SELECT]つまみを回
してバンク(1 〜 8)を選びます。
Ver. 1.2
ディスプレイに「
-
」と表示されます。
※バンクを切り替えない場合は、この手順は不要です。
3.
[SELECT]つまみを回して書き込み先のメモリー(1 〜 8)を選択し、つまみを押して
登録します。
機器の接続(端子エリア)
※他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器
の電源を切ってください。
※端子エリアの入出力端子は、MONO モード
5
のときに使用できます。
使用できる入出力端子が点灯します。
赤:オーディオ信号、青:コントロール信号
※入力端子ごとの状態(接続/未接続)はメモリーに記憶されます。
メモリー書き込み時に、プラグが差し込まれていない入力端子は「未接続端子」としてメモリーに記録
されます。「未接続端子」は、メモリー呼び出し時にプラグが差し込まれていても入力信号は無効になり
ます(端子が点滅)。これにより外部機器(入力端子)と組み合わせた音作りを記憶させることができま
す。点滅している「未接続端子」を有効にする場合は、一度プラグを抜き挿ししてください。
※
他の機器との接続には「モノラル・ミニ・プラグ」のパッチ・ケーブルをご使用ください。「ステレオ・ミニ・
プラグ」のケーブルは使用しないでください、正しく動作しません。
※CV
?
(IN)端子および GATE
?
(IN)端子を使って演奏する場合は、CV
?
(IN)端子と GATE
?
(IN)端子の両方を接続する必要があります。
※CV
?
(IN)端子および GATE
?
(IN)端子を使って演奏する場合は、電源やパッチ・ケーブル等か
らのノイズの混入によって音程が安定しなかったり音にノイズが乗ることがあります。その場合は、電源
を取る場所を変えたり、パッチ・ケーブルの取り回しを変えることで改善することがあります。
※MIDI(および USBMIDI)で演奏する場合は、CV
?
(IN)端子や GATE
?
(IN)端子からケーブ
ルを抜いてください。CV
?
(IN)端子や GATE
?
(IN)端子にケーブルが差し込まれているときは、
MIDI(および USBMIDI)で演奏できません(MONO モード時)。
端子 説明
PHONES
=
(OUT)端子
ヘッドホン(別売、ステレオ・ミニ・プラグ)を接続します。
LFO
=
(OUT)端子
LFO 信号を出力します。
OSC 1 SYNC
=
(OUT)端子
OSC1 に別の OSC をシンクするためのパルス信号を出力します。
OSC 2 SYNC
?
(IN)端子
オシレーター・シンクがオンのときは、OSC2 はこの信号にシンクします。
この端子を使用しないときは、OSC2 は OSC1 にシンクします。
RING
?
(IN)端子
リング・モジュレーターがオンのときは、OSC2 とこの信号が掛け合わされます。
この端子を使用しないときは、OSC1 と OSC2 の波形が掛け合わされます。
OSC 1
=
(OUT)端子
OSC1 の波形を出力します。
OSC 2
=
(OUT)端子
OSC2 の波形を出力します。
EXT IN
?
(IN)端子
波形を入力します。
この端子を使うと、SUBOSC は MIXER には入りません。
MIXER の[SUBOSC]つまみで入力レベルを調整します。
MIX OUT
=
(OUT)端子
MIXER を通った波形を出力します。
※MIXER の各つまみのレベルが大きいと、MIXOUT端子の出力波形が歪む
ことがあります。その場合は、各つまみのレベルを調節してください。
PITCH ENV
?
(IN)端子
外部から PITCH をコントロールする波形を入力します。
[ENV]つまみで効果を調整します。
この端子を使用しないときは、PITCHENV が有効になります。
FILTER ENV
?
(IN)端子
外部から CUTOFF 周波数をコントロールする波形を入力します。
[ENV]つまみで効果を調整します。
この端子を使用しないときは、FILTERENV が有効になります。
FILTER ENV
=
(OUT)端子
FILTERENV の波形を外部に出力します。
FILTER LFO
?
(IN)端子
外部から CUTOFF 周波数をコントロールする波形を入力します。
[LFOFILTER]つまみで効果を調整します。
この端子を使用しないときは、LFO が有効になります。
GATE
?
(IN)端子
外部から鍵盤のノート・オン/オフを入力します。
CV
?
(IN)端子
外部から鍵盤のピッチを入力します。
OCT/V に対応しています(Hz/V には非対応)。
FINE TUNE 設定/ KEY FOLLOW 設定
入力される電圧に対してファイン・チューンおよびキー・フォローを設定します。
&
「その他の機能」−「CV
?
(IN)端子の設定」
[PITCH]つまみ
つまみを押すと、つまみの位置に応じたピッチの音が鳴ります。
つまみを右に回すとピッチが上がります。つまみを左に回すとピッチが下がり
ます。
AMP ENV
?
(IN)端子
外部から音量をコントロールする波形を入力します。
この端子を使用しないときは、AMPENV が有効になります。
AMP ENV
=
(OUT)端子
AMPENV の波形を外部に出力します。
OUTPUT
=
L/MONO、R 端子
アンプやモニター・スピーカーに接続します。
モノで使用するときには L/MONO 端子のみを使用してください。
USB(
O
)端子
市販の USB2.0 ケーブルでパソコンに接続します。USBMIDI と USB オーディ
オの 情 報 をやりとりすることが できます。 パソコンに接続する前に USB ドライ
バーをインストールする必要があります。USBドライバーは、ローランドのホー
ムページからダウンロードしてください。詳しくは、ダウンロードしたファイルに
ある Readme.htm をお読みください。
&
http://www.roland.co.jp/support/
ローランド SYSTEM-1m:PLUG-OUT SYNTHESIZER
最大同時発音数
4 音(SYSTEM-1m モード時)
電源
AC アダプターまたはユーロ・ラック電源
消費電流
1300mA(AC アダプター)、700mA(ユーロ・ラック電源)
外形寸法
427(幅)× 129(奥行)× 70(高さ)mm
質量
1.25kg(AC アダプターを除く)
付属品
AC アダプター、取扱説明書、安全上のご注意チラシ、保証書、PLUG-
OUT インフォメーション・カード、ローランドユーザー登録カード、ラック
マウント・アダプター、ユーロ・ラック取り付けネジ、ユーロ・ラック用電源ケー
ブル、パッチング・ケーブル
※製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
日本語
取扱説明書
Ver. 1.2
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』(『安全上のご注意』チラシと取扱説明書)をよくお読みください。
お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
53 6 7 81 2 4 9
10 11
© 2015 ローランド株式会社
主な仕様
リア・パネル(機器の接続) その他の機能
『安全上のご注意チラシ』と併せてお読みください。
警告
感電のおそれがあります
ユーロ・ラック用電源ケーブルを取り付けるときは、端子部には触れない
でください。
注意
小さな部品はお子様の手の届かないところに置く
下記の部品はお子様が誤って飲み込んだりすることのないよう手の届か
ないところへ保管してください。
5
付属品
ユ ー ロ・ラック取り付 けネジ
5
取りはずしが可能な部品
ラックマウント・アダプター取り付けネジ
ラックマウント・アダプターを取り付ける
1.
本体左右側面のネジ(各 3 個)を取りはずします。
2.
付属のラックマウント・アダプターを手順 1 で取りはずしたネジを使って本体に取り
付けます。
※必ず取りはずしたネジを使用して取り付けてください。
※本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保護してください。また、
落下や転倒を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。
ユーロ・ラック・ケースに取り付ける
ユーロ・ラック取り付け部に付属のネジ(8 個)を使ってユーロ・ラック・ケースに取り
付けます。
端子 LED の示す値について
100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 ドット: マ イ ナ ス
1 の位
表示例 値
PITCH ENV
?
(IN)端子点灯 +「1」
11
LFO
=
(OUT)〜 PITCH ENV
?
(IN)端子点灯 +ドット +「8」
–98
メモリーごとの音量を調節する
1.
[TEMPO SYNC]ボタンを押しながら[SELECT]つまみを回します。
ディスプレイに音量が表示されます。
&
「端子 LED の示す値について」
ピッチ・ベンドの可変幅を変更する
1.
[LEGATO]ボタンを押しながら[SELECT]つまみを回します。
ディスプレイにピッチ・ベンド量が表示されます(PITCHENV
?
(IN)端子点灯で
+10、PITCHENV
?
(IN)端子と MIXOUT
=
(OUT)端子点灯で +20)。
OSC 2 のコース・チューンを設定する
半音単位で OSC2 のピッチ(音の高さ)を決めます。
1.
[RING]、[SYNC]ボタンを同時に押しながら[SELECT]つまみを回します。
ディスプレイにコース・チューン量が表示されます(PITCHENV
?
(IN)端子点灯で
+10、マイナスはドット点灯)。
CV
?
(IN)端子の設定
入力される電圧に対してファイン・チューンおよびキー・フォローを設定します。
ヒント
CV 端子のキー・フォローを調節するとチューニングが若干変動します。そのため、最
初にキー・フォローを調節してから、ファイン・チューンで全体のピッチを設定すると良
い でしょう 。
キー・フォローを設定する
1.
[NOISE TYPE]ボタンを押しながら[SELECT]つまみを回します。
ディスプレイにキー・フォロー量が表示されます。
&
「端子 LED の示す値について」
ファイン・チューンを設定 する
1.
[OSC TYPE]ボタンを押しながら[SELECT]つまみを回します。
ディスプレイにファイン・チューン量が表示されます。
&
「端子 LED の示す値について」
MIDI /その他の設定
1.
[WRITE]ボタンを押しながら、[LFO KEY TRIG]ボタンを押します。
[LFOKEYTRIG]ボタンが点滅します。
2.
各ボタンとつまみで設定します。
パラメーター 操作子 説明
MIDI
チャンネル
[SELECT]
つまみ
−(オフ) MIDI 送受信チャンネルを設定します。
(初期値:1)
左に回しきる(オフ)
右に回しきる(オムニ)
PITCHENV
?
(IN)端子点灯で +10
1~16
N
(オムニ)
すべてのチャンネルの MIDI 情報を受信します。
MIDI 送信チャンネルは 1 になります。
MIDIクロック・
ソース
[RING]
ボタン
点灯
(オート)
MIDIIN 端子または USB 端子から MIDI クロッ
クが入力された場合、自動的に MIDI クロックに
テンポ同期します。(初期値)
MIDIIN端子とUSB 端子から同時にMIDIクロッ
クが入力された場合は、USB 端子が優先され
ます。
消灯
(インターナル)
本体で設定したテンポで動作します。外部機器
と同期したくない場合は「インターナル」に設定
します。
MIDI スルー
[OSCTYPE]
ボタン
点灯(オン)
MIDIIN 端子から入力した情報を、MIDIOUT
端子に出力する(オン、初期値)か、しない(オフ)
かを設 定します。
消灯(オフ)
LED デモ
[LPFTYPE]を押しながら
[SELECT]つまみ
LED デモを表示するまでの時間(分)を設定し
ます(PITCHENV
?
(IN)端子点灯で+10)。「−」
にすると表示しません。
マスター
チューン
[TEMPOSYNC]ボタンを押し
ながら[SELECT]つまみ
ディスプレイの表示に 440Hz を足した値になり
ます(PITCHENV
?
(IN)端子点灯で +10、
マイナスはドット点灯)。
MIDI IN 端子
切り換え
[SYNC]ボタン
点 灯( サ イド)
MIDIIN 端子を切り換えます。
(初期値:サイド)
消灯(ボトム)
ファクトリ ー ・
リ セ ット
[WRITE]を押しながら
[LFOKEYTRIG]ボタン
SYSTEM-1m を工場出荷時の状態に戻します。
※手順 3 は不要です。
3.
[LFO KEY TRIG]ボタンを押して、設定を保存します。
設定を保存すると通常の状態に戻ります。
ス ナ ッ プ ショット 機 能
現在のつまみ、スライダー、スイッチの状態をパソコンや MIDI 機器に送信します。
1.
[WRITE]ボタンを押しながら[SYNC]ボタンを押します。
データバックアップ/リストア
以下の方法でメモリー・ファイルのバックアップとリストアができます。
バックアップ手順
1.
[LFO KEY TRIG]ボタンを押しながら電源を入れます。
2.
SYSTEM-1m とパソコンを USB ケーブルで接続します。
3.
パソコンで「SYSTEM-1M」ドライブを開きます。
「SYSTEM-1M」ドライブの「BACKUP」フォルダー内に各シーン・メモリーのバックアッ
プ・ファイルがあります。
4.
以下のバックアップ・ファイルをパソコンへコピーします。
SYSTEM-1
SYSTEM1_PATCH1.PRM ~ SYSTEM1_PATCH8.PRM
PLUGOUT
PLUGOUT_PATCH1.PRM ~ PLUGOUT_PATCH8.PRM
5.
コピーが完了したら、パソコン上で USBドライブの取り出しをして、USB ケーブルを
抜きます。
Windows 8/7
マイコンピューターの「SYSTEM-1M」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
Mac OS
「SYSTEM-1M」アイコンをドックにあるゴミ箱アイコンにドラッグします。
6.
電源をオフにします。
リストア 手 順
1.
[LFO KEY TRIG]ボタンを押しながら電源を入れます。
2.
SYSTEM-1m とパソコンを USB ケーブルで接続します。
3.
パソコンで「SYSTEM-1M」ドライブを開きます。
4.
「SYSTEM-1M」ドライブの「RESTORE」フォルダー内にバックアップ・ファイルをコピー
します。
5.
コピーが完了したら、パソコン上で USBドライブの取り出しをして、USB ケーブルを
抜きます。
Windows 8/7
マイコンピューターの「SYSTEM-1M」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
Mac OS
「SYSTEM-1M」アイコンをドックにあるゴミ箱アイコンにドラッグします。
6.
[LFO FILTER][OSC 1 COLOR]つまみの点滅が完全に終わってから、電源をオフ
にします。
安全上のご注意
ラック取り付け部